ここは某小学校。
夏の季節、体育はプールになり生徒達の誰もが浮き足立つ。
そしてそれはその学校の生徒達だけではなかった。
この学校の少し離れたところにはビルが一軒建っており、その上層階からは小学校のプールが見えるのだ。
よってこの季節は街中のロ○コンがビルにおしかけ、双眼鏡望遠鏡カメラビデオ等etcを構えてハァハァする。

そんな彼等は、突然光に包まれた。


 ***


気が付けばそこは例のビルでは無かった。
ただっ広い空間。だがはるか遠方に壁らしきものが見え、また空も、かすんでいるが何かに覆われているようで屋外ではないようだ。
地面も石やコンクリや土ではない。ゴム? いや、ゴムではない、が人工のものだろう。
ビルに覗きに来ていた数十人がそこにいた。
皆が顔を見合わせ首を傾げる。
すると遠方からなにやら低い音が聞こえ出した。

 ズゥン… ズゥン…

まるで地鳴りのような音だった。
それに合わせて地面もかすかだが震えている。
地震?
再び彼らは首をかしげた。
その時、誰かがある方向を指差した。
一斉にそちらを振り向くと、あのかすんでいた壁が動いていた。
グオオオオオと突風と共にこちらにむかって壁が開いたのだ。
そしてその向こうからは目も眩むような大きさの巨人が現れたのだ。
大地を踏みしめる超巨大な両脚。その身体に纏うは同じく超巨大なスクール水着。
なんだ。あの巨人はなんなんだ。
彼等の中の誰かが気付いた。
巨大なスクール水着の胸元についた名札の名前。
あれは先程ビルから覗いていたプールで泳いでいた女生徒がつけていた名札と同じだと。
理解が出来ない。が、現実にあの時覗いていた小学生が今目の前にビルよりも大きな巨人として立っている。それはおよそ千倍か。
いったい何が起きたのかというのか。
彼等の誰もが理解が出来ぬままに震えていた。

そんな彼等を他所にその相対的に超巨大小学生はその部屋、更衣室へと入る。
その後ろから同じ様にスク水を着たこれまた同じ様に超巨大な小学生達がぞろぞろと現れた。
彼女達の誰もが更衣室の床に2mmほどの大きさになった男達がいるとは気付いていなかった。
彼女達はそれぞれ自分の着替えのところへと歩いていく。
男達は、自分の千倍もの大きさの巨大な足が自分達の方に向かって進んでくるのをみて一目散に逃げ出した。

 ズゥゥゥゥウウウウウウウウウウウウウウン!!!!

千倍もの大きさの超巨大な素足が、家ほどの高さがある巨大な指が、彼等の後部に踏み降ろされた。
十数人の不幸な男達がその巨大なつま先によって踏み潰された。
その時発生した振動と突風で残った男達は散り散りに吹き飛ばされてしまった。
部屋の中を歩く超巨大小学生達。
吹き飛ばされた男達は次々と自分達のあこがれたロリの素足によって、その足裏にこびりつく赤いシミ、ミンチへと変えられていった。
ごそごそと着替えを始める彼女達の足もとや部屋の隅で男達はガタガタと震えた。
今目の前には超巨大なパノラマとして小学生の着替えシーンが展開されているが誰もハァハァする余裕などない。
ある男の一団がより安全であろう棚と棚の隙間へ向かって走っていた。
その一団を影が包み込む。
見上げると空から巨大な肌色の桃が迫ってきていた。
ある女生徒がシャツよりも下着よりもまず靴下を履くために床に座ろうとしていたのだ。
巨大な臀部の降臨。
彼等は必死に走ったが小さな丘と同じだけの質量がある尻なのだ。
ちょっと走ったくらいで抜けられるほど小さくは無い。
彼等の視界が巨大小学生の尻で埋め尽くされた。

 ズズゥゥゥゥウウウウウウウウウウウウウウン!!!!

尻は彼等を押し潰してそこに着地した。
靴下を履いた女生徒は次の衣服を着るために立ち上がった。
その女生徒のお尻にはいくつかの赤いシミが付いていた。


数人の男たちは少女の土踏まずの下に幽閉されていた。
薄暗い空間にむせ返るような少女の香りが満たされている。
ここが危険なのは間違いない。
だが彼等は恐怖で動くことが出来なかった。
その時、少女が少し足を動かした。

 ビチュッ

彼等の身体は運動場3個分よりも大きな足によって引き伸ばされ、床に赤いスジを残した。


ある一部の勇敢な男達は踏み潰されるのをさけるために、なんとあの足指に上ろうとした。
今、目の前の超巨大小学生は上着を着ていて足を動かしていない。
チャンス!
男達は目の前の巨大な足へと走り寄った。
近づいてみるとその巨大さはより一層増した。
家ほどの高さがある指。その指についた爪も、その広さの上に車を余裕で止められる。
というか親指の爪の上には家だって建てられる。
どの指も自分達の身長の五倍以上の高さがあった。
親指にいたっては十倍近い。
だが上るしかない。
彼等は巨大な指に掴みかかった。
爪の高さまでも手が届かない。これが小学生の足指の高さかと思うと気が遠くなる。
と、その時だ。
巨大な指が動いた。
全ての指が、指だけが持ち上がったのだ。
その動きで彼等は地面へと跳ね飛ばされ身体をしこたま打ちつけた。
苦痛に歪む目を何とか開いてみると、その巨大な指が自分達の上へと来ていた。
その影に包まれる。
そして指は下ろされた。
彼等は指の下に消えてしまった。
これらの動きは全て巨大小学生の無意識の内によるものだった。


だが彼等以外にもその勇敢な行動に出る者がいた。
それは華麗な連携プレイだった。
多数で少数の男達を指の上に押し上げ、上った男達が下にいる男達を引っ張り上げるというものだった。
すぐに全員の男達が指の上へと上り終え、よしと肯いた彼らは足の甲へと向かって走り出した。
その直後である。

「あ! 虫ぃ〜!」

轟いた声に見上げるとその足の持ち主の女生徒が明らかに自分達を見下ろしていた。
突如彼等の乗っている足が動いた。
それは足元の指に掴まることも身構えることも出来ない早さだった。
もっとも出来たとしてもその速さの前にはどんな握力も意味を成さなかったであろうが。
超高速で動いた足に振り落とされ、彼等は床や壁に叩きつけられて飛び散った。
女生徒は自分の足に蟻のような小さな虫が付いているのを見るとその足を持ち上げぶらぶらと揺さぶった。
足を止めてみるともうそこには虫はいなかった。


また別の一団も同じ様に足指に上った。
だがその女生徒は痒みでも感じたのだろう。
もう片方の足を持ち上げるとその痒みを感じたつま先の上へと降ろした。
そしてその足をグリグリと動かし痒みを払拭する。
足をどけると痒みを感じた部分に何故か赤いシミが出来ていた。
女生徒は首を傾げたが別に気にならないと着替えを再開した。


最初の素足に大きく吹き飛ばされた一団がいた。
彼等は白い何かの上に横たわっていた。
なんだこれは。
白い…生地? 布のようだ。
だがいったいなんの…。
と、誰かが叫んだ。
上空から巨大な手自分たち目掛けて伸びてきていた。
指の1本が60mはあるのではないか。
つまり50m走は走りきってもこの巨大小学生の指の中ほどでしかないのだ。
その巨大な手と指が、自分達のいるこの白い大地を手にとって持ち上げた。
この動きで何人かの男達が大地からふるい落とされ、200m以上の落下の末、彼女のつま先の前に墜落、砕け散った。
なんとか大地にしがみついていた一団はもう一つの手が現れ、自分達のいる白い大地を引き伸ばすのを見た。
そしてそれはゆっくりと降下し、彼等の前を超巨大な少女の性器が通過した。
下手なビルでも細いとされてしまうだろういずれは男のナニを受け入れるソレ。
だが今の男達のナニでは何千本集まろうとあえぎ声のひとつ上げさせられない。
そんな性器を過ぎたあと二本の巨大な太ももが現れた。
ビルなんかよりひとまわりもふたまわりも太い。
やがてそんなふとももも通り過ぎて巨大な膝小僧が見えた。
そこまで行くとこの白い大地の降下も止まった。
彼等も理解していた。
この白い大地は、彼女のパンティなのだ。
2本の脚の内の1本が持ち上がった。
彼等の上に巨大な足裏が現れ、それが降下してくる。
踏み潰そうというのか!?
いや足は彼等の横の大穴を通過し大地の底へと突き抜けていった。
もう片方の脚も同じ様に大地へと潜っていく。
そして持ち上げられていく大地。
彼等の上空には先程見たあの超巨大な性器が迫ってきていた。
でかい。でかすぎる。
恐らくク○ト○スは彼等の身体よりも大きいだろう。
どんどんどんどん迫ってくる。
もう目の前だ。
そして…。

 グイ

彼等はその巨大な性器に押し付けられた。
少女の香りと小便の香りがこの閉鎖された空間に満ちていく。
パンティと性器の間で、彼等は潰れそうになっていた。

 キュ

少女がパンティを履きなおした。
というかフィットする位置にととのえたのだ。
お陰で彼等は性器にこびりつく肉塊へと変わった。


そうこうしている間にも男達の数は次々と減っていった。
女生徒が少し足を動かしただけで潰されて。
また別の女生徒が歩いたときに潰されて。
そう、彼女達が少し足を動かすことが彼等にとっては死活問題なのだ。
相手は自分達の千倍もの巨体を持つ小学生。
幼い彼女達が歩き回るだけでずっと年上の男達は哀れなシミに変えられる。
例えばあの足の親指1本をそっと乗せられただけでも彼等の身体は全く抵抗することなくその重量の下に消えてゆくだろう。
一番軽い小指でもどうだ?
それでも家ほどに大きいのだ。支えられるはずが無い。逃げることしかできない。
いつしか男達の最後の生き残りとなっていた一団はドアに向かって走っていた。
ドアの下に小さな隙間がある。あそこから外に出られるはずだ。
一心不乱に走っていた男達の頭上から何かが迫ってきた。
それは白い布に包まれたもの。
靴下に包まれた足である。
着替え終わった女生徒のひとりが部屋を出ようとドアに向かって歩いてきたのだ。

 ズゥン! ズゥゥウウン!

一歩一歩、その白い巨大な足が床を踏みしめるたびに突風と振動がこの床の上を駆け抜ける。
足を取られた男達は自分達の上に掲げられた超巨大な靴下の裏を見上げることしか出来なかった。
その白い靴下の足裏は足の形にうすく汚れていた。生活観を漂わせる。
きっとよい少女のカホリがすることだろう。
だがその靴下の裏のいくつかの場所に小さく赤黒いシミが付いていた。
女生徒がここに歩いてくるまでに踏み潰された男達の成れの果てだ。
そして今からそこに自分も加わることになる。
光が遮られ影が濃くなる中、男達は悲鳴をあげた。

足は床を踏み、そして次の一歩のときにまた持ち上げられた。
そこには先程まで無かった赤黒いシミが付いていた。
この女生徒は自分が何人もの人間を踏み潰していることなど気付いていないだろう。
彼等を踏むことになんの躊躇も無く、持ち上げた足を見ようともしない。
彼女達にとって彼等の存在は居るに値しないのだ。

着替え終えた女生徒たちが次々と部屋を出て行く。
その誰しもの靴下にもいくつかの赤いシミが存在していた。
ほとんどの女生徒が最低でも数人の人間を踏み潰したということだ。

やがて最後の女生徒が部屋を出て行った。
その更衣室には誰も残っていなかった。