<前回までのあらすじ>
俊哉と翔は女子高へ無断で潜入し、新任教師の浩二に捕まる。
その後、女教師の紗季が俊哉たちを100分の1サイズに縮小させた。
俊哉たちは千春の胸の谷間に迷い込み、そのまま千春の部屋へ連れて行かれたのであった。
<主な登場人物>
1.主人公
 ①俊哉(しゅんや・高校3年生)
  ・好奇心旺盛の男子高校生。
 ②翔(しょう・高校3年生)
  ・俊哉の親友。冷静で頭の回転が良い。
2.縮小研究部
 ④千春(ちはる・高校3年生・副部長。元女子バレー部)
  ・亡き知宏の幼馴染。
   普段はおっとりとしているが、ちび男子を見つけると容赦なく踏み潰したりお尻で潰したりする。
  ・制服(スカートの中にブルマ)に素足。
  ・身長173cm。足のサイズ26cm。スリーサイズは上から86・64・89cm。
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【別館~千春の部屋~】



千春「ほら俊哉たち! 着いたよ!」

千春の胸の谷間に挟まっていた俊哉たちは、千春の丸太のような指に摘ままれた。
千春の親指の大きさでさえ、今の俊哉たちの身長の3倍はあろうか。
千春は俊哉たちに両腕を器用につまみ、顔を近づけた。
俊哉たちはぶらぶらと揺れながら、くす玉のような千春の巨大な瞳を見つめた。
さらにマシュマロのように柔らかそうな唇に視線を落とした。
俊哉が幼稚園児の頃、千春は俊哉のほっぺたに優しくチューをしたことがあった。
今この状態でキスをされたら千春の唇に全身を飲み込まれてしまうだろう。

千春「ん? どうしたの? ボーッとしちゃって……」

俊哉たちに千春の顔がさらに接近した。

千春「もしかして私の谷間に入って喜んでいたんでしょ? 本当に男子ってエッチなんだから~」

千春は頬を膨らました。
そしてそのまま俊哉たちを丸椅子の上に降ろした。
すると、その丸椅子には俊哉たちと同じ小さな男子が10人ほどいるのだ。
中には俊哉たちと同じ高校に通う男子もいた。

俊哉「ど、どういうことだ!」

俊哉は見上げると、仁王立ちをする千春の姿が目に入った。
その圧迫感に思わず足が震えた。
千春の制服のスカートの中には紺のブルマが見える。
千春は元バレー部で、その名残でブルマを穿いているのだろう。

千春「アハハハハ! ポカンと見上げてどうしたのかしら?」

千春はズシンと重い足音を立てて一歩前進した。

千春「よく聞きなさい俊哉! 私は縮小研究部の副部長! あなたたちは縮小研究部の手によって小さくなったのよ!」
俊哉「な、なんだって!?」
千春「アハハハハ。驚いたでしょ? 私たちは人間を小さくして遊んでいるの」
俊哉「なんでこんなことをしているんだ!? そもそも千春はバレー部だっただろ?」
千春「バレーはつまらなかったから昨年辞めたわ。ちょうどその時、バレー部の部室にいた虫を踏み潰すのにハマっていたわ。その虫があなたたちちび男子とは気づかずにね!」

千春は笑顔で話を続ける。
その笑顔に似合わない残酷な話に俊哉は恐怖で体が震えていた。

千春「それで優香ちゃんの誘いで縮小研究部に入部したわけ。さらにびっくり。知宏も小さくなって当時の部長に踏み潰されて死んだわ」
俊哉「なんだと!? 千春!!!」

俊哉は怒鳴り散らした。
幼馴染みを殺した部活に平然とした表情をでいることに怒りを示した。
だが、千春は悪びれた様子をせず、話を続ける。

千春「ちび男子をプチって潰すの面白いよぉ~。癖になるわ~」
俊哉「いい加減にしろ、この人殺し!!」

千春の表情が突然こわばった。
そして、千春は椅子を蹴飛ばした。
椅子の上は激しく揺れ、何人かの縮小男子たちは悲鳴をあげながら床に落ちていった。

千春「人殺し? 笑わせないで! 今私が軽く椅子に足を触れただけでびびっているじゃない!? あんたたちはもう人間じゃないのよ!」

千春は声を荒げて俊哉たちに話をする。
そして、床に落ちた縮小男子の上に、巨大な素足をセットした。
縮小男子から悲鳴が聞こえた。
長身の千春の素足はかなりでかい。
あんな足に踏まれたらひとたまりもない!
千春はニヤリと口元を緩め、大きな足をぶらぶらさせながら話を続ける。

千春「あんたたちは人間じゃない! 虫けらよ? 誰も蟻に気をつけて歩く人はいないわ。 蟻を踏んでも気付かないし罪にはならない。それと同じよ! あんたたちちび人間を踏み潰してもなんも問題ないわ! こんな風に……」

千春はゆっくりと素足を降ろした。

俊哉「や、やめろお!!!」

俊哉が決死の思いで叫んだが、千春が耳を傾けるわけがない。
ボキボキと骨が砕ける音とともに、小さな命が千春の大きな足の下で消えたのだ。
さらに千春はグリグリと踏みにじり、縮小男子たちは跡形もなくなってしまった。
俊哉たちは椅子から乗り出して、千春の残虐非道な行為を見た。
よく見ると一人、千春から逃げ出しているのが分かった。

千春「うふふ……。ちび男子が一匹逃げているようね! 私から逃げられるとでも思っているのかね?」

千春はズシンズシンと足音を立てて、逃げる縮小男子に迫る。
縮小男子は脇目もふらずに一心不乱に走るが、千春は涼しい顔をしてわずか三歩で縮小男子を追い越した。
千春は踵を返し、スラリとした長い足指で縮小男子をつかんだ。

千春「うふふふふ。足指の間がくすぐったいね! ウケるんですけど」

縮小男子は手足をじたばたさせても、千春の足指はびくともしなかった。
千春は足指をくねくねと動かし、縮小男子を締め付けて楽しんでいた。
しばらくすると、縮小男子はピクピクと痙攣しているのがわかった。

千春「なによ! もう終わり? もっと元気に暴れてほしかったな~」

千春は残念な表情で素足を振り上げ、瀕死の縮小男子を踏み潰した。
グチュッという鈍い音を立てながら縮小男子は千春の素足の下で息絶えたのだ。

俊哉「な、なんてことになったんだ……」

俊哉は落胆した。
本当に千春は蟻を踏んでいる感覚なのだ。
もはや人間として扱われない。
俊哉は絶望した。

千春「アハハハハ! 俊哉、どうしたの? 大丈夫よ。あんたは踏み潰さないから♪」

ヘラヘラしながら話しかけ、どうにも説得力がない。
すると、千春は俊哉たちのいる丸椅子の上に腰かけようとした。
俊哉たちの上空は隕石のようなブルマのお尻が君臨する。

千春「うふふふふ。 今からこの椅子に座るね!」

千春は笑顔で腰を降ろし始めた。

俊哉「ま、待て! この椅子に座らないでくれ!」

俊哉は力の限り声を上げた。
しかし、巨大なお尻はジリジリと迫りくる。
椅子の上にいる他の縮小男子たちも発狂し、うろちょろと走り回る。
だが、周りは断崖絶壁だ。
椅子の下に落ちたら、先程の縮小男子のように踏み殺されるかもしれない。

俊哉「ど、どうしよう……」

<選択肢>
  (local) ①丸椅子の上にいる。
  (local) ②丸椅子から飛び降りる。





















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①丸椅子の上にいる。



俊哉「うわああぁぁ!!!」
翔「畜生! 俺たちは女子のお尻で殺されるのか!!!」

圧倒的な質感をほこる千春のお尻が俊哉たちの視界を覆い尽くす。
辺りは夜のように暗くなった。
死ぬと悟った俊哉たちは、叫び続けるしかなかった。

俊哉「ぎゃああぁぁ……」

どすうぅぅぅぅん!


俊哉たちは、千春のお尻の下敷きとなってしまった。
しかし、ブルマの割れ目に食い込んだため、体が飛び散るということはなかった。
だが、他の縮小男子たちは千春のお尻によってトマトを握りつぶしたように砕け散ってしまった。

千春「うふふふふ。 お尻の下でぶちぶち潰れる感触がたまらないわね! それにブルマだとちび男子の血が目立たなくていいのよねぇ~」

千春はスカートをまきあげ、お尻を手ではたいた。
ぷりんとお尻の肉が揺れ、潰れた縮小男子たちがポロポロと床に落ちた。
もちろん、人としての原型をとどめていなかった。
こうして、千春のブルマにへばりついているのは俊哉と翔の二人だけになった。
しかし、千春はブルマに二人がくっついていることに気づかず、そのまま部屋を出ようと歩きだした。
千春が歩くたびにお尻が揺れ、俊哉たちの体が上下に動く。
それでもブルマの割れ目に見事食い込み、俊哉たちは落下することはなかった。
千春のブルマの感触と温もりは言葉にならないほど気持ちいい!
しかし、肺が圧迫されているために呼吸が困難だ。
これでは窒息するかもしれない俊哉たちは、全身の力を振り絞り、ブルマの割れ目から脱出しようとした。

千春「ひゃぁん! くすぐったい!」

俊哉たちは見事に千春のブルマの割れ目から体が解放され、そのまま床に落ちていった。

俊哉「はぁはぁ……。助かったぜ! このまま千春から逃げよう……」

このまま走り出そうとした時だった。
突然上空から赤い液体が俊哉たちに降り注いだ。
俊哉たちが困惑していると、上空には仁王立ちの千春が俊哉たちを見下ろしているのがわかった。

千春「アハハハハ。私のお尻にプレスされて生きているなんてよほど運がいいわね!だけどこの部屋からは逃げられないわ」

千春は素足を高々と振り上げ、勢いよく俊哉に振り下ろした。

どすうぅぅぅぅぅん!!!


轟音と共に激しい地響きを起こしながら千春は俊哉を踏み潰した。

翔「俊哉!!!」

今の俊哉たちから見たら26mはあろう千春の巨大な素足に踏みつけられて無事でいられるわけがない。
千春は素足を振り上げると床には大の字になって寝転ぶ俊哉の姿があった。

俊哉「ぎゃあぁぁぁぁぁ!!!」
翔「えっ? 俊哉生きているのか?」

翔は目を丸くして俊哉が生きていることに驚いた。
だが俊哉は、激痛にのたうちまわっているようだ。

千春「アハハハハ! 今の赤い液体はね、私たちに踏み潰されても死なない体にするものよ! ちび男子はホントに弱っちいから強化してあげたのよ。ただし、5秒以上踏みつけられたらトマトがぶちゅっと潰れるように俊哉の体が破裂するからね」

千春がかけた赤い液体によって俊哉たちは短時間踏みつけられても死なない体になった。
だが、流石に踏みつけられると体中に激痛が走るようだ。
そして千春は腰に手を当て、再び素足を振り上げた。

千春「さぁ……。私から逃げきれるかな~。逃げ切れたら俊哉たちの勝ち。だけど私はしゅんやたちを絶対に逃がさないからね~!」

千春はケラケラと笑いながら俊哉たちを見下ろし、俊哉たちを踏みつぶそうと素足をセットした。

千春「それじゃあゲームスタート!」

これから俊哉たちの脱出ゲームが始まるのである。



続く……




















 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

②丸椅子から飛び降りる。



俊哉「千春に殺される!!! こうなったらやけくそだぁ!!!」

上空から迫りくる千春の巨大なブルマに恐怖し、俊哉たちは丸椅子から飛び降りた。
高層ビルの15階から飛び降りるのと同じ感覚であったが、体が小さいためか落下したときの衝撃は小さく済んだ。
そして俊哉たちは、扉へ向かって走り出した。
振り返ると塔のように高い千春がお尻を左右に揺すぶっているのが分かった。

俊哉「はぁはぁ……。千春は俺たちに気づいていないみたいだ」
翔「振り返るな俊哉! とにかくこの部屋から出るんだ!」

俊哉たちは無我夢中になって走り続ける。
周りのものがすべて巨大に見える千春の部屋は、まるで巨人の部屋だ。
ドアの高さもランドマークタワーと同じくらいの高さをほこる。
だが、ドアの隙間から脱出できそうだ。

俊哉「あともう少しで部屋から脱出できるぞ!」

俊哉たちは助かると思い、笑みがこぼれた。
しかし、俊哉たちは突然大きな影に覆われた。
不思議に思った俊哉たちは見上げると、大きな足裏が落下するのが分かった。

どすうぅぅぅぅん!!! ぶちぶちっ!


千春「アハハハハ! 私から逃げられるわけないでしょ? ちび男子はアリンコみたいに踏み潰されて死ぬ運命なの!」

千春は自身の足裏を見て、優越感に浸っていた。

千春「さてと……。俊哉たちはどこへ行ったのかな?」

千春はズシンズシンと足音を立てながら部屋中を見渡し、小さな俊哉たちを探し始めた。
先ほど踏み潰したちび男子が俊哉たちとは気づかず、千春は俊哉~っと可愛らしい声をあげながら探していた。
こうして俊哉たちは、千春の素足にこびりつき、誰にも気づいてもらえずに一生を終えるのであった……。



(local) <BAD END>