【FANBOXサンプル】異世界に飛ばされた8人の男子生徒達が、自分たちより遥かに身体の大きいスライム娘に捕食・吸収されたり、ギャルJKフットサキュバスの足ペットにさせられたりしちゃう話。<br class="upld" />
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こちらは、pixivFANBOXにて有料支援者様向けのサンプルになります。<br class="upld" />
以下URLにてご支援いただくことで閲覧可能です。<br class="upld" />
https://ahiru-past.fanbox.cc/posts/5405337<br class="upld" />
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本文:約11万文字<br class="upld" />
AI挿絵:14枚<br class="upld" />
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「ん……ここは……」<br class="upld" />
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柔らかな草がびっしりと敷き詰められた地面の上に寝転んでいた男子中学生の少年は、意識を覚醒させると同時にゆっくりと目蓋を開いた。<br class="upld" />
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(僕は一体何をしていたんだろう? 確か今日も学校に行って……)<br class="upld" />
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ぼんやりとした意識の中、彼は自分が何をしていたのかを思い出そうとしていた。<br class="upld" />
しかし、上手く頭が回っていないようでキョロキョロと辺りを見回すばかり。<br class="upld" />
そんな時だった。<br class="upld" />
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「よぉ! やっと目覚めたか、ヒロ!」<br class="upld" />
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聞き覚えのある声に名前を呼ばれて顔を向けるとそこには、クラスメイトで友人でもある少年の姿があった。<br class="upld" />
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「いつつ……こ、ここは……?」<br class="upld" />
<br class="upld" />
ヒロと呼ばれた少年は、身体を起こすと頭を抑えながら周囲を見渡した。<br class="upld" />
するとそこは薄暗い森の入り口であり、周りには自分と同じように地面に横になっている同級生達の姿が見受けられた。<br class="upld" />
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「おーい、みんな起きろー」<br class="upld" />
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その呼びかけに反応して次々に目を覚ますクラスメイト達。<br class="upld" />
彼らは皆一様に混乱している様子であったが、その中でも特に酷かったのは──。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「おい、リョウタ!! てめぇ!! なんで俺たちがこんな目に遭わなきゃなんねぇんだよ!!」<br class="upld" />
「そんなこと俺が知るかよ! ユウタ、だいたいお前はいつもいつも──」<br class="upld" />
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ユウタと呼ばれた少し荒っぽい少年と、彼を諌めるのはリョウタと呼ばれる少し大人っぽい少年。<br class="upld" />
二人はお互いに睨み合い、今にも殴りかからん勢いで口論を開始する。<br class="upld" />
巨大な影が彼らに忍び寄っているとも知らずに──。<br class="upld" />
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「ん……あれー……なんか喧嘩してんじゃん……」<br class="upld" />
「よわっちい者同士、小人は仲良くしないとダメでちゅよー♡ わるぅいスライムお姉ちゃんに捕まっちゃいまちゅよ〜♡」<br class="upld" />
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挿絵 リリー01<br class="upld" />
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 <br class="upld" />
「え……?」「あ……?」「は……?」「な、なんだあいつら……」「で、でかすぎる……」<br class="upld" />
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「あはは♡ 魔物を見るのは初めてかなー?♡ 混乱しちゃってるみたいでちゅねー♡」<br class="upld" />
「まぁまぁ……無理もないって。こいつら、転送されてすぐだからまだ状況を飲み込めていないだろうからさ……なぁ? そうだろ? 君たち♡」<br class="upld" />
 <br class="upld" />
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挿絵 マリー01<br class="upld" />
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少年たちの目の前に現れた巨大な人型のシルエット。<br class="upld" />
それは彼らの背丈を優に超えるほどの大きさを持つ、艶やかな紫色と可愛らしいピンクの色をした女性型モンスター。<br class="upld" />
だが彼女らの身体は、ところどころが半透明になっており、向こう側の風景が透けて見えるようになっていて。<br class="upld" />
二匹は『スライム娘』と呼ばれる種族の魔物であった。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ど、どうするよ……これ……」<br class="upld" />
「とりあえず逃げた方が良さそうだけど……」<br class="upld" />
<br class="upld" />
ヒロの言葉に同意を示すように他の生徒達も頷く。<br class="upld" />
しかし、彼らが逃げ出そうとしたその時だった。<br class="upld" />
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「はいはーい♡ 逃さないからね〜♡」<br class="upld" />
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ピンクの巨大スライム娘が伸ばした手が、一人の男子生徒の足を掴む。<br class="upld" />
そしてそのままグイッと引き寄せられると、彼の身体は軽々と持ち上げられてしまった。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「うわわっ!?」<br class="upld" />
「こらっ♡ 暴れちゃダメでしょ〜♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
必死に暴れる男子生徒だったが、抵抗虚しく宙吊り状態になってしまう。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ふふふ……こっちも捕まえた……♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
そう言って妖しく笑うのは紫色のスライム娘。<br class="upld" />
彼女は自らの手の中に収める形で、男子生徒の一人を握り込んでいた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ゆ、ユウタとリョウタが……!」<br class="upld" />
「お、俺じゃねぇぞ!? これはあのでっかいスライムの仕業だ!」<br class="upld" />
「そ、そうだぜ! そもそも俺たちは何もしてないじゃないか!」<br class="upld" />
<br class="upld" />
仲間割れを始める残された生徒達。<br class="upld" />
そんな彼らに向かって、紫色のスライム娘が嗜虐的な笑みを浮かべてみせた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「どうする〜?♡ 君たちのお仲間が捕まっちゃったけど……♡ このまま見殺しにしちゃうのかな……?♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
その言葉にハッとして振り返る生徒一同。<br class="upld" />
するとそこには、全身を粘液まみれにされながら悶えているユウタとリョウタの姿があった。<br class="upld" />
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「うぁあっ……く、くそっ……! 離せぇえええっ!!」<br class="upld" />
「うぅうっ……!! か、身体が……沈んでいくぅううぅぅ! 助けて!! たすけっっ! わっぷ!!」<br class="upld" />
<br class="upld" />
「こ、こんなの……」<br class="upld" />
「無理だ……」<br class="upld" />
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残された彼らを包み込んだのは絶望。<br class="upld" />
二匹の巨大なスライム娘相手に、リョウタとユウタを助けるなどという気すら起きないほどの恐怖に支配されていて──。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「に、逃げろ……」<br class="upld" />
「「「うわぁぁぁぁぁ!!!」」」<br class="upld" />
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「ま、まって!! おい!! お前ら!!」<br class="upld" />
「んぶっっ!! んぶぶっっ!! ぷはぁ!! た、たすけてっっ!!」<br class="upld" />
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スライム娘に囚われた二人を差し置き、ヒロ達残された少年らは蜘蛛の子を散らすように逃げ出してしまった。<br class="upld" />
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「クソ……お前ら……待てよ……助けてくれよぉ……!!」<br class="upld" />
「あ……あぁ……」<br class="upld" />
<br class="upld" />
「クスクス♡ 仲間割れしちゃったのかなー?♡ 置いてかれてかわいそー……♡」<br class="upld" />
「喧嘩なんかしてるから見捨てられちゃうんでちゅよ〜♡ 二人とも悪い子でちゅね〜♡」<br class="upld" />
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「これはお仕置きが必要……かな♡」<br class="upld" />
「そうでちゅね〜♡ 私たちから逃げようとした罰を与えないといけまちぇんね〜♡」<br class="upld" />
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ニヤニヤと笑う二人のスライム娘。<br class="upld" />
彼女たちはそれぞれ捕らえた獲物を見せつけるようにして、巣へと持ち帰っていくのだった。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ひっ……や、やめろぉおおおぉぉおおぉっ!!!」<br class="upld" />
「ひ、ひぃいいいっ!!! お、俺たちが悪かったから許してくれぇっ!」<br class="upld" />
<br class="upld" />
………<br class="upld" />
……<br class="upld" />
…<br class="upld" />
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<br class="upld" />
校舎に近づいた男子中学生達。<br class="upld" />
それは自分たちが普段通う学校と似ていたのだが、一つだけ全く異なる箇所があった。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「な、なんだこれ……」「で、でっか……」<br class="upld" />
<br class="upld" />
それはあまりに大きすぎた。<br class="upld" />
自分たちのよく見る学校の10倍? いや、20倍?<br class="upld" />
ともかく、とてつもなく巨大な建造物だったのだ。<br class="upld" />
となれば、当然小人サイズの彼らに登れる階段なんてあるはずがないのだが──。<br class="upld" />
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「『小人さん専用入り口♡』か……」<br class="upld" />
「『♡小人さん大歓迎♡』、『おいでませ小人様♡』……」<br class="upld" />
<br class="upld" />
元々の建物の大きさに対して相当に小さいが、ちょうど自分たちのサイズの入り口……。<br class="upld" />
そこにはピンクやパープル、色鮮やかな赤色といった多種多様の妖しげなハートマークの装飾が施された看板。<br class="upld" />
人間大サイズのキスマークまでついているではないか。<br class="upld" />
それを見た男子中学生達のテンションが上がるのは必然だった。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「な、なぁ……」<br class="upld" />
「あぁ……」<br class="upld" />
「ここって女子校なのか……?」<br class="upld" />
(もしかして女の子のおっぱいとかお尻とか見られるんじゃ……)<br class="upld" />
<br class="upld" />
「い、いや……どうかな……」<br class="upld" />
(でもなんか甘い匂いがするんだよな……)<br class="upld" />
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「どうする……? 入ってみる……?」<br class="upld" />
(なんかドキドキしてきたかも……)<br class="upld" />
<br class="upld" />
「そ、そうだな……ずっと外にいるのも、な?」<br class="upld" />
(早く入りてぇ……!)<br class="upld" />
<br class="upld" />
「そ、そうだよなっ!?」<br class="upld" />
(はやく中に入って……!)<br class="upld" />
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欲望を抑えきれない様子の男子中学生達。<br class="upld" />
彼らの視線の先には怪しげな入り口の向こうにある巨大な校舎。<br class="upld" />
ただの学校のはずなのに、なぜだかとてもエロティックな雰囲気を漂わせている。<br class="upld" />
併せて、入り口から『むわり♡』と漂ってくる甘い匂い。<br class="upld" />
彼らの判断力を狂わせるには十分なほどの濃密さ。<br class="upld" />
もはや我慢などできるはずもない。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「お、俺先行くわ!!」<br class="upld" />
「あ、ずるいぞ!!」<br class="upld" />
「俺も入る!!」<br class="upld" />
<br class="upld" />
我先にと駆け出す男子中学生達。<br class="upld" />
だが、一人だけ……。<br class="upld" />
ヒロだけは、冷静にこの状況を分析する余裕が残っていたようだった。<br class="upld" />
<br class="upld" />
(これは罠だ……)<br class="upld" />
<br class="upld" />
彼は心の中でそう思った。<br class="upld" />
こんな見え透いた入り口、明らかに怪しい。<br class="upld" />
きっとこの世界の巨大な生き物が作ったもので、入ったら最後、餌食になってしまうに違いない。<br class="upld" />
それが分かっていながらも、本能に逆らえず、ついふらふらと引き寄せられてしまうほどの魅力を放つピンク色の入口。<br class="upld" />
そこから漂う匂いに誘われるようにして歩みを進める男子中学生達。<br class="upld" />
理性よりも好奇心の方が勝ってしまったのだろう。<br class="upld" />
彼らがもう少し冷静であったなら、思いとどまって引き返すことができたかもしれない。<br class="upld" />
こうして彼らは甘い匂いに誘われるがままに、『♡小人さん大歓迎♡』と書かれた看板をくぐり抜け、学園の敷地内へと侵入してしまったのである。<br class="upld" />
<br class="upld" />
******<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あっ♡ きたきた~……♡ 今日異世界から転送されてきた小人ちゃんたち、入り口まできたみたいだよー♡」<br class="upld" />
「ふふっ……♡ ほんとだー♡」<br class="upld" />
「わぁ〜……♡ もうみんな可愛い顔してるぅ〜……♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
教室の一室で談笑していた彼女達は、一斉に立ち上がり、窓の方へと向かう。<br class="upld" />
その視線の先ではたくさんの少年達が集まっていた。<br class="upld" />
皆一様に息を荒げており、興奮しているのが見て取れる。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「なんか悩んでるみたいだね〜♡」<br class="upld" />
「そりゃあんなクッソ怪しいデザインの看板があったら悩むでしょ♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
「まぁ確かにね〜♡ 私達からすれば、なんでこんなとこに入っちゃうかな〜って感じだけど〜♡」<br class="upld" />
「ねー♡」<br class="upld" />
「ってかあれデザインしたの誰よ~。まじでセンスないんだけどぉ~」<br class="upld" />
「あははっ♡♡ あ、ほらっ♡♡ 見てよ♡ めちゃくちゃ悩んでるんだけど~♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
窓から身を乗り出して下を覗き込めば、小さな男の子たちの集団がまじまじと看板を見つめていた。<br class="upld" />
その表情からは緊張している様子が窺える。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「うわーっ♡♡ 虫みたいにちっちゃいねー♡♡♡」<br class="upld" />
「ってかなかなか入ってこなくない? やっぱりあの看板のせいだって……♡」<br class="upld" />
「あーはいはい、責任取ればいいんでしょ? わかったわかった、私があの子達を中に招き入れてみせるから……♡」<br class="upld" />
 <br class="upld" />
<br class="upld" />
挿絵 アカネ01<br class="upld" />
<br class="upld" />
 <br class="upld" />
少し気だるそうに立ち上がった一人のサキュバスが、鮮やかなブロンドヘアーを靡かせて、窓のそばに設置されたチューブを手に取った。<br class="upld" />
そしてそのまま口元へ持っていき、大きく息を吸い込む。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「はぁぁぁぁぁ……♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
サキュバスの口から湧き出した甘く蕩けるような吐息が、チューブの先に繋がった小人専用入り口付近の空気を桃色に染め上げる。<br class="upld" />
それを吸い込んだ小人達は瞬く間にトロンとした表情になり、ぼーっと立ち尽くすばかり。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「はぁぁぁぁぁぁ……♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
そんな彼らに向かって、まるで手招きするかのように優しく息を吐き出すと、小人達はフラフラと吸い込まれるようにあからさまに怪しい入り口の看板をくぐって中に入っていくのであった。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「はーい♡ いっちょあがり……♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
ハンカチを取り出し、チューブについた桃色の口紅を拭き取りながら、満足げに笑う金髪のサキュバス。<br class="upld" />
彼女は名をアカネといい、この学園の生徒の一人だ。<br class="upld" />
彼女はたった今、自らの吐息によって男子生徒達を自分のテリトリーに誘い込み、快楽によって魅了し、虜にしたのだ。<br class="upld" />
しかしそれは彼女にとってごく日常的な行為であり、何も特別なことではなかった。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ほんとアカネはデザインセンス皆無だよねー♡」<br class="upld" />
「はぁ? なんでよ!」<br class="upld" />
<br class="upld" />
「だってさー? いっつもエッチなデザインばっかりじゃん♡」<br class="upld" />
「別にいーじゃーん♡♡♡ どうせ私のフェロモン嗅いだらみーんなバカになっちゃうんだからさぁ~?♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ま、そーなんだけどね~♡ それにしても小人の入り口にチューブを繋げちゃうなんて発想はなかったわ~♡ そこだけは認めてあげる♡」<br class="upld" />
「ちょっと面白そうだからやってみただけなんだけどねぇ~♡ っていうか私的にはもっとこう……えちえちでぇ……♡ 刺激的なものを作りたかったんだよねぇ~♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
「とか言って本当は単に自分が気持ちよくなりたいだけだったりしてぇ……♡」<br class="upld" />
「あはっ……バレちゃったぁ……?♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
「もー、ほんとアカネってば四六時中エッチなことしか考えてないじゃーん♡ 今だってあんたのパンストの中に何匹の小人が入ってんの?♡ ちょっと見せてみてよ♡」<br class="upld" />
「何匹だったかな……ちょっと数えて見てよ……はい、これー♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
そう言ってアカネが黒のパンスト足を持ち上げると、その中で蠢く小人達。<br class="upld" />
薄いパンスト生地が『ぴっちり♡』と締め付け、アカネは彼らを自らの足裏へと磔にしていたのだ。<br class="upld" />
小人たちは必死に逃げ出そうとするものの、狭い空間に閉じ込められているため、上手く身動きが取れず、ただもぞもぞと動くことしかできないようだ。<br class="upld" />
そんな哀れな姿を見てニヤニヤと笑う女子生徒達。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「1、2、3……5匹〜!? 5匹も足の裏で小人飼ってんの〜!?」<br class="upld" />
「うっそマジで……?♡ ってか、アカネの足って結構臭くね?♡ 小人くん、そんな臭い足に捕まっちゃってるの可哀想すぎるんですけどぉ~♡♡♡」<br class="upld" />
「えー、そうかな……?♡ そんなことないと思うけどなぁ……♡ むしろ私はいい匂いだと思ってるけどなぁ……♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
「うわぁ……♡♡ マジモンの変態じゃん……♡♡♡」<br class="upld" />
「だってほら、こうやって反対の足の裏を近づけて……♡ 擦り合わせてあげれば……♡ すりすりすり〜♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
アカネの足裏に囚われた小人達に迫るもう片方の足の裏。<br class="upld" />
そちらには小人がいないものの、サラサラなストッキングに包まれた足裏は程よく蒸れて湿っており、汗と混じって何とも言えない淫靡な香りを放っていた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「う、うわぁぁぁ……!」<br class="upld" />
「こ、こっちに来るなぁぁぁぁ!」<br class="upld" />
「ひぃぃぃっ!」<br class="upld" />
「あ、ああ……♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
ずりずりずり……♡♡♡ ずりずりずり……♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あ&quot;あ&quot;あ&quot;あぁぁぁぁ♡♡♡」<br class="upld" />
「んひぃぃぃぃ♡♡♡」<br class="upld" />
「やめっっ♡♡♡ もう出ない♡♡♡ 出ないから♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
ぶびゅるるるるるぅぅぅ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
彼らを擦り上げる巨大な黒色の肉壁。<br class="upld" />
アカネのパンスト足に捕まってしまった彼らはなす術もなく精液を搾られていくしかないのである。<br class="upld" />
<br class="upld" />
むにゅむにゅむにゅぅぅぅぅ♡♡♡<br class="upld" />
ぎゅっ♡♡<br class="upld" />
ぎゅうううううぅぅぅぅぅっっっ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
「やっっ♡♡♡ アカネ様ぁぁぁ♡♡♡」<br class="upld" />
「お許しを♡♡♡ お慈悲をぉぉぉ♡♡♡」<br class="upld" />
「あぁ、だめだ♡♡♡ この臭い♡♡♡ 強制的に……♡♡♡ う&quot;あ&quot;っっ♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
ぶびゅるるるるるぅぅぅぅ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ね?♡ 面白いでしょ?♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
がぱぁ……♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
アカネは擦り合わせていた足を再び開いてみせた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「うっわ……♡ こいつらアカネのくっさい足に擦られただけでイっちゃってるよ……♡ どいつもこいつもビクビクしちゃってさぁ……♡」<br class="upld" />
「しかもすっごい濃い匂いしてるしぃ〜……♡ アカネが足の裏擦り合わせてた時、足の隙間からなんか悲鳴みたいな声聞こえたしぃ〜……♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
哀れにもアカネの足裏に捕らえられた小人達は、磔にされている向きによって各々違った感触で精を搾り取られたのだ。<br class="upld" />
足の裏に抱きつくように磔にされたあるものは、アカネの『むちむち♡』足裏肉に股間を押し付ける形になり、背後を巨大な足に押し潰され、逃げ場のない状態で強烈な快感を与えられながら果てていった。<br class="upld" />
またあるものは反対に、背中を柔らかい足裏肉に包み込まれながら、前方から迫ってくる『サラサラ♡』パンスト足裏で全身を擦り上げられ、恍惚とした表情で果ててしまった。<br class="upld" />
そこへ蒸れた足臭……アカネの強烈なフェロモンが彼らの性欲を刺激する。<br class="upld" />
芳醇な甘い香りが脳を蕩けさせ、『ぴゅっぴゅ♡』と何度も精液を放出することを強要してくるのだ。<br class="upld" />
<br class="upld" />
ズラれる足は違えども彼らには共通する点があった。<br class="upld" />
<br class="upld" />
結局のところどうであれ、股間からはみな一様に。<br class="upld" />
精液を垂れ流し、快楽に飲まれた蕩け切った顔でうわごとのように「アカネ様♡♡♡」と呟きながら絶頂を繰り返す。<br class="upld" />
射精人形にされていたのだ。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「うっわ……♡ こいつら完全にアカネに魅了されてんじゃん……♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
小人達の痴態を見せつけられて、感心するように呟いたのはサナエ。<br class="upld" />
ピンクのボブヘア。<br class="upld" />
着崩した制服のスカートはベリーショート。<br class="upld" />
そこから覗く太ももは真っ白で眩しく、黒のハイソックスとのコントラストが美しい。<br class="upld" />
 <br class="upld" />
<br class="upld" />
挿絵 サナエ01<br class="upld" />
<br class="upld" />
 <br class="upld" />
可愛らしい見た目とは裏腹に、性格はかなりのドS。<br class="upld" />
アカネのように、フットサキュバスは自らの靴下やタイツ、パンストといった脚に着用する下着の中に小人を飼っていることが多いのだが。<br class="upld" />
先日も捕らえた小人をついつい搾り殺してしまったサナエの現在手持ちの小人はゼロ。<br class="upld" />
小人の精を足で吸収するアカネを羨むように眺めることしかできなかった。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「でしょでしょー?♡ 調教の甲斐あってさ〜♡ この子達、ちょっと足ですりすりしただけで、あっという間にイッちゃくんだよね〜♡ だから、今この子達の股間は大変なことになってると思うよ♡ 足の裏からあまぁい精液の味、感じるもん……♡ 舐めてみる?♡」<br class="upld" />
「うわ、ちょ、そんなに足を近づけないでよ♡ あたしはあんたの足の臭い嗅いで発情する趣味はないんだからさ〜……♡ ってかあんたなんでそんな嬉しそうなわけ?♡ やっぱアカネってガチでヤバい奴だったんだぁ~♡♡♡ 私なら一瞬で搾り殺して吸収しちゃうんだけど〜♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
「えへへ~♡ だって小人っていっぱい気持ちよくさせた方が、おいしい精液出すようになるってリサ先生言ってたじゃん……♡」<br class="upld" />
「へー、アカネって意外と授業真面目に聞いてたんだ♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
「当たり前じゃん♡ だって私は先生のこと大好きだし、尊敬してるし?♡♡♡ それにほら、小人って可愛いじゃん?」<br class="upld" />
「あはは~♡ 小人大好きとかマジで終わってる~♡ こいつらなんてただの餌でしょ♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
「え〜、サナエちゃんも試してみなよー♡ さっき入ってきた小人達で……♡ サナエちゃんのおみ足でメロメロにしてあげたら絶対楽しいよぉ……?♡♡♡」<br class="upld" />
「え……えぇ……?♡」<br class="upld" />
「へー、面白そうじゃん〜♡ サナエ、やってみなよ〜?♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
「えー、ヒナまでそんなこと言うのー?」<br class="upld" />
「だって、サナエ、もう非常食ないんでしょ〜?♡ だったら、次は優しく長持ちさせてあげなきゃ〜♡」<br class="upld" />
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少し間延びした声がおっとりとした印象を抱かせる。<br class="upld" />
ヒナと呼ばれた彼女は、サキュバスらしからぬ清楚な黒髪をポニーテールにまとめており、その整った顔立ちは見るものを虜にする魅力を放っていた。<br class="upld" />
そんな彼女の服装は白のシャツに、深くて長い谷間の胸元には可愛らしい赤いリボン。<br class="upld" />
全体的にいいところのお嬢様のような雰囲気を漂わせている。<br class="upld" />
 <br class="upld" />
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挿絵 ヒナ01<br class="upld" />
<br class="upld" />
 <br class="upld" />
そんな彼女は一見すると大人しそうな少女に見えるが、その正体はとんでもない変態であった。<br class="upld" />
というのも、彼女は夏場でも構わずタイツを連履きしており、常に蒸れた足の先からは濃厚な匂いが漂ってくるのだ。<br class="upld" />
さらに言うと、彼女自身も極度の臭いフェチであり、小人を捕らえてはその臭いを嗅がせ、反応を楽しんでいるという性癖の持ち主なのだ。<br class="upld" />
彼女に目をつけられた小人達の末路は、毎度悲惨なものとなっていた。<br class="upld" />
現に今この時も、彼女の爪先に捕らえられた一匹の小人が、蒸れたタイツの中で足の臭いを直接嗅がされながら絶頂を迎えていたところだ。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「んほぉぉおぉぉぉぉ♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
ぶびゅるるるぅぅ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あれぇ〜?♡ もうイっちゃったんですかぁ〜?♡ 相変わらず早漏さんですねぇ〜♡ でもぉ〜♡ どれだけイッても〜♡ 絶対に逃がしてあげませんよ〜?♡ ほらほらぁ〜♡ もっと私のくっさい足にしがみついてくださいよぉ〜♡ ほぉらぁ〜♡ すりすりすりぃ〜♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
むにゅむにゅむにゅぅぅ♡♡♡<br class="upld" />
ずりずりずりずりぃぃ♡♡♡<br class="upld" />
ぶびゅるるるぅぅ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あ&quot;あ&quot;あ&quot;あ&quot;あぁぁぁ……♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
普段は温厚な性格をしているヒナだが、調教となれば話は別だ。<br class="upld" />
彼女に捕まった小人は、彼女が満足するまで延々と足の臭いを嗅がされて、徹底的に上下関係を刷り込まれるのだ。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あははっ♡ ヒナちゃん、容赦なさすぎ♡ 絶対私より楽しんでるよ♡」<br class="upld" />
「えー、そんなことないって~♡ 5匹も小人さんを足の裏に監禁しちゃってるアカネには言われたくないな〜♡」<br class="upld" />
「あたしからしたら、あんたらは2人とも鬼畜だよ……♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
ピンク色のボブヘアのJK、サナエと。<br class="upld" />
黒のポニーテールのJK、ヒナ。<br class="upld" />
それに、金髪のミドルヘアのギャルJKアカネが加わって、フットサキュバス達は女子トークに花を咲かせるのであった──。<br class="upld" />
<br class="upld" />
………<br class="upld" />
……<br class="upld" />
…<br class="upld" />
<br class="upld" />
<br class="upld" />
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~<br class="upld" />
<br class="upld" />
<br class="upld" />
「くそっ……なんなんだよっ……!!」<br class="upld" />
<br class="upld" />
ヒナとかいう女の凄まじい臭いを放つ足の下からやっと解放されたかと思うと、足の指で摘まれて放り投げられてしまった。<br class="upld" />
硬い地面に打ち付けられて全身が痛むものの、やっと訪れたチャンスに彼は安堵していた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
(今のうちに……!)<br class="upld" />
<br class="upld" />
あの化け物が近くにいないうちに早くここから立ち去ろう……そう考えていた矢先のことだった。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「……へぇー、意外とかわいい顔してるじゃん?♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
突然背後から声をかけられて、ビクッと体が震える。<br class="upld" />
恐る恐る振り返るとそこには……。<br class="upld" />
 <br class="upld" />
<br class="upld" />
挿絵 サナエ02<br class="upld" />
<br class="upld" />
 <br class="upld" />
<br class="upld" />
「なっ……!!??」<br class="upld" />
<br class="upld" />
黒のハイソックスから伸びた脚。<br class="upld" />
瑞々しく、『パンッ♡』と張った太もも。<br class="upld" />
教室の明かりを浴びて真珠のように輝く肌は眩しく。<br class="upld" />
『たぷんっ♡』と音がなりそうなほど、たわわに実った胸が、彼女のなんでもない仕草一つで揺れ動く。<br class="upld" />
こちらを覗くパープルの瞳は透き通っていて。<br class="upld" />
控えめに言っても可愛すぎる、ピンクのボブヘアーの女がこちらを見下ろしていた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あっ……あっ……あぁ……」<br class="upld" />
<br class="upld" />
──逃げなきゃ。殺されるっ……!!<br class="upld" />
<br class="upld" />
本能的に身の危険を感じ取った。<br class="upld" />
しかしそんな思考とは裏腹に身体は動かない。<br class="upld" />
女を見て恐怖で竦んでしまっているのだ。<br class="upld" />
<br class="upld" />
だが、虫ケラの動揺などお構いなしと言わんばかりに、目の前の女は妖艶な笑みを浮かべ。<br class="upld" />
三日月のように歪んだ口をゆっくりと開いた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ねぇ……あんた名前はなんていうの……?♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
甘ったるい声で名前を聞かれる。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ぼっ、僕は……!!」<br class="upld" />
<br class="upld" />
普段『俺』と言っている彼が、緊張のあまり思わず『僕』と口走った。<br class="upld" />
そんな様子をクスクスと笑いながら見ていたサナエだったが、次の瞬間その笑みが邪悪なものへと変わる。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「……ふーん♡ 『僕』かぁ〜♡ 私は名前を聞いたんだけどな〜……なんかムカつくなぁ〜♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
ゾクリとするような声色に、ショウゴは思わず後ずさる。<br class="upld" />
今すぐにでも立ち上がって全速力で駆け出したいが、腰が抜けたように動けない。<br class="upld" />
<br class="upld" />
尻餅をついたまま、ずりっ、ずりっと後退りするショウゴを嘲笑うかのように、サナエはゆっくりと足を伸ばしていく。<br class="upld" />
<br class="upld" />
ゴゴゴゴゴ……♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
黒のハイソックスに包まれた2本の足が、こちらに向かってくる。<br class="upld" />
ガニ股になった女が、足を横向きにして何かを挟むようなポーズで伸ばしてくるのだ。<br class="upld" />
ショウゴの両サイドには、あっという間に足の裏の壁が出来上がっていた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「うあ……あぁぁ……く、くそっっ……!」<br class="upld" />
<br class="upld" />
力を振り絞って懸命に立ち上がろうとするが、やはり上手く力が入らない。<br class="upld" />
そうこうしている間に、両サイドの足裏の壁はゆっくりと迫ってくる。<br class="upld" />
<br class="upld" />
『ズズズズズ♡』と床を擦りながら、着実に距離を詰めてくる黒い壁は、まるで絶望の象徴のようだった。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ふふ……♡ もう逃げられないね?♡」<br class="upld" />
「ひっっ、ひぃぃぃ……」<br class="upld" />
<br class="upld" />
サナエはヒナの調教を思い出していた。<br class="upld" />
時間をかけてゆっくりと。<br class="upld" />
小人の恐怖をこれでもかと煽るようにじわじわと追い詰めて、最後は自分に祈りを捧げるように懇願させる。<br class="upld" />
ヒナが行っていたのはそんな調教だった。<br class="upld" />
サナエがいつも行う、無理やり射精させてあっという間に吸収してしまうといった単純なものではない。<br class="upld" />
じっくりと時間をかけ、絶望という味を少しずつ小人に植え付ける。<br class="upld" />
言わば、今までの捕食は特に料理もせずに行っていたようなもの。<br class="upld" />
今日、ヒナとアカネから料理するということをサナエは教えられ、今まさに実践しようとしていた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
どんな味なのか楽しみすぎて涎が出てくる。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「──私の足と力比べしよっか♡ 私が足を閉じるから、君は精一杯押し返してみてよ♡ もし足を押し返せたら君の勝ち♡ 君を解放してあげるよ♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
──勝てるわけないだろ!!!<br class="upld" />
<br class="upld" />
喉まで出かかったそんなセリフも、サナエに見つめられれば引っ込んでしまう。<br class="upld" />
それほどまでに彼女の瞳は妖しく輝いていたのだ。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「……ふふっ♡ もう諦めたの?♡ 男の子なのに?♡ 女の子の足にも勝てないんだ♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
ニヤニヤと笑う彼女に見下ろされる。<br class="upld" />
完全に舐められている……そう思った瞬間、ショウゴの中で何かが弾けた気がした。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「……っざけんなよ!!!」<br class="upld" />
<br class="upld" />
怒りに任せて思いっきり足に力を込める。<br class="upld" />
無理やり立ち上がったショウゴは、両足を開き、踏ん張るように身体を支え。<br class="upld" />
それに加えて両腕も横一直線に伸ばした。<br class="upld" />
突っ張り棒の要領で、この巨大な壁に立ち向かおうという心づもりだ。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ぷっ……♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
その様子を見ていたサナエが笑いを堪えきれず吹き出す。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あははははっ!! あ〜おっかしい〜♡ それでどうにかなると思ってるの??♡ あはははははっ!!」<br class="upld" />
<br class="upld" />
自分より遥かに体の小さな小人の必死の行動がツボに入ったのか、腹を抱えて笑うサナエに、ショウゴの腹の底にふつふつと怒りが湧いてくる。<br class="upld" />
彼もいわゆるやんちゃな男の子なのだ。<br class="upld" />
女にそこまで言われて黙ってはいられない。<br class="upld" />
いくら体のサイズが違いすぎるとはいえ、自分は男だ。<br class="upld" />
<br class="upld" />
──女の足なんかに負けてたまるか!!<br class="upld" />
<br class="upld" />
挟まれずに支えきってここから逃げ出してやる!<br class="upld" />
<br class="upld" />
「何がおかしいんだ!! お前みたいな女の足になん──ふぎゅっっっ♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
「はい、私の勝ち〜♡ おつかれ〜♡」<br class="upld" />
「ん&quot;ん&quot;ん&quot;ん&quot;っっ♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
『ぐぱぁ♡』っと開いたサナエの足指が、ショウゴの全身を包み込むように閉じてしまった。<br class="upld" />
小人の細腕などものともせず、指先だけで軽々と包み込んだ彼女は、そのまま『グニグニ♡』と指を蠢かせる。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「『お前みたいな女の足』がなんだって?♡ 今君はその女の足どころか、もっと小さな足の指にすら負けてるんだよ?♡ それなのによくそんな大口が叩けたね?♡ もしかして私より強いつもりだったのかな?♡ それともただの強がりかな?♡ どっちにしろ……やっぱり小人って本当にバカだね〜♡」<br class="upld" />
「うぐっ……ぎぃ……やべろっ……離せぇ……♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
クスクスと笑いながらもサナエは指の動きを一切緩めない。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ほらほら♡ そんな弱っちい力で私に勝てるわけないじゃんか〜♡ もう終わり?♡ 諦めちゃうの?♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
『ギュッ♡♡』とさらに締め付けを強くする。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「うっ……ぐうぅっ……♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
圧倒的な体格差で挟み込まれたショウゴは、あまりの苦しさに顔を歪める。<br class="upld" />
『ミシミシ……♡』と音を立てて軋む骨の音が聞こえてくるようだった。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ねぇ……もうギブアップしちゃう?♡ このまま潰されちゃってもいいの?♡ もし君がいい子になってギブアップできたら、いっぱい気持ちよくしてあげるよ……?♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
サナエが甘い声色で囁いた。<br class="upld" />
しかしそれは悪魔の囁きであった。<br class="upld" />
快楽に負けてしまえば、他の4人のように吸収されてしまう。<br class="upld" />
そんなことはわかっていた。<br class="upld" />
だが、今の彼に抗う術はない。<br class="upld" />
このままでは窒息死するか、あるいは足指ですり潰されてしまうか……助かる可能性は万に一つもない。<br class="upld" />
ならばせめて少しでも時間を稼ぐことができるのならばと考えた彼は、あえて彼女の誘いに乗ることにした。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「んぶっっ♡ はぁっ♡ ぎ、ぎぶっっ♡♡ ……あっぷ♡♡ ん&quot;っ♡」<br class="upld" />
「え〜?♡ なに言ってるのかわかんないな〜♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
必死に訴えかけるショウゴだったが、その願いは届かず、彼の全身は徐々に押し潰されていく。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あはっ♡ 爪先の中でピクピク震えちゃってる……♡ ほんと最高だよ〜♡ もうちょっとで死んじゃうかもしれないっていう恐怖と絶望が入り混じった感情……ゾクゾクしてくるなぁ〜♡」<br class="upld" />
「んぶぅ……むぐぅ……あふっ……♡♡」<br class="upld" />
(やばい……このままじゃほんとに殺されちまう……!!)<br class="upld" />
<br class="upld" />
なんとかして脱出しようと試みるも、相変わらず身体はビクとも動かない。<br class="upld" />
全身の骨が軋みを上げて今にも折れてしまいそうだ。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あ……そういえばまだ名乗ってなかったよね?♡ 私はサナエって言うの♡ よろしくね〜♡ 非力な小人さんっ♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
自己紹介をしながら、サナエはクスクスと笑っていた。<br class="upld" />
小人を嫐るのが楽しくて仕方がないといった様子だ。<br class="upld" />
そのまま彼女は、足の指先を器用に動かしてショウゴを弄び始めた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「んんっ!?♡♡♡ んん〜〜〜っ♡♡♡」<br class="upld" />
(ちょっ……♡ やめっ……♡♡♡)<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ねー、ギブアップしたんだよねぇ?♡ 私の足で気持ちよくされたくなっちゃったんだよねぇ?♡ いいよ?♡ じゃあ今からご褒美タイムね?♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
サナエの足指がショウゴの全身を抱き込んだ。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「はいっ♡ 捕まえた〜♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
背中から抱きしめられるような体勢になった彼は、完全に身動きが取れなくなってしまう。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「んむっ♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
全身を圧迫される感覚に、思わず声が漏れ出る。<br class="upld" />
今まで味わったことのない感覚。<br class="upld" />
柔らかくて温かいハイソックス生地に包み込まれる安心感。<br class="upld" />
『ぐねぐね♡』と蠢いていたサナエの足指は、ほんのりと温かく、心地よいベッドとなってショウゴの背中を優しく受け止める。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「んっ……♡♡ ふぅ……♡♡ はぁ……♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
──なんだこれ……気持ち良すぎる……♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
こんな状態で挟まれたら俺どうなっちゃうんだろう……♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
不安とは裏腹に高まる期待感。<br class="upld" />
ショウゴの身体は完全にサナエの右足裏の中に収まってしまっていた。<br class="upld" />
そしてついにその瞬間が訪れる。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「──耐えられると思ってる?♡ ……無駄だよ♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
サナエはそのまま足をゆっくりと閉じていき、左足の指を使って彼を揉みほぐす。<br class="upld" />
ショウゴを掴んだ右足は固定したまま、左足を上下に動かしていく。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「んっっ♡♡♡ あひぃっ♡♡♡ ああぁっっっ♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
一瞬で虜になってしまうような心地良さ。<br class="upld" />
波打つ足指が絶え間なく股間を擦る度に、快感が込み上げてくる。<br class="upld" />
身体がビクビク震えて止まらない。<br class="upld" />
もはや抵抗の意思など微塵も残っていなかった。<br class="upld" />
ただただ気持ち良くなりたいという欲望だけが頭の中を支配していた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あははっ♡ もうすっかり私の足にメロメロだね〜♡ どうせ潰されないように時間稼ぐぞ〜とかって思ってたんでしょ?♡ あてが外れたね〜♡ そもそも小人がフットサキュバスの足に擦られて耐えられるわけないじゃん♡ ほんとおバカさんなんだから〜♡ ま、そういうとこ嫌いじゃないけどさぁ〜♡ あははっ♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
明確な意図を持ってサナエの足指がショウゴの股間をこねくり回す。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「うぁっ♡ それだめぇっ♡ あひっ♡ ああぁぁぁ♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
──気持ちいい……♡♡ ダメなのに……こんなのされたらおかしくなるぅぅ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
既に思考能力は失われており、ショウゴは完全に快楽に溺れてしまっていた。<br class="upld" />
その様子を見たサナエはニヤリと笑い、さらに強く抱きしめる。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ふふっ♡ 私の足に包まれて幸せでしょ?♡ ほら、もっと素直になっていいんだよ?♡ そうすればもっともっと気持ちよくなれるから……ね?♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
天から降り注ぐ甘い誘惑。<br class="upld" />
それはまるで天使のような優しい声色だった。<br class="upld" />
その声を耳にした途端、ショウゴの心には抗い難い衝動が生まれていた。<br class="upld" />
腰の奥から湧き上がる『ゾクゾク♡』とした思いをを止められない。<br class="upld" />
ちんちんはヒクヒク震え、キンタマが『きゅっ♡』と縮み上がった。<br class="upld" />
サナエの足指に甘く溶かされた反骨心は、あっさりと消え去り。<br class="upld" />
代わりに芽生えたのは、絶対的な服従心だ。<br class="upld" />
<br class="upld" />
(ああっ♡ ダメだぁ……♡ なんでこんなにドキドキするんだよぉっ……♡)<br class="upld" />
<br class="upld" />
そんな思いとは裏腹に、身体は勝手に動き始めていた。<br class="upld" />
腰をカクつかせながら、自分から足裏に身体を擦りつけていく。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「サナエ様っっ♡♡♡ サナエ様っっ♡♡♡」<br class="upld" />
(なんでぇ……♡♡ 止まらねぇ……♡♡)<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あらら〜?♡ 自分から腰ヘコヘコしちゃったんだ〜?♡ ほんっとどうしようもない変態だね〜♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
サナエはショウゴを見下ろしながらクスクスと笑う。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あぅっ♡♡ あああっっ♡♡♡」<br class="upld" />
(ち、違う……俺はそんなんじゃ……♡♡)<br class="upld" />
<br class="upld" />
喉まで出かかった否定のセリフは全て甘い喘ぎ声に変換されてしまう。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「でもしょうがないよね〜♡ 君みたいな小人って女の子の足の裏よりも弱いんだもん♡ こうやってちょっとすりすりしてあげただけで……♡ 発情、止まんにゃぁ〜い♡ ちんちんおっきおっき♡ お股ムズムズしちゃってもう我慢できないよぉ〜♡ って感じでトロ顔晒しちゃうんだから♡」<br class="upld" />
「ん&quot;っっ♡♡♡ あ&quot;あ&quot;っっ♡♡♡ うっっ♡♡♡ あ&quot;っっ♡♡♡ そんなっっ♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ん〜?♡ もうイッちゃうんでちゅか〜?♡ 早漏さんでちゅね〜♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
サナエの足指によって全身を愛撫され続けたショウゴは既に限界を迎えようとしていた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ぴゅっぴゅっぴゅー♡ ぴゅっぴゅっぴゅー♡」<br class="upld" />
「んぐっっ♡♡ あ&quot;あ&quot;あ&quot;っっっ♡♡♡ だ、だめっっ♡♡ それだめっっ♡♡♡ イクっっ♡♡♡ イグっっ♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
ぶびゅるるるるるるるっっっっ♡♡♡ びゅるんっっ♡♡ びゅるんっっ♡♡♡ どびゅびゅびゅびゅっっ♡♡♡ どびゅっ♡♡ どぴゅっ♡♡♡ びゅっ♡♡♡ びゅっ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あ&quot;あ&quot;あ&quot;あ&quot;あ&quot;ぁぁぁ♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
凄まじい勢いで吐き出される精液。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あー……♡ おいし……♡ いつもより何倍も美味しいんだけど……♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
恍惚とした表情を浮かべながらサナエは、爪先に付着した精液を吸収していく。<br class="upld" />
恐怖と快楽による支配をショウゴに与えたことで熟成された精液が、小人の小さな身体からあふれ出る。<br class="upld" />
それは今まで味わってきたどんな精液よりも濃厚で、芳醇な味わいをしていた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あぁ〜♡ 最っ高ぉ〜♡♡♡ 小人ザーメンおいしすぎでしょ……♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
ショウゴの出した精液を一滴残らず吸い尽くしたサナエであったが、それでもなおサナエの足が止まることはなかった。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「まだ出せるよね〜?♡ だって君のおちんちんはまだこんなに元気だもん♡ もっともっと私の足にぴゅっぴゅしたいんだよね〜?♡ ほぉら、早く出せよ変態♡」<br class="upld" />
「あああっっっっ♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
サナエの言葉責めに反応するように、ショウゴの身体がビクンっと跳ね上がる。<br class="upld" />
そして次の瞬間、再び大量の白濁液をぶちまけた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あははっ♡ また出たぁ〜♡ もう完全にマゾになっちゃってんじゃん♡ でもまだやめてあげないから♡ 全部出し切るまでこうやって、足でずっと撫で続けてあげるからね〜♡」<br class="upld" />
「んぎぃっ♡♡♡ あひぃぃぃ♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
サナエはそう言い終わると、おもむろに携帯デバイスを取り出した。<br class="upld" />
この世界のスマートフォンである。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「〜〜〜♪」<br class="upld" />
<br class="upld" />
鼻歌を歌いながら、リラックスした様子でネットサーフィンに興じるのだ。<br class="upld" />
もちろん爪先での小人愛撫も忘れない。<br class="upld" />
小人から時折漏れ出る精液をジュースにしながら、上機嫌で足を滑らせる──。<br class="upld" />
<br class="upld" />
………<br class="upld" />
<br class="upld" />
「さ、さなえ様っっ♡♡♡ ゆるして♡♡♡ ゆるして♡♡♡」<br class="upld" />
「もー、うるさいなぁ。動画見てるんだから少し静かにしてよね」<br class="upld" />
<br class="upld" />
ぎゅむっっ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ん&quot;ん&quot;ん&quot;ん&quot;♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
………<br class="upld" />
<br class="upld" />
「なんか出が悪くなってきたなー♡ ちょっと強く擦ったらまだ出るかも……♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
しゅこっ♡ しゅこしゅこっ♡ しゅこっ♡ しゅこっ♡<br class="upld" />
ぐりゅんっっ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
「お&quot;お&quot;お&quot;お&quot;っっっ♡♡♡」<br class="upld" />
「あっ♡ 出た出た♡ どんだけ飲んでも飽きないな〜♡ みんなが調教にハマって爪先に小人を飼ってるのも納得だよ〜♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
………<br class="upld" />
<br class="upld" />
──きもちいいいいぃっっっ♡♡♡ だめだぁ……♡♡♡ もうなにもかんがえられないいぃ……♡♡♡ きもちよすぎて……♡♡ もうどうでもいいや……♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
ショウゴはもう何も考えられなかった。<br class="upld" />
ただひたすらに快楽を求め、精を吐き出すだけの生き物になり果てていた。<br class="upld" />
そしてとうとうその時が訪れる──。<br class="upld" />
<br class="upld" />
とぷんっっっ♡♡♡ どっぷんっっっ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あっ♡ めっちゃ濃い〜の出たぁ……♡ これってもしかして……♡」<br class="upld" />
「サナエも小人の調教に目覚めたみたいねぇ〜♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あっ、ヒナー♡ うん、めっちゃ楽しい♡ それに、調教して出させた精液、ほんとに美味しいんだ〜♡」<br class="upld" />
「でしょでしょぉ〜?♡ 調教、ハマっちゃうよね〜♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
「うんうん♡」<br class="upld" />
「でさ〜♡ 最後に出たすっごく濃い精液なんだけど〜♡ さっき私が4人を調教した時と同じで、小人さんは最後に生命エネルギーを使って、極上の精液を提供してくれるんだ〜♡ これまで調教してくれたお礼って感じかな〜?♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
──う、うそだっっ♡♡♡ それはお前たちが無理やりっっ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
「へー、そうなんだー! 小人もいいとこあんじゃん♡」<br class="upld" />
「ね♡ ただの餌なのに、とことん私達の都合のいいようにできてるよねー♡ ……でね、その最後の濃厚な精液を出しちゃった小人さんは、残念ながらそれ以上精液を出せなくなっちゃうの〜♡ だからね、最後は感謝の気持ちを込めて、小人さん自身を吸収して私達の栄養にしてあげないといけないんだ〜♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
──なっっ♡ そ、そんな勝手な……!<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ここまで美味しい精液を提供してくれたもんね♡ ありがとうー♡ って言って吸収してあげないと♡」<br class="upld" />
「うんうん〜♡ だから、サナエも今調教した小人を最後に吸収してあげよっか〜♡ きっといつもとは違った味わいがあると思うよ〜♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
──い、いやっっ♡♡♡ そんなっっ♡♡♡ やめてっっ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ふふっ♡ 楽しみ〜♡ それじゃあ爪先の中から出してあげて……♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
──に、逃げなきゃ♡♡♡ 暴れなきゃ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
「小人さん、ぐったりして動かないよ?♡ なんで?」<br class="upld" />
「生命エネルギー出し切っちゃったからね〜♡ 精液全部出した小人さんはお人形さんと一緒なんだ〜♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
──嘘っっ♡♡♡ 違う♡♡♡ 生きてるっっ♡♡♡ まだ意識あるからっっ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
「そうなんだ〜♡ だからこんなに静かなんだね♡ じゃあ小人さんをソックスのふくらはぎのところに……♡ えいっ♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
パチンっ♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あはは♡ ソックスが小人さんの形に浮き上がってる♡ すごいすごーい♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
サナエはショウゴの形がくっきりと浮かび上がったソックスを見て、嬉しそうにはしゃいでいた。<br class="upld" />
ショウゴはというと、既に意識が朦朧としており、自分が押し付けられた肌色の大地を虚な目で見つめていた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
──ああ……俺、死ぬのか……。<br class="upld" />
いやだ……死にたくない……助けて……誰か……♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
ぎゅっ♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
絶望に暮れた彼の背中にサナエの指先が優しく触れた。<br class="upld" />
『ギチギチ♡』に締め付けられたソックス越しに背中を押され、『むちむち♡』としたふくらはぎに全身が沈み込んでいく。<br class="upld" />
指先で『グリグリ♡』と踏み躙られれば、しなやかで強靭な指の力強さを背中に感じ、そのまま押し潰されていく感覚に身を委ねていく。<br class="upld" />
腰の辺りを『グッ♡』と押された瞬間、彼は今までの人生で一番の絶頂に達したのだった。<br class="upld" />
頭のてっぺんから足の先まで、全身くまなく包み込まれるような快楽に包まれる。<br class="upld" />
そうして、彼は体がどんどん蕩けていくような脱力感に浸りながら、意識を手放していくのだった──。<br class="upld" />
<br class="upld" />
<br class="upld" />
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~<br class="upld" />
<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ぷはぁーっ♡ ごちそうさまでした♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
恍惚とした表情を浮かべながら、サナエは満足げにお腹をさすった。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「どうだった〜?♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
ヒナがサナエに話しかける。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ほんっと最高!! 今までにこんな満足したことなかったよー!!♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
頬に両手をあて、たまらないと言った様子でサナエは満面の笑みを浮かべた。<br class="upld" />
その一面だけ切り取って見れば、うら若きギャルJKがただただ無邪気に喜んでいるようにしか見えない。<br class="upld" />
だが実際のところ、彼女らは人間の精を貪り、命を弄ぶ邪悪な魔物なのだ。<br class="upld" />
<br class="upld" />
その一部始終をトンネルの中から見ていたヒロ達3人は、お互いの顔を見合わせた。<br class="upld" />
誰も彼もが青ざめて、ただ茫然と立ち尽くすことしかできなかった。<br class="upld" />
そんな中、ムードメーカー的存在のマサが口を開く。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「な、なぁ……。ショウゴ達を追ってきたのはいいものの、気がつけばあいつら5人はあの巨大な女達に食べられてしまったってわけだ……。なら俺たちが取るべき行動は一つ……だよな? ヒロ?」<br class="upld" />
「う、うん……逃げるしかないね……なんでか知らないけど入り口にどデカい定規が置かれて安全が確保されてる間に……」<br class="upld" />
<br class="upld" />
「「「よし……!」」」<br class="upld" />
<br class="upld" />
3人は一斉に駆け出した。<br class="upld" />
元来た入り口……現在の出口。<br class="upld" />
廊下側に繋がる穴の方へ。<br class="upld" />
彼らは懸命に走った。<br class="upld" />
後ろから聞こえる巨大な女達の笑い声が恐ろしくてたまらなかった──。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「はぁ……はぁ……」<br class="upld" />
<br class="upld" />
息が切れそうになったころ、ようやく出口が見えた。<br class="upld" />
まばゆく輝く外の光が差し込む穴から。<br class="upld" />
無防備にも。<br class="upld" />
彼らは同時に外へ飛び出した瞬間。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「や、やった……あっっ──」<br class="upld" />
<br class="upld" />
突如現れた5本の肉の柱と肉の壁が、彼らの身体を完全に覆い尽くし──。<br class="upld" />
<br class="upld" />
ぎゅむっっ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
あっという間に包み込まれてしまった。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あははっ♡ みんな捕まえちゃった〜♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
女の笑い声と共に、3人は巨大な手の中にすっぽりと収められてしまったのだ。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「う、うわっっ!!」「くそっっっ!!」「なんだこれ……!」<br class="upld" />
<br class="upld" />
3人は閉じられた指を押し返そうと必死に力を込めるも、まるでビクともしない。<br class="upld" />
むしろ抵抗すればするほど、何度も指が締め付けてくるのだ。<br class="upld" />
<br class="upld" />
ぎゅっ♡ ぎゅっ♡ ぎゅっ♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あ&quot;っっ!」「ひっっ!!」「うぁ……」<br class="upld" />
<br class="upld" />
女性特有の暖かさに包まれて、何度も握り締められるうちに彼らの体力はどんどん奪われていく。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「く、くそぉぉ……!!」<br class="upld" />
<br class="upld" />
3人の中で一番力のあるマサが、決死の思いで両腕を突っ張るものの、やはりピクリともしなかった。<br class="upld" />
それどころか逆に腕を押し込むようにして指を閉じられてしまい、腕ごと握り潰されそうになってしまう。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「うっ、うわぁぁっ!!」<br class="upld" />
<br class="upld" />
ぎゅぅぅぅぅ♡♡♡ ぎゅぅぅぅぅ♡♡♡ ぎゅぅぅぅぅ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
<br class="upld" />
何度も何度も握り締められ、その度に強い圧迫感に襲われてしまっては、次第に抵抗する気力が失われていく。<br class="upld" />
<br class="upld" />
──やばい……このままじゃ俺たち……。<br class="upld" />
<br class="upld" />
ヒロ達自身も自分たちが徐々に弱っていくのを感じていた。<br class="upld" />
もう限界が近いのかもしれない。<br class="upld" />
圧倒的な力の前に意識を失いかけたその時、手のひらの拘束が少し緩んだ。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「やっと動かなくなったよー♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
聞き覚えのある声。<br class="upld" />
確か先程ショウゴを吸収した女だったような……。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ほら♡ 私の言った通りでしたよね?♡ この穴の中に入っていった小人が3匹いると……♡ サナエさん?♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
やはりそうだ。<br class="upld" />
しかし、もう一人の声は聞いたことがなかった。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ほんとシオリのおかげだよー♡ さっき一人搾り殺しちゃったから、『小人の飼育方法』の実習授業で使う小人がなかったんだよねー♡ ちょうどよかったよー♡ ありがとー、シオリ〜♡」<br class="upld" />
「いえいえ、どういたしまして♡ 私とサナエの仲ですから♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
<br class="upld" />
シオリ01<br class="upld" />
<br class="upld" />
 <br class="upld" />
<br class="upld" />
******<br class="upld" />
シオリと呼ばれた少女は屈託のない笑顔でそう答えた。<br class="upld" />
彼女はまるでどこかのお嬢様のような雰囲気を漂わせていた。<br class="upld" />
そんな彼女の服装はみんなと同じような白のシャツ。<br class="upld" />
はちきれんばかりに膨らんだ胸のせいでボタンが弾け飛びそうなほど張り詰めている。<br class="upld" />
スカートも短いので引き締まった太ももが露わになっており、その足には赤のリブハイソックスが履かれ、彼女の可愛らしさを強調する。<br class="upld" />
そんなシオリのもう一つのチャームポイントは、腰まで伸びた鮮やかな金髪。<br class="upld" />
ツインテールにまとめ上げられた髪からはふわりとシャンプーの香りが漂ってくる。<br class="upld" />
そして何より目を引くのはその美貌だ。<br class="upld" />
透き通るような白い肌、大きな瞳、通った鼻筋に、ぷるんとした唇。<br class="upld" />
まさに美の化身であるかのような容姿の持ち主だった。<br class="upld" />
<br class="upld" />
******<br class="upld" />
<br class="upld" />
そして今、彼らを捕らえて揉みくちゃにしたサナエの手のひらが開かれた。<br class="upld" />
彼らの視界の中にシオリの可憐な姿が飛び込んでくる。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ごきげんよう、小人さん♡ 逃げられなくて残念でしたわね♡ 私はシオリ♡ これからあなた方を『小人の飼育方法』の授業まで責任を持ってお世話させていただきますわ♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
「は……?」「なに言ってんだこいつ……」「は、はなしてよ……!!」<br class="upld" />
<br class="upld" />
口々に文句を言う三人<br class="upld" />
そんな彼らを嗜めるかのようにシオリが口を開く。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あらあら……小人さんは礼儀というものを知らないのかしら? まぁいいでしょう……それではさっそく始めましょうか♡ 嫌というほどわからせてあげます♡ 私たちに逆らったらどうなるか……♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
そう言うと、シオリはサナエの手の上にいるヒロ達に顔を近づけてきた。<br class="upld" />
整った顔立ちに吸い込まれてしまいそうなほど澄んだ瞳。<br class="upld" />
そんな彼女に見詰められただけで心臓がドキドキしてしまう。<br class="upld" />
思わず目を逸らしてしまうほどに魅力的であった。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あっ……♡」「ひっ……」「く、くるな……♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
『ぷるん♡』と潤った唇が彼らに迫る。<br class="upld" />
恐怖で顔を引き攣らせる3人に、シオリは優しく語りかけた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「そんなに怖がらなくても大丈夫ですよ♡ 今からあなた達を授業の前に少し『調教』するだけですから♡」<br class="upld" />
「な、なにを言ってるんだよお前っ! ふざけるのもいい加減にしろっ!」<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あら?♡ なにかおかしいことでも言いましたか?♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
サナエの手に捕らえられたまま喚くマサに、シオリはきょとんとした表情で聞き返した。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「だってそうだろう!? 俺たちは人間だ!! お前らみたいな化け物じゃない!!」<br class="upld" />
<br class="upld" />
「……うふふ♡ 人間ですか……確かにそうですね♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
シオリは唇に人差し指を当て、少し考え込む素振りを見せた後──。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ふぅぅぅぅ〜♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
突如、彼らに吐息を浴びせた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「んぁぁぁ♡♡♡」「あ&quot;っっっ♡♡♡」「な、なにこれ……♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
生暖かく湿った吐息。<br class="upld" />
全身に纏わり付くような甘さを持った空気に包まれ、彼らの身体が弛緩していく。<br class="upld" />
同時に、股間がじんわりと熱を持ち始めたのを感じた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「うふふふ……♡」「うへへぇ……♡」「あへっ……♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
3人はだらしなく口を開きながら惚けきった表情を浮かべてしまっていた。<br class="upld" />
そんな彼の様子を満足そうに見つめるシオリ。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「どうでしたか?♡ これが私たちサキュバスと、餌でしかないあなた達との格の違いです♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
そう言って妖艶な笑みを浮かべるシオリに対して、ヒロ達は蕩けた体で立っているのも精一杯。<br class="upld" />
だが、マサだけは違った。<br class="upld" />
惚けた顔をしながらも、キッと目の前のサキュバスを睨みつける。<br class="upld" />
その反骨心がシオリは気に入った。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ふふふっ♡ 悔しいですか?♡ でも仕方ありませんね♡ あなたたち人間は所詮、私たちの玩具にすぎないのですから♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
──少しわからせてやろう♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
シオリの中の加虐心が首をもたげた。<br class="upld" />
まずはサナエの手の中にいる小さな人間たちに自分の魅力を見せつけてやろう。<br class="upld" />
シオリは自分の唇をぺろりと舐めた後、再びゆっくりと口を開き──。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「んっ……♡ はぁぁぁぁぁ〜♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
喉の奥に溜め込んだ甘い息を吹きかけた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ふぁぁぁっ♡♡♡」「うぁあっ♡」「……っ♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
彼女の口から放たれた甘い息吹に包み込まれた3人は、のたうち回るように身悶えする。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「はぁぁぁぁぁぁ〜〜〜♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
だがそれでもシオリは息を吹き掛けることをやめない。<br class="upld" />
先程よりも湿度も温度も高く、甘ったるさに磨きがかかったシオリの吐息が何度も何度も、3人の無力な小人に向かって吹き掛けられる。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「どうですか……?♡ 私の息は甘いでしょう?♡ 私の唾液は甘酸っぱいでしょう?♡ お腹の奥に響くような心地良い香りは?♡ 全て私の体液に含まれている成分によるものですよ♡ 私の吐息は全て媚薬なのです♡ ……はぁぁぁぁぁぁ〜〜♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
「うぐっっ♡♡ あぅっっ♡♡」「はぁっっっ♡♡♡♡」「ふぁぁぁっっ♡♡♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
3人はもう限界だった。<br class="upld" />
頭の中は既に真っ白になりかけていて、全身から力が抜け落ち、膝はガクガクと笑っていた。<br class="upld" />
もはやまともに立つことすらままならない状態。<br class="upld" />
しかしシオリは容赦はしない。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「はぁぁぁぁぁぁ〜〜〜♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
ヒロ達の目の前で大きく開けた口から。<br class="upld" />
全身に纏わり付くような甘ったるい息を噴き出す少女──シオリ。<br class="upld" />
それはまるで麻薬のように彼らの意識を溶かしていく。<br class="upld" />
<br class="upld" />
──やばい……これやばい……♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
高純度の濃厚サキュバスフェロモンに包み込まれ、脳髄に直接染み込んでくるような快感に耐えかねた彼らは、その場でビクビクと痙攣し始めていた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「どうやら効果は抜群みたいですね……♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
シオリはそんな3人を楽しそうに眺めながら、さらに追撃を加えるべく口を開いた。<br class="upld" />
今度はより濃度の高い淫気を肺いっぱいに、しかも直接吸い込ませてやるのだ──。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「はぁ〜い♡ たっぷり吸ってくださいね〜♡ ……みんなを代表して、一番生意気だった君が♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
んちゅっっっ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
薄桃色の上唇と下唇とが、既に動けなくなっていたマサの顔面を食(は)むように押し潰す。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「んぶっっっ♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
自分の顔よりも大きくて『ふわふわ♡』の唇。<br class="upld" />
艶のあるピンクのリップクリームを纏った、わずかな荒れもない『ぷるん♡』とした唇が顔いっぱいに押し付けられたのだ。<br class="upld" />
<br class="upld" />
──い、息ができない……♡ 苦しい……♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
シオリの巨大すぎる口に吸い付かれ、呼吸を妨げられてしまったマサは、半ば酸欠に陥りながらなんとかそれを両手で押し返そうとするものの、唾液とリップクリームでぬるついた唇の表面にとっかかりはなく。<br class="upld" />
『ぬるぬる♡』とした可憐な唇一つで簡単に征服されてしまった。<br class="upld" />
そんなシオリの『圧倒的体格差わからせ唇スタンプ♡』の前に、マサは酸素を求めて口をパクつかせるものの──。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「んはぁぁぁぁぁぁ〜〜〜♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
タイミングを見計らったかのように唇の隙間から放たれた濃厚吐息。<br class="upld" />
シオリのサキュバスフェロモンをたっぷり含んだそれが、酸素を求めてパクついていたマサの顔いっぱいに直接浴びせられたのだ。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ん&quot;っっっ♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
その瞬間、『じっとり♡』と重いフェロモンの塊となってシオリの体内から排出された空気が彼の至る所にこびりつく。<br class="upld" />
喉、鼻の奥、頭の裏、肺の中に至るまで。<br class="upld" />
シオリの濃厚な甘い匂いを直接吹き掛けられ、一瞬にしてマサは魅了されてしまう。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「んはぁぁぁぁぁ〜〜〜♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
間髪入れず、二度目のダイレクト吐息責めが、ぐったりとした小人を襲う。<br class="upld" />
しかし、今度は顔にではなく彼の股間に──。<br class="upld" />
シオリの巨大な唇は、マサの意識が一瞬途切れたうちに股間付近まで接近していたようだ。<br class="upld" />
そのままシオリの艶めかしい息が吐き出されると同時に、マサの全身を強烈な刺激が襲う。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「んんんっっっ!!!???♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
『ビクンッ♡』 と身体を仰け反らせる少年。<br class="upld" />
<br class="upld" />
(なんだこれ……なんなんだよこれぇ……♡♡♡)<br class="upld" />
<br class="upld" />
彼は未知の感覚に戸惑いつつも、完全に魅了された身体は正直に反応してしまう。<br class="upld" />
今まで感じたことのない快楽に翻弄される中、なんとか冷静さを取り戻そうと抗うものの。<br class="upld" />
そんな努力はシオリの唇の前に儚くも崩れ去る。<br class="upld" />
<br class="upld" />
んちゅっ♡♡ ちゅっ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
休む間もなく、シオリの唇が小人の股間に吸い付いた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
んちゅうぅぅぅぅ〜〜〜〜っっっ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ん&quot;あ&quot;あ&quot;あ&quot;あ&quot;あ&quot;ぁぁぁぁ♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
熟れてどろどろになった果実を潰さないように。<br class="upld" />
生ジュースを搾り取るかの如く丁寧に吸い付いたシオリの唇が、淫らな音を立てながら吸引を始めた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
ちゅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜っっっ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
それはうんと手加減された優しい刺激ではあるものの、既にシオリの唇で魅了されていたマサにとっては十分な威力があったようで──。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「んんんんんっっっ!!!♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
あっという間に絶頂を迎えてしまった。<br class="upld" />
<br class="upld" />
どぷっ♡ どぷっ♡ どぷどぷどぷどぷどぷぅ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
優しく引っ張り出されるようにしてあふれ出した精液は、外に出るそばから全て、シオリの口に吸い込まれていく。<br class="upld" />
<br class="upld" />
ちゅぅぅぅぅ〜〜♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
小さな肉の棒をストロー代わりに。<br class="upld" />
ゆっくりと少しでも長く。<br class="upld" />
小人に快楽を味わわせようと、唇の力を調整しながら精液を吸い上げていく。<br class="upld" />
<br class="upld" />
どぷぷぷぷぷぷぷぅぅ〜♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あ&quot;っっっ♡♡♡ なんでっっっ♡♡♡ くそっっ♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
そのおかげというべきか。<br class="upld" />
マサの小さな身体は、耐え難いほどの快楽地獄に晒されていた。<br class="upld" />
何度出しても止まらない射精感。<br class="upld" />
それだけならまだしも、射精すればするほど敏感になる身体。<br class="upld" />
そして感度が上がれば上がるほど、より強い快感に襲われる。<br class="upld" />
だがしかし、シオリの唇は股間を解放してはくれない。<br class="upld" />
<br class="upld" />
ちゅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あ&quot;あ&quot;あ&quot;あ&quot;あ&quot;あ&quot;あ&quot;あ&quot;♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
永遠に続く絶頂感に、頭の中は真っ白を通り越して崩壊寸前。<br class="upld" />
全身もガタガタ震え、焦点の定まらない目でシオリの巨大な顔を見つめ続ける少年は、もはや人としての尊厳すら失いかけていた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
ん〜〜……♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
やがて、何もかも、魂すらも吸い出されてしまう。<br class="upld" />
その直前で──。<br class="upld" />
<br class="upld" />
ちゅぱっっ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
大きなリップ音を立てたシオリの唇。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「……んはぁぁぁ♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
満足気に吊り上がった口角の隙間。<br class="upld" />
そこからトドメとばかりに漏れ出てきたのは、喉奥にたっぷり溜め込まれた、深い深いため息のような空気の塊。<br class="upld" />
視界がピンクに染め上げられたと錯覚するほど甘ったるい艶色吐息が、彼ら3人を魅了の底に突き落とし──。<br class="upld" />
<br class="upld" />
シオリの顔はゆっくりと遠ざかっていった。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「やっぱり魅了させてから啜る精液は一味違いますね……♡ たまには口で直接吸うのも風流ですし……♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
唇に付着したわずかな白濁をピンクの舌が『ペロリ♡』とひと舐めにした。<br class="upld" />
シオリのキスをもろに浴びせられたマサには、『べっとり♡』と薄桃色のリップクリームの油分がこびり付き『テカテカ♡』と艶めいていて。<br class="upld" />
マサの身体一つでは収まりきらなかったそれはサナエの手のひらにも──。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ちょっと、シオリ? 私の手の上でなんてことしてんのよ?」<br class="upld" />
<br class="upld" />
サナエの手の上に乗った三匹の小人のうち、一匹の身体とサナエの手のひらの一部がヌルヌルになってしまったことを指摘しつつ、シオリを責め立てるサナエだったが、当の彼女は全く悪びれた様子はなく。<br class="upld" />
むしろ、サナエの手に捕まった彼らを見下ろしながら、恍惚とした表情を浮かべている。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ふふっ♡ 楽しかったものですから、つい……♡ ごめんなさいね?♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
妖艶な笑みを浮かべ、謝罪の言葉を口にするシオリ。<br class="upld" />
彼女の口からは反省の色など微塵も感じられない。<br class="upld" />
ただただ謝る意味の言葉が飛び出してくるばかりだ。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「まったくもう……。まぁシオリならいいけどさー」<br class="upld" />
<br class="upld" />
そう言ってため息を吐くサナエを尻目に、シオリはニッコリと微笑んで。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「さっ、『小人の飼育方法』の授業は来週ですから♡ 私はキスでメロメロになっちゃったこの小人をいただいていきますね?♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
サナエの手からマサを『ひょいっ♡』と摘み上げ、反対の手で自らの胸を押さえつけながら、胸のポケットの中に彼を落っことした。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あ&quot;っっ♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
咄嗟のことに何もできずに転がっていくマサに対し、『ここはちょっとキツイかもしれませんが♡』と笑みを浮かべ、シオリは押さえつけていたおっぱいから手を離すと──。<br class="upld" />
<br class="upld" />
ばるんっっ♡♡♡<br class="upld" />
ミチっ♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ん&quot;っっっっ♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
彼の小さな身体は、制服シャツの内側から張り出してきた爆乳に磔にされてしまう。<br class="upld" />
<br class="upld" />
ミチミチミチっっ♡♡♡<br class="upld" />
ギチギチギチっっ♡♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
たわわに実った圧倒的質量の肉鞠は、揉むとどこまでも沈み込む柔らかさを持っていながら、小人如きの力ではビクともしない程の強靭さを誇り。<br class="upld" />
さらに制服が張り裂けそうな程パンパンに詰め込まれているのだ。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「んふふ……♡ 私としたことが、間違えて去年のシャツを着ちゃったみたいですね♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
艶やかに微笑みながら、シオリは胸のポッケにクッキリと浮かび上がったマサの身体に指を這わす。<br class="upld" />
<br class="upld" />
スリスリ♡♡ サワサワ♡♡<br class="upld" />
<br class="upld" />
「ん&quot;っっっ♡♡♡ ん&quot;っっっ♡♡♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
全身を指先で優しく撫でてやると、ポケットの中で『ビクビク♡』っと身体を震わせる可愛い小人。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「通りでいつもより胸が苦しいと思いました……♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
自身の胸に小人を押し付けながら、『はぁ……♡』とため息をついたシオリは、とどめとばかりに小さく声を漏らした。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「だから今日……ノーブラなんです♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
その瞬間指先から伝わる小人の震えが激しくなった。<br class="upld" />
一定周期で『びくん♡ びくん♡』と痙攣し、それはどんどん短くなって、何度か少し大きく震えた後。<br class="upld" />
やがて小人は動かなくなってしまった。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「あらあら……♡ 『ノーブラ♡』って囁いただけでイっちゃうなんて……♡ 小人さんは初心(うぶ)なんですねぇ♡ 今度、時間のある時にでも私の乳首にご奉仕してもらいましょうか?♡ そしたらどうなっちゃうんでしょうね……♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
人差し指を顎に当て、考え込むような仕草を見せるシオリだったが、すぐに気を取り直して口を開く。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「さて、残りの子達はどうしましょうか……?♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
2匹の小人を指差したまま、サナエの方に顔を向けるシオリ。<br class="upld" />
キラキラとした瞳で見つめられたサナエは呆れたようにため息をつき、一言呟いた。<br class="upld" />
<br class="upld" />
「好きにしていいわよ……」<br class="upld" />
「ありがとうございます!♡」<br class="upld" />
<br class="upld" />
それを聞いて満面の笑みを浮かべたシオリは、すぐさま行動に移した。<br class="upld" />
サナエの手のひらからヒロとコウタの二匹をつまみ上げると、ゆっくりゆっくりと胸元へ近づけていく。<br class="upld" />
彼らにたっぷりと、自慢の胸を見せつけてやるのだ。<br class="upld" />
<br class="upld" />
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【FANBOXサンプル】サキュバス店『牛乳牧場』の超爆乳牛娘のミルキーさんに、小人族のリドル君がお手々で力の差を理解させられ、おっぱいとお口で一滴残らず搾り取られる話。【本文約30,000文字】

こちらは、pixivFANBOXにて有料支援者様向けのサンプルになります。
以下URLにてご支援いただくことで閲覧可能です。
https://ahiru-past.fanbox.cc/posts/5258266

本文:約3万文字
AI挿絵:1枚

【流れ】
・サンプル公開分
→超爆乳に見惚れる
→体格差お手々で撫で撫で→力の差をわからせる
→指先コキ
→おっぱい見せつけ→おっぱいを見せつけながら意地悪する
→おっぱいメテオでベッド揺らし
→乳揉み
→ブラ脱ぎ見せつけ
→生おっぱい見せつけ

・FANBOX公開分
→おっぱいで全身挟み込み→おっぱいフェロモン責め→全身パイズリ→無自覚責め→キツキツブラジャー着用爆乳圧迫→連続射精
→キス→バキュームフェラ→連続射精
→エンディング


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ドックン
ドックン

とうとうきてしまった──。

サキュバス店『牛乳牧場』

そこは獣人族でも特におっぱいの大きい乳牛系獣人の女性が数多く働くお店で、その中でも人気ナンバーワンを争うミルキーさんを指名した僕は、控え室で今か今かとその時を待っていた。
お待ちの間に、と差し出されたミルクに口を付ける。
ほんのりと温かく、濃厚な甘味が喉奥に纏わりついて離れない。
舌の上に残る甘みはいつまでも消えずに残っていて、その余韻に浸っているうちに身体の奥底からじんわりと熱を帯びていく。

「美味しい……」

自然とそんな言葉が漏れてしまうほどだ。
しかし、僕はそんな極上のミルクを飲み干さずに残してしまう。
いや、"飲み干せず"と言った方が正しいだろう。
何せ僕は──。

「小人族のリドル様〜♡ 奥のお部屋へどうぞ〜♡」

そう、身長20センチにも満たない小人族なのだ。
普通サイズのコップに並々と注がれた、全部持って帰りたいほどに美味なミルクに後ろ髪を引かれながら、僕を呼ぶ声がする方へ向かう──。

………

「はぁ……はぁ……はぁ……」

通常サイズのお店では、小人の僕にとって移動だって一苦労だ。
柔らかでふわふわのいかにも高級そうな絨毯。
本来、踏みしめるものを癒すそれだが、僕にとっては足に纏わりついてくる蔓草に等しい。

フェアリー族のように空さえ飛べれば……。

いや、ないものねだりはよそう。
その代わり小人族には類稀な身体能力が備わっているのだ。
走る速さやジャンプ力はもちろん、大きなものも持つことだってできる。

……枕詞に"体の大きさの割には"と付くのだが。

「もしみんなと同じ大きさになれたら……」

そう何度夢想したかわからない。
けれど、いくら願っても小人族の僕の身体が大きくなることはなかった。

小人族は他の種族に比べて非力な上に魔法も使えない。
それだけならまだしも、その見た目からいくつになっても子ども扱いされてしまうのだ。

「僕だって立派な大人なんだぞ……!」

そんなコンプレックスを胸に抱きつつ、目的の部屋に辿り着いた。
少し隙間の開いた扉。
小人族の僕に対する配慮だろうか。
そんな心遣いも今はどこか憎らしい。

「この程度の扉くらい、一人でどうにか出来るさ」

誰に言うでもなく独りごちた。
ドアの隙間からするりと部屋の中に入ると、隅に置かれたベッドと、中央に置かれた丸椅子が目に入る。
決して広いとは言えない部屋だが、僕にとっては十分すぎるほどの広さだった。

相変わらず床の絨毯に足を取られながら、ベッドを目指して歩みを進める。

プレイ用の分厚いマットレスは地上から50センチほどの高さだろうか。
近くまで寄ると、僕の身長の約3倍の高さを誇る純白の壁に圧倒される。

「こ、これが普通の人のサイズのベッド……」

僕たちの世界ではそうお目にかかることのない、真っ白な大地。
それが今、目の前で僕を見下ろしているのだ。

(何を今更怖気付いてるんだ……!)

パチンっと頬を叩き、シーツの繊維に指をかけ、落ちないように気をつけながらよじ登っていく。

(この程度の高さ、落ちてもどうもないんだけど……)

あまりの大きさに圧倒されたものの、小人である僕は、例えどんな高さから落ちたとしても怪我一つ負うことはない。
そもそも身体自体が丈夫だし、たとえ傷付いたところですぐに治ってしまう。
それでも心配になってしまうのは、頭の奥底に刻み込まれた生き物としての本能がそうさせるのだろう。
もちろん有翼人に空高くまで連れ去られるとわかんないけど……。

………

「よいしょっと……」

無事に登りきった先にあったのは、まさに雲の上と形容するに相応しい景色だった。
眼下に広がる白い大地。
天井を彩る怪しげなライトはこれから起こるであろう淫靡な行為を暗示しているようで、否応なしに興奮を掻き立てられる。

それに──。

ベッドを登ったことによって気付いたのだが、その壁面には巨大な鏡が設置されていた。
それは、部屋の壁一面を埋め尽くすほどの面積を持つ特大の姿見。
鏡の中で中心に立つ僕を『ニヤニヤ♡』と意地の悪い笑みをたたえた女性が見下ろす姿が──。

「ご指名ありがとうございます♡ ミルキーで〜す♡」
「っ!?」

突如、背後から聞こえた声に心臓が跳ね上がる。

「ふふ、びっくりした?」

振り返ると、そこには悪戯っぽく笑う乳牛種のサキュ嬢の姿があった。

「あ、えっと、はい……」

突然の出来事に頭が追いつかない。
えっと、僕はミルキーさんを指名して……それで先にこの部屋に着いて、ベッドの上で彼女を待とうと……。
だからつまり……。

「私が、ミルキーだよ♡」

そう、目の前の女性は僕が指名した相手だったのだ。

「君がリドル君かな?♡ へぇ〜♡ 小人族って聞いてたからどんな子かな〜って思ったけど……♡ やっぱり噂通り、とっても可愛いお客さんだね♡」
「ッッ!!」

ミルキーさんがゆっくりと僕に近付いてくる。

たぷぅん♡ とぷぅん……♡

彼女が一歩、また一歩と大地を踏みしめる度に、その豊満な乳房が大きく揺れる。
グリーンの牛柄のビキニは、ブラというには心許なく、辛うじて乳首だけを隠しているだけの代物。
しかし、そんな薄布に隠された……いや、布からはみ出た乳輪はあまりに巨大すぎた。
その先端で『ぷっくら♡』と膨らんだ乳首は彼女の爆乳に見合ったサイズであり、今にも布地を突き破らんばかり。
その先端が湿って見えるのは気のせいではないだろう。

むわぁ……♡♡♡

ダイナマイトボディから漏れ出した甘いミルクの香りが鼻腔をくすぐる。
その香りは脳髄に染み渡り、僕の思考を麻痺させていく。

ずしん♡ ずしん♡

地面が揺れる。
だが実際に大きく揺れているわけではないだろう。
小人族だからこそ感じ取れる微弱な振動。
身体の大きな種族から身を守るために発達した鋭敏なセンサー。
ミルキーさんという山脈のような巨体の接近に、本能が警鐘を鳴らす。
だがそんな生命が危ぶまれるような危機的状況にも関わらず、僕の足は動かない。
ピクリともしない。

だぷんっ♡♡♡ どぷんっ♡♡♡

そう、僕の足を強制的に止めたのは、脳ミソを痺れさせる甘い甘いミルクの香りでもなければ、僕を真っ直ぐに見下ろす美しい瞳でもない。

だぱんっ♡♡♡ どたぷんっ♡♡♡

僕の目を捕らえて離さないミルキーさんの超弩級サイズのバストが、僕に動くことを許さないのだ。

たぷんっ♡♡♡ とっぷぅん♡♡♡

彼女が足を一歩踏み出すごとに、大きな二つの山脈が重々しく揺れ動き、大気を震わせる。
その度に、濃厚な甘い香りが『むわっ♡』と僕に打ち付けられる。

ばるるんっっ♡♡♡ ぶるるるんっっ♡♡♡

ミルキーさんはただ歩いているだけなのに、まるで意思を持っているかのように自由自在に形を変えながら迫り来るその様は、さながら海原に浮かぶ大津波のようだ。

(あぁ……すごい……)

言葉が出ない。
いや、思考すらままならない。
たちどころにミルキーさんのおっぱいに心を奪われた。
その圧倒的存在感を放つ双丘によって視界が遮られ、ミルキーさんの顔すらも見えなくなるほど接近を許していたことに気づかないほど、僕の視線はおっぱいに囚われてしまっていたのだ。

「初めましてリドル君♡ 今日はよろしくね♡」

そんな言葉と一緒になってミルキーさんの手のひらが降りてきた。
それは『ぐわっ♡♡』と周りの空気を圧縮し、僕の小さな頭の天辺にまで到達する。

「わふっ!?♡♡♡」

思わず声が出てしまうほどの質量感と同時に"捕まってしまう"という恐怖感。
ひどいことをされるはずがないのに、身体の奥底に刻み込まれた本能が危険信号を灯す。
しかし、それも一瞬のこと。
次の瞬間には──。

もにゅもにゅ♡♡♡
もみゅもみゅもみゅ♡♡♡

優しく頭を包み込まれ、揉みくちゃにされていたのだった。

「やっっ♡♡ あっっ♡♡ んっっ♡♡」

しっとりと汗ばんだ手のひらの中で弄ばれるように蹂躙され、今まで感じたことのない心地よさを叩き込まれる。

「ほらぁ♡ もっと声出していいよ〜♡ ここには私たちしかいないんだからさぁ♡」

ミルキーさんの巨大な手は、『ふにふに♡』と女性らしい柔らかさを携えており、それでいて甘いミルクの香りを漂わせていた。
視界いっぱいに肌色が埋め尽くされた状態で、ミルキーさんの口から囁かれた誘惑の言葉。
僕を弄んでいる張本人である彼女の甘くて蕩けるような声質も相まって、抗う気力など微塵も湧かない。

「ひあっっ♡♡ あっっ♡♡ みるきーさん! やめっ!!」

両手を伸ばし、彼女の指を掴んで精一杯引き剥がそうとするものの。
ミルキーさんの甘い声と柔らかな手の感触ですっかり理性を溶かされた僕が、形の上で行う抵抗など意味をなすはずもない。

「やめっっ!やめっっ♡」
「あはは〜♡ リドル君は可愛いな〜♡ 撫で撫で撫で〜♡♡」

彼女の力強い指先から僕の手のひら一杯に伝わる柔らかい感触と温かみは、彼女が"女の子"であることを実感させる。
だが一方で、僕の全力をもってしてもピクリともしないミルキーさんの柔らかいお手々が、『女の子の片手すらをも持て余す』という純然たる事実を僕に突きつけることにより、僕の男としての尊厳を奪っていくようだった。

文字通り、ミルキーさんの優しい手のひらは僕の頭を完全に"掌握"していた。

「やめて欲しいなら振りほどいてみたらどう?♡ それともそれくらいがキミの全力?♡ そのちっちゃなお手々で私の指を掴むのが精一杯なのかな?♡ 小さな小さなお客様?♡」
「くっ……うぅ……」

僕から挨拶すらまともにできていないのに、いつの間にか彼女に主導権を握られているこの状況。
ミルキーさんに煽られた僕は必死に力を振り絞って手のひらを持ち上げようとするのだが、僕の頭に覆いかぶさった柔らかな肉の天井は、どれだけ力を込めても押し返すことは叶わない。
うんうん唸りながら、両手を頭の上に突き出して必死に抵抗してみるものの、ミルキーさんの柔らかい手のひらの肉に僕の小さな手が飲み込まれていくだけ。

「おーい?♡ まだ全然力入れてないんだけど~?♡」

そんな僕の無駄な努力をあざ笑うかのように重みを増していく肉の天井。
片手一つで『ずっしり♡』と重量感たっぷりの肉の傘の内側は、ミルキーさんの体温により発汗し、蒸れていて、甘酸っぱい匂いが充満し始めていた。

「ううっ……♡」

鼻から息を吸う度に、肺の中までミルキーさんの甘酸っぱい匂いでいっぱいになる。
身体中の全神経がこの匂いに集中してしまって、頭がおかしくなりそうだ。
巨大な手のひらを支えるために突っ張った両手もプルプル震えて限界が近い。
もうダメだ……そう思った瞬間──。

ぎゅぅぅぅぅぅ♡♡♡

凄まじい力で上から押さえつけられ、僕はベッドに縫い付けられた。

「きゃうっっっっ!!??♡♡♡」
「あはは〜♡ 可愛い〜♡」

全身が押し潰されるような圧迫感に襲われ、肺の中の空気を全て吐き出さされる。
全身の骨が軋むような感覚と共に、身体が圧迫されていく。
ふかふかのベッドが背中を包み込み。
正面からは『むちむち♡』の肉のお布団が覆い被さっていて。

逃げ場のないベッドの上で、僕はミルキーさんの手のひらの下に捕われてしまっていた。

むぎゅうううう♡♡♡♡

「あぐっっ!!??♡♡♡」

太い太い指の隙間から覗く景色。
僕を見下ろすミルキーさんの顔は、逆光でよく見えない。
だがその声色から察するに、きっと悪い笑みを浮かべているのだろう。

「ねぇリドル君?」

頭上から降り注ぐ優しい声。
その声はまるで子守唄のように、僕の耳に心地よく響く。

「今どんな気持ち?」

だがその音色とは裏腹に、その声からは感情が読み取れない。

「苦しいでしょ?♡ 息できないよね?♡ 私に潰されちゃうね?♡」

くすくすと笑う彼女。
僕を嘲笑っているのか、それとも僕を慈しんでくれているのか。
どこまでが本気で、どこまでが演技なのか。
練達のサキュ嬢としての経験を持つ彼女は、未熟な僕になんか的を絞らせてくれるはずがなかった。

「ぼ、僕はお客さんなん──ッッッ!!!」

言い終わる前に、再び『ずしんっ♡♡♡』と体重をかけられてしまう。

「だから?♡ 何?♡ 『僕はお客さんなんだぞー』って言いたいんでしょ?♡ 分かってるよそんなこと♡ でも関係ないじゃんそんなの♡ 今の自分の状況わかってる?♡ 本当だったら小人族は通常サイズの女の子から逃げなきゃダメなんだよね?♡ それが、私のおっぱいに見惚れて動けなくなっちゃったんでしょ?♡ そのリドル君を私が一方的に蹂躙してるだけ♡ つまりこれは私とリドル君の力関係の問題ってこと♡ そんな私に向かって、『客だぞー!』って言えると思う?♡ 無理だよねー♡ だってこんなに簡単に負けちゃってるんだもん♡」

ずしんっ♡♡♡ ずしんっ♡♡♡

何度も何度も何度も、圧倒的な質量差によるマウントポジションからの圧力を加えられる。
その度に『ぐわっっ♡♡♡』と世界が揺れて、視界が明滅する。
ミルキーさんがその気になれば、僕のことを捻り潰すことなんてわけもないだろう。
柔らかいはずの手のひらがあっという間に凶器に変わるのだ。

そう考えた瞬間、僕はミルキーさんの手のひらから逃れることができないのだと本能で理解させられる。
それと同時に、圧倒的な力の差を思い知らされるのだった。

「私はただ、キミのことを可愛がってあげたいだけだよ?♡ こうやって、可愛い可愛いリドル君のことを、こねこねしてあげるだけ♡ キミは私の手のひらの中で、ただ悶えていればいいんだよ♡」

その言葉の通り、僕はひたすらに弄ばれていた。
圧倒的な暴力。
全身を包み込む巨大な肉の塊に押しつぶされ、身動き一つ取ることすら許されない状況。
しかしそんな状況にありながらも、僕の中には不思議と"恐怖"の二文字はなかった。
むしろ、このままずっと彼女の"おもちゃ"にされていたいと思ってしまう自分がいて。
次第に芽生えてくるのは、自分の存在そのものが彼女に支配されているかのような感覚。

小人族の能力は、その全てがこういう状況にならないために備わった能力だった。
小さな体躯に似合わない脚力。
遠くまで見渡せる目。
どんな些細な物音すら聞き逃さない耳。
極めつけは、微弱な空気の振動ですら感じ取れる全身の敏感なセンサー。
どれもこれも、小さな身体の中に秘められた強力な武器だ。
それが今や──。

「あっっ♡♡ あっっっ♡♡ ああっっ♡♡♡」
(ミルキーさんの手……すごい……♡♡♡)

僕の全身をすっぽりと覆い尽くした大きな手のひらが、優しくマッサージをしてくれる。
その手つきはあまりにも繊細かつ大胆であり、先程のように乱暴に扱われることはなく。
それはまさに、"愛撫"と呼ぶに相応しいものだった。

むにゅん♡ もみゅん♡ もみゅみゅん♡

「あんっ♡ あふっ♡ んん〜♡♡」

絶妙な力加減で揉みほぐされる度に、身体の奥底から何かがこみ上げてきて、自然と口から声が漏れ出してしまう。
今まで感じたことのないような快感は、一度味わってしまえば病みつきになってしまうほど気持ちが良くて。
僕は無意識のうちに、自らミルキーさんの手のひらに身体を預けてしまっていた。

「ふふっ♡ お顔が蕩けてるよリドル君?♡」

ミルキーさんの甘い声で囁かれた言葉に、ハッと我に返った。

「ち、違う! 僕は別に気持ち良くなんてなってない!」
「ふーん……そっかぁ……♡」

慌てて取り繕う僕だったが、既に手遅れだったようだ。
巨大な手のひらを僕の上から退かしたミルキーさんがニヤリと口角を上げ、意地悪そうな笑みを浮かべているのが視界に映る。

肩に届かないくらいの少し暗めの茶髪の両サイドから『ニョキ♡』っと生えた二本の角。
丁度中央のてっぺんには可愛らしいアホ毛が『ぴょこん♡』と主張し、顔だけを切り取って見ればあどけない美少女のようにも見える。
だがそんな彼女の見た目に反し、首から下はしっかりと大人の女性……いや、サキュ嬢でもまずお目にかかることの出来ない程、立派な連峰がそびえ立つ。
グリーンの牛柄ビキニブラを『パツン♡ パツン♡』に張り詰めさせ、今にも弾けてしまいそうなほどのボリュームを誇る乳房は、彼女のほんの動作で揺れ動き、『ぶるんっ♡ ぶるんっ♡』と柔らかさを主張していて、双丘の間で形成された長く深すぎる谷間は身体の小さな僕くらいならあっという間に飲み込み、一生出られなくされてしまう、そんな気がしてならなかった。

「──どうしたの?♡」

ぐわぁぁぁ……♡♡♡
ぶるるるるんっっっっ♡♡♡

またもや周囲の空気を圧縮しながら落ちてくる天井。
しかしそれは僕を押さえつけていた手のひらではない。
ベッドの上で仰向けになって動けない僕をよく見ようと、ミルキーさんの上半身が前傾姿勢になった結果であった。
重力に従って垂れ落ちる二つの山が、圧倒的な質量を携えて落ちてきたのだ。

ばるるるんっっっっ♡♡♡

腰をかがめただけで、凄まじい圧を伴って落下してくる二つの山脈。
その光景はさながら天変地異のようで、僕が必死に抗おうとしていたことなど一瞬で忘れ去ってしまう程の衝撃的な光景だった。

「ねぇ、なんでキミのお股は膨らんじゃってるのかなぁ~?♡ 私のお手々布団、別に気持ちよくなかったんだよね?♡」

僕を見据える透き通ったブルーの大きな瞳が、妖しい輝きを帯び始める。
弓形に歪んだ瞳に見つめられた瞬間、ゾクゾクとした感覚が背筋を駆け抜け、肌の表面がプツプツと泡立った。

「ねぇ、なんで?♡」
「ッッッ♡♡♡」

ミルキーさんの問いかけに答えられないでいると、不意に股間に衝撃が走った。
僕の太もも程もある巨大な人差し指の先っちょで、ズボンの上から『つんつんっ♡』とされてしまったのだ。

「あ"っっ♡♡♡ うぅぅ……♡♡♡」

『つんつんっ♡』というと可愛らしいが、僕にとってその威力たるや凄まじく。
ミルキーさんにとって少しつついただけであったとしても、僕にとっては太くて巨大な指の先で『ずりっっ♡♡ ずりっっ♡♡』っと擦られたも同然なのだ。
あまりの刺激の強さに腰が跳ね上がり、情けない声が口から漏れてしまう。
そんな反応を見て気を良くしたのか、ミルキーさんはクスクスと笑い声を上げながら指を滑らせていく。

「あれれぇ〜?♡ なんでお股膨らんでるのかなぁ〜?♡ 教えてよぉ〜♡」

ずりっっ♡♡♡ ずりっっ♡♡♡ クニクニっ♡♡

前後に指先を滑らせるだけなく、時折指の腹でこね回されるたびに脳髄まで痺れるような快楽が迸り、腰の奥が『キュン♡ キュン♡』と疼いてしまう。
まるで電気信号のような激しい快感が全身を貫き、あっという間に下半身に熱が集まっていく。
僕を犯す大きな指先に両手を添えるも、押し返すどころか縋り付くようにしか力が入らず、むしろ『もっとして……♡』『お願い……♡』と言っているような格好になってしまっていた。

「はぁ……はぁ……はぁっ……♡♡♡」
「……ほら、リドル君答えてよ。どうしてキミのお股は大きくなってるのかな?♡」

「そ、それは……」
「それは?」

「ミルキーさんが……ミルキーさんがえっちだからです……!」
「ふーん、そうなんだぁ♡」

「え……?」
「私、リドル君が可愛いなって思って、キミの頭を撫で撫でしてただけだよ?♡ それがエッチなことだって勘違いしちゃったんだぁ♡ ……ふふっ♡ 可愛いんだから♡」

「なっ!? ぼ、僕は可愛くなんか──!!」
「可愛いよっ♡」

ずりずりずり♡♡♡

「んんんんん♡♡♡ はぁぁぁぁ♡♡♡」

ミルキーさんの巨大な指で『すりすり♡』と優しく撫でられただけなのに、反論の弁は甘い嬌声に上書きされてしまった。
そのあまりもの気持ち良さに頭が真っ白になり、何も考えられなくなる。
サキュ嬢の指先一つで翻弄され、情けなく喘いでしまう自分の姿が恥ずかしくて堪らないはずなのに、身体は勝手に反応してしまい、『ビクンッ♡♡』と大きく仰け反ってしまっていた。

「リドル君、感度いいね♡」

ミルキーさんの指先がゆっくりと離れていく。
それと共に、全身に広がっていた熱が少しずつ冷めていき、徐々に思考がクリアになっていくのを感じた。

(そうだ……! ミルキーさんに頭を撫でられてから、なんだか変な感じになっちゃって……)

先程までとは打って変わって、少しだけ頭の中がスッキリした気がする。
だが、それでもまだ身体の奥底には熱い何かが燻っていて、思考回路を鈍らせるような感覚が残っていた。

(それに、身体が熱くて仕方ないし……)

未だに身体の芯は熱を帯びていて、先程よりも強い快感を求めているようだった。
その証拠にズボンの下でペニスはガチガチに勃起しており、痛いくらいに張り詰めているせいで下着の中は我慢汁でべちゃべちゃになっていた。

「んー……♡ ボクは、こういうお店は初めてなのかなぁ?♡」

巨大な唇から甘ったるい声を吐き出しながら、僕を見下ろすミルキーさん。
『むわっ♡』とした吐息が頬を撫で、冷静になろうとする僕を阻害する。

ずしぃぃぃん♡♡
ギシィィィィ♡♡♡

更に、彼女のついた両手がベッドを軋ませ、僕の身体も一緒に上下に揺さぶられる。
その度に、彼女の大きな胸も『ゆさっ♡ ゆさっ♡』と重々しく揺れ動いていて、僕の視線はその一点に集中してしまっていた。

「──こ、子ども扱いしないでください!! ……初めてなんかじゃっっ♡♡ ふぇ、ファアリー族とだって……」

咄嗟に吐いた嘘。
自分のプライドを守るために張った見栄。

「ふ〜ん……♡」

だけど、僕のとった選択が間違いであったことを意地悪そうな笑みを浮かべた彼女の表情が物語っていた。

「そうなんだぁ……♡」

僕の言葉を聞いてニヤリと口角を上げたミルキーさんの両手が、ゆっくりと自身の両胸に添えられる。

ゆさっ♡ ゆさっ♡

「あ"っっ♡♡♡」

ゆさっ♡ ゆさっ♡

少し震わせては止めて。
震わせては止めてと、僕を焦らすように乳肉を揺らしてくるミルキーさん。
そんな行為に、僕はまんまと興奮させられてしまっていて──。

「わざわざうちの店を選んだってことは〜……♡ そういうことだよね?♡」
「えっ……? あぅっ♡ あぅ♡ あぅぅぅ♡♡ うぅぅぅぅ♡♡♡」

意味のある言葉を発する余裕すらなくなっていた。
目の前で優しく揺れるおっぱいに魅了されて、何も考えられない。
もう既に限界まで昂ってしまったペニスからは透明な液体が溢れ出し、パンツに大きな染みを作っていた。

「──おっぱいが大きい娘が好きなんでしょ?♡」

ゆさゆさ……♡
たぷぅん♡ たぱぁん♡

「あ"っ♡ う、うんっ……♡ ち、ちがっっ♡♡ うそっ♡♡ なんでっ♡♡」

「それもそこら辺にいるサキュ嬢みたいに、ただ大きいだけじゃなくて、とびきり大きい娘……♡ リドル君なんか何人も谷間の中に閉じ込めることができちゃうくらいの……♡ 私みたいな超爆乳っ娘が好きなんだよね?♡」

「あっっ♡♡♡ だ、だめっ♡♡♡ 言わないでっ♡♡♡ ち、ちがうもんっっ♡♡」

図星を突かれ、必死に否定するも説得力はまるでない。
それどころか、より激しく胸を揺すられてしまい、ますます動揺してしまうばかりであった。

「……へぇー、違うんだぁー♡ じゃあなんで私のお顔から目を逸らしてるのかなぁ~?♡ チラチラ♡ チラチラ……♡ リドル君の可愛いお目々はどこ向いてるのかなぁ〜?♡」
「ッッ♡♡♡ み、見てないもんっ♡♡♡」

ぐにゅぅぅぅぅ♡♡♡

首を振って否定するものの、ミルキーさんの両手が巨大な乳房を鷲掴みにした途端、視線が『びたり♡』と磔にされてしまう。
そのあまりにも圧倒的な存在感を放つ双丘は僕の視線を釘付けにして離さず、その圧倒的な質量によって生み出された深い谷間を見せつけられると、否応なしに心臓が高鳴っていってしまうのだ。

(うぅ……♡♡ お、おっぱい……♡♡)

僕の視界を覆い尽くす二つの巨峰。
ミルキーさんの指の隙間から『ぐにゅり♡』とこぼれ出した柔肉。
彼女が手に力を込める度に、はみ出してはこぼれ落ちてを繰り返しており、僕の心を大いにかき乱す。

だが一度振り上げた拳はそうやすやすと下げられるものではなく、僕はミルキーさんの誘惑に屈しまいと必死になって抗おうとしていた。

「ふーん、そうなんだぁ……♡」
「そ、そうです! だから別に、僕は……」

「お目々、外せないくせに……♡」

ぎゅむっっ♡♡♡ ゆさっっ♡♡♡ ゆさゆさっっ♡♡♡
ばるんっっ♡♡♡ ばるんっっ♡♡♡ ふるるるんっっ♡♡♡

突如、ミルキーさんの両手が二つの山を揺らし、揉みしだき始めたのだ。
『むにゅぅぅぅ♡♡♡』っと柔らかく形を変えながら、たわわに実った果実が縦横無尽に暴れ回る。
ありえないサイズのそれはただの脂肪の塊ではなく、見る者全てを虜にする圧倒的な存在感を放っており、まさに規格外の代物であった。

僕自身より遥かに大きいおっぱいをミルキーさんは両手を操り、いとも容易く左右に揺すったり、下から掬い上げるように動かしてみたりして、見せつけるように強調する。

ばるんっっ♡♡♡ ぶるんっっ♡♡♡
はるるるんっっ♡♡♡

そんな光景を見てしまったら──。

「み、ミルキーさん♡♡♡」

僕のはるか上空で跳ね回る巨峰に向かって、知らず知らずのうちに両手を必死に伸ばしてしまっていた。
少しでもあの柔らかさを感じたくて、少しでもあの温もりに触れたくて、無意識に身体が動いていたのである。

(寝転がったままじゃだめだ……♡♡)

立ち上がってぴょんぴょん跳ねる僕の求めに応じるかのように、ミルキーさんのおっぱいがゆっくりと落ちてくる。

(おっぱい……♡ おっぱいぃ……♡♡)

ミルキーさんの両手に抱きかかえられた巨大な肉の塊が、部屋の照明を完全に遮ってしまう。
ベッドの上に落ちたおっぱいの影がどんどん大きくなり、僕の視界の中までもが巨大なおっぱいに支配されていく。

「あ……あぁ……♡♡♡」

思わず感嘆の声が漏れてしまうほど、目の前に広がる巨大な膨らみは圧倒的だった。

(これが……ミルキーさんの……)

重力に逆らうように突き出された巨大な乳房が、重力に従って落ちてくる。
ミルキーさんの両手がなければ、そのまま『どぷんっ♡♡』と落下してしまいそうな程に重量感のある乳房が眼前に迫り来る様は圧巻の一言に尽きた。

(すごい……♡)

やがて、空一面がミルキーさんの褐色おっぱいに染め上げられたところで、それは『ピタリ♡』と落下を止めた。

「あ……あぁ……な、なんで……♡♡」

もう少しすれば掴めそうな距離。
だが、いくら手を伸ばそうとも決して届くことのない絶対的な距離感で鎮座しているミルキーさんのおっぱいを前にして、僕はただただ呆然と立ち尽くすことしかできない。
両手を重ね合わせ、神にでも祈るかのようなポーズで天を仰ぐ僕。
そんな僕に、まるで嘲笑うかのように巨大すぎる二つの塊がゆらゆらと揺れ動く。

たゆんっっ……♡♡♡ ぶるぅぅぅん……♡♡♡

(ああ……♡♡♡)

たぱんっっ……♡♡♡ ばるぅぅぅん……♡♡♡

肉の海が波打ち、表面の肌がざわめく。
眼の前で繰り広げられる圧倒的な光景。
ただただ自らの尊大さを思い知らせるように鎮座するおっぱいが放つオーラは神々しく。
こんな超質量の二つの物体を前にしたら、全ての男が跪くしかなくなってしまうことは想像に容易く。
どう足掻いても触れることすらできない肉の塊を前にして、僕の膝は自然と折れていた。

「あぁ……♡ おっぱい……様……♡♡♡」

神にすがるような思いで両手を重ね、祈りを捧げる。
はたから見ると、滑稽以外の何物でもないのだが、今の僕にはそんなことを気にする余裕など微塵もなかった。
ただ眼前にある圧倒的な存在の前にひれ伏すこと以外、何も考えられなかったのだ。
そんな僕に対して、ミルキーさんが意地悪そうに口角を上げる。
そして──。

「……ねぇ、リドル君?♡」
「おっぱい様……♡♡♡」

彼女の呼びかけに応える余裕もなく、おっぱいに向かってただ一心不乱に祈り続ける僕を見て、彼女は愉快そうに微笑んだ後、ゆっくりと口を開いた。

「でも、リドル君は別におっぱいのこと好きじゃないんだよね?♡」
「あっっ♡ い、いやっ……♡ そ、そんな……♡」

おっぱい様がゆっくりと上昇を始める。
『たゆん♡ たゆん♡』と重々しく揺れる双丘が遠ざかっていくことに、僕は焦燥感を覚えずにはいられなかった。

(いやだ……♡ もっと近くで見ていたい……♡ 早く触りたい……♡ それに……♡ それにぃぃ……♡♡)

目の前で揺れるおっぱいが離れて行くのを見て、心の中で強くそう願うも、僕がそれを口にすることはできなかった。

──おっぱいが大きい娘が好きなんでしょ?♡
──ち、違うもん♡♡♡

先程張ったつまらぬ見栄。
僕の中のちっぽけなプライドが邪魔をして、「あー……♡」とか「うー……♡」とか言葉にならない声しかでない。
だが、おっぱい様はどんどん遠ざかっていく。

「うぅぅぅ……♡♡」

そんな情けない僕を嘲笑うかのように、ゆっくりと高度を上げていくミルキーさんの乳房を涙目になりながら見上げていると。

「ほら、リドル君……♡ 私、今から向こうの壁までいってまた戻ってくるくらさ♡ 今度こそおっきなお姉さんに捕まらないように……♡ 頑張って逃げてごらん?♡ 身体能力抜群の小人族のキミならそれだけあれば十分でしょ?♡ 私が背中を向けてる間にコソコソ隠れて……♡ 私がこっちを向いた頃にはもういない……♡ あれ~? どこだろどこだろ~? リドル君、出ておいで~♡ きっと悪いようにはしないから~……♡ ねっ? 簡単だよね?♡」

「……え?」

不意に告げられた彼女の言葉に、僕の思考が一瞬止まる。

(今なんて言った……? 逃げるってなに……?)

困惑していると、再びミルキーさんの声が降ってくる。

「はい、じゃあスタート♡」
「えっ……? あ、あの──」

だが、ミルキーさんは僕の言葉を遮るように、その場で大きく跳躍した。
両手で抱えきれない程の超爆乳を『だぷぅん♡』と揺らしながら──。

ぴょんっっ♡
……ずしぃぃぃぃぃぃぃん♡♡♡
ばるるるるるるるるんんっっっっっっ♡♡♡

大きな地響きを伴いながら着地したミルキーさんの巨躯。
殊におっぱいは、凄まじい質量をもってして部屋全体の空気を激しく掻き回す。
あまりにも衝撃的な光景を前に、僕は思わずその場にへたり込んでしまった。

「ほら♡ 早く逃げなよ♡ 私が壁の方を向いてる間に隠れないと……♡」
「あっ……♡」

そう言って、こちらに背を向けるミルキーさん。
その瞬間、僕は全てを悟った。

(ぼ、僕のことからかってるんだ……!)

おそらく、僕は最初から彼女に遊ばれていたのだ。
わざと僕の前で胸を揺らしたり、谷間を見せつけて動揺させたりして、僕がおっぱいから目を離せないのを見て楽しんでいたのだ。

「くっ……」

まんまとしてやられたことを悟り、歯噛みする。
正直、悔しい気持ちでいっぱいだったが、今はそんなことで落ち込んでいる場合ではない。
このチャンスを逃すまいと急いで立ち上がった僕は、そのまま勢いよく駆け出そうと足を踏み出したところで、ふとミルキーさんの背中の方へ視線を向けてしまった。
それはごく自然な流れであり、特に意識してやったわけではない行動だったのだが、結果としてそれが僕を窮地に追い込むことになったのだった。

(あ……♡♡♡)

地面から天に向かって伸びていく『むっちり♡』と肉付きが良すぎるミルキーさんの太もも。
その上に乗っかったまんまるなお尻が、『ふりふり♡』と左右に揺れている様子が目に入った瞬間、僕の足が二歩目を踏み出すことはなかった。

(あ……あ……♡♡♡)

視界を埋め尽くす褐色の肌とデカすぎる尻肉。
極小のビキニからはみ出す豊満な臀部は、まさに魔性の代物であった。
見ているだけで理性を溶かされそうな魅惑の巨峰は、歩く度にその重量感をこれでもかと主張し、その存在を強くアピールしてくる。

(すごぉ……♡♡♡)

そのあまりに暴力的なまでの存在感を放つ魅惑の塊に視線が釘付けになってしまう。
すると次の瞬間──。

「──ふふっ♡」

ゆっくりと両手を上げたミルキーさんが、いっそう腰をくねらせながら部屋の中を練り歩き始めた。
巨大すぎる臀部に不釣り合いなほど括れた腰を『クイっ♡ クイっ♡』とリズミカルに動かしながら、円を描くように歩き回るミルキーさんの後ろ姿はひどく蠱惑的で、僕は隠れることも逃げることも忘れて、ただ呆然とその姿を見つめることしかできない。

(はぁ……♡ はぁ……♡)

真っ直ぐに壁に向かえばいいものの、時間を掛けてわざとらしく遠回りをするミルキーさんの背中に熱い視線を送り続けてしまう。

(はぁ……♡ だ、だめだ……♡ 隠れないと……♡♡♡ あ"っっっ♡♡♡)

やっとの思いで視線を動かした僕は、またあることに気づいてしまった。
ミルキーさんの背中。
遠目から見ても『つやつや♡』と輝くシルエットの両サイドからはみ出した、半円形の物体が二つ。

(で、でかすぎる……♡♡♡)

彼女の身体のラインから完全にはみ出た乳の影。
でかすぎる爆乳は背中越しでもその魅力を存分に伝えてくるのだ。
両手を上げたミルキーさんが腰を揺らす度に、『ゆっさゆっさ♡』と左右に揺れる二つの超特大おっぱい。
彼女が僕に背中を向けてもなお、その存在感を主張する巨大な二つの塊に目を奪われてしまう。

「あぁぁぁ……♡」

やがて、壁をタッチしたミルキーさんがゆっくりとこちらを振り返った。

「……みぃつけたぁ♡」

ばるるるるんっっっ♡♡♡

勝利を確信したような笑みを浮かべる彼女を前にして、僕の足は完全に竦んでしまっていた。

(やばい……見つかったら絶対逃げられない……♡♡♡)

圧倒的な存在感を誇る褐色おっぱいを前にして、もはや僕の戦意は喪失寸前だった。
そんな僕の様子を見てか、彼女は余裕綽々といった様子でこちらに向かって歩いてくる。
しかし、今度はもう寄り道はしなかった。
胸の二つの膨らみを『ぶるんぶるん♡』と揺らしながらまっすぐこちらに歩いてきて──。

「どーん……♡♡♡」

ずしぃぃぃぃぃぃぃん♡♡♡
 ぶるるるるるるるるんんっっっっ♡♡♡

ベッドの上に、僕の目の前に。
ミルキーさんは自身の胸の塊を着地させた。

ギシギシギシィっっ!!

その衝撃はベッドのスプリングすらも軋ませる。
まるでプレス機のような勢いでベッドに押し付けられた両乳房によって、目の前の空気が一気にかき乱される。

むわぁぁ……♡♡♡

(あぁ……♡ すごい……♡)

谷間から噴出した甘ったるい匂いによって、僕は『押し潰されるかも』といった恐怖よりも先に妙な安心感を覚えていた。
床に腰を下ろしたミルキーさん。
僕を見下ろす彼女の口がゆっくりと開かれる。

「──逃げなくていいの?♡」
「……あっ」

その言葉にようやく自分が何をしているのかを思い出す。

(そうだ……逃げなきゃ……♡♡♡)

慌てて立ち上がろうとするが、腰が抜けて立ち上がることができない。
そんな僕を見て、ミルキーさんは嗜虐的な笑みを浮かべた。

「どうしたの~?♡ もうお終いかなぁ~?♡ ほら、早く逃げないとおっぱいに食べられちゃうよ~?♡」
「うぅ……♡ あぁぁぁ……♡♡」

おっぱい様に逆らえない悔しさと惨めさと、おっぱい様に飲み込まれたいという欲求とがぶつかり合って頭の中がぐちゃぐちゃになる。
それでも、両手を後ろについて、必死に地面を蹴って後ずさろうとするものの──。

ずしぃぃぃん♡♡♡
だっぱぁぁぁぁんっっっ♡♡♡
ぶるるるるんっっっ♡♡♡

ミルキーさんがおっぱいを少し持ち上げて落としただけで、僕のちっぽけな抵抗なんて簡単に押し流されてしまう。

「あははっ♡ すっごい顔してるよ、リドル君っ♡♡ そんなに私のおっぱいが好きなの?♡♡ それとも、お姉さんみたいな大人の身体に興奮しちゃったのかな?♡♡ まぁどっちでもいいけどね♡♡ リドル君は今からお姉さんのおっぱいの中で溺れちゃうんだから♡♡ リドル君が大好きなお姉さんのおっぱいにね♡♡ ほら、逃げなくていいの?♡♡ 早く逃げないとおっぱいの中に捕まっちゃうよ?♡ ほらほらほらほらっ♡♡♡」

ばるんっっ♡♡♡ ばるるんんっっ♡♡♡

「あぁっ……♡」

何度も激しくベッドに叩きつけられる魅惑の塊を前に、この巨大な質量をもつ双丘から逃げ切ることなど不可能だと悟ってしまった僕の口から、諦めにも似た感嘆の声が漏れ出た。

(あ、あんなに揺れてる……♡♡♡)

先程よりも更に激しくなったおっぱいの揺れ。
小人族の僕なんか簡単に挟み込んでしまうほどの深い谷間に誘われるように、僕は立ち上がっていた。

ばるるるるんっっっ♡♡♡ ぶるるるるんっっっ♡♡♡

「あぁぁぁ……♡♡♡」

誘蛾灯に吸い寄せられる虫のようにふらふらと歩みを進める。
一歩進むごとに身体が熱を帯びていき、鼓動が速まっていく。
そして、ついに辿り着いた先にあったのは、今までの人生で見てきたどんな物より魅力的な二つの膨らみだった。

「ふふっ……♡」

妖しく笑うミルキーさん。

「触っていいよ……♡」

その言葉を受けて、震える手をゆっくりと伸ばす。
指先が触れた瞬間、その柔らかさが電流となって脳髄を駆け巡った。

「あ"っっっっ♡♡♡ なにこれっっっ♡♡♡」

そのまま指先から順に押し付けると、マシュマロのような感触が手のひら全体に広がっていく。

柔らかくて、温かくて、弾力があって、気持ちいい──。

「ミルキーさん♡♡♡ ミルキーさん♡♡♡ あぁぁぁぁ……♡♡♡」
「ふふふ♡ おっぱいに夢中……♡ 可愛いねぇ♡ それじゃあ、まずは服を脱がせてあげるね?♡」

おっぱいに両手を囚われたままの僕の服をミルキーさんの巨大な指先が、器用に脱がせていく。
あっという間に全裸にさせられた僕を見下ろしながら、彼女は妖艶な笑みを深めた。

「うわぁ……♡ 小さくて……♡ かわいいぃぃ……♡♡♡」

そう言われると恥ずかしくなってしまった僕は、まじまじと見つめてくるミルキーさんの視線から逃れるように身を捩る。
しかし、そんなささやかな抵抗は、全て目の前の乳肉に掻き消されてしまう。
『もちもち♡』とした乳肌が、手のひらに吸い付いて離れないのだ。

(こんな姿見られて恥ずかしいのに……♡ や、柔らかい……♡♡♡)

手から伝わる心地良い感触をもっと味わいたくて、僕は無意識のうちに指先を動かしていた。

むにゅぅぅ♡♡♡

(あぁ……♡♡♡)

指の動きに合わせて形を変える魅惑の塊。

ずぷぷぷぷぷ……♡♡♡

揉めば揉むほど沈み込む極上の柔肌。
それを堪能しながら夢中になって揉み続けている僕をミルキーさんは『クスクス♡』と笑うのだった。

「……やっぱり、リドル君も他の男の人と同じなんだね♡」
「あっ……♡♡♡ ご、ごめんなさい……」

「いいよ?♡ 男の人はみんなおっぱいに勝てないから♡ ちょっと胸を揺らしてあげただけで、すぐ顔を真っ赤にしちゃっておちんちん膨らませちゃうもんね♡」
「……うぅぅぅ♡♡♡」

「でも、大丈夫だよ♡ 私はリドル君の味方だから♡ だって、リドル君ってすっごく可愛いんだもん♡ ……男の子が私みたいな大きなおっぱいを見たら、誰だって興奮しちゃうに決まってるよね♡」

「……はい♡」
「ふふっ♡ やっと素直になれたね♡ 偉いぞ~♡♡」

嬉しそうに笑ったミルキーさんが、両手で自分の胸を下から支えるようにして持ち上げた。
ベッドから離れ、中に浮いた二つの塊が彼女の腕の上で『ぶるんぶるん♡』と揺れる。

「あああぁぁぁ……♡♡♡」

あまりの大きさに圧倒されてしまう。
彼女の豊満すぎるバストの前では、僕の矮小すぎる身体など文字通り赤子同然だった。

(す、すごい……♡)

視界を覆い尽くす圧倒的なボリューム感。
あまりにも大きすぎる乳肉の迫力に思わず息を飲む。

「生のおっぱい……♡ 見たい?♡」

そう囁いたミルキーさんの指先が胸の谷間に滑り込む。

ぬちゅぅ♡♡♡
ぐぱぁ……♡♡♡

いやらしい音を立てながら開かれた乳穴の奥から『むわり♡』と漂ってくる熱風。
全身に纏わりついてくるような高湿度・高温の空気に包み込まれた僕は、まるで蒸し風呂の中にいるかのような錯覚に陥ってしまった。

(はぁ……♡ あつい……♡♡♡)

しかも、これはただ暑いだけではない。
ひと嗅ぎしただけで、甘ったるい乳臭が脳裏にこびりつくほどの濃厚なフェロモンを含んだ熱気なのだ。
それを肺いっぱいに吸い込んだ僕は、頭がクラクラするような感覚に襲われた。

「生のおっぱい見れるかも♡ って思っただけで、おちんちんが『ぴくん♡ ぴくん♡』……♡」
「うぅ……♡♡♡」

「ふふふっ♡ 恥ずかしがってるの?♡ 可愛いなぁ♡ 別にいいんだよ?♡ ここはそういうお店なんだからさ……♡ リドル君がやりたいことを、お姉ちゃんにお願いすればいいんだよ?♡」
「うぁ……♡♡♡ あぁ……♡♡♡」

谷間に突っ込まれたミルキーさんの指先が、ビキニのブラに引っ掛かけられた。
胸の内側からゆっくりと、ミルキーさんはブラを引き上げるように指を滑らせていく。

くいっ……♡ しゅるっ……♡ ずり……♡
ずりりり……♡♡♡

すると、僕の目の前で、グリーンの牛柄ビキニの下から、柔らかそうな褐色の肉があふれ出してくる。

(おぉぉ……♡♡♡)

重力に従って垂れることなく上を向いたままの形を保っている見事な半球型爆乳が、今まさにミルキーさんの指先によって全貌を現そうとしていて──。

どゆんっっ♡♡♡
ばるるるるるるんっっっ♡♡♡

ブラが捲れたと同時に勢いよく飛び出してきた特大級の二つの乳房。
ゴム毬のように『ぶるんぶるん♡♡♡』と大きく弾み、大気をも震わせる。
そんな超弩級の生おっぱいを前に、僕は言葉を失っていた。

(すごすぎる……♡♡♡)

それはまさに圧倒的で、崇拝すべき対象として崇め奉られてもおかしくないと思えるほどに神々しく。
その頂点に『どんっ♡♡♡』と鎮座する薄色の乳首は可憐で美しく、その下の巨乳輪はどこまでも淫猥だ。

「ああぁぁ……♡♡♡」

その全てが僕の視線を釘付けにして離さない。
僕のちっぽけな存在なんて、ミルキーさんのおっぱい様からすれば取るに足らない存在なのだと本能で理解してしまう。
それほど圧倒的な存在感を放つ規格外の双丘を前にして、僕の心は瞬く間に魅了されてしまっていた。

「──それじゃ、始めるね♡」

何をとは言わなかった。
だがしかし、僕の直上で大きな影を落とすおっぱい様を見上げれば、これからナニをされるかは一目瞭然だった。

「お願いします……♡」



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