『あらミライちゃん!また背が伸びたわね。どうしたの?』
『あのコウイチ君を届けに来ました。学校で女子達にいじめられていたようで・・・。』
『あらわざわざありがとうね!』
『では!』
僕は母親に握られながらドアから見えるミライの顔をずっと見ていた。
30分前。
『本当に戻っても大丈夫なの?コウイチのお母さんってコウイチの事いじめているし、下の3つ子だって・・・。』
「大丈夫さ・・・。いざとなったら抜け出してくるよ。」
『そう・・・。じゃあ、玄関の前で待ってるね。向かいの家だから遠くはないし、私が助けてあげるよ!』
「あ、ありがとな。」
30分前にそう話をしていた。上手く抜け出せるか心配だった。
『コウ兄だ!』
『お母さん!お父さんと取替えっこ!』
『コウ兄~。またいじめられたの?弱すぎ!』
どうやらこいつらは僕が帰ってくる前に父親をいじめたいたらしい。
そしてその父親は泣きながら妹から母の手へ。そして僕は母から妹の手へ渡された。
向かった場所は妹達の部屋。3人の妹達は仲良くここで寝ている。
僕ら男は小さな部屋で寝ているのだ。その小さな部屋はただのダンボールで自由に僕らを取り出せることが出来るので、
寝ている間でも妹たちが僕らを拉致する事だってある。
『コウ兄~。私たちが鍛えてあげるね!』
『高校生にもなって中学生の妹に鍛えられるなんて情けないと思わないの?』
『泣いたって無駄だよ!誰もコウ兄を助けてくれる人なんていないんだからね。』
妹達は服を全部脱ぎ捨て裸になった。これはいつもの事。中学生にしては170cmと大きい妹達は同じ中学の男子をもいじめている有名な妹達だ。
中学の男子を数名殺している。3人で1人をいじめるのが普通で授業中にも他のクラスの男子を拉致して、
パンツの中に入れて窒息させたり、口の中にずっと入れて恐怖に陥れたりしているらしい。そんな妹達の兄なんて・・・。
『まずは胸に挟んであげるね!耐久力を鍛えるのよ!』
僕を摘み上げ2人の妹が僕を巨乳で挟んだ。僕と同じくらいの直径の胸は僕を押し付け動けなくする。
ミライの胸と比べこっちは地獄。体が押し付けあって息をすることさえ困難になる。
しかも汗臭い。父親をいじめたときに汗を掻いたのかな・・・。臭いも武器だ。
『やだ~。もう何も出来ないのね!本当に弱いわ~。クスクス・・・。』
大きさの違いで本当に何も出来ない。些細な事でも僕ら男には力強い。
勝てない・・・。
『もう!もっと鍛えましょう!』
力抜けた僕を摘み上げ、ブラブラさせる妹。ケラケラと笑っていてとても頭にくるが、力では勝負なんて挑むものではない。
『座ってあげるよ!』
『学校の女子に座られても耐えられるように訓練しなきゃね!』
僕を床に置き、巨大な1つのお尻が僕目掛けて落ちてくる。
ズシッと僕は座られた。妹の尻に完全に隠れた僕。指1本動かせないくらいピタリと座られとても痛い。
妹達は隠れちゃったとか言って笑っている。
『お尻を動かしてあげますよ~。グリグリと・・・。』
グリグリとお尻が動き僕の体は簡単にねじれていく。腕が折れそうなときも首が折れそうなときもあった。
妹がお尻を動かしただけなのに・・・。
『あれ?動かなくなっちゃいましたかな?カス兄~?』
お尻を上げる妹。そこには、ノックダウンした僕の姿が。そんな僕に容赦なく踏みつける妹達。
これはきたえて鍛えているのではなくただいじめているだけであった。今すぐにでも女神ミライのところに行きたいよ~。
『今日部活だったから臭かったよね~。』
『確かにね。ずっと走ったもの。』
『臭いをさ、コウ兄に吸い取ってもらえば?それくらいは出来るでしょう?』
妹達は、僕にさらに足を押し付けてきた。素足は汗ばんでいてとても臭い。もう嫌だ・・・。
臭いを全部吸い取れるわけないし、こんな足を舐めたくは無い。一体どうすれば・・・。
『何もしないね・・・。』
『クンクン・・・。臭いだって全然落ちてないよ!』
『こんな事もできないなんて、使えないお兄ちゃん!妹の足の臭いくらい吸収しなさいよ!』
グリグリとさらに押し付けてきて、体中が痛い。
『こんなお兄ちゃんは一回外に出して夕飯が終わるまで出ていなさい!』
『そうだそうだ!』
『はい!摘み上げてポイッと!』
と、言われ家を出されてしまった。このときがもう自由だった。早くミライの家にとフラフラになりながら歩く。
家の中からは父親の小さな悲鳴と女達の笑い声。
ズシンズシンズシン・・・と遠くから何かが来ると思えば僕を掴み僕を連れ去って行った。
僕を連れ去ったのは優しいミライだった。
『あらあら・・・。痛かっただろうに・・・。ごめんね。私が向かいに行けばよかったのよね・・・。』
僕は安心したのか寝てしまった・・・。
「ん・・・。ああ・・・・。」
『あら、起きたわね!コップに40度のお湯を入れておいたわ。良かったらお風呂代わりに入りなさい!』
「あ、ありがとう!」
ダルダルの体を起こしコップに向かう僕。コップには本で階段が作られ僕が簡単に入れるように工夫されていた。
僕がコップに入るとずっと見つめているミライの姿があった。
「ちょっと、恥ずかしいから見ないでくれよ!」
『何よ~。男の子の裸なんていくらでも見てるし、コウイチの裸なんて小さいときから見ています!プンプン。』
年齢を考えて欲しいよ・・・。
本当に身長と真逆なんだから。
『私と一緒にお風呂入らない?そっちの方が楽しいでしょ?』
「え?いいよ。こっちで。」
『そう?昔は一緒に入りたがっていたのよ!じゃあ、入ってくるから出たらこのハンカチで体を包んでよ!後で服を作るからさ。』
そう言って部屋を出て行った。2mの体は上半身を下げないとドアを潜れないほど大きい。
足音も良く聞こえてくるほど体重が重い。女より身長が小さいって言うのは悔しいけど何だかかっこいい気もする。
僕はコップ風呂を上がり、置いてあった小さいタオルで体を拭き、ハンカチで身を包んだ。
暇なので机の上を旅する。子供の頃からあった机。物の配置とか分からないけど、可愛らしいペンやぬいぐるみが置いてある。
と、旅をしていると紙で足を滑らせ机から落ちてしまった。机の高さは僕から見たら5mくらい。落ちたら死んじゃうかな・・・。
バスッ!
床ではなくゴミ箱に落ちてしまった。ティッシュがクッションになってくれたお陰で命拾いした。
そして、ピンク色の布まである。良く見たらパンツだ。パンツ・・・。ミライの・・・。
捨てたのかな?あいつすぐに大きくなるからサイズが合わなくなったとか?
でも、いい匂いだな~。女の子の匂いがする。パンツもちょっと汚れてる。
すると背後に殺気を感じた。振り返る前に僕は闇に包まれた。
『フフフ・・・。女の子のパンツを見ていたのね?そしたらゴミ箱に落ちちゃった?』
「いや、足を滑らせて落ちたんだよ!そしたら、ゴミ箱にパンツが・・・。」
怒ってる。絶対に。でもパンツを捨てておくほうが悪い気がするよ。
『言い訳はいらないよ、コウイチ君!そんなにパンツが好きなのかしら?まあ男の子だったら仕方ない事だけどね!』
ああ怖いよ・・・。普段優しい彼女が怒ると本当に怖いかもしれない。
何だか逃げたくなってきたよ。でも、逃げたら2度と救ってくれないかもしれない。
『クスクス。怖かったかしら?別に怒ってないわよ!このパンツは小さくなったから捨てたのよ!あんなところに捨てておく私が馬鹿だったわね!』
「ああ・・・。怖かった。ミライが怒ると本当に怖いよ。デカイし力も強いからさ。」
僕を強く握り締めた。
『デカイは余計よ!好きで大きくなったわけじゃないんだからね!力が強いのは認めるけどね!』
「お、おう・・・。」
『これから何する?家には帰さないよ!だって心配だもん!』
「そうだな。隠れんぼでもやらない?ミライが鬼で僕が隠れるよ!」
『何もやることないしいいね!小さい頃は良くやったわ!私が大きかったからすぐに見つけられちゃったけどね!』
自分で大きい事を認めていたがそこには触れなかった僕。また面倒な事になる前に始めた。
彼女が僕を床に置いてくれて30秒与えてくれた。その間に隠れるのだが、僕が隠れられる場所はいくらでもあるので迷ってしまう。
本の間、机の下、カバンの中、ベットの下、ミライの積み重なっている服・・・。
結局、焦って時間が無くなり急いでミライの積み重なっている服の中に隠れた。
ミライの香りが・・・。
『さ~て・・・。どこかしら?すぐに見つけてあげるわよ~。クスクス。』
ミライの足音が遠ざかっていく。どうやら違う方向に行ったのだろう。
小さいから隙間とかに隠れたと思い込んでいるはず。
『いないわね~。もう小さいとどこに隠れているのか分からないわ!!イライラ・・・。』
探しているうちに服の山を踏みつけられたらどうしようと考える僕。踏み潰される事は無いと思うけど隠れているのがばれてしまう。
しかも服の中だから変態扱いされてしまう事も・・・。
『ベットの下にもいないわ。カバンの中にも。本の隙間も・・・。残るは服・・・。そこまで変態じゃないわよね!!』
と、違うところを探す。まさに服の中です。
最終的には見つかるだろう・・・。
ガバッ!
『きゃあ!』
「わあ!」
無言で睨みつけながら僕の左足を摘みながら持ち上げた。
今度はお怒りのようだ。
『どこに隠れているかと思えば、私の服の山の中ね。どうだった?いい匂いかしら?臭かった?』
「いや・・・。その・・・これには訳があってね。」
『フフフ・・・。』
ミライはズボンとパンツを引っ張り空洞を作った。
それは僕をパンツの中に入れるという行為の始まりだった。
僕は真っ逆さまに落ちてパンツの中に入ってしまった。自分の20倍ある女の子のパンツの中。
陰毛が生い茂り、ちょっと臭い。ピンク色のパンツと肌に押し付けられ声が聞こえた。
『入っちゃった!どうパンツの中は?苦しい?私の服の中に隠れたお仕置きだからね!』
と、言った。僕は苦しくない。むしろ嬉しい。優しいミライのパンツの中だ。本来こんな事をしてくるのはいつも男をいじめている女ばかり。
そいつらは、僕をさらに押し付け、酷いときには授業中に入れてしまう。臭いも酷く、耐えられない。
それに比べてやっぱり天国だ!
『何か妙に落ち着いているわね・・・。もしかしてここにいたいのかしら?やっぱり変態さんね。可愛い!』
可愛い。それは嬉しい言葉だった。このパンツの中だったらずっと過ごしてもいいかもしれない。
出ようとして抵抗なんてするもんか。
『寝ている間だけいさせてあげる。あんまり暴れないでね・・・。あと、毛を抜かないでね。痛んだから!』
陰毛は何だか僕を包み込んでくれる感じだった。こんなものを抜くわけにはいかない。
そして、ミライは眠りについた。僕も天国で寝よう!
『ZZZZZZ・・・。』、「ZZZZZZ・・・。」
朝、僕が目覚めるとそこはまだ、パンツの中だった。それにしては昨日よりも薄暗く、ミライは歩いている感じがした。
もしかして、僕をパンツの中に入れたまま学校に・・・。まあいいかも。学校に行ってもいじめられるだけだし、今日は男子は来ないとか行ってたし。
よく耳を澄ませば他の女子の声も聞こえてくる。女子に人気なんだなミライは。
そうやって、あっという間に1日の学校生活が終わり、ミライは帰ることになった。
バッ
突然パンツに光が差し込み巨大なミライの顔が僕を覗いていた。
『苦しくない?朝起きてもまだ寝ていたから起こさないでおいたの。今公園だからあと少しだけね!今日も家に泊まらせてあげるからね。』
と、パンツのゴムを離し、スカートを直すと再び歩いた。
なんて幸せなんだ。苦しくないのに苦しい?と質問してくれたよ。優しい彼女の性格だからこその事だ。
家に着くと僕はパンツから出された。
彼女は顔を赤くしていた。
『さっきは恥ずかしくて言えなかったけど、オナラしちゃったのよ・・・。苦しくなかったかしら?』
「え!?大丈夫だけど。多分僕がまだ寝ている間だよ。え~。嗅いでみたいな~。」
さらに赤くなる。
『この変態!でも、嗅がせてあげるけど、気絶しちゃうかもよ?』
「大丈夫だって!いつも女子の足の匂いを嗅いでるんだからミライのオナラくらい我慢できるって!」
そう言うと、僕を握り、僕を床に置き、巨大な尻が目の前に来る形となった。
妹達よりも遥かに大きい尻。こんなのに座られたら死んじゃうかもしれないな。
そして、彼女は小さな僕を見ながらお尻をズリズリと動かしていた。それはオナラが僕に吹くようにしているためだった。
今でも落ちてきそうなお尻が止まり、ミライは震えていた。
『い、いくわよ!』
ブフォ!
と、強烈な音とともに熱いガスが僕に吹いた。僕の体はその強風に耐えられず10mくらい吹き飛ばされてしまった。
鼻には異臭が残っている。
『だ、大丈夫!?』
薄れていく意識の中、彼女は僕を抱いてくれた。
起きるともう夜。僕は寝ているミライの手の平の上にいる。ミライは座りながら寝ているのだ。
手を叩いて起こす。
『あ!ごめんね。あんな結果になるんだったらやらなきゃ良かったわ。ごめん・・・。』
「ぼ、僕がいけないんだ。気にする事無いよ!」
『あらそう?でも臭かったでしょ?』
「う、うん・・・。」
ミライのオナラは体の匂いと違ってとても臭かった。それを言ったとたんミライの顔はドンドン赤くなっていった。
僕を指で撫でながら言った。
『こうやって殺してしまう馬鹿な女もいるようだね。世の中怖いよ。私はコウイチみたいな男の子を救いたいの!だからいじめられても大丈夫。すぐに助けに行くよ!』
「あ、そうか。何かありがとうな。」
『今日は、胸に挟んで寝させてあげるね。潰れないから大丈夫よ!』
そう言って僕は胸の谷間に挿入された。大きくてポニポニした胸に・・・。
その日から僕は元の家に戻ることは無かった。
父親も母親に殺されてしまったらしいし戻っても妹達の獲物として死ぬまで痛めつけられる。
それが心配でずっと、僕を放さなかったミライ。
『今日はお風呂に一緒に入りましょうね。1日中胸にいたから私の汗が染み付いちゃったかもよ?』
「いや、ミライの汗はいい香りだよ!染み付いて欲しいよ!」
『まあ!変態だね!』
おわり
グロい世界のほのぼの物語でした。