ハル 「あん…っ! いいよ……、お兄ちゃん…!」

俺の腰の動きで体のゆれるハルが気持ちよさそうに喘ぐ。

俺たちは今、ハルの部屋でセックスをしていた。
互いに全裸。ただし俺は2分の1の大きさで。
ベッドに横を向いて寝転がるハルの片脚を抱きながら股間へとピストンを繰り返す。
ハルはベッドの上に寝転んでいるが、俺はベッドの外から、床に立った状態で腰を振っていた。

ハーフサイズの俺にとってはハルの太ももは俺の胴体ほどに太い。両腕を回してようやく抱くことができる。
太ももは張りがありつつも柔らかく抱きしめる俺の腕を跳ね返すだけの弾力があった。
俺の身長ほどもあるハルの片脚はとても重い。とても汗ばんでいて腰の動きで腕がすべる。

 シュウ 「い…いくぞ!」
 ハル 「ハァ…ハァ……き、来て…!」

俺の言葉にハルが答え、俺は一際強く腰をハルの股間にたたきつけた。
と同時に、溜めに溜めた精液をハルの中にぶちまける。

 ハル 「ん、んんんんんんん!!」

大きく喘ぎながら体をビクンビクンと痙攣させるハル。

ピストンをやめた俺が抱きしめていた脚を解放すると、ハルは横を向けていた体を倒れさせ、ベッドの上に大の字になった。

 ハル 「はぁ………気持ちよかった……。ハーフサイズエッチもなかなかうまくなったでしょ。ちゃんとハーフサイズお兄ちゃんの動きを感じられるようになったんだよ」
 シュウ 「はぁ、はぁ、い、要らんところで、腕を上げるなよ…」

ハルの股の間。
よろよろと床に尻もちを着く俺。
そんな俺を、上半身を起こしたハルが見下ろしてくる。

 ハル 「んー? お兄ちゃん、もうヘバっちゃったの?」
 シュウ 「はぁ、はぁ、お、お前は普通サイズだからいいけどな、こっちは小さくなった分余計に体動かさなきゃならないんだよ…!」

そのまま床に大の字になる俺だった。
疲れた…。マラソンでもしたのかという疲労感だ。

 ハル 「えへへ、わたしのためにありがと♪」

床に倒れる俺を見下ろしてハルが笑った。


  *


その後、風呂に入ることになる。
ガラリと戸を開けて入ってきたのは先ほどまでと同じく全裸のハル。
そしてその隣に先ほどまでと同じくハーフサイズの俺。

 シュウ 「戻してはくれないわけか…」
 ハル 「その方がお風呂が広く使えていいでしょ」

髪をほどいたハルが笑いながら見下ろしてくる。
俺の横の、俺の身長ほどの長さの大きな脚が風呂場にズシンと踏み込むのをため息をつきながら見送り、その後ろをトボトボとついていく俺。

 ハル 「じゃあ体洗っちゃおうか。洗ってあげるね」

言うとハルは俺の両脇に手を入れ持ち上げると、風呂場の椅子の上に座らせた。
ハーフサイズの俺は大体身長85cmとなる。これは2~3歳児の身長と同じくらいであるらしい。
つまり、風呂場の大人用の椅子に腰かけた場合、足が床に届かない。宙ぶらりんの状態だった。
足が着かない状態で狭い椅子の上に座る。バランスも悪く、ちょっと怖いものがある。

そんな俺の後ろに、ハルが膝を着いて座った。つま先を立てた正座のような格好だ。
洗面器に湯をため、石鹸を泡立る。
そしてハルの手が俺の背に触れた。

  にゅる

 シュウ 「あれ? タオル使わないのか?」
 ハル 「うん、小さくなってるときにタオルでゴシゴシこすっちゃうと傷になっちゃいそうだし。それに…」

石鹸で濡れたハルの大きな手が俺の背中をゆっくりと撫でまわし始める。

 ハル 「手の方がお兄ちゃんのちっちゃな体をたっぷりと感じられるしねー」
 シュウ 「…」

背中を撫でるハルの手の感触はとても大きい。
今の俺のサイズからすれば、ハルの手は長さ36cm幅15cmだ。長さ36cmは俺の肘から手の指の付け根くらいまで。15cmは俺の手の長さよりも少し短いくらい。
まぁ単純に今のハルの手は俺の肘からさきとほとんど同じくらいの長さがあると思っていいだろう。
俺の背中はハルの両手で半分以上覆われてしまうほどだ。

そんな大きな手が、俺の体を背後から撫で回してくる。
背中を撫でる手はそのまま肩へとまわり、脇の下に指を滑り込ませたかと思えばそのまま下へ動いて俺の腰のラインを確かめる。
二の腕を優しく握り、大きな指を俺の指と絡め、そっとうなじに指を走らせる。

石鹸に濡れた手の動きは、はっきり言ってこそばゆい。しかし、ただ体を撫でているだけのはずなのに、その所作はなんとなく、煽情的だ。
撫でられているというより、舐められているという感覚に近い。
背中を撫でていたはずの手の片方はいつの間にか前へと周り、俺の腹と胸を撫でまわしていた。ヘソの指先をいれてくりくりと動かし、胸を、まるで愛撫でもするかのように優しく撫でる。
もう片方の手は尻へと延び、椅子に触れていない部分をたっぷりと撫でまわした後、俺の太ももの方へと動いていった。

単に手で撫でられているだけなのに、俺の体はゾクゾクと震える。
思わず喘いでしまいそうだ。

やがて俺の全身を撫でまわしていたハルの手は、その両方が、俺の股間へと延びてきていた。

 シュウ 「い、いや、ここくらいは自分で…」

俺は両手で自分の分身をかばった。
しかしその俺の手に、ハルの大きな手がそっと添えられる。

 ハル 「大丈夫、そっとやるから」

耳元に聞こえる、ハルの優し気な声。
そのまま俺の手はどけられ、ハルの手が俺のちんぽに触れた。

 シュウ 「ひっ…!」

亀頭を撫でられ、声を上げる俺。
ハルからすれば自分の手の指ほどの大きさしかない俺のちんぽに、指を絡ませてくるハル。
大きな手で俺のちんぽを包み込む。握ってしまえば、俺のちんぽは根元から先端まですっぽりと隠されてしまう。
右手で優しくサオを握り、左手はタマを包む。
ハルの大きな二つの手に俺の股間は狭すぎる。片方の手だけで棒も玉も握ってしまえるほどの大きさなのだから。

文字通り俺のちんぽはハルの手の中に納まってしまっていた。
その手の大きさはそのまま包容力の大きさとなり、俺の股間を優しく包み込む。
温かくやわらかな手に包まれ、石鹸に濡れたことの心地よいすべりやすさもあり、つい先ほど果てたはずの俺のちんぽはムクムクと反応してしまう。

耳元でハルが小さく笑った気がした。
そして俺のちんぽが勃起してしまった後もハルの手はちんぽをたっぷりと洗い続け、俺はそのままハルの手の中に出してしまった。
ビクンビクン、自分のちんぽの先端から精液が迸るのを感じるが、それはハルの大きな手に遮られて見えなかった。

 ハル 「もう、折角洗ったのに」

そう言うハルの声は言葉とは裏腹にとても嬉しそうだった。


  *


その後、俺の全身の泡はシャワーによって流される。
ハルの手が俺の股間から離れていった時にはもう俺のちんぽは猛りを鎮めていた。

 シュウ 「はぁ…はぁ…」

息を切らす俺。
ただ体を洗われただけのはずなのに、疲労感がモリっと増した。

だがまだ終わりではなかった。

 ハル 「じゃあ次は頭を洗ってあげるね」

背後から聞こえるハルの声。

 シュウ (頭くらい自分で……いや、頭くらいならやってもらってもいいか…)

などと俺が半ばあきらめた思考していた時だ。

  ズムッ!

 シュウ 「うぐ…!」

突然、両肩に重圧がかかる。
同時に頭が左右から挟まれた。
何が…などと思うまでもなく、それはハルの乳房だ。

 ハル 「えへへ~、どう、わたしのおっぱい」

俺の両肩に胸を乗せたまま、頭上からハルが言う。

正直に言って、重い。
俺からすれば2倍の大きさのハルの乳房は、その片方だけでも10kg近い重さがあるのだ。
それが両肩にのしかかっている。
かなり重い。

しかも大きさも俺の頭より二回りくらい大きく、その重圧は肩というより全身にのしかかる。
突然、計20kg弱もの荷物を背負わされて体がピキッときた。

 シュウ 「お、お前な…」
 ハル 「あはは。じゃあ洗うからね」

と、ハルの言葉。
は? 洗うってまさか…。

と思った瞬間には、俺の頭を左右から挟み込んでくる巨大乳房の圧力が一気に増した。
ハルが胸を寄せたのだ。
両の頬に感じていたハルの左右の乳房の圧力を、頭全体で感じていた。

 シュウ 「…み……!」

顔に感じる圧力に、変な声が出た。
俺は今、前が見えない。外から見ればおそらく、俺の頭は寄せられた乳房の間に埋まって完全に見えなくなってしまっているだろう。
頭部のあまりの窮屈さに、俺は頭を挟むハルの左右の乳房をペチペチと叩いた。

しかしハル自身は俺のそんな小さな抵抗に気をよくしたのか、左右から乳房を寄せている手にさらに力を込めた。
むぎゅう。俺の頭は完全にプレスされていた。
乳房を叩く手が必死になる。
さらに必死になる。
さらにさらに必死になる。
弱々しくなる。

そこで俺の頭を押し潰していた乳房は離れ、俺の頭は圧力から解放された。
あの暴力的な乳房の圧力も、今は左右の頬に多少の感触を覚える程度にまで回復した。
ふぅ…。息を吐き出す俺。
だがすぐに乳房の圧力は強まり、俺はまた潰れんばかりの乳圧の最中、乳房をペチペチとたたくことになる。

しばらく、そうやって胸を寄せる力を強めたり弱めたりが繰り返された。
やがて俺が乳房を叩いて抵抗することもできなくなるほどにおとなしくなったところで、乳房の動き方が変わる。

それまではひたすらに俺の頭を押し潰さんと迫ってきていた左右の乳房が、今度はゆっくりと上下し始めた。
上に動き、下に動く。俺の頭部を挟んだまま。
左右の乳房が同じ動きをしていたかと思えば左右で交互に上下し始めたり片方だけを動かしたりと動きを変える。
俺の頭を包み込んだままだ。まさに俺は頭をパイズリされているのだ。
シャンプーでも使ったのか滑りもよく、むにゅっとやわらかなものがぬるっと動く。
乳房の間に俺の頭を埋めて、ハルはずりずりと乳房をこすり合わせる。

 ハル 「かゆいとこはないですか~」

そんなハルの呑気な声が、シャンプーにまみれた乳房が耳元を通過するときのぐにゅ、ぐにゅ、という音のさなかに聞こえた。
というか後ろから谷間に挟まれているはずなのに顔面まで埋まるほどに埋没してしまっているので口や鼻にまで泡が入ってくる。
口をぎゅっとふさごうとしても左右からむぎゅっと押し付けられる乳房の圧力にアゴが屈服して口が開いてしまう。
正直、頭パイズリを堪能するなどという余裕は微塵もなかった。


  *


乳房の間から頭を解放されると、ようやく普通に頭を洗われた。
俺の頭を掴むこともできるほどの大きな手が、俺の頭でわしゃわしゃと泡を立てる。
両手を使えば俺の頭をまるごと包んでしまう事さえできてしまいそうな大きな手には、俺の頭は指を動かすにも窮屈そうだ。

 ハル 「かゆいとこはないですか~」

さっきも聞いたこのセリフ。今の方が正しいタイミングだろう。

長く大きな指たちが俺の髪の間に滑り込む。
ハルからすれば俺の髪の毛は通常の半分の太さの極細だ。今のハルの指には絡めることもできないほどの短さだが、ハルはただ頭全体をゴシゴシと掻くだけではなく、髪を一束一束指先にとり丁寧に梳いていく。
今は俺のより大きい手なのに、普段の俺の洗い方よりも繊細だった。


その後、シャワーでザバーッと泡を流される。
滝のような勢いの水を受けてぷるぷると顔を振り水を払った俺はふぅ…と息を吐き出した。

 シュウ 「…なんかドッと疲れた…」
 ハル 「それじゃあ次はお兄ちゃんがわたしを洗ってね」
 シュウ 「……やっぱりそうなるのな…」


  *


今度は俺がハルを洗うターン。

 ハル 「はい、じゃあお願い」

椅子に座ったハルが背を向ける。

 シュウ 「…」

今の俺は床に立っているのだが、目の前には立っていても見上げる肌色の壁があった。
ハルの背中だ。
床に立つ俺の今の身長は85cm。対して椅子に座るハルの今の高さはおよそ115cm。
立っている俺より、椅子の上とは言え、座っているハルの方が背が高い。
俺の顔の高さはせいぜい座っているハルの胸の高さほどだ。座っていても、今のハルは俺より俺の頭二つ分くらい大きかった。

で、目の前のハルの背中。
髪はまとめ上げられていて背の方に垂れてきてはいないので、その背中は一筋のまざりものもない完全な肌色だった。
濡れた肌と魅惑的な肢体の曲線が、風呂場の温かい明かり照らされて濡れた大理石のようにキラキラと煌く。
水滴がひとつ、首筋から落ちてきてその広大な背中を流れ落ちていった。
その様は、まるで流れ星が尾を引きながら飛んでいくように幻想的だった。

 シュウ 「…」

ゴクリ…。思わず生唾を飲む美しさが、その背中にあった。
見慣れているはずのそれも、ほんの少しシチュエーションが違うだけでこうも見方がかわるのか。

などと俺が茫然とハルの背中に見とれていると、

 ハル 「どうしたの?」

その広大な背中が動き、上半身をひねったハルが後ろに立つ俺を振り返って見下ろしてきた。

 シュウ 「あ、ああ、なんでもない…」

それで我に返った俺はかぶりを振って雑念を払う。
首を傾げたハルも、すぐに前に向き直った。

再び俺の前にハルの背中が現れる。
俺は、俺サイズにあつらえられたスポンジを手に取ってハルの背へと一歩歩み寄った。

近寄って見るとホントに目の前が肌色で埋め尽くされる。
俺の感覚でハルの背中の幅は60cmほどはあるのではないか。高さも、椅子に座っていることを含めると俺の身長よりも高い位置に肩がある。
広大な背中だ。広大で、滑らかで、とても綺麗だと思う。

そんなハルの背中に、俺は意を決してスポンジを当てた。
左手をその背中に当て体を支え、右手でスポンジをゴシゴシとこすりつける。
力を込めて押し当てている左手はハルの背中をややへこませる。やわらかだが、確かな弾力が俺の手を押し返してきていた。
右手で持つスポンジをその背中にこすりつけるたびに白い泡がモコモコとあふれてきてハルの滑らかな背中をより滑りやすくする。

そうやって洗い始めてすぐだ。

 ハル 「んん…っ」

ハルが小さく声を出し、同時に俺が組み付いていた大きな背中がもぞもぞと動いた。

 シュウ 「どうした?」
 ハル 「く、くすぐったい…」
 シュウ 「えぇー…」

あまり強くこすりつけたら傷になってしまうかもしれないと多少の加減はしていたが、決して弱くやったわけではない。

 シュウ 「ったく…」

だから今度は思い切り力を込めてこすってやった。
ふん! んん! 思わず口から気合がもれる。

ただそれでもハルは時折くすぐったそうに身をよじらせた。


  *


して、してしてして、

なんとかその広い背中を洗い終わったわけだが、後ろが洗い終われば当然前も洗う事になる。
俺は椅子に座るハルの正面に回ったわけだが…。

 シュウ 「…」

目の前には椅子に座るハル。
俺の目の高さにはさきほど俺の頭を埋没させた爆乳がバインバインと飛び出している。
ただでさえ大きいのにハーフサイズの俺から見るそれはより一層に巨大だ。うなじから滴ってきた水が乳房の方に流れていこうとしたが大きな乳房はあまりにも胸板から飛び出ていたために途中で進路を変更し谷間の方に流れ落ちて言った。
まるで天然の山の合間を水が流れ落ちていくかのように雄大で力強く美しい光景だった。
乳首の先には水滴がぶら下がっていたが、ハルがほんの少し身を動かすと大きな乳房がぶるんと震え、その水滴はたまらず振り落とされていた。
乳房の方に流れていった水はその丸っこい流線形の形に添って下乳の方に流れ落ち、やがて下乳の底に到達するとそこからポタポタち滴り落ちる。
左右の胸どちらでもだ。
男の俺にはわからないことだが、ハルは水の流れ落ちる終端の場所を胸に二つももっている。

また、ハルは俺が洗う際に体に近づきやすくするためか、脚を軽く開いていた。
風呂場の、高さ30cmほどと低めの椅子に腰かけながら広げられた脚。その付け根には、陰毛の小さな茂みがあった。
立っているときに見せられるのとはまた違う、椅子に座って、開脚して見せられるそれは俺の心を大きく揺さぶった。
俺の胴体ほどの太さのある大きな太ももの間、上空には二つの巨大な乳房を屋根とし護られる、ハルという荘厳な神殿の入り口がそこにあった。

背後から見上げた背中すら何もなくともその形その体つきだけで魅力的だったのに、正面から見るその体は俺の心を昂らせるものばかりで非常にヤバイ。
鼓動が速くなる。頭に、血が上る。

 ハル 「ふふ、お兄ちゃん、そんな見惚れてないで早く洗ってよ~」

突然ハルに声をかけられて俺は飛び上がるほどにビクッとした。
そして頭をぶんぶんと振ってハルに歩み寄る。

一歩進めばもうそこはハルの開かれた脚の間だ。太ももと太ももの間。左右にぶっとい肉の丸太が横たわっている。
腹まではまだ距離があるが、俺の顔の前にはすでに巨大な乳房があった。自然体の今は胸は寄せられていないが、それでもそこには深い深い谷間が形成されている。
俺からすればスイカよりもデカい乳房だ。目線の高さで、目の前に胸を突き付けられている今、その威圧感はハンパ無い。

ゴクリ…。再び生唾を呑み込む俺。
とにかく洗い始めねばと最初に手を付けたのが乳房だったのは、その巨大な乳房に邪魔されてハルの肩まで手が届かなかったからか本能が吸い寄せられたからか。
スポンジを持った手で触れてみると凄い弾力を感じた。横から触れさせた右手で左胸をグイと押してみると左胸は中央に向かってわずかに寄った。しかし、凄い力がいる。巨大な乳房の張りが、弾力が、ハル自身の意思とは関係なく、俺の手を押し返してくる。
あっという間に俺の右手は根負けして押し返され、ハルの左胸は寄せられていた状態から元の位置に戻ってしまった。

今度は乳房を下から持ち上げてみようとした。が、重い。
しっとりとしたハルの肌は、下から乳房を持ち上げようとした俺の手に吸い付くような感触だった。しかしそんなやさしく友好的にも感じられた感触とは裏腹に、乳房は、持ち上げようとした俺の手にズシリという重圧を感じさせた。
ハルの左胸を右手で持ち上げようとしたわけだが、みっちりと中身の詰まった乳房は指が下乳に食い込むほどの力を込めてようやく動かすことができた。とんでもない重量だ。たまにアスカがハルの胸を鷲掴みにしているのを見ていたが、まさかこんなにも重いのだとは思わなかった。そしてハルはこんなものを二つの持ち歩いて平然としているかと思うと目の前の巨体の力強さと雄大さに感服すらしてしまう。


 ハル 「クスッ」
 
シュウが胸と遊んでいる間にハルは自分の髪を洗ってしまうことにした。
まとめ上げていた髪をほどき、手櫛でといて、シャンプーで泡立てる。
そうやって自分が髪を洗うために手を動かすと胸もゆさゆさと揺れて、それでまたシュウが目を白黒させるの見下ろし微笑みながら、ハルは自分の長い髪の相手をする。


あまりにも巨大で、あまりにも重く、あまりにも美しい。
俺はもう洗う事を忘れ、目の前でゆさゆさと動く巨大な乳房の虜になっていた。
片方の乳房を両手を使ってようやく支える。手のひら全体にハルの体温が伝わってくる。揺れ動こうとする乳房を支えるのにかなりの力を使う。

ハルが頭を洗う過程で落ちてきた泡が乳房の表面に落下した。
泡は乳房の広大な表面をすべりおちていった後、水滴とともに下の太ももへと落ちる。
頭から流れてきた水の大半はハルの深い胸の谷間を通過する。水は巨大な胸のせいで谷間へと集められ、谷間を通過した後の水は通過する前より勢いが強かった。

ただ何気なく髪を洗うハルの動きで揺れる乳房。それだけで、胸周りの水の流れや飛び散る水滴などの様々な要素が状況を変える。
抱きつくことすらできてしまいそうな大きな胸に触れればぬくもりとやわらかさと弾力が手のひらに感じられる。

そんな大きな乳房の先端にピンと立つ乳首も、俺から見ればやはり本来の倍の大きさだ。
本来なら直径4cmくらいの大きさだった乳輪も、今は8cmほどにまで巨大化していた。俺が手のひら全部を使って、ようやく隠すことができる大きさである。
乳輪の中央に立つ乳頭も、本来の倍の直径2cm、乳輪からの高さ1.8cmとなっている。直径は俺の手の親指ほどもあった。
綺麗な肌色の丸い乳房の先端に輝く、綺麗な薄紅色の乳首。胸板からズドンと飛び出る乳房の、その先端に立ちツンと先を指す。

手のひらに感じる温かさ。水に濡れた乳房の美しさ。
乳房だけではない。俺の視界を占領するハルの巨大な肢体の魅力に、俺の理性はもう限界を迎えていた。

 シュウ 「ハァ…ハァ…」

息が荒くなる。

 シュウ 「ハッ…ハッ…」

鼓動が速くなる。


もうダメだった。

俺はハルに抱きついていた。
顔を巨大な乳房の谷間に埋め、両腕をハルの体に回す。
全身をハルの巨体に飛びつかせた。

 ハル 「ひゃん! お、お兄ちゃん!?」

頭を洗っていたハルは兄の行動に驚いていた。
自分の股の間に立つ小さな兄は、その小さな体を目いっぱい使って自分に抱き着いてきている。胸よりも小さな頭を乳房の谷間にうめて。小さな腕は自分の背に回すこともできないで。
普段の兄がここまで積極的になることは滅多にない。
つまりはそれだけ、自分の体に酔ってくれてしまったのだろう。自分の体を見ていて、理性が利かなくなってしまったのだろう。

小さな兄は今なお小さな体を自分の体に抱きつかせてきている。腰を振って、起ってしまった性器を自分の体にこすりつけてきている。
小さな兄は必死になって自分の体を押してきているが、ハルの巨体は身揺るぎもしなかった。

しばし兄のその必死な様に呆然としてしまったハルだが、

 ハル 「………そっかぁ、お兄ちゃんもその気になってくれたんだぁ~」

「にへら~」と笑ったハルは洗面器に溜めていたお湯を頭からかぶり泡を洗い流した。
そして

 ハル 「いいよ、お兄ちゃん」

抱きついてくる小さな兄の体をそっと抱きしめた。

 シュウ 「すまん…! すまんハル…っ! でも俺…」
 ハル 「だからいいって。いくらでもしていいからねー」

そう言ってハルは太ももをもう少しだけ開いてシュウの小さな体を受け入れた。

椅子に座ったハルの股間は今のシュウの股間の高さとほとんど同じ高さにある。
ハルの許可を得たシュウはもう突っ込むようにしてハルのまんこに自分のちんぽを挿入していた。
ずぷっ。ちんぽが飛び込むとわずかに音がした。
すぐさまシュウは腰を引いて、またすぐに突っ込む。
また引いて突っ込む。
また引いて突っ込む。
ピストン運動だ。
ハルの体に抱き着いたまま、腰を動かし続けるシュウ。


自分の体に抱き着いて一心不乱に腰を振るシュウを見下ろしながらハルはクスクスと微笑んでいた。
本能の暴走するシュウとは裏腹にとても穏やかな気持ちでいることに、ハル自身も驚いていた。
てっきり自分も一緒になって暴走するのかもと思っていたが。

ただ今は、兄が自分に向かって必死に腰を振ってくれていることが、たまらなく嬉しくて、愛おしかった。
微笑みながら小さな兄を見下ろしていた。
左手でシュウの体を抱いたまま、右手でその小さな頭を撫でるハル。

それは力尽きたシュウがハルに抱きついて挿入したまま眠ってしまうまでのたっぷり1時間もの間、ずっと止まることは無かった。