「無限大の女の子」

               (前編)



 
 201Ⅹ年。真夜中。どこにでもいるような30代前半の男が会社帰りの夜道を歩いていた。
帰り道の途中、人通りの極端に少ない道がある。
電灯もポツポツとしかなく、少し危険な道である。
今日もその道に通りかかったとき、突然何者かに片腕を掴まれた。
暗闇なので相手の顔も確認できず、
それに相手の力が相当強く、まともに逆らえない。月明かりのあたるところに出たところ
で、ようやく手を握る力がなくなった。ふらふらしながら相手を見ると、我が目を疑った。
そこには全裸の美少女が少し恥ずかしそうな目をして立っていたのである!


 信二はいままでのあわただしい出来事など忘れ、目の前の美少女に完全に見入っていた。
その美少女は完璧なまでのプロポーションだった。胸板からドンッと飛び出している、
世界に一人いるかいないかのとても美しくきれいな形の豊かすぎるほどの巨乳。
ウエストはといえばやせすぎても太ってもいず、それでいてきれいに引き締まっているのである。
ヒップの方は肉がつきすぎてもいずにきれいにまとまっていた。髪は黒髪のセミロング。顔は
きれいだった。しかし、まだ多少のあどけなさが残り、かわいらしい顔でもあった。
背はスラッと高めで、170〜175くらいはありそうだった。
そんな完璧な美少女が突然目の前に全裸で現れれば男なら誰でもまいってしまう。
信二も例外ではなかった。いまにも飛びつきたい気分だった。そんなとき、黙っていた少女が
そのかわいらしい口を開いた。


 「あの・・・、先程はすいませんでした。えっと・・そういえば自己紹介がまだでしたね。
わたしの名前はラン。つい先日この地球にやってきました。」恥ずかしそうにそう言った。
とてもとてもかわいい、愛らしい、透き通った声だった。

「???」信二は訳がわからなかった。

「あの、驚かれると思いますが・・本当なんです。わたしは遠い故郷のティア星から来ました。」

「??????」さらにわからなかった。が、とりあえず「じゃあ、あなたは何のために
この星に来たの?」と聞いてみた。

「はい・・わたしはオトナの勉強をしにきました。えっと・・わたしたちティア星の女性は
女として感じることができれば、そしてある能力を使い行った星を壊滅させ帰ってこれれば
女として一人前と認められるのです。」

信二の頭の中をえっちなことがかけめぐる。「ははぁ、つまりあなたはこの星を侵略しに来た
わけだ。」 こんなことが平然と言えるのは、落ち着いているのではなく、ただ興奮してしまい
他のことなどどうでもよくなっているからである。でも信二には一つ引っかかることがあった。
「ある能力」のことである。それを質問しようとしたのだが、さきに彼女が話し始めてしまった。

「ええ、そうなんです。でもわたし、あまりこの星のことがわからなくて。
あっ、そういえば先輩とここをシゲキし合ったことがあるんですけど・・・
あれは気持ちよかったですね〜」と、自分の胸と股の間を指差して言った。

もう信二の頭の中はいっぱいだった。「この純粋無垢でものすごいカラダの美少女とできる・・・」
それしか頭に無く、質問などどうでもよくなってしまっていた。

「じゃあさっそくやってみようか。」信二は道端にもかかわらずその大きな美乳に手を伸ばした。
「まずは胸からなんですね!どんどん感じさせてください!」ランはやる気満々である。
ついにその胸に信二の手が触れる。そして遠慮なくもみまくった。

「ああん・・う・ううん・・あっああ・あぁああぁん・・・」「キモチイイ・・ハァ・・ハァ・・
素晴らしいです・・もっと、もっとお願いおじさん!」

信二はさらに、今度はかわいい乳首の周りをもみはじめた。
「ああああぁん・・ううぅん・・・ああはぁぁん・・」するとどういうわけだろう。ランの
体がだんだんと大きくなっていく!信二はその間目を閉じ、全身全霊をかけてもんでいたので
全く気が付かなかった。およそ5mくらいで巨大化はいったん止まった。
さすがに信二もようやく気が付いた。そこにはあの美少女がさらに爆発的な(大きさが)カラダに
なって恥ずかしそうに火照った顔でこっちをみつめていたのである!