世界を救うため、魔王を倒すには代償が必要だった。今まで培って来た強さ全てを捨てることを勇者は了承し、魔王に勝利し世界を救った。だが…

「何でこんな…生き恥だよ…」

「そう言わずに、その姿もかわいくていいじゃないか」

「そうだね……とってもかわいらしいサイズで……食べちゃいたいくらい…」

「あなたは何でもかんでも口に入れる癖はやめなさい!勇者様を何だと思ってるんです?あ、私も勇者様のことかわいいなって思ってますよ!」

魔王を倒すほどの力を得る代償に、勇者は身長を犠牲にした。端的に言えば小人になってしまった。あれほど強かった体は見る影もなく、ネズミにも負ける体になってしまったのだ。
平和になった世界で与えられた屋敷に、4人パーティで住んでいる。女騎士のレン、魔法使いのソラ、治癒士のカレンの3人だ。もはや役立たずとなってしまっても慕ってくれる仲間たちのおかげで生活出来ているが、こんな小さな体で女性と共同生活というのは、恥ずかしいことだらけで大変だ。何より…

「今日は私の番だね、存分に甘やかしてあげよう!」

ずっと頑張って来たんだからと、勇者を甘やかそうとしてくるのだ。この圧倒的な体格差では拒むことすら出来ない。そもそも自分を想ってやってくれていることを拒むなんて出来なかった。

今日自分を世話してくれるのはレンらしい。彼女は女騎士だ。すらりとした長身で、後ろで束ねた長い金髪が煌めいている。

「まずは食事にしようか。食べさせてあげるね」

「いいよ、自分で食うからさ」

「つれないこと言うなよぉ、ほらあ」

手のひらに乗せられた自分の拳ほどもあるパン屑をずいっと目の前に突き出された。上を見上げて顔を見れば、端正に整った顔が何かを期待する様に見ている。……まるでペットか何かの様だ。

「……ありがと」

渋々とレンの手のひらに乗り、パン屑を拾って食べる。地面はレンの手のひらで、ほんのりと高い体温を感じ、騎士ゆえに剣ダコもあるが、すべすべとした女性らしさもあり、また照れてしまう。

「ふふ、かわいいね。じゃあ私も食べようかな」

手ずから餌付け出来たのがそんなに嬉しいのか、満面の笑みを浮かべながら食事を始めた。机の上に乗せられた勇者は遥か上で行われる大巨人の食事に圧倒されていた。自分など簡単に真っ二つにしてしまえそうなナイフと、刺されば体のほとんどが潰れてしまいそうなフォークが、小さくなった自分にとっては耳に触るほどの金属音を伴い、また恐怖を掻き立てた。それをチラリと見たレンは悲しそうな顔をしながら言う。

「あぁ、そんなに怯えないでくれ。もう誰も君を害する者なんていないんだ」

レンは食事をやめナイフとフォークを置いた。そして勇者を両の手のひらで包むと、ゆっくりと撫でた。

「もう頑張らなくても良いんだよ。頑張るなら私達の相手をしてくれよ。私たちはみんな君のことが好きなんだから」

レンの香りと体温に包まれながら、撫でられるたびにゆったりとレンに身を預けてしまう。それがレンにはとても嬉しかった様で、少し握りしめる力が強くなった。

「あぁ、ごめんよ。こんなごつごつとした手に握られても嬉しくないだろ?他の2人が羨ましいな。私はずっと剣を振っていたから…」

そんなことないと伝えながら、包まれている巨大な手のひらを、爪ほどもないような小さな勇者の手で撫でる。それにレンは感極まったように勇者を頬へ抱き寄せ頬擦りをする。

「っ!」

ふにふにとしたレンの頬に全身を擦られ、少し苦しかったが、勇者はふわふわとした感情になった。
レンは頬から勇者を離し、手のひらにいる勇者を潤んだ瞳で見つめる。

「あの…さ…今日も、いいかな?いや、嫌だったら構わないんだけどさ、そんな体だし、大変だろうし」

今の勇者の役割は、簡単に言ってしまえばそういうことの相手ということだ。今日はまだ日の高い内からお誘いだった。先程のやり取りで高揚してしまったのだろう。顔を真っ赤にしながら勇者に迫った。巨大なレンの顔がパノラマのように勇者の眼前に見える。ここまでして貰っているのに、自分は何もしないというのはないだろう。そう思った勇者は意を決してレンの唇へと体ごとダイブしてキスをした。

「んむっ!?」

驚いたレンだったが、口を開けば勇者が入ってしまうため必死に声を堪えた。勇者に負担がかからないように強くしすぎないように勇者にキスをする。ぷっくりとしたレンの唇に全身が沈み込む。上質なベッドのようなレンの唇を堪能すれば、レンは勇者の方から来てくれた喜びで舌をちろりと出して勇者の顔を舐めた。柔らかい舌にぺろりと舐められ顔が唾液でびしょ濡れになる。レンの唾液の匂いは良い匂いとは言えなかったが、全身がレンの匂いで包まれて否応なく興奮してしまう。

「ふーっ、ふーっ」

興奮した様子のレンの息が勇者へとかかり、唾液で濡れた顔が乾いていく。
レンは服を脱ぎながらベッドへと寝そべり、自分の股間へと勇者を降ろした。全裸になっているためレンの秘所は丸出しで、むわりとした熱気が込み上げて来ていた。

「あの、触ってくれないか…?もう、せつなくて、胸がぴりぴりするんだ…」

その言葉を聞いた勇者は、腕を突っ込んでかき回す。腕を差し入れた瞬間、勇者の体が大きく飛んでしまうほどレンの体が上へと跳ねた。ロデオなんて目じゃないほどの揺れは、レンの巨体がベッドにどすんと着地した時、勇者のサイズからすれば山が飛んで落ちて来たようなものだった。だが必死で割れ目へとしがみつけば、またその小さな愛しい人の感触でレンは快感が抑えきれなくなってしまう。

「あ……ンッ!勇者…くん!好き!大好き!」

レンは自らの乳首を摘んでいじりながら、勇者が腕を動かすたびに必死で快感を堪えビクビクと震える。勇者が思い切り上半身を割れ目の中へと入れた時、レンは我慢しきれずに潮を吹いた。

「あァッ!……ハァ、ハァ、汚し…ちゃったね…」

レンの愛液まみれになってしまった体を見ながら大丈夫だよと答える前に、レンは勇者を掴んで体についた液を舌で舐め取り始めた。

「綺麗に、するね?はむっ」

ぱくんと挟まれた肉厚な唇と舌は、今までの情事で興奮し怒張しっぱなしだった勇者の陰茎を包み込み、その肉圧でぎゅうぎゅうと搾り取るように動いた。

「あうっ!レン!口の中に出しちゃう!」

「いいよ……一緒に気持ちよくなろ…?」

レンの舌の勢いが増し、ねっとりとしたベロに股間丸ごと下からねぶられ、勇者は我慢しきれずに射精してしまった。

また汚れちゃったねとレンが笑い、勇者はお互い様だよと苦笑した。レンが疲れて眠ってしまった上で、勇者は柔らかく控えめな乳房をベッドにして2人で触れ合いながら泥のように眠った。

次の日の朝、少し怒った表情をした魔法使いのソラに自室へと連れ去られる。ソラは少々幼い容姿をしているがれっきとした成人だ。そんなソラは勇者よりも大きい、半分閉じた綺麗な青い瞳をジト目にしながらこちらを睨んできた。

「……きたない」

レンの愛液まみれだったのが気になったのか、綺麗にしてやると言わんばかりに舐めとられる。レンがしたような搾り取る動きではなく、自分の舌を擦り付けるように、自分の口臭を染み込ませるようにして勇者を舐める。顔を柔らかい舌に埋められ呼吸が出来なくなり、息苦しくなったと思えばまた息継ぎのために離される。それを何度も繰り返して、自由に呼吸出来ず、呼吸のタイミングすらソラに決められている苦しさとソラの口臭しか空気が吸えない興奮でおかしくなりそうだった。

「体ぐらい洗ってから寝ないと……わたしが洗ってあげるね…あれ?興奮してるの?…ふふ…変態さん…」

舌に押しつける指の力が強くなってきた。グッと押し込むたびに勇者の股間は刺激され、匂いをこれでもかと擦り付けられる。今ソラから離れたとしても、自分の体からはソラの口臭が染みついているだろう。

「でも…嬉しいな…前は遠慮されてたし…ふふふ、今日のあなたはわたしのもの…一緒に気持ちよくなろうね…」

舌を離され唾液が糸を引く。どろどろになった勇者を見ながらソラは嬉しそうに微笑んだ。

「わたしね…あなたにわたしの匂いを染み込ませたいの…ずっと残るくらい…いいよね…?」

どろりとした瞳で見つめられ勇者はぶるりと震えてしまう。だが唾液と一緒にとろとろになった頭は、ソラにされるのを望んでいた。

「えへへ…じゃあ、こっちで…」

そう言ったソラはローブに包まれた腕を振り上げ、勇者を腋へとはさんだ。通気性の悪いローブに包まれていた腋は汗で蒸れて匂いがキツく、女性らしい柔らかさで優しく圧迫されている。

「蒸れててくさいかな…でも嬉しいでしょ…?吸う空気が全部わたしの匂いで…体も私の汗まみれ…他の2人に嗅がれたらウッてなっちゃうくらいわたしの臭い体臭が染みついちゃって…でもあなたはそれが嬉しいんだ…」

ソラが言葉を発するたびに、恥ずかしさと興奮で勃起してしまう。臭いはずの匂いが、ソラのものだと思うとどうしようもなく欲情して、自分の全てがソラの物になったような気分になる。

「くさくて暑くて苦しいね…?でも勃起してるの感じるよ…やっぱり変態さんだね…ほら、ギュッてしてあげる…!」

今まで優しくはさまれていたのが、苦しいくらいの圧迫感が勇者を襲う。苦しさの中でソラに罵しられ、自分が今まで守っていた妹のような存在にいいようにされている事実の屈辱感まで興奮の材料となっていた。

「ちっちゃいあなたにはキツかった…?こんなに大きい人にいじめられたら怖いかな…?でも射精しちゃったね…わたしの匂いを嗅いで…わたしの汗を飲んで…わたしの体に射精して…ふふふ、もうわたしの虜だね…」

ついに我慢出来ずに勇者が射精してしまったのを、ソラがとても嬉しそうに笑う。クスクスとささやくような笑い声は、密着している小人の勇者には大きな振動となっていた。ただ静かに笑うだけで、自分はソラに屈服させられている。勇者の感情はめちゃくちゃだった。

「かわいいね…わたしみたいなちっちゃい女の子に好き放題されて…でもしょうがないよね…あなたはそんなわたしよりちっちゃくなっちゃったんだから…」

まるで子供に言い聞かせるようにゆっくりと、優しく語りかけられる。

「だから今度はわたしたちが守ってあげるね…その代わり…いっぱい愛してほしいな…」

無表情で、いつも冷たい目をしていたソラの目は今はとろんとしていて欲情しているのを隠せていない。勇者はソラに求められているのがなんだか嬉しくて、小さくなって初めてこの体も悪くないと思った。

だが、こんな体ではまともに行為など出来ない。先日レンの相手をしたが、あれで満足させられていたのかどうか…そんなことを考えていると、顔が暗くなっていたのかソラに心配される。

「そんな顔しないで…あなたにやってほしいことがあるの…」

ベッドに勇者を下ろし、腰をおろしたソラはタイツを脱ぎ始めた。自分より遥かに巨大なソラが動く姿を間近で見れば、その迫力にビビってしまい、尻もちをついてしまいそうになるほどだった。いつも履いているソラのタイツは真っ黒で、洞窟のような長さをしたそれは、ほかほかと湯気を出していた。長時間履いていたのだろうか、匂いも凄そうだ。

「あは、寝てる時も付けてるから…すごい蒸れてる……あのね、わたしの足ね…揉んでほしいな……」

「くさいよね……でも好きだよね…?わたしね…小さいあなたにわたしのくさい匂い嗅がせるの好きなの…わたしでも顔をしかめるくらいくさいのに…ちっちゃいあなたならもっとくさいんだろうなって…でも…」

「最初はね…?嫌かと思ってしなかったの…あなたの嫌がることはしたくなかった…でもあなたは喜んでくれたよね…すごいうれしかった…変態さんはお互いさまなの…」

「だから体ごとわたしの足に擦り付けて…?ね…?嬉しいんだもんね…?」


「一生懸命わたしの足を揉んでくれてるのに…必死な顔してるのに…全然わたしの足に感触ない…かわいい…かわいい…かわいいな…わたしの汗まみれになって…優しいな…かわいいな…女の子の足も揉めないの…?ンッ…大好き…勇者…大好き…」

くちゅくちゅと水温が響いてくる。勇者の奉仕を見て興奮しているのか、愛の言葉を囁きながら、罵りながら、褒めながらの自慰行為。淫らな音と、淫らな声が、勇者の脳を溶かしてしまう。全身ごと足裏をこすっていたのが、股間を中心に、壁オナするかのように勃起したそれを擦り付けてしまう。

「あれ…?……ふふっ…わたしの足は気持ち良い…?柔らかいかな…嬉しいな…興奮してくれてるんだ…ンッ…巨人の足でしちゃうの…?くさい足で…自分より何倍もおっきな足に擦り付けて…」

ソラの足は柔らかく、ほんのりかいている汗はローションのようで、たまらなく興奮してしまう。見上げても到底足指にすら届かない足裏があの小さくてかわいかったソラの足と思うと、複雑な気持ちだった。

「ねぇ…分かってる…?あなたが今オナニーしてる足ってね…あなたがいつも撫でてたわたしの足なんだよ…子供扱いしてたよね…?」

その複雑な気持ちを察したのか、ピタリ考えていたことを当てられた。そう、今までは子供だったのだ。勇者からすれば、年下の小さい少女…

「でも今は足にも負けちゃうね…くさくておっきいわたしの足に出しちゃおうね…ちっちゃいほうがかわいいよ…今のあなたはわたしを撫でてたあなたじゃないの…わたしの指にも負けちゃうの…」

勇者にまだ残っている、勇者としてのプライドはいらないんだと、もう気を張らなくていいんだと言う様に、今の自分の小ささを、言葉とその巨体でじっくりと分からせられる。ソラがSで勇者をいじめたいのか、気を遣ってくれているのか、それとも両方か。そんなことも考えられないほどの快感に、ソラの足に射精してしまう。罵られながらの射精は、自分がとても矮小に思えるが、気持ちよくてたまらなかった。

「射精…またしちゃったね…あぁ…かわいい…これからはずっと一緒だよ…もう離さないからね…ンアッ…」

絶頂したソラはグッと体を逸らしたあと弛緩したようにぐにゃりと落ちた。まだ起きているようだが、荒い呼吸音が聞こえるだけだ。勇者はへとへとになった体に鞭を打ち、踏まれないためにソラの体の上に登った。ソラのお腹の上までたどり着けば、息が乱れるほどの大労働で、息を荒げながらこてんと転がる。ふかふかのお腹は小高い丘のような広さで、感触を楽しみながら寝転がれば、上から手のひらが降ってきた。

「ふふ…疲れたよね…一緒にやすもっか…」

優しく置かれた手のひらは掛け布団のようで、ソラの温かい体温を感じながら、眠るでもなくごろごろと、のんびりした昼を楽しんだ。

3日目、今日一緒に暮らす相手は分かっている。

「勇者様!ついに私の番ですよ!じゃんけんで負けるからいつも最後です!」

耳が痛くなるほどの大音量だ。前に倒したドラゴンの咆哮だってこんなに大きくはなかっただろう。必死に耳を塞いで轟音に耐える。昔はうるさいなあと思うくらいだった彼女の声は、小さくなった今ではとてつもない音になっていた。

「あっ、ごめんなさい、うるさかったですよね、テンション上がっちゃって…」

しょんぼりとしたカレンに、必死に手を振りなんともないとアピールする。それを見たカレンは感極まったように勇者を抱き寄せた。

「勇者様ぁ!こんなにかわいいお姿になっても優しいのは変わりませんね!そんなところが大好きです!」

カレンはストレートだ。いつだって恥ずかしがらずにはっきりと自分の意思を伝える。嘘はつかない性格だから、勇者は自分に好意を抱いてくれていると嫌でも理解出来た。
カレンの胸に抱き寄せられた勇者は、薄い布地に包まれたレンやソラは目じゃない様な巨乳に押し込まれ、柔らかく、自分を包む様に変形したそれに、気持ち良くなると同時に恥ずかしくなってしまう。

「むっ!勇者様、ちょっとにおいますね!」

昨日はそのままソラにマーキングかのようにひたすら匂いを付けられ、一日経ってもソラの体臭が染みついてしまっていたようだ。

「またソラですか…まぁいいです!お風呂行きましょう!私が洗って差し上げますので!」

勇者の返答も聞かずに走り出し、勇者を掴んだまま風呂場へと走っていく。走るたびに胸が揺れ、勇者の体を胸で襲った。自分より巨大な二つの肉の詰まった球体は、勇者にとってとてつもない重量だ。

「着きました!服を脱ぎます!」

謎の宣言と共に勇者を持ったままするすると服を脱いでいく。元々薄着の司祭服を着ているカレンは片手が塞がっていても簡単に脱げるようだ。だが手に握られたままの勇者は、ぐいんぐいんと動かされ酔ってしまうかと思った。全裸になったカレンは器用に指先で勇者の服を剥ぎ取った。

「おっふろ、おっふろー」

楽しそうに鼻歌を歌いながら勇者を連れて風呂場へと入る。そんなに嬉しいのかとカレンに聞いてみれば

「嬉しいです!勇者様と一緒にお風呂!勇者様は大きかった時は絶対一緒に入ってなんてくれないじゃないですか!だから小さくなってくれて良かったです!」

満面の笑みで無茶苦茶を言いながらお湯で体を清めている。カレンの体を流れる大量の水は、旅をしている時に見た世界で一番の大滝よりも大迫力だった。

「じゃあ今度は勇者様の体を洗ってあげます!」

ただ体を洗っているだけのカレンに圧倒されていると、カレンが隅でじっと待っていた勇者を掴んだ。石鹸を手に塗ったカレンが両手で勇者をもみくちゃにする。ぬるぬるとした石鹸に包まれたカレンのすべすべとした手が体中をまさぐった。股間もくまなくこすられ巨大な指先に好きなようにされ、人形のように扱われ、我慢できずに勃起してしまった。

「あら!気持ち良さそうな顔ですね!嬉しいです!」

快感で頭がおかしくなりそうな状態だというのを全く気付いていないカレンは、そのまま指の勢いを早めた。勇者はそれに耐えきれず射精してしまうが、石鹸とまざってすぐに見えなくなってしまう。指での愛撫はイッても止まず、指もぬるぬるとしていて押し返すこともできない。必死で股間を守ろうと腕で隠すが…

「あっ!ダメですよ!ちゃんと洗わないと!」

無理矢理腕を抑えられ、また何度もこすられて、絶頂してしまう。だがなんどイこうが決してやめてもらえず、快感と痛みと気づいてもらえないことに泣きそうになってしまった。
そんな生き地獄が数分間続いたあと、ようやく綺麗になったと判断されたのか、泡を水で流される。

「うん、とっても綺麗になりましたね!じゃあ湯船に入りましょうか!」

樽に入ったお湯に、勇者を掴みざぶんと入る。それだけのことが小さい勇者からすれば大迫力だ。海の怪物がざばんと跳ねたような、そんな現象をこんなにかわいい少女が起こしている。ギャップに頭がおかしくなりそうだ。

「勇者様はここです!」

湯船に浸かったカレンは、手に持っていた勇者を自分の乳首へと跨らせた。

「ここに掴まっていれば溺れません。あと私も気持ち良いので一石二鳥ですね!」

超巨大なカレンの胸の先端の、敏感な場所に乗せられて、恥ずかしさから降りようとするも、降りたらこの胸が発する津波でお陀仏だ。怖くなってカレンの乳首へとぎゅっと掴まった。

「ンッ!勇者様ぁ…!」

落ちないように思い切り掴んだ勇者の手は、カレンからすれば微弱だったが、愛しの勇者様が必死に自分の乳首に掴まっているという事実が、カレンの興奮をかきたてた。

「気持ちいぃ…勇者様ぁ…もっと…」

カレンは小さい勇者を見ながら発情した目で勇者を見つめた。勇者はカレンの期待に応えるために、乳首に向き直って思い切り齧り付いた。

「ンアアッ!ハァ…ハァ…」

カレンはビクンと跳ねると、勇者ごと自分の胸を揉み始めた。自分の何倍も巨大な胸に、自分より何倍も巨大な手のひらで押しつけられる。乳首に擦り付けられ、自分の体でぐにゅぐにゅと胸を変形させられ、呼吸も苦しくなるほどにカレンの巨乳で弄ばれる。

「ごめんなさい…!苦しいですよね、でも、勇者様がかわいくて、気持ちよくて…!」

勇者ごと巻き込んでの自慰行為は、数分とたたずに終わってしまった。カレンの絶頂は、勇者を思い切り胸に押しつけ、勇者は後ろからの手の圧力と、それを受けた柔らかい乳の感触とに挟まれ、一緒に射精してしまった。

「続きは、お風呂上がってからにしましょう…?」

風呂から上がった2人は服も着ないでカレンの部屋へと行った。とろんとした瞳で見られながら、カレンとキスをした。

「んむっ」

勇者の体よりも大きい唇は、ぷるんとした潤いと、水枕のような柔らかさを持っていて、カレンの甘い匂いがふわりと香った。それに意を決して顔を体ごと押し付けると、カレンの目は嬉しそうに笑う。キスしながら秘所を弄っているのだろう。そんなカレンを悦ばせるために、何度もカレンの唇に飛び込んでキスをする。カレンはまたも絶頂し、満足げな顔を浮かべた。

「気持ち…よかったです…勇者様、キス、お上手ですね…」

ゆったりとした動きで勇者を掴んでまた自分から勇者の顔全体を覆うように軽くキスをすると、今度は勇者を胸の間へと落とした。

「巷で噂を耳にしまして、こうすれば殿方は喜ぶと。今度は私が勇者様を悦ばせて見せます!」

胸の間へ落とした勇者を仰向けになったまま巨乳で思い切り挟んだ。超巨大な質量を持った柔らかい巨乳に挟まれて、カレンの胸の間でぺったんこになってしまう。それでも勇者の股間も圧迫され、勃起してしまったため、カレンの狙い通りになったといえた。

「勇者様、気持ちいいですか?んっ」

カレンは勇者のいる胸の谷間に唾を垂らした。カレンの甘い口臭が漂ってくるそれは、ローションのようにぬるぬるで、捻るように二つの巨乳で前後左右をもみくちゃにされた勇者は、我慢することも出来ず射精してしまう。

「あっ、出しましたね?こんな大きい胸邪魔だと思ってたんですが、勇者様が喜んでくれるなら大きくて私良かったです!」

嬉しそうに笑いながら勇者をつまみ上げ、慎重に指先で撫でた。

「勇者様、これからもずっと、一緒に楽しく暮らしましょうね♪」

慈母のようにほほえみながら、勇者を撫で続ける。立て続けに射精させられ、疲れきった勇者は、母にされるかのように眠ってしまった。

起きたあとは、カレンの相手をまたしよう。明日はレンで、明後日はソラだ。こうやって3人を愛して、愛されるのが、世界を救ったあとの自分の役目だ。そう思いながら、目が覚めた後を楽しみにする。