※【ぼの】ノリノリである



  『 修学旅行 温泉 』



修学旅行。
夜。
風呂の時間。
男女に別れ、風呂に入る。

でもそんなん関係なかった。


  *


男子。
全長300m超の巨大露天風呂搭載空母に500人ほど乗り大海原へ繰り出していた。

「おーい男子~」

そこに女子がやってくる。
空母の浮く大海原を二本の脚でザブザブと波立てながら。

空母の前までやってきた女子はその横に立って空母型露天風呂に浸かる男子達を見下ろした。

「やっほ。いい湯だね」

笑いながら言う女子。

女子は男子の1000倍の大きさ。
男子の浸かる露天風呂搭載空母の浮かぶこの海も、女子の露天風呂である。
今、空母の男子からは、その海から突き出る二本の逞しい脚とその股間のふっさりとした茂み、ぷにっとしたお腹と直径10mを超えるおヘソ、山のような大きさの二つの乳房、そして、湯気の雲の向こうに、こちらをにっこりと見下ろす女子の顔が見えた。
湯船と、そこから立ち上る湯気の雲。そして満天の星空を背景に聳え立つ女子の一糸纏わぬその体は、まるで肌色の山のようで凄い神秘的だった気がした。

この立ち上る湯気の向こうには、他のたくさんの女子達の姿も見える。
雲間に、山のように大きな女子達が動いているのが微かに見えた。
楽しそうな声が、湯の海の上に轟いていた。

空母に近づいてきた女子は湯の中に座り込んだ。
男子達の目の前であの巨大な脚が折れ曲がり、巨大な太もも、お尻がお湯を押しのけザブンザブンと波立てながら湯中に沈んでゆく。
股間の茂みも一気に湯中に消え、次いでお腹、そして双子山である巨大な乳房も湯の中に沈み、空母の男子達の目の前からは、肩から上だけを湯船から出した女子の姿があった。

「ん~ッ、きもちいい~」

女子が両腕を上に上げ「んー」と体を伸ばし、ホッと息を吐き出した。
女子が体を伸ばすと再び湯中からあの巨大な乳房が浮上してきた。まるで二つの島のようだ。
そして伸ばした体を戻すと同時に吐き出した息は、目の前の空母にかかる湯気の雲を吹き飛ばし、男子と女子の間の仕切りを取り除いた。

海面から肩より上だけを出す女子の笑顔に見下ろされる空母。
女子は、その見えている部分だけでも島のような大きさであった。
全長300mを超える空母も、女子から見れば30cmほどの大きさでしかない。
お風呂に浮かべるおもちゃも同然だ。だが実際に、そこには500人もの男子生徒が乗っている。
空母の甲板(?)に設置された超大型露天風呂に浸かっているのだが、そんな空母の露天風呂から見る海のような大きさの巨大露天風呂には全裸の女子が一面を埋め尽くすような巨大さで浸かっているのだ。
湯に浸かり僅かに上気した頬とか、水の滴る胸の谷間とか、そんなレベルではなく、何も見につけていない生の乳をぶるんぶるん揺らし、股間の茂みを隠そうともせず歩き回っている。
それらは、若い男子には刺激が強すぎた。むしろ股間を隠しているのは男子のほうだった。
タオルを巻いた股間の前部にはピラミッドが出来上がったりしていた。
そんな股間を両手で隠し、前かがみになって顔をそむける男子達である。

  *

他の場所にも、露天風呂式に改造された戦艦や客船が巨大な女子たちの体の合間に見て取れる。
それぞれが女子たちが動いて起こる大波に揺られているが、波で揺れる船の上で波打つ湯船に浸かっているとマイナスにマイナスがぶつけられ丁度良い感じになったりするのか、コレと言って不満は出ていない。
むしろ…

「おお~委員長。また大きくなったんでないかい?」
「ひゃっ! や、やめてください!」

甲板の上の露天風呂から、水平線の上で湯気の雲の向こうに、巨大な女子が巨大な女子の巨大な胸をぐにぐにと揉んでいる景色を目の当たりにしたり、

「ふん! ほら、私のほうが大きいわよ!」
「なによ! あたしのほうが大きいでしょ!」

二人の女子が上半身を湯から出して向かい合い、乳房を強調するように胸をぐいと張りあっているその間をプカプカと通過して、両サイドには肌色の絶壁のようなぷにぷにのお腹と、頭上には山のように巨大な4つの乳房を見上げることが出来たり、

「おっと、すまん」

突如 腰を浮かせた女子のその巨大な尻に真後ろから突っ込んでしまい、お尻の割れ目に船首が食い込み、そこにある甲板の上の露天風呂からは、その巨大な尻を、超至近距離からマジマジと見ることが出来たりしていた。
眼福を通り越し、船の全員が股間を固くして前かがみになり、のぼせた。
あけすけに、大パノラマで公開される女子たちの柔肌を直視して、男子たちは次々と湯船に浮かんでいった。

  *

そんなこんなで女子と男子は共に湯に浸かっている。
中には船を下りて女子と共に風呂に入る男子達もいた。
大海原に体を沈ませる巨人の少女たちのその間でゴマ粒のような男子たちが漂う。

そんなグループの、少し変わった部類。

膝から下だけを湯船に浸からせ、体を風呂場の床に横たわらせる女子がいた。
そんな女子のお腹にはお湯が溜められ、その水溜りには十数人の男子が浸かっていた。
おヘソを底とした少女のお腹の水溜りは直径で100mくらいはあり、男子たちが身を浸からせるには十分な広さと深さである。

「は~…、気持ちー…」

床に横たわる女子は頭の下に両手を置き、温泉の温かさと夜風の涼しさに身を晒しご満悦と言った表情だ。
そのお腹の上の男子たちも似たようなものである。
大きな池ほどの大きさのある女子のお腹の上の水溜り。お湯本来の温かさと女子の体温で、湯の温度はそれなりに保たれている。
女子の呼吸に合わせて数m上下する湯面は常に波が立っており、湯に浮かぶ男子たちを常に漂わせていた。

  *

別の女子。

「あんた、何やってんの?」
「男子達に体洗ってもらってんのよ」

石造りの床にうつぶせになる友人に声を掛ける女子は、その友人の背中の上を見てみた。
見れば確かに、ゴマ粒のような大きさの男子達が友人の背中の上をタオルやらタワシやらを持って洗っている。
男子達は何百人といるようだが、小さな彼らと比べると、友人の背中はとても広かった。
その幅およそ300m 縦の長さおよそ400m。
男子にとっては女子の背中は東京ドーム2.5個分の面積を持っているのだ。

「うっわ、あんたってドSね。こんなの終わるわけないじゃん!」
「失礼ね! 洗ってくれるって言うから洗ってもらってるのよ!」

女子は抗議した。
実際に、その女子の背中を洗っている男子達に不満そうな雰囲気は無かった。
わいわいと楽しげに、女子の背中を洗っている。
まるで肌色の大地のように広大な女子の背中。わずかな起伏だったり、隆起した肩甲骨の丘が、ここが女子の背中の上である証拠だった。
地面でもある肌は1000分の1サイズの男子から見てもキメ細やかで、足で踏みつけるとほんの僅かにへこむ弾力が気持ちよく、そして女子の体温を感じることが出来た。
湯で温まった女子の体からは湯気が立ち上り背中の大地の上は幻想的な霞に包まれている。
とても神秘的な光景だった。

男子達を背中に乗せる女子の表情はうっとりとしていた。
その横では、もう一人の女子がちょっとうらやましそうに指を咥えていた。

  *

「でぇぇえ!? ちょっと男子! 何やってんの!?」

顔を真っ赤にして湯船から立ち上がる一人の女子。
見ればその女子の乳首には数人の男子がくっついていた。
男子から女子の乳首は、乳輪の直径だけでも40mほどもあり、乳頭は直径長さともに10m程度の大きさがある。
若い女子のすべすべな肌よりは、突起である乳首のほうがとりつきやすいのだ。
女子の左の乳首に、2mmもない男子が5人ほどくっついていた。

「ああ、さっき泳いでた男子達が休める場所探してあんたの乳首にくっついてたわよ」
「わかってたんならもっと早く言ってよ! 恥ずかしいじゃない…!」
「ほらほら、いいから座りなさい。男子達からしたら立ったあんたの胸の高さは500mくらいあるんだから夜風で風邪引いちゃうわよ」
「う、うぅ…」

顔を赤くした女子はしぶしぶ湯に身を沈めなおした。
男子達のくっつく乳首が丁度湯に浸るくらいの高さだ。

「や、休んだらとっとと離れなさいよね!」

女子は恥ずかしそうに言った。
自分の乳首に男子達が体を預け休んでいる。
心臓がドキドキと高鳴った。

男子達は、自分たちの取り付いている女子の巨大な胸がドックンドックンと大きな音を鳴らし、それに合わせてズン! ズン! と揺れているのを感じていた。

  *

「えい」

女子は自分の周囲に浮いていた2艦の空母をとっ捕まえるとそれを自分の体の前に設置し、自分の左右の乳房をそれぞれ乗せた。

「なにやってんの?」

横で見ていた別の女子が問う。

「んーちょっと疲れたからおっぱい休憩。空母なら乗るかなーって思って」
「無理無理。見なさい、もう沈んでるわよ」

言われた女子が見てみるとすでにその2艦の空母は水中に沈んでいた。
女子の胸は、空母に乗せるには重すぎたのだ。

当然、男子達が乗っている船だった。
それぞれ500人ずつ。
そんな空母たちは突然女子の前に持ってこられると、その巨大な胸の置き場所にされた。
男子達の頭上に、山のように巨大な乳房の下乳が見えた。巨大な影を作り出している。

その巨大な乳房たちは、左右の乳房で一つずつ空母の上に乗せられた。
たっぷんとした巨乳は男子達の見上げる露天風呂のある空母の上にズッシリとのしかかる。
空母の上に乗せられた乳房は一瞬柔らかく変形した。
しかし空母はそのまま一秒と経たぬうちに水中へとおしこまれ沈没してしまった。

その直径140mほどにはなろうかという巨大な乳房は、男子達の小さな空母に乗せるには大きすぎた。
ブリッジや格納庫を含め、その大半が柔らかい肉球の下敷きになった。
そしてその重量やるやおよそ100万t。下敷きにされた空母の10倍もの重さがあり、こんなものを受け止められるはずが無かった。
結果、二つの空母は見事女子の胸によって沈没させられてしまった。

「あーらら、ごめんね男子」

二つの空母を乳房で沈没させた女子は苦笑しながら頭を掻いた。

  *

浮いている女子がいた。
ぷかぷかと、湯船の上に漂っている。
そんな女子の胸の上にはそれぞれ数十人の男子が乗っていた。

脂肪分の塊である乳房は湯船に浮く。この女子ほどの巨乳ともなればそれはより顕著だ。
男子からすれば女子の乳房の3分の2から上ほどが水面に顔を出している。
まるで双子島だ。ピンク色の乳首を山頂とする二つの島がそこにあり、それぞれの乳首の上で男子達が休んでいた。
湯の上の暖かい空気で風邪を引くことも無い。また寝転がっている、乳首と言う地面も少女の体温で暖かく心地いい。

女子の乳首の上で寝転がりまったりする男子達。
中には女子の乳頭に登って遊ぶ男子もいた。

「あははは、ちょっとーくすぐったいよ。あんまりいたずらすると振り落としちゃうぞ」

女子のほうも楽しそうだ。

  *

温泉の岩にもたれかかり体を休める女子。
そんな女子の胸の谷間に、戦艦がひとつ進入してきた。
女子の巨大な左右の乳房の間にむにっと挟まれる。

「…いや、私の胸の谷間で入港ごっことかしないでよ」

女子は自分の胸の谷間に突っ込んできた戦艦に乗る男子達に言った。
しかし男子達はわいわい騒いで聞いちゃいない。
そして甲板から少女の胸へと飛び移っていた。

「はぁ…」

女子は呆れてため息をつきながらも、自分の胸に飛び移ってきてはしゃいでいる男子達の好きにさせていた。

  *

「~♪」

楽しそうに鼻歌を歌う女子がいた。

「なにやってんの?」
「男子クンたち遊んでるの」

見ればその女子の左右の鎖骨のくぼみにはそれぞれ数十人の男子が集まっていた。
そして、湯で濡れた肌の坂へとダイブし、胸の谷間に向かって一気に滑り落ちてゆく。
距離・高さともに100mを超えるロングスライダーだ。
女子の肌の上をシューッと滑り落ちていって、最後にあの胸の谷間の水面にパシャンと飛び込む。
滑り終えた男子は女子が摘んでまた鎖骨の辺りに移動させていた。

「ふーん、まぁ楽しそうではあるわね」
「でしょ? さっきまでは背中でやってたんだけど、そっちも凄い楽しかったよ」

背中バージョンは風呂の淵に上半身を預けスロープになった女子の背中を一気に滑り落ちてゆくものだ。
胸バージョンほどの勾配はなく落ちるような速度ですべるものではないが、女子の首の辺りからお尻まですべるこちらは全長500m超という超ロング滑り台だ。
首の付け根からスタートし、肩甲骨の谷間を抜けて、背骨のくぼみに沿ってお尻までを一直線に滑っていく。
最後は女子がちょっと浮かせているお尻から湯船に向かってビュンと飛び出し100mほど落下して水に落ちる。
これは背中の長いスロープの間にどれだけ速度が出せるかが鍵となる。
スピードに乗れなければお尻から飛び出すほどの勢いがえられず、そのままお尻の谷間に落下し挟まってしまうからだ。
先にやったときは何人もの男子が飛び出せず女子のお尻の谷間に飛び込んでしまった。
山のように巨大なお尻。その二つの巨大な肉球の作り出す谷間は深く暗い。落下してしまえば男子は自力では脱出できない。
そんなこともあって、背中バージョンは上級者向けとして男子達を燃え上がらせた。

  *

似たようなことをしている女子は他にもいた。
湯船から出て体を洗っている女子のところだ。
泡立てたスポンジで体を洗っている。体のところどころに泡がついていた。
椅子に座り、自分の体を洗っている女子。

そんな女子の体を滑り落ちている男子達がいた。
石鹸水ですべりがよく、更に座った女子の上半身はほぼ垂直だ。そんな女子の体をスライダーのように滑り落ちてゆく男子達。

「あーもう、うっとうしいわね!」

女子はぶつくさ文句を言いながらもとりあえず男子の好きにさせていた。
肩や鎖骨あたりに集まった男子は女子の体をダイブしシューっと滑り落ちてゆく。
石鹸水で濡れたとても滑りやすい体を、その大きな胸の谷間に向かって滑っていく。
山のような胸の谷間を通過したら次は女子の腹に差し掛かる。
ほぼ垂直の肌色の壁を表面張力だけですべる。
僅かな起伏のある柔らかな絶壁を通過し、巨大な穴であるおヘソの脇を通過し、終点である女子の股間へと飛び込む。
泡で覆われたそこは真っ白な雲の中みたいなものだ。
少女の股間のクッションが男子達を柔らかく受け止めてくれた。
次々と、女子の体を滑り落ちてきた男子が雲の中に飛び込んでゆく。

「あんたたち、いい加減にしないと洗い流すわよ!」

女子は自分の体の上の男子達にすごんで見せるが、修学旅行でテンションの上がった男子達は止められない。
「あーもう…!」と頭をかかえた少女は男子達が流れ落ちないようそっと体の泡を洗い流したあと湯船へと向かった。

  *

逆にわざとそうやって男子に泡立った自分の体をすべらせる女子もいた。
泡だった自分の体の上をすべることで男子は体を洗えるからだ。

寝転んだ状態から上半身を起こし、肘でささえる。
女子の体は勾配のゆるい坂となり、坂の終点には女子のおヘソがあった。

「はいみなさん、どうぞ」

にっこりと笑った女子が言うと、女子の胸の上でスタンバっていた男子達が谷間に向かって滑り始めた。
巨大な乳房の山の斜面を滑り落ち、谷間で軌道修正されて、谷間からお腹にかけて一気に滑り落ちる。
石鹸水に濡れた女子の体はすべりが良く、またすべるほどに泡立ち男子達の体が洗われて行く。
そして終点であるおヘソに溜められたお湯に飛び込んで体の泡を洗い流すと言うわけだ。

乳房の山から、次々と男子が滑り落ちて行く。
自分の体をすべっていく男子達を、女子はニコニコ笑いながら見下ろしていた。

  *

最初の女子は空母の男子達とお喋りしていた。
と言っても男子たちは股間を隠すのに必死だったが。

そんな男子達を見て女子はくすくす笑っている。

「あー、もしかして勃起しちゃってる?」

女子が意地悪そうに言うと500人の男子全員が顔を赤くして股間を更にしっかりと隠した。

「あはは、照れない照れない。なんならあたしが抜いてあげよっか?」

言いながら女子は右手の人差し指を男子達のいる露天風呂に近づけていった。
女子の指は直径15mほどもある。例えばこれで男子達の分身をマッサージするとしたら一度に10人以上は相手出来てしまうだろう。
人差し指を押し付けてぐりぐりとこするだけでその下敷きとなってマッサージされた男子達は昇天してしまう。
女子は指先だけで男子10人をイかせることができる。

「それともパイズリのほうがいい?」

女子はザバアアアアと少し体を浮かせ胸をあらわにすると、男子達の乗る空母を正面から乳房の谷間に押し当てた。
山のような大きさの乳房が空母を左右から挟みこんだ。
女子の巨大な胸は男子を空母ごとパイズリできてしまう。
たった500人ぽっちの男子を同時にパイズリするのなんて簡単だろう。むしろ数千人同時に谷間に挟むことができる。
女子の、この山のように巨大な乳房でパイズリされる様を想像して男子達の顔は更に赤くなった。

「それともー……こっちで相手してあげようかな…」

顔を赤らめながら言った女子が立ち上がると、男子達の目の前に、女子の股間があった。
大量の水が、あの陰毛の茂みから滴り落ちている。
女子の股間が、大パノラマで男子達の目の前に展開された。

女子は、空母を跨ぐようにして立った。
湯に立つ女子の股の下に納まる空母。真上には、女子の巨大な股間が手の届くような高さにあった。

女子が、ゆっくりと腰を落とす。
ただでさえ近いと思っていた股間が更に近くなる。頭上には、あの黒いジャングルが空を埋め尽くすほどの広大さで広がっていた。
毛の先端から垂れた水滴が、男子達のいる露天風呂の上にポチャンと落ちた。
凄い光景に動けなくなる男子達。

更に女子が腰を落とし続けると、その股間が空母に触れ始めた。
何本もの陰毛が空母に触れふわりと曲がる。
男子達は、すでに女子の股間の茂みの中にいた。

というところで、女子は、空母に乗っていた男子達がすでに全員気絶していることに気づいた。
あまりの迫力に興奮しのぼせてしまったのだ。全員が鼻血を流して湯船に浮いていた。

「あらら、やりすぎちゃった」

女子は困ったように笑った。
空母から股間を離し、その空母を両手で持ち上げる。

「ゴメン男子~、あとで埋め合わせするから」

すでに物言わぬ体で湯に浮かぶ男子達に謝った女子は、空母を持ったまま風呂から上がった。