Wakanaは巨体を動かし、俺のいるビルの上に陰部を晒した。
ピンク色の飢えた陰部からは透明な液体が太ももを伝って流れている。
「覚悟はいい?大丈夫。このビルは強化しておいたから、崩れることはないと思うよ」

Wakanaは指先で陰部を拡げると、風圧で私たちを吹き飛ばさないようにゆっくりと腰を下げ、陰部をビルに近づけていく。

透明な液体がしたたり落ちる洞窟の入口が近づくにつれ、熱気と湿気が強まる。

 哀れな屋上の民衆は身を寄せ合って悲鳴を上げることしかできない。

「ああっ!あっ!入ってくる! Munetakaが入ってくる♥」

ついにビルが彼女に飲み込まれた。

さらに強くなる熱気と湿気、そして強烈な陰臭が鼻をつく。
ビルの航空灯が夜と勘違いして、膣内を赤く明滅する光で照らす。

 彼女がゆっくりと腰を下ろす度に、空気の圧力により気温が急激に上昇し、私たちの全身が気圧で締め付けられる。
ビルは大きく揺れ、俺たちはその場に這うことしかできない。
上下の運動は徐々に速く、激しくなっていった。

奇妙なことに、この状況にありながら私は勃起していた。
周りの人間も同じだった。
Wakanaの巨体から出ている強烈な女性フェロモンに反応しているらしい。
俺はたまらなくなり、自分のモノを扱き始めた。
そうでもしないと、この空間で理性が吹っ飛びそうなのだ。
正気を失った一人の男が突然立ち上がり、皆が止めるのを聞かずに激しく上下する膣壁に向かっていった。
そして膣壁に抱き付き、次の瞬間には彼の体はビルと膣との動きに巻き込まれて四散していた。

 永遠に感じた強烈なストロークも、ついに終わりを迎えるときがきた。
彼女の快感の悲鳴が体内を通して聞こえたかと思うと、ビル全体が膣壁とともに横倒しになり、俺たちは宙に投げ出された。
Wakanaが絶頂とともに大地に倒れたらしい。
投げ出された俺たちは膣壁の粘膜に優しく捕らわれた。