日本の首都、東京。
突然、それはやってきた。
微かな揺れ。そして地響きのような音。
それが一定の間隔で繰り返され、だんだんと大きくなってゆく。
ずしいいぃぃん...ずしいいぃぃん...
家や学校、建物がぐらぐらと揺さぶられ、まともに立っていられない。
誰かが気付いた。これは足音だと。
ちょうど人間が足を動かし歩くような、一定のリズムで繰り返される轟音と揺れ。
ずどおぉぉぉぉんん...
一際大きな爆音と揺れが街を襲う。小さなビルの中には倒壊するものもあった。
東京の郊外に一人の女の子が立っていた。




「うわぁ~、ホントにちっちゃい...」
街の外れまで歩いてきた佳奈恵。身長1610メートル。
住宅街の家が、剥き出しの素足の指の高さにも届いていない。
さっきまでの揺れと轟音はこの女の子が歩いていただけで起こっていたのだった。

「あっくんの言う通りおっきくなったけど...どうすればいいのかな...」
物凄い大きさの巨人の女の子、佳奈恵は田舎に住む女子高生。
おっきな女の子が好きという、ちょっと、いや、だいぶおかしな趣味の彼氏がいたりする。
「あっくん...早く来てよぉ...」
そう言いながら不安そうに辺りを見回す佳奈恵。
佳奈恵が無意識にほんの少し足を動かすだけで、足元にあるものは全て破壊されてしまう。
今も、ただ立っているだけで、大きな素足は住宅数棟と道路を踏み潰してしまっている。
素足全体が地面にめり込み、コンクリートなどおかまいなしに。
本人は全く気付いていないようであるが。


「やっ。おまたせー、佳奈恵♪」
「あっ、あっくん♪」
例の彼氏出現。
とは言っても大きさはそのまま、佳奈恵の肩に乗っている。
「佳奈恵、手の平だして?」
言われるままに胸の前に左手の平を持ってくる佳奈恵。
その手の平に飛び乗る彼氏さん。
佳奈恵の手の平と比べると小さいの何の。
今の大きさの佳奈恵からみたら、普通の人間の大きさは2ミリメートルなのだ。
手の平の上に、点がぽつんとある、とかそんな感じ。重さなんか感じるわけが無い。
「えへへ♪あっくんちっちゃ~い♪」
「佳奈恵がおっきいんだよ...でも、付き合ってくれてありがとね」
「なんかご褒美くれる?」
「この前メガネ写メ送ったでしょー」
「むぅ~、もっとなんかちょーだい♪」
一瞬むくれたような顔をする佳奈恵。
ぶっちゃけ、この彼氏さんは佳奈恵のこの顔がだいぶ好きだ。
そんなわけで、ついつい...
「わかったよ、今度カラオケでも行ったときパフェ奢ってやる」
甘くなってしまうのだ。
「いいの!?やったぁ~、一緒に食べようね♪」
笑顔も好き。つまり、好き、大好き。




「てか、あっくん遅いよー、なにしてたの?」
「わざと離れて見てた。佳奈恵が早速いろいろ破壊してくれてたから」
「え...佳奈恵まだなんにも壊してないよ?」
「...足上げてみな」
「ん...」
片方の素足を持ち上げる佳奈恵。
長さ200メートルを超える足跡の底に、潰された家の残骸がいくつか見えた。
「あ...潰しちゃった...」
「あぁ...無意識に家をいくつも踏み潰すとか...萌え」
「こ、こんなに簡単に潰れちゃうの?佳奈恵、全然気付かなかった...」
「あぅ...そのセリフも萌え...♪」
こんな感じで興奮してしまう変なフェチなのである。


「もう...あっくん...」
「ごめんごめん...ってか、ちゃんと服とかのリクエストも聞いてくれたんだね」
「う、うん...でも、脚太いから似合わないよ...」
そういう佳奈恵の今日の服装はメイド服。
佳奈恵が自分で買った、肩とか脚の露出が多いヤツ。
それから素足。ミニメイドスカートから生足が伸びている。
あと髪型はツインテール。ツインテメイドとか、ばか可愛い。
しかも似合ってるから余計に可愛いのだ。
「そんなことなーいよ♪とっても可愛いし、似合ってる」
「こんなにおっきいのに太もも出して...公害だよー...」
もじもじと、手で太ももを隠そうとする佳奈恵。
そういう恥ずかしがる姿もやたら好き。
「またそういうこと言うー。もぅ、触っちゃうよ?」
「今のあっくんが触ったって何にも感じないよー♪挟んだら簡単に潰れちゃうよ?」
「それはそれで本望」
「死んじゃったらヤだからやめるー...」
「まぁこの世界じゃ死なないようになってるけどねー」
「そうなの?」
「ホントだったら佳奈恵が喋るだけでも俺なんか大変なんだよ。
 耳おかしくなるでしょ?こんな大きさなんだから」
「う、うん、なんとなくわかる...」
「いろいろ上手くなってるってことさね」
そんな感じで、大きくなるっていうのは大変なんだ。
身長が変わるとか、体重が増えるとか、それ以上の細かい話があるんだけど。
声の低さがどうとか、ねー。
その辺は難しいからねー、省きます♪




「それで、これからどーするの?」
「んー、とりあえず、街に入っちゃおーか♪」
「どこらへんまで行くの?」
「中心のビル街まで、かな。そしたらあとはめちゃくちゃに、ね♪」
「わかったよー♪」
「ん、じゃあまたね♪楽しみに見てるから」
「あっくん一緒じゃないのー?」
「わかんなくなったら指示はするし、また後でいろいろ...してあげるよ♪」
「...目がえっち...」
「ばれたかー。ま、そゆこともね♪」
そう言って、ふっと消えてしまう彼氏さん。
「とりあえず...行こうかな」
大きな素足が持ち上げられ、一歩踏み出される。



ずどおおおぉぉぉん...
物凄い揺れと轟音と共に、佳奈恵の素足が家々を踏み潰す。
「あぅ...また潰しちゃった...」
まだ郊外ということもあって高い建物は少ないが、住宅地が多いこの地域。
佳奈恵の片方の足だけで少なくとも10棟の家がまとめて潰されてしまう。
もちろん、家に停めてあった車も、庭の木も、コンクリートの塀も全部。
足の指一本で家より大きいのだから当然と言えば当然だ。
(お、いーねー佳奈恵。一歩だけで大災害だねー)
彼氏さんの声が頭に響いてくる。
「こ、こんなんでいーの?」
(全然いーよー♪ほら、もっとー)
「う、うん、わかった」
また次の一歩で10棟、また10棟と、どんどん踏み潰されていく住宅街。
佳奈恵が足を踏み出すたびに、長さ250メートル、幅100メートル近い面積が潰れていく。
「な、なんかこれ...気持ちいいかも...」
今の佳奈恵の足の指の高さは20メートルほど。
地面から家の屋根まで大体10メートルもないから、それだけで屋根の倍は高いのだ。
佳奈恵からすればあまりに小さく脆い家並み。
それらは、ちょっとした凸凹のように佳奈恵の足の裏を弱々しく刺激する。
「んっ...えいっ」
ちょっと楽しくなってきたのか、踏み残しの無いよう念入りに踏み潰していく。
数分も経たないうちに辺り一帯は壊滅。ただの荒地になってしまった。




「ふぅ...」
(佳奈恵、ちょっと楽しくなってきた?)
「そ、そんなことないよーだ」
(んー、そかー♪まぁお楽しみはこれからだしねー)
「次は...あっち?」中心のビル街を指差す佳奈恵。
(そんなに早く行きたいのー?しょーがないなー♪)
「そ、そうじゃないもん...」
ずしぃん、ずしぃんと一歩ごとに地震を引き起こしながらビル街へ向かう佳奈恵。




「ん...やっぱ佳奈恵おっきいんだねー...」
日本で一番の高層ビル街にやってきたというのに、佳奈恵の膝より高い建物は一つもない。
大体の建物は足首くらいで、ふくらはぎの真ん中くらいのがいくつか。
あとは大体その中間くらいだった。
佳奈恵の素足の大きさにも届くビルも少なく、素足を立てて比べるとだいぶ小さい。
少し遠くに見える細っこくて赤いのが東京タワーだろう。
周りの建物より随分高いけど、それでも佳奈恵の膝よりかなり下だ。
「ん...ふ、踏んじゃおーかな...」
圧倒的な破壊力を持つ、女の子の素足がビルの上に。
ずどおおおぉぉん...
ビル街の一番端っこにあった、100メートルほどのビルが佳奈恵の素足に踏みつけられ、
あっというまにぺしゃんこになってしまう。
あたりの建物も一緒に、轟音と共に潰されていく。
「あ...さっきより感触があって...いいかも...」
続けて同じくらいの大きさのビルをいくつか、ずしん、ずしんと踏み潰す。
輸送用の、大きな10トントラックが足の指の間に挟まったりもしたが、
とくに力を入れたわけでもないのに簡単に潰れてしまった。



そうやって楽しんでいると、太ももの周りでいくつかの火花が散る。
「ひゃっ!?何、何!?」
自分の腰の辺りをよーく見てみると、1センチにも満たないような戦闘機が飛び回っていた。
普通の人間を、何人もまとめて殺せる破壊力をもつミサイルをいくつも装備している。
「あ、あっくん...怖いよ...」
(だいじょーぶだってばー)
「だってミサイルとか当たったら痛いよ...」
(ちょっと前から攻撃されてたけど、気付いてた?)
「え...どこを?」
(後ろからお尻とか太ももとか。ミサイルとかじゃ佳奈恵の脚には効かないみたいだね♪)
「もぅ...あっくんたら...」
(さっきの火花みたいのがミサイルだよ)
「ほとんど何も感じなかったけど...」
(はうー、また萌え発言―♪ね?だいじょーぶでしょ?)
「そだねー、今の佳奈恵さ、もしかして最強?」
(よゆーで最強だね♪何でも壊せるし、何にも効かないし)
「自衛隊さんたちはどうすればいーの?」
(んー、佳奈恵に任せるよー)
「ん...わかった…♪」
(佳奈恵、その顔、いやらしくてイイ♪)
「やぁ...もぅ...」
そゆこと言うと赤くなるのも可愛いなー。




「んー...えいっ」
佳奈恵が腰の辺りを軽く手で払う。
その動作に巻き込まれ、まとめて何機も撃墜されてしまう戦闘機。
直接手に当たらなくても、巻き起こる爆風によって吹き飛ばされてしまう。
足元のビルを潰さないように、少し歩いてみる。
あとでちゃんと潰したいから。
ただ歩くだけで何機もの戦闘機が太ももにぶつかり、爆発する。
指でつつかれたくらいの刺激が佳奈恵に伝わってきた。
「んぁっ...」
何機かがスカートの中に入り込み、内ももにミサイルを撃ってきたらしい。
その後、戦闘機本体も柔らかい内ももにぶつかり、爆発し、佳奈恵の弱点に刺激を。
「あんっ...ちょっとぉ...」
ぎゅっ、と太ももをすり合わせれば、戦闘機の残骸も跡形も無く潰れてしまう。
「もういなくなっちゃった...あれ?」
いつの間にか、佳奈恵の周りを飛び回っていた戦闘機はほとんど撃墜されてしまっていた。
その代わり、足首に少しの違和感。
ぱちぱちと火花がはじけている。
「??」
しゃがみこんでじっくりと足元を見てみると...
「あ...戦車、かな...ちっちゃいなぁ...」
佳奈恵から見れば1センチもないような戦車の大群が必死に佳奈恵の足を攻撃していた。



遥か上空から、必死に自分の素足を攻撃する戦車を見下ろす佳奈恵。
「んー...全然効かないよー?」
それでも、足首や足指に向けて、ぱんぱん、と必死に砲撃してくる自衛隊さん。
もう一度立ち上がり、遥かな上空から戦車部隊を見下ろす。
「ほーら、潰しちゃうよぉ?」
右足を軽く持ち上げ、戦車部隊の上にかざす。
それだけで、出動していた戦車部隊のほとんどが足の陰の下。
潰されまいと、さらに激しく佳奈恵の足の裏に砲弾が打ち込まれる。
何十発も、ぱしぱしと足裏で爆発する砲弾。コンクリートの塊も粉々になってしまう威力。
それでも、佳奈恵の柔らかいはずの足裏には何のダメージもない。
「ぁんっ、くすぐったいっ...」
つつかれるようなこそばゆさに、ずずぅん、と後ろに足を着いてしまう。
ぐらぐらと地面が揺れ、砲撃も止んでしまった。
「もー、踏み潰しちゃうよ?」
そう言ってもう一度足を持ち上げようとした時、何かが違うことに気付く。
「あれ...足跡が...ちょっとちっちゃい?」




今まで佳奈恵が一歩進むごとにつけてきた、深く大きな足跡。
それでも十分大きいのだが、比べてみると今の自分の足は少しそれからはみ出ている。
それに心なしかビルなどの建物も少し小さくなったような、
もともと指先ほどもなかった戦車がさらに小さくなったような気がする。
「ねぇ、あっくん...なんか周りがちっちゃくなってるんだけど...」
(おー、気付いたー?さすが佳奈恵、分かってきたねぇ♪)
「な、なにそれっ、もう...」
(まー正確には佳奈恵がおっきくなってるんだけどね)
「え...ど、どうして?」
(佳奈恵はね、気持ちイイって思うとおっきくなっちゃうんだよ)
「えぇっ!?な、やあっ...///」
(もー、いちいち赤くなって、可愛い♪)
「で、でも気持ちいいなんて思ってないし...」
(さっき太ももにミサイル撃たれたときちょっと気持ちよかったでしょ?)
「う、うん...ちょっと...」
(あら、素直だねー、可愛い♪)
「あぅ///」
(そんな感じで気持ちよくなってねー)
「で、でもこれ以上おっきくなったら、あっくん出て来ても見えないよぅ...」
(大丈夫、その辺は上手い具合になってるから)
「はぁい...」
(じゃ、最後にお願い、パンツ脱いで♪)
「え...」



さっきまで豪快にビルを踏み潰し、戦車の砲撃を軽々と受け止めていた佳奈恵。
その大きな女の子が、さらにちょっと大きくなって顔を真っ赤にして立っている。
「へ?...な、なんで...」
(そっちのが佳奈恵も興奮するでしょー?俺もドキドキするし)
「で、でも、下から見えちゃうじゃんかぁ...」
(全部踏み潰しちゃえー♪)
「はうぅ///」
(ミサイルとか直撃したら気持ちいいよー、きっと)
「あ、あっくん...」
(パンツ脱がないと後でしてあげないよー?)
「い、いじわる...」
(こっちの話だとSになれるなー俺(笑))
「わ、わかったよぉ...」
(ありがと♪じゃ、またねー)
顔を真っ赤にしてうつむきながら、スカートの下に両手をもぐりこませる佳奈恵。
するり、と太ももまで布地が下がってきた。




「うぅ...は、はずかしっ...」
膝の手前までパンツを降ろし、思わず手を止めてしまう。
それでも、なんとか片足を上げ、パンツを足から抜く。
ずしぃん、と降ろされた足は低いビルを何棟もまとめて踏み潰した。
「ぬ、脱いだよ、あっくん...パンツ...どうすればいいの///?」
(んー、どっか置いといてー。山とかにかけといてもいーよ)
「そ、そんなことしないよっ...」
足元にちょうど良く大型のショッピングモールがあった。
駐車場はかなり広く、佳奈恵の足も収まりそうだ。停めてある車を気にしなければ。
「ここに置いとこ...」
パンツを丸め、しゃがみ込んで駐車場に置く。
柔らかく軽い生地で出来ているはずのパンツに、簡単に押し潰される車。
丸められたその布地は辺りの建物よりだいぶ大きかった。
「ん、なんか変な感じ...///」
何も履いていない変な感触に赤くなっていると、また足元に火花が散り始める。
先程、佳奈恵の足が起こした地震から復活した戦車たちが、また砲撃を始めたらしい。
「ん...ここ撃ってもらったら気持ちいいのかな...///...あっくんが変なこと言うから...」
そんなことを考えながらしゃがみ込もうとして、膝を曲げ、お尻を降ろし始めたその時。
密かに佳奈恵の背後に回っていた十数台の戦車が、一斉に、砲撃を開始した。
佳奈恵の、無防備なお尻の割れ目、そして太ももの付け根に。



佳奈恵の、柔らかいお尻、太ももにミサイルや砲弾が直撃、爆発する。
「っひゃぁんっ!?」
ずどおおおおおぉぉぉん...
バランスのとれない体制で不意をつかれ、思いっきり尻餅をついてしまう。
佳奈恵の、1キロメートルを超える大きなお尻が、地面に大きなクレーターを作った。
震度が到底測れない地震が発生。
衝撃で吹き飛び、地割れに飲み込まれ、背後にいた戦車部隊は壊滅してしまう。
「ちょ、ちょっと気持ちよかった、かも...///」
辺りに大被害を与えながら、顔を赤らめる佳奈恵。
ずずず...とまた身体が大きくなる。
「はぅ...またおっきくなっちゃった...」
(佳奈恵―♪その調子―♪)
「あ、あっくん見てたのっ!?」
(そりゃ見るよー♪)
「は、恥ずかしいぃっ...///」
(ほら、戦車さんたちが近付いて来てるよー)
「あ、うん...ど、どーするの...?」
(女の子座りでさ、太ももの間に閉じ込めてみてよー♪)
「そ、そんなんしたら、ま、丸見えじゃんかぁ...///」
(頑張れ、佳奈恵♪)
そう言い残して、彼氏さんの声は消えてしまった。




「うぅ...こ、こうかな...」
ずずぅん、とお尻を動かし戦車部隊に近付く佳奈恵。
さらに、太ももをぺたりと地面にくっつけて女の子座り。
「ぁん...」
何十もの建物が太ももの下敷きになり、押し潰されていく。
その感触が、つんつんと心地よく佳奈恵の太ももを刺激する。
露わになった佳奈恵の下のお口。
その前には数十台の戦車部隊が、物凄い揺れに耐えながら砲撃の準備をしている。
両側には高さ100メートルを軽く越える太ももの壁。
柔らかそうなその壁は、どんなミサイルでも壊すことは出来そうも無い。
「や、やっぱり恥ずかしいっ...やぁっ...」
真っ赤になった顔を両手で覆う佳奈恵。
(ほら、砲撃始まるから、スカートまくってよーく見て♪)
「で、でも恥ずかし、あっ、やぁんっ...」
彼氏さんが注意しに来た、その途端に砲撃が始まる。
数十の戦車の大砲が一斉に、佳奈恵の下のお口を攻撃する。
「あっ、やっ、なにっこれっ、きもちっ、いよぉ...あんっ」
ぱんぱんと弾が当たる度、大きな身体をぴくんぴくんと震わせて喘ぐ佳奈恵。
ずず、ずごご、と地面を削りながらどんどん大きくなっていく。
巨大化する太ももとお尻に巻き込まれ、建物がすり潰されていく。
「あっ...そこぉ...もっと...んっ」
すっかりその気になってしまったようで、喘ぎ声も色っぽくなってくる。
えっちぃところも大好きです、佳奈恵ちゃん♪



しばらく経った後、砲撃が止む。弾切れのようだ。
攻撃の対象とされていた佳奈恵の肌には傷一つ付いていない。
とろり、と濡れた下のお口。戦車の攻撃にさえ快感を覚えるだけで痛みなど全くない。
分厚い鋼鉄の壁も破壊するほどの砲弾が何十発も打ち込まれたにも関わらず、だ。
「んっ...はぁっ...んっ...がまんできないよぉ///」
始めの2倍の大きさ、身長3220メートルまで巨大化した佳奈恵。
足の大きさも500メートル近くなり、東京タワーですら片足で潰せてしまう。
ほとんどの建物が足首より下であり、女の子座り状態の佳奈恵の太ももの厚さより低い。
ただ座っているだけでさえ何百もの建物がお尻と太ももに押し潰されている。
「もっと...撃ってほしいのに...もう終わりぃ?全然足んないよぉ...」
そう言いながら、地響きをたてて膝立ちになる。

戦車の砲弾の刺激程度では満足できないまでに大きく、強くなってしまった佳奈恵。
そこへ、前方から戦闘機の部隊が再び近付いてきていた。
「もっと...触って...撃って...」
物足りなそうな、熱っぽい顔で戦車と戦闘機を見下ろし、見つめる。
そのまま後ろに軽く尻餅をつくように座り込む。
先程より二倍巨大化した佳奈恵。そのお尻が大地に触れる。
ずっどおおおおおおぉぉぉぉん...
その凄まじい揺れで、あたりは地面ごと激しく揺さぶられる。
佳奈恵のお尻が先程の数倍の大きさのクレーターを作り、戦車隊は壊滅。
そんなことはほとんど気にしていないようで、佳奈恵の見つめる先には戦闘機。
ミサイルを撃ち込もうと迫ってきている。
「そ...もっとぉ...」
あたりのビルを脚と太ももで押し退けながら、M字開脚のポーズになる佳奈恵。
とろとろと濡れ、戦車の砲撃にも傷一つ付かなかった下のお口がさらけ出される。





ぽしゅ、ぽしゅ、と何機かの戦闘機からミサイルが発射された。
誘うようなポーズの佳奈恵の、太ももの付け根の辺りに一斉に向かってゆく。
そして爆発。本来、弱点であるはずの内ももに刺激をもらった佳奈恵。
「全然感じないよぅ...もっとぉ...焦らしてるの...?」
ここまで大きくなってしまった佳奈恵にとって、ミサイルの爆発は軽すぎる刺激なのだ。
一番気持ちいいところにもらわなくては、気持ちよくなんてなれるはずが無い。
さらに、ぽしゅっ、とミサイルが発射され、今度は濡れたお口に直撃。
佳奈恵の一番好きなお豆の辺りに命中し、爆発した。
「んあっ...も、もっと、そこぉ...」
次々にミサイルが発射され、直径10メートル、一軒家ほどの佳奈恵の弱点に命中していく。
「あぅんっ...いいよぉ...ぁんっ、くぅんっ...」
声を漏らして喘ぎながら、さらに巨大化を続ける佳奈恵。
ずず、ずごっ、ずごごぉぉん...と、佳奈恵のお尻と素足が街を削っていく。



「んっ...足りないぃ...んぅ...」
あたりのビルを土台ごと引っこ抜き、下のお口に飲み込ませてみる。
途中まではなんとか入っていくものの、佳奈恵の指の力と膣の圧力に負け、
ぐしゃり、と潰れてしまう。今の佳奈恵にとってはあまりに脆く、小さい。
身長6440メートル、初めの4倍まで巨大化した佳奈恵。
その素足だけでさえ大きさは1キロほどにもなり、富士山すら跨ぎ越せるほどの巨人。
小さな山なら一踏みで平らにできてしまうし、その足跡は100メートル近い深さのくぼみ。
全てのものをその深さまで圧縮し、完全に押し潰すことが出来る。
もう戦車の砲撃には軽い刺激すら感じないだろう。気付くかどうかも怪しい。
「みんな弱すぎるよぉ...あっくん...触ってぇ...」
ついに自分の指を下のお口に、割れ目にあて、くちゅくちゅと動かし始める。
「あん、っんぁ...んんっ、あはぁっ...」
あまりに圧倒的に大きく、強くなってしまった佳奈恵にとっては、
ミサイルの爆発よりも自分の指の刺激の方が何十倍も何百倍も強いのだ。
ミサイル一発では、せいぜい家の一軒を吹き飛ばすくらいだろう。
しかし、今の佳奈恵にとってそんなことはなんでもないようにできる。
その「可愛い指」で地面をえぐってやれば、ビル街もあっという間に壊滅させられる。
逆に、家一軒「だけ」を破壊するほうが難しいのだ。
再び巨大化を始める佳奈恵。M字開脚の体制のまま、どんどんと巨大化していく。
佳奈恵の体重を支えきれず、辺りの地面が佳奈恵のお尻を中心に陥没していく。
ごごごおぉん...ずずぅん...
大きさを増す佳奈恵の素足に、いくつものビルが巻き込まれすり潰されていく...




「も、ダメ...我慢できない...」
はぁはぁ、と肩で息をしながら、膝立ちになる佳奈恵。
地面に着いた膝、そしてすねと足の甲で何もかもをすり潰しながら。
その体制ですら、佳奈恵の頭より高いものなど日本には存在しない。
日本の最高峰、富士山も膝立ちの佳奈恵の胸にも届かないのだ。
身長は10000メートル、10キロを超え、どんどんと巨大化していく。
今、佳奈恵が立ち上がったとすれば、足首に届く建物は一つも無い。
東京タワーも足指よりも少し高いくらいである。潰す気がなくても簡単に潰せてしまう。
ずっどおおおおぉぉぉぉんん.....
前に両手を着き、四つんばいの体制に。ビルよりも大きな10本の指が地面をえぐる。
そのまま上半身を倒していき、荒々しく大地に倒れ込んだ。肩と胸が地面に触れる。
どっごおおおおおぉぉぉぉんん.....ごごごおおぉぉん...
そこにあった建物は、佳奈恵のコスに包まれたおっぱいに一つ残らずすり潰される。
「んあぁ...あふぅん...」
佳奈恵のお気に入りの体制。一人で「する」時の体制だ。
うつ伏せになって、お腹の下から手をもぐり込ませて下のお口をいじる。
本人曰く、なぜかこの体制が一番イイんだとか。
指先で道路のコンクリートと地面をえぐりながら下のお口まで右手を伸ばす。
くちゅっ...。
ビルよりも長く、全てのものを破壊できる強さを持った指。
それが、長さ数百メートルの下のお口に触れる。
「はぁん...」
地面に近づけられた佳奈恵の口から暖かい吐息が漏れ、まだなんとか倒れずに残っていた建物を吹き飛ばす。
「はぁぅ...んっ...」
くちゅくちゅと指が動かされる度に、その大きな身体がぴくん、と快感に反応する。
佳奈恵のそんな僅かな動きが、街を揺さぶり地震のような揺れを引き起こしている。
指が音を立てて動かされる度に、街が揺れ、建物が倒壊していく。
佳奈恵の頭の後方およそ1キロメートルには、身体とともに動く大きな足。
力を抜いて伸ばされたはずのその足は、無意識のうちに破壊を引き起こしていた。
ビルはその足を軽く乗せるだけであっけなく潰れてしまうし、
すべすべの足の甲でいくつもの建物がすり潰されている。
指の間に挟まってしまった細いビルや輸送用の10トントラックも、
特に力も込められていないのに、軽くひねり潰されてしまった。
しかも、その巨体は今も巨大化を続け、破壊は拡大する一方だった。
地面に横たわるその身体はどんどんと巨大化し、建物を押し退けていく。
寝そべる体の厚みよりも高い建物など無く、巻き込まれ潰されていく。
「んっ、はぁっ...んぅっ!」
びくり、と大きく震え、ぐんと大きくなる佳奈恵の身体。
そろそろラストスパートらしい。
「はぁっ...はああぁぁぅぅっ...」
身体が小刻みに痙攣し始め、びくびくと震える。
巨大化のペースが早まり、最大サイズに近付いてゆく。

ごごごごごご...と町全体が佳奈恵に合わせて振動し、地面はひび割れ、
山では土砂崩れが発生し、地形が変わってしまったところもあった。

「...っんはぁっ...はあっ...」
肩で大きく息をしながら、うつ伏せのまま快感で荒げた息を整えようとする佳奈恵。
その口からは台風も吹き飛ばしてしまえるほどの強さの熱い吐息が漏れ、
佳奈恵の目の前の建物は崩れ落ち、車は吹き飛ばされ、街路樹は倒されたり折られたり。
自分の吐息ですら人間たちにとっては大災害。
そんな状況がなんとなく楽しく思えてきた佳奈恵。
「えへへ...こんなにおっきく、なっちゃった...」
身長16000メートル、16キロ。足の大きさも2400メートルにもなってしまった。
ほとんどの建物が倒壊し、押し潰された東京の街。
倒れかけたビルの残骸と、あまりに大きくなってしまった自分。
初めの頃のサイズでも十分すぎる破壊力・大きさだったが、今ではそれも信じられない。
今の自分の10分の1しかないような大きさだった、ほんの数十分前までの自分。
そんな大きさでびっくりしていた自分が、なんだか不思議だった。
「こんなのなんか...指だけで、くしゃって、できちゃうもんね...」
うつ伏せのまま右手を伸ばし、3キロほど離れたところのビルの上に人差し指を軽く乗せる。
それだけで、今にも崩れ落ちてしまいそうに揺れる、200メートルほどのビル。
こんなにも大きくなってしまった今の佳奈恵から見れば2センチほど。
こんな小さなビルを、ちょっと前の自分はわざわざ足を上げて、踏み潰していたのだ。
「嘘みたい...こんなに弱いのにね...」
くしゃり、と指の下に消えてしまう小さな建物。
「もっと強くなっちゃったんだ...」
自分の巨大化・強大さを再認識し、顔をあげて身体を起こす、と。
「あ、あれ...東京タワー、かな?」
7、8キロほど先に見える、小さい、赤い三角。
日本で一番大きな建造物、東京タワーだった。




「どうしよっかな...届く、かな?」
体制を変え、両足を前に出して座り込む。前方からは、いろいろと丸見えだったが。
むっちりと柔らかそうな両脚を投げ出し、小さなタワーに向かって伸ばしていく。
「あっ、惜しいっ...もうちょっと...」
あと1キロほど、佳奈恵の感覚ではあと10センチほど足が届かない。
「もぅ...しょうがないな...」
後ろに手を着き、地面をえぐりながら自分の身体を支え、持ち上げて前に押し出す。
佳奈恵の大きなお尻が、街の残骸を巻き上げながら上空数キロまで持ち上がる。
そして...
ずっごごごごおおおおおぉぉぉぉおぉおおぉんんん...
何の遠慮も無く、地面に叩きつけられる。
もちろん、佳奈恵にとってはそんなつもりは無く、ちょっと腰を浮かせて降ろしただけ。
それだけであたりは大地震に見舞われ、深さ数百メートルのクレーターができてしまう。
「ん、これで届くかな」
もう一度タワーに向かって脚を伸ばし、届く距離であることを確認する。
「えへへ、ちっちゃくて...可愛いかも...」
右の素足をタワーの横に置いて、高さ比べ。佳奈恵の素足の8分の1ほど。
「簡単に潰せちゃう...」
足の指で軽く撫でてみると、あっけなく変形してしまう。
頑丈な鋼鉄の鉄骨も、佳奈恵の素足の前では何の意味もなかった。
「あぁっ...危ない危ない、潰しちゃうとこだった...」
そう言って、(佳奈恵の感覚で)優しく足の指に挟み、地面から引っこ抜く。
そのまま脚を折り曲げて、自分の近くに持ってきて、優しく降ろす。
「あれ...もう、弱いなぁ...」
足の指に挟まれていたところは今にもちぎれてしまいそうにぺちゃんこだった。
いくら優しく扱ったとはいえ、今の佳奈恵は圧倒的に大きく、強いのだ。
先程、足の指で触れたところなんかも、見事に変形してしまっていた。
「ん...まぁ、いいかな。どうせ壊しちゃうし...」
そう言って、見るも無残な姿になってしまったタワーを、2本の指でつまみ上げる。
その手はそのまま胸元へ。空いているほうの手で、メイド服の胸元を開く。
「んー、挟めるかなー...ちっちゃいから...」
ブラに包まれた柔らかいおっぱいが作り出す、深い谷間。
そこにぼろぼろのタワーを当て、左右からおっぱいを寄せる。
ぐっしゃあああぁあぁぁんん...めきめきぃ...
「あ、挟めたー♪」
佳奈恵のおっぱいが、鋼鉄のタワーを粉砕し、圧縮する。
柔らかいむにゅむにゅのおっぱいに挟まれ、すり潰されてしまった。
「あ、もう潰れちゃった...」
つまらなそうに胸元を見る佳奈恵。残骸をつまんで、軽く投げ捨てる。
「んーっ...座ってるの疲れちゃったぁ...」
ずごごごぉぉん、と地面を削りながら脚を折り曲げ、立ち上がる。
柔らかそうな生脚が、どこまでも高くそびえていく。




最初の10倍に巨大化し、その高さから見下ろす世界はまるで別世界だった。
地平線が丸く見えるし、昼間なのに星空が見えるし、ってことは白い雲は遥か下で。
自分の視界を遮る、いや、視界に入るものが何も無かった。
「うわぁ~...すごぉい...」
メイドスカートから伸びる脚の、すねの少し上の辺りから雲がかかっている。
足を少し持ち上げ軽く動かしてみると、簡単に雲は散ってしまい小さな人間の町が見える。
「わ、すごいすごいっ♪」
天候さえも思うままにできてしまうほどの大きさの佳奈恵。

うん、萌える。とっても、萌える。はしゃぎ気味なのも萌える。

「ほーら、晴れにしてあげるー♪」
厚い(佳奈恵から見れば極薄の)雨雲が掛かったところにつま先を突っ込む。
ひんやりとした空気と氷の粒が、佳奈恵の火照った足を冷やしていく。
「はぅ~...きもちいー...」
少し冷たさを堪能した後、軽く大気をかき回してみる。
と、そこで何かに足が触れた気がして、足を降ろすのを止める。
「ん...何かある...?踏んじゃったかな...」
一旦ゆっくり降ろして、体制を整える。
軽く足を動かすと、あっという間に雨雲は散り、ぽっかりと街が大きな陽だまりになる。
「すごーい♪ホントに何でもできちゃうんだ!」
満足そうな表情の佳奈恵。
しかし、雨雲が散った後のその街は、ひだまりぽかぽか~、気持ちいいな~...
なんてわけにいくはずもなく、きっちり破壊されていた。



佳奈恵が雲に足を突っ込む1分前、足元の街では…

ニュースになって、それから何も映らなくなった。
東京に、ばかでっかい女の子が現れたらしい。
しかも、ほんの数時間も経たないうちに東京は壊滅。
自衛隊も全滅、とのことだった。
テレビが映らないのはテレビ局がみんな佳奈恵の足で踏み潰されたからだ。
避難も上手くいかず、混乱が日本全体に広がっていた。
そんな中。
「ほーら、晴れにしてあげるー♪」
高校生くらいの女の子の声。町中に響き渡っていた。
どうやら、破壊神の女の子の次のターゲットはこの街らしい。
街中がパニックになったその瞬間、天から、佳奈恵の足の指先が降りてきた。
数回振り下ろして軽く動かせば、この街など蹂躙できるものすごい大きさ。
まず初めに、高いものから。
あの素足と比べると小さく見えてしまう1000メートル超えの山。
足の裏が山頂に触れ、簡単に崩されてしまう。
その時、巨大すぎる素足が動きを止める。
「ん...何かある...?踏んじゃったかな...」
破壊神となった女の子の可愛い声が響く。
そして、ゆっくりと(佳奈恵の感覚で)地面に降ろされた。
佳奈恵がちょうど、何かに触れたかな、と思ったその時のことだった。
ずっどおおおおぉぉぉん......
地面から身体が何メートルも浮いてしまうような縦揺れ。
何なんだ、と顔を上げると。
地元では大きな山として知られる1000メートル級の山が無かった。
その代わり、ものすごい大きさの素足、の指が見えている。
佳奈恵に、無意識のうちに踏み潰されてしまったのだった。



再び持ち上げられ、動き出す巨大な素足。
潰された山の残骸が、その素足の裏や指の間からぱらぱらと落ちていく。
それに巻き起こされる、竜巻のレベルを軽く超えた風で全てが吹き飛んでしまった。
ビルも家も、コンビニも電車も人間も。
「すごーい♪ホントになんでもできちゃうんだ!」
佳奈恵の声が、廃墟・荒野と化した元、街に響く。






(えー...と、さ...そろそろ、いいかい?)
「え、あっ、あっくん!どこ行ってたの、もう...」
満足げに街を後にしようとした佳奈恵に、彼氏さんが現れ、話しかける。
もはや、佳奈恵と比べると、うん、砂粒にも見えないね。
(いや、どこ行ってたっつーか...ずっと見てたけど...)
「じ、じゃあなんで何も言ってくれないのー...ほったらかしにして...」
なぜか赤くなる彼氏さん。
(なんてゆーか...佳奈恵がすごい、なんか楽しんでたみたいで邪魔できなくて)
「えっ...いや、そんなこと...」
(いや、しばらくの間何も言わなかったけど...)
「う、うん。なぁに...?」
(途中の、戦車を股の間に~、ってとこあったじゃん?)
「あっ...///...うん...」
思い出してしまい、顔を赤くする佳奈恵。
(あん時から俺、なんも言ってないのに...
 なんも言わなくてもほら、M字開脚とか、自分でするし...)
「はう...」
(もっとぉ、とか、はやくぅ、とか言うし...)
「うぅ...」
恥ずかしさで、うつむいていく佳奈恵。
(まったく、可愛いなあんたは♪自分でしといて恥ずかしがるし)
「いじわる...」
もじもじと顔を隠そうとする。
足元では、わずかに動かされた素足によって500メートルほどの山がすり潰されていた。




(あーあ、また勝手に踏ん付けちゃってー)
「えっ?...何もしてないよ...?」
(足元の山がぺちゃんこだよ?ま、そーゆー無意識な破壊とか凄いイイんだけど)
「あ...うー...だってちっちゃいんだもん...」
(500メートルもあるんだけどな、その山)
「ホントに!?うわぁ...佳奈恵の足首より低かったよー...」
(佳奈恵はとってもおっきくて可愛い破壊神だからねー♪それと...)
「な、なぁに...?」
(あそこに見えるのがね、富士山だよ)
彼氏さんが指す方向には日本の最高峰、富士山。
一歩ごとに大災害を引き起こし、山や街を丸ごと踏み潰しながら歩み寄る佳奈恵。
4000メートル近いその山頂も、巨大な佳奈恵の膝よりも低い。
「......ちっちゃいね...」
(佳奈恵が大きすぎるんだよー♪
自分で、いっぱいくちゅくちゅっ、ってしておっきくなったくせに♪)
「ば、ばかっ...!」
(それに...ノーパンなの、忘れてない?)
「...あっ...///」
慌てて、両手でメイドスカートを押さえる佳奈恵。
(もう、可愛いなー♪さっきも丸見えだったよ?)
「うぅ...さっき、って...?」
(佳奈恵が、山踏み潰してから街もめちゃめちゃにしちゃったとき)
「そ、そんなことしてないよ...?」
(何か足に当たったでしょー?)
「あ、うん...さっきの...?」
(あれ、山だよ、1000メートルくらいの)
「...踏んじゃってた...?」
(うん、佳奈恵はゆっくり降ろしたつもりかも知れないけど、ぺちゃんこだった♪)
「で、でも街のほうは...ただ、天気良くしてあげようかな、って...」
(んー、佳奈恵らしくて可愛いんだけど...
 そんなおっきい素足、振り回したらなんでも吹っ飛んじゃうよー♪)
「あうぅ///」
(佳奈恵の足もすごいおっきいんだよー?
 かかとで俺ん家踏んで、足の指の付け根辺りで学校丸ごと潰せちゃうんだから♪)
「途中にお堀とかあるのに...?」
(うん、跨ぐ必要もない感じ。二キロくらいあるけど)
「なんか、想像しにくいなぁ...」
(今度行ってみる?)
「う...ま、また今度ね...」
(うん、ありがと♪
 で、さっき足を上げたときに、下からは丸見えでした♪)
「っ!...なんで見てるのぉ...」
(そりゃ見るよー♪脱いで欲しいって言ったの俺だし)
「い、いじわるー...」
(いい眺めでした♪むっちり太ももと、その間の...)
「い、言わなくていいよっ...///」
えっちぃの好きなのに、案外恥ずかしがり屋さんなとこ、ホント好き。
照れたような顔も、とっても可愛くて。
そゆのも見たいから、身体触りたくなっちゃいます...




(そう言えば...山使って一人でしてみたい、とか言ってなかったっけ?)
「そ、そんなこと言ってないよ///」
(言ったよー。俺の夢に佳奈恵が出てきて、してたって話したら...やってみたい、とか...)
「...しても、いいの...?」
(っ...いきなりだな、佳奈恵は)
「だって...あっくんが居るのに、こんな格好してるのに襲ってくれないし...」
(今の大きさじゃちょっと無理かな...)
「さっきからいっぱいえっちぃこと言うから...こ、興奮してきて...」
(...かっ......)
「...か...?」
(かわいーいぃぃぃいいいぃぃぃ♪)
「うぇ...?」
(そゆとこも、ホント可愛い!同じ大きさだったら間違いなくぎゅうしてる!)
「あ、ありがと...///」
(ん、可愛いー...じゃあ、富士山使ってやってみよっか)
「う、うん...なんか、緊張する...///」
(上に乗っかって、前後に動く感じ、かな?
あと、もうおっきくならないはずだから心配しないでいいよー)




「...そうなの...?」
悲しそうな、寂しそうな表情。とっても可愛い。
(なんでそんな顔すんのー...もしかして、もっとおっきくなりたいの?)
「だ、だってそのほうが、あっくん嬉しいでしょ?」
(そりゃあ俺は嬉しいけど、佳奈恵が嫌かなって思って...)
「い、嫌じゃ...ないよ...もっと、おっきくなりたいな...」
(ん、わかった♪ちょっと待ってて...)
一旦姿を消す彼氏さん。10秒ほどですぐに戻ってきた。
(これで、またおっきくなれるようになったよ♪
 元々、10000倍までしかおっきくなれないようになってたから、ちょっと変えてきた)
「10000倍って...?」
(んー、今の佳奈恵の大きさ、だよ)
「身長は...?自分じゃあんまわかんなくて...」
(16100メートル♪16キロメートル、のが分かりやすいかな?)
「んー...どっちも微妙、かな」
(とにかく、もんのすごい大きさなんだよ?まだおっきくなりたいのー?)
少し、むっ、とした表情になる佳奈恵。



またやってしまったー、と思う。
彼氏さんも、素直にノっていけない一面があり、毎回後悔しているのだが...
「...あっくん、そんなこと言うならなんなくていいもん...」
(い、いやいや、なってほしいんだよ?だけど、無理してるんじゃないのかなって)

こうやって毎回、言い訳っぽいのをしてしまうのも直さなきゃ、と思う。

「...あっくんの好きなことしてあげても、あんまり嬉しそうじゃないときあるよね...」
(そ、そんなこと...あるかー...)
本当はめっちゃ嬉しいのだが、恥ずかしい気持ちもあって素直に受け入れられない。
そんなことが度々あった気がする。
「...そんなんだったら、もうコスプレもえっちもしない!おっきくなるのもしないっ!」
佳奈恵の声が半径何百キロにも響き渡り、声の衝撃波で辺りの雲はかき消されてしまう。
びりびりと大気が震え、足元の山の木々も薙ぎ倒されてしまった。
(か、佳奈恵...うぅ...ごめんー...)
「...ふんっ、もう絶対してあげないからっ...」
(うー...仕方ない...)
彼氏さんが、再び消えた。何の予告も無しに。
「っ...もう、嫌い...」
佳奈恵が、そんなことをぼそりと言った途端、佳奈恵の身体が急に小さくなった。
16100メートルから、急に161センチへ。
急な視界の変化、足元の変化に戸惑う佳奈恵。
「な、なんで...?いきなり戻っちゃった...」
今の自分は元の身長に戻り、素足で、硬い地面に立っている。
辺りは一面、茶色の土の地面。そして、あまりに高い、茶色の土の壁。
どうやら、佳奈恵の足跡の中らしい。
ものすごい、深い。東京タワーも収まってしまうだろう。
何かを見下ろす優越感のような感覚は、もう無かった。
一番大きくなった状態では、地面に足が沈み込んでいく感触が常にあった。
きっと、地球の地面では、佳奈恵の体重を支えきれていないのだろう。
「佳奈恵」
背後から声をかけられる。彼氏さんだった。
「...今更戻しても、もう遅いよ...」
振り向いた佳奈恵が言う。
自分と同じ大きさの彼氏さんが立っている。
「謝る前に、したいことあるんだけど」
彼氏さんの声は、いつになく真剣だった。
「...やだ...」
こう言われるのは分かっていた、らしい。
「じゃあ、無理矢理するから」
ぎゅっ、と抱き締める。




「...っ!やだぁっ、離してっ...」
抵抗する佳奈恵。
「だめー、逃がしませーん」
さらに強く、佳奈恵を抱き締める。
「もうっ...離してっ...」
身体をひねって抜け出そうとする。
先程までの超巨人の佳奈恵なら、人間や兵器がいくら集まろうが片手・片足で
何の苦労もなく、無意識のうちにひねり潰せていたが。
元のサイズに戻ってしまった今となっては、さすがに男子高校生の力には適わない。
「もうっ...おっきくなればあっくんなんか...」
さっきまでは最強の破壊神だっただけに、力のギャップが激しい。
「佳奈恵」
彼氏さんが、佳奈恵の耳元で囁く。
「んぁっ...」
吐息が耳にかかり、身体から力が抜けてしまう佳奈恵。
身長が10センチほど大きくなる。もう、彼氏さんの身長と変わらなかった。
「あっくんとなんかえっちしたくない!離してよっ...!」
それでもやっぱり力では勝てないみたいで、振り解けない。
くるり、と身体の向きが変えられ、向き合う二人。
「そういうんじゃないから。聞いて、ね?」
自分と目線がほとんど変わらない、彼氏さんの真剣な声。
むしろ佳奈恵の方が少し高いくらいであったが。
「...うん...」
うなずいておく。




「さっきは、いや、いつも、ごめんな。素直に受け入れてやれんくて」
「今更...」
「今更だけど、言うんだ。これからも一緒にいるために」
「......」
「ケンカ、ばっかだったな、俺ら。付き合いはじめて、少し経ったあとからさ」
「...うん」
「佳奈恵とさ、離れてる時期もあったし、すっごく近い時期もあった」
「...うん」
「身体触りたくなっちゃうのは...許して。佳奈恵見てるとさー...止まんないんだよ」
「...あっくん」
「ん、なぁに?佳奈恵」
「...ありがと。佳奈恵も、一緒にいたいよ」
「ん、俺もだ♪」
手を握る。指を触る。そんで、頭を撫でる。




「んーと...触って、いい?」
「...う、ん」
そっと、佳奈恵の、メイド服に包まれた胸に手を伸ばす。
服の上から揉んでいく。
「ん...」
佳奈恵の口から、暖かい吐息が漏れる。
「こっちも、柔らかくてきもちー...」
むっちりすべすべな太ももにも手を這わせる。
「ぁんっ...」
ぐぐ、ぐぐぐ...と少しずつ大きくなっていく佳奈恵。
さっきまでの巨大化のペースに比べれば、今はまだ緩やかなほうだ。
それでも、すでに身長は2メートルを超え、完全に見上げる形になる彼氏さん。
「もう...見下ろされちゃってるね」
「うん...あっくん可愛い...」
そう言って、彼氏さんの顔を胸に埋める。
ちょうどそのくらいの高さに頭があるので、抱き寄せるとそうなってしまう。
「んぅ...佳奈恵、胸おっきくなったんじゃない...?」
「またそういうこと言うー...身体がおっきくなってるからだよー...」
「そんなことないと思うけどなー...えい」
佳奈恵のメイドスカートの上半身、服の隙間から手を差し込む。
暖かく、柔らかい、佳奈恵の胸を、直にむにゅむにゅと揉む。
「んあっ...!いきなりぃ...はぁん...」
快感に耐えられず座り込んだ身体が、ぐぐん、と大きくなる。
彼氏さんの2倍は軽く超え、女の子座りの体制ですら、立っている彼氏さんより大きい。
「佳奈恵...おっきくて、可愛いよ...♪...服、脱いでほしい」
一旦、胸から手を離す。袖から腕を抜き、上半身をはだける佳奈恵。
「これでいい...?」
ブラも外し、腕で胸の先っぽを隠しながら見つめてくる。
「うん...とってもきれいだね...可愛い、佳奈恵」
もう、片手では掴みきれない大きさの胸に手を伸ばし、先っぽに触れる。


きゅっ、と両方の胸の先っぽを同時につまんでみる。
「っきゃぁっ...」
力が抜け、後ろに倒れそうになるのをなんとか堪える佳奈恵。
びくん、と震えた体がまた大きくなる。
くりくり、とそのままつまんで、強くしたり弱くしたり。
だいぶ強めにしてしまうときもあったが、すでに力にも大きな差があるので
このぐらいしないと気持ちよくない。
「あ、あっくんっ...もっと強くして...」
すでに身長5メートルを超えた佳奈恵にとって、握力40程度では物足りないらしい。
片手で身体ごと簡単に抱き寄せられ、太ももに乗っけられる。
彼氏さんが全体重をかけて脚の上に乗っても、佳奈恵にはほとんど気にならないようで。
「届く...?ぺろっ、てしてほしい...」
少し前かがみになる佳奈恵。
目の前に、硬くなった先っぽが可愛らしい、片手では到底掴みきれない胸が近づけられる。
身体と一緒に大きくなった胸、の先端。口にほお張り、舌を這わせる。
「んぁっ...あっくんのちっちゃい舌べろ...」
気持ちよさそうに目を細める佳奈恵。可愛くて、ついいたずらしたくなる。
かぷり、と歯を立ててみた。
「んぁんっ!」
びくん、と大きく震える大きな身体。危うく振り落とされそうになる。
ぐぐっ、とまた巨大化する佳奈恵。
「い、いきなり...いじわる...」
「うんうん、おっきくなってきたね♪まだまだやめないよー♪」
かぷかぷり、と次々に歯を立てる。
「あっ、あぅんっ!はぁう!」
ぐぐ、ずずっ、と大きさを増していく佳奈恵の身体。
より太く、むっちり加減を増していく太ももの上で、佳奈恵の可愛らしい喘ぎ声を楽しむ。

かーわいーいなーもぅ♪



「巨大化のペースが速いと思ったら...こっちでも一人でしてたんだね?可愛い♪」
すでに100倍、161メートルの巨人になった佳奈恵の胸に乗っかりながら問いかける。
まぁ、聞くまでもなく、今でも仰向けのまま佳奈恵の右手は下のお口に伸びてるし。
やたらくちゅくちゅ聞こえるし、佳奈恵の息は荒いし。
そんなこと言ってる間にも佳奈恵の身体はどんどんおっきくなってるし、間違いなかった。
「まだ10分も経ってないのにこんなに大きくなるなんて...」
目の前の、とっくに抱えきれない大きさになった胸の先っぽに噛み付きながら言う。
「あっ...だ、だってきもちーんだもん...」
佳奈恵からしたら100分の1。
そんな人間が思いっきり噛み付いても、たとえ敏感な胸だろうと刺激が足りない。
身長10メートルを超えてからは自分で弄って気持ちよく大きくなったようなもので。
うん、もういろいろ使うしかないなー。



「佳奈恵ー」
胸の上から呼びかける。
「んぁっ...あっくん、なっぁ...なぁに...?」
相変わらず右手の指は動かしたまま、答える佳奈恵。えっちだな、もう。
「これ、なーんだ」
彼氏さんが取り出したのは手榴弾。
コンクリートとかなら粉々にできるんじゃないかな。
「ん...ちっちゃくて見えないよ...」
そりゃそうか。とりあえず試してみましょー。
「ここに置いて...」
硬くなりっぱなしの胸の先っぽのてっぺんにそれを置く。
「な、なにするの...」
さすがの佳奈恵も手を止めてこちらに注目する。
「すいっちおんっ♪」
どぉん、と爆発する手榴弾。佳奈恵の胸の先っぽで。
「ぃあんっ!」
爆発音をかき消してしまえそうな佳奈恵の喘ぎ声。
びくんっ、と身体が震え、ぐぅん、と大きくなる。
ぶるん、と揺れる胸の上から振り落とされないようにしがみ付く。
「んぅ...」
それも少しは刺激になったようで。
「あっくん...今の、もっかい...」
なんて言って、物足りなそうな顔でこっちを見てくる。
こーゆー顔されちゃうとどーしてもしてあげたくなっちゃうんだよなぁ。
もとから何十発も用意してるけど。
「安心して、まだいっぱいあるから、ね?」
どこからか、どっさりと大量の手榴弾が現れ、佳奈恵の右胸に乗せられる。
「そ、そんなに一気には怖いよ...」
「わかったよ、ちょっとずつね...」
両方の胸の上に置いて、同時に爆発させる。
「あっ、んぁっ!」
大きく震える佳奈恵の大きな身体。もう200メートル近い。
「どう?佳奈恵、気持ちいー?」
いじめたくなっちゃうような顔で頷く佳奈恵。
「なんか...両方一緒に、きゅっ、てされるみたい...」
「佳奈恵、両方一緒が好きだもんねー♪可愛い...」
「そ、そんなこと...」
また爆弾を両胸に出現させ、すぐにスイッチオン。
「はぅぅっ...!」
ぐぐっ、とどんどん大きくなっていく。
「んー?そんなこと、なぁに?続きは?」
ちょっと意地悪。
「や、やっぱりいい...あっくんもっと...」
その赤くなった顔に、思わずどきん、とする。
この不意打ちには毎回やられるぜ...
「ん、わかったよ♪気持ちよくなくなったら言ってね?」
始まりの合図に、もう一回爆発。
「き、気持ちーよぉ...」
また大きくなる佳奈恵の身体。
爆発音と、それよりも大きな佳奈恵の喘ぎ声が響いていた。





「あっくん...もっと...」
佳奈恵がまだ物足りなそうに言う。
あれから数分経って、佳奈恵の身体は500メートル以上にもなっていた。
そこまで大きくなってしまうと、手榴弾くらいじゃ足りないのだ。
「んー、じゃあこれにしますか」
寝そべる佳奈恵の股の間に、数台の戦車が現れる。
とろとろに濡れた下のお口に照準を合わせ、砲撃。
「っぁん!」
砲弾が直撃し、佳奈恵の巨体を震えさせる。
突然の快感に思わず脚を動かしてしまう佳奈恵。
ずごごご、と地面を削り取りながら巨大化する柔らかい太もも。
それが戦車にのしかかり、軽く押し潰してしまった。
「はぅ...?潰しちゃったかな...」
そう言って脚を持ち上げてみると、地面にめり込み、潰れた数台の戦車。
「もー、佳奈恵の脚も凄いおっきいんだから気を付けなきゃねー」
「う、うん...でも、もっとおっきくなるから、待っててね」

なんか、そーゆー健気なとこも、いいね、とても。

「よーし、思いっきりしてやるからなっ...」
彼氏さんがそう言った瞬間、10000倍サイズの佳奈恵の足跡の中に
数百台の戦車や戦闘機が現れ、佳奈恵に攻撃を始める。
もちろん、あんなとこやこんなとこに。
「ちょ、あっくん待って、んぁっ!はぅ!くんっ!」
次々に打ち込まれるミサイルや砲弾の雨あられ。
たまらず脚を大きく開き、快感に悶える佳奈恵。
今の佳奈恵は1000倍サイズよりも小さいので、その分刺激も大きい。
「やー、とってもえっちだねぇ...♪こんなに脚開いて♪」
「っや...み、見ないでっ、んっ!ふぁっ!」
佳奈恵の必死の弁解も、砲撃の快感に、喘ぎ声に掻き消されてしまう。
激しい攻撃に、ぐんぐん大きくなっていく佳奈恵の身体。
自分の足跡の中、その大きなくぼみの大きさに近付いていく。




「んぁ...はぅ...」
攻撃が止み、大きく息を吐く。
身長3220メートル。2000倍。
10000倍サイズの佳奈恵の足とほぼ同じ大きさ。
「はぅ...まだ、足の大きさなの...?」
それでも物凄い大巨人である。東京タワーも片足で踏み潰せちゃうし。
「か、佳奈恵...大丈夫...?」
息を荒くする佳奈恵に声をかけてみる。
ちょっとやり過ぎた気もするし。
「うん...もっと、足んないくらい...」
そういえば佳奈恵はとってもえっちぃ子だった。
時々忘れそうになるけど。
「んと...佳奈恵、分かる?今、佳奈恵の一番好きなとこに乗っかってる」
佳奈恵の下のお口のちっちゃなつぼみ。
今は全然、俺よりおっきいけど。
「ええっ?は、恥ずかしいよっ...それに、ごめん、わかんない...」
申し訳なさそうに、恥ずかしがる佳奈恵。
そう言ってくれたほうが、自分と佳奈恵のサイズの差がわかっていい。
全体重かけて乗っててもわかんないよね、1ミリくらいだもんね。
「ん、じゃあ、これは?」
地面、つまり佳奈恵の弱点に爪を立てて引っ掻いてみる。
「んー...ごめん...」
やっぱり気持ちよくは無いよねー。
ごごごごおおぉん、と佳奈恵の脚が動き、空から大きな手が降りてきた。
「あっくん、ごめんね...一人でしたいの...」
「あー、ごめんね。気持ちよく無くて...」
「ううん、ありがとうあっくん。あっくんが触ってくれるのが嬉しかった♪」
寝そべる佳奈恵を空から眺める。
「じゃ、するね...」
ぐちゅ、と手が触れ、水音が響く。
「んっ...!」
ずずっ、と再び大きくなる。やっぱり力が違いすぎるよね。
「んんっ...も、もっとおっきく...」
くちゅくちゅと弄り続ける佳奈恵。
初めよりさっきより、巨大化のペースが半端なく速い。
大きくなり続ける佳奈恵の身体は、10000倍サイズの足跡に収まり切らなくなり、
地面を押し退けつつさらに大きくなっていく。
「んんぅ...ふぁぁっ...!」
うつ伏せになり、さらに激しく手を動かす。
ただ見ているのもアレなので、ちょっと手伝うことにする。
地面にめり込む佳奈恵の胸の先っぽのとこに強力な地雷をセット。爆発。
「んっ...あっくん...手伝ってくれるの...?ありがとー...」
ちら、とこっちを見上げる佳奈恵。
快感を求める女の子の目。なんか、きゅんってする。
「んあぁっ...!」
地雷の爆発と相まって、さらに巨大化のペースを速める佳奈恵の身体。
あたりを揺るがす振動とともに、10000倍サイズにまでなってしまった。
「か、佳奈恵...?10000倍まで、戻ったよ?」
「あぁん...もっとおっきいのも好きでしょ...?ね...?」
...えっちな子だ、ホントに。
「んん...あっくん...服が、キツイよぉ...」
「え...」
それでも手を動かし続ける佳奈恵。身体は10000倍を超えて大きくなり...
びりびりっ、ぶちっ。
「ふぇ?」
服が破けた。
正確には、スカートが。腰のゴムが耐え切れず千切れてしまった。
「あー...破けちゃった...」
「ご、ごめん...服も一緒に大きくなるようにすんの忘れてた...
 10000倍までしか服は大きくならないんだったわ...」
「もぅ着れなくなっちゃった...?」
「あ、だいじょぶだよっ。戻ればちゃんと大丈夫だから」
「そっか...ならいいけど...」
「うーん、佳奈恵...」
「なぁに...」
「おっきくなってくれたのは凄い嬉しいんだけど、素っ裸だよ?」
「あ...///」
もとからパンツはいてないし、さっきブラも取っちゃったし。
「で、でもあっくんしかいないし...///」
くそ、可愛い。
「ん、じゃあ、富士山、乗っかってみる?」
「...うんっ...」
富士山まで四つんばいで歩み寄る佳奈恵。
その状態ですら山頂は佳奈恵の顔にも届かず、完全に見下ろされてしまっている。
「乗っかってだいじょぶかなぁ...?ん...」
ずしん、とてっぺんに乗っかる佳奈恵。衝撃波が発生し、地表の木々や岩を吹き飛ばす。
くちゅ、と山頂が佳奈恵の下のお口に当たって音を立てる。
「んぁ...あったかぁい...」
まだ火山活動を続ける富士山の火口は、マグマの熱でほんのりあったかい。
佳奈恵にとっては、マグマの熱もそんな程度にしか感じられなかった。
「動く、ってこうかなっ...」
ぐわん、ぐわんと佳奈恵の腰の動きに揺さぶられる日本一の山。
辺りの地域では、凄まじい横揺れで全ての建物が倒壊していく。
「んっ...結構いいかもっ...山使うの...」
ぐりぐりと下のお口が押し付けられ、削り取られていく富士山。
あちこちで崖崩れが発生し、未だに巨大化を続ける佳奈恵の身体に巻き込まれ、
削られ、どんどん標高が低くなっていく。
「んっ...きもちっ...」
佳奈恵が軽く数センチ(実際は数百メートル)腰を上げ、再び押し付ける。
太ももにほとんど押し潰され、崩壊の寸前の富士山に止めを刺すには十分だった。
ずっどぉぉぉぉぉぉおおおおん...くちゅり...
「んぁっ...!」
佳奈恵の体重に耐え切れず、ぺちゃんこになってしまう富士山。
もう、身長32200メートル、20000倍にまで巨大化していた。
女の子座りで、顔を赤くしている佳奈恵に声をかける。
「佳奈恵...」
「はぅ...ん、なぁに...?も、もしかして、引いちゃった...?」
「ううん、そんなことない。とっても、可愛かったよ♪」
「ほんと...?」
「ホントだよ。大好き♪」
「えへへ、うん♪」
上空10000メートルにいるのに、座っている佳奈恵に見下ろされている。
その佳奈恵の顔がにっこり笑う。可愛い。
「じゃあ、今日はもう帰ろっか。ありがとな」
「あっ、ちょっと待って...」
そう言うと、折りたたんでいた脚を動かし始める佳奈恵。
辺りの山や森を蹴散らしながら、10キロ先まで届く生脚が伸ばされる。
「ん~、えいっ」
途中の山脈を飛び越え、その向こうの大きな街に佳奈恵の5000メートルの素足が下ろされる。

ずっごおおおおおおおおおおんんんん...

一踏みで街のビル街は丸ごと踏み潰され、くっきりと巨大な足跡が残る。
足の指より高い建物は一つも無く、佳奈恵の素足の指が街で一番の高さ。
「えへへ、今回はここまでおっきくなったって目印♪」
「え...」
「次はもっと大きくなるからねっ」
「...佳奈恵ー♪パフェ奢ってやるー♪」
「わぁい!早くいこいこ!」
シュン、と二人の姿が消え、無残に破壊された関東地方が残る。
画面がブラックアウトしていく...




「パフェパフェ~♪」
「はいはい、もうちょっとだからな」
ゲームの料金を払い終え、ゲーセンから出る。
先程までのはリアルな3Dゲーム。まったく、実際にあればいいのに。
「あっくん、早く~行こうよー」
「わかったよ。どんなんがいいんだ?」
「んーと、甘くて、でっかくて...」
二人、手をつないで歩いてく。