「――先輩、来て頂けたんですね。嬉しいです」
「よ、用事って何かな?」

今日は2/14、通称バレンタインデー。
ちらほらと雪が降り始めた夕暮れ時に、俺と彼女に呼び出されて学校の屋上に居た。
後ろ手に何かを隠すようにもじもじとする彼女を目の前にし、俺は戦線恐々としながら次の展開を待っている。

彼女が後ろ隠している手でチョコレートを持っていればOK。
だが、そうでない場合は――

「ちょっと恥ずかしいのですが・・・」

彼女の後ろに隠れていた手が俺の見える範囲に移動する。
緊張の瞬間に、俺は思わずゴクリと唾を飲んだ。
彼女の横まで移動した手。
そこに俺が全身全霊を掛けて望んだチョコレートは・・・無慈悲なまでに影も形も無かった。
俺の顔が引きつる様が、顔面の神経を通して痛いほど感じられた。

彼女が頬を赤らめながらスカートの裾から手を入れて下着をするすると下ろしていく。
あっという間に膝まで下着を下ろした彼女が回れ右をして、巨大なオシリをこちらへ向けてきた。

彼女は床に、俺はベンチの上に立っている。
だが、それでも俺の目線は彼女のそれに遥かに及ばない。
その身長差、約50倍。
150cm弱と割と小柄な彼女だが、3cmの俺から見たら大巨人。
その巨人の尻がこちらへ向けてぐいっと突き出されている。

「お願いします。受け取って下さい!」
「・・・」

彼女がオシリの肉を手で左右に押し広げ、谷間の奥にある小さな・・・いや、大きな蕾を俺の目の前にドアップで晒してくる。

「お願いします!」
「ああ・・・ありがたくいただくよ」

受取拒否をしてすぐにでも逃げ出したい気持ちを抑え、俺は引きつる声で返事を返した。

「本当ですか!?その・・・とっても嬉しいです」

彼女が満面の笑みを浮かべて飛び跳ねる。

「じゃぁ、たっぷりと召し上がって下さい!」

彼女の尻が俺を覆いかぶさるようにしてベンチに降ろされた。
ちょうど俺の目の前に蕾が来る位置だ。
これからの事に眩暈を浮かべながら俺はその蕾に手を掛け、力いっぱい押し広げた。

中から出てきたのは黒くドロリとした物体。
体温で程よく暖められて液体とゲルの中間の状態になったチョコレートだった。

「あん♪先輩、中途半端に拡げないで下さい。漏れちゃいますよぉ」

蕾の奥から漏れ出てきた甘いチョコレートが俺の全身をコーティングしていく。

「手伝って差し上げますから、一気に中へどうぞ」

彼女の指が俺の背中を押して、蕾の奥へ奥へと押し込んでいく。
俺の全身が蕾の中に消えた後もその指はさらに奥へと俺を攻め立てた。
指が抜かれると蕾はすぐさまキュッと閉まり、チョコレートが漏れる隙間も、俺が外に出る隙間も完全に塞ぎきっていた。
「全部食べていって下さいね」

最初に漏れ出したチョコレートの筋以外、まったく最初のままの状態に戻ったオシリに声をかけ、
彼女はその場を後にした。


―――この学校には他校には無い珍しい風習がある。
バレンタインデーのチョコレートはオシリの中に入れて溶かし、そのままの状態で男子に渡すというもの
そして、この学校には他校には無い珍しい噂がある。
バレンタインデーのチョコレートの受け取りを拒否した男子には、世にも恐ろしい制裁が待っているというもの






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〜別シチュ〜


「これでホームルームを終わりにするが、まだ残っている男子は放課後、家庭科準備室に来るように」

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「これで全員か?では、チョコレートが貰えなくて惨めな思いをしているお前らに私からのプレゼントだ」

クラス担任の女教師が男子生徒を風呂桶の中に集めて、上から腰を降ろす。
丁度、和式便所に構えた格好だ。
もちろん、その格好に見合うように下着は既に下ろしている。

風呂桶の丁度中央に位置した肛門がぐばっと大きく開き、直後、中からドロドロに溶けたチョコレートが飛び出てきた。
チョコレートの滝が男子生徒めがけて降り注ぐ。
真下に居たものは既にチョコレートの海に沈んで姿は無く、周りに居たものはチョコレートの津波に桶の橋まで押し流された。
次から次へと肛門から流れ出てくるチョコレート。
優に3秒はその流れを止めず、男子生徒をチョコレートの海に沈めていった。

やがてその流れも収まり、男子生徒が溺れるチョコレートの海の上でゆっくりと肛門が閉まっていく。
周りについた残りかすを振り落とすため肛門をぎゅっぎゅっと何度かきつく締め、女教師が至福の溜息を吐いた。

「ふぅ〜・・・少し実が出てしまったかも知れないな」

女教師は少しの間だけ余韻を楽しんだ後、身だしなみを整えて男子生徒に声をかける。

「では男子諸君、義理ですまんが私からの折角のプレゼントだ。全て残さず食べるように。以上!」