チカン対策として女性に対し薬が発売された。
その薬のおかげでチカンは激減した・・・・
電車の中は男性の頭の上に女性の胸があった、
そうその薬は女性を巨大化させチカンを無くそうとしたのだ
「ちょっと今お尻触ってでしょ!!」
突然OLらしき女性が男性の腕を掴み軽々と持ち上げた。
「痛い!!俺触ってないよ」
と持ち上げられた男は叫んでいたが
「そう、じゃー今から警察に行ってあなたの手についている色素を採取してもらいましょう」
「どういうことだよ!!」
「あら、知らないの私のズボンにチカン発見用スプレーが付いてて
ブラックライト当てれば光るのよだから貴方の手も触ったら光るんだけどね」
「そんなのありかよ!!」
「あれなんで触ってない人がそんな事言うのかしら・・・」
「うぅっ!!」
「さぁー白状しなさい!!」
とOLはさらに腕を締め上げた。
「あぁー痛い!!すっすいません、私がやりました。」
「だから最初から言えばいいのに」
「ほんとごめんなさいもうしません」
男はひたすら謝りつづけOLも
「今回は私だったから良かったけど他の女性だったら腕の一本ですまないかもよ」
と座り込んだ男に忠告をした。

しかし最近の犯罪として女子小学生誘拐拉致が多くなっており
その対応として母親は薬を飲ませていた。
その影響で女子小学生も大きくなったのだが
第2次成長期と言う事もあり成人よりも効果があったため
とても大きくなった。
もちろん誘拐しようと声をかけようとしても遥か遠くにある女子小学生の耳には届かず
気付いてもらっても逆に
「おじさん私と遊ぼう」
と言われては腕を掴まれおままごとの子供役と言う話もあった。
そんな中で女子は成長し・・・・

「佐藤ひかり5秒8」
「やったー新記録だー!!」
「これって・・・・100m女子新記録を超えてる・・・」
「しかも1秒近くも・・・・」
先生である陽子は驚いていた。
今日はある学校で全学年一斉のスポーツテストが行われていた。
その中で陽子は100m走の計測場所を担当していたのだった。
陽子も陸上で日本代表としてオリンピック出場した事があるのだが
担任している小学4年生と自分ではどちらが子供なのか分からない・・・
「ひかりちゃん新記録だよ、校内どころか世界一番だよ」
と陽子はひかりちゃんを見上げながら誉めると
「先生私なんて全然早くないよ、一番早いのは京香ちゃんだよ」
「かけっこしても全然追いつけないもん」
とひかりちゃんが見下ろしながら先生に言って
「次は京香ちゃんだよ」
とスタート地点を見ると大きな女子の中で一際大きな奥井京香がいた。
そしてスタートともに一緒に走ってる子を一歩ずつグングン引き離し・・・
「奥井京香4秒8」
「えっ!!5秒きってる」
陽子はそのタイムに驚きを隠せなかったのだが
「京香ちゃんやっぱ早いね」
とひかりが京香に駆け寄ると
京香は息も切らさずひかりを見下ろしながら
「そう?でも一生懸命走ってないよ、だってレーンが狭くて隣の男子を踏み潰しそうだったから・・・」

陽子はその後からゴールしてきた男子のタイムを書き込んでいたが
「先生僕何秒?」
と佐々木洋一が聞いてきたので陽子はしゃがみ込んで
「洋一くんは、20秒2ね、あら男子一番じゃないの!!よく頑張ったね」
「やったー!!一生懸命走ったかいがあったよ」
とそこにひかると京香が興味深げに洋一と陽子を囲みこむ様に座り込み見下ろしながら
「へぇー男子ってそんなに遅いんだそれなら私が歩くよりも遅いねたぶん」
と陽子が言うと京香は
「仕方ないよ体の大きさが違うもん、いくら男子が頑張っても女子には勝てないよ」
「うっうるさい!!小さくても男の方が強いんだぞぉー!!」
と洋一は顔を真上に上げ座り込んでいる女子2人に叫んだ。
「これだから男子ってかわいいよね、さぁーやっつけに来てよ!!」
と京香は洋一の前に右手を差し出すと洋一の前には、自分の上半身を覆い隠す手が現れた
洋一は京香の手を一生懸命叩いていたのだが
「あれぇー結構痛いかも・・・でもそれって私の右手だけなんだよね」
と京香は洋一の背中を左手でポンっと押すと
洋一が京香の右手手のひらに乗り上げてしまった
洋一が手のひらから降りようとするが京香はそのまま握り締め
持ち上げて立ち上がった。
「ほらこれでどうする事も出来ないでしょ」
「うるさい降ろせぇー!!」
「いいよ別に・・・でも男子ってここから落ちると大怪我しちゃうんじゃないの?」
洋一は手の上から下を見下ろすと男子校舎の4階程度の高さで
「京香ちゃん!!その辺で止めなさい!!」
注意している陽子先生でさえ小さく見えてしまう。
「ほら男子をそんな風に扱っちゃダメって言われてるでしょ」
陽子は手を伸ばしてポンポンと叩いて京香を注意を促したのだが
それでも叩いたのは腰ぐらいであった。
「先生分かってますよ、男子だって自分の弱さ分かってないから知っておもらわないと」
と京香は右手で掴んでる洋一を軽く放り投げ
「ぎゃぁぁぁlー」
と言う声とともに左手に降り立った。
「さぁーてこれでも男子の方が強いかな?」
洋一はその問いには泣きじゃくって答えれなかった。
「あら、あれだけ意気がっていたのにこんなに泣いちゃって・・・」
「さぁー早く降ろしてあげないさい」
陽子は再度京香に言うと
「はぁーい 楽しかったのになぁー」
ため息混じりの声を出しながら京子は座り込み洋一を解放した。
一方洋一も泣きじゃぐりながら陽子先生の足にしがみついていた
その後スポーツテストは進み京香はすべてのテストで校内一番となった。