ごめんなさい
ほんとうにごめんなさい
前作を書き始めたころ、テレサはこんなキャラになる予定じゃなかったんです

スケパン刑事
by JUNKMAN

ずん
・・・
・・・
・・・
・・・
ずしん
・・・
・・・
ずしいいん
・・・
ずしいいいいいいん
・・・
ずしいいいいいいいいいいいん
・・・
南の島の楽園ブレフスキュ島に、今日も重々しい地響きが轟く
超巨大な身体の新人婦警さんがパトロールにやって来たのだ
理由あってブレフスキュで巡査見習をさせられているブロブディンナグ人現役女子高生テレサである
グラビアアイドル顔負けのスーパーキュートなルックスにして、その中身はどうしようもない筋金入りのお下品くそビッチ
ただ、署長にこっぴどく叱られたので、最近ノーパンで出歩くことはない
地表のブレフスキュ人たちから丸見え状態のミニスカの下には、ちゃんと現地で調達したパンツを穿いている
現地調達だからブレフスキュ製の布地で縫製したパンツだ
ブロブディンナグ製の布地に比べたら厚みはわずか1/2500
体感的にはナノメートルレベルの極薄である
それがぴったり身体にフィットしているんだから、まあ透けパンもいいところですわな
真下から見上げるブレフスキュ人たちには大事な部分の細部にわたってくっきりレリーフ状態になって明瞭に確認できちゃう
これって、ある意味ノーパンよりえっちだよね
ところがこのパンツ、ほとんど装着感がないほどの薄さなのに、ブロブディンナグ人が力いっぱい引っ張っても破れないほど強靭なのだ
ブレフスキュの繊維工業力おそるべし
もはや世界のオカモトさんも脱帽
てなわけで、ミニスカの下にもろ透けのパンツを言い訳のように穿いて闊歩するこの超巨大なブロブディンナグ新人婦警を、いつしか人々は「スケパン刑事(デカ)」と愛称で呼ぶようになった
ちなみにテレサはただの巡査見習で刑事さんなんかじゃないんだけどね

*****

ぱたぱたぱたぱたぱたぱた

「・・・テレサさん、どうしました?今日は何か表情がさえませんよ」

テレサの右の頬の前あたりから声がする
さっきから顔のあたりをぶんぶん飛び回っているコバエ以下の小っちゃな虫みたいなもの
ブレフスキュ警察のヘリコプター、いやドローンだ
ここでまた説明しておくと、昨今のリリパット/ブレフスキュ社会では盛んにドローンが利用されるようになってきた
なにしろリリパット/ブレフスキュ人は軽量なのでお安いドローンでも容易に飛行できてしまう
機器の発達も目覚ましく、まるでドラえもんのタケコプターのようにコンパクトでお気軽に空を飛べる優れものも開発された
そんなわけでいまや個人ドローンの所有者も珍しくなく、空を見上げれば常に大勢の人々が飛行中というまるで未来都市のような光景である
いまテレサの傍らでドローンに乗って飛行中なのは、テレサの教育係を担当するブレフスキュ警察のアイザック・シンヤー巡査長である

「体調がすぐれませんか?」

「別にい・・・」

・・・
ってか
気分が乗らないのは当然よね
・・・
だって
何日えっちしてないと思ってるの?
・・・
・・・
あああ、まんこがうずくわ
うずいてうずいてたまらん
ちんぽ
ちんぽ
あああ、ちんぽ
でかちんぽはどこ?
・・・
って
あるわけないわよね
こんなこびとの国に
そりゃあ浮かない顔にもなるわよ
・・・
まあ、そんなこと堅物のアイザック先輩には話せないけどさ

*****

ぱたぱたぱたぱたぱたぱた
ドローンを操縦して見習い婦警のテレサさんに連れ添いながら指導する
それが新人教育係である僕の仕事です
ブロブディンナグ人の歩行速度は速いし、しかも急に予想外の方向に動くこともあります
そんなテレサさんの右耳のすぐ後ろのポジションをキープするよう、超絶テクニックでドローンを操縦するんです
大丈夫
僕はかつては機動部隊に属していたこともあるドローン操縦のプロ
そのくらい朝飯前ですよ
でも
・・・
実はさっきからずっと右耳の後ろをキープしていないんです
そうじゃなくて、もっと前、テレサさんの顔の前を飛行している
だって
だって
・・・
その方がテレサさんの顔を見ていられるから
・・・
・・・
・・・
歩行するブロブディンナグ人に連れ添ってドローンで飛んだ経験なら何度もありますよ
毎度毎度、ブロブディンナグ人の大きさは驚異的で、決して慣れませんねえ
新人婦警のテレサさんもそうです
大きいなあ
時々海岸地帯を襲ってくる危険な巨人たちも、もっともっと超巨大なテレサさんの前ではちっぽけなこびとみたいに見えてしまいます
この間訊ねたら、身長は4100リリパット・メートルもあるんだとか!
そんなテレサさんの頭のあたりを飛ぶのって、高度が高いから結構怖いんですよ
でも、気を抜いて胸のレベルくらいに降りてしまうともっとたいへん
テレサさんの超巨大なバストに間近で接することになってしまうからです
山のような超巨乳が目の前にどかーん
バストサイズは2200リリパット・メートルだそうで
ふうう
眩暈がしてきます
しかもその山のような超巨乳が、歩行に合わせて、ぷるん、ぷるん、とリズミカルに揺れちゃうんです
ものすごい迫力ですよ
だというのに
それでいてそこはかとなく漂ってくる女の子っぽい良い匂い
今までのブロブディンナグ人との伴走飛行とは全然違う
何だか心がうきうきしてしまいます
困ったものですね
・・・
・・・
だからできるだけ高度を保って、テレサさんの顔のあたりを飛ぶことにします
でも耳元はちょっと
・・・
だって、顔の前を飛べば、テレサさんの顔をアップで見ることができるんですから
・・・
可愛いなあ♡
・・・
・・・
今までに見てきた全てのブロブディンナグ人、いやブレフスキュ人やリリパット人と比べても、テレサさんほど可愛い女の子なんか見たことないです、僕
奇跡的な可愛さですね
身体の凄い発育ぶりとは対照的に、まだ少女の面影を色濃く残したラテン風の童顔
ぱっちりくっきりした褐色の瞳に、長い睫毛
そしていつも困ったようにちょっと尖らせ気味の厚ぼったい唇
可愛くて可愛くて、なんだかいい子いい子してあげたくなっちゃうな
・・・
いや
実際にはテレサさんは巨大すぎて、そんなこと小さなブレフスキュ人の僕にはできるはずもないのですが
・・・
・・・
いずれにせよ耳の後ろなんかを飛んではいられません
テレサさんの歩行パターンに合わせながら、前に出て、そのくりくりした瞳をしっかり見ながら、可愛い顔をしっかり見ながら、拡声器で声をかけるのです
まるで二人だけでおしゃべりしながら散歩をしているかのようです
こんなに可愛い女の子を僕は独占している
これって
・・・
デートみたいなものなのかな?
・・・
・・・
てへ
・・・
・・・
・・・
責任感の強い警察官とはいえ、ただの一人の若い独身男子でもあるアイザック巡査にとっては、嬉しくてたまらないシチュエーションだった

*****

気分は滅入っていても、パトロールで都の中心部に来ると、何だか嬉しい気分になる
もう一度確認しておくわよ
あたしはサイズフェチみたいな人間失格のど変態じゃ、あ・り・ま・せ・ん・から!
でも
でもよ
・・・
こうやって超ミニミニサイズの大都会の上に君臨しちゃうとさすがにいい気分になっちゃう
だってさ、ここはブレフスキュでもナンバーワンの大都会で近代的な高層建築が林立してるんだけど、その高層建築もあたしの膝に全然届かないのよ
たいていのビルは踝にも届かないちんまりサイズ
そんなのが大都会でござい、ってな感じでずらあっと並んでるの
小っさ!
ちょー小っさ!
しかもその小っさい大都会に、もっともっとちょー小っさなブレフスキュ人たちがうじゃうじゃいるの
うーん、優越感!
このミニミニサイズの街では、あたしはスケールアウトしちゃった超大巨人だもんね
ほらほら、みんな、見上げてごらんなさいよ
あたしの超でっかいバディを拝ませてやるわ
身長4100リリパット・メートル、体重ヒミツ、BWHは2200-1400-2025リリパット・メートルよ
どう?
凄いでしょ?
ゴージャスでしょ?
驚いた?
羨ましい?
むふふふふ♡
あたしは両脚広げて街の中心の数ブロックをまるまる跨ぎ越しながら、両手を腰に当てて尊大にふんぞり返ってみせた
大巨人は大巨人らしいポーズとらないとね
むふふふふ♡
ついつい口元もほころんじゃうわ
よーし、サービスしちゃお
あたしは大股開いたり、腰を捻ったり、ヒップやバストを突き出したり、投げキスしたり、いろんなポーズをして王都の極小こびとどもにあたしのウルトラゴージャスエロエロバディをアピールしてやったわ
むふふふふふ♡

「・・・テレサさん、何やってんですか?」

あたしの優越感に満ち満ちた妄想タイムはアイザック先輩の一声で中断された

「僕たちは職務でパトロールに来たんですよ。ポーズとってる場合じゃないでしょ?」

顔の前のコバエ以下のドローンから容赦なく冷静なツッコミが入る
まるで興醒めだ
はああ
でも、逆らうことはできない
この教育係のアイザック先輩は堅物だから、勤務状況はそのまま署長に報告される
で、署長の勤務評定が芳しくないと、あたしは永久にブロブディンナグに帰国することはできず、ブロブディンナグ男子の極大ちんぽは永遠にお預けになってしまうのだ
それは困る
あたしは口を尖らせて天を仰いだ

「・・・はいはい、わかりましたよ。仕事すればいいんでしょ?」

「そうですよ」

アイザック先輩はあくまでも事務的である

「で・・・具体的にパトロールのお仕事って、何をすればいいんですか?」

「もちろんブレフスキュの市民の平和と安全を守ることです」

「で?」

「例えば、凶悪犯罪が起こらないように、あらかじめ危険の芽を見つけて摘み取っておくこととか、事故の起こりそうな現場を見つけて改善を促すこととか・・・」

「火事はどうですか?」

「火事は消防署の管轄ですが、でももちろん見つけたら速やかに連絡した方がいいですね」

「それだけ?」

「ええ・・・って、随分火事のことが気になるんですね」

こくり
テレサは肯いてからアイザック先輩の背後を指さした

「あれ・・・火事ですよね?」

「え?・・・あ!」

確かにテレサの指さす方向の高層ビルの上階あたりからもくもくと白い黒い煙が上がっている
アイザック先輩はあからさまに動揺した

「これは大変だ!すぐに消防署に連絡しなくては!」

「連絡、ですか?」

「そうですよ、一刻も早く連絡です。消防車やレスキュー隊の到着は早ければ早いほどいいわけですから」

「めんどくさいじゃないですか、あのくらいあたしが消しますよ」

「え?」

「任せといてください」

妙に自信たっぷりに言い切ると、テレサ巡査見習いはずしんずしんと地響きを立てながら、もくもくと煙を吐き出している王都郊外の高層ビルに向かった

*****

「・・・派手に煙が上がってるね」

「しかもこの辺りではぽつんと一つだけ立ってる高層ビルの最上階だから目立つよね」

「ホントに人騒がせだなあ。どうしてあんなことしたの?」

「だってうちの社長、やたら潔癖症だろ?」

「そうらしいね」

「ところがこの間、出ちゃったんだよ、ゴキブリが」

「あちゃああ」

「そりゃまずいな」

「もう社長、カンカンに怒っちゃってさ、で、社長室にありったけのバルサンを焚けって大騒ぎ」

「そりゃあたいへんだね」

「ご愁傷さま」

「仕方ないから近所のスーパーからバルサン買い占めてきて、で、いま一斉に焚いてるわけ」

「なるほどね」

「でもあれじゃあまるで火事を出したみたいだぜ」

「騒ぎにならないか?」

「そこは大丈夫、消防署に届けは出してあるし、念のため近隣住民にも回覧板で連絡はしてあるから」

「ふうん」

「ワンマン社長の相手じゃ苦労が絶えないね」

「まあ、ね」

「どうだい?今晩は久々同期で一緒に一杯やりにいかないか?愚痴ぐらい聞いてやるぜ」

「お、そいつはいいなあ」

「あははははははは」

ずしん
・・・
ずしん
・・・
そのとき遠くから地響きが聞こえてきた
徐々に近づいてくる
これはブロブディンナグ人の足音だ
なぜか、いまここに向かってブロブディンナグ人がやってくる
・・・
・・・
こんなところに現れるブロブディンナグ人なんて一人しかいない

「・・・スケパン、刑事・・・!」

完璧な計画に、思いがけない狂いの生じる予感が漂った

*****

ねえねえ
あたしをただのおバカなくそビッチだと思ってない?
失礼しちゃうわね
ちゃんと本くらい読んでますから
レミュエル・ガリヴァーさんの旅行記
リリパットに漂着した後、王宮が火事になっちゃって、で、それをおしっこで消しちゃったんでしょ?
あんなイギリス人みたいなおちびにもできるなら、もっとでっかいブロブディンナグ人のあたしには楽勝よ
そういうこと
じゃあ、早速パンツをおろして、と
・・・
・・・
なんて、すると思った?
ねえ
そこの期待してた読者のあんた
やっぱあたしのことバカだと思ってたでしょ?
するわけないじゃん!
あたしの大きさのことを考えてみてよ
身長4100リリパット・メートルよ
この島のどんな山よりでっかいのよ、あたし
おしっこなんか一回で軽く300万リリパット・トンは放出しちゃうんだからね
そんなのぶっ放したら火事が消えるどころか王都が壊滅するでしょ?
そしたらいよいよ署長に叱られてブロブディンナグに帰れないじゃない!
ダメダメ!
おしっこなんて問題外
ブレフスキュの建物なんてさあ、こーんなに小さいのよ
いま火事を出してるこの建物だって、あたりから飛びぬけて大きな高層建築だけど、それでも高さはたった10ブロブディンナグ・センチメートルくらい
ブロブディンナグ人男子のちんぽにも完敗よ
こんなもの、雫一滴で鎮火できるわ
雫一滴
雫一滴
・・・
ううう
手っ取り早く雫を一滴垂らすのは
・・・
やっぱあれか
・・・
・・・
あたしはスカートをたくし上げながら中腰の姿勢になって、トレードマークのスケパンを左手でぐいと脇に寄せ、そして剝き出しになったまんこに右手の人差し指を勢いよく突っ込んだ
・・・
ずぽっ
・・・
ぐちゅ
ぐちゅ
ぐちゅ
・・・
ふうう
ちんぽに比べたら物足りないけど、でも衆人環視の一人えっちもそれなりに独特の味わいよね
・・・
ぐちゅ
ぐちゅ
ぐちゅ
・・・
おおお
見てる見てる
みんなが見上げてる
みんなどんなふうに思って見上げてるのかな?
いきなり超巨大でキュートな婦警さんがスカートたくし上げ腰を落として剥き出しのまんこに自分の指を突っ込んじゃう
なんて破廉恥な!とかって思ってない?
ちっちっち
これは公務ですから
市民の安全と平和を守る警察官の仕事の一環として、いま、仕方なく、ここでおなにーぶっこいているんですからねっ!
・・・
ぐちゅ
ぐちゅ
ぐちゅ
・・・
あああ
そこそこいい気持ち
ブロブディンナグ人のでかチンポに比べたら全然だけど、それでもまあ濡れてきたわ
個人的にはまだ物足りないけど、でもこのくらい湿ってきたらもういいかしら?
・・・
ぬぽっ
・・・
・・・
まんこから引き抜いたばかりのあたしの人差し指は、マン汁にまみれててらてら光ってる
おお、いい感じに
あたしのマン汁は濃厚で粘稠度が高いから、一滴の雫になりやすいのよね
その分だけ臭いも濃厚かもしれないけど、まあ非常事態なんだから小さなことは言っていられないわ
・・・
ぱたぱたぱたぱたぱたぱた
そのとき、やっと追いついてきたアイザック先輩のドローンから声がした

「・・・テ、テレサさん、何をしてるんですか?」

「見たらわかるでしょ?消火活動よ」

「そうなんですか?・・・うーん、そうは見えないけど、でも仮にそうだとしても消火活動は消防署の管轄です。我々は速やかに消防署に情報を提供して・・・」

「アイザック先輩!手遅れになって犠牲者が出たらどうするんですか?市民の安全と平和を守る警察官が、そんなことでいいんですか?」

「あ・・・いや・・・」

「もう、いいです!アイザック先輩はそこで黙って見ていてください!こんな程度の火事、あたし一人ですぐに消してみせますっ!」

自信たっぷりに言い切ると、あたしは大股広げて問題の高層ビルの真正面にしゃがみ込み、そしてもくもくと煙を噴き出している最上階の上にマン汁でてらてら濡れた人差し指をかざした
軽く指を振る
振る
振る
振る
指全体にまとわりついたてらてらのマン汁粘液が
振る
振る
遠心力に誘導されて徐々に指先に集まり
振る
振る
振る
・・・
そして
・・・
・・・
・・・
ぽとり

*****

どっばあああああああああああああん

「うわあああああああああああ!!!」

テレサにとってのマン汁の雫の一滴
それは体積にしてわずか0.03ブロブディンナグ・ミリリットルほど
でも、換算すれば500リリパット・トンになる
そんなものが上空から高層ビルの最上階に直撃したのだ
わわわ
大洪水!
大洪水が来るぞ!
ビル周囲に逃げ出してきたブレフスキュ人たちは一様に頭を抱え込んだ
・・・
・・・
あれ?
・・・
洪水にならない
500リリパット・トンの巨大マン汁粘液塊は、最上階あたりにべとりとこびりついて下階には全然垂れてこなかった
流石の粘稠度である
そしてさっきまでもくもくと凄い勢いで噴き出していた煙がぴたりと止まってしまっていた

「むふふふふふ♡、どう?あたしの力、思い知ったかしら?」

火事を消し止めたと信じ込んでいるテレサは得意満面である

「・・・おーほほほ、みんな、そんなに恐れ入らなくてもいいのよ。あたしは当然のことをしたまで。だいたいあたしの力からすれば朝飯前のことでしかないしね、むふふふふ♡」

テレサは有頂天である
足元から上がる抗議の声なんかまるで耳に届かない
いや、届いてはいるのだが、自分を称賛している声に違いないと脳内変換している今は届いていないも同然である
満面の笑みを浮かべながら勢い良く立ち上がると、ふんぞり返って例の巨人ポーズで王都の街並みを睥睨した
うーん、いい気分
いい仕事した後は気分最高だわ
これならあの小うるさい署長も文句ないでしょ
だって通常は消火困難な高層ビルの火災を、あたしはこの冴えわたる頭脳とビッグなバディで一発鎮火してみせたんだからね
最高のお手柄
あの髭メガネの署長ってば、どうやらあたしのことをバカだと思ってるみたいだけど、とんでもないわよね
もう二度とバカだなんていわせないから
むふふふふ♡
むふふふふ♡
・・・
・・・
・・・

*****

「・・・ば、ばっかもおおおおおおおおおおおおん!!!」

あまりの剣幕にあたしは思わず両肩をすくめて目を瞑る
髭メガネの署長はヅラから明らかに湯気を立てて怒り心頭だ

「殺虫剤を焚いて消毒中の罪もない市民が所有する高層ビルに、お前は、その、その、ま、ま、こほん」

「マン汁です」

「その、それをぶちまけたのか!」

「だって火事だと思ったんですよ」

「火事は消防署の管轄だ!そもそも殺虫剤を焚くことは消防署には連絡済みだったそうじゃないか!」

「知りませんよ、そんなこと」

「知らんで済むか!!!被害に遭われたビルのオーナーさんはかんかんに怒っておられるぞ!!!お前のその、ま、ま、こほん」

「マン汁です」

「そう、それがフロア全体にこびりついてだな、しかも乾燥したら臭いが凝縮してもう臭くて臭くてかなわんとか」

「そんなに臭いんですか?」

「後片付けに入った清掃業者の人たちも臭いにやられて倒れた人が続出してるそうだ。お前のそのま、ま、こほん」

「マン汁です」

「そう、それは、いったいどこまで臭いんだ?」

「うーん、たしかにあたしのまんこは臭いがキツイってよくいわれますが、でもおじさんなんかだとかえってその激臭を喜んでくれたりするんですけどね」

「おじさんとかって、お前、ブロブディンナグではおじさんに自分の陰部の臭いを嗅がせたことがあるのか?」

「はい、お小遣いが足りないときはよく」

「・・・ば、ば、ばっかもおおおおおおおおおおおおん!!!」

半狂乱になる署長をアイザック先輩が背後から羽交い絞めにして押しとどめる

「しょ、署長、まあ落ち着いて」

「これが落ち着いていられるか!」

まあくそビッチと警察官ってそもそも無理ありすぎる組み合わせだけど、それでもアイザック先輩は後輩のテレサを擁護する

「テレサさんが失敗しちゃったのは僕の監督が不行き届きだったからです。署長、叱るならまず僕を叱ってください。いかなる処分をも甘んじて受けます」

「アイザック先輩・・・」

ただの融通が効かない堅物だと思ってたけど、アイザック先輩って、実は意外と男らしいのね
・・・
きゅん♡
・・・
・・・
あれ?
何この感覚?
・・・
・・・
テレサが今まで経験したことのない感覚で動揺していたところに、若手の署員が飛び込んできた

「署長!大変です!凶悪事件発生です!」

ざわざわざわ
署長室がざわめく中、飛び込んできた署員は肩で息をしながら報告を続けた

「西5番街のプリンセスデパートをご存知でしょうか?」

「ああ、あの王立プリンセス公園の正面に立っている大規模デパートだな」

「はい、そのプリンセスデパートに20人くらいのテロリスト集団がなだれ込み、買物客・従業員合わせて50人ほどを人質にして立て籠もりました!テロリストグループは銃器や手榴弾などで武装している模様です・・・」

*****

ぶっちゃけいえば、あたしはテロリストたちに心の中でちょっと感謝した
だってあのまま署長に怒鳴り続けられるのは苦痛
凶悪事件が発生すれば、もうなし崩しに現場に出動するしかないもんね
てへへ♡
ってわけで、お小言タイムは無事終了
・・・
・・・
それだけじゃないわ
銃器や手榴弾などで武装したテロリスト集団?
・・・
ぷふふ
そんなこと言ってもブレフスキュ人でしょ?
どこが凶悪?
あたしがいくらでも相手してあげるわ
その銃器とやらで好きなだけ撃ってきてもいいわよ
手榴弾も投げ放題
全部受け止めたうえで、まとめて無慈悲に踏み潰してあげるから
むふふふふふ♡
あたしの無敵のパワーを見せつける千載一遇のチャーンス!
さあ、汚名返上よ!
あたしはウキウキとスキップしながら現場に駆けつけたのだ

*****

「ここから先はダメです!」

現場のプリンセスデパート近くについてみたら、ドローンで先回りしていたアイザック先輩に止められた
もちろんあたしは不満

「どうしてですか?」

「危険だからです」

「危険って・・・」

あたしはせせら笑いを浮かべる

「・・・ブレフスキュ人のテロリストがあたしに危害を加えることができるとでも?」

「テレサさんに危害が及ぶんじゃありません。人質に及ぶんです」

「へ?」

「テロリストたちはみんな気が立っています。人質の安全を考えるならば犯人を極力刺激しないようにしなければなりません。テレサさんみたいに大きくて目立つ人が近寄るのはまずいです」

「そ、そうですか?」

「特に今回のように大勢の人質が取られている場合、テロリストたちはしばしば誰か一人を見せしめに殺害してこちらの動きを封じてくるんです」

「酷いっ!それって、防ぎようがないじゃないですか!」

「そうです・・・だから」

アイザック先輩は少し口ごもった後、思い切って自分の決意を明らかにした

「・・・僕が行きます」

「!」

「僕があのテロリストたちのもとに行き、人質になろうと思うんです」

「人質交換・・・ってことですか?」

「おそらく交換には応じてくれないでしょう。新たに僕が人質に加わるだけです」

「でもそれじゃあ・・・」

「そのかわり、誰かを見せしめに殺すなら、まず僕を殺してくれと頼むつもりです。それだったらテロリストも了解してくれるでしょう」

「!!!」

「身代わりになって殺されることで、僕はその分誰かの命を守ることができる。警察官として当然の務めです。その間にブレフスキュ警察はじっくりと時間をかけて人質全員の救出作戦を遂行してください」

「ア、アイザック先輩!」

「それでは、僕は行きます。テレサさん、短い間でしたが、一緒にお仕事ができて僕は幸せでした。今後も精進して、ブレフスキュの市民の安全と平和を守る立派な警察官になってください」

それだけ言い残すと、アイザック先輩は単身でテロリストたちの立てこもるプリンセスデパートに踏み込んでいく
もう止めることもできない
じわっ
両目から涙がにじみ出てきた
遠ざかるアイザック先輩の背中が、涙でぐにゃりとひしゃげる
先輩は毅然とした態度で振り返りもせず、デパートの屋内へと消えていった

*****

このままではアイザック先輩が殉職しちゃう
アイザック先輩が殉職しちゃったらあたしは悲しくてたまらない
・・・
いや
殉職なんかさせないわ
このあたしがさせない
何としてもアイザック先輩を救出してみせる!
めらめらめら
あたしの闘志に火が付いた
・・・
・・・
・・・
ブロブディンナグではくそビッチで鳴らしたこのテレサ・アパリシオが
何の因果か落ちぶれて
今じゃマッポの手先
・・・
笑いたければ笑えばいいさ
・・・
でもね
こんなあたしでも愛することの尊さは忘れちょらんき
愛を忘れ人の心の弱みにつけ込む悪党共
・・・
おまんら
絶対許さんぜよ!!!
・・・
・・・
・・・
途中からお約束の土佐弁も交えつつ定番の口上を披露したところで、冷静になって作戦を考えた
力づくで踏み込めば犯人グループなんか簡単に制圧できる
そのどさくさで人質にも被害が出ちゃうかもしれないけど、それは小さな問題
でも
アイザック先輩にも危険が及んでしまうかも
じゃあダメ
・・・
・・・
犯人グループがあの建物の中に籠っているから厄介なのよね
何とか、外につり出せないものかしら?
・・・
・・・
そうか
やっぱあたしにできることはこれか
毎度同じようなことばかりしているような気もするけれど、でもそれこそがあたしらしさよ

「よし!」

気合一発、トレードマークの透けパンを脱ぎ捨てると、あたしはテロリストが立て籠もるデパートの真正面に広がる広大な王立プリンセス公園に、どすんと剥き出しの尻をおろした

*****

「・・・署長、その後の経過です」

「うむ」

「まず現場に一番乗りしたアイザック・シンヤー巡査長が、自ら志願して人質となりました」

「なに?・・・うむむ、アイザックめ、人質を見せしめ殺害から守るためにわざわざ身代わりになりおったな・・・」

「それから二番乗りしたテレサ・アパリシオ巡査見習ですが・・・」

「ん?」

「現場近くの王立プリンセス公園に腰を下ろすと、テロリストたちの立て籠もるデパートに向かって透けパン脱ぎ捨て大股広げておなにーぶっこき始めました」

「!!!」

*****

ぐちゅ
ぐちゅ
ぐちゅ
ぐちゅ
・・・
はああ
・・・
結局あたしって、こればっかりなのかしら?
可愛い女の子が大衆の面前でひとりエッチしてたら、建物の中にいる人もついつい見たくなって外に出てくるんじゃないか?って、考えたんだけど
甘いかなあ?
野次馬さんだけはやたら集まってくれたけど、建物の中からは誰も出てこないし
もしかしてあたしがおなにーしてるの気づいてないのかしら?
だったらあたし勝手におなにーしてるだけ?
・・・
ぐちゅ
ぐちゅ
ぐちゅ
ぐちゅ
・・・
・・・
そのとき、突然大音声が響き渡った

「・・・おおおおっと、毎度おなじみスケパン刑事ことブロブディンナグからやってきたテレサ・アパリシオちゃん巡査見習い18歳現役バリバリ女子高生、今日はなんとなんと王立プリンセス公園のど真ん中で公開おなにーショーだああああああっ!」

え?
なにこれ?
あたしのおなにーの実況中継?
・・・
しかもこの声、聞いたことある
そう
群衆整理とかで活躍してるあの人
DJポリスさんよ!
・・・
どういうこと?

「・・・はいはいはいはい、今日もいい調子でおなにーしちゃってるねえテレサちゃん!うーん、2番街から8番街にかけて7ブロックにわたって大股広げちゃって、もう脚が長い長い。向こうの先が見えないほどだよ。でっかいねえ、威圧感だねえ、まさに歩く人間山、いやいや今日はおなにーする巨大美少女山だあああっ!でかい!かわいい!はしたない!三拍子そろってエロさ爆発!王都に聳えて大股広げちゃうその姿はシロソスキーさん風にいうならまーさーにーThe Wallだね。お、そしてミニスカたくし上げたらもはや代名詞の透けパンは穿いてないわけだから、はいはいお待ちかね、まんこの大開帳だあああっ!いやああああ、でかい。でかいよテレサちゃん。身体もでっかいけどまんこもでかい。もうね、これならなんでも入っちゃうね。それじゃあぐいぐい挿れて行こうかああっ!」

毎度おなじみDJポリスさんの名調子
何が起こっているのかわからないけど、おなにーしてるところ実況してもらうのは初めて
なんだか盛り上がってきちゃった
ぐちゅ
ぐちゅ
ぐちゅ
ぐちゅ

「・・・よーし、じゃもっと近くに寄ってみようか。おおお、こーれはますます大迫力だ。現役のぴちぴち女子高生だと思ったら、まんこは意外にもしっかり使い込まれたドドメ色!大陰唇のびらびらがばっさばっさと羽ばたいて、もはやベテランの風格だ。クリちゃんも大きいぞ!平均的サラリーマンの自宅サイズだね。そしてね、まんこといえばとはいえ穴だよ穴。ほらほら、300リリパット・メートルもあるテレサちゃんの指が、根元までずっぽし入っちまったよ!300リリパット・メートルがずっぽしだぜ!でけえなあ、深いなあ、可愛い顔してどれだけでかいまんこなんだよテレサちゃん!」

*****

一方こちらは人質を縛り上げてデパートに立て籠もるテロリストたち
先ほどから正面の王立プリンセス広場の方がやけに騒がしい
なんだろうなあ?
公安が突入しようと準備でもしてるのか?
・・・
なんて思ったら、いきなり大音量で実況中継が始まった

「・・・はいはいはいはい、今日もいい調子でおなにーしちゃってるねえテレサちゃん!うーん、2番街から8番街にかけて7ブロックにわたって大股広げちゃって、もう脚が長い長い。向こうの先が見えないほどだよ。でっかいねえ、威圧感だねえ、まさに歩く人間山、いやいや今日はおなにーする巨大美少女山だあああっ!・・・」


おなにー?
この王都のど真ん中で婦警がおなにー?
・・・
わけないだろ
こんなの警察の陽動作戦に決まっている
まさかと思って屋外に出たところを狙って身柄を確保してやろうとかいうせこい作戦だ
騙されるもんか!

「おい」

「はい」

「念のため、そっと物陰から屋外の様子をうかがってこい」

「わかりやした」

意外なことに、物見から戻ってきた子分の顔面は蒼白だった

「ボ、ボス・・・」

「どうした?」

「ホントにおなにーしてますよ・・・やたら巨大な婦警が、この建物に向かってこれ見よがしに大股広げておなにーぶちかましてますよ!あの実況中継どおり、でかい!かわいい!はしたない!三拍子揃ってエロさが爆発してますよ!」

*****

ぐちゅ
ぐちゅ
ぐちゅ
ぐちゅ
・・・
あふう

「・・・おっとっとお、ますます快調テレサちゃん。今度は声が漏れてきたぞ。でっかい身体だけど声はカワイイねえ、おうおう肌もピンク色に火照ってきちゃったし、どうだいテレサちゃん、ここで一発上着をはだけてみようか?」

「・・・はい」

あたしはDJポリスさんにいわれるがままに婦警の制服の上着ボタンを全部外すと、ブラのホックに手をかけて
・・・
ぱつん
ふぁさ
きつめだったブラは、ホックをとったらそれだけで勢いよく外れて下に落ちてしまった

*****

どさああああああああああああああん

「・・・おおおおおおおおっと、これはいきなり超巨大ブラの来襲だ!でかいでかい、カップの一つ一つが直径360リリパット・メートル、高さもざっと200リリパット・メートルくらいはありそうで、そんなデカ物が2つ連なって上空から降ってきたんだからこれはデンジャラスだよ!落ちてきただけで軽くマグニチュード3くらいの揺れがあったね。けが人はいませんか?ん?けが人どころか野次馬が集まるばかり?そうでしょうそうでしょう、なんつっても現役女子高生脱ぎたてホカホカのブラですよ!ドーム球場も真っ青サイズの超巨大女子高生ブラですよ!ほらほら、うんうん、この甘ったるい匂いがいいねえ、まだ温もりあるし。こーれは危険を顧みず突撃するしかなああああい!冷めてからでは遅いんだ、今がチャアアアアンス!遅れたら後悔するよおおおっ!!!」

*****

「・・・なんつっても現役女子高生脱ぎたてホカホカのブラですよ!ドーム球場も真っ青サイズの超巨大女子高生ブラですよ!ほらほら、うんうん、この甘ったるい匂いがいいねえ、まだ温もりあるし。こーれは危険を顧みず突撃するしかなああああい!・・・」

・・・

「・・・ボ、ボス、あの女子高生だか婦警だかわからないブロブディンナグ少女ですが、ついにブラの生脱ぎお持ち帰りサービスだそうですよ!」

「お持ち帰りとは言ってないだろ?あんな山みたいにくそでかいブラ、どうやってお持ち帰りしろっていうんだ?」

「いや、お持ち帰りは無理でも野次馬が絶賛突入中らしいっす。だってほら『こーれは危険を顧みず突撃するしかなああああい!今がチャアアアアンス!冷めてからでは遅いんだ、遅れたら後悔するよ!!!』って言ってますし、実際に生脱ぎ下着は温もりの残っているうちが華なんですから『今がチャアアアアンス!』ってのは正しいと思います。羨ましいなあ、ドーム球場サイズの女子高生生脱ぎほかほかのブラに突撃して、その体温と乳臭い体臭が染みついた世界に360度包み込まれてみたいっすねえ・・・」

「ダメだダメだ、そんなもの罠に決まってる!」

「あれ?・・・ボス、そんなこと言いながら股間がもっこりしてますぜ」

「うるさい!!!」

鉄の団結力を誇るはずのテロリスト集団に、ちょっと心のほころびが生じ始めた

*****

「・・・はいはいはいはい、ブラが外れちゃったらテレサちゃんのナマ乳がポロリだああっ!モロ出しするよりはだけた上着の合間からちらちら見えちゃう感じがかえってえっちでいいねえ。ちらちら、つってもでかいけどさ!テレサちゃん、お顔は幼く見えるけど、意表ついて胸は発育してるんだねえ。公称バストは2200リリパット・メートル!おおおおおおお、すんげーサイズ!って、でもホントかなあ?ねえ、テレサちゃん、もしかして逆サバしてない?だってでかいぜ。もんのすごくでかいぜ。こんなものがよくあのブラに収まっていたねえ?え?収まってなかった?そうかそうか、それにしてもどっかーんの双子山、双子大山、双子極大山、破壊力満点だ!それでいて柔らかそうにぷるるんと揺れているんだから、もう、たまんないね。双子極大山がぷるるん、ぷるるんだよ。全力で体当たりして弾き返されてみたいね。いや、それよりもやっぱ登山かな?麓からあのお山のてっぺんまで登るまでには、きっと遭難者が続出するよ。天気の悪い日は無理しちゃダメだぜ。八合目あたりで足を滑らせてああああああっと叫び声をあげながらお乳の割れ目の大渓谷に滑落していく。ううう、想像するだけで男のロマン爆発だあああっ!・・・おおお、これはどうしたことだ?こんなところにブレフスキュ警察庁機動隊の個人ドローンが50台も放置されているではないか。ってことはこれを装着すれば誰でもあの2200リリパット・メートルの現役女子高生ナマ乳を至近距離から拝み放題ってか?この超巨大現役女子高生ナマ乳に大接近、いやいやタッチもOK?え?ビーチクに着陸もOK?じゃ、その場でぺろぺろしちゃってもOK?うわあああ、舐めごたえあるだろうなあ。いやあ、こんなチャンスは滅多にないよ。はいはい空いている個人ドローンは50台、たったの50台、早い者勝ちだよ・・・」

*****

「・・・・・・おおお、これはどうしたことだ?こんなところにブレフスキュ警察庁機動隊の個人ドローンが50台も放置されているではないか。ってことはこれを装着すれば誰でもあの2200リリパット・メートルの現役女子高生ナマ乳を至近距離から拝み放題ってか?この超巨大現役女子高生ナマ乳に大接近、いやいやタッチもOK?え?ビーチクに着陸もOK?じゃ、その場でぺろぺろしちゃってもOK?うわあああ、舐めごたえあるだろうなあ。いやあ、こんなチャンスは滅多にないよ。はいはい空いている個人ドローンは50台、たったの50台、早い者勝ちだよ・・・」

・・・

「ボ、ボス、残りはたったの50台だそうですよ!早い者勝ちだそうですよ!じゃ、早く行かなきゃ間に合いませんよ!!!」

「だからそんなもの罠に決まってるだろ!!!」

「それでも現役女子高生ですよ!バストサイズ2200リリパット・メートルの現役バリバリ女子高生ですよ!そんな超巨大女子高生がご丁寧にもナマ乳ポロリしてくれて、で、その巨大ナマ乳に接近し放題、さわり放題、舐め放題って、至れり尽くせりじゃないですか!」

「そ、それはまあ、そうだが・・・」

「やめた!」

子分の一人がいきなり自分の覆面を剝ぎ取ってその場に叩きつけた

「こんなテロ行為なんか、もうやってられません!やめさせてもらいます!」

「お、おい、こら」

「ボス、今までお世話になりました。これで失礼します!」

そういうなり覆面を脱ぎ捨てた子分の一人は立て籠もっていたデパートから外に飛び出すと、ドローン貸し出しの長蛇の列にいそいそと加わった。

*****

「・・・いえーい、エブリバディ、ドローンから眺めたテレサちゃんのお乳はどうだい?グレイトだろ?ビッグだろ?マグニフィセントだろ?さあ、時間はたーっぷりあるぜ、心行くまでエンジョイしてくれたまえ!」

うーうーうーうーうー
そのときサイレンを響かせながら消防車が列をなしてやってきた。
その数12台
よく見れば、その全てがはしご車だ
何が起こったのだろう?

「・・・はいはい待ってましたよブレフスキュ消防署のみなさん、今日は本当にお勤めご苦労様でございますが、テレサちゃん、この意味わかるかなあ?」

「?」

「それじゃあテレサちゃん、まずまんこから指を引っこ抜いて・・・」

「はい」

ぬぽっ

「はいよくできました。そしたら今度は2本の指を使ってみんなの前でくっぱーしてみよう!」

「はい」

ぐっぱああああああああ
・・・
おおおおおおおおおおおおおおおおお
テレサを十重二十重に取り囲む群衆がどよめいた

「・・・やったあ、やったよテレサちゃん!実に見事なくっぱあだ!でっかいなあ、指で広げてみたら、いよいよとんでもないでかまんこだ!このでかさなら何でもかんでも挿れ放題!しかもでかいだけじゃないよ。ほら、ばっくり開いたまんこから、噴き出してきたよ噴き出してきたよ激臭がああっ!まーさーに、まんこ火山大爆発!しかもじゅるんじゅるんとお汁が湧きだして、どろーりと垂れる驚異の粘着力。濃厚だなあ。特濃だなあ。これだけ濃いと、これもやっぱ臭いね。いやあ、臭い臭い、もうフランスの匠がじっくり寝かせた年代物のカマンベールチーズか、函館名物イカ踊りの大乱舞か、はたまた信州小布施に夏の訪れを告げる満開の栗の花か、あるいはトロピカルアイランドのマンゴードリアン家族で採り放題ツアーか、ともかく独特の甘酸っぱ生臭い激臭だああっ!こーれはキツい、うんキツい、全身が痺れちゃう。って、でも男ならこの強烈な臭さこそ嗅ぎたくなるんだよねえ、臭ければ臭いほど胸いっぱいに吸い込みたくなるんだよねえ・・・さあ、そこで彼らの登場だ!」

DJポリスさんが生々しい実況を続けている間もブレフスキュ消防署のメンバーは黙々と作業を続け、いつの間にか12台のはしご車が全て上空に向かって高々と梯子を掲げていた。

「・・・オッケーオッケー、さあ改めて皆さんに紹介しよう、ブレフスキュ消防署が誇る命知らずのファイアメンたちだあああああっ!」

おおおおおおおおおおおおお
ついついDJポリスさんのノリにつられて群衆がどよめくと、実直そうな消防士さんたちは少し照れくさそうに片手を挙げながら頭を下げた

「さあこのブレフスキュ消防署が誇る12台の最新鋭はしご車軍団、たかーく伸ばした梯子の行き先はどこかなあ?・・・そうだよベイビー、もちろん目指すはテレサちゃんのぐっぱり開いたでかまんこだああああああああっ!!!」

おおおおおおおおおおおおお
今度は掛け値なしに群衆がどよめく
12台のはしご車は大股広げて尻もちついたテレサの股間のど真ん中に集結し、そこから高々と梯子を伸ばす
超巨大なテレサの身体に比べたらテントウムシくらいの大きさしかないミニミニサイズの消防車だが、そこは高層ビル火災を想定して開発された新鋭機だけに梯子は伸びる伸びる、その先端はあれよあれよという間にやや上付きのテレサのまんこに届いてしまった
おおおおおおおおおおおおお

「・・・さあここからは諸君の出番だぜ!諸君のためにテレサちゃんがくっぱーしてくれたでかまんこ、目指す目的はあの梯子の上だ!見ての通り、テレサちゃんのまんこは超でっかいよ。僕たちブレフスキュ人なら同時に数千人、いや数万人は入れちゃうね。だーけーど諸君、そこで自信を失うな!そこで誇りを失うな!みんなであの超絶でかまんこ、危険なマン汁滴る超激烈臭まんこを目指すんだ!みんなで力を合わせればできるぞ!ウルトラ超巨大娘のテレサちゃんを感じさせてやれ!みんなで力を合わせていかせてやれ!さあ行け!行くんだ!犯るんだ!ブレフスキュ男の意地を見せてやれえええええっ!!!」

おおおおおおおおおおおおおお
群衆は猛り狂って12台の消防車に群がり、我先にと梯子を登り始めた

*****

おおおおおおおおおおおおおお

「よし、俺も行くぞ!」

「俺も行くぞ!」

「もちろん俺も行くぞ!」

テロリストの子分たちはみんなダチョウ倶楽部かよ?とばかりに覆面をかなぐり捨てて屋外へ駆け去っていく
梯子を登ってテレサの超巨大まんこに突入しようとしているのだ
それはそうだろう
ブレフスキュ男の意地を見せてやれ!と言われて引き下がっていたら、そりゃあ男じゃないもんなあ

「こらこら、みんな何をやってる!そんなことしてる場合じゃないだろ!俺たちはいま人質とって絶賛立て籠もりの真っ最中なんだぞ!」

ボスの必死の叫びにも、もはや耳を貸すものはいない
流石のボスも心細くなってきた

「お、おい、おい、もう誰もいないのか?」

「・・・いや、僕がここにいます」

意外なことに、若い男が一人残っていた

「お、おおおおお、良かった、良かった、安心したぞ。もう誰もいなくなったかと思ったわい」

「そんなことはありません。ご安心ください」

ガチャリ

「ん?な、何をする?」

「テロリストのボスさんですよね?はい、逮捕します」

「ど、どういうことだ?」

「あ、申し遅れましたが、僕はブレフスキュ警察のアイザック・シンヤー巡査長と申します。ええ、先ほどこの人質に加えていただいたのですが、でも銃やナイフを持ってる子分さんたちがいなくなってしまったので、じゃあいつまでも人質になってる必要もないかなあと思い直し、それであなたを逮捕させていただくことにしました。はい、これから署までご同行をお願いします・・・」

*****

「・・・臨時ニュースをお伝えします。王都西5番街のプリンセスデパートにテロリスト20人余りが人質と共に立て籠もった事件は、さきほど14:17に首謀者が逮捕され、引き続いてすべての共犯者たちの身柄も速やかに確保されました。人質51人に死傷者はない模様ですが、念のため全員が王立ブレフスキュ総合病院に収容され医師の診断を受けております。繰り返します。王都西5番街のプリンセスデパートにテロリスト20人余りが人質と共に立て籠もった事件は・・・」

*****

「・・・犯人が全員検挙され、人質は全員無事だった。ひとまずはお手柄ということか」

「恐縮です」

「でもその過程では随分と派手にやってくれおったな」

「・・・」

「公衆の面前で下着を脱いで自慰行為なんかすれば、普通は軽犯罪法違反か、あるいは公然猥褻になるが、ちょっとそれでは済まんような目立ちぶりじゃった。しかもそれが公序良俗を守るべき立場にある現役警察官となれば、いよいよ責任は重いのう」

「・・・」

「それにあの実況中継はなんじゃ?あれも現役警察官じゃろ?キミのところの署員じゃないのか?」

「・・・」

「都合よく機動隊のドローンが50台も置いてあったのも不自然じゃし、そこに消防署のはしご車が12台も駆け付けたのも不自然じゃ。そうは思わんかね?」

「・・・」

「これは署をあげた作戦じゃな?誰かこの筋書きを描いた者がおるね?」

「わたしです」

「やはりそうか」

「わたしがわたしの判断で行ったことです。部下に罪はありません。責任は全てわたしにあります。処罰はわたしに下してください」

「くっくっく、まあ落ち着け・・・ところで、キミは組織のリーダーの役割をどのように考えておる?」

「リーダーの役割、ですか・・・部下の個性を見出し、その個性を活かせる活躍の場を与え、力を引き出すこと、でしょうか?」

「うむ、ならばキミは組織のリーダーの仕事をちゃんとやり遂げた、というだけの話じゃないかね」

「いやしかし」

「そしてキミの期待にしっかり応えた部下たちも素晴らしい」

「しかしですねえ」

「慌てるな。不祥事なんかは・・・なかったのじゃ」

「は?」

「いいか?あれだけ猥褻なことをしていたのじゃ。マスコミは取り上げられるはずがない」

「はあ?」

「写真を載せれば一発で猥褻画像、動画をアップすれば一発で猥褻映像、そんなもの怖くて報道できるか?」

「はあ?」

「実際に見ろ、新聞もテレビも一切採り上げておらん。新聞やテレビに報道されないような事件は、そもそも『なかった』のじゃ。『なかった』事案に責任を取る必要などない」

「無茶苦茶な理屈ですね」

「ところが世の中、案外とこんな無茶苦茶が通るものなのじゃ。安心せい。念のため『もしもマスコミが報道したら猥褻報道で検挙する』くらいのブラフはかけておいたわい、ふふふ」

「そんな・・・」

「それで通らなかったときは、このワシが責任をとる」

「え?」

「ワシはキミの上司じゃぞ。キミの不始末には責任を負わねばなるまいて」

「いや、しかし」

「がたがた言うな。部下の責任を取ることなぞ、年寄りにもできる仕事じゃ。キミはそんなくだらないことを考えず、ブレフスキュ市民の安全と平和を守ることだけに専念したまえ。わかったかね?」

「・・・あ、ありがとうございます、長官」

ナボコフ署長は一礼して警察庁長官室から退室した

*****

でかちんぽ不在の国、ブレフスキュ
あたしにとっては生き地獄
・・・

はずだった
・・・
・・・
でも、どうしてかしら?
このところまんこがうずかなくなった
ブレフスキュ市民の安全と平和を守る
この警察官としての崇高な目標が、あたしの身を引き締める
さっそうとミニスカなびかせて
透けパンを見せつけて
今日もあたしは闊歩する
ブレフスキュの街をパトロールする
市民の安全と平和を守る
そうだ
あたしは自覚を持った一人の警察官・スケパン刑事になったのだ
もうただのおバカなくそビッチではない
・・・
・・・

思ってたんだけど
・・・
・・・
・・・
ぱたぱたぱたぱたぱた
あたしの顔の前あたりをドローンで飛んでいるアイザック先輩が話しかけてきた

「・・・テレサさん、今日はなんだか表情も晴れ晴れしてますね」

きゅん♡
・・・
・・・
あれ?
さっき、もうまんこもうずかなくなったって言ったけど
・・・
うずいてるじゃん
めっちゃまんこがうずいてるじゃん!
でかちんぽのことを考えた時じゃなくて、アイザック先輩とお話しするとやっぱりまんこがうずいてしまうじゃん!

「あれえ?どうしましたテレサさん・・・急に暗い顔になっちゃいましたけど・・・」

あああ
やばいやばいやばいやばいやばいやばい
まんこがうずいてやばい
やばいやばいやばいやばいやばいやばい
アイザック先輩と一緒にいるとやばい
アイザック先輩と一緒にいるとやばい
アイザック先輩と一緒にいるとやばい
アイザック先輩と
えっち
・・・
・・・
できないかしら?

「・・・せ、先輩・・・」

「はい、どうしました、テレサさん?」

「・・・あ、あ、いいえ・・・」

だめだめだめ
アイザック先輩は堅物だ
正攻法で告白してもうまくいくイメージがわかない
なら、いっそあたしが力づくで犯しちゃおうか?
うーん
それは簡単だけど、でも手加減を間違えると先輩をぷちっと潰してしまいそう
じゃあ、やっぱここはあれよ
アイザック先輩の方からあたしを犯しにくるよう仕向けるしかない
つまり

「・・・色仕掛けね」

スケパン刑事・続く(かなあ?)