カツヤ(主人公)16歳。高校2年生。
身長170cm。バスケ部に所属しておりそのエース。
明るい性格で信頼性がある。アヤに好意がある。

アヤ 15歳。高校1年生。
身長400cm。女子平均身長の320cmを大きく上回る身長の持ち主。
エースとして活躍のカツヤに好意がある。







「昔って女子より男子のほうが背が高くて1部の女子だけが大きかったっておじいちゃんが言っていたよ。」

僕はそう友達に話した。
今の世界は、女子のほうが男子よりも2倍くらい大きい。
ほとんどの建物や公共交通機関は女性専用となっており、電車の女性専用車も男性専用と変わっている。
大きくなったせいで、女性に対する痴漢がなくなったと聞く。
今の女性に痴漢しても3倍以上の力のある女性に男性が敵うはずが無い。
そんな中、僕は1人の後輩女子に好意が合った・・・。


練習後・・・。

「くそ・・・。ボールが変なところに乗っちゃったな・・・。取れないな・・・。」

練習後、1人で体育館に残り、練習する僕だったが、ボールがゴールの柱と柱の間に挟まってしまったのだ。
女子だったら余裕で取れる高さなのだが僕ではどうしようもない・・・。

『あ、あの・・・。取りましょうか?』

後ろから声がして振り向くと、そこにはアヤがいた。

「うわっ!」

でかい体に驚き尻餅を付いてしまった。
心配そうに寄ってきて、僕の膝と背中に手を通し、持ち上げて抱っこした。

『驚かせてすみません・・・。着替え終わって体育館に来たら先輩が困っていそうで・・・。』

「あ、ああ・・・。ボールがね。ちょっとね・・・。」

アヤは僕を床に降ろし、ボールを取ってくれた。
アヤにとってボールは握りつぶせるほど小さいが、僕にとっては女子が使っているボールはとんでもなく大きく重い。

『どうぞ。』

「ありがとうな。」

ボールを持ち埃が付いていたので取ると、アヤが話しかけてきた。

『先輩って好きな人いたりします?』

「え・・・。まあ、いるかな。」

顔が熱くなったのが分かった。
アヤの大きな体はモジモジとしている。
僕の身長よりもある足。太さは僕の肩幅くらい。そして大きな胸とお尻。
顔を見るたびに見上げるのが辛いほどの身長・・・。

『私、先輩の事好きなんですが・・・。いいですか?』

「ぼ、僕!?偶然だね。僕もアヤのこと、前から気になっていたんだけど。」

『本当ですか!?』

アヤは僕を持ち上げ力いっぱい抱きしめた。
アヤのおっぱいが僕の顔に直撃している。

『嬉しいです。これからもう、私達カップルですね!!』

「そうだね・・・。ちょっと苦しいかな・・・。」

『ご、ごめんなさい・・・。』

僕は床に置かれた。でも床よりも彼女に抱かれたほうが幸せな気がする・・・。



つづく