※いちおー【ぼの】



 『 足コキ専門店 』



「いらっしゃいませ。ご指名ありがとうございま~す」

こちらに向かってペコリと頭を下げた少女は俺の10倍の大きさだった。
壁も天井も真っ白な部屋。テーブルやソファなどが見えるがそれらは少女にとって丁度良い大きさで俺にはビルか山のように巨大に見えた。
そして少女のスペックは茶色のショートカットヘアーに大きな盛り上がりがはっきりと見える白いブラウス。ミニスカートからは何も穿かない生脚をにょっきりと出し床にペタンと女の子座りをしている。

「えっと、お客さんのご希望は足コキですね。どうしましょう? 私がお手伝いするパターンとお客さんがご自身でやるパターンと二通りありますけどどちらにしますか?」

自分で?
よくわからんが、とりあえずは手伝ってもらうパターンで。

「かしこまりました。ではちょっと失礼します」

言うと少女は俺の方に手を伸ばしてきた。
一本一本が60cmから70cmほどの長さがある指が軽く広げられ俺の方に迫ってくる様は若干恐怖を覚えた。
指はそれぞれが俺の脚よりも少し短く細い程度だが、そもそも手の指と脚の一本が比較できることがおかしかった。

桜色の大きな爪が輝く巨大だが細く柔らかい指が腋の下に入り、俺の体をそっと持ち上げた。
わずかな圧迫感とぬくもりに包まれ、俺の足が床から離れる。
ちなみに俺は全裸だった。女の子は服を着てるのに。

俺の体は軽々と持ち上げられ丁度胸の前に持ってこられた。
俺からすれば両手を広げても覆いきれない特大のふくらみがそこにあった。
少女はそんな俺を見下ろして微笑んでいた。

「あは、お客さん、お人形さんみたいでかわいいですね」

少女は俺を右手で掴んでいるので、左手の指を伸ばしてきて俺の頭を撫でてきた。
そうしている間に少女は座り直し、あぐらをかいた。
下手をすると正面からミニスカートの中のぱんつが見えてしまいそうだが、そこは足の間にスカートを垂らすことによってカバーしている。

座り直すと少女は俺を掴んだ右手を、いい感じに座って足の裏が見えている左足の上に持って行った。
俺の体は斜めに倒れ、妙な感じがした。
そして俺の目の前には、俺の身長よりも大きな足の裏が現れた。
全長は240cmにもなろう。
肌色の、健康的でやわらかそうな足だ。

「それじゃあ始めますよ」

言うと少女は自分の左手の人差し指をひと舐めし、その指先で俺のあらわになっている股間を軽くつついた。
俺の分身は女の子の大きな指先で軽くマッサージされ大きくなり始める。なおも指は分身をこすり上げてくれるのでそれは一気に全開へと至った。
柔らかい指先のその指紋が分身をいい感じに撫で上げてくれるのだ。
あまりの気持ちよさにこのままイッてしまいそうだった。
素晴らしすぎる快感に体がビクンビクンと痙攣した。

「あ、すみません。ちょっとやりすぎましたね」

少女はてへへと笑った。
少女としても、本番前にお客を果てさせてしまうのは本意ではないのだろう。

「じゃあ今度こそ」

俺のモノから指を離した少女は俺を掴んでいた手をゆっくりおろし下の足の裏に近づけていった。
すでの俺の視界のほとんどはその肌色の足の裏に埋め尽くされている。
指の愛撫から解放された今も俺のモノは全開だ。素晴らしすぎる快感に、暫く収まりそうにない。
足の裏は手の届く距離まで近づき、触れてみると思っていた以上に柔らかく、俺の手は足の裏の肉にぷにっと沈み込んだ。
ペチペチと張りのある肌ながらも柔らかさも健在。指で押してもへこむくらいだ。

「あぅ…お客さん、くすぐったいですよ」

そう言う少女の声が轟くと共に目の前の足の、それぞれがポットほどの大きさがある足の指がもぞもぞと動いた。
長さはどれも20~30cmを超え、太さも12~15cmほどある。片手で捕まえるのは難しい。両手でようやくしっかりと掴めるだろう。

俺の体は更に足の裏に近づけられた。感覚としてはもう足の裏の上にうつ伏せに寝転がっているようなものだった。
そしてそうやってより近づけられたことで、そそり立っていた俺のモノが少女の足の裏に触れた。熱い先端に柔らかな感触を感じた。それを感じたであろう少女はそれ以上俺の体を近づけるのをやめると、今度はその足の裏の上を移動するように俺の体を動かし始めた。すると直後、俺の中に電撃のような快感が駆け巡った。モノの先端が、少女の足の裏の皮膚で擦られ始めたのだ。俺のモノが、少女のやわらかな肌にこすり付けられながら移動している。止む事の無い究極の愛撫だった。
う…出る…。
俺はすぐさま果ててしまった。こすり付けられ続けるモノの先端から精液が飛び出し、モノが通過した後の足の裏に飛び散っている。
それを見て少女は笑顔になった。だが俺を動かす手を止めようとはしない。俺のモノも、渾身の一発を放ったというのにまだまだ収まりそうになかった。そうやって少女の足の裏にこすり付けられ続け、足の裏を一周するまでの間に3回もイッてしまったが、それでもまだまだ全開だ。この極上の刺激そのものが究極の媚薬なのだ。刺激を受けるほどに快感がこみあげてくる。何度イッても底がやってこない。あまりの快感にビックンビクンと体を痙攣させ喘ぎ声を上げる俺を少女は笑いながら見下ろしていた。

やがてその巨大な足の裏が俺の精液でべちょべちょに塗りつぶされたころ、ようやく俺を動かす手が止まった。
少女は俺の精液で埋め尽くされた自分の足の裏を見て満足そうに笑った。
だがそれでもまだ俺のモノは収まっていない。少女もそれをわかっていたし、想定通りだった。

「じゃあ次に行きますよ」

少女は俺の体を少し移動させ足の指の前に持ってきた。
そして未だギンギンの俺のモノを大きな親指と人差し指の間に挟み込み、その指をくにくにと動かし始める。
くはっ!
俺は先ほどまでと違う快感に体を悶えさせた。巨大だが柔らかな指の肉が俺のモノをしっかりと挟み込み、左右で前後にピストンしながらモノの全体をこすってくれる。足の指が少し動くだけで俺の体は大きく痙攣した。もう何度目かもわからない射精に、指の間から精液が飛び出す。それでも指の愛撫は止まらず俺のモノを挟んだままだ。

「えへへー、気持ちいいですか?」

上から少女がにっこりと笑いながらのほほんとした声を掛けてきたが、俺にはその声に答えるだけの余裕が無かった。快感が駆け巡り、俺の口からは喘ぎ声と唾液しか出てこなかった。少女も返事が返ってくることはあまり期待していなかったのかもしれない。そんな風に悶える俺を見ているだけで満足そうだ。指の間の絶妙な指紋がカリをいい感じに攻め立てる。手程器用には動かない足の指の無骨な動きだからこそここまで原始的にそそるのだろう。やわらかく、それでいてしっかりとした足の指の肉が俺のモノをガッチリ挟み込み、指紋は手の指のようにモノを握りこんでくる。迎えても迎えても終わりの無い絶頂に、何度も何度も指の間から白い精液がぴゅっと噴き出した。少女の、足の指二本にイかされてしまっているのに、なんの屈辱感も感じていない。あるのはただの快楽と幸福感だ。

不意に足の指は僅かに開いて俺のモノを解放した。今度俺のモノはその大きな足の親指の腹に当てられ、そして指紋をなぞるように先端をこすり付けられた。いくつもの指紋の線が亀頭をずりずりと擦る。急激に高まった俺の情熱は再び白く放出され、次に少女は足の指の爪に俺のモノのカリをひっかけ始めた。これまでの肉のやわらかな感触とは違い綺麗に整えられた硬い爪は俺のモノを力強くかりあげる。その硬さと整えられた爪は緊張し硬くなった俺のモノの表面すら容易く食い込み、痛みにすら近いその力強さが逆に俺を興奮させた。踵の少し硬い皮膚にこすり付けられ放出し、やわらかな土踏まずにぷにっと包み込まれ射精し、くるぶしの周囲を円を描いてまた果てる俺。少女は足のあらゆるところを使って俺を果てさせていった。すでに彼女の足は俺の精液でべちょべちょだ。いったい俺の体のどこにこんな大量の精液が入っていたのか。少女は自分の足が俺の精液まみれになるのを嫌な顔せずまだ精液に濡れていないところで俺を果てさせる。最後、足の甲で亀頭をこすられ、俺は遂に果て終えた。

少女の手に掴まれたままぐったりとする俺。凄まじい疲労感が全身を襲い意識さえ朦朧としていた。だが決して不快なものではない。今もなお、体が浮いているような幸福感に包まれ心地よい満足感が俺の中に満ちていた。少女はそんな俺を見下ろして満足げに微笑んだ。そして俺をそっと床に降ろすと取り出したナプキンを使い自分の足を丁寧に拭いてゆく。俺の精液まみれだった少女の足はあっという間に元の綺麗さを取り戻した。そのナプキンを丁寧に折りたたんでポケットにしまった少女はあぐらを解き、右足の足の裏を床に対して横を向けた。俺から見れば長さ240cm幅90cmの巨大な足の裏がつま先を前に向け横倒しになっているようなものだった。

「それじゃあ次はお客さんがご自分でやってください」

床の上に大の字に横たわっていた俺に少女が声を掛けてきた。
自分で? 最初に言っていたあれか? 俺の疑問に答えるように少女はにっこりと笑った。そして俺の横には、あの巨大な足の裏が置かれている。

「好きにしていいですよ」

若い少女の言葉に俺の中の何かがくすぐられ、疲労困憊にあったはずの俺だがむくりと起き上りふらふらとその足の裏に近づいて行った。目の前にある少女の巨大な足は小指方向を下に、親指方向を上にして床に置かれている横倒しだが、横倒しと言っても幅90cmとは立った俺の腰にまで届く高さだ。足全体と見れば横方向に240cmもの長さがある。この足だけでも、俺はこんなに大きな肌色の物体を見たことが無い。更にそれが足首へとつながり膝やふくらはぎ、折り曲げられた膝の先にはむっちりとした太腿がスカートのオーロラから飛び出している。スカートは股間を覆うように垂らされているので俺からはその中は見えないが。

俺は横倒しになった巨大な右足のつま先の前へと来た。腰の前には巨大な親指太さは20cmほど長さは30cmを超える。足の裏の方の肌は僅かに赤みがあり、触れた肌は人肌に温かかった。魔力だ。これは魔力だった。すでに限界に達している俺の体はそれでも快感を求めて立っている。得られる快感に本能が疼く。俺は若干腰を落とし、そしてその足の親指と人差し指の間に、まだ終わりを迎えぬモノを差し込んだ。

少女の足の指の間は広く俺のモノ程度ではスカスカだが、そこは少女が僅かに指の間を締め俺のモノが当たるようにしてくれていた。俺は目の前の親指に両手を着いて体を支え、足の指の間に向かってひたすら腰を振った。少女にしてもらうのとは違う、自分が、自分の意思で少女の足の指を侵しているという奇妙な背徳感が俺の中に何かをこみ上げさせた。一人の少女の足に対して全力で腰を振る俺の姿は滑稽に見えるだろう。だが少女は、そんな俺を見下ろしても微笑むばかりだ。俺からは、少女の足の指の向こう、つまりは横を向いている足の甲側から、腰を振るたびに俺のモノがぴょこぴょこと顔を出すのが見えていた。柔らかく温かい指の肉に包まれて俺のモノは丁寧に優しくしごきあげられ、そして遂に果てた。

  どぴゅ!

もう何度目かもわからない絶頂だ。それを果たした瞬間、俺の体はこれまでの疲労を思い出したかのようにふらりと崩れ落ち始めた。
だがそうやって膝を折ろうかと思われた瞬間、俺の下半身を、背後から何かが支えてきた。それは少女の左足だった。今、少女は両足の裏を合わせるような格好になり、俺はその足のつま先の間に下半身を挟まれていたのだ。少女の足の指の腹のその丸みと温かさが、全裸でむき出しとなった俺の下半身の尻や腿、ふくらはぎを押し包んでくる。俺の下半身は前後から少女の足の指たちに支えられていた。すると少女はその足の指をくにくにと動かし始めた。俺の下半身は前後から挟み込んでくる10本の巨大な足の指が柔らかく交互に押し付けられることに快感を感じていた。足の指の腹はぷにっと柔らかく、それが俺の下半身を前後からマッサージしてくれるのだ。大きな親指は俺の尻を押し、大きな小指は俺の足首を支えている。そしてそれらの指の動きはまるで下半身が性感帯にでもなったように俺に刺激をもたらした。再び俺の口から喘ぎ声が漏れる。同時に指の間から飛び出していたモノからまた精液が飛び出した。少女がちょっと足の指を動かしただけで、今しがた果てたはずの俺のモノは精気を取り戻していた。もう一度足の指がくにゃりと俺をマッサージすると再び射精した。また指をくにゃりと動かすとまた射精した。優しく微笑む少女。少女は完全に俺の射精をコントロールしていた。果てても果てても、少女がちょっと指を動かしただけで何度でもそれを射精した。射精による快感はもちろん、俺の下半身を包む少女の足の指の動きの感触も恐ろしく甘美で、俺はこのままとろけてしまいそうだった。下半身の感覚が無くなり始めていた快感と少女の足のぬくもりに満ち溢れまるで自分のものではなくなってしまったようだ。俺自身も、すでに喘ぎ声を上げることすらなかった。あまりの快感に脳がとろけてしまったか。とろりとした快感に意識が沈んでいた。次に少女の指の動きに射精したのを最後に、俺は体に力が入らなくなって上半身ががくんと倒れてしまった。そんな俺を少女は手で優しく支え持ち上げていった。

「大丈夫ですか?」

少女の声。だが俺はもう何も答える事が出来なかった。本当に体がとろけてしまったようだ。体の中を快感に塗りつぶされ指一本動かせなかった。今少女は大きな両手で俺を支え持ち上げてくれている。足の指よりも洗練された手の指の動き、ぬくもりが、何をしているわけでもないのに俺には快感に感じられた。俺は狂ってしまったのか。少女がただ持ってくれている。それだけで俺の体は僅かに感じていた。

「もう動けませんか? まだ時間まで余裕があるのにもったいないですよ」

少女は申し訳なさそうな表情で言った。確かに時間はもったいないが、予想していた以上の快感をもらった。これは時間では計れない素晴らしいものだ。これだけの快感を得られた今、残りの時間などどうでもよいと思えるくらいには。俺は心の底から満足していた。だが少女としてはそうもいかないようだ。自分を指名してもらった以上は、時間いっぱい奉仕したいらしい。と言っても、その俺がこのざまではもう何もできないだろう。もう腰を振るなど不可能だ。あとは時間までこの心地よい快感の余韻に浸るのがいいだろう。
俺はそれでいいのだが、少女は「んー…」と何事かを考えていた。お金を払って時間を取った客である俺に時間を無駄にさせたくないらしかった。律儀な子だ。
ふと、少女は俺に視線を戻した。何かを思いついたのだろうか。
そう俺が考えていると少女はにっこりと笑って口を開いた。

「えっと、お客さんのご希望は足コキなんですけど、もうこれ以上足でご奉仕するのは難しいですよね。なのでこれはサービスです」

少女はそう言った。サービス? すでに俺は限界以上の快楽に身を委ねているというのに、まだなにかあるのか?
と思っていると少女がゆっくりと顔を近づけてきた。大きな顔が、俺の視界を埋め尽くしてゆく。目が、鼻が、口が、巨大それらが近づいてくる。と、するとその口が僅かに開き、そして顔に手が触れられるほどに近づくと、その口は俺のモノを咥えた。
ッ!?
瞬間、快感の海に揺蕩っていた俺の意識は覚醒した。が、体はまだ快楽に沈んでいて動かすことができない。
少女の大きな薄紅色の唇が俺のモノをはむっと咥えたのだ。唇は熱く、ぷるんとした表面は俺のモノをぷにっと挟み込んだ。俺のモノの全体がその唇の間にみっちりと埋まってしまった。まるで膣に入れているような感覚。
少女が俺のモノを咥えると少女の鼻が俺の腹に当たった。ツンとした鼻が俺の腹に僅かにめりこむが苦しくは無かった。大きな両の目は閉じられ、黒く長い睫がツンツンと俺の体に触れてくる。
俺を手のひらに乗せ、その俺のモノを少女がしゃぶっているのだ。その状況がこれまで以上に俺を喘がせるが、少女としては平静の様だ。大きな鼻穴から吹き付けてくる鼻息は興奮したものではなかった。静かだが、それでも俺の髪を靡かせるには十分な力を持った鼻息だった。モノをしゃぶられ熱くなってゆく俺の体を涼しげに覚ましてくれる。
赤い唇がむにゅむにゅとそこに挟まれた俺のモノは全体を繊細にして極上の愛撫が包み込んだ。俺のモノは少女の唇の間を抜け向こうの口にまで届いているのだろうか。わからない。ただ、ただ、少女の唇の動きが気持ちよすぎて、俺は一気に射精に至った。

己の股間から精液が迸る感触を感じながら体をビクンビクンと痙攣させる俺。俺が絶頂を迎えると少女は唇を動かすのを止め、俺が落ち着くのを待っていた。そして俺が力なく少女の手のひらの上に倒れこんだのを確認した少女はモノを咥えていた唇を開き僅かに顔を離した。
うっすらとした意識の中で俺は、少女が僅かに開いた口のその赤い唇の間に自分の白濁色の液体が付いているのが見えた。やはり唇の向こうにまでは届かなかったか。俺の精液は少女の唇の間でいやらしく糸を引いていた。大きな唇全体から見れば俺の渾身の精液など微々たる量だった。唇のほんの一か所を、僅かに白く彩ったに過ぎない。
と、俺がそうやって少女の口を見ていると、その口の間からサーモンピンクの大きな舌が現れ、唇に付いた俺の精液をぺろりと舐め取って行ってしまった。俺の精液はひと舐めで綺麗に片付けられてしまった。一瞬の事だったが、唾液に塗れぬらぬらと光る舌先が俺の精液をそこに舐め取り暗い口の中に消えてゆく様は何故か異常に興奮した。舌を口の中に戻した少女は口をもむもむと動かし始めた。俺の精液を味わっているようだが、やがて「ほぅ」と息を吐き出した。

「んー…味はよくわからないです。ちょっと苦いかな」

言葉通り「んー…」と考えながら少女が口にした。少女にとっては微々たる量だ。あの量で吟味するのは難しいだろう。垣間見えた少女の舌にはすでに俺の精液など一滴も残っておらず、きっとすべてがこの大きな口の中で味へと変えられてしまったのだろう。
そして少女は再び顔を近づけてきた。口を開き、今度は舌を伸ばしてきた。大きな舌のその舌先で、俺のモノにつんつんと触れ始める。熱く柔らかく唾液に濡れた舌先が触れることにより俺のモノはまだまだと言わんばかりに首を擡げ始めた。大きく柔らかい舌先は触れるだけでモノを包み込んでしまいそうだった。舌先がチロチロと俺のモノを舐め上げる。俺の股間は少女の唾液にびしょびしょになり、モノは舌先の無数の味蕾を刺激にすぐに絶頂を迎えた。少女の舌先に、直接精液が飛び散った。それを受け少女は舌を口の中にぱくんとしまうが、すぐにまた口を開いた。その時にはもう精液は付いていなかった。少女は再び舌で、今度は舌全体を使って俺の股間を舐め始めた。大きな舌が俺の下半身を舐め上げる。大きな舌の表面に擦られたモノはまた射精し、それを受け取ってまた舌が口の中に戻る。少女のひと舐めで射精していた。この唾液は媚薬なのか。
はむ。
咥えられた。俺の左足が。足首から下があの赤い唇の間に囚われてしまった。熱くやわらかい唇にぷにゃりと挟まれ俺は足を動かすことができなくなった。その足の裏に少女の舌が触れてくる。くすぐったい、と思ったのも束の間、少女の舌は俺の足の指の間まで舐めるようにして俺の足に絡みついてきた。足が少女の舌にくるまれていた。そのまま少女は、俺の足を挟む唇の位置を上げてきた。足が段々、唇の中に消えてゆく。唇の津波に呑み込まれてゆく。ふくらはぎが消え、膝が消え、太腿の付け根付近まで唇は迫ってきた。少女の表情は静かなものだ。しかしその口の中では俺の脚に巨大な舌を絡みつかせていた。足の裏を広大な舌で舐め、膝の裏を舌先でくすぐってくる。舌のざらざら感が足の裏に気持ちよかった。
やがて少女の唇が足の先の方に戻っていった。ちゅるちゅると、少女の唇の間から俺の脚が戻って来る。
そして俺の左足から口を離した少女は今度は俺の右手を咥えてきた。腕は肩ほどまで一気に咥えられ、俺の腕に大きな舌が絡みついてくる。手のひらで触れると足の裏よりも正確にその詳細がわかる。唾液に濡れた舌の表面はぶよぶよしていてそれでいて熱い。まさに生物の内側がそこにあった。その象徴である舌が俺の手に触れてくる。指の一本一本まできれいにするかのように丁寧に舐められてゆく。
再び口を離す少女。俺にはすでに体を動かす気力は無く、ただぼんやりと少女を見上げる事しかできなかった。体が熱かった。少女の熱い口に含まれていた手足は外の空気に触れるとその涼しさ鳥肌が立った。
俺が見上げる先で少女がにっこりとほほ笑んだ。そして再び顔を近づけてきた。今度はそのまま、正面から。俺の視界が、少女の口元に埋め尽くされてゆく。だが近づけど唇は開かず、俺の目の前は、赤い唇で真っ赤に染まっていた。その唇が、俺の顔に触れてきた。ぷるんとした熱い唇が、俺の顔に正面から押し当てられた。時間はほんの一瞬だが、その間、俺は口も鼻もその唇でふさがれてしまい息ができなかった。
唇を離した少女は笑顔のまま言った。

「どうですか? 初めてだったんですけど」

そしてまた少女は俺のモノにしゃぶりついてきた。少女の巨大な唇と相対して小さなモノはこの熱く柔らかい唇の間であっという間に果ててしまった。もはや反射である。少女の仕草がいちいち刺激的で、俺の体はそれに晒されるとすぐに射精してしまうようになっていた。
そうやって唇の間で射精が果たされたのを確認したのか、少女はその後、俺のモノを吸い上げてきた。まるでストローを吸うように。少女の凄まじい吸引力により俺のモノからは、俺の体のいったいどこにこれだけの量が入っていたのかという精液がズゴーッと高速で吸い出されていった。そうやって精液を吸い出されている間の快感は凄まじく、俺は全身と手足をビーンと伸ばしてしまった。凄すぎる快感だ。目の前が真っ白になってしまうような衝撃が俺の体の中を渦巻いてモノから少女の口の中に吸い込まれていた。
やがて少女の吸引も収まったがそれでも少女は口を離さず、俺の体を横向きにし、俺の股間周辺の腰部分をはむっと咥えてきた。股間がすっぽり口に覆われてしまったのだ。そして覆われてしまった股間に、少女の巨大な舌がベロリと触れてきた。熱く柔らかな表面と同じく熱い唾液を滴らせた赤い生き物だ。俺からは口に咥えられてしまった股間は見えなかったが、少女の巨大な舌が俺の股間を優しく舐めつけてくる感触は、目で見るよりも如実にその現実を教えてくれた。ぶよぶよした大きなものが熱い液体を滴らせながら俺の股間に絡みついてくるのだ。股間全体をベロッと舐めたかと思えば舌先をチロチロと動かしてそそり立つ俺のモノをブンブン動かし弄ぶ。舌先に俺の金玉を乗せてころころと転がした。舌の表面は無数の味蕾で思いのほかザラついておりそれらのざらつきが纏う唾液と相まって俺の股間を絶妙に愛撫した。舌先だけで弄ばれていた俺のモノからはたまらず精液が飛び出した。俺からはやはり見えないが、放たれた俺の精液はそこにある少女の巨大な舌の上に迸ったのだろう。少女にしてみればほんのわずかな量だ。少女が舌をほんの少し動かすだけで俺の体は電撃を受けたようにビクンビクンと痙攣する。濡れた未知の生命体のような舌が俺と言う存在を軽々と手玉に取っている。
少女は俺を横向きに咥えるのを止め体を垂直に戻した。そして俺を咥えたまままるで空を仰ぐように上を向いた。俺の体は、少女の顔の上に俯せるような形で乗せられていた。少女の鼻が俺の上半身を下から支えていた。股間に、少女の鼻息がかかる。その状態から、僅かに俺の体をずらした。顔に対しやや斜めを向いている。頭が1時を指し足が7時を指すように。最も俺はすでに力なく少女の顔の上に突っ伏している状態なので俺の上半身は少女のほっぺの上に突っ伏し両足は少女のあご辺りからだらんと垂れ下がっていた。少女のほっぺの温かさは、股間を咥える口の熱さよりも優しげだった。少女の大きな両目は閉じられている。顔に触れている俺の手や体が当たってしまわないようにだろう。少女がむにゅむにゅと口を動かすと俺がビクビクと動くからだ。少女は俺を支えていた両手を離し、それを体の支えにしてやや後ろに持たれるような格好になった。上を向くのに僅かだが辛くなくなる体勢だ。その体勢まま口と舌を動かし始めた。舌が下から俺の股間を舐め上げそれに俺は体を痙攣させるのだが、股間を咥えている薄紅色の唇が俺が落ちないように支えていた。先ほどまでより俺を咥える力が強くなった。熱く柔らかい唇が、よりぷにっと俺を咥えこんでくる。唇ではむっと咥えられ固定されている俺の股間を少女の舌が舐めてきた。先ほどまでと同じだ。舌先で俺のモノをブラブラ揺らして遊んでいる。ときにその広大な面積を使ってベロリと舐め、そのひと舐めで俺のモノは絶頂を迎えその下の上に精液をぶちまけた。巨大ながら柔らかい舌は俺のモノを包み込むように絡みつきじっくりと愛撫をしてくる。すでに少女が上を向いてから10を超える回数の絶頂を迎えたが未だ少女の舌の動きは止まらず、俺のモノの猛りを鎮めさせてはくれない。
ぐに。妙な感触が俺のモノを上下から挟み込んだ。少女が前歯で軽く噛んでいるのだ。前歯の硬く鋭い感触がこれまでの唇や舌の柔らかい感触とのギャップを生みまた新鮮だった。少女が歯を噛みあわせるように動くとその間に挟まれた俺のモノは歯による硬質的な愛撫を受け一気に射精した。少女の巨大な白い歯に挟まれた俺のモノからその歯の壁の向こうに向かって精液が放たれる。が、少女の硬い歯は射精のために俺のモノがビクンと震えることすら許さぬほどに力強く俺のモノを挟み込んでいた。つまりは強く噛み過ぎてしまわないようにそこで止めているのだろう。
ふと少女が唇を動かし始めた。少女の顔の上に乗る俺の体がやや上下し始めた。すると少女の前歯に挟まれている俺のモノも上下し、少女の歯がモノのカリに引っかかり始めたのだ。俺の体が持ち上がるとカリが前歯に引っかかり、ぐい~っと引っ張られた後、歯の間からすぽっと抜ける。そしてやや歯を開き俺の体を下げると再び歯がモノを挟み、そして俺の体を持ち上げてカリを引っ掻ける。カリの引っかかりが解け、モノが歯の間から抜けるときの感触は雷に撃たれたように強烈だった。うぁ…っ! 俺の口から久々に声が漏れる。すると俺の突っ伏す少女のほっぺが僅かに動いた。笑ったのだろうか。更に少女は唇と舌と歯を使って俺のモノを愛撫し続けた。もう俺は何度精液をこの巨大な舌の上にぶちまけたか、巨大な白い歯にぶっかけたか、そして巨大で広大な口腔の中に吸い込ませたかわからない。俺が何度何度口の中に射精しようとも、少女は変わらず口を動かし俺を愛撫し続ける。ここまで俺を興奮させ喘がせながら少女は平静だ。ときおりくすくすと笑ったのか、俺を包む口がゴゴゴゴと動くことがある。これほどまでに卑猥な行為を、少女は興奮するでもなく純粋に楽しんでいるようだ。確かに一見した少女の様子は俺を口に咥えているとしても楽しげで卑猥さなど微塵も感じられないだろう。だがその口の中は俺が何度と知れず射精した精液でドロドロに塗りつぶされているはずだ。

突如、口に咥えられている俺の体はビリビリと震え始めた。振動が体の中を揺さぶり突き抜けてゆく。どうやら少女が俺を咥えたまま喋ったようだ。何事を喋ったのかはよく聞き取れなかったが、喋った後、口の動きが止まっていた。
そして、

  ごくん

重々しい音と共に、少女が喉を鳴らした。口の中のものを飲み込んだのだ。それは本人の唾液がほとんどであろうが、少なくともそこに、俺の数十回分の精液が含まれていたことは間違いない。
そんな俺の無数回数の精液を一飲みした少女は俺の体を手で支えながら顔を戻し、そして口を離して俺の体を解放した。

「ふふ、お客さんの、いっぱい飲んじゃいましたね」

少女はくすくすと笑いながら言った。楽しそうに微笑む様は、そこにある卑猥さや、その手の中で疲労困憊しぐったりしている俺とは天地ほどのギャップがあった。
俺は今左手に乗せられているのだが、そんな俺に右手の人差し指が近づいてきた。

「でも、まだ足りないかもです」

そして巨大な人差し指はその指先で手のひらの上にぐったりと横たわる俺のモノを弄び始めた。
巨大な指先によってぷらぷらと遊ばれているうちに俺のモノは再び起き上った。
そんな俺のモノを見てにっこりと笑う少女。指先で俺のモノの頭を撫でている。くすぐったくも甘美な感触に今にも果ててしまいそうだ。

「もう一回、さっきのやってもいいですか? お客さんも気持ちよさそうでしたし」

言うと少女は再び顔を近づけてきた。俺の視界が、再び少女の顔によって埋め尽くされる。そのまま少女は、また俺のモノを唇の間に咥えた。
それだけで俺のモノは果ててしまっていた。もう俺の体はこの少女の唇に咥えられたら果ててしまうように変化してしまったのかもしれない。
そうやってもにゅもにゅと唇を動かし俺のモノを愛撫していた少女は、やがて息を吸い込み始めた。
再び俺のモノを吸引し始めたのだ。あの、ストローを吸うような仕草だ。

 ずごおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!! 

俺のモノから、凄まじい量の精液が吸い出されているのがわかる。吸い出される精液の量に比例した快感が俺の体の中で渦を巻きモノから少女の口の中に吸い出されている。俺は目を見開き体をビクンビクンと痙攣させていた。見開かれてはいたが、俺の目はもう何も見えていなかった。目の前が真っ白だ。あまりの快感に星さえ見えそうだ。指先まで、毛の先まで飛びぬける快感の嵐が体の中で暴れている。大シケだ。快感と精液の大シケが俺の体の中で巻き起こっていた。それらがすべて、少女の口によって吸いだされている。時間にしてほんの数秒。だがその凄まじい快感は人生数回分を軽々と超越していった。

「……ぷは」

少女は俺のモノから口を離した。まるで本当にストローを吸っていたように、口を離したとき軽く息を吐き出した。

「どうですかお客さん、気持ちよかったですか?」

少女は笑顔で手のひらの上の俺を見下ろした。
だが俺は返事ができなかった。

「…あれ?」

首をかしげながら見下ろした少女は、自分の手のひらの上で、俺が気を失っているのに気付いた。あまりに凄まじい快感に意識がショートしてしまったのだ。

「あぅ…やりすぎてしまいました。すみません…」

少女はややしょんぼりした。
そして少女は正座を横に崩したような座り方をすると太腿の上に眠ってしまった俺の体を寝かせた。

「私のせいですから、お客さんが起きるまで時間は延長します。それまでゆっくり休んでくださいね」

少女は、自分の太腿の上で微かな寝息を立てる俺を笑顔で見下ろした。


※半分くらい『足コキ』ではないけどナ。