こちらはグリムグリッターサポーターズ (グリムグリッター開発チーム)様の作品、
グリムグリッターの二次創作です。
内容としてはメインストーリークリア後の内容より作成してます。
本編クリア前の方は先にクリアしてからお楽しみいただければと思います。
今回はAパートです。翻弄する側の目線でお楽しみください。
h-non
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ノクターンの香の部屋。
そこは五十倍の人間が日常を過ごす事の出来る数少ない場所であり、
―――お風呂がある。
いわゆる家庭用程度だけど、足を伸ばせる位の大きなお風呂。
先ほどまでアリスと捕まったら負けのサイズ差鬼ごっこを二時間くらいこなしていたので汗だくだ。
なお、アリスはその後お気に入りの小人さん達との第二ラウンドに突入したので私は汗を流しに来たというわけだ。
「あ、お湯張ってある! ラッキー、準備の手間が省けた!」
シャワーで軽く汗を流し、お湯に入る準備は万端。
「それー!」
行儀が悪いけど湯船に飛び込む。
揺れる水面に溢れるお湯、普段だったらお湯がもったいなくて出来ないけどこれは楽しい。
跳ね上がったお湯が湯船に戻る。
激しく揺れる水面に満足しつつ、肩までお湯に浸かる。
「あー、たまらない……」
これもまた行儀が悪いけど、浴槽の縁に足を掛けて伸びる。
気分が良くなってきているので鼻歌を歌いつつ、お湯を堪能する。
そうしたところで、足首に僅かな感触。
そっと見ると、小人が二人、足首を登ってきている。
どうやら香が小人さんを忘れていった様子。
これは少し楽しめそう。
気付かないふりをして、香に預けられた管理者権限の一部で感覚を鋭敏化する。
足を歩く二人の小さな足の形まで分かるくらいの鋭敏化。
本来なら全く感じないはずの二人に、思いっきり踏まれる様な感覚。
そして、お湯の中、正確にはお尻の間にも感触。
こっちは小さな手が出口を求めて彷徨っているよう。
「ぁはは……!」
左手をお湯の中に移動させ、お尻の間に指先を通す。
人差し指に引っかかったそれは、そのまま私のおマンコの間を指に押されながら通る。
そうして陰毛をかき分けるようにして動かして、浴槽の縁へ。
当然ながら、指先には何もない。
陰毛の中に、置き去りにされたのを感じ取っている。
ほんの僅かに引っ張られる感覚から、陰毛にがんじがらめになって、磔状態だろう。
身体の奥底から溢れるモノを感じつつ、絡みつく毛に抵抗する小人さんを堪能する。
今晩は、この思い出で一人致すのも悪くないかもしれない。
さて、二人組はと目線を向けると、右手を登ってそのまま二の腕まで到達。
まあ、楽しめたし、お風呂場で盛り上がるのも悪くないけど、今日はいいかな、と思う。
「お楽しみ中申し訳ございません葵様」
肩に辿り着いた小人さんから声を掛けられる。
その方向に顔を向けると、ヒマワリちゃんがいた。
「あ、ヒマワリちゃんだ。やっほー」
香のお気に入りの小人で、私そっくりな子。
今まであまり接点がなかったけど、こんな機会に恵まれるとは思わなかった。
「香に置いてかれたの?」
「いえ、香様と新しいお客人を迎えていたのですが……」
客人?
そう思ってヒマワリの横の小人さんを見る。
おそらくこの子がそうなのだろう。
「ひとまず葵様、香様がお尻の下敷きになっているはずです」
へ?
「先ほどのダイナミック飛び込みでお尻ごと水面下へ消えて行きました」
……となると、さっきのお尻の感覚の主で、現在陰毛の中に絡まっているのは香?
手を陰毛の部分にやり、お湯で解すようにしてとらわれの小人さんと助け出す。
「……ふふ、今日も元気ね、葵」
あ、怒ってる。これは今晩酷い目に遭っちゃうパターンだ。
一人、唾を呑み込んで覚悟するのだった。