<前回までのあらすじ>
俊哉と翔は女子高へ無断で潜入し、新任教師の浩二に捕まる。
その後、女教師の紗季が俊哉たちを100分の1サイズに縮小させた。
俊哉と翔は透明化の液体を飲み、誰にも気づかれずに縮小都市から脱出した。

<主な登場人物>
1.主人公
 ①俊哉(しゅんや・高校3年生)
  ・好奇心旺盛の男子高校生。
  ・現在透明人間。
 ②翔(しょう・高校3年生)
  ・俊哉の親友。冷静で頭の回転が良い。
  ・現在透明人間。
2.縮小研究部
 ③紗季(さき・26歳・縮小研究部の顧問)
  ・若い割には大人の色気を放つ女教師。
   新任教師の浩二が好きで、それ以外のちび男子に興味はない。
  ・黒いスーツにオフィスサンダル。そして素足。
  ・身長166cm。足のサイズ25cm。スリーサイズは上から95・60・92cm。
3.その他の人物
 ④浩二(こうじ・23歳・新任教師)
  ・正義感の強い教師。
   1年留年して憧れの教師になることができたが、女教師の紗季に縮小される。
  ・身長1.8cm。
 ⑤美波(みなみ・高校2年生・女子水泳部)
  ・笑顔が可愛い女子水泳部員。しかし極度の虫嫌いで見つけたら素足で踏み潰す。
  ・スクール水着に素足。
  ・浩二先生の生徒であり、紗季先生によって縮小されてしまった。
  ・身長10cm。足のサイズ1.4cm。

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【紗季先生の部屋】



ズシィン! ズシィン! ズシィン!


紗季先生は自分の部屋に戻り、椅子に腰掛けた。
紗季が歩くたびに胸は揺れ、谷間に挟まっている浩二先生は全身が引きちぎられそうになる。
谷間は紗季の体温で暖かく、湿度も高いためか浩二は汗だくであった。
紗季は自分の谷間に指を差し込み、浩二をつまみ上げて机の上にそっと置いた。

紗季「うふ♡ 浩司先生ったら汗ビチョビチョじゃないですか~。私の胸の感触はどうでしたか?」

浩二は脱水症状を起こし、足元がおぼつかない様子だった。
そこに台風のような強風が襲い掛かる。
浩二は吹き飛ばされ、大の字に寝転がってしまった。

紗季「まぁ♡ ちょっと息を吹きかけただけなのにまるでアリンコみたいに吹き飛んでしまったわね。か・わ・い・い!」

紗季は浩二に顔を近づけ、うっとりとした表情で浩二を見つめた。
しかし、紗季の色っぽい息遣いも小さな浩二にとっては強風であり、吹き飛ばされまいと必死に踏ん張っていた。
浩二はゆっくりと立ち上がると、目の前には一人の女子高生が立っていることに気がついた。

美波「こ、浩二先生……」
浩二「お、お前は美波! で、でかい……」

机の上には女子水泳部員である美波が立っていた。
身長は10センチくらいだろうか。
今の浩二から見たら木のような大きさであるが、それでも充分にでかい。
美波は紺のスクール水着を着ており、浩二ははちきれんばかりの太ももに目がいった。
すると、あたりは暗くなり、色白で巨大な玉のようなものが接近しているのがわかった。

どむっ!!


その巨大なものが机に落下した時に発生した地響きによって浩二は吹き飛ばされた。
それと同時に美波の悲鳴が聞こえた。
浩二は見上げると紗季がぺろりと唇を舐めている姿が目に入った。
そこから視線を落とすと巨大なおっぱいが二つ。
しかもワイシャツどころかブラジャーも身につけていない。
巨大で色白な紗季のおっぱいに浩二は思わず鼻血を出してしまったが、下乳から声が聞こえるのが分かった。

美波「く、苦しい……。助けてください……」

なんと美波は紗季の胸に押しつぶされていたのだ。
美波は顔と両腕以外が紗季の胸に飲み込まれ、脱出しようとするが紗季の胸はピクリとも動かない。
ずっしりとした重さの紗季の胸に下敷きになっている美波は苦しそうだ。

浩二「紗季先生! やめるんだ!」
紗季「うふふふふ♡ この娘は浩二先生のクラスでしたね。自分の生徒なんですから浩二先生の力で助けてあげなさい!」

浩二の目の前には3階建ての家と同じくらいの高さを誇る紗季のおっぱいが君臨する。
その巨大なおっぱいに浩二よりもはるかにでかい美波が下敷きになっている。
苦しい表情をしている美波を見て、浩二は走り出した。

浩二「美波を離せぇ!!!」

浩二は紗季の胸に思いっきり体当たりした。
まるでプリンのような柔らかい感触を全身で味わった。
浩二は全身を紗季の胸に食い込ませ、そのままボヨンと弾かれてしまった。

紗季「アハハハハ! 浩二先生何をやっているんですか!?」

紗季は豆粒のような浩二が自分の胸に食い込み、弾かれる姿を見て大笑いした。

紗季「惨めですこと! 早くしないと生徒が潰れちゃいますよ?」
浩二「く、くそぉ!」

浩二は再び紗季の胸に体当たりするも、深く食い込むだけでそのまま弾き飛ばされる。
浩二が懸命にタックルを繰り返すも紗季の胸は微動だにしない。
すると浩二は紗季の胸を持ち上げようとするが、腕が乳房に食い込んで持ち上げるどころか掴むことすらできない。

紗季「私の胸を持ち上げるんですか? アリンコみたいな浩二先生には無理ですよ! こうやって持ち上げるんですよ?」

紗季は両手で胸を軽々と持ち上げた。
浩二は額にだらだらと汗を流しながら紗季の胸を見上げた。
すると、色白の下乳が浩二に接近する。

浩二「うわあぁぁぁぁ!!! 潰される!!!」

浩二は紗季の巨大な胸に押しつぶされまいと脇目もふらず走り出した。
しかし、無情にも紗季の胸は浩二に落下し、いともたやすく浩二を飲み込んだ。
浩二は大の字になって倒れており、体がピクピクと動いていた。

紗季「うふふふふ♡ まるで虫だね、浩二先生。次はどうしてあげましょうか……」
美波「やめてぇ紗季先生!」

身長10cmの美波は倒れている浩二を踏み越え、紗季に向かって叫んだ。

美波「これ以上浩二先生をいじめないでください!」
紗季「あらぁん。私が胸を持ち上げた時に美波は脱出していたのね……」

紗季は蔑んだ表情で美波を見下ろし、ニンマリと笑い始めた。

紗季「いいことを思いついたわ。そんなに浩二先生のことをいじめてほしくなかったらやめてあげるわ。そのかわり、あんたの足元にいる浩二先生を踏みつけなさい!」

美波は目が点になった。
美波は足下を見ると、仰向けになっている浩二の姿が目に入った。
美波から見ると足元に転がっている浩二はまるで人形のようだった。

美波「そんな……。先生を踏むなんてできません……」
紗季「へぇ~……。虫は容赦なく素足で踏み潰すくせにねぇ~」
美波「む、虫は気持ち悪いから潰しちゃいますけど……。浩二先生は……」
紗季「あんたが踏み潰した虫の中にちび人間がいたのかもしれないわよ?」
美波「そ、そんなの知りません! ち、ちっちゃいのが悪いんです!」
紗季「そんなこといったら浩二先生だってものすごくちっちゃいわよ?」
美波「うぅ……」
紗季「そんなに浩二先生を踏みつけたくないのなら、今すぐ私が美波を踏み潰すわよ!」
美波「そんなの……イヤです!」

美波の目に涙を浮かべた。
美波は浩二先生のことを人一倍慕っており、毎朝自慢の笑顔で浩二先生に挨拶する。
弁当を持参して浩二先生と二人っきりで昼食をとったこともある。
とにかく美波は浩司先生のことが好きだ。
そんな浩二先生を素足で踏みつけるなんてできなかった。

浩二「俺のことなら心配するな美波!」
美波「えっ?」
浩二「美波に踏まれても俺は死なない! そんなことよりも美波が死ぬのは絶対に嫌だ! だから俺を踏め!」

美波はボロボロと涙をこぼした。
そして素足を振り上げ、浩二に向けて踏み降ろした。

紗季「浩二先生ったら~。女子高生に俺を踏めって変態じゃないですか? そんなに女子高生に踏まれたかったのかしら?」

紗季はせせら笑いしながら浩二が踏まれている姿を見下ろした。

美波「ご、ごめんなさい……」
紗季「ほらほら! もっと体重をかけて踏みなさい!」
浩二「うぐあぁぁぁ……」

浩二は今の自分の身長と同じくらいの大きさの素足に踏みつけられている。
足の裏は女子高生らしいプニプニした柔らかさを感じるが、ずっしりとした重さを全身で受け止め、体中がミシミシと軋んだ。
赤々とした足裏は生暖かく、汗をかいているのかしっとりとした感触だ。
そしてほのかに香る美波の足の臭いに浩二は思わず咳き込んだ。
美波はスクール水着の姿で罪悪感に責められながら大好きな浩二先生を踏みつける。
体重をかけると浩二は叫び、その叫び声を聞くたびに美波は涙を流しながら喘ぎ声を上げる。

美波「ヤダ! 今、ボキっていった……。もうヤダ……」
紗季「何を言っているのよ! あんたが縮小する前、ちび人間を踏み潰したところを見たわ!」
美波「グス……。だってちっちゃかったから変な虫かと思って潰したんです。キモかったし……」
紗季「キモいって言いながらティッシュで死骸を拭き取ってゴミ箱に捨てたわね。浩二先生も同じように踏み潰しちゃえば?」
美波「で、できません……」
紗季「なんで?」
美波「私は浩二先生のことが……」
紗季「好きなんでしょ? だから美波を小さくしてお仕置きしたのよ! 私の浩二先生を奪おうって人はみんな小さくしてやるのよ!」
美波「べ、別に奪おうなんて思っていません!」
紗季「ちっちゃいくせに生意気な娘ね! じゃあこうしてあげるわ!」

紗季は立ち上がり、泣きじゃくる美波を人形のように掴んだ。
そして、椅子の上に置いた。
美波の素足で踏みつけられた浩二は女子高生のプニプニした足裏の感触とぬくもりを残しながらゆっくりと立ち上がった。
フラフラの浩二はあたりを見渡し、美波を探した。

浩二「紗季先生。美波はどこに?」
紗季「さぁどこでしょうね?」
美波「いやあぁぁぁぁぁ!!!」

紗季が椅子に腰を掛けると美波の悲鳴が響き渡る。
同時に骨が砕けるような鈍い音も聞こえる。

紗季「あら。いいクッションだこと」
浩二「まさか美波をお尻で……。話が違うじゃないか!?」
紗季「ん? 別に美波を殺していないわよ? ただのお・し・お・き♡」
浩二「生徒をお尻に敷くなんて言語道断!」

紗季の態度に怒りを覚えた浩二は紗季に向かって走り出した。
すると周りが暗くなり、見上げるとドームのような乳房が浩二に落とされる。
浩二は再び紗季の下乳の下敷きになってしまった。

紗季「生徒想いの浩二先生は大好きですわ。でも今の浩二先生はありんこと同じ。机の上にいるあなたは私の胸で簡単に押しつぶすことができますの」

紗季の下乳には大の字姿でへばりつく浩二の姿が見えた。
紗季は浩二をシールのようにはがし、自分の鼻に近づけた。
浩二から見れば紗季の鼻の穴は巨大なトンネルのようだ。

紗季「ん~。やっぱり臭うわね。あれだけ美波の臭い足に踏まれていたから足の臭いがする」

紗季は浩二を机の上に置き、制汗剤を吹きかけた。

浩二「ぎゃあぁぁぁぁ!!!」

臭いを消す制汗剤もアリンコのような浩二にとっては猛吹雪に感じた。
さらに制汗剤が目に入り、目が開けられない。
また、制汗剤の匂いで鼻もきかない。

紗季「うふ♡ 制汗剤を吹きかけただけなのにそんなに悲鳴を上げるのかしら? 浩二先生をペットとして飼うのは少し大変みたいね」

紗季は目も見えず鼻もきかなくてうろたえる浩二に向けて大きなおっぱいを振り下ろし、おとなしくさせた。
そして再び浩二は下乳に惨めにへばりついた。
そのまま紗季はブラジャーを身に付け、ワイシャツを着た。
浩二は紗季の下乳にへばりつきながら生徒を守ることができず、自分の無力さに嘆いていた。

紗季「うふふふ。今度は何して遊ぼうかしら……」

紗季は立ち上がり、冷蔵庫から飲み物を手に取ろうとしたその瞬間、一人の女子高生がドアを開いた。

部員「紗季先生! ほ、報告です!」
紗季「なぁに? ノックもしないで勝手に入ってきて……」
部員「二人の男子が元の大きさに戻ってしまいました」
紗季「はぁ?」
部員「その男子の名前は俊哉と翔と言うそうです!」
紗季「ウソでしょ! あの二人は縮小都市に閉じ込められているはずじゃ……」

紗季は驚きを隠せなかった。
そして部長ら幹部を呼ぶように指示し、紗季は縮小研究部室へ駆け出した。

紗季「縮小研究部の存在を知られたら私たちの居場所がなくなる! 絶対にあの俊哉たちを潰さないと!」



続く……