「ご指名ありがとうございます、ナノハです!」

俺が奥に進むと、元気な女の子が笑顔で出迎えをしてくれた。
目の前にいるのは、自分が指名したバニー姿の女の子「ナノハ」だ。

写真の彼女は、大人しい印象を受けたが対面したら非常に笑顔の似合う少女だ。
笑顔も素敵だが特に目が付くのが・・・・胸だ。

バニースーツのおかげで更に強調される胸!
男の俺には刺激が強すぎる。だが眼福でもある。
だがここは〇俗ではなく、学校だ、そして相手も嬢ではなく女子高生である。

「こちらこそ、よろしく頼むよ。それに元気がいいね。」
「元気が取り柄ですからね、あと接客が好きなんです!」
「他にも理由があるんですけど・・・今は内緒です!!」

なるほど、だから今の彼女は生き生きしているのか。
内緒にしている内容は気になるが、ここはあえて聞かないでおこう。

「では、お部屋に案内するので付いてきてくださいね。」

俺は指示にしたがい彼女の後に付いていった。
その部屋には手術台のようなものが置かれていた。

「では、その台に仰向けに寝てくださいね。
 台から足がはみ出ないようにですよ」

彼女は、訳の分からん指示を出してきた。
おかしい、ここは喫茶店じゃないのか。

「ちょっと眩しくなると思うので目を瞑ってくださいね。」
「それでは、いきますよ えぃっ!」

ピカッ

目を瞑っているため正確な状況は判らないが、自分に光を当てられたようだ。

「はい、目を開けてくださいね。」

おそるおそる目を開けた。
自分の体に異変が起きてないか体に手を当てたりして確認した。
鏡が無い為顔の変化は判らないが少なくともそれ以外は問題ないようだ。

「ハハッ、ご心配なく 体に異常はありませんよ。」
「そうか、なら良いのだが・・・ってナノハはどこに行った?」

先程まで一緒に居たはずだ、それに声も聞こえるのに姿が見えない。
目の前には、さっきまで無かった黒い壁らしきものがある。
その壁の一部が大きく突き出しているのがわかる。

「お客様、すぐ近くに居ますよ。上を見てください」
「ん?上っって・・・うわぁぁ・・・。」

俺は思わず叫んでしまった。
そこには遥かに巨大なナノハがこちらを覗いているのだから