アイドルから慕われ、且つ結果を残し
どこから連れて来たのかアイドルを勧誘しまくる
◯◯プロのプロデューサーには歪んだ性癖があった。

それはアイドルが座っていたソファーの残り温度を感じながら
床オナをするというものだった。

もちろんそんな姿など他人に見せられるものではなく、
細心の注意を払い鍵を閉め
今日も今日とてアイドルには内緒で床オナをするつもりだった…

「まさかプロデューサーさんがアイドルの体温を浅ましく貪って
床オナする人だったなんて流石のボクでも予想出来ませんでしたよ…!」

今高圧的に自分を罵っているのは◯◯プロ所属の売れっ子アイドル輿水幸子。
なんでもプレゼントに隠れて他のアイドルが帰った後驚かすつもりだったらしい。

けれども様子がおかしい事に気が付いて観察してみると…といった具合のようだ。

まさか輿水幸子にバレるとは…
徐々に冷めて行く体温に功を焦ったか!?とは思ってみるが
思ったところで過去に戻れるわけではなく、
ただ冷たい部屋で罵られ幸子による残酷な罰の宣告を待つのみの状況であった。

「でもまぁ?この事が事務所にバレて
クビになるのはボクも本意ではないですし…
慈悲深くも特別に黙っていてあげてもいいですよ!」

え、と俯き加減だった顔を上げるが
直後にプシュッと顔にスプレーをかけられる。

染みはしないが、頭がボンヤリ…視界がボヤけて…
目の前の幸子が…幸子が…

「これ、なんだか分かりますか?ちひろさんから貰ったものなのですが、
縮小薬という物らしいんです!凄いですよね!服も小さくなるんですよ!
本来これはか弱いボクみたいなアイドルを守る為の防犯用らしいのですが…
今回はおしおきに使わせて貰います!」

と、だんだんと巨大に感じる幸子にピンと指で胸を押される。

ただでさえ頭も体もフラフラの状態で少しでも押されてしまえば
それさも当然の様にへたと尻餅をついてしまう。
さっきまで自分の腰ほどの大きさだった幸子は
指で倒される時は同じ目線だった…今はどのくらいだろう?


このままだといくらでも小さくなりそうだと
少しでも目線を稼ぐかの様に立ち上がり背比べをしようとするが…
バランスを崩しよろけて思わず幸子のスカートに掴まってしまう。

それが子供が母親のスカートを握っているようで恥ずかしかった。

「あぁ!可愛いですねプロデューサーさん!
まるで子供の様ですよ!でもそんな小さい子供は居ませんね!
気付いていますか?プロデューサーさんは今、
ボクの膝にも満たないほどの大きさなんですよ!」

言われた通りだ、子供と言うにもおこがましい。
今や自分の身長は幸子の膝にも届かない。
乳幼児よりも小さいのではないか?
そんな疑問も未だ小さくなる身体と共に縮んで行く。
突然ヒョイっと幸子に持ち上げられた。

「見てください!縮小は止まりましたけど手の平に乗っちゃいましたね!」
「や、やめてくれ!」
「ダメですよプロデューサーさん。これはシツケの為のお仕置きです。
そうですね…やっぱりお仕置きなら屈服させる事が必要でしょうか…
そうだ!プロデューサーさん、ちょっと指に掴まってみてください」

幸子のもう片方の手の指が手の平に置かれた。
この身長差だ…言う事を聞かなければどうなるか分かったものではない。
諦めて指にしがみ付くが…こちらにとってはビル何十階もあるような高さの中、
流石に立つわけにはいかず幸子と向かい合う感じに跨り全体で掴まった。

幸子の指は普段は女の子の指は
小さいくらいにしか意識してなかったが、
巨大になった幸子のここ間近で見ると
ちゃんと爪は手入れされており
肌はきめ細かく皮膚を触ると温もりが感じられる。

ふと重力がかかる感触を受け、幸子の面前まで持ってこられる。
その迫力に体がさらに縮こまってしまいそうだ。

「それではですね、プロデューサーさん。
そこでさっきやったみたいに床オナをしてみてください」

「………え?」

「床オナですよ床オナ!もう、可愛いボクに二度も三度も言わせないでください!
お仕置きですからね、これが出来れば寛大にもボクは許してあげますよ」

本当に…ここでやるのか?と目配せをするが
それが反抗の目に見えたか、ただ弄びたいだけなのか
自分が跨いでいる指を揺ら揺らと揺らし落下の恐怖を煽って来る。

「わ、分かった!やる!やるから!」

クスクス上から降りかかる囁き声に包まれながら
とうとう幸子の指で床オナ決行を決意する。

ズボンとパンツをずらし幸子の指に思うままに掴まり腰を上下に打ち付ける。
いつもの様に、いつもの床オナの様に。

ただ床ではない幸子の指は押せば押すほど食い込むし
体温も直に感じる事ができる…なにより大きな幸子の指に跨っているという
異常な状況が更に情欲を掻き立てた。

もっと楽しみたい…もっと幸子に溺れたい…
クニュクニュと股間を押し付けながら幸子の指を性欲の捌け口として貪って行く。

「気持ち良いですか?年下の指で床オナする気分はどうですか?
出しちゃっても構いませんよ!どうせ一舐め程度ですからね!」

自分にはこんなマゾ気質があったのかと思うほど
幸子の指で床オナをしながら聞く罵声は身体にゾクゾクと響く。
もう、幸子の物になっていい…この時が終わらないでほしいと思いながらも
終わりはすぐに訪れた。

幸子がもっと近くで見ようと、
ちょっと指を上げた時の重力が身体全体にのしかかり
その時の衝撃で射精してしまったのだ。

「え…?もしかしてもう射精してしまったんですか?プロデューサーさん。
ま、まぁこんな可愛いボクの指ならこんなに早く出しちゃうのも仕方無いですね!」

まだまだ悪戯足りない顔をしながら幸子はそう呟く、
これで許してくれるだろうか…と甘い考えがよぎったが
幸子が満足しない限りそんなことはなかったようだ。

「あれ?プロデューサーさん、動きが止まってますよ?
仕方無いですねぇ…特別にボクが手伝ってあげます」

手伝うって…?と思った顔で幸子を見ると
何やらクチュクチュと口の中で何かをしている…
と思いきや口の中で溜めた唾液を幸子の指の付け根から流し込んで来た!

前からは唾液、後ろは断崖絶壁、
自分に出来ることはせいぜい顔を伏せ流れてくる唾液から耐えることだけだった。

触れた第一印象は生温く、粘着力が高い液体という感じだ、

けれども身体が包まれて行くうちに
唾液は甘くとろけそうな香りを発し、
唾液は円滑油の如く身体の隅々に行き渡り緩やかに摩擦を奪って行く。

酸欠でクラクラして来る、
このまま唾液でズリ落ちて幸子の指の先端から
落ちてしまうのではないかという危機感が頭の警鐘を鳴らすが
唾液の甘い香りでその危機感も薄まってしまう。

そんな時だった幸子が指で身体を押して来たのは。

「不甲斐無いプロデューサーさんに代わってボクが動かしてあげますね」

幸子がぐっちゅぐっちゅと唾液を擦り込むように指と唾液の間の自分を動かして行く。
最初は緩くただその場で上下する動きだけだったが、
滑りがよくなるとだんだんその上下の動きも増して来る。

対して自分はというと最早自力で動く事は叶わず
ただ落ちないようにと自分の体を支えて快楽に浸っているだけだった。

さっき1回出したにもかかわらず、
2回目の射精はすぐに訪れた。
けれどもそれを知ってか知らずか幸子の攻めは延々と続いて行く。

あぁ…ごめん…悪かった…許してくれ…助けてくれ…と
声に出そうとするが唾液に阻まれ上手く声が出せない。

上下からの幸子の指の温もりはいつもの床オナとは比べ物にならないほど
心地良いがそれと同時に自分の人間性を奪って行く、意識もだんだん薄らいで行く。

「まだまだ終わりませんよプロデューサーさん」

そう加虐的な笑顔を見せる幸子に自分は更に心酔して行くのだった。



数日後、そこには例の夜の事など
何の気にも留めていない輿水幸子の姿があった。

自分の身体は元に戻され床オナしてた事も
約束として2人だけの秘密となった。

関係は特に異常無し、会話もいつも通り。
もしかしたら自分は本当にただのオモチャの様な扱いで
幸子のイタズラの欲求を満たすためだけに弄ばれただけなのではないか、
そんな事を考えると悔しさと同時に被虐欲が込み上げてくる。


ただ違う所がある。
幸子はあれから指輪をして来るようになったのだ。

宝石ではない、何の変哲も無いただの金属の指輪。
だけど自分にはそれが…