<前回までのあらすじ>
俊哉と翔は女子高へ無断で潜入し、新任教師の浩二に捕まる。
その後、女教師の紗季が俊哉たちを100分の1サイズに縮小させた。
俊哉と優香の目の前に羽をつけた縮小男子100名が現れた。
さらに高美の登場で女子高生2名VS縮小男子100名の戦いが始まった。
残りの縮小男子は33名。

<主な登場人物>
1.主人公
 ①俊哉(しゅんや・高校3年生)
  ・好奇心旺盛の男子高校生。
  ・羽をつけているため、空を飛べる。
 ②翔(しょう・高校3年生)
  ・俊哉の親友。冷静で頭の回転が良い。
  ・羽をつけているため、空を飛べる。だが……
2.縮小研究部
 ③優香(ゆうか・高校3年生・部長)
  ・常に優越感に浸りたいドSの女子高生。優香に逆らう者は男女問わず踏み潰す。
  ・制服に素足。
  ・身長164cm。足のサイズ25cm。スリーサイズは上から85・61・87cm。
 ④千春(ちはる・高校3年生・副部長。元女子バレー部)
  ・亡き知宏の幼馴染。
   普段はおっとりとしているが、ちび男子を見つけると容赦なく踏み潰したりお尻で潰したりする。
  ・制服に素足。(スカートの中はブルマ)
  ・身長173cm。足のサイズ26cm。スリーサイズは上から86・64・89cm。
 ⑤高美(たかみ・高校3年生・庶務。元女子バレー部)
  ・千春の親友。高飛車な性格でちび男子を威圧する。
  ・制服に黒のハイソックス。
  ・身長178cm。足のサイズ26cm。スリーサイズは上から92・63・91cm。
 ⑥紗季(さき・26歳・縮小研究部の顧問)
  ・若い割には大人の色気を放つ女教師。
   新任教師の浩二が好きで、それ以外のちび男子には興味はない。
  ・黒いスーツにオフィスサンダル。そして素足。
  ・身長166cm。足のサイズ25cm。スリーサイズは上から95・60・92cm。
3.その他の人物
 ⑦浩二(こうじ・23歳・新任教師)
  ・正義感の強い教師。
   1年留年して憧れの教師になることができたが、女教師の紗季に縮小される。

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【廊下】



男子G「ひるむな! 撃て!」
男子H「脚を狙え!」
高美「脚を狙うなんてエッチなちび男子たち……」

スラリと長い脚はまるで塔のように伸び、惜しげもなく披露している。
スベスベと美しい脚に思わず縮小男子たちは見とれてしまう。
そんな一瞬の隙を伺って高美はローキックを放つ。
5、6人の縮小男子が高美の黒ソックスをまとったスネに激突し、そのまま壁に叩きつけられて床に落下する。
虫の息の縮小男子たちの上空には優香の赤々と熱を帯びた足裏が君臨する。
その巨大な素足はいともたやすく縮小男子の命を奪ってしまった。

優香「プチプチ潰れて気持ちいいわ! ちび男子って本当に惨めだわ!」

優香は縮小男子を踏み殺した素足を振り回し、優香の周りを飛ぶ縮小男子たちを次々と床に落とす。
優香はうすら笑みを浮かべながら素足を振り上げた。

優香「バッカだね! あたしの足元にいたらこうなるわよ!」
男子I「や、やめてくれ!」
男子J「こ、殺さないで!!!」

ドシィィィン!!! ブチブチ……


優香は容赦なく縮小男子たちに向けて素足を踏み下ろす。
さらに軽快なステップで床に落ちた縮小男子を次々と踏みつけてグリグリと踏みにじり、縮小男子たちはミンチと化した。
まるで果物がミキサーにかけられたように……

高美「やだぁ……。おっぱいで潰したらワイシャツにシミが……」

高美の胸の谷間に縮小男子が飛んでいるのを見つけ、ワイシャツの上から大きな2つの乳房で挟み潰したのだ。
ワイシャツの生地が張っており、きれいなドームの形をした胸に押しつぶされた縮小男子の顔は安らかな表情をしていた。

優香「あとは床に落ちたこの5匹かしら? 一瞬で踏み潰してあげるわ!」

残りの縮小男子は逃げ出そうと飛び立とうとしたが、別館の扉から一人の女子高生がやってきた。

千春「あ、優香ちゃん。それに高美。こんなところでどうしたの?」
俊哉「げっ! 千春!」

半ば忘れ去られていた俊哉だが、廊下の柱の裏に隠れていて優香たちの視界に入っていないようだ。

優香「アハハハハ! 千春。さっき俊哉を見つけたわ!」
千春「本当!? どこにいるんですか?」
優香「さっき掴んだけど、バカなちび男子100匹ほど処分していたら逃しちゃった。でもこのあたりにいると思う」
千春「ありがとうございます。探し出して踏み潰してやるんだから!」

千春は足元に目もくれず、床にいた縮小男子5名を一撃で踏み殺した。
小さな命を奪ったことに気づかず、千春はズシンズシンと重い足音を立てて廊下を歩く。
そして千春は床に目を落とし、俊哉の方へ近づいている。

千春「俊哉~。私から逃げられると思うなよ~! 踏み潰すからねぇ~!」

次第に地響きが大きくなり、震動によって俊哉は転倒してしまった。
千春の表情はまるで鬼のようだ。

俊哉「まずい、見つかったら殺される……。ここは……」

<選択肢>
  (local) ①その場で立ち止まる。
  (local) ②飛んで逃げる。





















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①その場で立ち止まる。



ズシィン! ズシィィン!! ズシィィィン!!!


体の芯に響く重低音と規則正しく揺れる床は俊哉の恐怖心を煽った。
これほどまでに命の危険を感じたことはない。
俊哉はただひたすら息を殺し、千春に見つからないようにと祈っていた。
すると俊哉の目の前には巨大な上履きが振り下ろされた。
凄まじい振動により俊哉は壁に激突してしまった。
しかし、千春は遠くを見ており、足元の俊哉に気づいていなかった。

千春「あそこにいるのは先生?」

千春は遠くにいる女教師を見ているようだ。
その女教師は指で何かを摘んでいる。

俊哉「あの女教師……。もしかして!?」

なんとあの女教師は俊哉たちを縮小させた紗季だ。

「何すんだよ! 元に戻せよ!」

遠くから縮小男子の声が聞こえる。
乱れた服装に金髪姿の不良生徒のようだ。
そんな不良生徒は2cmにも満たない大きさになっていた。
その小さな不良生徒は紗季に摘まれている。

優香「あれは紗季先生? 何やっているのかしら?」

優香は紗季の方を向いた。
どうやら紗季は苛立っているようだ。

紗季「あんたは人間のクズよ! 人に迷惑ばっかりかけて生きている価値はない! 死んじまえ!」
不良生徒「はぁ? ふざけんな! てめぇがし……」

苛立つ紗季は不良生徒を床に叩きつけた。
不良生徒は大型トラックにはねられたような激痛を感じている。
あまりの痛さに叫んでいると不良生徒の上空には紗季の巨大な足が君臨する。

紗季「死ねっ! あんたみたいな落ちこぼれで役たたずのクズは死になさい!」
不良生徒「お、おい! ふ、ふざけるな……」

ドシィィィィン! ぶちっ……



紗季は渾身の力で不良生徒を踏みつけた。
オフィスサンダルの下でボキボキを骨が砕ける音と共に血が飛び出た。

紗季「あんたのために私はどれだけ苦しんだと思っているの!」

紗季は潰れた不良生徒をさらに踏みつける。
そして踵に体重を乗せ、潰れた死骸をさらに踏みにじる。

紗季「どうせあんたなんか社会に出ても相手にされないの! だったら私がぐちゃぐちゃに踏みにじってやる! 死ねこのゴミクズが!」

紗季は鬼の形相で不良生徒を踏み続けた。
不良生徒はもはや人としての原型をとどめておらず、トマトジュースのような血痕しか残っていなかった。
それでも紗季は死ね、ゴミクズといった罵声を浴びせながら踏み続ける。
木の床が紗季の破壊力ある踏みつけによってわずかにヘコみ、ヒビが入った。

紗季「はぁはぁ……。本当に生きる価値のない生徒だったわね。私をなめるんじゃないわよ! こんなどうしようもないちび生徒を踏み潰して靴が汚れるなんて最低だわ! 死んでもイライラさせるんじゃないわよ!」

紗季は不良生徒を踏み殺しても満足することはなかった。
紗季は床を踏み鳴らしながら優香や高美、千春のもとへ歩きだした。

優香「あ、紗季先生! こんにちは!」
紗季「優香! それに高美と千春、どうしたのこんなところで」
高美「羽の生えたちび人間たちを踏み潰していました」
紗季「それで廊下がこんなに血で染まっているのね。お掃除大変じゃない?」
優香「別にいいんじゃないですかぁ~。それより先生。さっきは何をしていたんですか?」
紗季「あぁ、前にいた学校の不良生徒を踏み潰していましたの」
千春「紗季先生もちび男子を踏み潰すんですか? 意外ですね」
紗季「あいつは本当にどうしようもない生徒だったわ。あんな生徒をおもちゃにしたくないの。それに私はこの人さえいてくれたらいいの」

紗季はワイシャツの第2ボタンを外し、大きな乳房を中央に寄せて谷間を強調した。

千春「うわぁ~……。先生セクシーですね」
紗季「私の胸じゃなくて胸の谷間にいるこの子を見てね♡」

紗季の大きな胸の谷間から小さな生き物が這い出てきた。
それは浩二だ。
新任の教師である浩二も俊哉たちと共に縮小されたのだ。

浩二「紗季先生! 僕を元の大きさに戻してくれ!」
紗季「あらまぁ。うるさいですよ、こ・う・じ・先生……。私のおっぱいで食べちゃいますわよ」

紗季は大きな乳房で小さな浩二を飲み込んだ。
ハリのある胸は弾力があり、かつマシュマロのような柔らかさを誇る。
そんな紗季の胸に浩二は全身を包み込まれている。
浩二は紗季のぬくもりに妙な安らぎを感じるが、全身を凄まじい圧力をかけられて呼吸もままならない。

紗季「ほぉらもぐもぐ……。気持ちいいですか浩二先生? もっと楽しませてあげるわね♡」
優香「先生ったら……。あたしだったらどんなちび人間も踏み潰してぺちゃんこにしてぐっちゃぐちゃにしてやるのに」
紗季「うふふふふ♡ さすが部長ですわね。そんな君たちにいいお知らせよ!」

紗季は胸ポケットから一人の縮小男子を取り出した。

高美「それは……」
千春「あれ? こいつ、俊哉といたちび男子じゃない?」

女子高生たちと女教師の会話を物陰に隠れて聞いている俊哉は目を丸くした。

俊哉「もしかして……。翔?」

俊哉の嫌な予感が的中した。
俊哉の親友である翔がぐったりとした様子で紗季に摘まれている。

紗季「このおちびちゃんがね、女子更衣室の下駄箱に落ちていたの。こいつを利用したゲームでもいかがかなと思って持ってきたわ」
優香「ゲームって?」
紗季「縮小都市を用意したわ。その縮小都市をひたすら破壊するゲームよ」
高美「楽しそう! 全部ぶっ潰したい!」
紗季「もちろん生きた縮小人間もたくさんいるわ」
千春「それと……俊哉の親友とどう関係あるんですか?」
紗季「縮小都市のどこかにこのおちびちゃんを隠すわ。縮小人間たちがこのおちびちゃんを見つけたら縮小人間たちの勝ち、縮小都市にいる人をみんな踏み潰したらあなた達の勝ち」
優香「マジでぇ! おっもしろそうじゃないそのゲーム! あたしが何千でも何万でも踏み潰してやるわ!」
千春「もしかして……。こいつを使って俊哉をおびき寄せるかもしれない!」
高美「アハハ。千春が悪い顔している~」
紗季「じゃあ、部室にいらっしゃい!」

3人の女子高生と女教師は廊下から立ち去った。
廊下にいるのはぺちゃんこになった縮小男子たちと頭を抱える俊哉だ。

俊哉「ふざけやがって……。親友の命をゲームに使うだと!?」

俊哉はフツフツと怒りがこみ上げた。

俊哉「翔を助けないとな! あいつなしの人生は嫌だぜ! 絶対に俺が助け出してやる」

俊哉は優香たちが向かった部室へ飛び立った。
優香を始め縮小研究部の活動は今後どんどんエスカレートしていくのであった。

続く……
























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②飛んで逃げる。



俊哉は恐怖を感じ、羽を羽ばたかせて千春から離れていった。
しかし千春は見逃さなかった。

千春「あそこに一匹ちび男子がいる! もしかして俊哉かも!」

大砲を打ち鳴らしたような爆音を上げながら千春は俊哉に近づいてくる。
空気が振動し、恐怖を感じた俊哉は振り返ると目の前には千春のスラリとした2本の脚が存在していた。
蚊のような存在の俊哉はローアングルで見上げる千春の圧倒的な大きさに背筋が凍った。
逃げ出そうにも体が震えて動けない。

俊哉「こ、これが千春……。で、でかすぎる……」
千春「俊哉! お前を踏み潰してぺちゃんこにしてやるわ!」
俊哉「ま、待ってくれ! 俺たち幼馴染だろ! なっ!」
千春「バカ言ってるんじゃないわよ! さっきはよくも私に針を刺してくれたわね! ちびのくせに生意気なんだよ! 俊哉なんか潰れて死んじまえ!!!」

俊哉の目の前には薄汚れた上履きの裏が広がっている。
そして天井が落下するように上履きが迫り来る。
俊哉は千春の上履きの底を見つめることしかできなかった。
そして千春は表情一つ変えず、無慈悲に上履きを俊哉に向けて踏み下ろしていった。

俊哉「や、やめてくれぇ!!!」
千春「バイバイ~♪」

ドシィィィン! ブチっ!


俊哉は自身の約80万倍もの重さを誇る千春に踏みつけられ、千春の上履きの下で全身がはじけ飛んだ。
一瞬の出来事だった。
そして千春は26cmという大きな足で小さな俊哉をグリグリと踏みにじった。

優香「やったね千春! それにしても幼馴染を踏み潰すなんて冷酷な女だわ~」
千春「こんな蚊みたいな幼馴染なんて気持ち悪いです。ほら見てよ!」

そういって千春は俊哉の死骸がこびりついた上履きの裏を優香に見せ、ケラケラと笑っていた。

優香「本当だ! きもっ! キャははは!」
千春「ホントですよね~。あとで上履き洗わないと……」

こうして俊哉は幼馴染である千春に踏み殺され、小さな人生に幕を閉じた。


(local) <BAD END>