僕は座っている彼女の太ももの上まで持ち上げられる。
僕の下にはミミの太もも。
頭上には、特大サイズのメロン(直径が10倍クラス)みたいなミミのとっても大きな胸。
しばらくこのままでもいいと思った。

そして言われる。

「ねえ。今なら、もしあたしが間違って指に力を入れても、
怪我をしたり、死んじゃうことはないのよね。
でも、あたしが力を入れたら痛かったりするのかなぁ」

「大丈夫だよ。薬品が効いているかも確かめてもらったから。
意地悪なここのおばさんスタッフの人が僕の腕を特大のペンチでつねったんだ。
僕の腕はぎゅっと潰れちゃったよ。でもつねられたぐらいには痛かったけど、
このとおりなんともないよ」
腕をミミに見せる。

いい子だなぁ。
心配してくれるなんて。

「そう。じゃいいのね。つねられたぐらいの痛みなら我慢できそう?」

「ぜんぜん大丈夫。それに仕事だし…」
よしとミミは言った。

「えーと。じゃ始めるわね。
このチェックシートによると、まずはあなたの腕を指でぎゅっとするの」

「いいよ」
ほらっと腕を出す僕。

僕の腕に彼女の指が添えられる。
指といっても僕のふくらはぎよりは確実に太い。
太ももぐらいの太さはあるんではないかと思った。

「わあ。とっても細いね。
力入れたら折れちゃいそう。
あっでもごめんね。
あなたから見たらあたしの指はすっごく太いでしょう?」

「うん。でもかわいい指だね」

「そうかな」
こっちを見つめてくる。
かわいい。

「じゃいくね」
ぎゅう。
ミミにとっては、僕の腕を軽く指でつまんだような動作をしたらしい。
でも。

「いたたたた。
潰れちゃったよ」
あっというまにミミの指によって、僕の腕は押しつぶされてしまう。

「わあ。あたしったら。少ししか力、入れていないのに」
びっくりして指に入れていた力を戻す。
するとゆっくり、潰れていた腕は元にもどっていく。
なんか変だ。
長い間体の下に敷いていた腕に気がついて、体をどけたら、だんだん血の流れが戻っていくような感じ。
それに潰れていた腕のふくらみもだんだん戻ってくる。

「面白いね」

「うん」

「もっとにぎにぎしていいよ。
思ったより痛くないし」

「わかったわ。もっとやってみるね」

にぎにぎ。
ぎゅうぎゅう。
ぐにょーん。

彼女が僕の腕をにぎにぎする。

「腕ばかりではなくて、僕の体をにぎにぎしても大丈夫だよ」

「そう?
あなたがいいというなら、あたしが、にぎにぎしちゃうね」

ミミの指が僕の胴体をつかむ。
ミミの指数本が、僕の胴体をすっかりつつんでしまう。
そしてミミは握る。

ぎゅう。
ぐにょーん。
ぎゅうぎゅう。
きゅうぎゅう。

面白いほど、僕の体は抵抗なく、簡単に潰れてしまう。
そしてゴムのようにびにょーんと伸びてしまう。

「うわぁ。なんか変な感じ。
自分の体がゴムになったみたい。
でも、僕の体の筋肉がほぐされる感じだよ。
ちょっと。ぎゅうとなった瞬間は痛いけど、
僕の体が伸びきったら痛くないよ」

「そうなんだ。
あたしも、ゴムをにぎにぎしている感じ。
でも。ほら、あたしがとっても軽く握ったら人の体を握っている感触はあるよ」

「うっ。ほ。ほんとだ。
今。くるしい。握られている感じだよ」

「ごめんね」

「いや。いいって」

「大丈夫?」

「うん」
とっても心配してくれる。

「じゃあ。次ね。
あたしがとっても軽くにぎるから、苦しくなって我慢できなくなったところで教えてね。
でも、その後にぎゅっと握る指示があるの。ごめんね」

「わかった。やって」

ぎゅう。
僕の体は、ミミにより軽く握られる。
まだ大丈夫。

もう一秒後。
ぎゅう。
さらに握られる。
まだ大丈夫。ちょっと苦しい。

ぎゅう。

ぎゅう。

ぎゅうううう。

いっきに苦しくなった。

「苦しいよ」

「このぐらいの力で握ったら苦しいのね。
えーと。あたしの感じだとほんのちょっとぎゅっとしたぐらいと」
ミミは紙に記入する。

そして。
「この後いっきに苦しくなると思うからごめんね。
一秒間隔で、ぎゅうっと握る力を強くしていくから」

「う。うん。わかった」
今も苦しいけど、それを悟られないように言う。

ぎゅう。

ぎゅう。

ぎゅう。
ぐっ。普通ならこれが限界。
これ以上握られると骨が折れてしまうかと思う。

ぎゅう。
ぎゅう。
一秒おきに、力がこめられる。

ぎゅう。
ぎゅう。

ぐ。
ぐるじい。
息もできない。
次、強く握られたら折れると思ったとき。
ふにゃ。

急に薬品の効果が効きだしたようだ。
ふにゃっと僕の体が潰れる。
その瞬間、ミミの力加減が間に合わなかったようで。
思いっきり僕の体は潰されてしまう。
ぐうぉぉぉぉ。
潰れちゃったぞぉ。
とっても細くなっているよ。

ぎゅううううううう。

「わわわ。いきなりやわらかくなったよ。
そして。ものすごく潰れちゃっているよ。
ねえ大丈夫?」

声が出ないのでこくこくとうなずく。

ミミはにぎるのをやめる。
「でもびっくりした。
でも。記録しなくちゃね。
えーと。体が潰れちゃったのはあたしがちょっと力をこめたときね」

だんだん潰れた体が元に戻っていく。

「戻ってきたよ」

「あたし、びっくりしちゃった。急に潰れるんだもん。
でも。資料によると、もし薬品を使っていなかったらさっきの力でぎゅっと握ってしまうと、
その段階で胸の骨が折れてしまうんだって。
あまり力を入れていなかったんだけどなぁ。
怖いね」

「そうなんだ」
とっても苦しかった。
ミミはたいして力を入れていなかったみたい。
あの力で?
ぎゅうぎゅうと押しつぶされそうな感じがとっても、苦しかった。
もう骨が折れる限界かと思った。
見た目すごくかわいくて幼い容姿に見える女の子。
女の子だから非力に思えるが、体格の差による力は思ったよりあるようだ。

軽はずみにこんな女の子にでも、薬品を使わない状態で、にぎにぎしてって頼んだら大変なことになってしまうだろう。
普通の状態で、軽くにぎにぎされたらぼきぼきと骨が折れてしまうだろう。
ぶるぶる。
たしかに力の差を考えると怖かった。

「ねえ。あなたの太ももをにぎにぎしてみたいんだけど、
なんか思ったよりぷにぷにしていそうだから」

「うーんそうかなぁ。
確かに筋肉はないよ。
それに、自分では身長のわりに太いと思っているし、それに太いのは脂肪だと思うよ」

自分のぷにぷにの太ももを見る。

「あはは。じゃにぎるね」
ミミの指、2本が僕の脚にそえられると、それだけで脚の大部分は隠れてしまう。
そして。
ぷに。
ミミの指が動く。
ほんとにそっと動く。
ぷにぷに。
ぷにぷに。
うわ。
女の子に太ももをぷにぷにさせられている。
ぷにぷに。
ぷにぷに。
途中で大事なところにも、指で触れられてしまう。
やばっ。
そこは触らないでほしいなぁ。
というか、触ってほしいかも。
と思ってしまう。

ぷにぷに。
2本の巨大な指で、ぷにぷにされている僕の太もも。
潰さないようにかなり力を抜いているようだ。

ぷにぷに。
ぷにぷに。

……
途中でぷにぷにだけじゃなく。
指でこりこりとされる。
あうう。
変になりそう。

「なかなか、やわらかくて気持ちいいよ」
ミミが言う。

「そうかな。
じゃ力を入れてみるよ」
僕はぷにぷにされている太ももに力を入れた。
脂肪だけじゃなくて、筋肉もあるぞというふうに。

でも。
ぎゅ。
太ももにいくら力を入れても、簡単にぎゅっと押しつぶされてしまう。
かなり力を入れても、最終的に潰されてしまう僕の太もも。

「あはは。面白い。さっきより抵抗しているのわかるよ。
ちょっと硬くなった。
でもね。
でもあたしがこうすると簡単に潰れちゃうね。あなたの脚」
ミミはすこし、ぎゅっと僕の太ももをつまむ。
すると、かなり筋肉に力を入れていても簡単に潰されてしまう。

「やっぱり、ミミの力にはかなわないや」
「ふふふ。そりゃそうだもんね。あたしと比べて身長が1/10しかないんだもんね。
力だったら何人分かなぁ」

「さあ。きっとものすごいんじゃない?」

「やっぱりそうなるんだね。
あたしは女の子なのに…」

「まあ、でももうそのへんでいいんじゃない?」
僕はもみもみされている太ももが気になった。
たまに、大事なところに指があたるので変な気分になりそうだった。
あの意地悪なスタッフのことだから、隠れて僕のデータをとっているかもしれないし…
と思ったのだ。

「じゃ。にぎにぎはこのぐらいかな。
次はえーと。あたしに踏まれるんだって。
いいのかなぁ。あなたを踏んじゃっても?」

「うーん。仕事だし。僕のほうは準備ができてるよ」
「ごめんね。本当は踏みたくないんだけど。
うどんなら、全体重をかけて踏んじゃってもいいんだけどな」

「うどんかぁ。
君の大きさだったら、一度に何人前のうどんを踏めるんだろうね」

「あたしたちサイズの子用のうどんなら普通だけど。
地球人用のうどんをちょっとだけ、踏んだことあるの。
でも、量がすごく少なくて、
あたしがうどんを踏んだら、踏んだ箇所が透けるほどまでぺったんこになちゃったことがあったの。
そのときは踏みすぎたんだけど。
ほんの軽くで良かったみたい」

「そうなんだ」
うどんを踏んでいる身長が15メートルほどの女の子。
ぷにぷにしている体型のミミだから、すごい重さで踏んでいることになる。
気になるのが、うどんを踏んでいるときのミミの胸は、きっとゆさゆさと揺れているだろう。
ゆさゆさ揺れている胸自身の重さも相当あるんだろうなと、ミミの胸を見上げながら想像した。

ミミに踏み踏みされたうどん。
ミミの胸の重さもかかって、ほどよい重みでこしも入るだろう。
ぐあ。
いい。
胸をゆさゆさ、ゆらしながら、うどんを踏むミミ。
いいなぁと思った。
しかも今は、体操服にブルマーという格好だ。
はじけそうな胸は体操服を盛り上がらせ、彼女のむっちりとした太ももも見える。
そんな体型の彼女を下から見上げて踏み潰される。
ものすごい体験。

ミミは資料を読み上げる。
「えーと。資料に注意が書いてあるよ。
体重が50トン以上の子は、かかとで踏んで、全体重をかけないこと。
現在の薬品の場合は、踏まれた箇所が極限まで潰れてしまい、穴があいちゃって元に戻らないことがあるんだって。
だから足の指があるほうの付け根で、ぎゅっぎゅと踏むこと。
だって。
ど、どうしよう。
あたし。体重50トン以上あるよぉ」

「そうなんだ。
じゃかかとで踏まないようにしてくれればいいよ」
僕はそれを聞いてどきどきした。

体重が50トン。
50トンがどれだけかわからない。
彼女の胸が気になった。
胸だけでどのぐらいの重さがあるんだろうと。
超特大メロンのようなミミの胸。
あとで聞いてみようかなと思った。