※なんのストーリー性も無くただ虐殺系。
「 蹂躙 」
「じゅーご。じゅーろく」
「うわぁぁぁあああああ!」
「ぎゃぁぁぁあああああ!」
長さ24m幅9mにもなる、逃げ惑う人々のそれの100倍もの大きさの巨大な足が、彼らの上に振り下ろされていた。
その足の裏はすでに真っ赤に染まり、踏み潰された人の数を思わせる。
巨大な少女は自分の足で人を潰す数を数えている。
1cmちょっとしかない人間が、自分の足の下でぶちゅっと潰れる感触を楽しんでいた。
「ふふふ、ほらほらもっと速く逃げないと潰れちゃうぞ」
血に染まった足の親指で、逃げていた一人をぐいと押し付ける。
「ぎゃぁぁあああああああ!」
彼は悲鳴を上げた。。少女が足の親指を乗せたせいで、下敷きになった部分が潰れてしまったからだ。
その親指を押し付けてぐりぐりと踏みにじれば、彼の体はあっという間に磨り潰され、残っていた部分も即座にミンチに変わる。
次の人は踵を乗せた。すると押し付けるまでも無く、乗せるだけでぺちゃんこに潰れてしまった。
少女の足は大きすぎて重すぎるのだ。
「小人さんはやわらかいなぁ。ちょっと触るとすぐ潰れちゃう」
少女はくすくす笑った。
ここは少女の部屋の中。
少女は一糸纏わぬ姿でそこにいる。
足もとには100分の1の大きさの人々。
彼らから見る少女はビルよりも巨大な存在だった。
ちなみに先ほど、少女は16をカウントしたが、正確には216である。
すでに部屋の床は真っ赤だ。
ところどころに肉体が潰れ、真っ赤に染まった服だけが床のシミの中にこびりついている。
「ふふ~ん♪」
少女は足元の小人たちを数人捕まえるとそれを足の指の間に挟み込んだ。
人々の体を人々の身長ほどの太さがある巨大だがかわいらしい足の指が挟み込んだ。
むせ返るような足の臭いと、吐き気を催す血の臭い。それらが濃密に、人々の鼻に絡みついた。
「ふふ、ぎゅ~」
少女は、彼らを挟む足の指をゆっくりと締めていった。
「ぎゃああああああ!!」
5本の指の間に囚われた4人の人々が一斉に悲鳴を上げた。
少女の足の指はやわらかく、彼らの小さな体をみっちりと包み込み、挟み込み、捻り潰す。
握りゆく足の指をくにくにと動かすと彼らはより激しく暴れた。
だが、この巨大な指の前には無力だった。
結局全員が捻り潰され、足の指の間にこびりつくなれの果てになった。
「ごめんね、あたしの足の指 強すぎるみたい」
少女が笑いながら足の指を動かすと、こびりついていた人々はさらに細かく磨り潰された。
次々と人々を踏み潰す少女。
少女は足の裏が敏感だった。
足の裏で小人がぐちゃりと潰れる感触が好きだった。
押さえつけ、もぞもぞ動かれるのもいい。
死ぬ一歩手前までぎゅうぎゅうと押し付けた後で一気に潰すのだ。
ぶちゅ! 拇指給の下で人を踏み潰し、そのまま足を横に動かして彼の血肉でビーっと線を引く。
足を横に動かしたとき、そこにいた小人にぶつかり思い切り跳ね飛ばしてしまった。
長さ24mもの足が床の上を光速で滑りながらぶつかってきたのだ。
その大きさと質量は、小人がぶつかって無事で済む大きさではない。
跳ね飛ばされた小人はまるで自動車に引かれたように全身に重大な傷を覆っていた。
骨と言う骨が折れ、肉が裂けていた。
ピクピクと悶えるその小人を見下ろして少女は笑った。
「うん、かわいそうだからすぐに楽にしてあげるね」
にっこりとほほ笑みながらその小人の上に血に染まった足を持ち上げ、そして踏み下ろした。
うずくまっていた彼の姿は足の下に完全に消えてしまい、その足が持ち上げられたときには、もうその姿はどこにも見つけられなかった。
少女が一歩歩くたびに人間の形が一つ消え、かわりに赤いシミが生まれる。
次々と、次々と人間が潰されている。なのに床の上の小人は数が減らなかった。
どんどんどんどん、新しい小人が運ばれてきているのだ。
くしゃり。車に乗っていた小人を車ごと踏み潰すと、ペチャンコになった車が少女の足に張り付いていた。
まるでアルミのように平らになって。
乗っていた小人がどうなったかは考えるまでも無い。
「はぁ…気持ちいい…。小人さんを踏んづけるとね、すんごいほわぁぁんてなるの。だからもっと踏み潰したいな…」
片足を集団の上に持ち上げるとそれをゆっくりと下していった。
数人が下敷きになり、悲鳴が足の裏の影から聞こえている。
が、少女がゆっくりと足を床に付けてゆくほどにその声は強く勢いを増し、やがてプツンと糸が切れたように切れる。
小人を踏み潰した足をぐりぐりと踏みにじると足の裏に彼らの小さな肉が潰れるぐちゅぐちゅという感触があった。
これがたまらないのだ。
快感に、今小人たちを踏み潰した足がむにゅむにゅ動く。
「でもダメ…もっともっとほわぁぁんてなりたいの。だから小人さん、ごめんね」
少女はにっこりと笑いながらまた足を振り上げた。