この前は、小人美味しかったわねぇ・・・・・。
次は私も集めに行こうかしら、でも、あんまり頻繁に集めてると、どうやっても疑われちゃうし、ほかの艦むすだってしているでしょうからねぇ。
すぐに遊べる、『小人』自体はいるんだけど、あれに手を出すと鎮守府自体が成り立たなくなっちゃうからね。それに、今はまだ替えが来る大きさじゃないし。
っと思いながら歩いていると、下のほうから声が聞こえる。
ついっと視線を下げる。
下には大体45cmほどの少年が立っていた。
「雷、ちょっと建造手伝ってほしいんだけど、いいかな?電はもう眠っちゃって」
「あら?ドロップの私でいいの?」
「・・・・・いじわるいわないでよ」
「はいはい、しょうがないわね。行くから待ってて」
これが今の私たちの提督。『まだ45cmものこってる』、最初期の提督なんて珍しいんじゃないかしら。
もう少し小さければ話が変わってくるのだけれど、もっと『建造』してくれないかしら
「それで、何を狙っているのかしら」
「・・・・・・加賀さん。この前、ドロップできてくれた加賀さんは」
「・・・・・轟沈しちゃったものね」
轟沈報告をしたのも私だ。
沈めたのも私だけど。
あの人、深海の精神のまま鎮守府に来ちゃってたから、そろそろ抑えられなかったし、意思の希薄な同志からのドロップはやっぱり危険ね。
私みたいな上位の深海棲艦からドロップした場合は、こう、ちゃんと考えて動けるんだけど、ヲ級とか、そのあたりの意思が薄い子たちからドロップでは、まだ深海が抜けきれない。
「だから、ほら、今日は資材もたまったから・・・・・」
「わかってるわよ♪ほら、行きましょ?」
建造してくれれば、それだけ、支配するのが楽になるもの。
そして、建造をするための施設工廠につく。
「じゃあ、提督、資材室に入ってね?」
「う、うん。あ、お、大型で、お願いね?」
「いいの?提督の体だと、それに大型でも出るとは限らないわよ?」
「い、いいよ、別に。加賀さんが帰ってくる可能性があるなら」
帰ってくるのは別の、しかもドロップの加賀さんじゃないなら、普通にやっても、こっちに引き入れるのはちょっと面倒ね。
・・・・・ふふ、そうだ。これはチャンスだ。
提督と資材をルームに入れて、大型建造。
提督に言われたとおりに用意する。
『ただし、使用する建造材料を100にして』
さて、では、実際に『建造材料』とは何か?
それは、提督本人。
何が削られるか?命?体力?
少し違う。削られるのは、体そのものだ。
人間としての機能を一切損なうことなく、しかし、人間でなくなっていく。
自らの体を、艦むすへと変化させることができる人間。
それを提督という。
そして、建造材料に大量に使えば使うだけ、体は小さく、小さくなる。
つまり、
「あ、あれ!?なんでこんな大きさに?!」
あんな小さな提督の体から艦むす100人分の材料を手に入れようとしたら。
それはもう、ゴマ粒くらいの大きさしか残らない。
道理でしょ?
「ふふ、提督、困ったわねぇ、こんなに小さくなっちゃって」
優しく、つまみ上げる。
死んじゃったら新しい提督が来ちゃって意味がなくなるから。
あくまで、提督の生命反応は維持しないとまずいのよね。
「さて、見つかってもまずいし」
つまみ上げて、最近持ち始めたふたがマジックミラーになっているペンダントの中に閉じ込める。
中からは、外が見えるが、外からは、まさか小さくなった提督が入っている、なんて思うわけがない。
そして、これで、提督の声はもう誰にも届かない。
「航空母艦、加賀です・・・あら、司令官はどちらに?」
「あなたを建造するのに、大きさがギリギリの大きさになってしまったから、今から私が代理よ。よろしくね?加賀さん」
「・・・・・・そうですか。残念です」
建造したてで、まだ意識がはっきりしてないのだろう。
でも、すぐにもどっちゃう。
だけれど、それだけあれば十分・・・・・・
少し背伸びをして、生まれたての加賀さんに口づけを深くする。
まだ、意識が覚醒しきっていない彼女は、特に抵抗もなく受け入れる。
ゆっくりと、口内に私たちと同じ、『血』を流していく。
少しずつ、私たちと同じ深海に引きずり込む。
しかし、ようやく起きたのか、抵抗しそうだったのを、技量さで無理やり抑え込んで、ゆっくりゆっくり、送り込む。
1分もしないうちに、引きずり込むのは終わる。
「・・・・・・ふふ、気分はどうかしら?加賀」
「・・・・・・とても高揚しています。雷」
洗脳完了♪
この鎮守府には、まだ空母の深海の子はいなかったから、加賀から広めてもらわないと困るわね。
彼女を基準に、少しずつ、じわじわ、じっくりと。
駆逐艦寮は、人数が多いから大変だけど、ちゃんとしないとね。
「さて、じゃあ、加賀の誕生記念に小人で遊びましょうか」
「小人・・・」
「えぇ♪あなたを、強くしてあげる。ついてきて?」
艦むすも、深海棲艦も、人の魂により強くなる。
故に、深海棲艦のドロップより、提督の肉体を利用した建造の子のほうが強くなる。
そして、魂は追加できる。
それは、例えば、近代化改修で別の艦むすの魂を別の子に合わせて強くしたり。
深海棲艦が人を襲って取り込んだり。
つまり、私たちの小人遊びも、全く同じことをする。
小人の魂を、肉体にそのまま取り込ませる。
だから
「こういうように、ね?」
近くの部屋に連れ込んで、加賀をベッドに押し倒す。
さっき言っていたように、気分が高揚しているのかしら。
頬に赤みがさしている。
前に響がとってきた小人を瓶から一匹だす。
前より時間がたったからか、もう数mmしかない。
食べごたえもないから、私の好みとは違うけれど、もてあそぶにはちょうどいいサイズ。
加賀の、肉付きのいいおなかの上にぽん、っとおいてやる。
出れたことに歓喜してか、走り出す。
自分が走っているその大地がなんであるか、なんていうことはもはやわかっていないのだろう。
自分から胸の谷間にもぐりこんでいく。
上に行ったのだから、出るためにはそこを通るしかない。
「・・・・ん」
それを見ていた加賀は、自分で胸を軽く寄せる。
そんな天変地異と変わらないことをされて、小人が無事で済むわけがなく、胸の間に小さな赤いしみが出き、それさえも胸がこすれあうだけでそんな痕跡も消えていく。
「・・・・・・ふふ。もろいですね」
「えぇ、小人も人間ももろいの、だからこそ、私たちのおもちゃに、ちょうどいい」
この光景を見て、提督はどう思ってるのかしら。
泣きわめいてる?絶望してる?
ふふ、それを考えるだけで、私も濡れてきちゃう。
小人をさらに三匹取り出して、二匹を、加賀の乳頭の上に。
もう一匹をクリトリスの上に乗せる。
「なめなさい。加賀をイかせられたら、助けてあげることを考えるわ♪」
その言葉で必死になってなめ始める。
自分より巨大な、女の子の恥部、乳頭を、そのままの意味で死ぬ気で
ほんと、かわいらしく。ゴミみたい。
片方の乳首に、吸いつき、同時にクリトリスをやさしく愛撫する。
ぷちん・・・っと、赤い染みになる感触と、人間の味がしっかりと口の中に広がる。
「くす・・・」
まさか、ごみムシの分際で、本当に助けてもらえる、なんて思っていたのかしら・・・。
おっと、いけない。
小人にかまってないで加賀をちゃんと『改修』してあげないと。
ぐちゅ、ぐちゅ、っと、指先についた血を、薄く膣内に伸ばして混ぜ合わせる。
薄くなっていても流石に効き目はある。
魂を、薄く広く。
加賀と一体になれて、むしろ、うれしいだろう。
小人ごときが、加賀の一部になれるのだから。
「ん・・・♡あぁん♡」
工廠では、喘ぎ声が少し響く。
ほかの子にばれては大変ね・・・。
「ん・・・」
黙らせるために、口づけをする。
ゆっくり、ゆっくり。
少し小さく、くぐもった声になる。
これならばれないはず。
せっかくだ、私も一緒に・・・
瓶をひっくり返して、小人全部を加賀の体の上に。
そして、加賀の体の上に胸を合わせるようにしてのせて。
「~~~~!!!!」
一気に小人をつぶして、自分たちの中に彼らの命が入ってくるのを感じる。
体をすり合わせ、胸をすり合わせ、秘所をすり合わせ、互いに声を殺して、キスをしたまま、イッテしまう。
あぁ・・・熱くなりすぎちゃった・・・また、新しいのを、集めに行かないと♡
それまでは・・・加賀であそぶとしましょう。
ねぇ?何もできない、無様な提督さん♪