※やばいです。

「お姉ちゃ〜ん」
「い、いや…! 朱美、来ないで!」

走ってきた妹は姉の脇の下に手を入れると、ひょいと持ち上げた。
高い高いの要領である。
姉・梓(あずさ)を持ったままくるくると回る妹・朱美(あけみ)
梓の身長はなんと130cmにも届かないが、朱美の身長は190cmを超えていた。
1.5倍の体格差である。
ショートヘアーの梓の髪が風に揺れてサラサラと、朱美の長いツインテールはブンブンと振り回されている。

「お姉ちゃんかわいい〜」

抱き寄せられた梓は自分のそれよりも大きな朱美の顔に頬ずりをされる。
押し付けられる大きな身体を押し返そうとするが妹の力の前では梓の力はまるで意味が無かった。
幼児体形である梓に対して、朱美はボンキュボンのナイスバディである。
この姉妹は、まるでお互いの身体が入れ替わっているかのように正反対な成長を遂げていた。
姉のコンプレックスのひとつである。

「あ、朱美…! やめて…苦しい!」

自分のぺったんこの胸に妹の大きな乳房がぐいぐいと押し付けられ、競り負けている梓の胸は主の肺が圧迫されるのを防ぐことすらできなかった。
その様子、はたから見れば姉が妹を抱きかかえているだけの微笑ましい光景だっただろう。
だが梓にとってみれば、ここは逃げ出すことの出来ない牢獄に等しかった。
足などとうに床を離れ今は空をぱたぱたと蹴っている。

「あたし、お姉ちゃんが大好きだよ…」

朱美はうっとりとした表情で言った。
梓はそっと床へと降ろされ、そしてそこに聳え立つ朱美を見上げた。
真下から見上げるような格好で、朱美の顔の半分は、前に突き出した大きな乳房のせいで見ることができなかった。

「……でも…」

 トン

軽く突き飛ばされた梓は床へと転がった。

「きゃっ!」
「……苦しそうな顔のお姉ちゃんはもっと好きなの…」

転がった梓の身体を跨いだ朱美。
ストライプのニーソックスは柱の様に天に向かって聳え立ち、ミニのスカートの中は薄暗い色の空気に包まれていた。
そして、ゆっくりと持ち上げられた朱美の片足は、

 ズン!

梓の腹の上に踏み降ろされた。

「おぇっ…!」

痛みと重みが思い切り腹へとのしかかり全身を駆け巡った。
凄まじい嘔吐感が腹から喉を駆け上がってくるのを感じた。
朱美の足はさらに強く、そしてぐりぐりと動かされた。
長さ30cm近い朱美の足である。
床に転がされた小さな梓からすれば、それは巨人の足のようであった。
そして、持ち上げられた朱美の足が、もう一度、腹の上にズンと降ろされたとき、

「おぶっ…!」

梓は、胃の中のものを吐き出してしまった。
口からまるで湧き水のようにゴボゴボと出てくる黄色い液体は梓の顔の周りに広がった。

「あはっ、お姉ちゃん汚〜い」

けらけらと笑う朱美。
せきをした梓は、自分の吐瀉物で喉を詰まらせることだけは免れた。

「ゲホッ…ゲホッ…うぅ…」
「顔が汚れちゃったね。拭いてあげるよ」

言うと朱美は梓の腹に乗せていた足を持ち上げ、今度は梓の顔の上に持っていき、踏み降ろした。
足にはいたニーソックスで、梓の顔についた胃液をふき取っていく。
幅12cm近い足は梓の顔のほとんどを埋め尽くしてしまえる大きさがあり、ソックス越し五指は顔の形にフィットして優しく押し付けられていた。
やがて梓の顔はきれいになった。

「でも今度はあたしの足が汚れちゃった…。お姉ちゃんのゲ○で」

朱美のつま先が、梓の口の中にねじ込まれる。
ソックスのざらついた表面が口内をかき乱す。
さらにそこに染み込んだ梓の胃液が梓の舌を焼け付かせた。
自分の胃液を味わってしまっているのだった。
朱美の太く大きな足の指は上下の鋭い歯の抵抗などまるで気にしていなかった。
靴下越しとはいえ、硬い爪も、柔らかい肉も、梓が何度口を閉じようとして噛み合わせようとしても、文字通り歯牙にもかけず狭い口内を暴れまわっていた。
まさに歯が立たないのである。
梓の目から涙があふれ出ていた。
足は口から引き抜かれると、そのつま先で、梓の涙を拭った。

脱ぎ捨てられたソックスははらはらと床へ落ちていった。
素足になった朱美の足が、梓の顔の上に踏み降ろされる。梓の頭よりも大きな足だ。

「舐めて…」

梓の小さな唇の間から小さな舌が出てきて、その上にある大きな朱美の足の裏を舐め始める。
最早抗う事の出来ない絶対的な存在の前に、無意識の服従が果たされていた。
足の位置をゆっくりとずらしていく朱美。
梓の舌は、踵から土踏まず、そしてつま先へとあますところなく舐めていった。酸味が舌を痛めつける。
舌は指の間にも滑り込み、そこについていた汚れも舐め取ってゆく。
するとその足の指が口の中に突っ込まれた。
親指と人差し指と中指の三本が、梓の口を思い切り開いて侵入した。

「くす…お姉ちゃんの口の中、あったか〜い…」

下の歯に関節を引っ掛けるようにして固定された指はそこから動かせなくなった。
食いしばろうとして歯軋りのように歯を動かすも朱美の指は取り出される気配は無く、当の朱美は痛みに顔をしかめることさえなかった。
舌は指で下あごに押し付けられ動かすことが出来ない。
梓の口の中は、完全にこの3本の指によって占領された。
朱美は指を動かした。
その動きに伴って梓の口がぐにぐにと変形する。頬はまるで中に飴玉を入れているように、その表面を指の形に膨らませた。

するとその時、

「っ!」

梓が身体をビクンと震わせた。
ゆっくりと足を引き抜いてみると、親指の爪の先に血が付いていた。
梓の口の内壁を突き破ったのだ。

「ごめんねお姉ちゃん。このまえ爪切ったばかりなんだけど」

梓を跨いだまま謝る朱美。
自由になった梓は口を押さえてひたすらに泣いていた。
口からは赤い涎が垂れていた。

朱美は再び梓を抱きかかえた。

「痛かったでしょ? でも大丈夫、今度は気持ちよくしてあげるから」

言うと朱美は梓を片手に抱え上げ、そのスカートと下着をビリビリ引き裂いた。

「!!」

驚愕に見開かれる梓の目。
それに構わず、朱美の手の指が、梓の性器へと突っ込まれた。

「お姉ちゃんのここ、きれいだよね。さわり心地も最高」

言いながらも、指は膣の中をぐりぐりとかき回した。
否応泣く押し寄せる快感に、梓の脚がビンと伸ばされる。
だが朱美はすぐに指を引き抜いた。

「でもお姉ちゃんは、こっちの方がいいのかな」

そして今度は肛門へと指を突っ込んだ。

「ンッ!!」

未知の感覚が身体を突き抜けた。
手足をバタバタ動かして抵抗するが、指は構わずくりくりと動かされる。

「ふふ、気持ちいい?」

朱美は笑顔で、弛緩し虚ろな瞳の涙と涎を垂れ流す梓の顔を見下ろした。
そして、肛門から指を引き抜くとその指をぺろりと咥えた。

「もっと気持ちよくさせてあげるからね…」

梓を抱えたままベッドに行くとそこに降ろし、そして着ている服を剥ぎ取った。
梓は、もうなんの抵抗もしなかった。
そして朱美自身も服を脱ぎ、二人の姉妹は生まれたままの姿になった。
棚に向かって歩いていく朱美。大きな乳房がゆっさゆっさ揺れ、大きなお尻がふりふりと左右に揺れ、ツインテールがサラサラと乱れて揺れる。
朱美は箱の中から一つの道具を取り出した。
それはまるで男性器。ディルド。女性の自慰道具。
もう一つも同じ様に男性器を象っていた。ただしその付け根の部分からはベルトが伸びている。
ペニスバンド。下半身に装着することで女性にもソレがあるようになるアイテムである。

それを着けて梓の前に立った朱美。
梓の目の前には朱美の男性器もどきがあったが、すでに性器の無い梓の瞳には何も映っていなかった。

「おまたせ。はじめるよ」

そして朱美は、梓の性器にディルドを差し込んだ。
その瞬間、梓の目が見開かれ生気を取り戻す。
股間に感じる振動が、梓の口から喘ぎ声を漏らさせる。
手が、股間に刺さったそれを抜こうとしたが、それは朱美に止められた。
そのまま梓を持ち上げた朱美は、梓の身体をくるりと背中を向けさせると、今度は自分の股間に生えているそれを、梓の肛門に突き刺した。
梓の、悲鳴とも取れる喘ぎ声が響く。
だらんと前方に倒れこむ梓の身体だが、手首を朱美につかまれていることもありそれ以上倒れることはできなかった。
その光景、辺な言い方をすれば、帆船の先に作られた女神像が海に向かって大手を広げているような…。
立っている朱美の股間に刺された梓はもう足なんか地面に届かない。ぶらぶらとただ揺らすのみ。

朱美はそのまま姿見の前へと歩いていった。

「ほら見える? お姉ちゃん、あたしのおちんち○にささってるんだよ」

姿見に映る自分の姿は、まさに性の奴隷だった。
朱美が腰をくいくいっと少し動かすだけで、梓は脚をビンと伸ばしつま先をきゅっと握った。
完全に、妹に張りつけにされていた。

「ここら辺が弱いんだよね。それともここだっけ?」

朱美の性器もどきが、わざとらしく何かを探すように動かされる。
その度に梓は、突き抜けるような快感に喘がざるを得なかった。

「ふんふ〜ん♪」

朱美が鼻歌を歌いながら部屋の中を歩き回り始めた。
だがこのとき梓は、巨大な妹の身体がズン、ズンと床を踏みしめるたびに、その振動と、自分が沈み込むことで相対的に突き上げてくる性器に打ちのめされていた。
朱美が一歩歩くたびに、梓は一回喘ぎ声を上げた。
と、朱美が立ち止まった。

「そうだ、ちょっとジャンプしてみようか」

背中を向けている梓には朱美がにかぁっと笑ったのは見えなかった。
そして膝をぐぐぐと折り曲げ…

「せ〜…のっ!」

バッ!
飛び跳ねた。
一瞬の上昇時、股間のそれがより突き上げてくる感覚があったが、それはすぐに浮遊感の向こうに消えていき、やがて落下感の中で外に抜けてゆく印象を覚えた。
だが…。

 ずずぅぅぅうううううううん!

妹が着地した時、大きく沈み込んだ梓の身体は、自ら性器を体内に食い込ませた。

「ギャンッ!!」

梓の口から漏れたのは悲鳴。
突き上げてきた性器が肛門の天井を突いた気がしたのだ。
その衝撃で、梓の性器に刺さっていたディルドが抜けた。ディルドは濡れていた。

「あ、取れちゃった。でもお姉ちゃんも感じてくれたみたいだし、あれはもう用済みだね」

言うと朱美は梓を男性器から引き抜いて自分の方を向けさせた。
梓の虚ろな瞳の目の前には、自分の頭ほどの大きさの二つの乳房があった。

「本当なら、本物のおちんち○があればよかったんだけど…」

眉を八の字にしながら笑う朱美。

「でも…満足させてあげるからね」

ベッドに腰掛けた朱美はそそりたった自分のそれの上に梓を降ろした。
ソレは梓の下の口を押し開いて一気に奥まで突っ込まれた。
目を見開いた梓を抱きしめる朱美。
その耳元で囁いた。

「…一緒にイこうよ」

そして、股間の男性器もどきの、スイッチを入れた。
瞬間、梓の中に刺さっている男性器もどきと、反対方向に伸び、朱美の中に刺さっている男性器もどきが激しく動き始めた。

「あぅっ!」

二人の口から漏れた喘ぎ声がハモる。
朱美は梓の身体をギュッと抱きしめ、梓も、快楽の中で知らず内に朱美を抱きしめていた。
乳房と乳房が押し付けられる。
大小の取り違えた姉妹が重なり合い、交じり合う。

小さな姉と大きな妹は、同時に果てた。



「はぁ…はぁ…」

寄りかかる梓とそれを受け止める朱美。
姉妹は、お互いを優しく抱きしめていた。
ベッドは、交じり合った二人の愛液で濡れていた。

虚ろな瞳で、意識も朦朧とする中、荒く息を切らす梓を、ゆっくりと性器から引き抜く。

「気持ちよかったね、お姉ちゃん…」

梓は応えず、ただ息を切らすのみ。

「汚れちゃったし、汗もかいちゃったね。お風呂入ろっか」

立ち上がり、股間のソレを剥ぎ取って投げ捨てた朱美は、梓を抱えたまま風呂に向かって歩き出した。