【FANBOXサンプル】異世界に飛ばされた8人の男子生徒達が、自分たちより遥かに身体の大きいスライム娘に捕食・吸収されたり、ギャルJKフットサキュバスの足ペットにさせられたりしちゃう話。

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本文:約11万文字
AI挿絵:14枚

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「ん……ここは……」

柔らかな草がびっしりと敷き詰められた地面の上に寝転んでいた男子中学生の少年は、意識を覚醒させると同時にゆっくりと目蓋を開いた。

(僕は一体何をしていたんだろう? 確か今日も学校に行って……)

ぼんやりとした意識の中、彼は自分が何をしていたのかを思い出そうとしていた。
しかし、上手く頭が回っていないようでキョロキョロと辺りを見回すばかり。
そんな時だった。

「よぉ! やっと目覚めたか、ヒロ!」

聞き覚えのある声に名前を呼ばれて顔を向けるとそこには、クラスメイトで友人でもある少年の姿があった。

「いつつ……こ、ここは……?」

ヒロと呼ばれた少年は、身体を起こすと頭を抑えながら周囲を見渡した。
するとそこは薄暗い森の入り口であり、周りには自分と同じように地面に横になっている同級生達の姿が見受けられた。

「おーい、みんな起きろー」

その呼びかけに反応して次々に目を覚ますクラスメイト達。
彼らは皆一様に混乱している様子であったが、その中でも特に酷かったのは──。

「おい、リョウタ!! てめぇ!! なんで俺たちがこんな目に遭わなきゃなんねぇんだよ!!」
「そんなこと俺が知るかよ! ユウタ、だいたいお前はいつもいつも──」

ユウタと呼ばれた少し荒っぽい少年と、彼を諌めるのはリョウタと呼ばれる少し大人っぽい少年。
二人はお互いに睨み合い、今にも殴りかからん勢いで口論を開始する。
巨大な影が彼らに忍び寄っているとも知らずに──。

「ん……あれー……なんか喧嘩してんじゃん……」
「よわっちい者同士、小人は仲良くしないとダメでちゅよー♡ わるぅいスライムお姉ちゃんに捕まっちゃいまちゅよ〜♡」


挿絵 リリー01


「え……?」「あ……?」「は……?」「な、なんだあいつら……」「で、でかすぎる……」

「あはは♡ 魔物を見るのは初めてかなー?♡ 混乱しちゃってるみたいでちゅねー♡」
「まぁまぁ……無理もないって。こいつら、転送されてすぐだからまだ状況を飲み込めていないだろうからさ……なぁ? そうだろ? 君たち♡」


挿絵 マリー01


少年たちの目の前に現れた巨大な人型のシルエット。
それは彼らの背丈を優に超えるほどの大きさを持つ、艶やかな紫色と可愛らしいピンクの色をした女性型モンスター。
だが彼女らの身体は、ところどころが半透明になっており、向こう側の風景が透けて見えるようになっていて。
二匹は『スライム娘』と呼ばれる種族の魔物であった。

「ど、どうするよ……これ……」
「とりあえず逃げた方が良さそうだけど……」

ヒロの言葉に同意を示すように他の生徒達も頷く。
しかし、彼らが逃げ出そうとしたその時だった。

「はいはーい♡ 逃さないからね〜♡」

ピンクの巨大スライム娘が伸ばした手が、一人の男子生徒の足を掴む。
そしてそのままグイッと引き寄せられると、彼の身体は軽々と持ち上げられてしまった。

「うわわっ!?」
「こらっ♡ 暴れちゃダメでしょ〜♡」

必死に暴れる男子生徒だったが、抵抗虚しく宙吊り状態になってしまう。

「ふふふ……こっちも捕まえた……♡」

そう言って妖しく笑うのは紫色のスライム娘。
彼女は自らの手の中に収める形で、男子生徒の一人を握り込んでいた。

「ゆ、ユウタとリョウタが……!」
「お、俺じゃねぇぞ!? これはあのでっかいスライムの仕業だ!」
「そ、そうだぜ! そもそも俺たちは何もしてないじゃないか!」

仲間割れを始める残された生徒達。
そんな彼らに向かって、紫色のスライム娘が嗜虐的な笑みを浮かべてみせた。

「どうする〜?♡ 君たちのお仲間が捕まっちゃったけど……♡ このまま見殺しにしちゃうのかな……?♡」

その言葉にハッとして振り返る生徒一同。
するとそこには、全身を粘液まみれにされながら悶えているユウタとリョウタの姿があった。

「うぁあっ……く、くそっ……! 離せぇえええっ!!」
「うぅうっ……!! か、身体が……沈んでいくぅううぅぅ! 助けて!! たすけっっ! わっぷ!!」

「こ、こんなの……」
「無理だ……」

残された彼らを包み込んだのは絶望。
二匹の巨大なスライム娘相手に、リョウタとユウタを助けるなどという気すら起きないほどの恐怖に支配されていて──。

「に、逃げろ……」
「「「うわぁぁぁぁぁ!!!」」」

「ま、まって!! おい!! お前ら!!」
「んぶっっ!! んぶぶっっ!! ぷはぁ!! た、たすけてっっ!!」

スライム娘に囚われた二人を差し置き、ヒロ達残された少年らは蜘蛛の子を散らすように逃げ出してしまった。

「クソ……お前ら……待てよ……助けてくれよぉ……!!」
「あ……あぁ……」

「クスクス♡ 仲間割れしちゃったのかなー?♡ 置いてかれてかわいそー……♡」
「喧嘩なんかしてるから見捨てられちゃうんでちゅよ〜♡ 二人とも悪い子でちゅね〜♡」

「これはお仕置きが必要……かな♡」
「そうでちゅね〜♡ 私たちから逃げようとした罰を与えないといけまちぇんね〜♡」

ニヤニヤと笑う二人のスライム娘。
彼女たちはそれぞれ捕らえた獲物を見せつけるようにして、巣へと持ち帰っていくのだった。

「ひっ……や、やめろぉおおおぉぉおおぉっ!!!」
「ひ、ひぃいいいっ!!! お、俺たちが悪かったから許してくれぇっ!」

………
……




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校舎に近づいた男子中学生達。
それは自分たちが普段通う学校と似ていたのだが、一つだけ全く異なる箇所があった。

「な、なんだこれ……」「で、でっか……」

それはあまりに大きすぎた。
自分たちのよく見る学校の10倍? いや、20倍?
ともかく、とてつもなく巨大な建造物だったのだ。
となれば、当然小人サイズの彼らに登れる階段なんてあるはずがないのだが──。

「『小人さん専用入り口♡』か……」
「『♡小人さん大歓迎♡』、『おいでませ小人様♡』……」

元々の建物の大きさに対して相当に小さいが、ちょうど自分たちのサイズの入り口……。
そこにはピンクやパープル、色鮮やかな赤色といった多種多様の妖しげなハートマークの装飾が施された看板。
人間大サイズのキスマークまでついているではないか。
それを見た男子中学生達のテンションが上がるのは必然だった。

「な、なぁ……」
「あぁ……」
「ここって女子校なのか……?」
(もしかして女の子のおっぱいとかお尻とか見られるんじゃ……)

「い、いや……どうかな……」
(でもなんか甘い匂いがするんだよな……)

「どうする……? 入ってみる……?」
(なんかドキドキしてきたかも……)

「そ、そうだな……ずっと外にいるのも、な?」
(早く入りてぇ……!)

「そ、そうだよなっ!?」
(はやく中に入って……!)

欲望を抑えきれない様子の男子中学生達。
彼らの視線の先には怪しげな入り口の向こうにある巨大な校舎。
ただの学校のはずなのに、なぜだかとてもエロティックな雰囲気を漂わせている。
併せて、入り口から『むわり♡』と漂ってくる甘い匂い。
彼らの判断力を狂わせるには十分なほどの濃密さ。
もはや我慢などできるはずもない。

「お、俺先行くわ!!」
「あ、ずるいぞ!!」
「俺も入る!!」

我先にと駆け出す男子中学生達。
だが、一人だけ……。
ヒロだけは、冷静にこの状況を分析する余裕が残っていたようだった。

(これは罠だ……)

彼は心の中でそう思った。
こんな見え透いた入り口、明らかに怪しい。
きっとこの世界の巨大な生き物が作ったもので、入ったら最後、餌食になってしまうに違いない。
それが分かっていながらも、本能に逆らえず、ついふらふらと引き寄せられてしまうほどの魅力を放つピンク色の入口。
そこから漂う匂いに誘われるようにして歩みを進める男子中学生達。
理性よりも好奇心の方が勝ってしまったのだろう。
彼らがもう少し冷静であったなら、思いとどまって引き返すことができたかもしれない。
こうして彼らは甘い匂いに誘われるがままに、『♡小人さん大歓迎♡』と書かれた看板をくぐり抜け、学園の敷地内へと侵入してしまったのである。

******

「あっ♡ きたきた~……♡ 今日異世界から転送されてきた小人ちゃんたち、入り口まできたみたいだよー♡」
「ふふっ……♡ ほんとだー♡」
「わぁ〜……♡ もうみんな可愛い顔してるぅ〜……♡」

教室の一室で談笑していた彼女達は、一斉に立ち上がり、窓の方へと向かう。
その視線の先ではたくさんの少年達が集まっていた。
皆一様に息を荒げており、興奮しているのが見て取れる。

「なんか悩んでるみたいだね〜♡」
「そりゃあんなクッソ怪しいデザインの看板があったら悩むでしょ♡♡」

「まぁ確かにね〜♡ 私達からすれば、なんでこんなとこに入っちゃうかな〜って感じだけど〜♡」
「ねー♡」
「ってかあれデザインしたの誰よ~。まじでセンスないんだけどぉ~」
「あははっ♡♡ あ、ほらっ♡♡ 見てよ♡ めちゃくちゃ悩んでるんだけど~♡」

窓から身を乗り出して下を覗き込めば、小さな男の子たちの集団がまじまじと看板を見つめていた。
その表情からは緊張している様子が窺える。

「うわーっ♡♡ 虫みたいにちっちゃいねー♡♡♡」
「ってかなかなか入ってこなくない? やっぱりあの看板のせいだって……♡」
「あーはいはい、責任取ればいいんでしょ? わかったわかった、私があの子達を中に招き入れてみせるから……♡」


挿絵 アカネ01


少し気だるそうに立ち上がった一人のサキュバスが、鮮やかなブロンドヘアーを靡かせて、窓のそばに設置されたチューブを手に取った。
そしてそのまま口元へ持っていき、大きく息を吸い込む。

「はぁぁぁぁぁ……♡♡♡」

サキュバスの口から湧き出した甘く蕩けるような吐息が、チューブの先に繋がった小人専用入り口付近の空気を桃色に染め上げる。
それを吸い込んだ小人達は瞬く間にトロンとした表情になり、ぼーっと立ち尽くすばかり。

「はぁぁぁぁぁぁ……♡♡♡」

そんな彼らに向かって、まるで手招きするかのように優しく息を吐き出すと、小人達はフラフラと吸い込まれるようにあからさまに怪しい入り口の看板をくぐって中に入っていくのであった。

「はーい♡ いっちょあがり……♡」

ハンカチを取り出し、チューブについた桃色の口紅を拭き取りながら、満足げに笑う金髪のサキュバス。
彼女は名をアカネといい、この学園の生徒の一人だ。
彼女はたった今、自らの吐息によって男子生徒達を自分のテリトリーに誘い込み、快楽によって魅了し、虜にしたのだ。
しかしそれは彼女にとってごく日常的な行為であり、何も特別なことではなかった。

「ほんとアカネはデザインセンス皆無だよねー♡」
「はぁ? なんでよ!」

「だってさー? いっつもエッチなデザインばっかりじゃん♡」
「別にいーじゃーん♡♡♡ どうせ私のフェロモン嗅いだらみーんなバカになっちゃうんだからさぁ~?♡♡♡」

「ま、そーなんだけどね~♡ それにしても小人の入り口にチューブを繋げちゃうなんて発想はなかったわ~♡ そこだけは認めてあげる♡」
「ちょっと面白そうだからやってみただけなんだけどねぇ~♡ っていうか私的にはもっとこう……えちえちでぇ……♡ 刺激的なものを作りたかったんだよねぇ~♡」

「とか言って本当は単に自分が気持ちよくなりたいだけだったりしてぇ……♡」
「あはっ……バレちゃったぁ……?♡」

「もー、ほんとアカネってば四六時中エッチなことしか考えてないじゃーん♡ 今だってあんたのパンストの中に何匹の小人が入ってんの?♡ ちょっと見せてみてよ♡」
「何匹だったかな……ちょっと数えて見てよ……はい、これー♡」

そう言ってアカネが黒のパンスト足を持ち上げると、その中で蠢く小人達。
薄いパンスト生地が『ぴっちり♡』と締め付け、アカネは彼らを自らの足裏へと磔にしていたのだ。
小人たちは必死に逃げ出そうとするものの、狭い空間に閉じ込められているため、上手く身動きが取れず、ただもぞもぞと動くことしかできないようだ。
そんな哀れな姿を見てニヤニヤと笑う女子生徒達。

「1、2、3……5匹〜!? 5匹も足の裏で小人飼ってんの〜!?」
「うっそマジで……?♡ ってか、アカネの足って結構臭くね?♡ 小人くん、そんな臭い足に捕まっちゃってるの可哀想すぎるんですけどぉ~♡♡♡」
「えー、そうかな……?♡ そんなことないと思うけどなぁ……♡ むしろ私はいい匂いだと思ってるけどなぁ……♡♡♡」

「うわぁ……♡♡ マジモンの変態じゃん……♡♡♡」
「だってほら、こうやって反対の足の裏を近づけて……♡ 擦り合わせてあげれば……♡ すりすりすり〜♡」

アカネの足裏に囚われた小人達に迫るもう片方の足の裏。
そちらには小人がいないものの、サラサラなストッキングに包まれた足裏は程よく蒸れて湿っており、汗と混じって何とも言えない淫靡な香りを放っていた。

「う、うわぁぁぁ……!」
「こ、こっちに来るなぁぁぁぁ!」
「ひぃぃぃっ!」
「あ、ああ……♡♡♡」

ずりずりずり……♡♡♡ ずりずりずり……♡♡♡

「あ"あ"あ"あぁぁぁぁ♡♡♡」
「んひぃぃぃぃ♡♡♡」
「やめっっ♡♡♡ もう出ない♡♡♡ 出ないから♡♡♡」

ぶびゅるるるるるぅぅぅ♡♡♡

彼らを擦り上げる巨大な黒色の肉壁。
アカネのパンスト足に捕まってしまった彼らはなす術もなく精液を搾られていくしかないのである。

むにゅむにゅむにゅぅぅぅぅ♡♡♡
ぎゅっ♡♡
ぎゅうううううぅぅぅぅぅっっっ♡♡♡

「やっっ♡♡♡ アカネ様ぁぁぁ♡♡♡」
「お許しを♡♡♡ お慈悲をぉぉぉ♡♡♡」
「あぁ、だめだ♡♡♡ この臭い♡♡♡ 強制的に……♡♡♡ う"あ"っっ♡♡♡」

ぶびゅるるるるるぅぅぅぅ♡♡♡

「ね?♡ 面白いでしょ?♡」

がぱぁ……♡

アカネは擦り合わせていた足を再び開いてみせた。

「うっわ……♡ こいつらアカネのくっさい足に擦られただけでイっちゃってるよ……♡ どいつもこいつもビクビクしちゃってさぁ……♡」
「しかもすっごい濃い匂いしてるしぃ〜……♡ アカネが足の裏擦り合わせてた時、足の隙間からなんか悲鳴みたいな声聞こえたしぃ〜……♡」

哀れにもアカネの足裏に捕らえられた小人達は、磔にされている向きによって各々違った感触で精を搾り取られたのだ。
足の裏に抱きつくように磔にされたあるものは、アカネの『むちむち♡』足裏肉に股間を押し付ける形になり、背後を巨大な足に押し潰され、逃げ場のない状態で強烈な快感を与えられながら果てていった。
またあるものは反対に、背中を柔らかい足裏肉に包み込まれながら、前方から迫ってくる『サラサラ♡』パンスト足裏で全身を擦り上げられ、恍惚とした表情で果ててしまった。
そこへ蒸れた足臭……アカネの強烈なフェロモンが彼らの性欲を刺激する。
芳醇な甘い香りが脳を蕩けさせ、『ぴゅっぴゅ♡』と何度も精液を放出することを強要してくるのだ。

ズラれる足は違えども彼らには共通する点があった。

結局のところどうであれ、股間からはみな一様に。
精液を垂れ流し、快楽に飲まれた蕩け切った顔でうわごとのように「アカネ様♡♡♡」と呟きながら絶頂を繰り返す。
射精人形にされていたのだ。

「うっわ……♡ こいつら完全にアカネに魅了されてんじゃん……♡」

小人達の痴態を見せつけられて、感心するように呟いたのはサナエ。
ピンクのボブヘア。
着崩した制服のスカートはベリーショート。
そこから覗く太ももは真っ白で眩しく、黒のハイソックスとのコントラストが美しい。


挿絵 サナエ01


可愛らしい見た目とは裏腹に、性格はかなりのドS。
アカネのように、フットサキュバスは自らの靴下やタイツ、パンストといった脚に着用する下着の中に小人を飼っていることが多いのだが。
先日も捕らえた小人をついつい搾り殺してしまったサナエの現在手持ちの小人はゼロ。
小人の精を足で吸収するアカネを羨むように眺めることしかできなかった。

「でしょでしょー?♡ 調教の甲斐あってさ〜♡ この子達、ちょっと足ですりすりしただけで、あっという間にイッちゃくんだよね〜♡ だから、今この子達の股間は大変なことになってると思うよ♡ 足の裏からあまぁい精液の味、感じるもん……♡ 舐めてみる?♡」
「うわ、ちょ、そんなに足を近づけないでよ♡ あたしはあんたの足の臭い嗅いで発情する趣味はないんだからさ〜……♡ ってかあんたなんでそんな嬉しそうなわけ?♡ やっぱアカネってガチでヤバい奴だったんだぁ~♡♡♡ 私なら一瞬で搾り殺して吸収しちゃうんだけど〜♡」

「えへへ~♡ だって小人っていっぱい気持ちよくさせた方が、おいしい精液出すようになるってリサ先生言ってたじゃん……♡」
「へー、アカネって意外と授業真面目に聞いてたんだ♡」

「当たり前じゃん♡ だって私は先生のこと大好きだし、尊敬してるし?♡♡♡ それにほら、小人って可愛いじゃん?」
「あはは~♡ 小人大好きとかマジで終わってる~♡ こいつらなんてただの餌でしょ♡」

「え〜、サナエちゃんも試してみなよー♡ さっき入ってきた小人達で……♡ サナエちゃんのおみ足でメロメロにしてあげたら絶対楽しいよぉ……?♡♡♡」
「え……えぇ……?♡」
「へー、面白そうじゃん〜♡ サナエ、やってみなよ〜?♡」

「えー、ヒナまでそんなこと言うのー?」
「だって、サナエ、もう非常食ないんでしょ〜?♡ だったら、次は優しく長持ちさせてあげなきゃ〜♡」

少し間延びした声がおっとりとした印象を抱かせる。
ヒナと呼ばれた彼女は、サキュバスらしからぬ清楚な黒髪をポニーテールにまとめており、その整った顔立ちは見るものを虜にする魅力を放っていた。
そんな彼女の服装は白のシャツに、深くて長い谷間の胸元には可愛らしい赤いリボン。
全体的にいいところのお嬢様のような雰囲気を漂わせている。


挿絵 ヒナ01


そんな彼女は一見すると大人しそうな少女に見えるが、その正体はとんでもない変態であった。
というのも、彼女は夏場でも構わずタイツを連履きしており、常に蒸れた足の先からは濃厚な匂いが漂ってくるのだ。
さらに言うと、彼女自身も極度の臭いフェチであり、小人を捕らえてはその臭いを嗅がせ、反応を楽しんでいるという性癖の持ち主なのだ。
彼女に目をつけられた小人達の末路は、毎度悲惨なものとなっていた。
現に今この時も、彼女の爪先に捕らえられた一匹の小人が、蒸れたタイツの中で足の臭いを直接嗅がされながら絶頂を迎えていたところだ。

「んほぉぉおぉぉぉぉ♡♡♡」

ぶびゅるるるぅぅ♡♡♡

「あれぇ〜?♡ もうイっちゃったんですかぁ〜?♡ 相変わらず早漏さんですねぇ〜♡ でもぉ〜♡ どれだけイッても〜♡ 絶対に逃がしてあげませんよ〜?♡ ほらほらぁ〜♡ もっと私のくっさい足にしがみついてくださいよぉ〜♡ ほぉらぁ〜♡ すりすりすりぃ〜♡♡♡」

むにゅむにゅむにゅぅぅ♡♡♡
ずりずりずりずりぃぃ♡♡♡
ぶびゅるるるぅぅ♡♡♡

「あ"あ"あ"あ"あぁぁぁ……♡♡♡」

普段は温厚な性格をしているヒナだが、調教となれば話は別だ。
彼女に捕まった小人は、彼女が満足するまで延々と足の臭いを嗅がされて、徹底的に上下関係を刷り込まれるのだ。

「あははっ♡ ヒナちゃん、容赦なさすぎ♡ 絶対私より楽しんでるよ♡」
「えー、そんなことないって~♡ 5匹も小人さんを足の裏に監禁しちゃってるアカネには言われたくないな〜♡」
「あたしからしたら、あんたらは2人とも鬼畜だよ……♡」

ピンク色のボブヘアのJK、サナエと。
黒のポニーテールのJK、ヒナ。
それに、金髪のミドルヘアのギャルJKアカネが加わって、フットサキュバス達は女子トークに花を咲かせるのであった──。

………
……



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「くそっ……なんなんだよっ……!!」

ヒナとかいう女の凄まじい臭いを放つ足の下からやっと解放されたかと思うと、足の指で摘まれて放り投げられてしまった。
硬い地面に打ち付けられて全身が痛むものの、やっと訪れたチャンスに彼は安堵していた。

(今のうちに……!)

あの化け物が近くにいないうちに早くここから立ち去ろう……そう考えていた矢先のことだった。

「……へぇー、意外とかわいい顔してるじゃん?♡」

突然背後から声をかけられて、ビクッと体が震える。
恐る恐る振り返るとそこには……。


挿絵 サナエ02



「なっ……!!??」

黒のハイソックスから伸びた脚。
瑞々しく、『パンッ♡』と張った太もも。
教室の明かりを浴びて真珠のように輝く肌は眩しく。
『たぷんっ♡』と音がなりそうなほど、たわわに実った胸が、彼女のなんでもない仕草一つで揺れ動く。
こちらを覗くパープルの瞳は透き通っていて。
控えめに言っても可愛すぎる、ピンクのボブヘアーの女がこちらを見下ろしていた。

「あっ……あっ……あぁ……」

──逃げなきゃ。殺されるっ……!!

本能的に身の危険を感じ取った。
しかしそんな思考とは裏腹に身体は動かない。
女を見て恐怖で竦んでしまっているのだ。

だが、虫ケラの動揺などお構いなしと言わんばかりに、目の前の女は妖艶な笑みを浮かべ。
三日月のように歪んだ口をゆっくりと開いた。

「ねぇ……あんた名前はなんていうの……?♡」

甘ったるい声で名前を聞かれる。

「ぼっ、僕は……!!」

普段『俺』と言っている彼が、緊張のあまり思わず『僕』と口走った。
そんな様子をクスクスと笑いながら見ていたサナエだったが、次の瞬間その笑みが邪悪なものへと変わる。

「……ふーん♡ 『僕』かぁ〜♡ 私は名前を聞いたんだけどな〜……なんかムカつくなぁ〜♡」

ゾクリとするような声色に、ショウゴは思わず後ずさる。
今すぐにでも立ち上がって全速力で駆け出したいが、腰が抜けたように動けない。

尻餅をついたまま、ずりっ、ずりっと後退りするショウゴを嘲笑うかのように、サナエはゆっくりと足を伸ばしていく。

ゴゴゴゴゴ……♡♡♡

黒のハイソックスに包まれた2本の足が、こちらに向かってくる。
ガニ股になった女が、足を横向きにして何かを挟むようなポーズで伸ばしてくるのだ。
ショウゴの両サイドには、あっという間に足の裏の壁が出来上がっていた。

「うあ……あぁぁ……く、くそっっ……!」

力を振り絞って懸命に立ち上がろうとするが、やはり上手く力が入らない。
そうこうしている間に、両サイドの足裏の壁はゆっくりと迫ってくる。

『ズズズズズ♡』と床を擦りながら、着実に距離を詰めてくる黒い壁は、まるで絶望の象徴のようだった。

「ふふ……♡ もう逃げられないね?♡」
「ひっっ、ひぃぃぃ……」

サナエはヒナの調教を思い出していた。
時間をかけてゆっくりと。
小人の恐怖をこれでもかと煽るようにじわじわと追い詰めて、最後は自分に祈りを捧げるように懇願させる。
ヒナが行っていたのはそんな調教だった。
サナエがいつも行う、無理やり射精させてあっという間に吸収してしまうといった単純なものではない。
じっくりと時間をかけ、絶望という味を少しずつ小人に植え付ける。
言わば、今までの捕食は特に料理もせずに行っていたようなもの。
今日、ヒナとアカネから料理するということをサナエは教えられ、今まさに実践しようとしていた。

どんな味なのか楽しみすぎて涎が出てくる。

「──私の足と力比べしよっか♡ 私が足を閉じるから、君は精一杯押し返してみてよ♡ もし足を押し返せたら君の勝ち♡ 君を解放してあげるよ♡」

──勝てるわけないだろ!!!

喉まで出かかったそんなセリフも、サナエに見つめられれば引っ込んでしまう。
それほどまでに彼女の瞳は妖しく輝いていたのだ。

「……ふふっ♡ もう諦めたの?♡ 男の子なのに?♡ 女の子の足にも勝てないんだ♡」

ニヤニヤと笑う彼女に見下ろされる。
完全に舐められている……そう思った瞬間、ショウゴの中で何かが弾けた気がした。

「……っざけんなよ!!!」

怒りに任せて思いっきり足に力を込める。
無理やり立ち上がったショウゴは、両足を開き、踏ん張るように身体を支え。
それに加えて両腕も横一直線に伸ばした。
突っ張り棒の要領で、この巨大な壁に立ち向かおうという心づもりだ。

「ぷっ……♡」

その様子を見ていたサナエが笑いを堪えきれず吹き出す。

「あははははっ!! あ〜おっかしい〜♡ それでどうにかなると思ってるの??♡ あはははははっ!!」

自分より遥かに体の小さな小人の必死の行動がツボに入ったのか、腹を抱えて笑うサナエに、ショウゴの腹の底にふつふつと怒りが湧いてくる。
彼もいわゆるやんちゃな男の子なのだ。
女にそこまで言われて黙ってはいられない。
いくら体のサイズが違いすぎるとはいえ、自分は男だ。

──女の足なんかに負けてたまるか!!

挟まれずに支えきってここから逃げ出してやる!

「何がおかしいんだ!! お前みたいな女の足になん──ふぎゅっっっ♡♡♡」

「はい、私の勝ち〜♡ おつかれ〜♡」
「ん"ん"ん"ん"っっ♡♡♡」

『ぐぱぁ♡』っと開いたサナエの足指が、ショウゴの全身を包み込むように閉じてしまった。
小人の細腕などものともせず、指先だけで軽々と包み込んだ彼女は、そのまま『グニグニ♡』と指を蠢かせる。

「『お前みたいな女の足』がなんだって?♡ 今君はその女の足どころか、もっと小さな足の指にすら負けてるんだよ?♡ それなのによくそんな大口が叩けたね?♡ もしかして私より強いつもりだったのかな?♡ それともただの強がりかな?♡ どっちにしろ……やっぱり小人って本当にバカだね〜♡」
「うぐっ……ぎぃ……やべろっ……離せぇ……♡♡」

クスクスと笑いながらもサナエは指の動きを一切緩めない。

「ほらほら♡ そんな弱っちい力で私に勝てるわけないじゃんか〜♡ もう終わり?♡ 諦めちゃうの?♡」

『ギュッ♡♡』とさらに締め付けを強くする。

「うっ……ぐうぅっ……♡」

圧倒的な体格差で挟み込まれたショウゴは、あまりの苦しさに顔を歪める。
『ミシミシ……♡』と音を立てて軋む骨の音が聞こえてくるようだった。

「ねぇ……もうギブアップしちゃう?♡ このまま潰されちゃってもいいの?♡ もし君がいい子になってギブアップできたら、いっぱい気持ちよくしてあげるよ……?♡」

サナエが甘い声色で囁いた。
しかしそれは悪魔の囁きであった。
快楽に負けてしまえば、他の4人のように吸収されてしまう。
そんなことはわかっていた。
だが、今の彼に抗う術はない。
このままでは窒息死するか、あるいは足指ですり潰されてしまうか……助かる可能性は万に一つもない。
ならばせめて少しでも時間を稼ぐことができるのならばと考えた彼は、あえて彼女の誘いに乗ることにした。

「んぶっっ♡ はぁっ♡ ぎ、ぎぶっっ♡♡ ……あっぷ♡♡ ん"っ♡」
「え〜?♡ なに言ってるのかわかんないな〜♡」

必死に訴えかけるショウゴだったが、その願いは届かず、彼の全身は徐々に押し潰されていく。

「あはっ♡ 爪先の中でピクピク震えちゃってる……♡ ほんと最高だよ〜♡ もうちょっとで死んじゃうかもしれないっていう恐怖と絶望が入り混じった感情……ゾクゾクしてくるなぁ〜♡」
「んぶぅ……むぐぅ……あふっ……♡♡」
(やばい……このままじゃほんとに殺されちまう……!!)

なんとかして脱出しようと試みるも、相変わらず身体はビクとも動かない。
全身の骨が軋みを上げて今にも折れてしまいそうだ。

「あ……そういえばまだ名乗ってなかったよね?♡ 私はサナエって言うの♡ よろしくね〜♡ 非力な小人さんっ♡」

自己紹介をしながら、サナエはクスクスと笑っていた。
小人を嫐るのが楽しくて仕方がないといった様子だ。
そのまま彼女は、足の指先を器用に動かしてショウゴを弄び始めた。

「んんっ!?♡♡♡ んん〜〜〜っ♡♡♡」
(ちょっ……♡ やめっ……♡♡♡)

「ねー、ギブアップしたんだよねぇ?♡ 私の足で気持ちよくされたくなっちゃったんだよねぇ?♡ いいよ?♡ じゃあ今からご褒美タイムね?♡」

サナエの足指がショウゴの全身を抱き込んだ。

「はいっ♡ 捕まえた〜♡」

背中から抱きしめられるような体勢になった彼は、完全に身動きが取れなくなってしまう。

「んむっ♡♡」

全身を圧迫される感覚に、思わず声が漏れ出る。
今まで味わったことのない感覚。
柔らかくて温かいハイソックス生地に包み込まれる安心感。
『ぐねぐね♡』と蠢いていたサナエの足指は、ほんのりと温かく、心地よいベッドとなってショウゴの背中を優しく受け止める。

「んっ……♡♡ ふぅ……♡♡ はぁ……♡♡」

──なんだこれ……気持ち良すぎる……♡♡

こんな状態で挟まれたら俺どうなっちゃうんだろう……♡♡

不安とは裏腹に高まる期待感。
ショウゴの身体は完全にサナエの右足裏の中に収まってしまっていた。
そしてついにその瞬間が訪れる。

「──耐えられると思ってる?♡ ……無駄だよ♡」

サナエはそのまま足をゆっくりと閉じていき、左足の指を使って彼を揉みほぐす。
ショウゴを掴んだ右足は固定したまま、左足を上下に動かしていく。

「んっっ♡♡♡ あひぃっ♡♡♡ ああぁっっっ♡♡♡」

一瞬で虜になってしまうような心地良さ。
波打つ足指が絶え間なく股間を擦る度に、快感が込み上げてくる。
身体がビクビク震えて止まらない。
もはや抵抗の意思など微塵も残っていなかった。
ただただ気持ち良くなりたいという欲望だけが頭の中を支配していた。

「あははっ♡ もうすっかり私の足にメロメロだね〜♡ どうせ潰されないように時間稼ぐぞ〜とかって思ってたんでしょ?♡ あてが外れたね〜♡ そもそも小人がフットサキュバスの足に擦られて耐えられるわけないじゃん♡ ほんとおバカさんなんだから〜♡ ま、そういうとこ嫌いじゃないけどさぁ〜♡ あははっ♡」

明確な意図を持ってサナエの足指がショウゴの股間をこねくり回す。

「うぁっ♡ それだめぇっ♡ あひっ♡ ああぁぁぁ♡♡♡」

──気持ちいい……♡♡ ダメなのに……こんなのされたらおかしくなるぅぅ♡♡♡

既に思考能力は失われており、ショウゴは完全に快楽に溺れてしまっていた。
その様子を見たサナエはニヤリと笑い、さらに強く抱きしめる。

「ふふっ♡ 私の足に包まれて幸せでしょ?♡ ほら、もっと素直になっていいんだよ?♡ そうすればもっともっと気持ちよくなれるから……ね?♡」

天から降り注ぐ甘い誘惑。
それはまるで天使のような優しい声色だった。
その声を耳にした途端、ショウゴの心には抗い難い衝動が生まれていた。
腰の奥から湧き上がる『ゾクゾク♡』とした思いをを止められない。
ちんちんはヒクヒク震え、キンタマが『きゅっ♡』と縮み上がった。
サナエの足指に甘く溶かされた反骨心は、あっさりと消え去り。
代わりに芽生えたのは、絶対的な服従心だ。

(ああっ♡ ダメだぁ……♡ なんでこんなにドキドキするんだよぉっ……♡)

そんな思いとは裏腹に、身体は勝手に動き始めていた。
腰をカクつかせながら、自分から足裏に身体を擦りつけていく。

「サナエ様っっ♡♡♡ サナエ様っっ♡♡♡」
(なんでぇ……♡♡ 止まらねぇ……♡♡)

「あらら〜?♡ 自分から腰ヘコヘコしちゃったんだ〜?♡ ほんっとどうしようもない変態だね〜♡」

サナエはショウゴを見下ろしながらクスクスと笑う。

「あぅっ♡♡ あああっっ♡♡♡」
(ち、違う……俺はそんなんじゃ……♡♡)

喉まで出かかった否定のセリフは全て甘い喘ぎ声に変換されてしまう。

「でもしょうがないよね〜♡ 君みたいな小人って女の子の足の裏よりも弱いんだもん♡ こうやってちょっとすりすりしてあげただけで……♡ 発情、止まんにゃぁ〜い♡ ちんちんおっきおっき♡ お股ムズムズしちゃってもう我慢できないよぉ〜♡ って感じでトロ顔晒しちゃうんだから♡」
「ん"っっ♡♡♡ あ"あ"っっ♡♡♡ うっっ♡♡♡ あ"っっ♡♡♡ そんなっっ♡♡♡」

「ん〜?♡ もうイッちゃうんでちゅか〜?♡ 早漏さんでちゅね〜♡」

サナエの足指によって全身を愛撫され続けたショウゴは既に限界を迎えようとしていた。

「ぴゅっぴゅっぴゅー♡ ぴゅっぴゅっぴゅー♡」
「んぐっっ♡♡ あ"あ"あ"っっっ♡♡♡ だ、だめっっ♡♡ それだめっっ♡♡♡ イクっっ♡♡♡ イグっっ♡♡♡」

ぶびゅるるるるるるるっっっっ♡♡♡ びゅるんっっ♡♡ びゅるんっっ♡♡♡ どびゅびゅびゅびゅっっ♡♡♡ どびゅっ♡♡ どぴゅっ♡♡♡ びゅっ♡♡♡ びゅっ♡♡♡

「あ"あ"あ"あ"あ"ぁぁぁ♡♡♡」

凄まじい勢いで吐き出される精液。

「あー……♡ おいし……♡ いつもより何倍も美味しいんだけど……♡♡♡」

恍惚とした表情を浮かべながらサナエは、爪先に付着した精液を吸収していく。
恐怖と快楽による支配をショウゴに与えたことで熟成された精液が、小人の小さな身体からあふれ出る。
それは今まで味わってきたどんな精液よりも濃厚で、芳醇な味わいをしていた。

「あぁ〜♡ 最っ高ぉ〜♡♡♡ 小人ザーメンおいしすぎでしょ……♡♡♡」

ショウゴの出した精液を一滴残らず吸い尽くしたサナエであったが、それでもなおサナエの足が止まることはなかった。

「まだ出せるよね〜?♡ だって君のおちんちんはまだこんなに元気だもん♡ もっともっと私の足にぴゅっぴゅしたいんだよね〜?♡ ほぉら、早く出せよ変態♡」
「あああっっっっ♡♡♡」

サナエの言葉責めに反応するように、ショウゴの身体がビクンっと跳ね上がる。
そして次の瞬間、再び大量の白濁液をぶちまけた。

「あははっ♡ また出たぁ〜♡ もう完全にマゾになっちゃってんじゃん♡ でもまだやめてあげないから♡ 全部出し切るまでこうやって、足でずっと撫で続けてあげるからね〜♡」
「んぎぃっ♡♡♡ あひぃぃぃ♡♡♡」

サナエはそう言い終わると、おもむろに携帯デバイスを取り出した。
この世界のスマートフォンである。

「〜〜〜♪」

鼻歌を歌いながら、リラックスした様子でネットサーフィンに興じるのだ。
もちろん爪先での小人愛撫も忘れない。
小人から時折漏れ出る精液をジュースにしながら、上機嫌で足を滑らせる──。

………

「さ、さなえ様っっ♡♡♡ ゆるして♡♡♡ ゆるして♡♡♡」
「もー、うるさいなぁ。動画見てるんだから少し静かにしてよね」

ぎゅむっっ♡♡♡

「ん"ん"ん"ん"♡♡♡」

………

「なんか出が悪くなってきたなー♡ ちょっと強く擦ったらまだ出るかも……♡」

しゅこっ♡ しゅこしゅこっ♡ しゅこっ♡ しゅこっ♡
ぐりゅんっっ♡♡♡

「お"お"お"お"っっっ♡♡♡」
「あっ♡ 出た出た♡ どんだけ飲んでも飽きないな〜♡ みんなが調教にハマって爪先に小人を飼ってるのも納得だよ〜♡」

………

──きもちいいいいぃっっっ♡♡♡ だめだぁ……♡♡♡ もうなにもかんがえられないいぃ……♡♡♡ きもちよすぎて……♡♡ もうどうでもいいや……♡♡♡

ショウゴはもう何も考えられなかった。
ただひたすらに快楽を求め、精を吐き出すだけの生き物になり果てていた。
そしてとうとうその時が訪れる──。

とぷんっっっ♡♡♡ どっぷんっっっ♡♡♡

「あっ♡ めっちゃ濃い〜の出たぁ……♡ これってもしかして……♡」
「サナエも小人の調教に目覚めたみたいねぇ〜♡」

「あっ、ヒナー♡ うん、めっちゃ楽しい♡ それに、調教して出させた精液、ほんとに美味しいんだ〜♡」
「でしょでしょぉ〜?♡ 調教、ハマっちゃうよね〜♡」

「うんうん♡」
「でさ〜♡ 最後に出たすっごく濃い精液なんだけど〜♡ さっき私が4人を調教した時と同じで、小人さんは最後に生命エネルギーを使って、極上の精液を提供してくれるんだ〜♡ これまで調教してくれたお礼って感じかな〜?♡」

──う、うそだっっ♡♡♡ それはお前たちが無理やりっっ♡♡♡

「へー、そうなんだー! 小人もいいとこあんじゃん♡」
「ね♡ ただの餌なのに、とことん私達の都合のいいようにできてるよねー♡ ……でね、その最後の濃厚な精液を出しちゃった小人さんは、残念ながらそれ以上精液を出せなくなっちゃうの〜♡ だからね、最後は感謝の気持ちを込めて、小人さん自身を吸収して私達の栄養にしてあげないといけないんだ〜♡」

──なっっ♡ そ、そんな勝手な……!

「ここまで美味しい精液を提供してくれたもんね♡ ありがとうー♡ って言って吸収してあげないと♡」
「うんうん〜♡ だから、サナエも今調教した小人を最後に吸収してあげよっか〜♡ きっといつもとは違った味わいがあると思うよ〜♡」

──い、いやっっ♡♡♡ そんなっっ♡♡♡ やめてっっ♡♡♡

「ふふっ♡ 楽しみ〜♡ それじゃあ爪先の中から出してあげて……♡」

──に、逃げなきゃ♡♡♡ 暴れなきゃ♡♡♡

「小人さん、ぐったりして動かないよ?♡ なんで?」
「生命エネルギー出し切っちゃったからね〜♡ 精液全部出した小人さんはお人形さんと一緒なんだ〜♡」

──嘘っっ♡♡♡ 違う♡♡♡ 生きてるっっ♡♡♡ まだ意識あるからっっ♡♡♡

「そうなんだ〜♡ だからこんなに静かなんだね♡ じゃあ小人さんをソックスのふくらはぎのところに……♡ えいっ♡」

パチンっ♡

「あはは♡ ソックスが小人さんの形に浮き上がってる♡ すごいすごーい♡」

サナエはショウゴの形がくっきりと浮かび上がったソックスを見て、嬉しそうにはしゃいでいた。
ショウゴはというと、既に意識が朦朧としており、自分が押し付けられた肌色の大地を虚な目で見つめていた。

──ああ……俺、死ぬのか……。
いやだ……死にたくない……助けて……誰か……♡

ぎゅっ♡

絶望に暮れた彼の背中にサナエの指先が優しく触れた。
『ギチギチ♡』に締め付けられたソックス越しに背中を押され、『むちむち♡』としたふくらはぎに全身が沈み込んでいく。
指先で『グリグリ♡』と踏み躙られれば、しなやかで強靭な指の力強さを背中に感じ、そのまま押し潰されていく感覚に身を委ねていく。
腰の辺りを『グッ♡』と押された瞬間、彼は今までの人生で一番の絶頂に達したのだった。
頭のてっぺんから足の先まで、全身くまなく包み込まれるような快楽に包まれる。
そうして、彼は体がどんどん蕩けていくような脱力感に浸りながら、意識を手放していくのだった──。


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「ぷはぁーっ♡ ごちそうさまでした♡」

恍惚とした表情を浮かべながら、サナエは満足げにお腹をさすった。

「どうだった〜?♡」

ヒナがサナエに話しかける。

「ほんっと最高!! 今までにこんな満足したことなかったよー!!♡♡♡」

頬に両手をあて、たまらないと言った様子でサナエは満面の笑みを浮かべた。
その一面だけ切り取って見れば、うら若きギャルJKがただただ無邪気に喜んでいるようにしか見えない。
だが実際のところ、彼女らは人間の精を貪り、命を弄ぶ邪悪な魔物なのだ。

その一部始終をトンネルの中から見ていたヒロ達3人は、お互いの顔を見合わせた。
誰も彼もが青ざめて、ただ茫然と立ち尽くすことしかできなかった。
そんな中、ムードメーカー的存在のマサが口を開く。

「な、なぁ……。ショウゴ達を追ってきたのはいいものの、気がつけばあいつら5人はあの巨大な女達に食べられてしまったってわけだ……。なら俺たちが取るべき行動は一つ……だよな? ヒロ?」
「う、うん……逃げるしかないね……なんでか知らないけど入り口にどデカい定規が置かれて安全が確保されてる間に……」

「「「よし……!」」」

3人は一斉に駆け出した。
元来た入り口……現在の出口。
廊下側に繋がる穴の方へ。
彼らは懸命に走った。
後ろから聞こえる巨大な女達の笑い声が恐ろしくてたまらなかった──。

「はぁ……はぁ……」

息が切れそうになったころ、ようやく出口が見えた。
まばゆく輝く外の光が差し込む穴から。
無防備にも。
彼らは同時に外へ飛び出した瞬間。

「や、やった……あっっ──」

突如現れた5本の肉の柱と肉の壁が、彼らの身体を完全に覆い尽くし──。

ぎゅむっっ♡♡♡

あっという間に包み込まれてしまった。

「あははっ♡ みんな捕まえちゃった〜♡」

女の笑い声と共に、3人は巨大な手の中にすっぽりと収められてしまったのだ。

「う、うわっっ!!」「くそっっっ!!」「なんだこれ……!」

3人は閉じられた指を押し返そうと必死に力を込めるも、まるでビクともしない。
むしろ抵抗すればするほど、何度も指が締め付けてくるのだ。

ぎゅっ♡ ぎゅっ♡ ぎゅっ♡

「あ"っっ!」「ひっっ!!」「うぁ……」

女性特有の暖かさに包まれて、何度も握り締められるうちに彼らの体力はどんどん奪われていく。

「く、くそぉぉ……!!」

3人の中で一番力のあるマサが、決死の思いで両腕を突っ張るものの、やはりピクリともしなかった。
それどころか逆に腕を押し込むようにして指を閉じられてしまい、腕ごと握り潰されそうになってしまう。

「うっ、うわぁぁっ!!」

ぎゅぅぅぅぅ♡♡♡ ぎゅぅぅぅぅ♡♡♡ ぎゅぅぅぅぅ♡♡♡


何度も何度も握り締められ、その度に強い圧迫感に襲われてしまっては、次第に抵抗する気力が失われていく。

──やばい……このままじゃ俺たち……。

ヒロ達自身も自分たちが徐々に弱っていくのを感じていた。
もう限界が近いのかもしれない。
圧倒的な力の前に意識を失いかけたその時、手のひらの拘束が少し緩んだ。

「やっと動かなくなったよー♡」

聞き覚えのある声。
確か先程ショウゴを吸収した女だったような……。

「ほら♡ 私の言った通りでしたよね?♡ この穴の中に入っていった小人が3匹いると……♡ サナエさん?♡」

やはりそうだ。
しかし、もう一人の声は聞いたことがなかった。

「ほんとシオリのおかげだよー♡ さっき一人搾り殺しちゃったから、『小人の飼育方法』の実習授業で使う小人がなかったんだよねー♡ ちょうどよかったよー♡ ありがとー、シオリ〜♡」
「いえいえ、どういたしまして♡ 私とサナエの仲ですから♡」


シオリ01



******
シオリと呼ばれた少女は屈託のない笑顔でそう答えた。
彼女はまるでどこかのお嬢様のような雰囲気を漂わせていた。
そんな彼女の服装はみんなと同じような白のシャツ。
はちきれんばかりに膨らんだ胸のせいでボタンが弾け飛びそうなほど張り詰めている。
スカートも短いので引き締まった太ももが露わになっており、その足には赤のリブハイソックスが履かれ、彼女の可愛らしさを強調する。
そんなシオリのもう一つのチャームポイントは、腰まで伸びた鮮やかな金髪。
ツインテールにまとめ上げられた髪からはふわりとシャンプーの香りが漂ってくる。
そして何より目を引くのはその美貌だ。
透き通るような白い肌、大きな瞳、通った鼻筋に、ぷるんとした唇。
まさに美の化身であるかのような容姿の持ち主だった。

******

そして今、彼らを捕らえて揉みくちゃにしたサナエの手のひらが開かれた。
彼らの視界の中にシオリの可憐な姿が飛び込んでくる。

「ごきげんよう、小人さん♡ 逃げられなくて残念でしたわね♡ 私はシオリ♡ これからあなた方を『小人の飼育方法』の授業まで責任を持ってお世話させていただきますわ♡」

「は……?」「なに言ってんだこいつ……」「は、はなしてよ……!!」

口々に文句を言う三人
そんな彼らを嗜めるかのようにシオリが口を開く。

「あらあら……小人さんは礼儀というものを知らないのかしら? まぁいいでしょう……それではさっそく始めましょうか♡ 嫌というほどわからせてあげます♡ 私たちに逆らったらどうなるか……♡」

そう言うと、シオリはサナエの手の上にいるヒロ達に顔を近づけてきた。
整った顔立ちに吸い込まれてしまいそうなほど澄んだ瞳。
そんな彼女に見詰められただけで心臓がドキドキしてしまう。
思わず目を逸らしてしまうほどに魅力的であった。

「あっ……♡」「ひっ……」「く、くるな……♡」

『ぷるん♡』と潤った唇が彼らに迫る。
恐怖で顔を引き攣らせる3人に、シオリは優しく語りかけた。

「そんなに怖がらなくても大丈夫ですよ♡ 今からあなた達を授業の前に少し『調教』するだけですから♡」
「な、なにを言ってるんだよお前っ! ふざけるのもいい加減にしろっ!」

「あら?♡ なにかおかしいことでも言いましたか?♡」

サナエの手に捕らえられたまま喚くマサに、シオリはきょとんとした表情で聞き返した。

「だってそうだろう!? 俺たちは人間だ!! お前らみたいな化け物じゃない!!」

「……うふふ♡ 人間ですか……確かにそうですね♡」

シオリは唇に人差し指を当て、少し考え込む素振りを見せた後──。

「ふぅぅぅぅ〜♡」

突如、彼らに吐息を浴びせた。

「んぁぁぁ♡♡♡」「あ"っっっ♡♡♡」「な、なにこれ……♡♡♡」

生暖かく湿った吐息。
全身に纏わり付くような甘さを持った空気に包まれ、彼らの身体が弛緩していく。
同時に、股間がじんわりと熱を持ち始めたのを感じた。

「うふふふ……♡」「うへへぇ……♡」「あへっ……♡」

3人はだらしなく口を開きながら惚けきった表情を浮かべてしまっていた。
そんな彼の様子を満足そうに見つめるシオリ。

「どうでしたか?♡ これが私たちサキュバスと、餌でしかないあなた達との格の違いです♡」

そう言って妖艶な笑みを浮かべるシオリに対して、ヒロ達は蕩けた体で立っているのも精一杯。
だが、マサだけは違った。
惚けた顔をしながらも、キッと目の前のサキュバスを睨みつける。
その反骨心がシオリは気に入った。

「ふふふっ♡ 悔しいですか?♡ でも仕方ありませんね♡ あなたたち人間は所詮、私たちの玩具にすぎないのですから♡」

──少しわからせてやろう♡

シオリの中の加虐心が首をもたげた。
まずはサナエの手の中にいる小さな人間たちに自分の魅力を見せつけてやろう。
シオリは自分の唇をぺろりと舐めた後、再びゆっくりと口を開き──。

「んっ……♡ はぁぁぁぁぁ〜♡」

喉の奥に溜め込んだ甘い息を吹きかけた。

「ふぁぁぁっ♡♡♡」「うぁあっ♡」「……っ♡♡♡」

彼女の口から放たれた甘い息吹に包み込まれた3人は、のたうち回るように身悶えする。

「はぁぁぁぁぁぁ〜〜〜♡♡♡」

だがそれでもシオリは息を吹き掛けることをやめない。
先程よりも湿度も温度も高く、甘ったるさに磨きがかかったシオリの吐息が何度も何度も、3人の無力な小人に向かって吹き掛けられる。

「どうですか……?♡ 私の息は甘いでしょう?♡ 私の唾液は甘酸っぱいでしょう?♡ お腹の奥に響くような心地良い香りは?♡ 全て私の体液に含まれている成分によるものですよ♡ 私の吐息は全て媚薬なのです♡ ……はぁぁぁぁぁぁ〜〜♡♡♡」

「うぐっっ♡♡ あぅっっ♡♡」「はぁっっっ♡♡♡♡」「ふぁぁぁっっ♡♡♡♡♡」

3人はもう限界だった。
頭の中は既に真っ白になりかけていて、全身から力が抜け落ち、膝はガクガクと笑っていた。
もはやまともに立つことすらままならない状態。
しかしシオリは容赦はしない。

「はぁぁぁぁぁぁ〜〜〜♡♡♡」

ヒロ達の目の前で大きく開けた口から。
全身に纏わり付くような甘ったるい息を噴き出す少女──シオリ。
それはまるで麻薬のように彼らの意識を溶かしていく。

──やばい……これやばい……♡

高純度の濃厚サキュバスフェロモンに包み込まれ、脳髄に直接染み込んでくるような快感に耐えかねた彼らは、その場でビクビクと痙攣し始めていた。

「どうやら効果は抜群みたいですね……♡」

シオリはそんな3人を楽しそうに眺めながら、さらに追撃を加えるべく口を開いた。
今度はより濃度の高い淫気を肺いっぱいに、しかも直接吸い込ませてやるのだ──。

「はぁ〜い♡ たっぷり吸ってくださいね〜♡ ……みんなを代表して、一番生意気だった君が♡」

んちゅっっっ♡♡♡

薄桃色の上唇と下唇とが、既に動けなくなっていたマサの顔面を食(は)むように押し潰す。

「んぶっっっ♡♡♡」

自分の顔よりも大きくて『ふわふわ♡』の唇。
艶のあるピンクのリップクリームを纏った、わずかな荒れもない『ぷるん♡』とした唇が顔いっぱいに押し付けられたのだ。

──い、息ができない……♡ 苦しい……♡♡

シオリの巨大すぎる口に吸い付かれ、呼吸を妨げられてしまったマサは、半ば酸欠に陥りながらなんとかそれを両手で押し返そうとするものの、唾液とリップクリームでぬるついた唇の表面にとっかかりはなく。
『ぬるぬる♡』とした可憐な唇一つで簡単に征服されてしまった。
そんなシオリの『圧倒的体格差わからせ唇スタンプ♡』の前に、マサは酸素を求めて口をパクつかせるものの──。

「んはぁぁぁぁぁぁ〜〜〜♡♡♡」

タイミングを見計らったかのように唇の隙間から放たれた濃厚吐息。
シオリのサキュバスフェロモンをたっぷり含んだそれが、酸素を求めてパクついていたマサの顔いっぱいに直接浴びせられたのだ。

「ん"っっっ♡♡♡」

その瞬間、『じっとり♡』と重いフェロモンの塊となってシオリの体内から排出された空気が彼の至る所にこびりつく。
喉、鼻の奥、頭の裏、肺の中に至るまで。
シオリの濃厚な甘い匂いを直接吹き掛けられ、一瞬にしてマサは魅了されてしまう。

「んはぁぁぁぁぁ〜〜〜♡♡♡」

間髪入れず、二度目のダイレクト吐息責めが、ぐったりとした小人を襲う。
しかし、今度は顔にではなく彼の股間に──。
シオリの巨大な唇は、マサの意識が一瞬途切れたうちに股間付近まで接近していたようだ。
そのままシオリの艶めかしい息が吐き出されると同時に、マサの全身を強烈な刺激が襲う。

「んんんっっっ!!!???♡♡♡」

『ビクンッ♡』 と身体を仰け反らせる少年。

(なんだこれ……なんなんだよこれぇ……♡♡♡)

彼は未知の感覚に戸惑いつつも、完全に魅了された身体は正直に反応してしまう。
今まで感じたことのない快楽に翻弄される中、なんとか冷静さを取り戻そうと抗うものの。
そんな努力はシオリの唇の前に儚くも崩れ去る。

んちゅっ♡♡ ちゅっ♡♡♡

休む間もなく、シオリの唇が小人の股間に吸い付いた。

んちゅうぅぅぅぅ〜〜〜〜っっっ♡♡♡

「ん"あ"あ"あ"あ"あ"ぁぁぁぁ♡♡♡」

熟れてどろどろになった果実を潰さないように。
生ジュースを搾り取るかの如く丁寧に吸い付いたシオリの唇が、淫らな音を立てながら吸引を始めた。

ちゅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜っっっ♡♡♡

それはうんと手加減された優しい刺激ではあるものの、既にシオリの唇で魅了されていたマサにとっては十分な威力があったようで──。

「んんんんんっっっ!!!♡♡♡」

あっという間に絶頂を迎えてしまった。

どぷっ♡ どぷっ♡ どぷどぷどぷどぷどぷぅ♡♡♡

優しく引っ張り出されるようにしてあふれ出した精液は、外に出るそばから全て、シオリの口に吸い込まれていく。

ちゅぅぅぅぅ〜〜♡♡♡

小さな肉の棒をストロー代わりに。
ゆっくりと少しでも長く。
小人に快楽を味わわせようと、唇の力を調整しながら精液を吸い上げていく。

どぷぷぷぷぷぷぷぅぅ〜♡♡♡

「あ"っっっ♡♡♡ なんでっっっ♡♡♡ くそっっ♡♡♡」

そのおかげというべきか。
マサの小さな身体は、耐え難いほどの快楽地獄に晒されていた。
何度出しても止まらない射精感。
それだけならまだしも、射精すればするほど敏感になる身体。
そして感度が上がれば上がるほど、より強い快感に襲われる。
だがしかし、シオリの唇は股間を解放してはくれない。

ちゅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜♡♡♡

「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"♡♡♡」

永遠に続く絶頂感に、頭の中は真っ白を通り越して崩壊寸前。
全身もガタガタ震え、焦点の定まらない目でシオリの巨大な顔を見つめ続ける少年は、もはや人としての尊厳すら失いかけていた。

ん〜〜……♡

やがて、何もかも、魂すらも吸い出されてしまう。
その直前で──。

ちゅぱっっ♡♡♡

大きなリップ音を立てたシオリの唇。

「……んはぁぁぁ♡♡♡」

満足気に吊り上がった口角の隙間。
そこからトドメとばかりに漏れ出てきたのは、喉奥にたっぷり溜め込まれた、深い深いため息のような空気の塊。
視界がピンクに染め上げられたと錯覚するほど甘ったるい艶色吐息が、彼ら3人を魅了の底に突き落とし──。

シオリの顔はゆっくりと遠ざかっていった。

「やっぱり魅了させてから啜る精液は一味違いますね……♡ たまには口で直接吸うのも風流ですし……♡」

唇に付着したわずかな白濁をピンクの舌が『ペロリ♡』とひと舐めにした。
シオリのキスをもろに浴びせられたマサには、『べっとり♡』と薄桃色のリップクリームの油分がこびり付き『テカテカ♡』と艶めいていて。
マサの身体一つでは収まりきらなかったそれはサナエの手のひらにも──。

「ちょっと、シオリ? 私の手の上でなんてことしてんのよ?」

サナエの手の上に乗った三匹の小人のうち、一匹の身体とサナエの手のひらの一部がヌルヌルになってしまったことを指摘しつつ、シオリを責め立てるサナエだったが、当の彼女は全く悪びれた様子はなく。
むしろ、サナエの手に捕まった彼らを見下ろしながら、恍惚とした表情を浮かべている。

「ふふっ♡ 楽しかったものですから、つい……♡ ごめんなさいね?♡」

妖艶な笑みを浮かべ、謝罪の言葉を口にするシオリ。
彼女の口からは反省の色など微塵も感じられない。
ただただ謝る意味の言葉が飛び出してくるばかりだ。

「まったくもう……。まぁシオリならいいけどさー」

そう言ってため息を吐くサナエを尻目に、シオリはニッコリと微笑んで。

「さっ、『小人の飼育方法』の授業は来週ですから♡ 私はキスでメロメロになっちゃったこの小人をいただいていきますね?♡」

サナエの手からマサを『ひょいっ♡』と摘み上げ、反対の手で自らの胸を押さえつけながら、胸のポケットの中に彼を落っことした。

「あ"っっ♡」

咄嗟のことに何もできずに転がっていくマサに対し、『ここはちょっとキツイかもしれませんが♡』と笑みを浮かべ、シオリは押さえつけていたおっぱいから手を離すと──。

ばるんっっ♡♡♡
ミチっ♡

「ん"っっっっ♡♡♡」

彼の小さな身体は、制服シャツの内側から張り出してきた爆乳に磔にされてしまう。

ミチミチミチっっ♡♡♡
ギチギチギチっっ♡♡♡

たわわに実った圧倒的質量の肉鞠は、揉むとどこまでも沈み込む柔らかさを持っていながら、小人如きの力ではビクともしない程の強靭さを誇り。
さらに制服が張り裂けそうな程パンパンに詰め込まれているのだ。

「んふふ……♡ 私としたことが、間違えて去年のシャツを着ちゃったみたいですね♡」

艶やかに微笑みながら、シオリは胸のポッケにクッキリと浮かび上がったマサの身体に指を這わす。

スリスリ♡♡ サワサワ♡♡

「ん"っっっ♡♡♡ ん"っっっ♡♡♡」

全身を指先で優しく撫でてやると、ポケットの中で『ビクビク♡』っと身体を震わせる可愛い小人。

「通りでいつもより胸が苦しいと思いました……♡」

自身の胸に小人を押し付けながら、『はぁ……♡』とため息をついたシオリは、とどめとばかりに小さく声を漏らした。

「だから今日……ノーブラなんです♡」

その瞬間指先から伝わる小人の震えが激しくなった。
一定周期で『びくん♡ びくん♡』と痙攣し、それはどんどん短くなって、何度か少し大きく震えた後。
やがて小人は動かなくなってしまった。

「あらあら……♡ 『ノーブラ♡』って囁いただけでイっちゃうなんて……♡ 小人さんは初心(うぶ)なんですねぇ♡ 今度、時間のある時にでも私の乳首にご奉仕してもらいましょうか?♡ そしたらどうなっちゃうんでしょうね……♡」

人差し指を顎に当て、考え込むような仕草を見せるシオリだったが、すぐに気を取り直して口を開く。

「さて、残りの子達はどうしましょうか……?♡」

2匹の小人を指差したまま、サナエの方に顔を向けるシオリ。
キラキラとした瞳で見つめられたサナエは呆れたようにため息をつき、一言呟いた。

「好きにしていいわよ……」
「ありがとうございます!♡」

それを聞いて満面の笑みを浮かべたシオリは、すぐさま行動に移した。
サナエの手のひらからヒロとコウタの二匹をつまみ上げると、ゆっくりゆっくりと胸元へ近づけていく。
彼らにたっぷりと、自慢の胸を見せつけてやるのだ。

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