登場人物

明美(16歳高校二年生。158cm)

悠哉(16歳高校二年生。1.7cm)































明美「ねえ悠哉、さっきから鼻の中が詰まってて苦しいの。様子を見てくれない?」


悠哉「え、でもこのサイズじゃ中に入らないと見れないよ?」


明美「だったら中に入ってみてきてよー。」


悠哉「いやだよ、人の鼻に入るような趣味はねえよ。」


明美「えー、悠哉のいじわるーーー!」


悠哉「ε-(`・ω・´)フンッ。」


明美「じゃあさ、入らなくていいからさ、近づけるから見てくれない?」


悠哉「それだったらいいけど...。」



そう言って悠哉は明美の鼻に近づいた。しかしそれが大きな命取りになることに気が付かなかった。



明美の鼻に悠哉が近づくと、
明美はそのまま鼻で息を吸ってしまった。そしてそのまま悠哉は明美の鼻の中へと吸い込まれてしまった。



悠哉「お、おい!話が違うじゃないか!」


明美「ごめん、少し息を吸っただけなの!決してわざとじゃないわ!(ふふふ。)」


悠哉「ち、仕方ねーなー。しっかしなんだこの粘着力は!ちっとも動けねぇじゃねぇか!!」


悠哉は鼻の中から脱出しようとするも、鼻毛やら鼻水に捕まってしまい、うまく身動きができなくなっていた。



悠哉「くそ、このままじゃまずい、なんとかして脱出をしないと!」


悠哉が鼻の中で抵抗すればするほど明美の鼻がムズムズとし始める。


明美「悠哉が鼻の中で暴れているせいで鼻がとってもムズムズするわね...。」


さらに悠哉が暴れ回ろうとすると、完全に明美の鼻を刺激していた。


明美「あ、も、もうだめ!くしゃみがでそう...。は、はぁ、∵ゞ(>д<)ハックシュン!」


悠哉「うわぁーーーーー!」



くしゃみの勢いで吹っ飛んだ悠哉は地面に叩きつけれた。しかし鼻水に守られていたため、軽傷ですんだ。



明美「ごめんね悠哉!大丈夫!?」


悠哉「鼻水のおかげでなんとか助かったわ...。」


明美「ちょ!恥ずかしいからやめてよ!!でもほんとに無事でよかった...。」


悠哉「俺も鼻の中で死ぬのはゴメンだったからな。それにしてもすごい鼻が詰まってたな。でっかい鼻くそとかあったぞ。」


明美「もう!女の子の前でそんなこと言っちゃダメだよ!それより汚いから水で流してあげるね。」



明美は水を持ってきて、ゆうやの体を流し、そのまま綺麗に拭いてあげた。



悠哉「ふぅ、助かったぜ。」


明美「うん!良かった!」


悠哉「でもまぁ、また鼻の中に入るのはゴメンだな。何度か死にかけたし。」


明美「うん、ほんとにごめんね。」



こうして悠哉の今までにない冒険が終わったのである。








終わり。