祝阪神タイガースM13点灯!(2005年9月13日)
今年(こそ)はもおたで日本一!
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祝阪神タイガースM49!
今年はもおたで日本一!(2003年当時)

『スワローシスターズ』          By 野蛮人

(以下はフィクションです。登場する実際の個人・団体とはなんら関係が有りません
野蛮人は著作権を主張しますが、扱いはフリーウエアと同様とします。
ただし他のBBSなどにUPの際は必ず御一報下さい。)

「♪六甲颪にさっそうと〜、ひっく、おっとと、ん? 何だ?この看板?」
酔おとったんやろ、スナックの看板みたいなんにけつまづいたみたいや。
『虎を丸呑みスワローシスターズ』
「なんや? なめとんのか、こんな大阪のど真ん中で。 文句ゆ〜たる」
 きょう、わいは、気分がええ。当然今日も我が愛するタイガースが甲子園で
スワローズに勝ったからや。今年こそ優勝や。こう言う日は酒が進む、そやけど、
ここで、この看板にケチをつけられたような気がしたさかい、
怒鳴り込んでやる事にしたんや。
酒が回って気が大きくなっているんも、災いしたようや。

「いらしゃいませ!」
 寿司屋みたいな挨拶に面を喰らって立ち尽くしていたら、赤い液体の入ったグラスを
渡されて、そのまま受け取ってしもたんやけど、これがあかんかんたんやな。
「ご来店なさった方は、まず、一気にそれを呑んで頂く事になっています。
 無料ですので、ご安心してお召し上がり下さい。」
ただやて? ほなら貰おか。 どれ、グビグビ、ちょッと甘いけど結構いけるやんけ!
「ほら、グラス空けたで。」
と言いもってグラス、隣につっ立っとる兄(あん)ちゃんにグラス渡したんや。

 おっと、今、ラベンダーの香りに、一瞬、気ぃ失っとったわ。

 そしたら
「こちらへおかけ下さい、準備が整うまでの間にシステムをご説明いたします。」
て、和服のママさんと思しき女性が奥の方のソファーで手招きしよるさかい、
行ったったんや。 そやけど、酔うとるんかな、店入った時より広成ってへん?
 ふらつく足で、ようやっとソファーのママさんの隣、着いたら、ママさん、
何あせってんのか、まくしたてよった。
そやけど、ママさん、わいより大きかったかな? そうは見えへんかったんやけどな?
「先ほど、お客様がお飲みになられたのは、当店自慢の縮小剤で御座います。
効果はお客様の血中アルコール濃度にもよりますが、あなた様の様に泥酔状態ですと
直後から効果が現われ始め10分ほどでほぼ最大の効果を発揮し、
しばらくその状態を持続します。ところで、その時に強酸性の環境に、
長時間曝されますと、半永久的に効果が持続する様になります。 
短時間でもそのような環境に曝されますと最大効果の状態を25時間近く持続します。」

ふんふん、て、あれ? わいこんなブカブカなはっぴ着とったっけ?

「うふふ、もう少しで呑み頃ですわね。」
「なにゆうてんねん、わい、もう飲めへんで」
「いえいえ、私たち『が』お客様『を』丸呑みにして差し上げるので御座いますわ。」

 「へ?」

 このときや、さっきの兄ちゃんが、写真付きの「同意書兼注文書」を持って来よった。
「ペンが持て無くなれば困りますので、まず、同意書にサインお願いします。」
そう言うて、それと、ペン置いて行きよった。

「サインをしながら聞いて下さいね。
同意・不同意は最後にチェック欄がありますので・・・。」

 わいが、住所と名前かいとる間もママさんまくしたてて居ったわ。
「えっと、松田幸一様、ではコーちゃんとお呼びしても宜しいですか?」

 「まずは指名料は1000円、呑んで貰いたい『彼女』を選んで写真の横のチェック欄
にチェックして下さい。 指名が無い場合は私が呑んで差し上げます。
 それと、チイママのチエちゃんは今日はご勘弁お願いします。と、申しますのも、
先ほど『フルコース』ご希望のお客さん間がチエちゃんをご指名なされたのですが、
システムの性質上、また、お客様の心情を考えまして、女の子一人につき一晩一呑み
と限らせて頂いておりますので。

 あ、そうそう、そろそろですので、モニターを御覧下さいな。
 チエちゃん、こちらへ来て一緒にモニターみない?」
「はーい」

 そしたら、奥から20歳ぐらいの子が右手でみぞおちの辺、押さえもって来て、
わいの隣、と、言うより殆どママさんの隣、座りよッた。
ママさん、ワイの着てたもん取って、サッと畳みよって、脇よけよった。

 わい、とうとう、裸や。 そやけど、チエちゃんとママさんにピッタリとサンドイッチや。
 背ぇ届かへんし、チエちゃんとママさん、わいを手の上に乗せてくれたんや。

 ママさん、空いてる方の手でリモコン操作しよった。
何や、ヨウ解らんもん映ってるわ。 赤いネチャネチャした洞くつが映っとる。
洞くつの床は赤黒い沼の様や。 なんか白い固まりが浮いとぉる。

 「チエちゃん、ターさんのフュージョンはコンプリートしたみたいね。」
 「ええ、先ほど、断末魔の動きを感じた後は、 静かになりましたわ。」
 「じゃあ、はいこれ、胃薬。 ターさんの分の後処理とカプセルの回収お願いね」
 「はーい、ママ」

 「あのぉ、ママさん。 あれ、何が映ってるねん?」
 「ああ、あれ? あれはね、この子の胃の中の様子なんですよ」

 このときや、アホなわいにもやっと、少しずつ事情が飲み込めてきよったんや。

 「コースに関わらず、このカプセルをね、お客さんと一緒に飲み込むんですよ。
中にはね、超小型のCCDカメラとマイクとスピーカーと通信機と電池と
酸素タブレット、pH調整剤等がねセルロースカプセルのなかにはいっているんですよ。
 こんな風に」

 ママさんはそう言いもって、和服の袖から透明のピン球大(と言うてもこの時の
わいにはバスケットボールをひとまわり大きくした様な大きさに思えたんやけど・・)
のカプセルを見せてくれたんや。
 中にはな半分ほどの空間に機械が詰まっとって、残り半分は空洞やったんや。

ママさん、カプセルのレンズ、こっち向けてリモコン操作しよったら、
モニターにママさんとわいとチエちゃんの3ショットや、って、わい、エライ小さ映っとるやんけ。
それに、ママさんとチエちゃんピースしとおんのに、わい、蒼ざめとるで?
そー言うたら、三人のまん中映ったら早死にするて、婆ちゃん言うとったなあ?

「システムの説明続けますね。
コースは3つ、見学コースと疑似体験コースとフルコースです。
それぞれ 9,8000円、480,000円、990,000円となっております。
各種カードによるお支払いも承ります。リボ払いも可です。
現金の場合は完全前払いシステムです。
それぞれのコースは、えっとぉ・・ここ、ここ読んでいただけます?」

ママの示した同意書兼注文書のその箇所には次の様なことが書いてあったなぁ。

*****
見学コース  :貴方様の入ったセルロースカプセルをご指名の女の子が嚥下致します。
およそ一日間、御自分が彼女達の食物に成った様なスペクタルを生でお楽しみ下さい。

疑似体験コース:小さくなった貴方様をご指名の女の子が踊り食いに致します。
嚥下が始まりましたら、彼女達は貴方様を追い掛ける様にカプセルを口に致しますが
貴方様はカプセルが胃袋に到着するまではカプセルの外、胃袋の中でお待ち下さい。
カプセルに入る為のパスワードはプレイ開始直前にお教えします。
 彼女たちの巧みな舌使いと喉通過時の不思議な感覚を正に全身でご堪能下さいませ。
  
フルコース  :疑似体験コースと殆ど同じですがパスワードはお教え致しません。
指名した子の一部になる、そんな究極の一体感をご堪能頂ければ幸いです。

パスワード忘れ等による事故の保障につきましてはご容赦下さいませ。
なお、お客様の私物は後日、宅配便で指定のご住所にお送り致します。
*****

「お店のお勧めは、疑似体験コースで御座いますわ、女の子達にも喉越しが良いと
評判ですし、このコースの殆どがリピータのお客様で御座いますの。
 まあ、フルコースはリピートのしようが御座いませんがね、ホホホ。」

「あと、いずれもお気に召されず、お帰りをご希望の場合は中和剤を差し上げて
おりますので、お申し出下さい。お飲みの後そのままお帰り下さっても結構ですわ、
この時はむろん御代は頂戴致しませんわ。」

この頃には、わいはすっかり小さくなっていて、ペンは抱きかかえる様にして
申込書を書いていた。

 中和剤を飲んで何も無かった様にでて往っても良かったんやけど、
なんか『しゃく』やんたんや、このまま帰ったらアホみたいやて。
そやけど、それがいかんかったんや。 
見学コースにチェック入れようとしたら、誰かに背中押されたんや、
フルコースにチェック入ってもーた。

「なにすんねんママ、冗談やめてーなぁ 『同意する』にチェック入れへんで」

と言うても、ママさん聞こえん振りしよるんや。 そやし、ふて腐れたふりして、
背中向けたんや。 これがまた、いかんかったんやな、また、背中押されて『同意する』に線入れてもおた。

 そしたら、その時のママさんの動きがそりゃ〜早かった事。

「いや〜、うれしいわ、コーちゃん、初めてのお客さんだのにフルコースだなんて!
 指名は無いみたいだから私が呑んでも良いのね? 嬉しい!」

 そお言いもって、『同意書兼注文書』をひったくりよって、
例の兄ちゃんに渡しよった。

「いやぁ、コーちゃんて、ほんと、美味しそうだわ。」
わいを摘まみ上げて、顔の前に持って来て、舌舐めずりしもってこんな事ぬかしおった。 
「ここの所、とんと、わたしに指名が無くてね、寂しい思いしてたのですわ。」

「こらぁ〜、パスワード教えんかい」

「あら、何の事? コーちゃんフルコースですから、パスワードはお教え出来ませんわ。
コーちゃんの喉越しの感覚、コーちゃんが胃の中で苦し紛れに暴れる感覚、
コーちゃん溶けて私に染込んでくる感覚、ああ、私と完全に一つになるあの感覚、
きゃ! 恥ずかしい。想像するだけで濡れてきましたわ」
そう言いもって、ママさん左手を股間に持って行きよった。

「名前も知らん様な女と一体感なんか共有できるかいな!」

「あら、これは私と致しました事が・・「キョウコー京都の京に子供の子」ですわ、
でも、コーちゃんにはもう、必要の無い事ですよね、もう、じきに私の一部になるん
ですからね。 ・・でも、せっかくですから、『コーちゃん最後のキス』の前に
私の事『キョーちゃん』と呼んで頂いても宜しくてよ」

 あ〜、アホやった。 わいの人生こんなとこで、見ず知らずの女に喰われて、
養分にされて終わりかいな。情けない。 わいの子でも孕んどったら、少しはあきらめも
つくやろけど。 何でこんな事にナッタンや?

 そや、看板や、看板! なんか、腹立ってきた。

 「なんや〜! あの看板、タイガ〜スフアンに喧嘩売っとんのか?」

 「へ、何の事? 唐突に。
 ・・ははぁ、コーちゃん、恐くなったのね。
 ハーイ、よしよし、これからはキョーちゃんがいつも一緒ですからね〜、
恐くない、恐くないわよぉ。
キョーちゃんね、コーちゃんのことを優ぁしく包んであげましゅからね。 」

 「そやない、此処に来た訳、思い出したんや! 虎を丸呑みやてぇ? 
どう言うこっちゃ? スワローシスターズやて? 
今日もそのスワローズに勝って来たとこや!
なんか言う事有ったらゆうてみぃ!」

 「あ〜あ、あの看板ね。 
 まず、スワローシスターズですけど『丸のみ姉妹』じゃあ格好悪いでしょ?
で、ただ、英語にしただけよ、つばめさんとは関係ないわ。
チイママのチエちゃんはね、私の実の妹なの。

 つぎに、『虎』ですけど、今のコーちゃんみたいな酔っ払いのことを
『虎』って言うでしょ?
 そして、あの薬の利き目は血中アルコール濃度に関係があるから・・
コーちゃん、もう解るでしょ、今のコーちゃんの状態、あの看板のまんまでしょ?」

 わい、もう何も言えん様になったわ。

 「あら、いけない。もうすぐ10分たつわ。 そろそろ始めるわね。
フルコースは縮みきらない方が、お互い『おいしい』からね。 
それじゃあ、まずは、コーちゃんキスして!」

 わいも男や、わいは覚悟決めて今の、そしてこれから始まるで有ろう
『状況』を楽しむ事にした。
「キョーちゃん」

 わいの、わいとしての最後の言葉やった。

 キョーちゃんの非常に大きな唇がわいの唇に触れた。

 土台無理なんや、巨大な唇とこんなになってもおたわいの唇とのキスやなんて。
『あ、』ちゅう間にわいの頭はママさんの唇に挟まれてもおた。

『ぺろり』

 ママさんの舌(ベロ)がわいの左手に触れたと思うと器用にわいの胴に巻き付いて
足の先まで口の中に引きずり込みよった。

 ママさんの口ん中、ちょっと酒臭かったわ。そやけどええ酒呑んどるんやな、
ほのかにバラの香りがしとったわ。 柔かいのと舌使いの上手さで、めちゃ、
気持ち良かったわ。 ほんま、昇天しそうやッたで、て、あんなぁ・・。

 胃袋違おて口ン中で溶けるか思たわ。しばらく気持ち良おなってたら、
足の方が持ち上がって、喉の方が開いて、そこへ押し込まれたんや。

 『ゴックン』
喉に入ったらもう一直線や、そやなぁ、肉で出来たシューターってとこやな。
噴門が開いて、イッチョ上がりや。 酸っぱい匂いに包まれたんや。

 『ゴ チ ソ ウ ウ サ マ。 コーちゃんおいしかったわよ。有り難うね』
上の方からママさんの声がするわ。
サービスやちょっと暴れたろ。

 『ママさん、かんにんや、頼むさかいわいを吐き出してえな。後生や、な、な』
こんなん言うても聞こえてへんやろな。 えい、やあ、この辺柔かそうやし、
どついたろ。
・・・
 ハアハア、あかん、息切れてきた。 酸素はわいと一緒に呑まれた空気だけやしな。
なんや、体はまだ溶けてへん見たいやけど、何や眠とおなってきた。
もう仕舞やな、ほな皆はんご機嫌よろしゅうに、さいなら、おやすみ・・・。

 『・・・・ならば、すっきり目が覚めます。 3!・2!・1! ハイ!』
何言うてんねん? わいもう寝るねん。 寝てる間に溶かすなり吸収するなり
好きにしたらええやン?




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『・・3! 2! 1! はい!・・・だめ解けないわ』
『コーちゃん起きてぇ!』
『あーん駄目、 水持ってきて!』
バシャ!
『駄目見たいね。 きっと胃液でもかかった気分なのよ、きっと。』
『チエちゃん、 どうしよう?』
『京ちゃんのところでとめてあげる事ね。
明日になれば術も解けてるでしょうからね。』
『えーっ!?  でも、それしか仕方ないわね』

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夢を見た。
ワンルームマンションのこ綺麗な部屋。
大きなべッドと、iMacとTVチューナーが有るだけの無機質な部屋や。
 京子がすっぽんぽんで、これまた、すッぽんぽんのわいの上にかぶさっとった。
 「貴方を同化します。抵抗は無意味です」
 と、言うが早いか京子の体がアメーバーの様に成ったかと思うと、あっと言う間に
わいを包んでしもた。 他からはわいの姿が見えん様になるとアメーバーは再び京子
の姿になったんや。
 そやけど、そこにはもうわいの姿はなかったんや。
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「コーちゃん、朝ですよ、おきてェ〜」
名前で起こされるのは何年ぶりだったろう。
寝ぼけた目を擦りながら、体を起こした。
目の前に京子がいたので、俺は驚いた。

そこは、先ほどの夢にでてきたワンルームマンションそのままだった。
が、よく見ると、ピンポン球状の何か機械がiMacの側に置かれていた。

「何よ、失礼ね。 人の顔を見て驚くなんて。」
「御免、御免。 ここは?」
「あら、昨日の事、覚えてないの? ここは私の住んでいるワンルームマンション」
「いやね、俺、昨日変な夢を2つも見たんだ。」
俺は昨日見た夢を話した。

「あらあら、御免なさい。謝るのは私の方だわ、
催眠術の話題で、昨日、物凄く盛り上がったでしょ?
で、こーちゃんが、『俺は催眠術なんかかからないぞ』なんて言うから、
私、見よう見まねの催眠術を貴方にカケてみたのよね。
ほら、私、『心因性胃炎』とかで催眠術をよくかけて貰ってたでしょ?

そうしたら、貴方よくかかったんだけど解けなくなっちゃたのよね。
そうそう、お題は「阪神ファンの貴方が私に丸呑みにされる。」ですって。
貴方は根っからの巨人ファンだし、大体、人間が人間の体を小さくして
丸呑みにするなんて突拍子もない話なんて出来る訳無いでしょう?
チエったら
「あら、出来そうにも無い話の方が、かかったかどうか検証できるでしょ?」
ですって。でね、
「幸一さん、キョーちゃんに惚れてるから、案外上手くいくかもね。」
とも言っていたのよ。

それでね、解けないもんだから、あたしんち連れて来たって訳。
お客さんを自分ち、泊めたの初めてなんだからぁ。

「ふ〜ん、でも、チエちゃんの胃の中をハッキリとビデオで見た様な
気がするんだけどな?」

「あれはね、被験者を催眠状態で覚醒させる方法なのよ、
チエったら、どうしてそんな物持っていたのか解らないんだけど、
この間の健康診断のとき、胃カメラ呑んだんだけど、
その様子をDVDにdownさせて貰ったのを編集したんだって。

それを、見せたのよ。」

「ふ〜ん」

「貴方の二つめの夢は、半分夢じゃ無いわ。 
昨日は私達、あんなにも燃えたじゃない。 冷たいわね。
私、本当に貴方を同化した様な気分になったわよ、あのとき。」

「だって俺は、京ちゃんに食われたと思っていたんだぜ、胃の内容物に文句言うなよ」

「まぁ・・。 でも、その事なら謝ってるんじゃあ無いの!」
「なら、『冷たい』は無しだな?」
「う・。 まあ良いわ。そのかわり今日の同伴はお願いね。」
「しゃーねぇな。 おっと、こんな時間か。
 どうだ、ついでに今から昼飯一緒に食わないか?」
「喜んで」
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二人の出かけたあとのベッドの上にはきちんと畳まれた阪神タイガースの法被が置かれ、
その上にピンポン球大のセルロース球(中にはCCDカメラが仕込まれていた。)が
ちょこんと乗っていた。

               終わり。