※ エロ注意  危険度・中


放課後。
夕焼けが赤く染める教室の中に二人の少女がいた。

ヘアバンドを着けたショートヘアーの少女は恥ずかしそうに顔を赤らめながら椅子に座ってスカートをたくし上げ純白のパンティを晒し、大きなリボンのポニーテールの少女は勝気な笑みを浮かべながらショートの少女の前に座りその純白のパンティを間近から覗き込んでいる。
燃えるような炎色の教室に白い百合の花が咲いた。わけではないのである。
ショートの少女の純白の下着の、その僅かに盛り上がったところに白地に目立つ黒い点が着いている。
虫ではない。ゴミではない。1mm強の大きさまで縮められた、担任の男性教師である。
彼から見れば山のような広大な白地の大地に、その荒縄のように極太の下着の繊維を掴んで、転げ落ちないように必死になって体を固定している。
少女たちにとっては肌触りの良いきめ細かな下着も、彼にとってはゴツゴツと荒れ果てた山肌に過ぎない。足場やとっかかりは十分にあるが、それらは大きすぎて逆に障害になった。下手を打ては内部に転がり落ちてしまいそうだ。
彼は自分が置かれた状況は理解していた。自分が教え子の下着越しの股間の前にいることを分かってはいた。
背後からはもうひとりの教え子が自分を見下ろしてきていて、鼻穴から噴く微かな呼吸が嵐のような強風となって自分を襲っていた。

「ねぇ…先生…」

見下ろしてきていたポニテの教え子が声を発した。
あまりにも巨大な声は彼の体を揺るがし、耳に飛び込んできたその声に教師は気を失いかけた。
大気がビリビリと震えた。空気が振動しその揺れだけで打ちのめされた。
口調は静かな、妖艶なものだったが、その声は彼の世界の全てを震わせていた。

「智美の気持ちに、気付いてるんでしょう…?」

叩きつけられる言葉という衝撃に、彼は全力で耐えねばならなかった。
両手は繊維を掴むために使わねばならず、耳を塞ぐことができない。一言言葉が発せられるたびに、死にそうな思いをしていた。
歯を食いしばり耐える。
言葉とともに吹き付けてくる生暖かい温風が彼の神経を逆撫で不快な気分にした。
背後を見れば、巨大な口がパクパクと動いているさまが見えることだろう。大きな唇に縁取られた口は笑みの形になりその中の暗黒の洞窟には真っ白な歯が並び更に奥では怪物のような舌が暴れているはずだった。
しかし、背後を振り返ってそれを確認する余裕など彼には無い。

「智美は、先生をこんなに近くに置く事ができてとてもうれしそうですよ」

ポニテの少女はパンティの教師を見下ろしていた顔を上に上げた。
視線が段々と上に上り、制服に包まれた少女の肢体を通った後、やがて赤く染まった顔を捉えた。
智美と呼ばれたショートの少女の口からは熱い吐息が漏れている。興奮していた。

「ね、智美。先生があなたのパンティの上に乗ってるわ」
「か、佳苗ちゃん…」

佳苗というポニテの少女の言葉を受けて、智美は顔を更に赤くして背けた。
スカートを握る手に力が込められる。
佳苗はパンティに視線を戻した。

「ほら、こんなに赤くなっちゃって。大好きな先生が自分のパンティにくっついてるのが嬉しくて恥ずかしくてたまらないんですって」

佳苗はくすくすと笑っていたが、教師は佳苗の雷鳴のような笑い声と智美が体をもじもじと動かしたことによる大地震に耐えるので聞いてはいられなかった。

「先生はもちろん知ってますよね? あなたの乗っているそのパンティの中に、いったい何があるか」

フッ。
佳苗の口から息が吹きつけられ、教師の髪とスーツがバタバタと揺れた。

「わかります? そこがちょっと動いてるのが」

教師の乗る純白のパンティ。
それが僅かに脈動している。
もちろんそんなことには気付いていた。
しかし、それをそれと受け取るには、その揺れはあまりにも大きすぎるのだ。理解の範疇を超えていた。

つまりこの揺れは、智美の女性器がヒクヒクと動いているから起きているのだった。
本能が求める無意識の行動だ。
それが、教師にとっては分厚いパンティ越しにもはっきりと感じられた。
地震の連続だった。
ガクガクと数mは揺さぶられている。
絶え間無い断続的な揺れ。これが教師が繊維を必死に掴まなければならない最大の理由だった。
若い少女の、異性を求める上での本当に無意識な現象が、教師に、天災にも勝る大地震を与えていた。

同時に、その大きな隙間から吹き出てくる少女の匂いが辺りを埋め尽くし、教師に襲い掛かった。
高温に熱されたそれは教師の呼吸を阻害し鼻から脳へと進入して神経を破壊する。
甘ったるくそれでいて酸味のある匂いが、教師の頭にまともな思考をするのを許さなかった。
咽返る。咳が出る。だがそのたびに吸い込むのは、濃厚な少女の性の香りだけだった。

すべてが無意識だった。本能的なものだった。
それらの元凶であるこの少女は、自分のそれらが、教師に計り知れない刺激を与えていることをどう思っているのか。

じっとりとした湿度の高い空気の中、スーツの中に大量の汗をかく教師。
更に、大地でもある白いパンティが若干の湿り気を帯びてきているせいで、スーツさえもぬれ始めていた。
シャツやパンツは汗でびしょびしょで、更にパンツの中は別の意味でも濡れていた。

少女にとってはパンティのただ一点を湿らせた程度でも、教師にとっては全身びしょぬれになり溺れそうなほどの水気を帯びているのだった。

そんな彼にとっては、佳苗の呼吸がそれら湿った空気を吹き飛ばしてくれるのが、皮肉にも喜ばしかった。

「先生も感じたでしょう? 智美ったらこんなにも先生の事を想ってます。想いすぎてるくらいに。先生は今、智美のパンティに乗っけられて不快な思いをされてるかもしれませんけど、それは違いますよ。先生は今、パンティに護られているんです。もしもこのパンティが無かったら、智美の女の子の部分はあっという間に先生を呑みこんでペロリと食べてしまいますよ。こんなに小さな先生が、こんなに大きな智美の女の子に食べられたらどうなるか、わかりますよね?」

佳苗は右手の指を突き出し、パンティの教師のいる部分よりも下の方にそっと衝き立てた。
すると指は白い生地を押してそこにトプンと沈み込んだ。
直後の大地震は、智美が体を震わせたことが原因だった。
佳苗が指を引き抜いたとき、そこは濡れていた。

「ほら。ちょっといれただけでもこんなに濡れて…。先生なんてこの一滴だけで溺れちゃいますよ」

佳苗が今しがた知美の割れ目にパンティ越しに差し込んだ指を近づけてきた。
教師にそれを見ることはできなかったが、背後には太さ10mを超える佳苗の人差し指が迫っていた。

佳苗は指先を教師の上にそっと乗せた。
そしてそれを持ち上げ顔の前に持ってくる。
すると指には黒い点がくっついていた。

教師は濡れた佳苗の指先にくっつけられ持ち上げられた。
暴れたが、その粘性のある液は教師の体を捕らえて離さなかった。
そして目の前を、巨大な佳苗の顔が埋め尽くした。

「ふふ、暴れても無駄ですよ。智美の汁は強力ですから」

佳苗の言うとおりだった。
どんなに暴れても、液は体から離れなかった。
恐らく指が逆さまになろうとも振り回されようとも、液は体をそこに捕らえ続けるだろう。
教師は佳苗の指先に大の字で張り付いていた。
体の大半は液に沈むかくっつくかし、動いてもそれをかき混ぜるばかりで離れるとまではいかない。
教師にできることは、教え子の指先についた液の中でピチピチともがくことだけだった。

そんな教師を見てにこっと笑った佳苗は智美の方を振り返った。

「じゃあ始めていいわよ。やるんでしょ?」
「…うん…」

微かにコクンと頷いた智美はスカートを押さえていた手でパンティを掴むとそれをゆっくりと下げ始めた。
その下に隠されていた知美の女性の部分が徐々に顔を出してくる。
茶を帯びた陰毛の森が純白のパンティの下から顔を出し徐々に広がってゆく。
智美の股間の前に差し出された佳苗の指先で教師は驚愕しながらそれを見つめていた。
これまでの行動がすべて異端だが、あの大人しい女生徒がこんなことをするなんて。

やがてパンティは巨大な脚を伝って足首まで下ろされた。
巨大な脚が片方抜かれ、パンティは片足に引っかかる形になる。

教師の視界には、智美の女性器が広がっていた。
赤く熱い陰唇に縁取られたそれはまさにクレバスだった。テレビで見る大渓谷のような光景だった。
陰唇の周囲を僅かな陰毛が多い、それらはその陰唇がヒクヒクと動くたびに僅かに揺れる。
濡れているのは明らかだった。
その割れ目からは液が今にも滴りそうであった。

佳苗の指が智美の陰唇に近づけられてゆく。
教師の視線の先で、陰唇は更に巨大さを増して行った。
視界の正面は性器に、左右は巨大な太ももに埋め尽くされ、最早二人の顔を見る事すらできない。

教師から見ておよそ20m。実際には2cmほどの距離に、巨大な縦割れがあった。
左右を太ももによって遮られた空間には熱い空気が立ちこめ、更にあの下着の上に乗っていたときに感じていた匂いが、今は微かな風に乗って流れている。

縦の全長は50mほどだろうか。
巨大な性器が教師の目の前に広がっていた。
上にも下にもとんでもない大きさだった。16階建てのビルに匹敵する。
艶かしいツヤを放つそれはまさに生きた怪物だった。
この距離から見れば、それが脈動しているのがはっきりとわかる。
そしてこの大きさだと僅かな音も感じ取れるのだろう。ぐちゅぐちゅという粘液の動く音が、その割れ目の中から聞こえてくる。

さっき佳苗は、教師はパンティに守られていると言った。
それは正しかった。
教師は今、この巨大な怪物に食われそうな恐怖に駆られていた。
今にもこの巨大な割れ目が開いて、自分のいる指先にバクンと食らいつくのではないかと。
怪物が、獲物を目の前にして歓喜しているのが目に見えてわかった。
まるでおあずけを食らっているかのように堪え振るえ涎を垂らしていた。

ふと、指が遠ざけられ、教師は陰唇から僅かに離された。
すると今度は別の巨大な指が現れた。
やってきた方向からしてそれは佳苗のものではなく智美のだった。

指はあの巨大な割れ目にそっと宛がわれると、その巨体をゆっくりとその中に沈めて行った。
教師の目の前で、自分が張り付いているものと同じ大きさの指があっさりと挿入された。
自分を呑みこむことが、いかに簡単であるかを見せ付けられた気分だった。
指は性器の中をぐるりとかき混ぜるように回った後、やがて前後に動き始めた。普通電車の倍以上の太さの指が蠕動し始めたのだ。
その瞬間、あの微かに聞こえていた粘液の音が今度は轟音となってこの太ももの谷間に轟いた。
教師の耳を劈くほどに大きく粘液がかき混ぜられる音がする。
それは二人の耳にも届いたのだろう。少女たちは顔を赤くしていた。
割れ目から出てきた指は濡れていた。しかし出てきた部分はまたすぐ割れ目の中に姿を消す。
陰唇は実に旨そうに指をしゃぶっていた。

轟音に混じってツヤっぽい声が大気を振るわせ始めた。
智美の喘ぎ声だった。世界に轟く大きさだ。大気がゴゴゴゴと鳴動していた。

教師は五感がおかしくなっていた。
視覚は巨大なオナニーを至近距離から観察させられ。
聴覚は巨大な粘液の音と喘ぎ声によって。
嗅覚は割れ目からあふれ出るツンとする酸味と少女の香りのブレンドされた匂いを嗅いで。
味覚はこの大気に漂う水分に含まれた液の味を感じて。
触覚は自分を捕らえる粘液が皮膚に染み込んできて。
狂っていた。何もかもが狂っているのだ。
空気がむわんとした。
熱い。ピンク色だ。音が波となって襲ってくる。
指を出し入れするために巨大な手が動き、巻き起こされた風がより新鮮な匂いを運んでくる。

壮絶な光景だった。
女性の自慰をここまでの至近距離で見たことは無い。
だが彼の体は反応しなかった。
相手が教え子である、という以上に、ただそこに恐怖があったからだ。
もしも自分があの指の先にくっついていたならばどうなっていたか。
実際に指が挿入されたことにより、その指先についている自分と性器の大きさの違いを目の当たりにすることができた。
教師は、教え子の陰毛の一本にすら劣る存在だった。

突然、教師のついている指が動き出し、あの指が出し入れされている割れ目に近づきだした。
挿入される。
教師は恐怖した。
指は割れ目に向かって一直線に進んで行った。

教師のついた佳苗の指が近づくと出し入れされていた智美の指が割れ目から抜き放たれた。
指は液でべちょべちょに濡れ、指先からは教師をその中に包んでしまえる一滴の液が滴った。

そして教師は、陰唇に押し付けられた。
ぎゅうぎゅうと、佳苗の指先と智美の陰唇の間でサンドイッチ状態である。
指が陰唇から離れた、が、教師は今度は陰唇にくっついていた。
その後、直径10mはある指は器用に爪の先で教師を裏返し、陰唇にうつ伏せる状態から仰向けへとひっくり返していた。
教師は未だ液に捕らわれそこから離れられないでいた。

指が離れると、目の前には佳苗の顔があった。

「先生、どうですか? 智美のアソコからの眺めは」

にっこりと笑う佳苗。
教師は、佳苗から見て、右の陰唇の上にくっついていた。高さは中頃。教師の真横には智美の割れ目がある。
佳苗が目配せすると智美はやはり赤い顔のまま頷いて、自慰を再開した。

教師の目の前に、あの濡れた巨大な指先が迫ってきた。
押し潰さんばかりの勢いだった。
だが最後は自分のことを慮ったのか、ゆっくりとした動きだった。

教師のすぐ真横を狙っていた。
指は教師のくっついている陰唇を押し広げて内部に侵入した。
その瞬間、どぷん という重々しい液の音を聞いた気がした。

再び指が動き出した。
それは凄まじいものだった。
揺れも当然だが、なによりその光景である。
教師のすぐ真横、距離にして5mと少しのところに、細いビルのような指が高速で出入りしているのである。
指の動きで風が渦巻いた。
指についた液が飛び散り、キラキラと輝く。
恐ろしいまでに至近距離で、少女の自慰を見ていた。

段々と指の動きが激しくなり、蠕動に加え指が性器をかき混ぜ始めた。
指が割れ目の中を上下左右に暴れた。
真横を高速で通過する指に、教師は巻き込まれそうだった。

地震の比では無い大揺れはただ少女が体を小刻みに震わせているに過ぎない。
山のように超巨大な少女。
教師が張り付いているのはそんな少女の陰唇の片方。縦50mを超える肉のクレバスのその淵である。
自分の肌と比べても赤い肉は中に若さを張り詰めており、濡れていることもあり光を反射していた。
横方向に向かって開いたクレバス。教師は壁面に張り付いたまま前を見つめる形だった。
正面には佳苗の顔があり、興奮した面持ちで鼻息荒く自分と、自分の真横で行われている友人の自慰を見つめていた。
横を向けば、長さ数十mの巨大な陰毛が生えていた。
太さこそジュースなどの缶のそれだが、長さはただの樹木などよりも遥かに高くビルに匹敵するほどだ。
ここからでは見えないが、このクレバスの上には、その陰毛が森のように広がっていた。
今の自分がそこに放り込まれれば、右も左も分からなくなってしまう。
肌色の地面。黒い木々の生い茂る森の中で迷子になってしまうのか。
若い少女の股間で迷子になり行方不明になる。実にスケールの小さなことだった。
どれだけ歩き回ろうともそこが少女の股間なのは変わりなく、パンティを穿いてしまえば、自分が股間で遭難していることなど、気にもならないだろう。
鼻歌を歌いながら歩く少女と、その股間の森で必死に出口を探して歩き回る自分。
巨大なクレバスから噴き出す少女の香りが、教師の思考を狂わせていた。

再び、佳苗の巨大な指先にくっつけられ、教師は智美の股間から離された。
すると、たった今教師がいた場所を一筋の水滴が流れていった。
もしもあのまま張り付いていたらその水滴に巻き込まれ尻の方まで落下していただろう。運が悪ければ水滴はクレバスの中に流れ、その中であの巨大な指によってかき混ぜられていたかもしれない。
もしそうなったとしても、智美は気付かないだろう。
肉と指の間で教師の小さな体が弾けようとも、そのまま自慰に耽るはずだ。

だが教師は間一髪で佳苗の指に救出され、今はその指先でころころ転がされていた。
何度目かの回転の末、やがて教師は仰向けになってその指先に貼りついた。

「智美ー。興奮するのはわかるけどもうちょっと先生の事考えなさいよ。大好きな先生をオナニーで殺すつもり?」
「え!? あっ…! ご、ごめん、興奮してたから…。先生は大丈夫?」
「ちゃんとここにいるわよ」

言いながら佳苗は智美に指を向けた。
その指先には黒い点が張り付いている。

「よかった…」

智美はほっと息を吐き出した。

「まったく…。じゃあ私も手伝ってあげるから、今度は慎重にやりなさいよ」

教師をくっつけた佳苗の指先は智美のそれをくりくりと触った。

「ん……っ」

僅かに漏れる智美の喘ぎ。
教師をそこにくっつけるための指の動きに、智美が敏感に反応する。

やがて指をどけてみれば、教師はその上にくっついていた。
智美のクリトリスの上だ。

「ふふ……。先生、かわいいですよ」

上空を埋め尽くす佳苗の笑顔。
教師は背中に熱いほどの熱を感じていた。
赤いドームの上だった。
ドームの頂点に大の字で仰向けになっている教師の背中をジリジリと熱する智美の陰核。
教師にとっては、普通の家一軒をまるまる覆えるほどの大きさのドーム状の物体である。

あまりの熱さに教師は身を悶えさせた。
人体の温度と言えど、極小となった教師にそれは熱すぎるのだ。

だが教師が暴れると同時にこのドームもぐらぐら揺れた。
智美が、教師の微細な動きを陰核に感じて体を震わせていたからだ。
自分のクリトリスの上で暴れる教師の無意識の愛撫に智美は体をよじらせた。

椅子の上で一人悶える智美を見下ろしていた佳苗は二人が順調である事を認めていた。
教師が暴れると智美が身を震わせ、するとその揺れにまた教師が暴れる。
そこが濡れていなければ教師はとうにそこから放り出されているだろう。
そうなれば下に待ち受ける智美の割れ目に落ちて呑みこまれてしまう。
下手をすればもう二度と出ては来れないだろう。
先ほどから智美は片手を伸ばし自分のクリトリスをこね回していた。
教師からすれば自分が乗っている大きなドームを更に大きな二本の指の指先が摘んでグリグリとこね回しているのだ。
自分が乗っているドームを潰さんばかりの勢いで。
更に指の動きで激しく揺れるそれの上で大きく揺さぶられながら。
きっと今の教師は視点を合わせられないはずだ。
智美のクリトリスがぐりぐりこね回される。教師にとっては大地震だ。

智美は先ほどからひたすらに喘ぎ声を上げ、口元からは涎を垂らしている。
好きな教師をそこに置き、その感触を交えながら自慰に浸っている。
ギリギリのところで理性を保っているのは、万が一にも指とクリトリスの間で教師を捻り潰さぬようにだろう。

自慰に浸る友人は幸せそうだった。
そろそろ、その幸せを分けてもらってもいいだろう。

「ねぇ智美……」
「…うん…」

佳苗の言葉に頷いた智美は椅子から立ち上がり床の上に寝そべった。
その間、教師はほとんど真下に向けて放り出されていたのだが、その粘着力は教師をドームに貼り付けたまま決して離さなかった。
真下、遥か彼方に床が見える。
左右を、肌色の巨大な脚が柱のように伸びていき、やがて靴下と上履きに覆われ、やっと床へとたどり着いていた。
その距離は数百mはある。落ちればひとたまりも無い。
しかし教師は自分の意思とは関係なくそこにしっかりと固定されていた。

そんな智美の前で、今度は佳苗が下着を脱ぎ始めた。
教師の眼前で、もうひとりの巨大少女が自分の陰部をあらわにした。
相対的に見る、自分のいる場所であった。
この大きなドームやそれを囲う巨大な陰毛の森。
それらは、この少女たちの体のほんの一部であるということが、目の前に鏡のように見て取れた。

佳苗は、床に寝そべった智美の上に四つんばいになった。
佳苗のポニーテールが佳苗の頭の横を垂れ下がる。
智美の体は佳苗の影になっていた。

股間にくっついた教師の上空にもう一つの股間が現れた。
スカートはめくられ、それは惜しげもなく開放されている。
教師にとっては遥か上空のそれだが、その大きさのあまり、手が届きそうな距離と錯覚する。
そして、佳苗が腰を落としはじめたために、それは一段と近づいてきた。

近づくにつれ、より大きくなるような感覚を覚える。
大きくなりすぎるそれはどんどん教師の視界から外れてゆく。
教師の視界を、下半身が、腰が、股間が、陰部が、埋め尽くす。
すでに目の前には、黒々とした陰毛の森に囲まれた巨大な陰唇とそこから顔を出す陰核があった。
視界が、クリトリスによってピンク色に染められた。

智美と佳苗はお互いの股間を重ね合わせ、同時に唇も重ねた。
息荒く、互いの口の中で舌を絡ませる。
お互いの味を味わっていた。
身を悶えさせながら重なり合う二人は、お互いのクリトリスの間に教師の存在を感じていた。
ポツンという感触が確かにそこにある。
それが、二人をより一層燃え上がらせた。

身をよじり陰核で陰核を愛撫する。
間にいる教師は上下から巨大なドームによって抑えつけられていた。
それらがグリグリと動き、自分の体をぎゅうぎゅうと締め付ける。
まるでしぼられているようだ。
智美の陰核に貼り付けられ佳苗の陰核が下半身の方から動いてくれば、そこに巻き込まれた教師の体は肺の空気をすべて吐き出させられるような感覚に陥り、そしてそのあと必死に吸い込んだ空気は、少女たちによって汚染されていた。
お互いを擦り合うクリトリスたち。
それは同時に教師の体をも愛撫していた。
時に強く、時に甘く、教師は二人の教え子の股間で優しく撫で回される。
それが快感にもなり始めていた。
二人の少女は教師を愛撫しながら弄び、教師は二つのドームの間を行ったり来たりした。

重ねられた唇。絡み合う舌。制服越しに押し付けられる互いの胸。そして教師を交えて擦り合う陰核。
そしてその後、3人はまったく同時に果てたのだった。


  *


「……とまぁこんな感じでしょ」
「うん、うん! 凄くいいよ」

授業中、席の隣り合う二人はノートに描いた漫画を見ながら興奮していた。
そんな二人に、背後から振り下ろされる拳骨。

「いった~い!」
「痛いです……」

佳苗は頭を押さえ涙目になりながら後ろの教師を振り返った。

「何すんのお兄ちゃん!」
「学校では先生と呼べ。お前らも授業中になんつーもん描いてんだ」
「もうすぐ締め切りなのよ! 授業中描かないと追いつかないの!」
「……。没収はしないでおいてやるからせめて休み時間まで待て。いいな」

げんなりした表情でため息をつきながら教師は教卓へと戻って行った。
そんな教師の背中を、頭を押さえながらも頬を染めて見つめる智美。

「そんなにうちのお兄ちゃんがいいの?」
「うん。小さい頃よく遊んで貰ったし…かっこいいし…」
「それがこういう漫画のアイデアを生み出しちゃうわけだ」
「うぅ…。でも本当にこんな風にお兄さんと一緒にしてみたいなぁ」
「やってみる?」

その言葉に智美は横の友人の顔を見た。
佳苗は笑顔で立てた人差し指の先に光を点した。

「今日の放課後にね」