作者前記

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1 : 笛地静恵 : ID:qD.CRe8g
第二回東京創元SF短編賞に投稿した作品の全文です。『ケイコの部屋』に掲載した作品に、SFとしての辻褄合わせの部分を追加しています。一次予選を通過した形のままとしました。一字一句改変していません。この方が、次に挑戦しようと思う方の、参考になるだろうと考えました。一般の読者に方には、しばしなりとも異世界に旅をして、浮世の不安を癒して頂けたら、これに勝る喜びはありません。2011年5月23日 笛地静恵

2 : みどうれい : ID:PlIpVtVY
こんにちは、
「鏡よ鏡」興味深く読ませていただきました。
白雪姫をテーマにした作品、随所に笛地さん表現があり、
「あ、こういう書き方があるのか」と関心しました。
「鏡よ、鏡よ、鏡さん。この世で、一番、美しい人はだあれ?」
これは印象深い言葉ですね。

ちょっと思った事を書かせていただきます。
海外でも日本でも「ガリバー旅行記」のパロディが多く執筆されているのに、
「白雪姫」がGTS作品として描かれるのは少ないように思います。
何故でしょうか? 
「白雪姫に登場する小人」の姿よりも、「ガリバーのような健康な男性」がそのままの姿で小さくなった方が、
小人の行動に(フェチ作品としては)読者が感情移入しやすいのかもしれません。
そういう意味では、難しいテーマに挑戦しておられると感じました。

後、SF作品としてみればラストがほぼ原作と同じです。
私が審査員なら、原作から変わった展開を期待したかもしれません。

第二回東京創元SF短編賞に投稿した力作をこういう形で読めるとは感謝です。
笛地静恵さん、これからも頑張ってください。

3 : 笛地静恵 : ID:XKePg8gI
さっそく、お読みいただきありがとうございます。
利点は、王子が死体愛好症であったという部分。
欠点は、『人魚の海』と比較した際の、迫力不足。
『ガリバー旅行記』だけではなくて、翻案が可能な童話はいくつもありますね。
ただし、発想に爆発力のある新機軸が必要。
難しいです。

4 : 笛地静恵 : ID:XKePg8gI
もうひとつ。
お読みいただけば分かるように
王女の鏡を、現在のインターネットの隠喩として、その危険性を批判。
単純なワン・アイデアのストーリー。
後半に、もう一つ「ひねり」をいれるべきだったと思っています。

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