この世界は、女性が2倍になった世界。


アキラ・・・主人公。18歳。身長160cm。母と妹や学校のみんなから虐められている。
      生きる希望もなく、死のうと考えている。

アリサ・・・主人公の妹。16歳。身長370cm。抵抗もできない兄を、家では母と、
      学校では、同級生の女子や、アキラの同学年と虐めている。

チヒロ・・・主人公の幼馴染。18歳。身長400cm。優しい性格、モデルになれる体系。
      アキラを心の底からずっと愛している。

ミヒロ・・・チヒロの姉。22歳。モデルで活躍中。チヒロよりも大きく、身長は410cm。
      









 そこは、女子用の体育館倉庫の中。時は放課後。
妹と、その女友達、同級生の男子4人が僕を虐めていた。
生きる気力もない。この虐めが終わったら、首を吊って死のうと思っている。

アリサ『チビ。私の足の裏舐めなさい。』

押し倒された僕。手足を男子にそれぞれ拘束され、大の字になった。
無抵抗な顔の上に妹の紺ハイソックスに包まれた52cmもの足が圧し掛かった。
全体重をかけていないのは分かっているけども、とても苦しい。あと臭い。

アリサ『今日、体育用の靴下忘れたからこの靴下で出たのよね。とっても臭いからチビに消臭してもらうんだ。』

女友達『ねえ、アリサのお兄ちゃん、勃起してない?気持ち悪い。実の妹で勃起しちゃうなんて。』

女友達は上履きで、僕の股間をズボン越しに踏んだ。
固い上履きのお陰で股間が痛くなる。しかし、刺激され不可抗力で大きくなろうとする。

アリサ『反対側の足もやってもらおうかしら。』

妹が、上履きを脱いだそのとき、倉庫のドアが開いた。
女子用の倉庫は、女子でなければ開けられない重さ。開けたのは女子だと分かるが一体誰なのか。
妹の足の臭いで薄っすらとした意識の中、開いたドアを見た。
そこにいたのは、ドアの高さよりも大きい幼馴染のチヒロだった。

倉庫に入ると、ドアを閉めてズシズシと近づいてきた。

チヒロ『男子暴行罪ね。未成年でも逮捕されるわよ。』

女子平均身長の340cmを超す妹さえ見下ろすチヒロ。

バチィィィィィンッ!!

倉庫に響く音がした。その直後、妹は地面に倒れて白目になった。
頬っぺたが真っ赤になっていた。

チヒロは、股間を現在も踏んでいる女友達に近づいた。
再び強烈な音がして、女友達も倒れた。

手足を抑えていた男子たちは、慌てて離して逃げようとしたが、重い鉄の扉は、協力しても開かなかった。
そんな惨めな彼らを見て、ニヤリとしながらチヒロは近づく。

2人の男子の頭を両手を使って掴み上げた。
足をバタバタさせるけど、2mくらい持ちあげられた。

ゴツンッ!

2人の頭を互いにぶつけさせた。
一瞬にして意識を奪った2人を地面に落とした。
残った2人も同じようにした。

始末を終えたチヒロは、急いで僕に向かってきた。
僕の倒れた体を持ち上げて、どこかに連れていく・・・。








目が覚めるとそこは家だった。
僕の家ではない。天井があり得ないほど高いから女性用の家だとすぐに分かった。

チヒロ『あっ。目が覚めたね。』

今、僕は床に座り込んで、脚を伸ばしたチヒロの脚の上に寝転がっていた。
脚の長さは2mくらいあるからベットにしては十分だし、太ももは柔らかい。

僕「ここは、チヒロの家?」

チヒロ『そうよ。アキラを助けた後、真っ先に持ち帰ったわ。』

僕「家に帰りたくない・・・。」

チヒロ『そうよね。当り前よ。もう家に帰る必要はないの。今日からここに住めるのよ。
    だって、私のお母さんがそう言ったのよ。』

信じるまでに時間が必要だった。
昔からチヒロの家に逃げ込んだりした。でも、僕の母が迎えに来ると、連れていかれた。
その母と言うと、僕を虐めたことで捕まった。妹も。だから迎えに来ない。

僕「住むといっても、服とかが・・・。」

チヒロ『大丈夫よ。お母さんが買いに行っているの。お金は心配ないわ。』

僕は起き上がり、チヒロの上半身に抱き着いた。
自分からこんな恥ずかしいことはしないけども、それをしたいという気持ちがいっぱいだった。
チヒロも優しく抱いてくれた。柔らかい胸がクッションのようだった。

ミヒロ『ただいま~。』

その声は、ミヒロさんだった。
モデルの仕事から帰ってきたのだ。玄関からリビングのドアまで来て、姿を見せると真っ先に僕らの方に向かってきた。

ミヒロ『アキラ君。お久しぶり。もう今日から私たち、家族だね。』

僕の頭を撫でた。大きな手・・・。

チヒロ『お姉ちゃんが帰ってきたから夕飯の準備をしないとね。』

僕を床に立たせると、チヒロは立ち上がった。
僕の胴体くらいある太い太もも。それでも全体から見れば細い方である。
そして何よりその身長。
チヒロの家は、女性用のマンションであるが、この家族があまりに大きく、天井までがすれすれである。
まるで、巨人の家にいるみたいだった。60cm以上もある足を見ると、妹よりも大きいくて強いと分かってしまう。

チヒロ『アキラは、そこらへんでゴロゴロしてていいよ。できたら呼ぶからね。』

僕は大きなソファーに座った。
午後8時。今日の午後4時くらいには、人生に終止符を打とうと思っていたのに、
今は死ぬことさえ忘れていた。これからは、幸せに生きていくこともできる。
ましてや、大好きなチヒロの家で・・・。






夕飯ができる前に、チヒロの母が帰ってきた。
390cm。チヒロとミヒロさんを見た後だとそうでもない大きさだった。
僕は、かつて住んでいた。チヒロの父が座っていたプールにある監視員用の椅子みたいな椅子に座った。
これでやっと高さが適切になる。
お皿を見ると、大きさが3倍くらい違う。
食べ始めると、チヒロたちはすごかった。
お代わりがあると言われても、僕には十分な量だった。


母『チヒロと一緒にお風呂に入りなさいよ。』

チヒロ・僕『え!?』・「え!?」

ミヒロ『昔は仲よく入っていたのよ。』

昔の記憶は今でもあるけども、
高校生になっている今、恥ずかしい。

チヒロ『分かったわ。入ってくる。』

チヒロは、立ち上がり、僕を抱っこした。
僕は抵抗するけども、意味がなく、そのまま風呂場に連れていかれる。






チヒロ『やっぱり、服を脱ぐのが恥ずかしいわ・・・。』

僕「僕は後にするよ。トイレに籠っていれば大丈夫さ。」

僕が出ようとしたとき、チヒロが、僕の腕を掴んだ。

チヒロ『やっぱり一緒に入ろう・・・。』

その可愛さに何も言い返せずに、一緒に入ることになった。

まずはお互いに下着姿になった。僕はパンツ一丁、彼女はブラとパンツ姿に。
一緒に脱ぐ方が恥ずかしいと思った僕は、彼女よりも先に脱いだ。

びっくりした彼女だが、恥ずかしそうに脱いだ。

僕「女の子らしい素敵な体だね。」

チヒロ『ありがとう。立派なチンチンだね。』

そう言って、浴室に入った。
チヒロは、まず僕の体を洗ってくれた。
大きなタオルで体の隅々まで。力の加減が上手く出来ていなくて、時々痛かったが、無事に終わった。

そして、チヒロからタオルを渡された。

チヒロ『これで背中を洗ってくれる?』

チヒロは床に座った。
大きな背中。僕の身長と同じくらいだ。
力いっぱい擦った。
大きな背骨は太い。そんなことを思って洗い終わった。

チヒロ『脇とかも・・・。』

腕を上げたチヒロ。背中だけだと思っていたのに。
でも、断る理由などなかったから洗った。
さらに、体の全面、首、足なども洗った。

チヒロが立ち上がると、僕の真上に立つようにした。

チヒロ『私はアキラのチンチンも洗ったの。だから私のも洗って。』

足を広げて僕が手の届きやすい場所まで腰を下げてくれた。
陰毛の生い茂っている女性器・・・。妹の拷問で見たことがあるがそれとはまた別。
プニプニしている。そして、お尻の谷間も洗った。
不可抗力で、勃起しているが、彼女から見えないように頑張った。

彼女が体を洗い流しているときに先に湯船に入った。
座ることができない深さ。150cmの深さはすごい。
彼女が入ってくると、深さが増える。

彼女は僕がおぼれないように、伸ばした足の上に乗せてくれた。
ここなら座れるし、彼女の胸が枕のようになる。

チヒロ『ねえ。アキラ。今までさんざん辛い思いをされ続けていたのに、助けることができなくてごめんね・・・。』

チヒロは突然、涙を流しそうな感じで言ってきた。

僕「ああ・・・。でも、チヒロが助けに来てくれた。あのとき助けに来てくれなかったら僕は、
  自殺しようと思っていたんだ。本当にありがとう。」

チヒロは僕が言い終わると、両腕で優しく抱きしまてくれた。
僕はその腕に手を乗せた。

チヒロ『小さいころからアキラが可愛くて、時には痛いことしちゃったけど、大好きだったの。
    ほかの誰よりも。』

チヒロは僕を持ち上げ、太ももの上に立たせた。目線は同じくらいになった。
そして、後頭部をもって、ゆっくりと顔に近づけると、口と口を合わせた。

感触がすごかったが、優しかった。
彼女は向きを変えたりしてさらに続けた。

チヒロ『プハッ。・・・。アキラはどう思っている?』

僕「僕も好きだよ。今まで思いを伝えられなかった・・・。お互いが好きだったんだね。」

僕とチヒロの熱い絆はいつまでも切れることはなかった。


おわり