「無限大の女の子」

            (中編その6)

 (巨大化の速度がペースup)



郊外の町からたった3分ほどで、東京都心部に着いたランは、まずはあいさつ、という心がけでも
あるのか、ビルのガラスが粉々になるような、大きすぎるかわいい声で自己紹介を始めた。
「おはようごさいま〜す。遠いティア星から侵略に参りましたぁ。ランといいま〜す。」
ちょうど出勤途中で人ごみであふれかえっていた、東京都心。しかし、忙しいはずの現役バリバリ
サラリーマンも、突如聞こえたかわいい大音量と、まさに女神、というような美貌と大きさの女の子
には、目を奪われた。もうそこで、ランの周囲200メートルのビルのガラスは粉となり、地面に降り注いでいた。東京では、速攻で避難命令が出され、同時に日本中の軍隊と在日アメリカ軍へ、
「ありったけの戦力を注ぎ、巨大な侵略者を殲滅せよ」との命令も出されていた。

ランは「さてとぉ・・自己紹介も終わったことだし・・さっそく♪・・」とめぼしいモノを探そうと辺りを見回したランだったが、いくら東京とはいえ身長600メートルのランに適う建物はなかった。
「・・こうなってみると・・ほんとにわたしっておっきいのね。」ランは仕方ない、という顔で
近くにあった膝上ほどの、彼女にしてみればほそ〜いビルを5棟ほど束ねると、まとめて陰部に突き刺した。ここでいつもならば感じていたのだが、大きくなりすぎて力も強くなりすぎたランは
もうビルなど、粘土並にやわらかいもの、くらいにしか感じなくなっていた。つまりランは、もう
人工の建造物では満足できないほど、強靭で圧倒的な存在になってしまっていたのである。
ランは陰部でビルを砕きながら、「も〜う!これじゃあだめだよ〜!もっと感じさせてよ〜!」と
あま〜い声で(本人はそんな気はないが)誘惑するようにぼやいていた。自分の周りのビルをほとんど吸収してしまい、物足りなくなって「もうなんにもないの〜!?」と立ち上がったランの視界に、
自分の半分くらいの大きさで、赤く、細長い建物が入ってきた。今で言う「東京タワー」である。ランはもう用無しになった、ビル群を80メートルもの大足で踏み潰しながら、その「感じさせてくれそうな建物」に近寄っていった。

「うん♪これなら尖ってるし・・わたしの股の高さにちょうどいいし♪」そういうと、ランは
300メートルはある、すらりとした、白くてきれいな右足を高く、高く振り上げると東京タワー
をまたいで、右足と左足の間に東京タワーがあるような姿勢をとった。

東京から避難した人々は遠くからその光景を信じられない顔付きで見ていた。自分たちの町、東京
のシンボル的な建物が、日本で最も高いはずの建造物が、女の子の股の下に納まっているのである。
しかし、彼らはこの後、さらに信じられない光景を目にすることになる。その光景とは・・これから
ランが行う行為そのものであった。

333メートルの建造物を股下に納めたランは、「じゃあ・・期待して、っと・・・」と言うと、東京
タワーを先端から、陰部で飲み込み始めた。ランが最初に快感を覚えたのは、尖った先端が陰部の内面に触れた時だった。
「ひゃううん・・」それからランはしばらく腰の上げ下げを繰り返し、ちくちくした快感を味わっていた。
もうそこでランの身長は900メートル、胸の大きさも片方だけで、ガスタンクなんかBB弾かそれ以下に見えるくらいまで大きくなっていた。
最後に一度だけ、腰を下げすぎて尖った先端が思いっきり、陰部の肉壁に突き刺さるような勢いで当たってしまった。
その時、ランはビクンッ、とカラダを震わせ、「きゃうんっ!」と短く悲鳴を上げると、「うふううぅぅん・・」とすっかり気の抜けた、火照った顔で喘いだ。
最後のやつでランは一気に急成長、ついに1200メートルにもなってしまった。かなりの快感で脱力したのだろう、ものすごい轟音と地震を引き起こしながら、膝を地に着けて、立ち膝の体制になった。
もう、立ち膝の状態でも東京タワーは股下にある。
「うふううん♪もう最高っ!」そんなことをしている間にも、ありえない量の愛液が東京タワーを
つたって、ランの足元のビル群を愛液びたしにしてしまっていた。

こんな光景を巨大娘好きの人以外、誰が想像しただろう。女の子が立ち膝の状態で喘いでいる。ここまではまあよいとして、その規模がおかしいのである。
なにせ、日本最大の建造物を陰部で飲み込もうとしているのだから。いまも快感にひたっている、333メートルもの建物をエッチのおもちゃにしてしまうような女の子はとてつもなく大きい。
タワーの先端を陰部で飲み込み、立ち膝の状態でもタワーは股の下に納まっている。つまり、あのきれいなふとももの付け根から、地面に着けている膝までの高さが300メートル以上はかる〜くあるのである。
さらに、彼女の足元には、おびただしい量の愛液が巨大な水溜りを作っている。
しかし、ランの快感を最高潮にするためにはこんなことではすまされなかった・・・

ランは自分がこうして感じている間にも、周りの世界がどんどん小さくなり、
自分がどんどん巨大になって行くのがよく分かった。「はあ〜・・こんなに大きくなっちゃった〜。もうわたしを感じさせてくれるものなんてあるのかしらぁ。
さっきの大きさでも・・ビルなんてやわらかすぎて話にもなりませんでしたし・・」ランはそう言いながらタワーをズブウッ、とアソコで飲み込み、
完全に陰部の中まで挿入してしまった。そして、アソコの力を少し、強めてみた。めきいっ、がこっ、というような金属音が響いたかと思うと、「ああんっ」とランが喘いだ。
ひしゃげていろんな方向に飛び出した鉄筋がランの陰部の壁をあちこち刺激した。すると、またランは大きくなり、1500メートル
にもなってしまった。ランはまだ物足りないのか、かろうじて倒れず残っていたビルをつまみあげると、陰部に押し込んだ。しばらく陰部を見つめながらビルを砕いていたが、
少し怒ったような顔をして、「もうっ!ビルなんて役にたな〜い!」といってみたものの、辺りの建物は全滅している。
どうしよ〜う、と悩んでいたところで、ランは背中にほんの少し、違和感を感じた。
なんだろう、と思って振り返ってみると、日本に残っているすべての戦力が集まり、大編成で部隊が
できあがっていた。そして、第一の砲撃が始まっていた。

これはランもさすがに驚いた。そして呆れた。そして微笑まずにはいられなかった。「こんなに大きなわたしに勝てると思っているのかしらぁ・・でも、あなたたち、ナイスタイミングよ♪もっと・・・
もっと感じさせてください♪わたしにもっと強力なのを当ててくださ〜い♪」
日本の最後の抵抗は、「火に油を注ぐ」ならぬ、「巨大娘に快感を与える」以外の何にもならない
ことをこれからの砲撃で思い知ることになるのであった・・・