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今日は俺の死刑執行日

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俺がやったんじゃないのに
濡れ衣なのにな

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俺は別室へ向かう

別室に着いた
地面はさらさらとした砂
天井と壁は
シンプルなコンクリート製
壁には小さな窓が2つ
そこから光が差し込んでくる

俺の前方に
かわいい女の子がいた
その女の子は裸足だった

俺をこの部屋につれてきた人によって
俺は突然背後から注射を打たれた

すると周りの景色が
だんだん大きくなっていった
周りの風景が砂漠のようになった
俺は縮小させられたらしい

前方に巨大な
かわいい女の子がいた

女の子がこっちに歩いてくる
そして俺のすぐ近くで立ち止まった

女の子からみたら
俺の体は
大きめの蟻ぐらいの
大きさになるだろう

女の子はしばらくの間
俺をじっと見下ろしていた

そして

女の子は足を上げ
俺のいた場所を
力を込めて踏んだ

周りの砂が弾けとんだ

蟻サイズの俺は
女の子のかかとで
踏み潰された

女の子は
ぐちゃりとした感覚を
かかとの下で感じた
男は死んだだろうと思った

女の子が足を持ち上げると
男はかろうじて生きていた

両足、左手はちぎれて
胴体も半分ほど潰れて
全身から血があふれて
ぴくぴく動いていた

女の子はそれを見ると
今度はゆっくりと
男の上にかかとを乗せて
体重をかけ
確実に死ぬようにしっかりと
ぐりぐりと踏みつぶした
20秒くらいぐりぐり潰した

そうしているうちに
足の裏から
男がいる感覚がなくなり
砂の感覚しかしなくなったので
女の子が足を上げると
砂の中にかすかに
赤い跡が残っていた

女の子はそれを見ると
それに砂をかぶせて
見えなくしてから
すたすたと部屋から出て行った