こちらはグリムグリッターサポーターズ (グリムグリッター開発チーム)様の作品、
グリムグリッターの二次創作です。

内容としてはメインストーリークリア後の内容より作成してます。
本編クリア前の方は先にクリアしてからお楽しみいただければと思います。

無意識蹂躙、って素敵。

h-non
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「スクナよ、茶はないかの?」

部屋のソファでくつろぐみたま様に、お茶と菓子を準備する。
そう、現在みたまはコロポックルサイズで私の家でくつろいでいる。

「ちょっと待つであります」

本来は先祖が小槌で建てた大豪邸があるのだが、広すぎるし不便なので文化財として国に貸し出している。

普段の私はその豪邸の離れに住んでいて、一族の儀式などの時だけ祭事場を使っている。

「はい、今日は玄米であります」
「ん、すまぬの」

香ばしい玄米茶を啜りながら、おはぎを食べるみたま様。
私の家にみたま様がいるのには訳がある。

ある日、みたま様がこの地に来訪された。
曰く、狐を信仰せよとの事であり、信仰せねばたたりを巻き起こす。
とその巨大な足で街に影を落とした。

ただ、そのみたま様の行動結果は、収穫があるがそんなに大きくないと言う結果に終わった。

そう、元からコロボックル族は狐を信仰していた。
チロンヌプという狐の神様が、山から大声で吠えるときに災いが起こると伝えられ、
狐が山で鳴くときは皆こぞって山から離れたり、災害に備える位。

つまり、元々信仰最大の状態であるが、この身体の小ささからそこまで大きな信仰にならなかったというところである。

そんな訳で、リアル狐神様のみたま様は国が総力を挙げて歓迎すべき国賓待遇なのだが、
本人が断った上、世話役に私を指名したので、来訪時は私の家に招いて歓待している。

「しかし、よくここまで発展させたの?」
「先祖代々、私達の一族が都からいろいろな技術などを学んで来るでありますから」

それに今はネットワークで大きさも気にせず学習出来るようになったので、大きさ以外の発展に差はない。

「なるほど、これの力かの?」
「そうそう、その小槌の力で……」

って、押し入れにしまっておいた小槌が何故かみたまの手に。

「そりゃ!」

小槌が振るわれ、光を放つ。
同時に浮遊感。

慌てて周囲を確認すると、辺りのなにもかもが小さくなっている。
周囲の建物から通常の小人サイズだ。

「んなぁ!?」
「ふふふ、元は鬼の至宝じゃが、妾に掛かればこの程度造作もない」

手の中の小槌で遊ぶみたま様。
突然現れた巨人に周辺は大騒ぎになっている。

「ほれほれ、早く捕まえないと大変な事になるそ?」

みたま様に向かって飛び掛かるも、ひらりと避けられて顔面からビルに突っ込む。
下手に動けば街が破壊されるけど、小槌を悪用されればそれだけでもっと大きな被害になる。

つまり、全力で取り押さえて小槌の力で元に戻すしかない。
十手を取り出して、みたま様に向かって斬りかかる。

「えい!」
「ふふん」
「でりゃー!」
「惜しい惜しい!」

時に身のこなしで、時に古びた直剣でいなされ、なかなか掴まらない。
私達が動くそのたびに街は破壊される。

道路は巨大な足で硬く圧縮され、低い建物は踏みつぶされ、高層建築は剣撃で引き裂かれる。
そうして、辺りに自分達以上の大きさの物が存在しなくなる。

「すばしっこい……」
「さすがは一寸法師の末裔、たいした身体能力じゃ。一時間近く続けて息を荒げないとは」

普段から警察でしごかれている関係上、体力には自信がある。

「しかし、お主、以外に直線的じゃの?」
「なにが、でありますか?」

その言葉にみたま様は足下を指さす。
釣られてみれば、灰色の苔の様な物が見える。

いや、苔じゃない、これは―――

「どうじゃ? 今足下に見えるのは、この国の都じゃよ。無論、小人ののぅ?」

大きさは約五十万倍かの、とみたま様が笑う。

「お主が何か動くたびに少しずつ大きくなるように設定したのでな」
「うそ、であります」

じゃあ、とっくの昔にコロポックルの街は私達に踏みつぶされて?

「ほれ、お主も見てみるとよい」

みたまが、自分の足の裏を見せてくる。

そこには、灰色に黒ずむ程度に汚れた足の裏。
トレンカと肌の間には、ゴミが溜まっており、それがなんなのかが容易に分かってしまう。

私も足の裏を見る。爪の間に、黒いゴミが挟まっている。
目をこらせば、それがとても小さなビルや建物だというのが分かる。

「ほれ、お主がほんの僅か、意識せずとも、世界は壊れていくのじゃぞ?」

小槌が光り、私の右目の視界が地面から街を見上げる視点になる。
そこに、空から巨大な黒い蛇が落ちてくる。

蛇ではない。私の髪の毛だ。
その髪の毛が落ちた衝撃で、街は巨大な地震に見舞われ、周辺の建物は軒並み崩れ、何もかもがなぎ倒される。

それが、私のたった一本の髪の毛が起こした惨劇だ。

「ふふ、興奮したじゃろ?」

いつの間にか、みたまが私の背後を取って抱きつく。
目の前に持ってこられた指先に、小さなビルが乗っている。

その指先が、私のスカートの中に入り、私の秘部に触れる。
くちゅり、という音が、何故か妙に大きく聞こえる。

「ほう、濡れておるの?」
「い、言わないでほしいであります……!」

自分の大きさに気付いた瞬間から、内側から昂ぶっていった。
その結果が、しとどに濡れそぼった私の秘部。

「お主にはほんの僅かな汁じゃが、指先のビルを水没させるのには十分じゃったのう?」

右目の視界には、眼前に迫る巨大な私の秘部と、その直前に薄い膜を貼っていた私の愛液。
薄いといっても私基準で、ビルが沈む位の厚みはある。

感触もなく、ただ愛液の中に沈むビル。
しかし、その沈んだ愛液は、私にとっては爪の先ほどの厚さしかない。

そんなものに沈むビルに、私の興奮はどんどん高まっていく。

「さ、そろそろ妾も楽しませてもらおうかの?」

そのまま地面に押し倒される。

この大きさであれば、コンクリートの硬さなど意味を成さない。
いずれも変わらず、砂粒以下。

私の秘部を開く形でみたまが跨がり、自身の秘部を合わせて軽く口づけ。

次の瞬間には、私の秘部の上になにか細かい感触が現れる。

「どうじゃ? 数万の人間が、今お主の秘部の上に立っておるのじゃぞ?」

分かるように感度をあげたがの、と笑いながら、少しずつ秘部を下ろしてくる。

「やめ、」
「やめて良いのかの? 今も物欲しそうに涎を垂らしておるのに?」

そう、心臓は脈打ち、私の秘部は獲物を求めてひくついている。

「ほれ、おねだりは?」
「お願い、します! 私を、めちゃくちゃにして欲しいであります!」

よく出来ましたと言わんばかりに、みたま様の腰が落ちる。
何万の人を犠牲にしたキスは、その秘部の柔らかさと背徳が合わさり、最高に気持ちが良い。

「何も抵抗できない小人が、私達のオモチャになって!」

みたまが秘部を擦りつけ、ぐちゅぐちゅと音を立てる。
そして、一番敏感な部分がふれあい、二人揃って絶頂へ達した。




そうして、和の国全域を巻き込んだ大巨人によるお遊びはここに終決した。

被害総額は数千兆円に達し、その全てを香が管理者権限による修復を行う事でなかった事にした。

そしていま私達がいるのは、

「ふぅ、香様から呼ばれないかな……」

ヒマワリの歩く振動が、身体にダイレクトに伝わる。
私達は、今、香の手によってヒマワリの陰毛の中に幽閉されている。

―――しかも本人に無断でだ。

ヒマワリが動けばその振動に翻弄され、汗をかけば、その汗に飲み込まれそうになる。
当然、一人で遊び始めれば、その衝撃は計り知れない。

「香、いい加減に反省したから許して欲しいであります……」

遠くでは、みたまが衝撃で陰毛から弾き飛ばされ、ヒマワリの体表に設定された重力で彼女に向かって落下して行っている。

私もまた、衝撃に体勢を整え損ね、宙を舞う。
そして、一際大きいピンク色のドーム目がけて落下していくのであった。