この話はGeneral Sizefetish uploaderの
ttnへの感想、要望、リクエストなど
でキュベリー様から頂いたリクエストから
思いついた話となっております・・・










スタジアムにある広大なフィールドに集められた男達100名。
彼らは宇宙中に名の知れ渡っている、ある強豪サッカーチームに所属している選手達である。
宇宙一と言われるこのチームの強さの秘訣は、その一風変わった練習にあるとされている。
そして今日もまた、ある奇妙な練習が始まろうとしていた。



「こんな巨人とサッカーなんて出来るわけないだろっ!コーチは何考えてんだっ!?」

一人の新人選手がフィールド上で、恐怖の叫び声を上げた。

「お前、新入りか?どうやらこの合宿には初参加みたいだが・・・」
「先輩っ!!!おかしいですよね!?あんな相手とサッカーなんて!?」

泣きながら聞いてくる新人選手に、先輩選手は当たり前のようにこう答えたのである。

「おかしい事じゃない。これがウチの強さの秘訣であり、当たり前の練習風景だからな」
「そんなっっ!!たとえ100人いたって、あんなビルよりデカイ生き物と試合になるわけないでしょっ!!」

フィールドの遥か彼方からでもよく見える可愛らしい女性の顔。自分より少し年上だろうか。
100mを楽に越えるくらいの身長であり、両胸の大きさも文字通り大山のようだ。
選手達から見ればまさしく大巨人であった彼女は、歩きながら大山のような巨大サイズの両胸を、轟音を響かせつつブルンブルンと大きく揺らし続けている。
その姿を見た新人選手は、足が激しく震えてしまうほどに、恐怖していた。

「あのなぁ、踏み潰されたり殺される訳じゃないんだ。正当な練習なんだぞ?」
「きょっ・・・巨人とサッカーして何の練習になるんですかっっ!?」

この新人選手の問いに、先輩選手はこう気軽に声を掛けたのだった。

「やれば分かる。良い練習になるぞ?巨人相手との試合はなっ!!!!」

そして練習試合開始の笛が鳴る・・・。



その後、この新人選手は先輩選手の言った意味を身をもって理解することとなった。

「やれば分かる。良い練習になるぞ?巨人相手との試合はなっ!!!!」

この言葉の通りこの練習はとてもハードであり、極限まで身体を酷使するものであった。
巨人の凄まじく大きな肉体が起こす激しい地響き、突風などは耐え難い衝撃であった。
殺されるほどではないが、巨人から見れば自分達のような小人はあまりにも弱々しく
そのため巨人のちょっとした動作でも、容易く吹き飛ばされる。
それら全てに耐えつつ、ただひたすらにボールに向かう。

この練習試合を繰り返していくうちに、多くの選手達が
地球人サイズでありながら、巨人とも充分戦えるほどの強い肉体を手に入れる事となる。
新人選手も、この練習試合を繰り返しているうちに自分の基礎体力が
どんどん強化されているのがよく分かったほどである。

そうなった時にはもう、同じサイズの敵チームの選手では歯が立つはずが無い。
こうして、このサッカーチームは今日も宇宙最強の名を守り続けているのである。



「いやー!どうもすいませんっ!こんな事の為にわざわざ呼んでしまって!」
「いえいえ。どうせ今シーズンオフ中ですし、かまいませんよー?」

この練習を考え出したサッカーチームのコーチと話すのは
超巨人サイズの身長を持っている、有名な水泳選手であるキョーノ。
コーチと話しながら今も、水着の上からでもよく分かるほどに巨大な二つの胸を、何度も大きく揺らしていた。

ちなみにキョーノは今も相変わらず、ピチピチのスクール水着を着用している。
豊満な体つきである彼女が着ると、非常にいやらしい事この上ない格好になっているのだが
これが彼女たちクラック星人にとっては正装なのだから仕方ない。

コーチは、あまりにも巨大な胸ばかりを見ないように注意しつつ、キョーノとの会話を続けていく。

「いやー!これでうちのチームもまた一段と鍛えられましたなっ!」
「お役に立てて何よりでした。それでは・・・」

指先くらいの身長でありながら激しい闘志をキョーノにぶつけてきた選手達。
たとえ指先くらいの身長だとしても100名もの男達からの攻撃は結構大変なものであった。

そんなサッカー選手たちの熱い頑張りを、水着越しにでも激しく熱く感じていたキョーノは
一段と熱い闘志を燃やしながら、故郷クラック星へと帰っていくのであった・・・。