低身長の僕は、小学生の時から虐められていて、
精神的に生きていくことが嫌になっていた。
虐めは、高校生にまでも続いた・・・。

高校生のある時、僕を助けてくれた同い年の女子がいた。それが今の妻である。
彼女は、身長が197cmととても大きく、知らない人はいないくらいだった。
僕がその時、148cmだったので、身長差は49cm。目の前に立つと、豊かな胸が少し上に見えるくらい。
いじめっ子を懲らしめた後から僕と彼女に絆ができていった。

大学も偶然進む道が一緒で、毎日2人で通った。
周りからは、身長差カップルと呼ばれていたが、彼女が睨むとそう言った人は、目線をそむける。





そして今・・・
彼女と僕は結婚し、1人の娘を神様から授かった。






ゴロウ・・・僕。身長150cm。体重43㎏。妻にはゴロちゃんと呼ばれて、娘には、パパと呼ばれている。
      
サクラ・・・妻。身長200cm。体重80kg。力では家族で一番。モデルの仕事をしている。

カエデ・・・娘。大学生。身長210cm。体重92kg。とても美しく多くの男子からの告白を断っている。
 










休日の朝。


サクラ『ゴロちゃん!朝よ~。』

夜更かししていて十分な睡眠がとれていない僕をいつものように起こしてくる妻。
僕を抱き上げて、上下に動かす。

僕「や、やめてくれ~。」

サクラ『じゃあ起きなさいよ~。上に乗っちゃうぞ!』

サクラが僕の上に乗れば何もできない。潰れるくらい痛い。だから僕はその言葉ですぐに目覚める。

サクラ『朝ごはん。みんなで食べましょう。』

僕を床に下して、僕は彼女の後を追う。
一歩が違うので僕は少し早歩き。

リビングに入ると僕に飛び込んでくる娘がいた。

カエデ『パパ!おはよう!!!』

僕を抱き上げ、「高い高い」をする。
その高さは2m後半。床までの距離がとっても遠く感じる。
その後、僕を膝に乗せて一緒に朝ごはんを食べる。

サクラ『私の夫なのに、カエちゃんが独り占めなんて・・・。』

向かい側に座る妻が言う。

カエデ『私のたった一人のパパなんだもん。いいじゃん!』

カエデの膝の上に座ると、ちょうどカエデの胸が僕に圧し掛かる。
Jカップと言っても、カエデの身長からすると小さい。それでも僕から見れば大きく感じる。

カエデは、僕をまるで赤ちゃんのように扱う。

カエデ『パパ、あーんして。』

カエデ用に作られた大きなお箸が摘まんでいるのは、大量のご飯。
それを仕方なく口に入れる。
大きく口を開いても入りきらないのがいつもの事。





休日のお昼。

いつもどおり、近くのスーパーに行く。
店員もお客さんもいつも通りびっくりする。
巨人の2人とペットのような僕。
カエデが僕を抱っこしているが、もう慣れた。

サクラ『いろんなものを買ってくるから待ってて。』

僕とカエデは、返事をして入り口の近くで待つことにした。
そして、いつものことながらマスコミや週刊の人が来るたびに、インタビューや写真を撮る。

カエデは、ピースをして写真に写るが僕はそっぽを向きながらカエデに抱っこされている。
そして、妻が来ると、野次馬も含めてどこかに消える。妻が怒るからだ。

カエデは家に着くまで僕をずっと抱っこしている。
妻は、大量の食糧などを軽々持って、時々カエデに話したりして家に向かう・・・。







休日の夜。

通常の3倍くらいの夕飯の量を軽々食べてしまう2人。
僕なんか通常の2分の1程度しか食べれていない。

夕飯が終わると、みんなでお風呂に。

僕の服はカエデが脱がせる。

巨大な浴室。2人の巨人が入れるように設計されている。

カエデ『さぁパパ。私が洗ってあげるね。』

サクラ『いや、今日は私が洗う番でしょ!』

2人の間で口げんかが起きる。
僕はその間ひっそりと自分で体を洗いたいのでが、2人が僕をがっしりと掴んでいるので逃げられない。

僕「2人で一緒に洗えばいいじゃないか。」

僕の一言で争いが収まる。
2人は僕を絶たせたまま挟むように膝立ちし、大きな手で僕の体をきれいにする。
2人がお互いに、もっと近づいて体を洗いたいために、だんだんと近づいてくる。
気が付けば、2人の胸に挟まれている。

カエデ『ちょっとママ!近づきすぎ!』

サクラ『カエちゃんこそ!』

2人は、僕のことを忘れて、喧嘩を始める。
胸に隙間ができる時を見計らって僕は抜け出し、僕専用の小さなシャワーで体を流す。

争いはしばらくすると収まる。
2人は自分で体を洗い、その間に僕は、湯船に浮いて待ってる。

2人が入ってくると、大波に襲われるように、僕の体はコントロールできなくなる。
そしていつも僕の体をキャッチしてくれるのは、妻のサクラだった。
優しく抱いてくれる。

サクラ『いつもながら、私たちの裸を見ると、勃起しちゃうのね。』

カエデ『パパは男なんだから仕方ないでしょ!!』

カエデは妻から僕の体を取り、ギュッと抱く。

サクラ『ちょっと!妻である私が抱くのよ!返しなさい!』

再び妻に抱かれたと思うと、

カエデ『パパは私の体の方がいいの!!』

カエデに抱かれる。
これの繰り返しである。僕は疲れてきて、気が付けばのぼせている。

いつもながらゆっくりと入れない入浴である。








休日のベット。

やっと寝ることができる。
と、思っても、3人で寝る。
2人は、僕と違って、パンツ一丁で寝るのだ。
僕を挟むように寝ているので左右見ても巨大な女の体がある。

サクラ『ゴロちゃんは、今日、私を抱き枕にしていいのよ。』

カエデ『パパは、私を抱き枕にするよね?』

2人は誘惑してくる。

僕「どっちも抱き枕にしないで寝る!」

僕は言い切って上を向いて寝ようとした。
そして、巨大な存在が左右から迫ってくるのが分かった。

そして、ギュッと・・・僕は2人に挟まれて抱かれた。カエデと妻は、お互いを抱くようにして。
いつも夜更かししてしまうのは、この二人で興奮しているからだ。
逃げたくても逃げれないが、大きな女の体に挟まれるのも悪くはない。



おわり