「無限大の女の子」



「センパイ♪・・・・お待ちしてましたぁ♪・・・」
ランの目がとろん、としている。
こうなると厄介なのをティナは知っていた。
ランはこの状態になると性感帯がすごく鈍くなる。
何故か、は分からないが。
こっちは大満足なのにランが中々離してくれない、ということが何回かあった。
思いっきり膣内を掻き回しても「くすぐったい」ぐらいしか言わないのだった。
しかも、今回はこのサイズ差だ。
「アタシがいくらがんばってもアノ子は感じないんじゃ・・・・」
そんなことを考えていると、上からランの手が降りて来た。
ものすごい大きさ。35kmのティナをわし掴みにしてしまえそうだった。
ティナの上、数kmのところでランの手が降下を止めた。
「あれぇ・・・センパ〜イ?・・・なんでそんなちっちゃいんですかぁ?」
ランが首を傾げている。
「アンタがおっきすぎるのよっ!まったく・・・どれだけ飲み込んだんだか・・・」
ティナは叫び、そのあとブツブツと言う。
「えへへ〜♪認めてくれましたぁ・・?うれしい・・♪」
ランの目がウットリとティナを見つめる。
ティナはギクッ、としたが遅かった。
「でも・・・今度はオトナとして認めてもらいたいなぁ・・・
わたし・・・この星でずいぶん勉強したんですよぉ・・?
センパイが思ってるほど・・・子供じゃありません・・・」
ランの手が再びティナに迫る。
「その証拠に・・・かわいがって差し上げますわ・・・」
欲のある笑みを浮かべるラン。
あの、優しいランとは思えなかった。



ティナは思った。これはマズイ。
理性の無い、本能だけのアノ子に捕まったら・・・
考えただけでも・・・身震いがする。
逃げなきゃ・・・なんか危ない気がする!
でも・・・動けない。
大きすぎる手の向こうからは、とろ〜んとした目がこちらを見据えている。
微笑を浮かべて。
ついに、ランの手が動けないでいるティナをわし掴みにして持ち上げた。
あの状態だからなのか、「かわいがってあげる」という言葉通りなのか
ほとんど力加減がされていない。
ティナのカラダがランの手で締め付けられる。
「いっ・・・たぁ・・い・・・ラン・・やめて・・」
息もまともに出来ないほどだった。
「何言ってるんですかぁ・・?わたし、まだ何もしてませんよぉ・・?」
ランはティナにぐっ、と顔を近付け、にっこり微笑む。
「ふふっ・・センパイとってもかわいい♪苛めたくなっちゃいますぅ〜♪」
ランは手に持っているティナの胸を、ぷるんっと指で弾く。
「あっ・・・痛っ・・い・・・ラン・・勘弁してぇ・・」
ランは軽く触った程度なのだろうが、力とサイズが違いすぎる。
さっきから抜け出そうと必死で暴れているのに、ランの手はビクともしなかった。
「次はこっち♪センパイ、可愛く感じてくださいね♪」
ランは手に乗せた可愛いセンパイの秘部に指を乗せる。
「・・・っあ・・・」
ティナの全身に快感が走る。
喘ぎ声をなんとか堪える。
ここで思いっきり喘いだりしたら、ますますアノ子の思うつぼだ。
何とか耐えないと・・・・
「センパイ?無理しないでいいんですよぉ?
なら・・これは我慢できますか?」
ティナの気持ちを読んだかのように、ランはティナの秘部に爪を立てる。
「ひあっ!・・っぐ・・あん!」
声が出てしまう。
その瞬間、ランがにんまりと笑った気がした。





「ふふっ・・・ダメですね♪センパイったら・・・
我慢してたんじゃないんですかぁ・・・?」
ランはさらに強く、深く、爪を立てた。
「きゃ・・あっ!・・あう・・くうぅっ・・ああんっ・・」
もうどうしようもなかった。完全にアノ子のペースだ。
愛液が滲み出るのが自分でも分かる。そこを利用された。
「愛液いっぱい出てますよ〜♪うふっ・・美味しそう・・・」
ランはティナの秘部を、ぺろりと舐める。
「ひゃうあっ・・・ああ・・」
ざらついた舌の感触がティナを悶えさせる。
もう、カラダが火照ってきた。
アノ子・・・上手くなってる・・・
「ふふ〜ん♪センパ〜イ♪・・・あら?」
ランの手の上でティナのカラダが40kmまで大きくなった。
しめた!このくらいになれば・・・!
ティナは脱出を試みた。思いっきり力を込めて手と足を広げる。
「あっ・・センパイ!じっとしてて・・・あっ!」
気を抜いていたランは突然だったので対処できなかった。
ティナを取り落としてしまったのだ。
上空300kmから身長40kmの女の子が落下する。
「きゃああああーーーーーーっ!!」
ティナは叫びながら落ちていく。
そしてティナのお尻が地面に触れた。
その瞬間、名古屋全体を覆うような大きさのクレーターができ、
震度7なんか掻き消すような揺れが発生する。
「いったあい・・っ・・くっ・・早く逃げないと・・・」
ティナがランに背を向け、走り出したその時、ティナの目の前に肌色の壁が出現した。
ランの手が地面に突き刺さっている。
「ダメですよ?・・・逃げようとしちゃ♪」
背後から、ランの声が降ってきた。




「でも・・センパイにこの手はもう小さいですよね・・・そうだ!ここにしましょう!」
ランは胸の谷間を指差している。
そして、またしても力を加減せずにティナを掴むラン。
再び締め付けられるティナ。カラダの骨が軋んでいる気がした。
ランは再び持ち上げたティナを、胸の谷間に入れる。
大きな二つの塊は、手を離した状態でもしっかりと身長40kmの女の子を支えていた。
「ここならだいじょぶですよね〜♪逃がしませんよぉ?」
谷間にはまったまま、上を見上げたティナの視界にランの顔が大きく写る。
本当に楽しそうに笑っていた。
ティナはもう一度全身に力を込め、谷間を押し広げようとする。
しかし、ランの胸は少し窪んだだけでティナの腕を押し返した。
ティナは必死に胸の表面を叩く。
「あんっ・・・くすぐったい・・・センパイ!ダメですってばぁ!
分かんないなら・・・お仕置きですよ〜!それっ♪」
ランが思いっきり両手で胸を寄せた。
ティナは谷間の間で揉みしだかれる。
「あっ・・っぷ・・ラン!やめ・・・ぷはっ!・・くっ・・」
ティナは徐々に谷間に飲み込まれていく。
その様子を楽しそうに見つめていたランは、胸を寄せるのを止め、
谷間に手を突っ込むと全身が埋まってしまったティナを取り出した。
「っぷはあっ!はあ・・はあ・・・もう・・だめぇ・・」
やっとこ開放されたティナはもうクタクタだった。
このままじゃカラダが持たない・・・
しかし、ランは逃がしてくれそうも無かった。
「まだまだですよぉ?わたしは遊び足りないんですから♪」
ランはそう言って、ティナを地面に降ろす。
また、地震が発生した。
降ろしてくれるなんて・・・
ティナはかなり安堵した。
ランは元に戻ったのか、と上を見上げると、依然として、とろんとした目で
こっちを見下ろしている。
どうやらただ降ろしてくれたわけではなさそうだった。



そう確信した瞬間、今度は何をされるのか、と緊張が高まった。
「ふふっ・・前にこうしてセンパイに見下ろされましたよね?
そしてあのゲームをやったんでしたね・・・今は立場が逆ですけど♪」
ティナの顔が引きつった。
まさかあれをこの状態でやる気なの・・?
あのゲームとは、まだランがあまり巨大化できなかった頃に
ティナだけがどんどん巨大化し小さなランを踏もうとする、というものだった。
あの時は、逃げ惑うランがかわいくてかわいくてよくやったものだった。
最後には甘踏みして、動けなくすればティナの勝ち。
制限時間いっぱい逃げ切ればランの勝ち、というルールだった。
「懐かしいですね〜♪本当に踏み潰されるかも、って結構怖かったんですよぉ?
それをセンパイも味わってみません?」
ランは本気だ。とっても楽しみにしているようだった。
反対にティナは怖かった。
しかし、今のアノ子に力加減ができるだろうか?
甘踏みでなく、踏み潰されてしまうのでは・・・?
そんな予感がしてしまった。
それにあの頃は、ランの逃げるところが見たくてわざと
ギリギリのところに足を踏み降ろしたりしていたのだが・・・
それとはまるで状況が逆だった。
いよいよ始まってしまう。緊張が高まる。
「それじゃあいきますよ〜?5分逃げ切ればセンパイの勝ちです!
よ〜い・・・どん!」
それと同時にランの足が持ち上げられ、ティナ目掛けて一気に降ろされる。
ティナの視界では、ランの足裏がどんどん迫ってくる。
「逃げなきゃ・・・」ティナは足を前に出す。
いくつか山があったが、お構いなしに粉砕し、駆け出す。
しかし、ランの足のほうが速い。
ティナの周りを影が覆う。
マズイ・・・このままじゃ・・・
逃れるため、ティナは横にダイブした。
かろうじてランの足の影から抜け出したティナのすぐ横に、ランの足が勢いよく降ろされる。
先ほど、ティナが落下した時並みの轟音と揺れ。
そしてランの美しい素足は地面に数十キロもめり込んでいる。
ティナの予想通り、まったく力加減がされていない。
ランは「あははっ♪」と笑いながら見下ろしている。
このゲームがあと5分も継続されるのか思うと、ティナは気が狂いそうだった。