夏希 16歳。冬実 16歳。ともに高1で昔からの幼馴染だ。二人は大の仲良しであるが名前からもわかるように
対照的であった。特に身体的に。高1の4月で夏希はT183cm B95cm(G−cup) W58cm 
H87cm。対する冬実はT150cm B65cm(AA−CUP) W55cm H 78cm。
小学生のころは冬実の方が大きかったのだが、中学に入学してから夏希が急成長し始めた。中1、135cm 
中2 147cm 中3 165cm 今 183cmと伸びており未だにその成長は衰えるどころかその成長を増
している。バストも中3の夏休みぐらいから成長し始めおよそ半年でまな板だった胸がG−CUPにまで成長している。一方、
冬実は小6から身長、スリーサイズとも全く変化していなかった。 

物語は初夏の7月から始まる。



7月初旬のある朝、夏希と冬実はいつもと同じように学校に向かって登校していた。
冬実は最近あることを感じていた。夏希がまた一回り成長したのではないかと・・・。
入学したときから比べると目線の位置が変わってきており、また夏希の制服が苦しそうなのを感じていた。「ねえ、夏希さあ、
あんたまた、背が伸びたんじゃない?制服とかも苦しそうだし。ひょっとしてバストもでかくなったんじゃない?」
すると夏希が「やっぱり、そう思う?目線の位置がだいぶ高くなった気がするし、ブラもきつきつなんだ。」
その日の放課後二人は保健室で身長を測り、夏希のブラジャーを買いにショップへ行った。夏希の最新の身体スペックは身長が
7cm伸びて190cmにバストは108cmのL−CUPに成長していた。
「こんなに成長するのっていや!!何で私だけなの?お父さんよりも大きくなっちゃったしみんなにはじろじろ見られて・・・。」
そんな夏希をなだめていた冬実であるが実際は夏希の成長を羨ましく思っていた。そんな冬実も何故小6から成長が止まっていた
のかを嫌というほど知ることになるとは微塵にも思っていなかった。それも夏希とともに・・・。


7月中旬、冬実はあることに気がついた。それは背が伸びたんじゃないかということだった。
「夏希〜、私さあちょっと背が伸びたかも?保健室に身長測るの付き合ってよぉ〜。」二人は保健室に行って、夏希はその大きな体を
曲げながら冬実の身長を読み上げた。「冬実〜、154cmだよ。4月から4cmも伸びたね〜。」「本当?やった〜♪4cmも伸び
たんだ!?このままいくと来年には165cmぐらいになるかも?あっ、そうだ夏希も測りなよっ!!」と冬実は言って嫌がる夏希を
無理やり身長計に乗せた。冬実は椅子に乗って夏希の身長を読み上げた。200cmまで測れる身長計も残り少ない。
「夏希、また伸びてるよ。192cm。」「また伸びたの〜!?2cmも!!はあ〜。」と夏希はため息をついた。
夏希も順調に伸びている。ただ、冬実の身長は7月の始めのとき150cmであった。本当は冬実の身長は10日間で4cm伸びていた
のだった!!冬実はそんなこと思いもよらなかった。冬実はそのことに気づくのは10日後の朝だった。その日、朝、冬実は登校の為
準備をしていたが突然母が「冬実ちゃん、背伸びた?」と言ってきたので「うん、4月から4cm伸びて今、154cmぐらいかも?
ひょっとしたら155cmぐらいかも。」そう言うと母は不思議そうに「冬実ちゃん、立ってみて。お母さん、160cmだよ。冬実
ちゃんの方が高くない?」 冬実は立ち上がり母と背比べしてみた。今まで気づかなかったけど母が小さく見えた。「本当だぁ、私の
ほうがお母さんより高いみたい。10日ぐらいまでに測った時154cmだったのにね。」と話していたが遅刻しそうになったので学
校に急いで行った。学校でも確かに以前は背が高かった友達よりも高くなっていた。放課後、保健の先生に測ってもらったら163cm
だった。10日で冬実は9cm伸びたのだった。もっと言えば20日で13cm伸びたのだった。しかも伸び方は加速していた。
部活の後、夏希に身長が伸びたことを話した。夏希も気づいてらしく「私も冬実が急に大きくなったなぁって思ってたんだ。よかったね〜。」
でも冬実は「まだまだ。夏希ぐらいまで伸びたいもん。これから毎日、測ってみるよ。でもあさってから夏休みだね〜。どっか行く?」
と話し特に冬実は急激に背が伸びたので服が小さくなっており二人は洋服を買いに出かけることになった。


8月初旬、夏希は冬実と洋服を買いに行く為、駅で冬実と待ち合わせしていた。待っている間、すれ違う人にじろじろ見られ、中には「でっけー
何センチあるんだ?2mあるのか!!」と言われ夏希は特に「2m」言葉にという落ち込んでいたのだった。というのも最近部屋の扉に頭をぶつけ
ることがしばしばだった。扉は210cmある。夏希本人も2m超えていることを確信しているのだった。(こないだ測った時から8cm以上伸び
るなんて・・・。冬実もびっくりするだろうなぁ。)と一人ため息をついていた。そこに「夏希〜。」と大きな声が背後から聞こえてきたので振り
返ると冬実だった。でも、何かヘン。冬実とすれ違う人が冬実より小さく見える。
冬実が夏希のところにやってきた。夏希よりは当然に小さいのだが普通の人より大きい。
「夏希、しばらく見ないうちに背伸びたね〜。遠くからでもすぐにわかったよ。みんなより頭一つか二つ大きくなってるね。2m超えたの?」夏希
も「2mって言わないで気にしてるんだから・・・。それより冬実こそどうしたの?すごく背伸びたの?最初、ぜんぜん分からなかった。」
冬実は「うん、びっくりしたでしょ!!夏休み入ってからぐんぐん伸びちゃって。今何センチか分からないけど、最近、お父さんと一緒ぐらいか
もうちょっと高いかも?」冬実の父は191cmの長身だった。「本当に急に伸びちゃったから今日はお父さんの服着てきちゃったけど、このジーパン
裾が短くてさぁ。」
と二人は話しながら電車に乗った。二人とも背が高いので電車の中は注目の的だった。特に夏希は電車の天井に頭が付きそうであり、移動するときも中
刷り広告が邪魔で頭を下げないといけないぐらいだった。
当然、デパートのトールショップでも二人に合うサイズは無くて、仕方なくが外国人女性がよく訪れるスーパートールショップを教えてもらいそこへ行った。
店員は日本人であるが全員185cm以上はありそうだった。しかし、夏希、冬実より大きい女性はいなかった。
店員は「まあ、お二人とも背がお高くていらっしゃる。私も186cmなんですけどね。どのサイズがよろしいのか知りたいもので採寸をさせていただいても
よろしいでしょうか?」と言われ二人は採寸をした。夏希の身長は200cmを優に超えており、一般用の身長計では足を曲げないといけないぐらいだったので、
特別仕様の250cm用で測ってもらった。結果はなんと、215cm!!一ヶ月前に測ってから23cmも伸びていた。次は冬実。冬実は一般の身長計で測る
ことが出来た。冬実は192cm。冬実は2週間弱で30cmも伸びたのだった。
「夏希、すごいね。215cm!!」夏希も「冬実こそこないだから30cmも伸びたんだから。」
店員も「お二人とも背がお高いですわね〜。じゃあ、採寸が終わりましたので次は生地・デザインを選んでいただけますか?」この店は、オーダーメイドの店で
あり洋服が出来上がるのが1週間後であった。
1週間後、夏希と冬実は出かけていったが・・・。なんと、二人とも自分に合わせた洋服が着れなくなるぐらい成長していたのだった・・・。
二人はもう一度身長を測ってもらったのだが、冬実も一般の身長計では既に測れなくなっており特注の身長計で測ってもらった。なんと冬実はわずか1週間で3
0cm以上も伸び、230cmにもなっていた。一般の身長計は冬実の肩ぐらいまでしか無かった。一方、夏希も特注の身長計がぎりぎりぐらいになるまで伸び
ていたのだった。250cmであった。ただ本人は若干猫背になっていたので、本当は250cmオーバーであった。

夏休みも終わるある日、冬実の頭が天井を触った気がした。冬実は天井を間での高さを測ってみると280cmだった。冬実は280cmまでのびたのかぁと感慨に
ふけっていた。
その夜、冬実は就寝するため部屋に上がっていった。扉の高さは235cmしかないので体を大きく曲げて部屋に入り体を伸ばそうとした・・・
その時、体を伸ばしきる前に頭が天井にゴーンと当たってしまった。冬実はびっくりしてしまった。(昼の時、体を伸ばしても天井に頭が触るぐらいだったのになぁ)
と思い、足を見てみた。すると、かなり足を曲げないと頭が天井にぶつかってしまうのだった。また、同時に気づいたのだがバストが相当に大きくなっていたのだ。
冬実は自分の胸とバスケットボールを取り出し比べてみたところ、片方の胸でだけでもバスケットボールのほうが2回りぐらい大きいのだった。
冬実は自分がどこまで大きくなるのだろうとふと思った。この時点で冬実は3mを大きく超えていたのだった。1日で冬実は25cm以上大きくなっていたのだった。
夏希の身長を既に追い越していることも知らずに・・・。冬実は自分の体より小さいベッドに小さく丸まりながら床に就いた。

次の日の朝、今日から2学期のスタートだ。始業式の後、身体測定があり冬実は自分の身長どうなっているかを楽しみに目が覚めた。
目が覚め立ち上がろうとした時、昨日の夜よりも早い段階で頭が天井についた。昨日よりもまた一回り成長したようであった。パジャマもちょっと大きかった昨日よ
りきつくなっておりズボンはつんつるてん、上着も袖も丈も短くなっていた。特にバストの部分はボタンでかろうじて留まっているという感じであり、隙間からは
冬実の超特大のバストが丸見えだ。またどんなものでも吸い込めそうな深い深い谷間がもみえる。冬実の呼吸に合わせ特大バストも息づいていた。そんな時、突然、
パジャマの上着のボタンがミシミシ音を立てて弾けとんだ。また、バストが成長した気がした。
冬実は上半身裸のままリビングに降りていった。「お母さん、おはよう。」とリビングに入ろうとしても、天井のリビングですら体をまっすぐに伸ばせないほど冬実は
成長していたのだった。昨日の夜は余裕があったのだが・・・。「冬実、おはよう。」と母が冬実を声をかけ目を向けたとたん母は自分の娘があまりにも成長した姿を
見てびっくりしてひっくり返ってしまった。上半身裸で自分の頭より大きな大きなバスト二つを揺らし、しかも330cm以上あるリビングの天井に中腰でも頭をつか
えてしまう娘、冬実を見てしまったためだ。ひっくり返った母を助けるため、冬実は床に座って母を起こした。その姿は母が子供、冬実が母親という傍目から見える。
それほど冬実は大きく大きく大きく大きく成長してしまっているのだ。母は正気に戻り立ち上がったのが、座っている冬実のほうが大きいのだ。近くで見ると自分が半
分に縮小したような錯覚に陥ってしまうのだった。母の身長は160cm。座っている冬実はそれよりも20〜30cm高いようだった。ひょっとして父親(191cm)
よりも冬実は高いのかもしれない。

制服が小さすぎて着ることが出来ないので冬実は今日学校を休む羽目になった。午前中母が制服を注文したり、生地を買ってきて冬実の服を作るのにてんてこ舞いだった。

翌日、昨日よりもまた成長した冬実は学校に登校した。母が大きめに作った制服も昨日は相当大きかったのだが、今日は昨日よりもしっくりくるみたいだった。
登校中も、横断歩道の信号も立ってると見えないなどいろいろ大変だった。途中で夏希を見かけた。近寄っても夏希が小さく見える。夏希の背後に近寄ったのだが、夏希の
頭は冬実の肩ぐらいだった・・・。「夏希、おはよう。」と冬実は声をかけた。夏希もその声ですぐに冬実と分かったんだが、何か声が上のほうからするので振り返ると
ちょうど顔が冬実の特大バストにめり込んでしまった。
「冬実、どうしたの?すっごく大きくなっちゃって。おっぱいもすごい。私が小さく感じちゃう。」と話していたが、実際、夏希のおへそあたりの高さが成人男子の頭の
てっぺんぐらいなのに・・・。「冬実、昨日ね、身体測定あってさ。私、3m72cmだったの。冬実なら4mあるかも?」

実際、学校で冬実の身長を測ると4m27cmだった。座高も200cmの身長計では測れず、メジャーで測った。なんと、2m10cmだ。
現在では逆に冬実のほうが、夏希よりも53cmも大きく成長してしまったのだった。
しかし、夏希にもこの後冬実に匹敵するほどの急成長が待っているのだった・・・。

それから、1週間夏希は学校を休んでしまった。体調不良ということだった。冬実は心配して夏希の家に行ったりしたが母親は心配しないでとしか言わなかった。
冬実はその間も順調に成長し続けた。冬実の家は冬実のサイズに合うように1階と2階の間の天井を取り払ってしまった。家に入るときは扉が低すぎて(230cmぐらい
あるのだが)四つん這いになって入るのであるが、いったん家に入ってしまうと2階の天井まで何も無いので体を伸ばせた。はじめのうちは体を伸ばしても目線は前、冬実
の部屋があった2階の下あたりに位置していたのだが、1日2日経っていくと徐々に目線が高くなっていき家が小さくなるのを感じていった。3日ぐらい経った朝、冬実は
朝起きたとき手を上にし体を大きく伸ばすのが日課だったが、2階の天井に手が当たってしまった。天井までは625cmあるのだが・・・。次の日の朝は、背伸びしたら
頭がついてしまった。その日の夜は背伸びしなくても余裕についてしまった。この時点で冬実の身長はなんと630cmになっていた。
そしてその次の日は朝起きて立とうと上半身を起こしたとき座った状態でも目線が2階の位置ぐらいまでに達してしまった。
そして立とうとしたら頭が2階の天井に完全につかえてしまった。四苦八苦し何とか家から出て学校へ行こうとした。冬実は立って何気なしに自分の家を見てみた。すると
どうだろう。家の屋根が冬実の鼻ぐらいの高さしかなかった。とうとう冬実は自分の家より大きな女子高生になってしまったのだった。この時、身長は780cm。一晩で
1m50cmも伸びてしまったのだった。そして身体測定から1週間たったある日の朝、夏希から電話があった。
「お願い、すぐ来て!!」というものだった。冬実はその時点で座っている状態でも2階の天井に頭が届きそうになっており家から出るのはかなり窮屈だった。家から這い
出すのにも時間がかる。しかし、夏希からの切迫した声が・・・。迷った冬実であるが意を決して両手を上に伸ばした。
近所の人は突然外から大きな音がしたため一斉に外に出た。そこでは、冬実の家の屋根だけがベキベキと音を立てて徐々に上昇していくのが見えた。上昇していく屋根の下
から2本の大きな腕が出てきた。そして屋根が上昇していくに連れて大きな大きな人影らしきものが出てきた。それは冬実だった。立ち上がった冬実を見てみんなは大きな
驚きの声をあげた。冬実の家は立ち上がった冬実のおへそぐらいの高さしかなかった。冬実はなんと身長が13m60cmになっていた。あわてて冬実は夏希の家に走って
いった。大きくなりすぎて道が狭いので冬実は平屋・2階建ての家を軽々とハードルを越えるかのように飛び越えていった。冬実は夏希の家に着いたがそこには夏希の家は
無く瓦礫の山とおおきな塊があった。近づくとそれは夏希であった。「あ、冬実〜!朝目覚めたら家を壊しちゃった・・。ここ1週間ですごく身長伸びちゃって家から出ら
れなくなっちゃた。」と夏希は言った。よく見ると夏希は冬実よりも大きい。夏希は座っているのに目線が冬実の肩ぐらいだ。「夏希、1週間何があったの?」
夏希は「冬実が身体測定した次の日。朝起きたら部屋の扉から出れなくなって。それでずんずん大きくなって。部屋の床を抜いちゃって、それで1階の部屋に居たんだけど、
どんどん2階の天井が近づいて。一昨日ぐらいから座っても天井に頭当たってくるように。昨日夜、もう体伸ばして寝ることが出来ないぐらい大きくなったから体育座りし
て寝たの。寝てるとき、みしみし音がしてて体が締め付けられる気がしてたの。今思うと家が悲鳴をあげてたんだと思うけど。とうとうさっき家が私の成長に耐えられなく
なって壊れたみたい。」と言いながら立ち上がった。すると、13m50cmある冬実が(本人はそう思っているがこのわずかの間に冬実は10cm成長していた。)夏希
に比べるとまるで子供みたいだった。冬実の頭は夏希のバストの下、おへその少し上ぐらいしかなかった。夏希に近寄ると夏希の特大バストの下にすっぽり隠れることが出
来た。「ちょっと冬実。おっぱいの下に隠れないでよ、見えないじゃんかあ。」
二人は学校に行った。校舎は5階建てであるが当然二人とも入れない。校舎は15m。冬実は立って5階の教室の中が見ることが出来たが、夏希はちょうど5階の教室に特
大のバストが位置していた。夏希は今19mあるので校舎より当然大きかった。そこで二人は外から授業に参加した。

昼休み、午前の退屈な授業が終わり冬実は夏希の所に行こうと立ち上がった。立とうとするにつれて目線も当然上がっていくのだが、体を伸ばしきる前に冬実の目線は5階
の教室に届いてしまった。目線はどんどん上げって行く。すると屋上が目に入った。まだ上昇していく。とうとう冬実が立ち上がったとき5階建ての校舎は冬実の肩ぐらい
までしかなかった。冬実は18mに身長が伸びて午前中でなんと4m50cmも伸びたのだった。夏希はもっと凄かった。夏希のところにいくと夏希も立ち上がっていたが
校舎が夏希のへそぐらいもなかった。座っても校舎位の高さはあるみたいだった。夏希は33mは超えていた。冬実の頭でさえ夏希のへそ上ぐらいだ。
「夏希凄いね。もうこんなに育ったの?」「うん、なんか時間がたつにつれてどんどん上の階が見えてきて、午前が終わる頃には座っても屋上しか見えなくなっちゃった。
私の教室2階でしょ?始めは座ってても見えたけどどんどん体を横にしないと見えなくなっちゃった・・・。今なんか寝そべってたて肘つくとちょうどいいんだ。」と話し
ていた。

実際、昼からも二人は成長を続けた。冬実の教室は3階で昼一は座るとちょうど良い高さだったが、5時間目・6時間目になるに連れて、座ったままで4階・5階と見えて
きた。7時間目冬実はとうとう座ったままで屋上が見えてきた。そのときもう1つの校舎の夏希が見えてきた。夏希はものすごく成長していた。夏希は体育座りしていたが
夏希は校舎の屋上に特大のおっぱいを乗せていた!!また、よく見ると立てひざをついている夏希の膝下よりも校舎の方が低かった。また夏希がたて肘つけてうつ伏せにな
っても夏希の頭が校舎よりも高いところにあった。夏希は62mぐらいまで成長していた。冬実は37mぐらいだった。
今日は7時間目の後補講が2時間あって授業・授業の一日だった。いい加減飽きてきた冬実はうとうと眠りに入ってしまった。


(キーンコーン カーンコーン)
とチャイムが鳴り冬実が目が覚めた。(私あれからずーっと寝ちゃったんかな?)と冬実は起き上がった。
座ってみて冬実はびっくり仰天した。なんと、校舎が随分小さくなっていたのだった。15mある5階建ての校舎が胡坐をかいている冬実の太ももの厚さ位までしかない。
冬実は自分の手の平を校舎にあててみた。すると、手のひらの方が校舎より大きくなっていたのだった。校舎が冬実から見ると15cmぐらいしかなかった。冬実は今なん
と身長が150mになっていた。ちょうど冬実は100倍のサイズになっていた。

冬実はびっくりして立ち上がった。すると、5階建ての校舎は冬実のくるぶしぐらいの高さしかなかった。冬実は校舎を踏み潰さないようにゆっくりゆっくりグラウンドに
出た。その間も冬実はずんずん成長しているようだった。一歩一歩歩いていくうちに目線がどんどん上昇していくのが分かった。グラウンドに着いたとき冬実の身長は16
0mであった。グラウンドには夏希が立っていたがとても小さい。80mぐらいだろうか?
「夏希〜、」と冬実は呼んで夏希は振り返った。そこには自分の倍はある冬実が立っていた。
「冬実、どうしたのそんなに大きくなって・・・。」冬実は夏希の隣に行き、座った。座ると立っている夏希と目線がほぼ一緒だった。
「私、補講の時間、眠くて。目が覚めたらこんなに大きくなっちゃって。グラウンド来るときも下を見ないと校舎踏み潰しそうで大変だったよ・・・。こんなに大きくなっ
ちゃって今日から何処で生活すればいいのかな。」夏希も「私も一緒だよ。冬実ほどじゃないけど、私も80mあるでしょ?だから家には住めないし。っていうか家壊しち
ゃったし。」と冬実に話しかけた。「??」冬実は夏希に対して違和感を感じた。「!!!」そしてあることに気づいた。
先ほどは座っている冬実と立っている夏希は目線はほとんど同じだったが今では目線が夏希の胸ぐらいしかない。と思っているうちに胸下、へそという感じにどんどん目線
が下になっていく。冬実は辺りを見回した。すると、冬実も先ほどは3m×3mぐらいの大きさに感じたグラウンドが今では2m×2mぐらいの広さしか感じない。夏希も
居ることも相まってとても狭く感じた。冬実も成長していたのだった。「夏希、あんたものすごく背伸びてるよ!!」と冬実は立ち上がった。立ち上がった時、夏希と冬実
はほぼ一緒ぐらいの身長だった。「本当だ、どうしよう。冬実。」と言いかけるうちにも夏希はどんどん成長していた。もう冬実よりも大きい。冬実も成長していたが夏希
の成長度合いのほうが大きい。どんどん、夏希に離されていった。そうこうしている内に夏希も冬実も自分の足に何かが当たるような感触があった。お互い下を振り返って
見下ろしてみると冬実の足には体育館。夏希には校舎が。 グラウンドが二人の足でいっぱいになりつつあり、グラウンドから二人の足がはみ出ようとしていたのだった。
グラウンドは2m四方から50cm四方の大きさぐらいになっていた。それがまたどんどん40,30と小さくなりつつあった。
二人の通う高校はスポーツが盛んであり、グラウンドもとても広く300m×300mの広さを誇っていた。それほどに広いグラウンドが今二人の女子高生足を収用しきれ
なくなりつつあった。二人はどんどん成長していた。そしてとうとう二人の足が体育館、校舎を襲ってきた。メキメキ、バキバキ。
まるでアルミ缶を壊すぐらいな簡単さでもろくも崩れていった。体育館も校舎も二人からすれば手のひらに二つともすっぽりと包み込むぐらいの大きさであった。そして二
人の足は学校の敷地すべてを襲いだした。5分も立たないうちに学校全ての構築物を破壊してしまった。この時、冬実の身長は1700m。夏希はなんと2900mにまで
なっていた。二人の成長は小康を保ってきた。

政府はこの事態を重く受け止め二人を大島に隔離した。(島民を避難させ)東西9km、南北15km、面積91k㎡のこの島に二人だけで生活することになった。移動方
法が無く二人は徒歩と泳ぎでこの島に移ってきた。冬実身長2km。夏希身長3km。この超巨大女子高生二人。この大島でさえも1週間と生活出来なかった。
冬実は島の東半分を夏希は西半分という具合に島を二分した。
島に着いた初日は二人は島を1周した。1周といってもわずか5分とかからない。翌朝には夏希は5kmを超え、手足を伸ばすと足元に山、頭には海という風になった。
冬実は2日目は身長2.5kmとそれほどには成長しなかったが、3日目の朝にはなんと身長が4kmも伸びてしまい。6.5km。夏希も7kmまで伸びてしまった。
そして、1週間後。海上自衛隊は1週間ごと定期的に、大島を訪れ二人を調査観察し政府に報告することになっていた。
そして、定期観測船が大島を遠方から偵察していると二つの大きな突起物が確認できた。普段なら、まだこの位置からは大島は観測できないのだが・・・。
近づくにつれてその二つの突起物の異様な大きさに目を奪われていった。そして、その二つの突起物が女性の上半身であることが確認できた。へその上からは入道雲に隠れ
はっきりとは確認できない。下のほうを確認するにつれてさらに驚くべきことが・・・。その巨大な二人は背中を合わせ座っていたがその臀部の本当に一部分が申し訳なさ
そうに大島に付いていただけであった。その大半は太平洋に出ていて、脚は一体何処に先があるか分からないぐらいの長さであった。ヒップの横幅だけで8,90kmはあ
りそうだった。
冬実と夏希は地上180km上空で話していた。空は黒かった。二人の首から上はなんと成層圏を超えなんと宇宙空間に出ていた。
「ほんとに二人とも大きくなったね〜。バストだってすごいよね。」実際二人のバストもトップが200km、アンダーが120kmという地球の次ぐらいに大きな球体に
成長していた。「ねえ、ほんとに私たち大きくなったね〜。島に座ってるって感じじゃないよね。」と冬実は話しかけた。「ねえ、冬実。なんか座ってるの疲れてきちゃっ
た。」と言い夏希は立ち上がった。冬実もそれに合わせて立ち上がった。
大島の巨大な物体二つを観測していた定期観測船は二つの物体が動き出すのを確認した。
「おーい。物体が動き出したぞ。波が〜。」と言い終わるまでに定期観測船は大波に飲まれ沈没した。大波といっても夏希と冬実がほんの少し動いただけだったのに・・・。
二人は立ち上がった。二人の上半身は完全に宇宙空間に出ていた。なんと、冬実は身長380km、夏希は400kmという超巨大な少女に成長していた。宇宙空間にある
衛星からも二人の姿ははっきりと映った。
その夜、冬実は夢を見た。冬実が日に日に成長して日本・アメリカよりもどんどん大きくなって最後には地球より大きくなっていく自分の姿を。冬実はびっくりして目が覚めた。
(私って本当にそこまで大きくなるのかしら?)
と考えた冬実だったが周りをびっくりした。座っているのに昨日立っていた冬実より目線が高い。あわてて冬実は日本列島を見た。小さい。本州よりもまだ小さいが足を関東に
置くと頭が山口県や九州にあった。冬実は全長1000kmを超える少女になっていた。また、夏希を見ると夏希は冬実の半分ぐらいだった。
次の日、冬実はまた成長していた。昨日より500km成長して1500km。夏希は昨日あまり伸びなかったためか、なんと4倍成長して2000kmに。
そして、夢を見てから3日後の朝とうとう、夏希は3000kmを超えて日本列島に匹敵した。一方冬実はさらに成長して5000kmに、日本より大幅に巨大化してしまった。
次の日、朝夏希と冬実は目が覚めた。二人は仰向けに寝ていたが目を開けるとそこには宇宙空間に広がっていた。なんと、二人の頭上半分が150kmある成層圏を突き抜けていた。
仰向けになっているのに・・・。二人は上半身を起こした。二人のお尻は日本にあった。しかし足は太平洋。アメリカ大陸を横断してなんと大西洋にあった。二人は、この時点で
身長が24000kmに達していた。地球の直径が約12000km。地球の倍に達していた。そのとき二人また体が成長していくのを感じた。
「夏希。どうしよう。」「冬実地球が小さくなっていくよ。」二人の足は地球の球面に沿ってどんどん伸びていきあっという間にヨーロッパ大陸に達した。あわてて二人は体をひっ
くり返して地球にしがみつく体勢をとった。最初は両手をいっぱいに広げても地球は広かったのだが徐々に地球が小さくなっていくのを感じていき地球にしがみついていた手と手が
合わさっていった。地球がこの巨大化しつつある女性のの中で小さくなっていった。そして最後には夏希、冬実から見ればゴルフボールぐらいの大きさにまで小さくなっていた。
二人の身長はなんと100000kmに達していた。