多段巨大化ダンス蹂躙!(巨大化する少女達シリーズ)

☆作者注☆

このシリーズにおいて巨大化特性のある女性達は、おっぱいや身長はそれぞれまちまちです。
しかし自分の意思で巨大化や縮小ができ、巨大化するとおっぱいも大きくなっていきます。
そして作中に登場する少女達は、
月日が経って身体が成長すると共に巨大化時の身長もおっぱいもドンドン巨大になっていきます!
物語の冒頭に新出のキャラクターのサイズ・既出のキャラクターの成長記録を掲載します!
読者の皆様の想像の助力になれば幸いです〜

巨大化時のサイズ

前回            今回

(小6)歩美 2000mGカップ→4000m Jカップ

(小6)優希 1950m Dカップ→3000mGカップ

(小6)優香 1400m Aカップ→2000mAカップ

今回初登場

(小1)歩美の妹、葵ちゃん?m

(30歳)歩美のママ ?m ?カップ




学校が終わって、歩美の家に遊びに行くことになった優香、優希、歩美の3人は道を歩く。
家に向かっているのだが、家の屋根が"遠く"から見えてしまう。
周りの家より圧倒的に巨大な白い壁が空を支配していた。

「あゆみの家ってでっかいよな〜!」
「ママと私と妹が突然大っきくなっちゃうから…は、恥ずかしい…」

顔を赤らめてうつむく歩美。巨大化できる女性の中でも、歩美家ほどの巨軀を持つ家系は無い。
女性陣は皆、性欲が高まり過ぎるとムクムクと巨大化し、家を破壊してしまう。
巨大化してもすぐに家が壊れないようにするためには、家を巨大なものにするしか無い。
屋根の高さは100mを超え、そこに住む歩美一家の大きさがうかがい知れる。
実際、歩美もかなり巨大な巨軀に巨大化できるのだ。

「着いたよ〜」
「うげっ…玄関が高層ビルみたいじゃん…」

優香が呆れた表情でそびえるドアを見上げる。
普通サイズの玄関のすぐ隣には、高さが50mを優に超えるドアが圧倒的な存在感を示している。
人間ではこんな扉を開け閉めすることはできないが、巨大化した女性には軽く扱えてしまうのだ。

「あれ?鍵がしまってる。妹がいるはずなんだけどな……」
歩美が首をかしげながらドアノブを捻ったその時

ズズゥゥンン!!ズズゥゥンンン……!!
グラグラッ…グラグラグラッッ!!
「んおっとっ!?」

玄関先の3人が尻餅をつくほどの強い揺れが、家の中からくぐもった地響きとなって襲いかかり
住宅地全体が大きく揺さぶられる。巨大な家の周囲は次々と倒壊し、辺り一面に土埃が舞う。

「ま…また家でダンスしてるのっ!?」

歩美はすぐ近くの震源地の地震に耐えながらなんとかインターホンを押すと、直後たちまち地震は収まった。
その直後

ドスン!ドスン!!ドスン!!!

何か巨大なものがこちらに向かって走ってくる。
より強くなる地震が最高潮になると

ドドドォォォォォォォォォォ…………

大轟音と共に巨大な扉がゆっくりと開けられ、思わず尻餅を付いてしまう三人。

「お姉ちゃんおかえり〜!」
「葵っ、あんまり家の中で巨大化しちゃダメよ〜!いつ天井より大きくなるか分かんないんだから〜〜!」
「だってぇ…巨大化したほうが気持ちいいんだもーん」

歩美が見上げながら大声で説教する。巨大な扉を開けた巨人は、歩美の妹である小学1年生の葵だ。
身長70mを誇る巨人で、1年生のクラスでは一番巨大である。

「ん?お姉ちゃんのお友達〜?いらっしゃ〜い!」

幼くあどけない笑顔が眩しい。こんな可愛い少女が高層ビル並みの巨軀を持ち、地震を引き起こす。
さらに、まだまだ成長期すら始まっておらず通常の成長だけでここまで大きい。
葵には大きな可能性が秘められていた。

「みんな私の手に乗っていって〜」

歩美達の目の前に5mを超える大きさの手のひらが下される。
自動車を余裕で叩き潰せるほどであり、一番小さい葵ですら人間には強大すぎる存在である。

「葵ちゃんって言うんだな!俺は優希ってんだ〜」
「葵ちゃんよろしく〜。私は優香よ〜」

手のひらに乗りながら自己紹介をする二人。
優希や優香も巨大化すれば、葵を見下ろせるほどの大巨人だ。
こんな巨大な少女にも一切動じない。

「ママ〜お姉ちゃんのお友達が来た〜!」

手のひらに乗せられたまま家の中に案内されるのであった。




巨大な家の真ん中にはこれまた巨大なテーブルが置いてあった。
その上にベッドやキッチンといった生活部屋が設置されている。
巨大化しそうな時はテーブルから降りて、急いで家の外に出ることになっている。

「あらいらっしゃい〜!」

葵がテーブルに手を下ろすと女性が向かってきた。その女性は歩美の母親である。
まず目に飛び込んでくるのは、Jカップの爆乳だ。白のニットの上に青色のエプロンが前に大きく突き出している。
僅かな揺れを逃さないかのようにユサユサと揺れ、程よくくびれたウエストからジーパンをパツパツにする巨尻が目に毒だ。歩美達には無い大人の色気がムンムンと放たれている。

「ま、ママ!葵だけ家で大っきくなるのズルいよっ!私も大っきくなりたいっ!」
「歩美はもう成長期に入っちゃったでしょ?歩美が巨大化したらこのお家一瞬で壊しちゃうわ、
ワガママ言わないの。それに、葵はさっきまで運動会のダンスの練習してたのよ」
「むぅ〜…!」

頬を膨らませる歩美、だが歩美が不満なのも無理は無い。
成長期に入ると巨大化の欲求が日を追うごとに増大してしまう。
学校でも大きくなる授業はあるが体育や校外学習の時だけなので、突き上がる欲求に追いつかないのだ。

「ふふ〜ん、羨ましいでしょ〜!」

自慢気な顔で姉を見下ろす葵。葵が喋るごとに空間が震える。

「くっ…そのうち葵も成長期が来るから!今に見てなさい!」
「俺も成長期だから、デッカくなりたくてウズウズしてるぜ〜なぁ優香?」
「そうね!あゆみんとゆうきには身長もおっぱいも勝てないけどねっ!」
「ひゃっ!なんで私のおっぱい揉むのよっ…んっ……!!」

育ち盛りの小学6年生達は、どうやら欲求が渦巻いているようだ。
歩美はクラスで最も胸が大きくIカップにも達する。
優香はそんな歩美のIカップの巨乳をこれでもかと揉みしだき、歩美は艶やかな声を上げていた。

「ん〜…あ!じゃあ皆で巨大化してダンスするのはどうかしら?葵も運動会の練習になるし、歩美達も巨大化できるでしょ?」
「ダンスかぁ…私達も踊ったねぇ〜」
「俺たちがまだ100mも無い時だな!あの時はビルが邪魔だったなぁ〜」

小学1年生がビルを壊しながら、元気いっぱいに踊る巨大化ダンスは運動会の目玉である。

「ん〜街中で踊りたいなぁ〜いっぱい壊しながら踊ってみたい!」
「ふふっ、それじゃあ決まりね。葵、みんなを手のひらに載せてちょうだい」
「はーい」

葵ちゃんの運動会のダンスの練習に付き合うことにしたようだ。
みんなが手のひらに乗る中、こっそりと歩美に耳打ちする。

「んっ……ママもついて行っていい……?」」

目がどことなくトロンと力が抜け、うわずった表情が見え隠れする。こうなる時は大体決まっている。

「もー、ママも巨大化したいの?パパが出張で退屈なんでしょ?」
「ち、ちょっと…だけ……!大っきくなった葵見てたら…久しぶりにっ…!」
「はいはい、ママのラジカセ持ってきてね」
「や、やったぁ!今すぐ準備してくるわねっ!」

まるで子供のようにはしゃぎながら、Jカップの爆乳をブルンブルン揺らして走る。
おっぱいに引っ張られてエプロンが今にも千切れそうだ。

「はぁ…親子だね…」

歩美は自分のIカップの爆乳を寄せ上げて谷間を作る。
自分もママの様におっぱいが大きくなってしまうのか。
まだまだ止まりそうに無い胸の成長に歩美はため息をつくのであった。




皆を手のひらに乗せた葵は、街の中心部に歩いていく。
その際、道路上にある車を次々と踏み潰したり蹴り上げる。
巨人にとって小人などどうでもよいのだ。

「そういえば葵ちゃんって小1なんだよね?なんか大きくない……?」

昔の記憶と違う景色に首を傾げる優香。
たしか自分が小学1年生の時はこんなに視線は高くなかったし、
大半の建物を"見下ろせる"になったのは小学2年生の時だ。

「うん!70mで背の順で一番後ろなんだ〜!」
「歩美が小1の時が60mだったから、葵の方がおっきいのよ〜!歩美、抜かされちゃうかもよ♪」
「ま、まだ歩美の方が大っきいもん!ていうかママ、昔の身長をみんなに言わないでよ!?」
「デカっ!私なんて40mぐらいだったのに…」

歩美の家の身体の大きさに唖然とする優香。
そうこうしている内に街の中心部に到着する。

「ん〜危ないから…皆はここにいてね!」

葵はビルの屋上にそっと載せ、ビルから少し離れた広場に移動して合図を送る。

「ママ〜、いいよ〜!」
「はーい!それじゃあ音楽かけるわよ〜」

歩美のママが持ってきたラジカセから音楽が流れ始めた。
葵は集中して音楽を聴き、ダンスの振り付けを入念に思い出す。
イントロの間音楽に合わせて膝を曲げるとビルをグラグラと揺れてしまう。

曲が始まると被害は一気に増大する。

葵は小学1年生らしい可愛らしいダンスを披露する。
が、足元では広場の木々や遊具が次々と踏み潰し、更に道路の看板や自動車を無邪気に鉄板に変えている。
腕を元気いっぱいに振り回せばオフィスビルに腕が当たり、ビルが大きくひしゃげる。
ステップが激しくなると商店街や一軒家をズシンズシンと蹂躙していき、あちらこちらで瓦礫の山を積み上げる。
足を振り上げる動作をすれば100mほどの高層ビルを丸ごと蹴り倒し、近くを通っていた電車を天高く巻き上げていく。
音楽が終わると踊りを終える。葵はとても満足気な表情だ。
その後ろでは火災の煙や土埃がもうもうと立ち込め、この少女が起こした災害とはとても信じがたい。
だがこの破壊劇は全員の巨大化欲に火を着けてしまったようだ。

「おお~葵ちゃん凄いねえ~」
「んんっ…!巨大化したくなってきちゃった……!
みんなここで待ってて!ラジカセ持って巨大化してくるわねっ!」
「ちょ、ママ!?」
「葵っ、私を遠くに連れて行って!」
「はーい!」

歩美が止める間もなく、葵の手のひらに乗って遠くに移動する。よっぽど巨大化したいようだ。
遠くで葵が地面に手を下ろし、葵がそこからかなり離れる。

「え、あゆみんのママってどんだけ大きいの!?」
「うん…ものすっごく大きいの…」

歩美が呟いた瞬間

グググググゥゥゥゥゥゥゥゥゥンンン!!!

爆発する様に歩美のママの巨体が、空を目指して巨大化を始めた。





葵や歩美達の目の前に、巨大なサンダルの山が出現した。

「ママ大っきいね〜!!」
「はぁ…私もママみたいになっちゃうのかな…」
「す、すっげぇ……!」
「で、でっか……!」

足元で子供達が羨望の眼差しを向けている。が、耳は遥か50km上空に存在しており声は聞こえない。

(んんっ……❤️巨大化気持ちぃ……!)

巨大化した体を更に大きくするように、左手に持ったラジカセを上に持ち上げる。
地上から遥か上空の冷たい空気が火照る顔に当たり、見上げる雲は足元をもくもくと漂う。
山を軽々と踏み潰せる優越感や自分が圧倒的な存在になるこの感覚が、多くの女性を巨大化に駆り立ててしまうのだ。
歩美のママは規格外の大きさだった。

欲に任せフルサイズに巨大化し身長5万m、50kmという超巨大な姿になった。
履いてきたサンダルの厚みは500mを超え、山を悠然と平らにしている。
サンダルの上部に紺色の巨大な布がかかっているが、その布の正体は全長30kmにも及ぶジーパンの裾であった。
ジーパンの壁は美しい脚線美を描き、太ももに差し掛かると面積が増大する。
グラマラスな体型に無理やりスキニーを履いているので、
見事な巨尻やムチムチとした太ももでパッツパツになってしまう。

そして最も変化したのが

(Jカップのブラがキッツぃ…❤️また胸が大きくっ…….)
ミチッ……ミチミチッッ!

後日サイズを合わせると歩美ママはPカップに膨乳しており、Jカップのブラに収まるはずがない。
大きいはずのブラをパンパンに張り詰め、ブラのカップやストラップが増大した乳肉を抑えようと悲鳴をあげる。
白ニットがこれでもかと押し上げられ、大きな砲弾がドカンと前に突き出してしまう。
白の双丘のせいで地面が見えづらく、巨人であるはずの葵の姿が胸に阻まれて見えない。

(んんっ…!おっぱいで下が見えない……屈まないとっ…!)

その時葵はジーンズの脚が折り曲がり始めたことに気づき、大変なことになる事を察知した。

「!!お姉ちゃんっ!危ないっ!」
「きゃっ…!?」

屋上が急に真っ暗になる。
葵はビルの屋上に手を被せ、屋上を70mの巨体で覆い被さるように普通サイズの歩美達を守った。
その直後

ズォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!

歩美ママがしゃがむ。ごく普通の行為だが、身長50kmの巨体でもなると甚大な被害が発生する。
一つの街を丸ごと収めることができる巨尻の面積は凄まじく、大気全体を巨尻で圧縮してしまう。

「きゃあああああ!!」

葵達がいる街には強烈なダウンバーストが発生した。
街路樹や自動車が次々と空を舞い、木造家屋は一瞬で粉々に吹き飛ばされていく。
葵も転けそうになるが、お姉ちゃんの友人を守るために必死で耐える。
風が収まったと思ったら

「葵〜どぉこぉ〜〜〜?」
ビリビリビリビリッッッ!!!

葵の体が空気の振動に震え、爆音で耳がおかしくなりそうだ。
50kmの巨体から放たれる声量は、ビルの窓ガラスを全て破壊し半壊した建物に留めを刺していく。
振動が収まると手を退けて

「み…みんな大丈夫?」
「だ、大丈夫よ……ありがとう葵……」

葵が被さってくれたとは言え、大轟音を受けて混乱しママの破壊力に圧倒されてしまう。

「みんなはここで待っててね!ママの声が危ないから中で待ってて!」

そう言うと、瓦礫だらけの道路に巨足を振り下ろしながら走っていく。
車や瓦礫を次々と踏み潰し、アスファルトが葵の体重に耐えきれない。
可愛らしい足跡には、ペチャンコになった車が無残に押し込められていた。

「ママぁぁ〜!!!ここだよぉぉぉぉ!!!」
ズシィィン!
ズシィィン!!
ズシィィィィンンン!!!

超巨大なママに気づいてもらうべくジャンプする。
巨体がぴょんぴょん跳ねるごとに地震が発生し、歩美達がいるビルを揺さぶる。
人間からしてみれば葵も十分災害級であり、街は巨大すぎる親子に翻弄されていく。

「いたいたぁ〜!葵ぃ、ちょっとそこで待っててねぇ〜!!」

ママは片手に"ラジカセ"を持ち上げながらキョロキョロとする、それだけで雄大すぎる光景だ。

(ラジカセは……ここら辺でいいかしら?)

置く場所に迷っていたようだ。
"長方形の巨大な影"に遠くの沿岸都市を暗闇に包まれた。
都市がある事などお構いなしに、影はグングンと大きくなっていた。

ズッッッッッドォォォォォォォォォンンン!!!

港も駅も高層ビルも全てが圧し潰され、大地が数百mも沈み込み、
人口数十万の都市が一瞬にして黒い壁の下に消えた。
しかし壁はよく見ると数百mの穴が網目を構成し、網目の向こうにはとてつも無く大きい布が張られている。
50kmの巨人でぴったりのサイズのラジカセは、小人からすれば途方もなく巨大な物体だ。
横幅は3000mを優に超え、ありとあらゆる建造物を敷き潰す。
高さは1400mにも達しており、スピーカーの目の前の600mのタワーが半分にも満たない。
ママは「歩美達や葵から離れた場所に置く」ただそれだけの理由で、超巨大ラジカセで一つの都市を消滅させたのだ。

(葵がラジカセより小ちゃいなんて…可愛いすぎるっ!)
「マ、ママっ?なにして…むぐっ!?」

葵は超巨大なママの指にそっと摘まれる。
指からすると70mの葵は小人のように小さく、指の圧力で身動きが取れない。
巨大な指は建物を潰しながら、葵を摘みあげラジカセの上に載せる。

「こ、ここは…?」

ここがどこだかすぐに分からない。
しかし自分の体の半分ぐらいの大きさの出っ張りがいくつもあり、
出っ張りには見慣れた大きな三角や四角い模様がついていた。

「葵ぃ、そこはラジカセの上よ!ちっちゃくて可愛いから載せてみちゃった…!」
「へぇ〜小人になったみたいだねっ!」

ママは前屈みになって小人サイズの葵を見下ろす、と言ってもラジカセとママが巨大すぎるだけなのだが。

「電源ボタン押してみてくれるっ?」
「わかった〜」
ズズン……ズズン……

ラジカセは50kmの巨体を誇る超巨人の大きさに合わせられている。
そのため各ボタンの出っ張りは優に30mを超え、70mの巨人が歩いてもビクともしない。
葵は小人になった錯覚を受ける。

「電源…電源…これかなぁ?」

葵は一際大きなボタンに近づく。小人の視点ではどれがどのボタンなのかよく分からないのだ。
とりあえず全体重をかけてボタンを踏んづけてみるが

「あれ?ボタンが沈まないよ?」

体重が4500トンの葵でもなかなかスイッチが押せない。
全てが強大になったラジカセに、4500トンの重量では圧力不足のようだ。

「むぅ…じゃあ思いっきり座って…!」

葵の小ぶりなお尻がボタンをめがけて

ドシィィィンンン!
ドシィィィンンン!!
ドシィィィンンン!!!

何度も体重をかけて勢いよく座る。
地上ならばビルは座り潰され、建物を揺さぶる地震が発生していただろう。
しかしボタンは一向に沈む気配が無い、とうとう諦めた葵は母に助けを求める。

「ママぁ〜ボタンが大きすぎて押せないよぉ〜」
「あらあらぁ〜、葵もまだまだ小ちゃいわね♪ほら、退きなさぁい?」

ズズズズズズズズ………

ボタンから離れると上空から葵の巨体が小さく見えるほどの指が現れ

ズズズゥゥゥンンン……カチッ!

(ボタンをあっさり!!…ママって強いなぁ….)

一生懸命踏んだり座ったりしても、ビクともしなかったボタンが難なく押されてしまう。
自分が将来、ママの様に全てを圧し潰す超巨人に成長することを思うと思わず息を呑む。
早く成長したい、クラスの誰よりも巨大になりたい、そんな欲望が幼い葵の中で渦巻いていた。

「葵もその内大きくなるわよぉ〜!あっという間に大きくなっちゃうから…!」
「ほんとぉ!?もっとたくさん食べておっきくなるっー!」
ママは葵ににっこりと優しい笑みを浮かべる。
どこまで大きくなるか、母親として楽しみなのだ。
成長を続ける長女と次女に、小人の都市の扱い方を教えることにした。





「ふふっ!大きくなった時の為に、ママがお手本見せてあげるわっ!歩美も見てなさいっ!」

張り切りながら超巨大ラジカセの隣に巨尻を移動させ、巨尻の広大な影が都市を丸ごと暗闇に変えてしまう。

「巨大お尻怪獣よ〜〜!がお~~~~~!!」

ムッチリとした巨尻でパンパンに張り詰めたジーパンが都市の上空に現れる。
辛うじて踏み潰されなかった都市はお尻の影や歩美ママの言葉でパニックに陥る。

「ゆっくりと降ろしてあげるからその間に逃げるのよぉ?」

そう言うとママはゆっくりと腰を下ろし始める。
小人に恐怖を与えるように少しずつ、だが確実に巨尻を都市に近づけていく。
小人も黙って潰される訳もなく、都市に出動した軍隊がジーパンに向かって必死に攻撃する。
しかしジーパンの表面で小さく炎が爆ぜるが、お尻怪獣の勢いを止めることはできない。
そのまま潰されるかと思いきや

「んふっ…❤️潰されると思ったでしょ!ギリギリで止めてあげたわっ、感謝しなさいよぉ?」
みちっ…!ぎちっ…!みちみちっ…!!

地面スレスレでお尻を止める歩美ママ。
だがその行為はジーパンにとてつもない負担であり、街にジーパンの悲鳴が響き渡る。
その上本人は潰していないと思っているが、
高層ビルの屋上に尻が触れて何棟もの高層ビルを倒壊させてしまっている。
ママから見れば高層ビルはミリ単位の存在であり、そんな小さなことはどうでも良いのだ。

「でも疲れたから潰すわね❤️」
ドッッッッッッッゴォォォォォォォォォ!!!!

"焦らして潰す"それがママ流の蹂躙であり、大地に巨尻の隕石が降り注いだ。

「んんっ…!地面が柔らかくて気持ちっ…!」

お尻の下で建物がプチプチと潰れる感触や、途方もない体重で大地に沈み込む感触が最高である。
これだから巨大化はやめられないのだ。

「歩美〜〜!お待たせぇ〜!巨大化していいわよぉ〜!」

歩美達がいる方に顔を向け、空気を震わせながら合図を送った。

一方ビルの中では音圧で割れたガラスから、遥か遠くに鎮座するラジカセやしゃがみこむ超巨大なママを眺めていた。

「歩美の母さんすっげぇ〜!俺もあんだけデカくなりてぇ〜」
「憧れるよね〜、街を丸ごとお尻で潰しちゃうなんて!」
「うう…ママ…恥ずかしいからやめてよ……」

歩美は顔を俯く。
一度巨大化するとコントロール出来ないのがママの悪い所で、友達の前で平気で恥ずかしいことを言ってしまうのだ。

「あゆみんっ、私達も踊ろっ!あんなの見ちゃったら巨大化したくなっちゃうよ〜!」
「ううう……ほ、本当に踊りながら少しづつ大きくなるのぉ…?」
「あたりめぇよぉ〜 そうした方が面白そーじゃん!」

優希が胸を張って答える。この案は優希が考えたようだ。

「うし!まずは300mに巨大化するぜぇ!」
「お〜!」
「うう…恥ずかしいなぁ……」

ズッッ…ズズズズズズズズ!!!!

優希の掛け声共に三人の身体は膨張を始め

ガッッッシャアアアアアンンン!!!!

ビルは音を立てて崩れ落ちた・・・・・





突如街に身長300mの巨人が3人も現れる。
Tシャツに身を包んだ元気な娘が、遠くで座り込んでいる超巨人に合図を送る。

「音楽お願いしまぁ〜す!」
「了解よ〜♪」

超巨人は手をふり返し、ラジカセに指を掛ける。この瞬間にこの都市の運命は決まってしまった。

ママが再生ボタンを押したその瞬間音楽が流れる。ラジカセなのだから当たり前なのだが、大きさが普通では無い。
スピーカーから流れる音の音圧はママの声を遥かに上回り、凄まじい衝撃波となる。
スピーカー目の前にあった600mのタワーが、一瞬にして吹き飛び数百m先の街を圧し潰してしまう。
頑丈なタワーですら吹き飛ぶのだから他は言うまでも無い。
高層ビルも自動車も電車も、何もかもがスピーカーの音圧で吹き飛びめちゃくちゃにされてしまった

一方スピーカーの向こうの都市、歩美達がいる都市はそれこそ地獄だった。
300mの巨人達が跳ねるごとに地震が発生する。
歩美が前に足を踏み出せば雑居ビルは一瞬でペチャンコになり、優希が横にステップを踏めば建物は薙ぎ倒される。
優香は振り回した足で高速道路をめくり上げていた。
この時点でかなりの災害だったが、

「まだまだいくぜぇ〜!せぇーのっ!」

優希の掛け声と共にジャンプすると

グンッッ!!
グンッッッ!!
グンッッッ!!!

更に巨軀が膨張する。
彼女達のスニーカーが上空で2倍、3倍と倍化し、街により大きな影が出現する。
そのまま重力に任せて

ドゴォォォォォォォォ!!!

1000mに巨大化した少女が街に降り立つ。
重量が飛躍的に増大したため、地震は比べ物にならないほど大きく,靴の周りの建物は吹き飛ばしてしまった。
しかし踊りは終わらないようだ。

3人の破壊力は更に増していた。
足だけで200mを超える歩美の足は都市に次々と足跡を穿ち、地区を纏めて踏み潰していく。
他の二人もステップを前後左右に踏んでおり、
優希の後ろには100mほどの小さな山があったが、巨大な靴で弾き飛ばされ山が消える。
優香に至ってはガスタンクを足で蹴り飛ばして、都市に大火災を起こしてしまう。
足跡が街のあちこちで刻まれ、優香が起こした火災で街は壊滅状態だ。

「あゆみん、ゆうきっ、いっくよぉ〜!」
ドスンッッッ!!!

3人が両足を揃えて軽く屈む。少女の巨足が6本も聳える光景に変化はすぐに起きた。

ムクムクムクムクムクッッッ!!!

魅力的な足がより高く、より太くなる。
巨大化の倍率は更に引き上げられ、2倍の2000mに巨軀になる。
ここまで来ると足元だけでなく上空ですら、3人の破壊の餌食となる。

一番気乗りしなさそうに踊る歩美の近くに、旅客機が飛んでいた。
しかしシャツを押し上げる胸は3人の中で一番大きく、ステップを踏む毎に胸はユサユサと激しく揺れてしまう。

「ほっ……!」

歩美が軽くジャンプすれば

ボンッッッッ!!ボンッッッッ!!

おっぱいに当たった瞬間に爆発し、あっけなく消滅する。
飛行機の爆発程度では2000mの巨人には気付けない。
貧乳で悩んでいる優香は踊りが得意でキレのあるダンスだった。
よく腕が伸びているせいで、巨人達を排除しようとしたヘリコプターや戦闘機を手で叩き落としたり
何十機も墜落させてしまう。

巨大スピーカーから流れる音楽が、最後のパートに突入すると優希が宣言する。

「最後の巨大化いくぜぇ〜!」
「ちょ!?私これ以上大きくなれないわよっ!?」
「優香っ、危ないから離れてっっ!」

成長したとは言え、優香はクラスで最小だ。
クラス1位2位の巨大化には追いつかない。
歩美の警告通り優香は街を踏み潰しながら、優希と歩美から急いで離れると、

グググググググゥゥゥゥゥゥンンンン!!!!

爆発するように巨大化した二人。どうやらフルサイズに巨大化したようだ。

「歩美!?またデカくなったな!?」
「んっ…!また大きく・・・!!」

4000mに成長した歩美が優希を"見下ろし"、踏み出したステップが隣町を壊滅させる。
小学高学年〜中学生の時期に凄まじい勢いで成長してしまい、たった1ヶ月で背丈は2000mも大きくなった。
胸も小学生とは思えないほどの爆乳であり、jカップに成長している。
だが優希もかなり巨大で、小学6年生の平均を1000mも上回る3000mに成長していた。
歩美ほど大きく無いが、山を丸ごと踏み潰しながら歩美を見上げている。

「最後の決めポーズいくぜっ!!」
「もうやけくそよっ!」
ズォォォォォォォォォォォォォ………!!

4000mと3000mの巨体が宙に浮く。靴から瓦礫や土砂が街に降り注ぎ

ドッッッッゴォォォォォォォンンン!!!!

各々好きなポーズを決めた所で曲は終わった。
歩美は好きな魔法少女のポーズで、優希はシンプルに腕を組んで仁王立ちするポーズを決める。
彼女達がポーズを決めている足元は瓦礫すら残らない、無限の荒野とサイズが違う足跡が無数に刻み込まれていた。
ここに街があったとは誰も信じないだろうし、少女のダンスで破壊されたとも思わないだろう。
それほどの破壊劇だ。





「お疲れ様〜」

ズドォォォォォォンンン!!
ズドォォォォォォンンン!!
ズドォォォォォォォォンンン!!
「マ、ママっ…もう少し静かに歩いてっ!?」

4000mに巨大化したとは言え、50kmの超巨人が歩く振動は凄まじく歩美でもよろめくようだ。
優香に至っては振動に耐えきれず尻餅をつき、優香の小ぶりなお尻は区画を丸ごと敷き潰してしまう。

「あらごめんなさいねぇ。そろそろ葵もそこから降りなさいな」

片手に持っているラジカセから葵を摘み下ろす。
葵は目を疑った、先程まで踊っていた都市が綺麗さっぱり消えている。
何よりも視界いっぱいに巨大な靴が全てを圧し潰し、空を覆い尽くす様々な大きさの巨人が聳えていた。
手のひらに乗せていた歩美達を見上げる光景に圧倒されてしまう。

「お姉ちゃん達すっごぉぉぉい!こんなに壊せるのぉ〜!?」
「どうだぁ〜俺もでっかいだろぉ?まぁ、お姉ちゃんには叶わねぇけどな!」
「んもぉ…やめてよぉ…おっきいおっきいって言われるの恥ずかしいんだからぁ……」

ズズズズズズズズ………

歩美が巨大な足をもじもじさせると、70mの葵がよろめく。圧倒的な大きさの姉に強い憧れを抱くのだった。

「んふっ…あ、あっついね…脱いじゃお…」

暑さに耐えかねた優香がTシャツを上にめくりあげる。
ダンスで汗をかいたのもあるが、歩美ママの莫大な身体から発せられる大人の色気も暑さを増加させていた。

「俺も脱ぎたいぜ……」
「んっ…私も脱ぐ…」
「ママもニットが熱いわぁ〜」

一際巨大なママ、歩美、優希も脱ぎはじめる。
だがこの3人がTシャツや白ニットを上にずらすと

ブルンッッ!!
ユサッッ!!
どぷぅん……!!

たわわに実ったおっぱいが大気に曝け出され、3人とも谷間からムンムンと雲が発生する。

「ママ…ブラジャー全然合ってないじゃん…カップからおっぱい溢れてるし……」
「歩美だってブラ合ってないわよぉ?この前買ってあげたばかりじゃない」
「ちぇ〜歩美におっぱいで追いついたと思ったんだけどなぁ…」

この3人は胸の成長が止まらないようで、3人ともブラジャーが大変なことになっていた。
歩美はGカップからJカップに膨乳し重量が増した乳を支えようと、
数百mにも及ぶブラのストラップがピンピンに伸びきってしまう。
漢らしい優希はスポーツブラを着用していたのでキツそうでは無いが、ブラの襟から乳肉がこんもりと溢れていた。
ママに至ってはブラのカップから下乳や横乳が堂々とはみ出し、ストラップが乳肉に埋もれて見えなくなる。
乳首と乳輪を辛うじて隠し、今にもブラジャーが弾け飛びそうだ。

「私の胸はいつ大きくなるのかしら…?」

2000mの巨軀を誇る優香だが胸は平べったいままである。
優香自身は幼児体型に悩んでおり、豊満なおっぱいを持つ3人を見上げながらため息をついていた。

「谷間が汗だく…ビルで冷やしちゃえ…」
「あ、いいねぇ!俺もしよっと」

優希と歩美はしゃがみ込み、ビルを次々と引き抜いては谷間に挟み込んでいく。
JカップとGカップのおっぱいに、200mほどの高層ビルが挟まれる光景は刺激的だった。

「俺は5本くらい挟めたぜ〜」
「んんっ……10本でも足りないなぁ……」

谷間の長さによって挟める高層ビルの数は違うようだ。
それぞれの谷間にビルが挟まれ、乳圧に負けて崩れ始めている。

「ふふっ…、そのまま胸を寄せあげてごらん?冷たいのが広がるわよぉ〜!」

グッッッシャァァァァァァァ!!!

歩美のママはいつの間にか、都市を谷間に挟み潰していた。
高層ビルでは物足りないようで谷間の間でビルや山が粉々になっている。

「おお〜俺もやろっと!」
「私も……!」
ミシミシシッッッ!!!
ゴシャッ!メシャッッ!!

優希と歩美の谷間で高層ビルが粉々にすり潰されていく。
確かにビルが潰れると冷やっこい感触が谷間中に広がって気持ちいい。

「お姉ちゃん羨ましいなぁ〜私もおっぱい大きくなりたいよぉ〜」
「葵ちゃんもきっと大きくなるよ。歩美の妹なんだし」

葵は優香の手のひらの上に載せられて、3人のおっぱいを優香と一緒に眺めている。
小人にとって眼福だろうが、この二人も十二分に巨大だ。

「それじゃあ帰りましょうか」
「「「はーい」」」

それぞれの大きさの巨軀を持つ巨人達は、ボロボロになった都市を跡にするのであった……