神に守られた街

「ただいま!」
高校1年の私はいつのもように家に帰ってきて1階のリビングでお菓子を食べるためようとテーブル前にたった。
すると、テーブルの上で何やら小さな物が動いていた。
「なんだろ、虫かな?」
私は虫みたいな動いている物を潰さないように優しくつかんで、空いている手の平に乗せ近づけてみてみた。
「うそ!?小人!?」
私は目を疑った。それは1㎝くらいの小さな人間で、私達と同じ年くらい少年だった。
その少年は私の手の平の上で腰を抜かして泣いていた。
「大丈夫、何もしないわ。」
私は彼を怖がらせないように優しい言葉をかけてあげて、優しく体をさするようにしてあげた。
「本当に、何もしない?」
彼は恐る恐るかすれた声で私に話しかけてきた。
「怖がらせてごめんなさい。」
私はにっこりとほほ笑みながら言った。そして私は椅子に座って話を聞いた。
すると、物陰に隠れていた2人の小人が出てきた。どうやら、彼の友達みたいだ。
私は彼をテーブルの上に降ろしてやって友達と再会をされてあげた。
「本当にありがとうございます。」
彼は私にお礼を言ってくれた。
「君たちはどうして、テーブルの上にいたの?」
私は彼らに聞いてみると、食べ物を探しに来たみたいで人間が食べたカスや落ちているカスなどを集めて、
それを自分たちの住んでいる所まで運ぶという。
しかし、それは危険で命がけであると話していた。人間からすれば小人は虫みたいで厄介者として駆除されるのだ。
そういったことがあるため主に人がいないところなどに住んでいるのであった。
それを聞いて、私は小人達が可哀そうになりました。
「小人だって一生懸命生きているのに・・・そんなひどいことをするなんて私には出来ない。」
私はそんな小人達を助けたいと思いました。
そして、彼らが住んでいる場所まで案内をしてもらい、彼らの村を私の部屋に置いてあげてあげました

今では私のクローゼットの中に街を置いています。
毎日、小人さんに食事をあげたり、街から出してあげては会話をしたり、私のベットの上に寝転がっている体に
小人をのせたりして楽しませてあげています。あと、お風呂にいれる時は石鹸入れのケースをボートにして
一緒に入られてあげています。
私は「小人さんが安心して暮らせるようにしてあげないと」と思いながら、笑顔で接してあげています。
                              
   おわり