休憩時間が終わった。
さて。
次は添い寝か。
ミミも戻ってきた。

「えーと次は添い寝なんだけど、あっちにマットレスと布団があるから用意するね」
ミミは紙を見ながら言う。

部屋の端のほうに向かって歩いていく。
そして壁の一部が収納になっているらしい。
初めて気がついた。

ミミが開けると、マットレス(とっても巨大)を引っ張りだしてきた。
そしてここまで運んでくる。
普通なら手伝おうと思うけど無理だ。
幅や高さだけで普通のマットレスの10倍はでっかい。

マットレスを敷いてから、ミミは再び収納のところまで戻る。
そして布団(敷き布団だけ)を引っ張りだしてきた。

これもミミが用意する。

うわ。
でっか。

僕だったら100人ぐらいはこの上で寝ることができるだろう。

「よし、準備ができたよ。布団の上に上がってきてくれる?」

「うん」
僕はそばへ寄る。
ぐあ。
無理だ。

布団の上まで2メートルはある。

「無理みたい」
僕はミミを見上げて言う。

「そうだね。じゃあたしが手をかしてあげる」
ミミが手をのばしてくる。

ミミの手により、布団の上まで移動する。

あれ?
思ったよりふかふかしていない。
結構固い。
布団だよな。

僕は歩いて移動する。

「このあたりまで来たら横になってくれる?」

ミミのそばまで歩いていく。
あまりふかふかしていないので、歩きやすい。

ミミのそばまで来た。
ミミは布団の上に立っている。
ミミの足元は布団にかなりめり込んでいる。
僕の足元より1.5メートルは低い位置にあるだろう。
ミミの体の重さを感じる。

僕は横になった。

「じゃ隣に寝転ぶね」
ミミはゆっくりと歩いて移動する。
ミミは静かに体を横たえる。

ぎゅう。

おわ。

近くにミミが寝転んだので、ミミの体重によって布団がへこむのがわかった。

「じゃはじめるね。
あたしがそっちのほうへ寝返りをうつから、そのままでいてね」

ごくり。

ミミはこっちのほうに転がってくるみたいだ。
ミミがごろごろと転がれば、僕は完全に下敷きとなる。
真横にはミミの胸。
あの胸に押しつぶされるんだろうか。

ミミが体を動かした。

ごろ。
ぎゅう。
かなりゆっくり。

ミミの体が垂直になり、もう次の瞬間で下敷きになる。

ぎゅう。

!!!

ぐふう。
僕の体がミミの体に押され1メートル以上はしずみ込む。

ぎゅう。

布団の上なのと、ミミの体のおそらく柔らかいところが上に乗っているおかげで、まだ潰れていない。
けれども息はできない。

ぎゅう。
いったんすごい力で僕の体が押されたあとに視界が開ける。

僕は横を見た。

ごろん。
ごろん。
ミミが再びころがり起き上がる。

「あっ。大丈夫だった?」

「うん。今回は潰れなかったよ。
でもとっても苦しかった」

「そうなんだ。今はあたしの体のどこで乗っちゃったんだろうね。
きっと柔らかいところかな?」

どこだろう。
胸じゃなかったな。
そう思った。

「じゃ位置をちょっと変更してと、
次はあたしの背中でぎゅうと押しつぶしちゃうから。
うつぶせになるね。
今度は、あたしの骨があたっちゃうかもしれないから、潰れちゃうかも…」

背中か。
僕は待つ。

ミミはうつぶせになる。

ごろ。

ミミが体を動かした。
頭上にミミの背中が見える。
ものすごい大きな背中。

お父さんの背中とは比べ物にならないほどの大きさ。
何畳分あるんだろうという感じの大きな背中。
お肉が適度についていて柔らかそうだ。

ぎゅうーーーーーーーーーーー。
ぐはぁ。
むちゅうううう。

ミミが完全にあおむけになったぐらいのタイミングで潰れてしまう。
ミミの体の骨が僕の体の上に乗ったようだ。

さっきとは全然違う。
ものすごくぎゅううとなる。
かなり固かったし。

「あっ。今度は潰れちゃった。
やっぱり背中だとそうなるんだね」

僕は潰れてしまった体を見る。
普段の1/4ぐらいの厚さだ。
布団があるから、ものすごくは潰れない。

……

ちょっと時間がたつと、僕の体は元に戻った。

「じゃあ。今度はあたしの胸の下敷きになるようにするね」
胸?
ごくり。
いいのかな。
でもミミが言うんだし…

ミミは体の位置を移動する。

「このへんかな?
じゃいくね」

ごろん。

うわぁ。
目の前にメロンのような胸がせまる。

むぎゅうう。

僕の体のほとんどはミミの胸によって布団に押し付けられる。

ぎゅうぎゅう押されている。
けれども、今回は潰れない。

ぎゅうぎゅう。
ぎゅうぎゅう。
まだ乗っている。
息は全くできない。

苦しくなってきた。
でももう少しこのままでいたいという気持ちもある。

ぎゅうぎゅう。

そして。
ぷはっ。
視界が開けた。

「あっ。今回も大丈夫だったね。
やっぱり柔らかいところで乗っちゃえば、潰れないね」

「う。うん」
ミミの胸。
すごかった。

弾力。
体温。
お肉の感じ。
ものすごく大きくて。
ものすごい重さ。
ぎゅううと押し付けられる感じ。

「じゃあ。今度はあたしのお腹でぎゅうとしちゃうね」

まだあるんだ。
ミミの少しぽっこりとしたお腹。
これもきっと柔らかそうだ。

ミミは移動し、仰向けになる。

「じゃいくね」

ごろ。

今度は頭上にミミのお腹がせまる。

ぎゅう。
僕の体は1メートル以上沈み布団に押し付けられる。

けれども今回もむちゅうと、押しつぶされることはない。
でもぎゅうぎゅうとものすごい力で圧迫されているのは確かだ。

ぎゅうううううう。

"ごろごろ"

何か音が聞こえた。

"きゅうう"

これはきっとミミのお腹の鳴る音だろう。

くふふ。
かわいい音。

ごろ。
ミミが転がる。

「ああ。また大丈夫だったね。
でも笑っているね。
何か変な音でも聞こえたかな?」

「えっ。うん。聞こえた。
お腹の音」

「聞こえちゃったんだ。
恥ずかしいかも…」
ミミはその場に座り込む。

「じゃ、今度はお尻ね。お尻の下敷き」

お尻か。
胸とか、お尻とか。
盛り上がっているところの下敷きは迫力がある。
ものすごく圧迫されて、押しつぶされるぅという感じだ。

ミミは位置をずらす。

「じゃいくね」
ミミはうつぶせ。
僕の隣にはものすごく盛り上がったお肉の山。

ごろ。

ミミは再び転がる。

うわぁ。
頭上にものすごくでっかいお尻がせまる。

ぎゅううううううう。

また僕の体は布団にめりこむ。

ぎゅうううううううう。

今回もまだ潰れない。
けれど。

ぐぉぉぉぉぉ。
重。
ものすごく苦しい。
すごい重さ。

ミミが動いた。
ごりっ。
むちゅうううううううううう。
急に固いものが僕の体にあたり、その後潰れてしまう。

ぐはぁあああああ。
息が吐き出されてしまう。

きっとお尻の骨だろうか。
骨が僕の体の上に乗っかり、いきなりものすごい重量がかかった。
むちゅううううううう。僕の体が潰れる音。
ぎゅうぎゅう。

ごろ。
ミミが転がる。

「どうかな?
ああ。また潰れちゃったよ。
大丈夫?」

ミミが見ている。

今回も僕の体の厚みは1/4ほど。

元に戻るまで待つしかないか。

……

「最後に、あたしの脚。
太ももの前面で押し付けるね」

ミミの足元に添い寝していて、太ももに押しつぶされるということだ。
でも今回は太ももの前側。
裏側の柔らかいほうではない。

「じゃ、いくよ」

僕の隣にはミミの足。
大木のような足。

ごろ。

今度は太ももの前面が真上にせまる。

ぎゅううううううう。

ぐはぁぁぁぁ。
以外にものすごい力で押し付けられる。
ぎゅう。
ぎゅうぎゅう。

でも重さがそれほどでもないので、潰れない。

ごろ。

うげぇ。
僕の体の一部が潰れかけた。
ミミの太ももの骨が乗っかった。
僕の体の骨盤が少し薄くなっている。

「おわり。どう?
大丈夫?」

「う。うん。
少し潰れちゃった。
骨盤のところ。
きっと、ミミの太ももの骨が乗っちゃったんだと思う」

「そうなんだ。
やっぱり、あたしの骨が当たったら重さがかかって潰れちゃうんだね。
お肉だけだと、柔らかいから潰れないんだ。
うまくすれば、地球人と添い寝をしても潰しちゃうことはないけど、
危険だね」

「まあ。そうだけど。
でも、ミミが僕の上に乗っちゃうと息ができないから、
僕がミミの隣で添い寝をしたら、いつのまにか、ミミに乗っかられて窒息しちゃうよ」

「ああ。そうだね。
あたしが乗っちゃうと息ができないよね。
あたしは地球人と添い寝できないかぁ」

「まあ。そうなるかな」
でも、ミミならしてもらってもいいかな。
いつのまにか窒息死していたり、乗っかられてぎゅうっとつぶれてしまっても、
ミミならいいかもと思う。

「さてと、次はあたしの胸の下敷き。
さっきのデータをとったら次にいくね。
君も紙に書いておくことがあったら書いておいてね」

「うん」
そうだな。

やっぱり、胸の下敷きがいいな。
お尻もそうだけど、胸とかお尻の盛り上がったところで乗っかられると迫力があると。
あと、骨があたると潰れちゃうと。
あと、息ができないから、長い間乗っからないでほしいということ。

それらを記入する。

「こっちはいいよ」

「うん。こっちも終わったよ。
あのね。聞きたいんだけど。
君は胸が大きい子がいい?
それとも気にしない?」

「えっ。
そう。
そうだな。
大きい子がいいかな。
むぎゅっとされたい」

「そうなんだ。
じゃ。サービスしてあげるね。
でも後でだけど」

「いいの?」

「いいって。サービス。サービス。
じゃ布団をいったん片付けるね」

うん。
次は布団の上じゃないのか。
僕は布団から降りて布団の横で待つ。

どたどた。
ミミは布団を持ち上げて運ぶ。

うわ。
やっぱり僕には無理だ。
普通の布団100枚分の大きさのものをいっきに運ぶミミ。
ミミにとっては普通の大きさなんだけれども。

布団を片付け終わる。
そしてミミはあの体育マットが立てかけてある方へと歩いていく。
もしかして。
と思った。

10倍サイズの体育マット。
それを引っ張りだしてくる。

ミミは体育マットをうんしょうんしょと引きずってくる。
あの大きさじゃ手伝えない。

僕はじっと待つ。

「ふう。疲れたよ。
体育マット。重いんだもん。
引きずるのがやっとだよ」

「お疲れさま。手伝えたらいいんだけど。
この大きさじゃ無理だし…」

「いいよ。
気にしないで。
いちおうマットは広げたよ。
この上で、寝転んでくれる?
その後に、あたしはよつんばいになるから」

とうとうミミの胸で押しつぶされるときがきた。

僕は体育マットの上を移動しちょうどいい位置まで歩いていく。
そしてこのあたりかなと思い、マットの上に横になる。

「いいよ」
どきどき。

「じゃよつんばいになるね。
その後、いっきにどしんと、体を落とすからね」

「うん」

ミミはよつんばいになり、僕の真上に胸がくるように移動する。

うわぁ。
僕の真上にミミの胸。
たわわな胸。
メロンのような胸。
でも、そのメロンのサイズもかなり大きい。
身長150センチぐらいで、胸がかなり大きな女の子の身長をそのまま10倍した感じ。
もちろん胸もその比率で巨大だ。

「いくよ」

ごくり。

1。
2。
3。
まで数えたとき。
ぴくっとミミの腕が動いた。
そして。

どしんという音が聞こえたかと思ったら、ぎゅうとお肉に押しつぶされる僕。
むちゅ。
やっぱり、勢いがあったので僕の体は潰れてしまったようだ。

僕の体の上にミミの胸が乗っている。
ぐにぐに。
ぐにぐに。

ぎゅうぎゅう。
ぎゅうぎゅう。
ミミは胸でぎゅうぎゅうしてくる。

ぎゅうぎゅう。
ぎゅうぎゅう。

……

ぎゅうぎゅう。
ぎゅうぎゅう。

結構息が苦しくなってきた。
でもこのままでいたい、と思ったとき。

ミミが体を持ち上げた。

「まだ続くよ。今度はやさしくいくね」

うわぁ。まだか。
再び、ミミの胸がゆっくり、ゆっくりせまってくる。
でっかーい胸。
たゆんたゆんとゆれる。

ぎゅう。
ミミの胸がむちっという感じで、僕の体ほとんどを押し付ける。

ぎゅう。
ぎゅう。
ぎゅうぎゅう。
だんだん重さをかけてくる。

ぎゅううううううう。
ぐるじ。
結構重い。
けれども柔らかさ。
あたたかさ。
最高。

ぎゅうぎゅう。
ぎゅうぎゅう。
ぎゅうぎゅう。

いきなり重くなる。
ぐっ。

ぎゅうぎゅう。
ぎゅうううううう。

ぐにぐに。
ぐにぐに。

ぷはぁ。

「最後は、普通にぎゅうとして、押し潰しちゃうつもりで乗るから」
うわぁ。
真上にミミの胸。
胸だけで何キロあるんだろう。
そうだ。
終わったら聞いてみよう。
と考えている最中に。

どずん。
ぎゅうううううううう。
ぎゅうぎゅう。
ぎゅうぎゅう。
ぎゅうぎゅう。
ぎゅうぎゅう。

だんだん胸の重さをかけてくるミミ。
そして。
ぎゅううううう。
もうかなりすごいと思ったとき。
むちゅ。
やっぱり少し潰れてしまう。

ぎゅうぎゅう。
ぐにぐに。
むちゅう。

今回はかなり押し付けられる。
ぎゅうぎゅう。
むちゅ。
またちょっと潰れた。

ぎゅうぎゅうぎゅうぎゅう。
ぐっ。
また少し潰れた。

ぎゅうぎゅう。
さらに重さをかけてくる。

「よし。終わり」

はあ。
はあはあ。
息をつく。

少し僕の胸は潰されてしまっている。
1/2ぐらいの厚み。

「なんか。あたし。
変な気分。
やっぱり刺激されちゃったかな」
赤い顔で言うミミ。

……

戻った。

「すごかったよ。
ミミの胸でむぎゅっとされるの。
これいいなぁ」

「そうなんだ。
そんなに良かった?」

「うん。
地球人だったら考えられないぐらいのサイズの胸に、
むぎゅうと押しつぶされるんだもん。
でも押しつぶされているときは苦しいし、
どん。と乗られたら、やっぱり少し潰れちゃったし」

「あたしの胸大きいよね。
でも悩みもあるんだよ。
肩がこるし」

「まあたしかに、そうだよね。
ところでミミの胸。
片方だけで何キロぐらいあるんだろ」

「えっ。
そうだね。
量ったことないよ。
でもかなり重そうだよ。
これ」
ミミは両手でお乳を持ち上げる。
ゆさゆさ。

ぐは。
刺激が…。

そうだ。
思い切ってきいてみよう。

「そういえば、食堂に料理用の量りがあるよ。
これをきかいに重さ、量ってみたら?」

「うーん。
ちょっと恥ずかしいけど。
あたしもどのぐらい重いのか知りたいし。
君よりも何倍も重いんじゃないのかなぁ」

まあそりゃそうだろう。
ゆさゆさとゆれる胸。
たわわだ。

「じゃ量りをとってくるね」
とミミは立ち上がる。

そういえば。
いいんだろうか。
ミミは下着姿。
でも、ミミはちゃんと上着を肩にかけて外に出て行く。

……

がちゃ。
ドアが開いた。

手には料理で使う量り。

「だまって持ってきちゃったけどいいのかな」

「いいって」
僕は内心どきどき。

目の前でたわわな胸を量りの上に乗せてくれる女の子はいないぞ。
それも巨大娘。
胸のサイズがものすごい。

「じゃあそこのテーブルの上に移動しようね」
とミミは僕を手でつかむ。

ミミは片手に僕。
もう片手に量りを持って移動する。

がちゃ。
量りをテーブルの上に置く。
僕もテーブルの上にそっと下ろされる。

「じゃ目盛りを見てくれる?
ここからだと見えないから」

「う。うん」

ミミは自身のお乳を手に持つ。
何を思ったのかミミは下着をはずす。
うわぁ。

目をそむけてしまった。

「見てて大丈夫だよ。怒らないから」
というミミの声。
いいのかな。

おそるおそる前を見る。
それを見たミミはお乳を量りの上に乗せる。

がちゃん。
うわぁ。
重量オーバー。
その量りは200kgまで計測可能みたいだが、
いっきに針は一回りしてしまう。

「どう? いっきに下がったみたいだけど…」

「うわぁ。すごい。
200kg以上あるよ。その胸。
でも重量オーバーだよ。
針が200kgをちょっと超えたところで止まっているよ」

それを見て思う。
そんなに重いの?
よく圧死しなかったなと思った。

がちゃん。
がちゃん。
ミミは2回ほど、お乳を乗せなおしたが同じ。

「じゃあ。別の持ってくる。
これで足りるかと思ったんだけどな。
1500kgまで量れるのが隣にあったし…」

ミミは水着で胸を隠してから立ち上がる。
また上着を肩にかけて出て行った。

ぐわ。
さっきの場面を思い出す。
ミミが量りの上にお乳を乗せると、一気に針がぐるんと一回り。
でっかいお乳。
すげぇなと思った。
やっぱり体の大きさがでっかいと、スケールが違う。

……

がちゃ。
ドアが開いた。

手には料理で使う量り。
さっきより大型だ。

「今回は大丈夫だよね」

がちゃ。
量りをテーブルの上に置く。

「じゃまたお願いね」

ごくり。
ミミは自身のお乳を手に持つ。
とっても巨大なお乳を量りの上に乗せる。
がちゃん。
ぐぉ。
すげぇ。

びっくりした。
やっぱり単位はkgだよな。

もう一度見る。
針はかなりぐるんと回ってしまう。

「どう? 量ることできた?」

「う。うん。
すごい。
えーと。
863kg」

「そっかぁ。
そんなにあるんだ。
肩がこるわけだよ」
ミミが動くと針の位置が変わる。

「あっ今一瞬1000kg超えたよ」

「そう?
もっとあるのかな」
ミミはちょっと動く。

がちゃ。
「あっ。重くなった
957kg」

「さっきより100kgぐらい増えたね。
じゃ。もう片方も量ってみよ」

がちゃ。
針はいっきに0kgになる。
うう。
重すぎ。
生身の僕の上にあのお乳が乗っかっちゃったらどうなるんだろう。
きっとものすごいんだろうな。

再びミミはお乳を手に持つ。
そして量りの上に乗せる。

「えーと。どうかな」

「う。うーんと912kg。
こっちのほうがちょっと軽いみたい」

「そうなんだ。重さ違うんだね。
じゃ。見つからないうちに、量りをかえしてこよっと」

ミミはお乳を量りからおろす。
そして上着をはおって、出て行く。


どきどき。
どきどき。
すごい。
予想よりもお乳が重かったのでびっくりした。

さっき、お乳に押し潰されたとき、あの重さが僕の上に乗っていたんだ。
ものすごいわけだ。

生身だったら耐えることができるだろうか。
思った。