今日も7:00に目覚める。
さて、今回はバルーンを使った加圧マッサージではない。
加圧マッサージの検証結果は今日の午後に出る。

昨日は、あやしげな薬品を飲んでくれと言われていたのできちんと飲んだ。
飲んだふりでもしようかと思ったが、もしそのまま踏まれたら死んでしまうので仕方なく飲んだ。
薬品は結構まずかった。
モニターが終わったら、アンケートも記入するので、まずいのは改善したほうがいいと書こう。

今日も栄養たっぷりのドリンク飲む。
昨日は昼と夜を食べそこねたのでおなかがすいている。
だから、昨日はごねてみた。
けどだめだった。
そのせいか、ドリンクはいつものと違っていて味が濃い。
これで空腹感をやわらげることができると言っていた。
さて、どうだか。

9:00
「今日は別の部屋だから、案内するわね」

「ほーい。昨日みたいに変なことにはならないよね」
僕はじっと見る。

「今日は大丈夫。
最初に薬品がきちんと効いているかを検査してからはじめるの。
それと、気をきかせて今日はとびきり、好みの子を用意しておいたわね」

「好みの子?
なんでわかるの」

「きっと気に入るはず。
でもしっかりと薬品のモニターをしてもらうわね。
明日は違う子だから、今日はおもいきり、堪能するのね」

「信用できないなぁ」
僕はじと目で、見る。

「さて、ついたわね。ここで待っていて、薬品が効いているかを検査する用具を取ってくるから」
行ってしまった。

ここは普通の部屋。
保健室か、医務室のような感じ。

机の上に紙がおいてあった。

「これなんだろう」
僕は紙を手にとった。

名前:ミミ・レアリ
年齢:22(地球人換算で20)
身長:1552cm
体重:55000kg
性格:おだやか、やさしい
特技:料理、うどん踏み
好きなもの:わさび
きらいなもの:納豆

プロフィールらしい。
今日の子かなぁ。
間違いじゃなければ地球人換算で10倍ぐらい大きい子だな。
顔写真もついていた。
かわいい。
やさしそう。

そう思った。

「おまたせ。
もう見ていたのね。
今日の子。いいでしょう」

「うん。結構かわいい」

「もうどきどき?
今日は、その子にいろいろされるのよ。
今、彼氏いないんだって」

「ふ。ふーん」
それを聞いてどきどきした。

「さてと、薬がちゃんと効いているか確認するわね。
もし効いていなかったら、今日の仕事はなし」

「えー」

「ほら、腕出して」

腕を出す。
何かちくっと刺される。

「いてっ」

「たいしたことないでしょう。もうちょっとで結果が出るわね」

と腕を見ていた。

すると、ちくっとした箇所が赤くなった。

「大丈夫ね。じゃ念のため確認」
と取り出してきたのはとっても大きなペンチみたいなもの。

「げっ。何するの」

「腕出して、これで、腕をはさむの」

「や。やだ」

「ちょっとだけ痛いけど、腕は折れないから大丈夫よ。ほら。ほら」

「普通だったら絶対折れるよ」

「今のあなたは普通じゃないの。
はさんだところはぐにっと潰れるだけ。
すぐに元に戻るわよ。
ねえ、ちょっと抑えてくれる?」

といつのまに背後に人がいる。
そして押さえつけられる。

「ぎゃー。やだ。野蛮人」

「野蛮人とは何よ。いくわよ」

強制的に腕を超巨大ペンチではさまれる。
そして。
ぎゅうとはさまれる。

「ぐ。ぎゃ」

ぐにっ。
腕は潰れている。
けれども、腕はゴムみたいに変形する。
でも。

「いたい。いたい」

「それぐらいたいしたことないって、普通なら死ぬほど痛いわよ」
たしかにそうだ。
つねられたぐらいの痛さ。
我慢できる。
僕の腕はもう1cmぐらいの厚みしかない。

「よし。終わり。
あなたは、この隣の部屋で待っていてね。
それと、これ」

紙とペンを渡される。
見ると感じたことを書けということらしい。
すでに項目が書いてある。

やめたほうがいいこと。
興奮したこと。
どの服装が良かったか。

ふーん。
じゃあいろいろな服装をしてくれるのかなと思った。

紙は何枚かになっている。

コース[手で握られたとき]
コース[足で踏まれたとき]
コース[歩行して踏まれたとき]
コース[お尻の下敷きになったとき]
コース[添い寝をして押しつぶされたとき]
コース[よつんばいになって、胸に押しつぶされたとき]
コース[服の中に入って、そのままごろごろ転がって押しつぶされたとき]

なんかいっぱいある。
わからないのもあるけど、服の中に入ってとか、添い寝をしてとかある。
結構すごいと思った。

……

部屋で待つ。

がこん。
扉が開く。

「あっ。こ。こ。こんにちはです」

写真の子だ。
実物のほうがかわいい。
それにきれいな声。

「こ。こんにちは」
この子にさっきのメニューのことをされるのかな。
そう思った。

「あの。そばに座っていいかな」

「え。う。うん」

「じゃ。よいしょっと。
こんにちは。あたしはミミ・レアリ。
よろしくね」

「よろしく」
ぐあ。どきどきする。

「あの。その。えーと。
あたし、このアルバイトのこと最初知らなかったの。
やっぱり、あたしがあなたのことを踏んだりするのが仕事なのかなぁ。
あたしが騙されていたりということはないよねぇ」

「えーと。あっていると思うよ。
たしか、君が僕のことを踏んだり、手で握ったり。
その。
えーと。
胸の下敷きにしたりとか…」

「本当だったんだ。
最初は何かを踏んだり、上に乗ったりということしか聞いていなかったの。
あたし料理で、うどんを踏んだりとかしたことあるから、
そういうことなのかなと思っていたの。
でも違った。
うん。たしかに変だと思ったんだよ。
報酬が高いし。
詳しいこと言っていなかったし…」

「そうなんだ」
彼女は座ってこっちに向かって話しをしている。
目の前には彼女の足が見える。
スカートなので、ちらっとパンツが見えないか気になった。
それと、胸。
ものすごい。

以外に現実では胸の大きい子はいない。
リカは結構あるほうだったけど、
今のミミの胸を見たら、リカの胸はたいしたことないと思った。

ミミは見たところ身長は低めだ。
けれども地球人と比べて10倍高いからとっても大きい。
体型はすらっとしていない。
どっちかって言うと、太め?
でも、太っているというわけではない。
胸のせいもあると思うけど。
たとえるなら、とってもかわいいフランス系の女の子が、
少しふっくらしていて、メロンのようなとっても大きい胸であるという感じ。
雰囲気はやさしそうで、少し幼い感じがする。

とってもいい。
胸のものすごさに圧倒される。
それでいて幼い感じでロリっぽい感じがちぐはぐな感じ。

彼女が動くとゆさゆさとメロンのような胸が揺れる。
身長が10倍でっかいから、メロンの大きさも相当なものだ。

ごくり。

「ねえ。聞いている?」

えっ。あ。

「えーと。ごめん。何ちょっと考え事していた」

「これからはじめるんだけど、その前に着替えてくるわね。
だからちょっと待っていてほしいの」

「うん。わかった」

「じゃ。隣にいるから」
立ち上がる。

下から上を見てしまう。
立ち上がったとき、スカートがふわっとまって、パンツが見えそうになった。
けれども見えなかった。

やっぱりでっかい。
真下から見ると、胸が大きいことで、胸に隠れて顔が見えなくなっている。

ゆさゆさと揺れる胸。
地球人換算なら、普通の胸にソフトボール2個を入れて水増ししたかのようなありえない大きさ。
それでいて、体が大きいからその直径も10倍は大きいはず。
僕の体なら軽く埋まってしまうだろう。
そしてその胸が僕に当たったら、軽く弾き飛ばされてしまうだろう。
そしてゆさゆさ揺れる胸はとっても重そうだ。
きっと肩がこるに違いない。

そう思いながら後姿を見ていた。

そういえば、着替えると言ったけどどんな格好をするんだろうと思った。

楽しみだ。

薬品を飲んだことを忘れて待つ僕。

「おまたせ」

ミミが入ってきた。

がーん。
なんだこれは。
ものすごい。

体操服に今はなきブルマー。
なんていう格好をしているんだろう。
体操服は2つのメロンによってはちきれそう。
ブルマーから見えている太ももは適度にむっちりしている。
それでいてとってもかわいい。

これならいい。
この子になら、踏み潰されて死んでもいいと思った。

「これから、えーと。
にぎにぎしたり、踏まれたりするんだけど。
本当にしないといけないのかなぁ」

「う。うん」
体操服に盛り上がっている胸を見ながら言う。

「あたし。すごく心配。人を握るのはいいとして、
あたしが踏んずけちゃうのはいいのかなって思うの」

「いいよ。いいよ。仕事だし。
それに君に踏まれるなら…」

「なら?」

本望だよと言いたかったけど。
「嫌がる人はいないと思う。ミミ。かわいいし」

「そうかな」
えへへとなるミミ。
かわいい。

それに体操服姿の巨大な女の子。
胸。
むっちりした太もも。
この子になら踏まれたいと思った。

「じゃ最初はにぎにぎするよ」

「うん」
僕はミミの手につかまった。