<前回までのあらすじ>
俊哉と翔は女子高へ無断で潜入し、新任教師の浩二に捕まる。
その後、女教師の紗季が俊哉たちを100分の1サイズに縮小させた。
俊哉たちは女子更衣室に潜入し、散々な目に遭う。
さらに、美波の太ももに付着し、プールに向かう。
<主な登場人物>
1.主人公
 ①俊哉(しゅんや・高校3年生)
  ・好奇心旺盛の男子高校生。
②翔(しょう・高校3年生)
  ・俊哉の親友。冷静で頭の回転が良い。
2.縮小研究部
 ④千春(ちはる・高校3年生・副部長。元女子バレー部)
  ・亡き知宏の幼馴染。
   普段はおっとりとしているが、ちび男子を見つけると容赦なく踏み潰したりお尻で潰したりする。
  ・制服(スカートの中にブルマ)に素足。
  ・身長173cm。足のサイズ26cm。スリーサイズは上から86・64・89cm。
3.その他の人物
 ⑨美波(みなみ・高校2年生・女子水泳部)
  ・笑顔が可愛い女子水泳部員。しかし極度の虫嫌いで見つけたら素足で踏み潰す。
  ・スクール水着か制服に素足。
  ・身長153cm。足のサイズ23cm。スリーサイズは上から83・59・85cm。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

【プール】



俊哉たちは美波の太ももにしがみつき、プールサイドに向かった。
屋内の温室プール特有の塩素の匂いと蒸し暑さを感じた。
俊哉たちは美波の太ももから飛び降り、地面に着地した。
周りには、準備体操をする女子生徒の姿が多く見られた。

俊哉「これから女子水泳部員が活動するのか!? 楽しみだぜ!」
翔「それで俊哉。ここで何をするんだ?」
俊哉「え? そうだな~。何をするか?」
翔「俊哉……。また考えなしにプールへ来たのか……」

翔は大きなため息をついた。
呆れる翔をよそに、俊哉はスクール水着姿の女子生徒を鼻の下を伸ばして見上げていた。
ボンと突き出た胸にぷりぷりとしたお尻。そしてスラリとした生脚を惜しげもなく披露している。
女子生徒が動くと胸やお尻が揺れ、その姿に俊哉は釘付けだ。
そんな中、美波ともうひとりの女子生徒の会話が耳に入った。

女子A「最近なんかプールサイドに変な虫が大量発生しているらしいよ?」
美波「えぇ! やだぁ~! 私、虫嫌いだよ~」
女子A「大丈夫だよ。虫なんて見つけたら踏み潰しちゃえばいいじゃん!」
美波「だって素足だよ~。絶対感触キモいって!」
女子A「美波は本当に虫が嫌いなのね……」

俊哉たちはゾッとした。
今の俊哉たちは虫と同じくらいの大きさだ。
行動を誤れば女子生徒に虫と間違われて踏み潰されてしまうかもしれない。

俊哉「ひとまずあのベンチの下に隠れよう」

俊哉たちは、美波たちに背を向けて走り出した。
すると、美波の悲鳴が聞こえた。

美波「やだぁ! 足元に虫がたかってきた!」

俊哉たちは振り返り、目を疑った。
美波が虫と叫んでいた生物は、なんと男子生徒だ。
その男子生徒は俊哉たちと同じく2cmにも満たない大きさだ。

翔「どうなっているんだ? 俺たちと同じように小さくなっているぞ?」

だが、そんな謎を解いている場合ではなかった。

美波「こっち来ないで! 死ねっ! 潰れちゃえ!」

ドシィィィン! ドシィィィン!!


美波はスラリとした素足で次々と縮小男子たちを踏み潰していく。
あっという間に縮小男子たちは床にこびりつき、シミと化した。

女子A「すごいじゃん美波! 虫を踏み潰したじゃん!」
美波「ほえぇ! 最悪だよ~! ほら、足の裏に変な赤い液がついているよ~」
女子A「アハハハハ! 残酷!」
美波「もう気持ち悪いよぉ~。足を洗ってくる!」

美波は半べそかきながら走り出した。
なんと、俊哉たちの方へ向かっているのだ。
ズシンズシンと激しく地響きを立てて俊哉たちに近づく。
すると、美波は足元の俊哉たちに気づき、再び悲鳴を上げた。

美波「やだぁ! ここにも虫がいる! 死んじゃえ!」

美波は素足を高々と振り上げた。
俊哉たちは、美波の巨大な素足の影に覆われた。
美波の赤々とした足裏には、踏み潰された縮小男子たちの血痕が多数見られた。
このままだと俊哉たちも同じ運命を辿ってしまう!
俊哉たちは死に物狂いで走り出した。

ドシィィィィィン!!!


俊哉たちの後ろの圧倒的な質感を誇る踵が振り下ろされた。
美波の素足が地面に着地した時に凄まじい衝撃が起こり、俊哉たちは二転三転する。
俊哉たちはちょうど美波の真下に転がり、美波の視界に入っていないようだ。

美波「あれ? さっきの虫はどこへ行ったのかな?」

美波はキョロキョロと足元を見回していると、プールの中にいる女子生徒が早く準備しなさいと声をかけた。
美波は急かせかとシャワー室へ足を洗いに行った。
その隙に俊哉たちはベンチの下に身を隠した。

翔「あ、危なかったな。もう少しで踏み殺されるところだったな」
俊哉「あぁ。だけどなんだかドキドキしたぜ。女子の素足がこんなにも大きいなんて」
翔「そうだな。あの破壊力はたまらないな!」

俊哉たちが通常の大きさであれば、小柄な美波を見下ろすことができるであろう。
だが、100分の1サイズに縮小すると、その体格差で人を踏み殺すことができる。
そのギャップに俊哉たちは興奮していたのだ。

俊哉「せっかくだから、ベンチの上に登ってみないか?」
翔「待てよ! 確かに女子の生足をより近くで堪能できるが同時に見つかる可能性もあるぜ!」

そわそわしている俊哉に翔は落ち着いた物腰で話をした。
さて、ここはどうしよう……。

<選択肢>
  (local) ①ベンチの上に登る。
  (local) ②そのままでいる。










































 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

①ベンチの上に登る。


俊哉「大丈夫さ! 万が一見つかったとしてもこのベンチの隙間から飛び降りれば時間は稼げる」

このベンチは公園のベンチのように木の板でできており、隙間がある。
早速俊哉たちは、ベンチの足からてっぺんへ登り始めた。
今の俊哉たちから見たら高さは50mはあろうか。
15階建てのビルを命綱なしで登るのと同じ状況だ。
恐怖もあったが、俊哉たちはそんなことを気にもせずにてっぺんまで登ることができた。

俊哉「はぁはぁ……。なんとか登りきることができたぜ……」

俊哉たちはベンチのてっぺんに到達し、そこから歩く女子生徒を目で追った。
俊哉たちの目線は女子生徒の膝小僧であり、少し見上げるとふっくらとした太ももを間近で見ることができる。
女子生徒が動くとプルンと揺れる太ももに俊哉たちは疲れを忘れ、釘付けとなっていた。
だが、突然辺りが暗くなった。
異変を感じた翔は、上を見ると隕石のような巨大な物体を見つけた。
健康的な肌の色に紺色をした圧倒的な質感を誇る物体は、徐々に接近してくる。

翔「おいおい! もしかしてこれは!? ぎゃあぁぁぁぁ……」

ドムっ!!! ぐちゅ……


美波「はぁ~……。ゴーグルつけてこれからたくさん泳ぐぞぉ!」

美波がベンチに腰掛けた。
不運にも俊哉たちは美波のお尻に押しつぶされてしまったのだ。
美波が立ち上がると、スクール水着に小さな人の形をしたシミ。
そしてベンチにはミンチ状の小さな死体が2体。
美波は今しがた自身のお尻で人間を押しつぶしたことに気づかず、悠々と泳ぎ始めた。
その後、俊哉たちの行方を知るものは誰もいなかった……。

(local) <BAD END>













































 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

②そのままでいる。



翔「落ち着け俊哉! ベンチの下から女子の素足を眺めるのも悪くないぞ!」
俊哉「そ、そうだな! ここなら水泳部の裸足をバレずに見ることができるな!」

俊哉たちは、ベンチの下から通過する女子生徒の裸足をじっくりと眺めていた。
ズシンズシンと地響きを立てて通過する女子生徒の素足は迫力満点だった。
ぷくぷくした足、指先の長い足、土踏まずのカーブが美しい足……
俊哉たちの鼓動のボリュームは常にマックスだ。
すると、ベンチの上でミシミシと木が軋む音が聞こえた。
目の前には赤々とした足裏が現れた。

美波「はぁ~……。ゴーグルつけてこれからたくさん泳ぐぞぉ!」

美波はベンチに腰掛けたようだ。
俊哉たちの目の前には校舎よりもはるかに高い足裏がブラブラと動いている。
しかも、シャワーの水が素足を輝かせており、濡れた足裏に俊哉たちはさらに興奮した。

俊哉「すげぇな……。惜しげもなく足裏を披露してくれる女子なんていないぜ?」
翔「まぁ、あの女子は意識していないだろうけどな!」

俊哉たちはニタニタと笑った。

俊哉「せっかくだからあの足を登ってみようぜ!」
翔「それはやめておけ! あの巨大なかかとに潰されるかもしれないぞ?」
俊哉「違う! つま先から登っていくんだ!」

俊哉のワクワク感はまるでわんぱくな子どものようだ。
ここで翔は冷静に考えた。

<選択肢>
  (local) ③美波のつま先を登る。
  (local) ④そのままでいる。












































 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

③美波のつま先を登る。



翔「分かった。だけど、つま先を登りきったらふくらはぎに回ってあの女子に見つからないようにしよう」
俊哉「了解だぜ!」

俊哉たちは、駆け足で美波のつま先へ向かった。
プクプクとした親指の先から俊哉たちは手をかけた。
美波の親指の爪はピンク色で綺麗な輝きを放っている。
俊哉たちはそのまま上へ上へと登っていた。
すると、突然美波は悲鳴が耳に入った。

美波「やだぁ! 私のつま先に虫がくっついているぅ!!!」

美波のめざとさに俊哉たちは唖然とした。
命の危険を感じた俊哉たちは手を離して美波の親指から飛び降りようとした。
しかし、美波の行動は早かった。
悲鳴を上げたと思ったら、すぐに足を振り上げ、蟻みたいな俊哉たちを宙へ飛ばした。

俊哉「ああああああぁぁ……」

俊哉たちは放射線状に宙を舞った。
かなりの高さを飛んでいるようだ。
この大きさで女子生徒の全身の姿を見下ろすことができる。
そのまま急降下し、ポニーテール姿の女子生徒のもとへ落下していった。

ばふっ!


俊哉たちは肌色の柔らかい谷間に落下した。
俊哉たちの手足がむにっと食い込む。
まるでプリンのような柔らかさだ。
それに温かいぬくもりが全身を包み込み、妙な安らぎを得た。
だが、リラックスした気持ちが緊迫した雰囲気に変わるのに時間がかからなかった。

千春「あれぇ? 俊哉じゃない? なんで蟻みたいに小さくなっているの?」

俊哉たちは見上げると、巨大な女子生徒の顔が一面に広がっている。

俊哉「ち、千春!」
翔「なんだ!? この女子のことを知っているのか?」
俊哉「あぁ。俺の幼馴染だ」
千春「てか、なんで私の胸の谷間にいるの?」
俊哉「え?」

千春に言われてハッとしたが、俊哉たちは千春の谷間の中に包み込まれていたのだ。
綺麗なドームの形をした乳房は、家一軒を押しつぶすことが出来るくらいの大きさだ。
人間なんてあっという間にプチって潰されるかもしれない。
俊哉が不安そうな表情をしていると、それを千春は察したようだ。

千春「アハハハハ。大丈夫よ。俊哉たちをおっぱいで揉み潰そうとは思っていないわ」

千春の口元が緩んだ。
ニコッとした笑顔は癒されるのだが、同時に黒い思惑を察することもできた。

千春「とにかく私の胸にしがみつきなさい! もし落下したら私に踏み潰されて死ぬと思いなさい!」

千春は笑顔でさらっと怖いことを言い放った。

俊哉「ちょ! どこへ行くんだ?」
千春「黙っていなさい。これから面白いものを見せてあげるからね!」

千春が歩くたびに大きな胸がボヨンと揺れた。
俊哉たちは、必死になって千春の乳房にしがみついた。
後に知るのだが、千春は縮小研究部の副部長。
幼馴染の俊哉に対しても容赦なく襲いかかる危険な女子だ。
そして、縮小研究部が仕掛ける試練に次々と巻き込まれるのだ。


続く・・・












































 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

④そのままでいる。



翔「ダメだ! さっきあの女子に踏み殺されかけたんだぞ! 今度は本気で死ぬぞ!」

翔は俊哉を取り押さえ、奥に連れて行った。
俊哉は手足をじたばたさせるが、翔はそれ以上の力で俊哉を抑える。
二人がもめているとベンチの木がミシミシと軋む音が聞こえた。
すると突然ガラガラという大きな音と共にベンチが崩れ始めた。
俊哉たちは見上げると、木片が落下するのが分かったが、俊哉たちは抱きついた状態になっており、逃げることができなかった。

ガラガラドシャン!!!


俊哉たちは、木片とともに美波のお尻の下敷きとなってしまった。

美波「イタタタタ……。何よ急に! このベンチ、脆いじゃない!」

M字に開脚する美波の姿を女子水泳部員たちは腹を抱えて笑った。

女子A「美波? このベンチに座るなって張り紙貼ってあったのに気づかなかったの?」
女子B「いやぁ、ベンチが脆いんじゃなくて美波が重くなったんじゃない?」
美波「ちょ、ちょっと! そ、そんなわけないでしょ!」
女子A「てか美波? 股間やばいよ。 そんなに足を開いたら見えちゃうよ?」
美波「え? きゃあぁ!!!」

美波は急いで足を閉じ、股間に手を当てて赤面した。
その姿を見て女子水泳部員たちは爆笑した。
そして、俊哉たちは女子水泳部員の笑い声の中、誰にも気づいてもらえずに美波のお尻の下敷きとなり、ぺちゃんこに潰されてしまった。
その後、俊哉たちの死骸はベンチの木片とともにゴミとして処理されるのであった。












(local) <BAD END>