「なぁーでかくねぇー」
「あぁー肉の壁だな」
「これでどうやって取り組みするんだ・・・」

ここは、女子相撲部の土俵で目の前には部長の沙織がいる。
沙織は高校の大会はもちろん成人の部でも優勝した。
その体格はまさに横綱であった。
対峙する俺達男子相撲部部員達も大会では上位に来る部員ばかりである。
しかし、女子と男子を比べると相撲界の横綱ですら女子小学生に
手も足もでないくらいに体格差があった。
しかし目の前にいるのは全日本で優勝した沙織である。
その巨体は、女子用土俵でも小さく感じるくらいで四股を踏むだけでも地響きがする。
しゃがんだ状態でも呆然と立っている男子を見下ろして
「どうしたの?一度対戦した言ってたの貴方たちでしょ?」
確かに面白半分に言ったのは事実だがいざ目の前にするとその迫力は尋常じゃなかった。
「さぁー早くしないと私から行くわよ」
沙織から突進してくるのはトレーラーに正面衝突されるのと同じである。
焦りながら男子は沙織に突進していった。
しかしその巨体の前には膝までしか手が届かないため片足ずつで3人がかりで押していた。
「もしかして押してる?」
根が生えたような大きな脚の前ではまったく動かす事も出来ずにいた男子に対し
「じゃーこれ耐えられる?」
と左足を上げてみると3人とも軽々持ち上がり、ボールを蹴るように足を動かした。
すると男子3人は一溜まりもなく投げ飛ばされ土俵の外に叩きつけられた。
「やっぱり無理ね・・・・だって横綱でも飛んでいってしまったからね」
もはや相撲になっていない、と言うよりも相撲にならない。
しかも沙織も楽しくなってきたらしく遊び始めた。
「じゃ次は投げの練習」
と言うと右足を押していた男1人の回しを摘みそのまま持ち上げてしまった。
軽々と持ち上げられ
「京子行くよぉー」
というとひょいと投げてしまい京子がやさしくキャッチした。
「もぉービックリしたぁー男子はもっとやさしく扱わないとダメだよ。」
「ほらー怖がって2人が逃げていくよ。」
沙織が見下ろすと足元から逃げようとしている2人を発見すると
「ちょっと勝負はまだついてないでしょ」
沙織は腰を屈め2人を捕まえるために両手を伸ばした。
男子2人は必死であったが沙織の前では逃げられず回しを掴まれ持ち上げられた。
「逃げるなんてダメじゃん男らしくない!!」
「もぉーお仕置きしちゃお」
沙織は男達を手のひらの上に乗せ沙織の大きな胸に押さえつけた。
男達の頭より遥かに大きいおっぱいに押し込まれ息が出来なく暴れているのだが
まったくお構いなしに押さえ込まれつづけている。
あまりにも我慢できず1人の男が大きな胸を水着越しに噛んだ。
「痛い!!ちょっと何するのよ!!」
噛み付いた男の頭を握り締め持ち上げるとそのまま土俵に叩きつけた。
叩きつけられた男は痙攣を起こしていると
「邪魔よ」
と沙織が脚ですくい上げるように土俵の外に出した。
「こらぁー沙織何してんだぁー!!」
と罵声を浴びせたのは相撲部顧問である佐伯で昔、横綱であったのだが
「あら佐伯何しに来たの」
既に威厳などなく
「男子が保健室に倒れてるって聞いたから来て見れば、早くもう1人も離せ!!」
「うるさいなぁーだったら佐伯が助けてみればいいじゃん。」
沙織が弱っている男子の回しを摘んで差し出した。
「ほら早く」
幾ら元横綱であっても沙織の前では幼児にも過ぎない、目の前の男子を救おうと見上げ、ジャンプして摘もうとした。
しかし到底男子には届かず沙織も笑っていた。
「佐伯が助けられなかった男子はこうなっちゃいます。」
と沙織は男子の頭を胸の谷間にしたから挟み両腕で押さえ込んだ。
すると男子の体は脚しか見えず完全におっぱいに埋もれてしまった。
「最近、すごく胸が大きくなってるの、この調子だと谷間に男子隠せちゃうくらい大きくなっちゃう」
笑いながら離していると見えている男子の脚はだらりとしてきた。
佐伯が一生懸命になって男子を助けようと沙織の脚を登り始めると
「きゃっ!!チカン」
と佐伯のシャツをわし掴みして投げ捨てた。
投げた先には裕美がいてやさしく受け止めたのだが裕美は
「先生、もう無茶するんだから男が適わない事は先生が一番知ってるでしょ!!」
と佐伯が言ってると
「ちょっとひろみぃー見てぇー」
沙織が叫び裕美が振り返ると
「胸だけで男子掴めちゃうよぉー」
裕美が見たのは沙織の胸の谷間に男子が挟まれぶら下がっている光景であった。