大きさ:『10分の1』『100分の1』
タイプ:嬲り系(弱)
備考:原作ほど濃い内容じゃないね。でもやりたいことのほとんどを原作でやっちゃってるのよね。

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夕暮れ時。
部活を終えた中学少女は帰りの電車に駆け込んだ。
この電車に乗り遅れると辺りは真っ暗になってしまうから必死だった。
しかしなんとか乗り込んだ電車の中には、髪を染めたり煙草をふかしたりする人相の悪い学生で溢れていた。
少女が乗り込んできたのを見て不良たちは嫌らしく笑った。

少女は目的の駅で降りた。
少女が降りた後、電車の中にはだれも乗っていなかった。


  *


気を失っていた不良たちは目を覚ました。
何があったのか。あの、電車の中に少女が乗ってきたところから記憶が無い。
不良たちはお互いに顔を見合わせながら辺りを確認した。
なにやら閉鎖的なところに閉じ込められている。天井は無いようだが…。

すると突然地面がグラグラと揺れ始めた。
規則的な揺れがどんどん大きくなってゆく。
やがて不良の一人が天井ではない天井。つまりは天井に空いている穴の向こうを指さした。
そこには、遥か下から見上げる格好のあの少女の姿。まるで床の上から見上げているようなアングル。
不良たちはザワザワ騒ぎ出した。

自分たちを見下ろして笑った少女はしゃがみこむと手を伸ばしてきた。
その光景がどこかおかしい。ただ下に手を伸ばすというよりも、どこか遠くから近づいてくるような感覚。
下りてくる手が、どんどん大きくなってゆく。
そして手は、なんと自分たちのいる建物?をがっしりと掴み持ち上げてしまった。
グラリと傾き持ち上がる建物の中で転がり悲鳴を上げる不良たち。
何が起きているのかわからない。
そのまま建物は傾き続け、その不良たちの一部が、あの天井の穴から外に零れ落ちてしまった。
短い落下の先に待っていたのは肌色の地面。
打ち付けた部分を押さえ痛みをこらえつつ不良たちが見上げた先には視界を埋め着くほどに巨大な少女の笑顔。
不良たちは、100分の1、身長1cm強ほどにまで縮められ、少女の手のひらに乗せられていたのだ。

少女は、呆然と自分を見上げている年上の学生たちを見て自分の企みの成功に笑顔になり、そしてもう片方の手に持っていた、まだたくさんの不良たちが入っている上履きはベッドの上に放り投げた。
放り出された上履きはベッドの上にドスンと落ちてゴロゴロ転がり、中から小さな小さな不良たちが飛び出たが、とりあえず少女の意識は手のひらの上の数人に向いていた。
上履きを投げ捨て自由になった片手の指先を手のひらの不漁に近づけそっとつついてみる。
座り込んでいた不良は巨大な指先でドンと突き飛ばされ手のひらの上をゴロゴロ転がった。
それを見た他の不良たちは悲鳴を上げて逃げ惑い走り始めたが、そもそもここが掌の上である以上逃げ場など無いのだ。
指の太さほどのコビトが手のひらの上を所狭しと駆け回る様は小動物のようなかわいらしさがあり少女の笑顔はより楽しそうなものになる。
そんな手のひらもちょっとすぼめれば不良たちはみんな中央に転がり集められてしまうのだ。

少女は立ち上がるとベッドに腰掛けた。
上履きから放り出され凄まじい衝撃の中で意識が朦朧としていたその不良たちは、高層ビルほどに巨大な少女が近寄ってきて後ろを向き、ミニスカートに包まれた巨大なお尻を下してくるのを見てまた悲鳴を上げて逃げ出した。
少女のお尻はボスッと音を立てて布団に沈み込み、波を打った布団の上で不良たちは跳ね飛ばされる。
そのまま少女は開いている右手を左足にのばし、はいているストライプのハイソックスを脱ぐと、左手に乗せていた4人の不良をその足の指の間に挟み込んだ。
不良たちは太さ1.5mほどもある大木のような巨大な足の指間に挟み込まれ身動きが取れなくなる。
右足の靴下も脱ぎ、ベッドの上から3人の不良を拾い上げると、今度は靴下の中に放り込んでまた掃き直した。
素足になった左足の指の間には4人の不良が、靴下をはいた右足の土踏まずの下には3人の不良が捕えられているのだ。
そして立ち上がった少女は机に向かって歩き出した。
鞄に手を伸ばすところをみると宿題でも片付けるのだろう。
だが少女が一歩歩くたびに左右の足から悲鳴が上がるのを他の不良たちは聞き逃さなかった。

机に着いた少女はノートを広げカリカリと鉛筆を走らせ始める。
その光景だけなら何気ないもの。
だがその両足では数人の不良たちがなんとか脱出しようと悪戦苦闘している。
左足の指の間の不良たちはその太く巨大な指を押しのけそこから這い出ようとするが指の檻は非常に強固で彼らの小さな体をがっちり、それでいて優しく挟み込んで離さない。
暴力的で力に自信のある不良たちが暴れても指はびくともしなかった。
右足の不良たちの脱出は絶望的だった。
足と靴下の間に囚われているので脱出するためにはこの靴下の外にでなければならないのだ。
それはこの靴下の生地を押し広げながら巨大な足の側面を上って行かなければならないという事だが、少女のはく柔らかいソックスは彼らの力では広げる事が出来ないほどの伸縮力だった。
少女の巨大な足をぴっちり包み込んだ靴下は彼らの小さな力では伸びもしないのだ。
なんとかその隙間にもぐりこんだ不良もいたが、そのまま靴下と少女の足の間に挟まれて身動きが取れなくなってしまう。
彼らには、安全な場所はこの土踏まずの下しかなかった。

しかし彼らを悩ませるのはその臭いである。
それはただの足の臭いだけではない。この少女は運動系の部活でもやっているのだろう。汗の匂いが強い。
それがこの靴下に包まれずっと靴を履き続けた足から凄まじい勢いで放出されている。
本来なら気にならないだろうレベル。だが小さくなりすぎている彼らには、自分たちの周囲の空気がすべてそれに感じられるほどのものなのだ。
右足。巨大な足の土踏まずの下に捕えられた不良たちは、その隙間にこもる少女の足の香りにうんざりしていた。
汗と足のツンとした臭いもある、だがそれ以上に若い少女のやや甘い香りがそこに立ち込めるのだ。
靴下の中という閉鎖された空間に満ちるその香りは、少女の体温で暖められた空気と相まって不良たちを包み込む。
蒸し暑く甘酸っぱい空間で不良たちは意識が朦朧としていた。
しかし左足の不良たちはより厳しい状況だった。
足の先、指の間は汗がたまりやすく臭いも他の箇所よりも強い。
そんな場所に囚われた不良たちは咳き込むほどに強い酸味のある空気の中で悶えていた。
鼻で息を吸い込めばその凄まじい刺激臭に嗅覚が逝かれそうだ。口で吸いこめば舌が焼けるような灼熱感を感じた。
目からは涙がぽろぽろとこぼれ落ちる。
強烈だった。
どんなに顔を振って他の新鮮な空気を吸おうとも周囲の空気はみんな少女の匂いで埋め尽くされている。
吸い込んでも吸い込んでも、飛び込んでくるのは少女の足の臭いばかりなのだ。

そうやって彼らが暴れていると少女がちょっと足の指を動かす。
すると彼らは悲痛な叫び声を上げる。
彼らを挟み込む巨大な指が動くという事は彼らを捻り潰さんばかりに締め付けるという事だ。
実際、少女にとっては確かにほんのちょっと、指をくいっと動かした程度のものだったが、指の間の彼らにはまさに体が潰れるほどの凄まじい動きだった。
あまりの圧力に不良の一人が泡を吹いて気絶してしまった。
指の圧力が収まり元に戻った時、不良たちはその圧苦と臭いのせいで気を失いかけ、もう暴れる力など残っていなかった。
少女の足は、彼らの思う以上に強大な力を持っていたのだ。
現にそこに4人もの人間を挟んでいるのに、少女の足は一度、その左足で靴下をはいた右足をポリポリと掻いた。
4人の不良など、まるで意識させない動きだ。
彼らの存在は、少女の無意識化に収められてしまうのだ。

そうやって7人もの仲間が少女の足元で無残に弄ばれている間、ベッドの上に放られた不良たちは決して手を拱いていたわけではない。なんとかそこから脱出しようとその術を探していたのだ。
だが、その少女のベッドは床から40m以上もの高みにあり、ただの不良学生である彼らにそこから降りることは出来なかった。
それはおよそ13~4階建てビルの屋上に匹敵する高さである。
例えそこからロープが垂らされていたとしても降りるのは無理だろう。目もくらむ高さだ。
縦の長さは200mほどはあろうかという広大な布団の大地。
本来やわらかなその生地も、今や体重0.07gしかない彼らの体重では満足にへこみもしない。
不良たちはたったひとりの少女のベッドの上から逃げられないでいた。
一部には逃げられないなら隠れようと、ベッドの中や枕の影に身を潜ませるものもいたが、ベッドの上と言う限定された空間で、それがどれほどの効果を持つのか。
結局のところ彼らは、少女が宿題を終えるまでの時間、延々とベッドの上をさまよっていたのだった。

やっと宿題を終えた少女は手を上に、足を前につきだしう~んと体を伸ばした。
不良たちを挟み込む指がメリメリと握りこまれ、また彼らに悲鳴にならない悲鳴を上げさせた。
そして椅子から立ち上がった少女はまたベッドへと歩み寄る。
その間、やはり両足からは不良たちのか細い悲鳴が聞こえる。
右足。ソックスの中に囚われた不良たちは右足が床に降ろされた瞬間、その僅かな隙間である土踏まずがぎゅーっと狭くなり潰されそうな圧力にさらされる。
広大な足の裏に大の字になるように張りつかされる。
それは一瞬で足はすぐに持ち上がるがまたすぐに下されて彼らを踏みつける。
圧苦と解放が繰り返される様は肺に大きな負担を掛けた。
左足の指の間に囚われた不良たちはつま先が地面を踏みつけた瞬間、力が込められる指の間でキツクなるその隙間、体中の骨がミシミシと音を立てるのを聞いた。
床を蹴る際は指に込められる力も最大になり指と指はくっつくほどに密着し隙間の彼らの体をぎゅうぎゅうと締め上げる。
その後高速で前に飛び上がって彼らにジェットコースターのような恐怖を与えた後また床の上で圧し苦しめる。
少女のただの歩行が、彼らにとっては拷問なのだ。

ベッドの上に腰を下ろした少女は右足の靴下を脱ぎそこに囚われていた不良と左足の指の間に囚われていた不良を解放した。
手のひらに乗せられた彼らはぐったりとしていて使えそうにない。例の上履きを手に取ると彼らをそこに放り込んだ。
少女は枕の影に隠れていた一人をさっと摘み出した。
不良は少女の指の間で悲鳴を上げるが、それを見た少女は彼のイキの良さに微笑むばかり。
少女が何事か呟くと、なんとその不良の体が大きくなり始めた。
むくむくと大きくなってゆく体はやがてそれまでの10倍ほどの大きさまで巨大化した。それは少女にとって1/10の大きさ。人形のような大きさである。
対し巨大化したはずの不良からは小さくなったはずの少女の顔はやはり巨大なままであった。
多少大きくなったところで、自分を見下ろす巨大な顔は相変わらず笑顔で、相変わらず彼はその手に捕えられているのだ。
少女の巨大な手は彼の両腕を含めてその体をしっかり握りこみ、彼がどんなに暴れようと揺らぎもしない。
彼の太もものような太さの5本の指が彼をぎゅっと握りしめている。
やわらかくて温かい人間の指が、だ。
しかし握りこまれている彼にそんなことはどうでもよく、不良は少女に向かってありったけの罵詈雑言を浴びせた。
体の動かせない彼にできる唯一の抵抗だ。
それを聞いた少女は一瞬きょとんとしたあと、お腹を抱えて大笑いした。
体をベッドに倒れさせ、足をバタバタさせた。
その一連の動作はベッドの上の彼らに大地震のような大揺れを体験させることになり、手に掴まれた不良もブンブンと振り回されて吐き気を催した。
ひとしきり笑った少女は体を起こすと、まだ笑いが収まらないままその不良の前にもう片方の手を持ってくると、その顔面にベチンとデコピンをした。
20cm近い大きさの爪のついた指先に弾き飛ばされ、彼の頭部はガクンと後ろに傾いた。
同時に両脚がだらんと垂れ下がり、握っていた指に感じていた不良の動く感触は無くなった。
不良の頭部を前に戻してみるとその顔はぐちゃぐちゃになり潰れた鼻からは大量の鼻血を噴きだし歯が何本も折れていた。
彼の体はビクビク震えている。少女のデコピン一発で完全に気絶してしまった。
あらら、と口元に手を当てた少女は鞄から包帯と薬を取り出すとその顔をぐるぐると覆い上履きの中に彼を寝かせた。
少女の23cmの足を入れるための上履きは身長17cmちょっとの彼を入れても十分なスペースがあった。

また別の不良を手に取り10分の1の大きさにかえると、その不良をソックスの中に突っ込みそれを右足で履いた。
長い靴下の穴を最下層まで真っ逆さまに落ちて行った不良。
つま先を下にするその洞窟に頭から着地していた。
生地が生地なので大したけがは無かったが、この密閉された空間に満ちる妙な臭いは陰気だ。長いしたくない。
そう思った不良が体を起こそうとしたときにはすでに洞窟の入り口の方からこの靴下の洞窟を押し広げながら巨大な足が迫ってきていた。
彼がその靴下を見上げ悲鳴を上げたときにはすでに足は靴下にフィットしていた。つまり彼は少女の足の裏に押し付けられているのである。
彼の身長よりも長い足の裏に、やや大の字になって押し付けられる不良。
背後から靴下の伸縮性のある記事が彼をぐいぐいと足の裏に押し付ける。
不良は顔を横に向け、頬を足の裏にへばりつかせられていた。
両腕は足の裏を抱き込むように広げられ、彼はその全身に少女の足のぬくもりを強制的に感じさせられた。
特に生身で押し付けられるその頬が一番それをよく感じる。
靴下の強靭な生地を前に不良は暴れる事さえ許されなかった。ただみっちりと、その巨大な足裏にへばりつくことを強制された。
足の裏に不良の存在を感じる少女はその足を床にそっと下した。
すると足の下からすごい悲鳴が上がり足の裏に感じる感触が大きく動くのが分かった。
不良としては少女の片足の途方も無い重量を乗せられ潰れるとさえ思った。
その後少女は、足を何度も床に押し付けて足の裏の不良が暴れるのを楽しんだ。

そうしている間にはまた別の不良が捕まっていた。
また10分の1の大きさまで大きくされ、そしてその不良は素足になっている左足に囚われていた。
彼は今磔にされていた。
左足首を足の小指と薬指の間に、右足首を親指と人差し指の間に挟まれ、逆さまにぶら下げられているのだ。
彼の視界の先には少女の部屋が逆さになって広がっている。
両足首を挟む足の指は彼が暴れたくらいでは放してくれなかった。
そんな彼を挟んだ足を踵だけ床に着けて左右に動かす。
彼の体が足の影からぶらぶらと現れるのがちょっとおかしかった。
不良としては頭に血が上り気持ち悪いことこの上ない。
だが彼はもう脱出を諦めていた。
さきほどから何をやってダメだったのだ。
今、こうやってただの片足の、足の指に自分の足首を掴まれ、そして逆さ釣りにされている自分の光景を思い浮かべれば、自分がどんなに卑小な存在にされてしまったのかわかる。
こうやって下に向かって両手をだらんと伸ばしても、手の先は床に着くかどうか。
これだけ手を伸ばしても床に手は届かない。それはつまり自分は背伸びしてもこの少女の足の長さにも及ばない大きさだという事だ。
彼はあの電車の中、自分たち不良に囲まれたとき、この少女がこっそりと笑ったのを見たのだ。
それは、こういう意味だったのだろう。
あの時手を出したりしなければ、こんな扱いを受けることもなかっただろうに。
ぶらんぶらんと揺さぶられ頭に血が上り意識を失う直前、彼はそう思った。

足に捕えていた不良たちが気絶したら少女は彼らを解放し別の不良を手に取った。
例によって10分の1の大きさ。
少女はその二人の不良を手に取ると、パンツのお尻の部分に突っ込んだ。
二人の不良は、少女の尻の桃の二つの山に半ば抱きつくような恰好で押し付けられ手は彼らをおいて去って行った。
二人は上半身をパンツで押さえつけられ、はみ出した下半身はぶらぶらとぶら下げられている状態である。
そのパンツに包まれたお尻はむっちりとした重量感があり、彼らの上半身はお尻とパンツの間にみっちり挟み込まれてしまった。
今少女は立ち上がっているが、それでもお尻の圧力は途方も無いものがあり、押し付けられた上半身は動かすこともできない。両足だけが苦しさにバタバタと動かされ、少女のお尻を蹴っていた。しかしそれは少女に取ってくすぐったい以外の何物でもなかった。
立ち上がってカーテンのように揺れるミニスカートが垂れ下がれば、そこにいる二人の不良の姿など見えない。
このまま少女が街を歩いたとしても、そこに二人の人間の足がはみ出ているなど誰も気づかないだろう。
少女はスカートの上からパンパンとお尻を叩いた。
張りのあるお尻を叩くペチペチという音がした。
同時に巨大な手でたたかれた不良たちがジタバタと暴れ始める。
ちょっと床の中を歩いてみればむちむちのお尻の肉が動いてまた暴れる。
ベッドに腰を下せば彼らの抵抗は最高潮になった。
全身が乗ってないにしろ、彼らから見れば彼女の体重は4万tを優に超えている。
そんな巨大なお尻がずっしりとのしかかってくればそれは暴れるというものだ。
彼らの動きがむず痒くまた楽しくて、少女は座ったままお尻をぐりぐりと動かした。
柔らかい布団と柔らかいお尻の肉の間に挟まれた彼らは彼女がお尻を動かしたとき一瞬で気を失ってしまった。

パンツの中の不良たちが動かなくなって少女は彼らを出そうとはせず、彼らの上に座ったまま別の不良たちを手に取った。
ベッドの上、巧妙に隠れた最後の6人を一人ずつ摘み出し、手のひらに乗せてゆく。
これですべての不良が少女の手に落ちたことになる。
手のひらに乗せられた不良たちはガタガタと震えながらその少女の笑顔を見上げていた。
少女は彼らを乗せていない右手を使って器用に制服とワイシャツの前のボタンをはずし、そして肌蹴た。
不良たちの前に、少女の巨大な胸部が広がった。肌色の壁が現れたに等しい。
そのピンク色のブラに包まれる小ぶりな胸は決して大きなものではなかったが、それでも彼らにとっては小さなドームくらいの大きさがあり、胸板からドンと突き出したそれの威圧感に不良たちは怖気づく。
小ぶりとは言ったが、その慎ましい膨らみはパンパンに張っており力に満ち溢れている。
それは成長期、年頃の乙女にだけ許される華の瞬間である。
そして少女はその慎ましながらも巨大な胸を覆うブラを僅かに引っ張ると、手のひらの不良を左右のカップの中にそれぞれ3人ずつ落とした。
柔らかい生地がクッションのように彼らを受け止め、カップの中に落とされた彼らの目の前には山のように巨大な乳房。
見上げるように仰ぎ、その圧倒的な巨大さに彼らは言葉を失った。
生の乳房を見上げ固まっている彼らをそこに置いたままブラは胸に戻された。
彼らは、カップの中で全身をその乳房に押し付けられることになる。
温かく張りのある乳房がその表面にへばりつく彼らをカップの方に押しやる。
不良たちはカップと乳房の間でぎゅうぎゅうと圧迫された。
もともと少女の胸をぴっちりと覆うサイズだったブラにさほど余裕は無く、彼らの体が挟まれるような隙間は無かった。
つまりはブラと胸の間で潰されんばかりの圧力にさらされるのである。
ブラの位置を整えるようにカップを胸に押し付け調節する少女。
しかしそのせいでそこに囚われた不良たちは中身を吐き出しそうなほどの圧力に襲われた。
そのままワイシャツのボタンをしめてしまえばもうブラは外からは見えない。
ブラの中にいる不良など影すら見えなくなった。
少女が僅かに胸を反ると胸から悲鳴が聞こえてきた。
盛り上がった乳房とブラの間で今にもプチっと潰れてしまいそうな不良たちの悲痛な叫び声だ。
小さな彼らの感触を胸の表面に感じ、また押し付けられた彼らの顔が発する悲鳴が胸の中に浸透してくすぐったい。
少女はくすくす笑いながら、胸を思い切り反らした。
すると短く鋭い悲鳴のあと、胸に感じる感触が動かなくなった。
圧力に負けて気絶したのだろう。

少女は上履きに入れていた不良たちを手に取ると立ち上がり風呂場を目指して歩き出した。
お尻に入れている不良以外は100分の1の大きさに戻しておく。この方が持ち運ぶのに便利だから。
風呂に着いたらこの不良たちの服を剥いて全裸にして全身を隈なく洗ってやろう。
そして次に自分の体を洗わせよう。
全裸で横たわる自分の体の上を歩き回る僅か1cm強の十数人の不良たち。
彼らから見たら自分の体なんて山のようなものだ。洗うのは大変だ。
床に降ろした足を洗うだけでもすごい時間がかかるに違いない。この胸を洗うだけでも大変だろう。
おへそは洗えるかな。むしろはまって出られなくなっちゃうだろうか。
石鹸を使ってツルツルすべって体の上から落ちちゃうだろうか。
髪は彼らには長すぎて洗えないかな。むしろ絡まっちゃって動けなくなるかも。
それくらいなら自分が彼らを使って体を洗ってやろう。
指先に摘まんだ彼らに石鹸を着けて私の体にこすり付けてやろう。
乳首よりも小さな彼らは自分よりも大きな乳首にこすり付けられているのをどう思うかな。
胸を円を描くようにぐるぐると洗ったら彼らも気持ちいいかな。
やっぱり10分の1の大きさまで戻して、その体を掴んで、その小さな頭の髪の毛をブラシ代わりにして洗おうかな。
石鹸を一杯つけて泡立てて、わきの下をごしごしと洗ったり足の裏を洗ったり。
指の間には入らないかな。ここは100分の1の不良に洗ってもらおう。
そうだ、おへそは10分の1の方がいいかな。頭を突っ込んでぐるぐる回したら気持ちよさそうだ。
お尻はどうしよう。彼らにはちょっと大きすぎるかもしれない。やっぱり割れ目は頭のブラシを使ってもらおうかな。そしてもしもお尻の穴に頭が入っちゃったら……それはそれで気持ちいいかも。

折角手に入れた新しいおもちゃ。
酷使して壊してしまったらもったいない。
だがこれからは部活で掻いた汗を彼らで遊びながら流せるようになると思うと毎日の部活も楽しくなり顔も綻ぶ。
少女は期待に笑顔を輝かせ胸を躍らせながら廊下を歩いて行った。


 おわり