※なお幼馴染不在の模様。



部屋に呼んだ俺に手を合わせるハル。

 ハル 「ね、お願い」
 シュウ 「…」

ハルのお願いは、サイズ差エッチだった。

 シュウ 「一応聞いておくけど…なんで?」

俺は諦めた顔で尋ねる。
俺とハル。実の兄弟でありながらすでに体を重ねてしまっている。
始まりはあの時、二人して1000倍の大きさになってしまったときだ。
その後も何度か行為に至ってしまっているが、ここに来て一段エスカレートした。

 ハル 「だ、だって…ちっちゃいお兄ちゃん見てるといつもより興奮するから…」

ハルが恥ずかしそうに顔を赤らめながら言った。
小さなものを見る愛玩性+母性+俺への愛情=性欲。欲望に忠実な奴だ。

ハルのいくつかあるスイッチの一つ「エロス」。
スイッチが入ってしまったらもう止められない。

 シュウ 「…」

俺はため息をついて承諾した。


  *


 ハル 「いきなり凄く小さくしちゃうと大変かもだから、まずは2分の1くらいの大きさから」

と言ったハルがスマホで俺をパシャリと撮影すると俺の体は瞬時に小さくなった。
目の前には俺の倍もの大きさになったハルが立っている。黒いニーソを履く脚だけでも俺の身長よりも長い。
ハルは自分の目の前にいる、自身の半分の大きさになった俺を見下ろして目を輝かせていた。

 ハル 「うわぁ…やっぱりちっちゃいお兄ちゃんかわいい♪」

ハルがやや前かがみになり俺の頭を撫でてくる。左手は膝に添え、右手で俺の頭をグリグリと。
大きなハルの手は乗せるだけで頭頂部を覆ってしまう。相対的に2倍の大きさになったハルからすれば俺の頭はメロンくらいのおおきさだろうか。

などと思っていると今度はその大きな手を俺のわきの下に入れ、俺の体をひょいと持ち上げた。宙へと飛び上がる感覚に、俺は一瞬戸惑う。
俺を持ち上げる両手を水平に伸ばし、持ち上げた俺と目線を合わせたハルの目はキラキラしていた。

 ハル 「あーお兄ちゃん弟みたい♪」

そして持ち上げていた俺をギュッと抱き寄せるハル。豊満な胸元に俺の顔がうずめられる。
ワイシャツの胸元を大きく盛り上げるハルの胸は俺の頭よりも大きかった。
圧倒的な大きさの胸に埋まるほどの力で顔を押し付けられて、俺は息ができなかった。

 シュウ 「死ぬし…」
 ハル 「あはは、ごめんごめん」

テレテレと笑うハルは俺を床におろした。
再び、俺の前には巨大なハルの体が聳え立つ。

 ハル 「じゃあまずは準備から…。ここ、舐めて…」

ハルは恥ずかしそうに言いながら、スカートをたくし上げた。
スカートの中からは何も穿いていないむき出しの股間が現れる。ハルの髪の色と同じ茶色い陰毛に囲われた陰唇が、俺の目の前にあった。
すでに陰唇は準備の必要もないくらいに濡れている。あふれ出てきた液が、股間から太ももへと滴り始めていた。
それでもここを舐めろということは、過程を楽しみたいのだろう。
俺はゴクリと唾を飲み込んで、目の前のハルの股間に一歩踏みよった。そして愛液滴るハルの秘所に口を着けようとしたのだが。

 シュウ 「…! …!」
 ハル 「……どうしたの?」
 シュウ 「と、届かない…」

ハルがきょとんとした顔で見落としてきた先で、俺は必死に背伸びをしていた。
しかし陰唇まで届かない。手は届くが、口は届きそうになかった。
俺のふんばりは、ハルの股間に顔を超接近させるだけで終わった。

 ハル 「あ、あれ? お兄ちゃんとわたしの身長差なら、半分サイズでも届くはずなのに…」
 シュウ 「すまん、無理っぽい…」
 ハル 「大きさを間違えちゃったかな…。じゃあわたしがちょっと腰をおとすね」

言うとハルは少し腰を落とした。
ズン! ハルの股間の下で背伸びをしていた俺の顔に、その股間が勢いよくのしかかってきた。

 シュウ 「ンプ…ッ!」

突然の顔面への落下物に、背伸びをしていた俺の体は一気に押し戻された。どころか、かかとを着いた後も重さが掛かったので首の骨が折れるかと思った。

 ハル 「はぅっ! お兄ちゃんの顔がアソコに当たってる」

ハルが快感に体をビクッと震わせる。俺はというとのしかかってくるハルの股間の重量に体を慣らすので精いっぱいだったが。

と、とにかく、これでアソコに顔を近づけることはできたわけだから、とっととハルの期待に応えてしまうことにしよう。
俺は一度、押し付けられる股間から顔を離した。俺の顔はハルの愛液でビチョビチョだ。
その顔をぬぐって、両手をハルの太ももに添えて、再び顔を股間に近づけて、殷賑を舌で舐める。
するとまたハルが体を震わせた。

 ハル 「ん…っ!」

気持ちいいのだろう、ハルの喘ぎ声が聞こえてくる。
同時に俺が舌をはべらす陰唇からあふれてくる愛液の量も増した。
ジャブジャブとあふれ出てくる愛液はゴクゴクと飲むこともできる量だった。
まぁ、それはしないけど。
だが…。

 ハル 「お、お兄ちゃん…もっと、もっと…!」

ハルはスカートをたくし上げていたはずの手を俺の後頭部に当て、俺の顔を股間にグイと押し付けた。
むぎゅ。再び陰唇に押し付けられる俺の顔。しかも今度は先ほどのように一時ではなく、顔は手によってグイグイと押し付けられた。

 シュウ 「んぶ…!」

俺の顔はハルの股間に深く深く押し付けられた。ハルのアソコとディープキスをさせられていた。陰毛が俺の髪の毛と絡み合う。
い、息ができない…! ギュウギュウと押される俺の顔は完全に股間に埋まっていた。さらに、あふれてくる愛液が俺に呼吸をさせることを拒む。
俺はバタバタと暴れた。しかし俺の後頭部を押さえつけてくるハルの巨大な手はビクともしない。両手でハルの太ももをベチベチとたたいたが、それもハルにとっては快感の要素の一つにしかならなかった。

 ハル 「んん…っ、いいよ…もっと動いて…っ!」

俺の頭を股間に押さえつけながらハルは喘ぎ声と熱い息を吐きだしていた。
俺の顔を陰唇にグリグリとこすりつけて殷賑とクリトリスを愛撫する。俺の顔を玩具にしている。

 ハル 「あぅ…、も、もうイっちゃう!」

ギュゥゥ。ハルが一際強く俺の顔を股間に押し付けた。
絶頂を迎えるハル。そして迸るように噴き出した愛液は陰唇に押し付けられていた俺の顔に勢いよくぶつかってきた。口の中にもドバドバと流れ込んでくる。

 ハル 「んん…ん…!」

あふれ出てくるものをすべて放出するように、ハルは股間に力を込めていた。
その間も俺の頭を押さえる手の力は弱められることはなく、あふれ出てくる愛液はすべて俺の顔にぶつけられた。

しばらくその状態で余韻を感じていたハルが「ふぅ…」と息を吐きだし体の力を抜いたところで、ようやく俺は解放された。
俺はそのまま崩れ落ちて床に大の字に倒れた。

 シュウ 「はぁ…はぁ……こ、殺す気か…」
 ハル 「あはは…ごめん…」

立ったまま後ろの壁に体をもたれかからせるハルが苦笑しながら言った。

 シュウ 「ったく…。でもこれで終わりだよな? あーあ、全身べちょべちょだよ…」
 ハル 「ふぇ? まだ終わりじゃないよ?」

顔を覆っていた愛液をぬぐいながら言う俺を、ハルが疑問符を浮かべながら見下ろしてきた。

 シュウ 「は? でも今…」
 ハル 「こんなのまだ前座だよ。本番はこれからなんだから」

ニッコリと笑いながら見下ろしてくるハルを、俺は顔を引きつらせながら見上げていた。


  *


ひょいと体を持ち上げられた俺は背もたれのある椅子に座らされた。
本来ならこの背もたれも俺の肩に届かない高さなのだが、今は頭よりもずっと高いところまで届いている。
両脚も伸ばしていた。ハルだけでなく、椅子も相対的に大きくなっているのだと実感した。

そうやって椅子に座る俺の前に、ハルが膝を着いて座った。

 ハル 「まずはお兄ちゃんを気持ちよくしてあげるね」
 シュウ 「…」

気圧される俺を他所に、手を伸ばしてきたハルは俺の穿いているズボンに手をかけた。

 シュウ 「い…っ!?」

それに気づいた俺が慌てて手で押さえようとしたときには、ズボンは引っ張られスルリと脱がされてしまう。
ズボンの中からは、ギンギンにそそり立った俺のちんぽが現れた。ハルの陰唇を見せつけられ、愛液を浴びせられ、否応にも反応してしまった分身だ。

 ハル 「あは、かわいい」

ビクンビクンと脈動する俺のちんぽにハルが指先で触れてきた。
亀頭をくすぐられ、俺は小さく喘ぐ。

ハルがかわいいと言うのも無理はない。今のハルから見れば俺のちんぽはハルの手の小指と同じくらいの大きさなのだ。太さも長さもその程度の大きさでしかない。今、亀頭部を撫でまわしている人差し指のほうが大きかった。

 ハル 「イっちゃいそう? でもあとちょっと我慢して」

言いながらハルは小さな俺のちんぽを片手で弄ぶ。
自身の小指ほどに小さなちんぽは指で簡単にいじれてしまうらしく、俺のちんぽはハルの手の中でされるがままだ。
手の中に握られれば柔らかく大きな指に包まれイってしまいそうになる。根元から切っ先まで完全に手の中に納まってしまったちんぽは外からは全く見えない。
親指と人差し指で亀頭をつまんでクリクリとこね回し、カリに爪をひっかけたり裏スジから尿道に続く部分をそっと撫で上げられたり。
すでに愛液までぶっかけられてる俺としてはそれら小さな行為ひとつひとつが引き金になりかねないんだが。

 ハル 「んと、そろそろいいかな」
 シュウ 「ハァ…ハァ…、な、なにがだよ…」
 ハル 「ふふん、わたしのテクを見せてあげるから」

ニヤーリと笑うハル。
そして俺の股間に顔を寄せると、

 ハル 「あーん」

と口を開けて、

 パク

俺のちんぽを咥えた。

 シュウ 「うぉ!?」

ちんぽは根元まですっぽりと咥えられてしまった。ハルからすれば小指程度の大きさなのだからなんの苦も無いことだろう。
ちんぽの根元にハルの唇のやわらかさを感じる。股間にハルの鼻息を感じる。

などと思っているとハルが口を動かし始めた。
口の中でハルの舌が俺のちんぽに絡みついてくる。熱く濡れた大きな舌はちんぽを優しく包み込んできた。サオに絡みつき、裏スジを舐め上げ、カリの溝を掃除して、鈴口をほじくり返し始めた。
今度は舌で弄ばれる俺のちんぽ。ハルにとって俺のちんぽは口の中に放り込まれたおもちゃでしかなかった。
ちんぽに、抵抗する機能などついていない。
肉棒はハルの口の中でたっぷりといじめ尽くされた。

あまりに強烈なフェラの前に俺の我慢などなんの意味もなかった。
一瞬である。限界を超えてしまった直後、俺はちんぽから精液を射出していた。
どぴゅう! どぴゅう!
ちんぽから精液が迸る感覚。しかしちんぽはハルに咥え込まれてしまっているので外からではわからない。
そして俺が射精してもハルは舌を動かすのをやめなかったので俺はさらに放出を続けさせられた。
妹の口内に次々と射精する。初めてのことではない。だがこうも抵抗の余地も無く、あっさりと射精させられてしまうのは自尊心をひどく傷つけられる。
が、それに気落ちする暇など与えないようにハルの愛撫は続く。

だがハルの愛撫はそれで終わりではなかった。
俺が幾度目かもわからない射精を終えた後、ハルはちんぽを咥えたまま息を吸い込み始めた。まるでストローを吸うかのような仕草だ。
ゴゥ! 突如、俺はちんぽに凄まじい吸引力を感じた。俺からすれば2倍の大きさであるハルの凄まじい肺活量によって行われる吸引は俺に射精を強要したのだ。
鈴口から精液が迸る。俺の意思とは全く別に。ハルの吸引によって、ちんぽの奥底から吸い出されているのだ。
ズゴゴゴ! ズゴゴゴ! これまでに感じたことのない凄まじい快感とともに精液が吸い出される。
あまりの快感に、俺は体を痙攣させていた。


  *


 ハル 「ぷはぁ」

ハルがようやく口を離した時には、俺は真っ白に燃え尽きていた。
精液を完全に吸い尽くされた俺は干からびたミイラのようなありさまだった。

 ハル 「ふふ、おいしかった♪ どう? 気持ちよかったでしょ?」

口元の精液をぬぐいながらハルが言う。
しかし俺としては気持ちよすぎて精神が崩壊するんじゃないかと思うほどだった。

 ハル 「あれ? しなびちゃってる…」

俺のちんぽに目をやったハルがその様を見てつぶやいた。
そりゃあんだけ大量に絞り出されればしなびたりもする。ていうかしばらく使い物にならなそうである。

 ハル 「ちょっとお兄ちゃん、わたしはまだなんだけど」

股間を見ていたハルがムッとした顔で見上げてくる。いや、お前のせいだから。

 ハル 「むむ…。まぁいいけどね、こないだアスカさんにもらったアプリを使えば…」

取り出したスマホをポチポチと操作するハル。
画面には俺のステータス画面が映し出されていた。
ハルの指が、その性欲の項目のバーを最大値まで引っ張ると、

 シャキーン

俺のちんぽが復活した。

 ハル 「これで大丈夫」
 シュウ 「ひ、ひとの性欲を勝手に操作するなよ…」

俺はぐったりした表情で言った。性欲は回復したが疲労がなくなったわけではない。

 ハル 「じゃあ、ここからが本番だから」

そう言うとハルは俺の服を脱がし始めた。
抵抗したいが、限界を超えた射精で披露しきった体はすぐには動かせない。
俺はあっという間に全裸にされてしまった。

俺を全裸にすると、立ち上がったハルは自分の服を脱ぎ始めた。
ワイシャツのボタンに手をかけ白い生地のその服を脱ぎ捨てる。
内側から現れたピンクのブラに包まれた巨大なおっぱい。ハルが背に手を回すとホックを外されたブラがパサリと落ちる。あの大きな乳房がむき出しになった。
身をかがめたハルはスカートを脱ぎ捨て、ついでにニーソも脱ぎ捨てて完全な裸になる。
全裸のハルが、目の前に聳え立っていた。

 ハル 「疲れてて動けないんでしょ? でもわたしが動くから大丈夫だよ」
 シュウ 「な、なにをするつもりだ…」

体を動かせない俺が目の前に聳え立つ巨大な妹に恐怖しているとクスッと笑ったハルが前に進み出てきた。
俺が乗せられている椅子を、両脚で跨いだ。俺の左右を肌色の大木のようなハルの脚が挟み込む。頭上には、あの股間があった。
そのままハルが脚を曲げゆっくりと腰を落としてくる。
俺の目の前を、ハルの股間が上から下へゆっくりと通過していった。
マンコが通過しヘソが目の前に現れた。その頃に、ギンギンだった俺のちんぽはおりてきたハルの陰唇にとぷっと咥え込まれていた。
濡れていたせいもあるだろう。小さくなっているせいもあるだろう。ハルのマンコは俺のちんぽをなんの抵抗もなく呑み込んだ。

 ハル 「ん…ちゃんと入ったかな?」

真上からハルの声がした。
頭上にはハルの顔があった。上に向かって背中方向からは椅子の背もたれの壁が伸び前からはハルの体が肌色の壁になって上に伸びている。
そして頭上、ハルの巨大なおっぱいのその谷間の向こうに、ようやくハルの顔を見ることができた。

 ハル 「どう? 重くない?」
 シュウ 「ぐ…だ、大丈夫だけど…」
 ハル 「そっか。あんまり激しくは動けないね。面白いアイデアだと思ったんだけどなー」

ハルの残念そうな声が、ハルの体と椅子の隙間であるこの空間に響いた。
そのハルはと言えば椅子の背もたれの上に両腕を重ねその上にアゴを置いている。俺という存在が椅子とハルの体の間にいるなどとは微塵も感じさせない自然な姿勢だ。

 ハル 「っていうかお兄ちゃん、おちんちんちゃんと入ってる?」
 シュウ 「は、入ってるよ。根元まですっぽり」
 ハル 「え、そうなの? 全然わからない…」
 シュウ 「…」

ハルが不満に思うのも無理はない。
今の俺のちんぽはハルの小指程度の大きさしかないのだから挿入されたところで大した感触は無いのだろう。
本来のちんぽを入れるのに比べたら、あまりにも情けない感触だった。

 ハル 「これってわたしイけるのかな…。ちょっと動いてみるね」

言うとハルは体をわずかに動かし始めた。
前後に。上下に。小刻みに。そうでないと小さな俺のちんぽはすぐに抜けてしまうからだ。
俺の体は小さすぎて抱けないので、椅子の背もたれを抱いて体を支えるハル。
ゆさゆさゆさゆさ。

 ハル 「お兄ちゃん、どう? 気持ちいい?」

ハルは体を揺らしながら訊いてみた。

 シュウ 「…」

しかし俺は答えることはできなかった。

 シュウ 「…くは…っ」

もの凄い快感の中にいたからだ。
相対的に2倍の大きさであるハルの膣は大きすぎて俺のちんぽにはガバガバだ。しかしそれでも柔らかな膣壁が俺の小さなちんぽを柔らかく包み込んでくる。
締め付けるのではなく、包み込んでくるのだ。まるで濡れた真綿のようにしっとりと。
耐えられるはずもない。俺はあっという間にハルの中に出してしまった。

 どぴゅう どぴゅう

自身の分身から熱いものが迸るのを感じる。
しかしハルは体を動かすのをやめなかった。

 ハル 「んー…もうちょっと強く動いたほうがいいのかな」

などと言いながら一段激しく動き出すハル。
より刺激的になる動きに、出したばかりのちんぽは更なる射精をしてしまう。

 シュウ 「は、ハル…やめ…」

気持ちよすぎる快感に射精が止まらない。
ハルを止めようにも、快感に震える体では声が声にならない。

俺がすでに幾度となく果てていることに気づかないハルは、そのまま体を動かし続けた。


  *


 ハル 「え!? もう出しちゃってたの!?」

そう言ったハルが椅子の背もたれとハルの体の間にいる俺を覗き込んできたのは、しばらくしてからだった。

 ハル 「全然気づかなかった…。っていうかわたしは全然イケなかったんですけど」

俺の頭上にある巨大な乳房の谷間からハルがジト目で見下ろしてくる。
しかし絞りつくされ精根尽き果てていた俺は言葉を返すこともできなかった。
 
 ハル 「もう、しょうがないなー…」

ため息をつきながら立ち上がるハル。
大きすぎる椅子の上で背もたれにもたれかかりぐったりとしていた俺の目の前で、ハルの大きな股間が持ち上がっていく。
俺のちんぽはハルのまんこから引き抜かれた瞬間ぺたんと倒れてしまった。当然だ。酷使し過ぎの過労死状態である。

ハルが立ち上がってすぐ俺の両脇にハルの手が差し込まれ俺の体は持ち上げられた。
目の前にはハルの顔。

 ハル 「じゃあ今度はわたしもイくために思い切り動くから。潰れちゃわないでよ」

ハルがニヤーリと笑った。
そしてハルはベッドの前に移動するとその上に俺をポイと放り投げた。
バフ。大きなベッドが俺の体を受け止める。
ハルのベッドの上に横たわる俺の視線の先では、ハルがスマホをいじっていた。
シャキーン。再び股間が元気になる。

 ハル 「これでよし。さ、いくよ」
 シュウ 「ちょ、ま…」
 
ギシ…。ハルがベッドの上に乗ってきた。横たわる俺の上に、四つん這いで移動してくる。小さな俺の上をハルの大きな体が覆い始める。
俺の顔とハルの顔が同じ位置に来たとき、ハルは俺の顔を見下ろしてフフンと笑った。しかしそのまま顔はさらに先へ進んでしまう。
次に俺の顔の前にはハルの胸がやってきた。とんでもない光景だった。俺の目の前に、俺の頭よりも大きな乳房が二つ胸板からぶら下がっている。
ゆっさゆっさと揺れ弾む乳房は、ハルがまだ四つん這いをしている腕を伸ばしている状態なのに、俺の鼻先に触れてしまいそうな距離に来ていた。

 ハル 「んと…、このへんでいいかな」

俺の頭上。つまりはハルの進行方向だった方からハルの声が聞こえてきた。
ハルがこちらを見下ろす格好になっていた。同時に進むのをやめる。
ハルは股間の位置を合わせていたのだ。俺のちんぽの真上に、ハルのまんこが来ていた。

四つん這いの恰好から上半身を起こすハル。俺の体の上に膝立ちになった。
ハルが腰を落とすと、そそり立つ俺のちんぽはおりてきたハルのまんこにあっさりの飲み込まれた。
そのままハルは腰を完全におろす。俺の股間の上にハルの股間がのしかかった。ハルの体重に押され、俺の体はベッドに沈み込む。
股間と言っても、今の俺の大きさを考えれば、俺は下半身全体がハルの股間の下敷きにされてしまっていることになる。
ハルは今 女の子座りみたいな恰好なわけだが、俺の頭はハルの膝の位置よりも少し先程度の位置にあった。

 ハル 「それじゃあ動くからね」
 シュウ 「お、重い…」
 ハル 「ひどっ! もう遠慮しないんだから!」

そしてハルは体を大きく動かし始めた。
俺のちんぽが抜けない程度に前後に、上下に。動かす際に、俺の体に股間をズンと押し付ける。
ズンズンズンズン! ハルの股間が動くたびに俺は重い衝撃を受けた。

 ハル 「ほらほら、お兄ちゃんも動いてよ。全然感じられないじゃん」

などとハルは言うが、俺はそのハルの動きのせいですでにイきそうだった。
先の椅子の上での動きなどハルにとっては大したものではなかったということだ。なのにすぐにイかされてしまった俺。
そして今のこの激しい動きはやばすぎる。性欲が爆発しそうだった。
ハルの大きな体が動くせいでこの大きなベッドもギシギシと音を立てている。ハルの下敷きになって横になる俺の目線の先では、ハルの巨大な乳房が激しく暴れていた。

 どぴゅう どぴゅう 

などと思っているうちに早速イかされてしまった。
ホントやばいって。気持ちよすぎだって。ハルの広い膣の中で俺のちんぽがいじられまくってる。
意識がぶっ飛びそうなほど気持ちいい。目がうつろになって、口からよだれが垂れる。

 どぴゅう どぴゅう

どんどんイかされる。全然とまらない。出しても出しても、次を発射させられる。
喘ぎ声すら出せないほど快感の波が脳を侵略してくる。白昼夢のように、茫然としていた。

 ハル 「む、だからお兄ちゃんだけイかないでってば!」

上半身を倒したハル。左右の手を、俺の頭のある位置より少し先にズンと着いて体を支える。
上半身で、俺の体の上を覆った。
前のめりになったハルはさらに激しく体を動かし始める。

うつろだった俺の意識が今度は逆に覚醒するほどに、刺激が一層強くなった。
俺の小さなちんぽはハルの膣の中でもみくちゃにされている。まるで抗えない。簡単に簡単にイかされる。

さらにハルが俺の上に覆いかぶさったせいで、横たわる俺の目の前にはハルの胸が来ていた。
ハルの動き連れられて前後に激しく弾む巨大な乳房。俺の頭よりも大きな爆弾おっぱいが、ハルの「ふっ…ふっ…」という息遣いと連動してゆっさゆっさと大きく揺れ動いている。
見上げる俺の視界はハルの二つの乳房で占領されている。女性的魅力をこれでもかと放出するおっぱいがこうも目の前で躍動されては男としての性を抑えられない。
俺はさらにさらにイかされてしまう。
妹の股間の下敷きにされる俺は、その大きな体に抗うこともできないまま、ただただイかされ続けた。

 ハル 「…ふーん、どうしても動くつもりはないんだー」

頭上から、あの乳房の谷間の向こうからハルが見下ろしてくる。
その目はやや据わっていた。

 ハル 「それならー………こうしちゃう!」

ハルが上半身を思い切り倒れ伏せてきた。
ズン! 俺の体の上にハルの上半身が乗っかる。さらにハルは女の子座りしていた脚も伸ばして、ベッドの上に横になる俺の上に、覆いかぶさるように寝転んできた。
俺の体はうつ伏せになるハルの体の下敷きになった。

 ハル 「ほーら、ちっちゃいお兄ちゃんなんか簡単に潰せちゃうんだぞ」

俺の全身を下敷きにするハルが体をうりうりと動かして俺の体を完全に抑え込んだ。
俺とハルの股間は未だにつながったままだ。すると俺の頭はハルの胸のあたりに位置し、俺の頭はあの巨大な乳房に左右から挟み込まれ、左右からは乳房に、上からは胸板にと3方向から重圧をかけられていた。
俺の体は完全にハルの体の下敷きになっていた。ふっくらとしたベッドに沈み込むハルの体の下に、完全に隠れていた。外からはほとんど見えないだろう。
とてつもなく重いハルは、俺の力ではとてもどかすことはできない。

 シュウ 「んぐ…!」

さらに、俺は顔を胸元に完全に埋められて息ができなかった。俺の顔の左右にあるハルの乳房はベッドの押し付けられてムニュッと変形し、俺の頭を左右からギュウギュウと挟み込んでくる。
ものすごい窮屈さだった。張りのある巨大な乳房はハルの大きな体の体重を乗せられることで変形している。とてつもない圧力だ。息ができないだけでなく、表情を変えることもできない。
なんとか動く手でハルのおなかをペチペチと叩いたが、そんなことで動じるハルではない。
唯一ハルの両脚の間から外に出ている俺の両脚を暴れさせたが、それでもハルは笑ったままだ。俺の頭を押しつぶす胸をグリグリとベッドに押し付けて、乳房の間に挟んだ俺の頭をねじって遊んでいる。

 ハル 「そうそう、そうやってちゃんと動いてね」

窒息感からくる必死の動きが、ようやくハルに刺激を与えられたらしい。
しかしそれはかすかなものだ。ハルをイかせるまでには至らないだろう。

だが逆に俺への誘発効果は高かった。
上半身はほとんど動くこともできない圧迫感に押しつぶされ、呼吸のできない窒息感と頭が潰れてしまいそうな乳圧。
それら生命の危機に瀕し、俺の本能は子孫を残そうと性に昂った。

 どぴゅううう! どぴゅううう!

ちんぽからはこれまで以上に大量の精液が勢いよく迸った。連結されたハルの膣の中にこれでもかとぶちまける。未来へバトンを繋ごうとすべてを放った。そのバトンを繋ぐ先が妹というのはどうかと思うが。
そしてこれだけ勢いよく放てば、流石にハルもはっきりと感じられる。

 ハル 「あー! またお兄ちゃんだけイってる! もう絶対にわたしもイかせてもらうんだから!」

言ったハルはさらに激しく体を動かし始めた。
連結された俺の股間に自分の股間をズンズンとたたきつけ、上半身の下敷きにした俺の体をさらにグリグリと圧迫する。
俺の頭は左右から乳房に挟まれている。挟み込んでくる乳房は俺の左右のほっぺをギュウギュウと押してくる。ベッドに押し付けられて変形した乳房の圧力だ。ハミ乳は決して外側だけに広がるものではない。
頭よりも大きな乳房に挟み込まれ、顔が変形するほどの圧力にさらされ、俺のちっぽけな脳みそは更なる危機を察知しより強く子孫を残そうと願った。

 どぴゅううう! どぴゅううう!

大量の遺伝子情報を乗せた精液がハルの中に投入される。俺の残せる限りの情報が詰まった精液が。
未来を託した精子たちが、ハルの膣の中に消えていく。

そして情報を伝えられたと安心したのか、やがて射精は止まり、同時に暴れていた俺の脚もパタリと力尽きた。
危機に瀕し生存本能だけで保たれていた身体機能は役目を終えて衰えていった。

ぷちっ。

それは俺というちっぽけな存在が妹の下で潰れた音だった。


  *


 ハル 「結局、わたしは1回もイけなかったんですけど」

ベッドに腰掛けるハルが脚の上に両肘をついて頭を支えながら見下ろしてくる。
俺は床の上に胡坐をかいて座っていた。
お互い全裸。ちなみに俺の体力などは全快している。

 シュウ 「俺が知るかよ…」
 ハル 「お兄ちゃんのおちんちんが小さすぎるのがダメなんじゃないの? あと早漏だし」
 シュウ 「こ、この大きさじゃ仕方ないだろ! 早漏じゃないから!」

未だハーフサイズの俺は座ったまま抗議した。ベッドに腰掛ける普通サイズのハルと床に座る2分の1以下サイズの俺とでは目線の高さが全然違う。明らかに見下ろされていた。
はぁ…。ハルがため息をついた。

 ハル 「あーあ、ちっちゃいお兄ちゃん見てると興奮するから、いつもよりイけると思ったのに…」
 シュウ 「この大きさの差でセックスするのは無理だろ。ナニもかも小さくなってるんだから」
 ハル 「そっかー…今度アスカさんに体は小さくなってもおちんちんだけは小さくならないモノつくってもらおうかなー」
 シュウ 「絶対にやめてください。お願いします」

俺はその場に土下座した。

 ハル 「…ところでお兄ちゃん」
 シュウ 「ん?」
 ハル 「今、セックスは無理。って言ったけど、お兄ちゃん何回もイってたよね」
 シュウ 「い…っ!」

見下ろしながら言うハルの言葉に、俺はビクッと震えた。
実際 今ハルがベッドに腰掛けているのだって、立っていると中から俺の出したモノがあふれ出てきてしまうからだ。

 シュウ 「ま、まぁ…すげぇ気持ちよかったからな…」
 ハル 「そんなによかったの?」
 シュウ 「お、おう…。別にデカくないとダメってわけじゃないが、なんか今日は全身お前に包み込まれてるような感じがしてな…」

俺はしどろもどろになりながら答える。

 ハル 「そっかー。………そっかー♡」

両手で頬杖をついているハルが「にへらぁ」と嬉しそうに笑った。

 ハル 「ねぇお兄ちゃん、もう一回シない?」
 シュウ 「はぁ? 体力も性欲も回復したったって、こっちはもう何回もイかされてるんだぞ。それに何回やったってお前はイかせられないって」
 ハル 「あはは、まぁそこは諦めるとして、もう一回シよ。今度はわたしから動くんじゃなくてお兄ちゃんが動いて」

言うとハルは頬杖を突くために前かがみになっていた上半身スッと伸ばした。そして閉じていた脚を開く。するとちょうど俺の目線の高さに、ハルの陰唇が現れた。

 シュウ 「…」

体力も性欲も回復しているとあっては、女性の秘所を見せられれば体もうずく。
俺はゴクリと唾を飲み込んだ。

 シュウ 「ほ、本当にいいのか?」

俺はゆっくりと立ち上がった。

 ハル 「うん、お兄ちゃんの好きにしていいよ」

ハルは笑顔で受け入れた。

丸太のような太さの太ももの間に俺は立っている。ベッドに腰掛けたハルはそれでも俺より大きい。ベッドに座るハルの股間と、立っている俺の股間は同じ高さにあった。
目の前にはあの二つの巨大な乳房。少し目線を落とせば腹。見上げれば笑顔のハルが見下ろしてきていた。
改めて見るハルはとてつもなく大きいが、とても綺麗だと思う。一糸纏わぬ姿は肌色に統一されたの芸術品だ。触れることをためらう気持ちもあった。しかし触れたいという欲求もある。
ハルの脇腹に両手を添え、あの大きな陰唇にちんぽを差し入れる。大きく濡れまくっているハルのまんこはたやすく俺のちんぽを受け入れた。
それだけでも、俺にとっては快感だ。わずかに喘ぎ声が出てしまう。しかしハルに反応が無いのを見る限り、ハルにとっては大した感触ではないのだろう。
今の俺にはハルを満足させてやることはできない。でもハルはそれでいいと言ってくれた。
ハルが与えてくれたチャンスだ。全身で受け止めねばならない。
俺は腰を振り始めた。

腰を振り始めてすぐに俺はイってしまった。ハルの中があまりにも具合がいいからだ。
今のハルは自分がイクためではなく俺をイかせるために具合を整えてくれている。その絶妙な加減に俺は腰を振るのを止められなくなった。
俺の口からだけ喘ぎ声が漏れる。妹の膣に、自分の意思で腰をたたきつけていた。
パン パン 気持ちがいい。気持ちがよすぎる。ちんぽを包み込んでくる柔らかい膣壁。脳がとろけ、足腰が立たなくなってしまいそうなほど甘美な刺激。
俺はハルの体に抱きついていた。今のハルは腕を回すこともできないほどに大きく、俺はハルの体にしがみついているような恰好だった。
上半身をハルのおなかに密着させ、両腕を腰に回ししがみつく。
顔は、先ほど潰されそうになったあの胸の谷間にうずめていた。押し付けていた。息荒く呼吸するたびにハルの体で暖められた空気と香りが吸い込まれる。ハルのにおいは俺にとってもはや媚薬だった。吸い込めば吸い込むほどに脳の中をじんわりと染め上げハルのことしか考えられなくなる。

そんなハルは左手を俺の背中に回し俺の体を支え、右手で胸の谷間に顔を埋める俺の頭を優しく撫でていた。
まるで子を抱きしめるように愛おしく、小さな俺の体を大きな体で包み込んでくれていた。

 ハル 「ふふ、気持ちいい?」
 シュウ 「ハッ…! ハッ…! と、とまらねぇ…!」
 ハル 「あはは。じゃあちょっとサービス」

ハルは俺の抱いていた両手を離すとその手で乳房を左右からそっと寄せた。
その間にある俺の頭を、大きな乳房がむにゅっと挟み込む。

 ハル 「ほーら、ぱふぱふだよ」

クスクスと笑いながらハルは乳房をむにむにと寄せた。
先ほどのような、潰れるほどに暴力的な圧力ではない。頭全体が、大きくて柔らかい乳房に包み込まれる。俺の頭はハルの乳房の間に埋まってしまった。
やわらかなぬくもりが顔全体を包み込む。顔だけじゃない。つっこんでいるちんぽにも、抱きついている体にも、感じられるのはハルのぬくもりだけだ。
全身がハルのぬくもりに包まれている。全身でハルに抱きついている。

 シュウ 「く…っは…!」

極上の柔和。脳もちんぽもぬくもりに包まれて、俺は今日最大の絶頂に至った。


  *


 シュウ 「はぁ…はぁ…」

行為を終えたあとのシュウはその場から動くこともできないほどに疲労しハルに抱き着きもたれかかったままだった。
そんなシュウの頭をハルが優しくなでる。

 ハル 「お疲れさま」

自分の股間にちんぽを刺したまま、胸の谷間に顔をうずめたまま動けなくなった兄を見下ろしながらハルは微笑む。
そして両腕でシュウをそっと抱いて、そのまま体を背後に倒した。
ばふっ。ハルと、ハルに抱かれたシュウはベッドに寝転がる。仰向けに倒れるハルの腹の上にシュウがうつ伏せになる。
股間を繋いだまま、ベッドに横になる二人。
ハルの体の上に乗っかってうつ伏せになるシュウは、大きな乳房の間に顔を当てていた。あたたかな胸板の向こうから、トクン、トクンという心臓の音が聞こえてきた。
疲労の極みにあったシュウはハルの温かな体を揺り籠に、鼓動を子守歌に、眠りについてしまった。

自分の体の上に倒れたまま すーすーと安らかな寝息を立て始めた兄の頭を、ハルはクスクスと笑いながら撫でていた。