【作者後記】

Back to Global Top Back to BBS RelatedUser (笛地静恵)
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1 : 笛地静恵 : ID:VUNLK3XM: 『笛地静恵を囲む会』の会員限定で配布した個人誌「回帰の海」から、ショートショート３編を掲載いたします。これに笛地特製の蔵書票がついていました。クローズド・サイトのみの作品公開はしないという大原則によります。笛地としては珍しく400字詰め原稿用紙12枚以内という条件をつけて書いてみました。お楽しみ頂ければ幸甚です。2011年5月23日（笛地静恵）
2 : Pz : ID:p3cx4oAg: 再度書き込み。３０行を超えていました。
感想を少し書かせてください。
先輩と僕
「美妖院奇聞」でも、大学体育会がバスごと縮小され山姥一族の女性に
復讐されていました。ちょっとこのシチュエーション好きです。
お話は巨大カップル物としても面白いです。
欲深な先輩、自分も書いてみたいです。
3 : Pz : ID:p3cx4oAg: 続いて。
イノベーションの時代
どこか、行き付けのバーをお持ちでしょうか。
薄暗いカウンターで一杯やりながら、ちょっとした妄想・・・。
それを覗いてしまった、といった感じの読後感です。
東欧系の美女は、「男食い」に非ず、「吸血鬼」なのです。
それこそ似合うスタイルです。
が、最後はやっぱり食ってしまったか。
リアルに。
4 : Pz : ID:p3cx4oAg: 最後に。
竹の家
竹取物語をネタにするなら、こうなります、といった感じでした。
吉村文庫さんのビデオ作品が記憶にあったので主人公は映像作品の
イメージが頭から消えませんでした。
（新堂有望でしたか。ビルの窓の外をゆっくりと動く巨乳。しばらく
ダイエーの看板見ると萌えていたっけ。当時は）
時事風俗をお話によく取り入れるのが笛地作品の特色ですが
放射線問題は取扱い注意であると思います。
作品に取り入れるならば、本腰を入れるべきであると思いました。

男のちょっとした妄想に野暮ったい意見、申し訳ありません。

今回もっとも興味をひかれたのは「笛地静恵を囲む会」です(笑
うーむむ。謎の組織・・・・。
5 : 笛地静恵 : ID:VUNLK3XM: Ｐｚさまへ。【笛地静恵を囲む会】は、普通の方の普通の組織です。悪の秘密結社ではありません。

「先輩と僕」は、巨大カップル物の習作。

「イノベーションの時代」は、おっしゃるように、ある店の記憶から。
さすがに慧眼ですね。
ロシア人女性の働いているバーに、連れてもらったことがあります。
その時のワインの瓶に、古いカビがついていたことからの発想。

『竹の家』は、ＳＦの作家の卵たちの勉強会の席で読みました。
難しいです。
6 : Jukes : ID:HBn.A6qg: 最初に感想を寄せたのが Pz さんでは、２番目が難しくなってしまいます。(笑
文章力のある方は、例え感想を書いても鋭いのです。
しかも、Pz さんは感性が Jukes と近いので、はて、もう美味しい所は殆ど奪られてしまいました…どうしましょう。

>先輩と僕
Pz さんと、「ねこのふぐり」のとらじまさんのおかげで (せいで？)、
Jukes は巨大娘ばかりでなく、巨大男もスキーにもなってしまいました。
いや、「巨大男」とすると「巨大女」と同じく生々し過ぎるので、「巨大男子」としましょう。(この言い方気に入っています)
先輩を相手にちょっと生意気な後輩、ちょうどいいですね…爽やかで、若くて。

>イノベーションの時代
実は Jukes、香美羅さんの正体、登場した瞬間に分かっちゃいました。
その出で立ちと、何よりも名前で…。
巨大娘の物語なので、そこがオチかなと思ってましたが、
笛地さんは流石、もう一段仕込んでました。

>竹の家
さて、この作品は、タネが分かるような分からないような…。
どうもストンと落ちません。
それとも、敢えて輪郭線を書かず、余白にぼかしを入れた感じなのでしょうか？
7 : 笛地静恵 : ID:qD.CRe8g: Ｊｕｋｅｓさまへ。
創作の勉強会で話題になったことがあります。

ショートショートのオチとは、なにかということです。

ええ、そうなのか?という驚きもオチ。
やっぱいそうか!という納得もオチ。
この｛？」と「！」の間で、黒と白の間の灰色の多様性が生じます。

すると、たとえば１２枚という文字数の限界の中で、
余白という絵画のイメージを使うとすると、どこまで書くかということの戦いになります。

その判断が、難しいと思っています。
8 : Pz : ID:iJo82ZAM: 横から割り込み失礼します。
SSは、短いがゆえに明快な結末が必須ではないかと思います。
作者にとっての考えさせるオチ、が読者にとっては「なんだかわからない」
では、失敗ではないでしょうか？
9 : みどうれい : ID:PlIpVtVY: こんにちは、笛地静恵さん。
「短小物語集　巨女三態」独特の文章、興味深く読ませていただきました。

・先輩と僕
巨大カップルもの、いいですね。始まった瞬間に彼は大丈夫なのだろうかと思いました。
恋人たちの一人だけが超能力を使える場合、彼女の気まぐれでいつその力が自分に向けられるか。
ＧＴＳ作品のテーマの一つではないかと思っています。

・イノベーションの時代
短いですが、彼女の巨大描写がいいです。
吸血鬼作品では、無制限に仲間を増やしすぎると何かと問題があるので
自由きままに生きれる彼女の自分らしい行動に納得しました。

・竹の家
竹取物語系では「吉村文庫さんのビデオ作品」は衝撃的な作品でした。
原子力の話は、今はあまりしない方がいいかとも思いました。
香夜さんも月から来たのでしょうか、彼女のように魅力ある女性に
彼が交際してもらうには何か方法が必要でしょうね。
10 : みどうれい : ID:PlIpVtVY: >>8 Pzさんへ
そうですね。オチはなるべく明確な方が私には分かりやすいと思います。
短編でも創作はなかなか難しいと思います。
11 : 笛地静恵 : ID:XKePg8gI: 今、二つの関心があります。
長編とショートショートです。
今年の初めから、長編を書いています。
大洋に落下した隕石の引き起こした津波と地震で、二つの文明が壊滅するという物語でした。
つまっているところで、創作のワークショップに誘われました。
400字詰め原稿用紙で、12枚という制限を体験しました。
『竹の家』は、その産物でした。
かぐや姫が、何をたとえているのか？
うまく説明できていないと思います。
災害の問題は、長編でないと対応できないと考えます。
じっくりと取り組むつもりです。
12 : みどうれい : ID:0X4XVPvo: 短小物語集「狐の舌」「谷の神」読ませていただきました。
創作GTS童話とも言える世界、楽しませていただきました。
触れてはならない自然界の神秘に関わった男達の運命は、人外の力を持つ女性の遊びに使われるのですね。

ただ物語についてですが、字数制限があるとは言え、ちょっと説明不足のように感じます。
たとえば「狐の舌」安部道治、「谷の神」の津辺、男性主人公であるのに
どういう姿なのか描写が少ないと思います。登場人物の姿が分かりにくいと物語のイメージがわかないと思います。

それと「狐の舌」「谷の神」ともに＊の後に背景が変わっている場合が多いのですが、
その光景の変化が、私には分かりにくいように感じました。創作とは難しいです。
私も最近は短編を書けず、画像の力を借りないとなかなかイメージを想像できません。
笛地さん、これからも頑張ってください。
13 : みどうれい : ID:0X4XVPvo: ・赤い蝋燭と渋谷
いいですね。こういう力の逆転、大きな女性に迫られる男の困惑と快感。
私のファンタジーです。
最後のルーナとのエッチシーン。できればもう少し詳しく書いて欲しかったです。
そういう意味では「湖南くん」の物語りも興味深く読ませていただきました。
身長が２倍くらいもあって、美人のお姉さんと同居して彼女に迫られるのって好きです。

笛地さんの短小物語集の趣旨とは違うかもしれませんが、
ただひたすら登場人物がエッチをするという（汗）実用的なお話にも私は興味があります。
創作、お疲れ様でした。
14 : 笛地静恵 : ID:OC2kaczo: みどうれいさまへ。
３．１１以降、書けなくなっています。
普段は、こういう場合は、翻訳に逃げます。
しかし、それも、残酷なシーンが出てくると、筆が進みません。

笛地は、今回の震災で、命の恩人を失いました。
こんなことをしていていいのか?

短小物語集は、自分自身へのリハビリテーションのつもりです。
そのために、スレッドも、設けていません。
そんな作品群に丁寧な感想をありがとうございました。

書きながら、どこに向かって行きたいのか、模索しています。
15 : 笛地静恵 : ID:60UNiNH6: みどうれいさんに勧められてから。
自分の三倍の両性具有者とのSEXは、どのように可能？
ずっと悩んでいる。
これは、長編になりそう。
まだ、だれも書いていないのでは？
それにしても、みどうれいさんの感覚の新鮮さには、いつも驚かされる。
ここに、興味と持つとは！
16 : トナカイ : ID:44lbMQJw: ずいぶん前の話になりますがケイコのお部屋の掲示板に
「朝陽村縮小刑務所」をメールで送信されたとあります。
現状自分の知る限り公開されてないと思いますし
ケイコのお部屋もブログ形式にリニューアルされて
今後は投稿された作品の掲載とかはされなそうに思われます。
自分としてはぜひとも読んでみたいので
ここで公開することはできないでしょうか。
無論一度ケイコさんに投稿されたものなので
ケイコさんの許可を得てということになると思いますが。
ご一考お願いします。
17 : 笛地静恵 : ID:KDgNZWXY: トナカイさんへ。
ごめんなさい。
『朝日村縮小刑務所』は、笛地の手元にも、もうありません。
作品は、その場所での即興演奏のようなものだと考えています。
あまり、手元に残していません。
書き込みに気が付くのが遅れて失礼しました。
こちらよりも、G-fork G-zoneの掲示板の方が
連絡がつきます。
定期的に閲覧することにしています。
よろしくお願いします。
18 : トナカイ : ID:R0anxNl2: なるほどー、了解です。
残念ですけど仕方ありませんね。
お返事ありがとうございました。

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