<前回のあらすじ>
 縮小研究部とは、人間を100分の1に縮め、踏み潰したりおもちゃにしたりすることを楽しむ部活だそうだ。
部員は全員女子で、縮められるのはほとんど男子だ。
しかし、縮小研究部の存在を知る者は顧問と部員以外は知らない。
主人公の知宏も縮小され、近くの女子に助けを求めるため部室へ・・・。

<主な登場人物>
①主人公
 ・知宏(ともひろ・高校2年生)
  普通の高校生。身長1.72cm。女子の足が好き。
 ・直也(なおや・高校2年生)
  知宏のクラスメイト。学級委員で面倒見が良い。身長1.69cm。女子のお尻が好き。
②縮小研究部
 ・希 (のぞみ・高校2年生・書記、会計)
  天然。ドジっ子。おかっぱメガネで体操着に白いくるぶしの靴下。
  身長149cm。足のサイズ23cm。スリーサイズは上から76・58・85。
③普通の女子高生たち
・友美(ともみ・高校1年生・女子水泳部)
  知宏の妹。気が強いが、クラスの男子の人気者。
  身長158cm。足のサイズ24.5cm。スリーサイズは上から88・59・88。
・玲奈(れいな・高校2年生・女子陸上部)
  知宏のクラスメイト。智也と仲は良い。陸上に熱心。
  身長155cm。足のサイズ24cm。スリーサイズは上から80・55・83。
 ・千春(ちはる・高校2年生・女子バレー部)
  知宏の幼馴染。おっとりとしている。
  身長170cm。足のサイズ26cm。スリーサイズは上から85・64・88。
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<選択肢>
(local) ①友美に助けを求める。
(local) ②玲奈に助けを求める。
(local) ③千春に助けを求める。




【女子水泳部部室】


知宏「友美に助けてもらおう。」

俺は女子水泳部部室の中に潜入した。しかし、部室の中には誰もいない。
脱ぎ捨てられたソックスや制服が一面に広がる。やはりみんなプールサイドにいるようだ。
この部室からプールサイドにつながっている。

知宏「よし。行くしかないな。」

俺は覚悟を決めてプールサイドへ向かって走り出した。
すると部室のドアが開き、一人の女子生徒が部室に入ってきた。

女子「遅れちゃった。急がないと部長に怒られる!」

ズシィン!ズシィン!ズシィン!


地響きを立てながら俺に近づいてきた。
女子生徒は蟻みたいな俺をまたぎ、ロッカーに荷物を置いて制服を脱ぎ始めた。
思わず俺は見上げ、女子生徒の着替えに夢中になった。
白くてふっくらした踵に引き締まったふくらはぎ。そしてぴちぴちしたお尻。
ローアングルで眺め、ドキドキが止まらなかった。

女子「よしっ!早くいこっと!・・・・・・えっ?」

スクール水着に着替えた女子は床に視線を落とした。俺と目が合った。

女子「なんで部室に虫がいるのよ!マジでキモイ!死ね!」

すると女子生徒は俺に向けて素足を踏み下ろした。

どすうぅぅぅん!


女子「潰れたか?あっ!あそこにいる!」

俺は間一髪で女子生徒の素足をかわし、死に物狂いで走り出した。

女子「バカだね!逃げられるわけないじゃん!虫なんて踏み潰してやる!」

ズシィン!ドスゥン!ズシィン!


女子生徒の踏みつけラッシュが勢いを増す。
すさまじい地響きと轟音に俺は恐怖しながらも巨大な足を避ける。

女子「ムカつく!虫の分際で!ぺちゃんこになっちゃえ!」

ズシィン!ドスゥン!ズシィン!


女子生徒は鬼の形相で俺を踏み潰そうと素足を勢いよく振り下ろす。
とうとう部室の隅に追い込まれた。

女子「はぁはぁ・・・。ちょこまかとすばしっこい虫ね。でももう逃げられない!さぁ!ペチャンコになっちゃいなよ!」

女子生徒は素足を高々と振り上げた。ここまでか・・・。

部長「あっ!ちょっと何やってんの?遅刻しているんだから早く来なさい!」

水泳部部長だ。部室にある部活日誌を取りに戻ったようだ。

女子「あっ!部長!すみません。今行きます。・・・・・・あれ?さっきの虫がどっかにいっちゃった・・・。あともうちょっとで踏み潰せたのに!」

俺は近くの脱ぎ捨てられた紺のハイソックスの中に隠れたため、何とか気づかれずに済んだ。
女子生徒と部長はズシンズシンと足音を立ててプールサイドへ向かった。
ところでこのソックスの中は鼻につんとくる刺激臭が漂っていた。
たまらず俺はソックスの中から脱出した。なんとか死なずに済んだ。というか俺は虫じゃない。
とりあえず妹の友美なら俺のことに気づいてくれるだろうと考え、俺もプールサイドへ向かった。

【プールサイド】


ズシィン!ズシィン!ズシィン!


プールサイドにはスクール水着姿の女子生徒がたくさんいる。
水に濡れた生足は太陽の光に反射して輝きを見せた。
足好きの俺にとってはまさに楽園だ。
中にはお尻が水着からはみ出していたり、胸がボンと出て谷間が見えたりする女子生徒もいる。
思春期の男子ならだれでも興奮する光景を誰にも気づかれず、ローアングルで眺めている。
すると、俺の目の前に一匹の蟻が近づいてきた。
今の俺と同じ大きさだ。そんな蟻がちょこまかと動いている。
蟻ってけっこう早く動くんだなぁと感心している矢先、あたりが暗くなった。

どすうぅぅん!!


蟻の上に巨大な素足が踏み下ろされた。しっとりとした感じのきれいな素足だ。
そんな素足が持ち上げられ、俺は息を飲んだ。

知宏「あ・・・蟻が、ぺ・・・ぺちゃんこに・・・。

さっきまで元気に動き回っていた蟻は一瞬でピクリともしなくなった。
女子生徒の一踏みで・・・。俺はぞっとした。

ズシィン!ズシィン!ズシィン!


俺は後ろを振り向いた。地響きを立てて歩いている女子生徒はなんと友美だ。
だが友美は足元にいる俺に気づいていない。
俺の上空を友美の巨大な足の裏であたりを覆う。
ふっくらした足の裏だ。
あまりに急だったので俺は動けなかった。
友美に踏みつぶされる!
俺は思わずかがんでしまった。

知宏「やめてくれぇ!友美ぃ~!!!」

どすうぅぅん!!


友美「よぉし!頑張って泳ぐぞ~♪」

友美はプールに飛び込んだ。・・・・・・あれ?俺は生きている。
どうやら俺は友美の土踏まずにいたため、助かったようだ。
もし友美のつま先やかかとが俺に振り下ろされたらと思うとゾッとする。
さっき女子生徒に踏み潰された蟻をちらっと見た。
とにかく地面にいると女子生徒に踏まれるから近くのベンチに登ることにした。
今の俺から見たら40メートルはあろう柱を登り、ベンチの上に到着した。俺は汗だくだ。
疲れたのでベンチの上で仰向けになって休んだ。
するとあたりが暗くなった。真上には隕石のような巨大なお尻が!?

部長「はぁ~どっこいしょ・・・」

どすうぅぅん!!


水泳部部長は、小さな俺の上に腰を掛けた。
スクール水着をまとったぴちぴちのお尻の下敷きになってしまった。
俺は部長の柔らかいお尻に食い込んでしまった。
部長は右足を組んで座った。
幸い、体重のあまりかかっていない右のお尻に俺は下敷きになったため、ミンチにならずに済んだ。
しかし、柔らかくも弾力のあるお尻にへばりつき、俺はその場を動くことができない。
すさまじい圧力を全身に感じ、呼吸が苦しくなってきた。窒息死するかも・・・。

部長「あんまり休んではいられないわ!もうすぐ引退だもの。がんばろっと!」

部長は立ち上がったが、俺は相変わらず部長のお尻に食い込み、身動きが取れなかった。
部長が歩くたびにプルンとお尻が揺れる。すると、一人の女子生徒が俺の存在に気づいた。

女子「部長! 部長のお尻に何かついています。」
部長「えっ?」

部長は巨木のような人差し指と親指で蟻のような俺をつまんだ。

知宏「く・・・苦しい!」
部長「虫?変わった虫が私のお尻についていたのね。えいっ!」
知宏「うわあぁぁぁ!!!」

部長は俺を人差し指でピンとはじいた。落下のコースはプールだ。
このままだとプールの中へ落ち、おぼれ死んでしまう!助けてくれぇ!

ぽよん!


水の中に落下せず、プリンのような感触の地面に落下したようだ。
ここはどこだ?俺は見上げた。
なんとプールの中にいる友美だ。
しかも友美と目があった。
これは気づいてもらえるチャンス!
俺は懸命に手を振った。
しかし、突然足元をすくわれ、柔らかいものに飲み込まれた。

知宏「く・・・苦しい。」
友美「やだぁ~。私の胸に虫が入った!」
知宏「友美・・・たすけて・・・」

なんと俺は妹の谷間の中に埋もれてしまった。2つの巨大な乳に挟まれ、俺は身動きが取れない。
すると、壁のような2つの乳が俺を押し潰した。

友美「えいっ!」

バムッ!ブチッ・・・



友美は自慢のバストを勢いよく寄せて、胸の谷間に忍び込んだ小さな俺を虫けらのように潰したのだ。
そして、友美は谷間に指をつっこみ、潰れた俺をつまみ上げた。

友美「あはははは!ぺちゃんこになっちゃたね!エッチな虫はこうなるのよ!」

友美は嬉しそうに潰れた死骸をプールの溝に流した。そしてプールから上がった。

友美「部長!今日はありがとうございました!」
部長「早退ね。友美ちゃんは本当にお兄ちゃん想いね!」
友美「違いますぅ~。この1週間は親が田舎に帰っているから私が家事をしなければならないだけです。」
部長「うふふふふ。気をつけて帰ってね!」

友美は家に帰り、得意料理のオムライスを作って知宏の帰りを待った。
しかし、知宏が帰ってくることはなかった。

(local) BAD END・・・




















【女子陸上部部室】


知宏「玲奈に助けてもらおう。」

俺は女子陸上部部室の中に潜入した。どうやら今日の活動は終わりのようだ。
たくさんの女子生徒が制服に着替えている。青いセパレートのユニフォームを次々と脱ぎ捨てる。
タオルで体中の汗を丁寧に拭き取り、制汗剤を吹きかける。
あたりは女子高生の甘い香りに包まれていた。

知宏「これってもしかして覗きだよな・・・。俺は女子高生の着替えを覗いていることになるのか。これは罪だな。」

そう言いながらも決して引き返すことなく、女子生徒の真下をくぐりながら玲奈を探した。
まるで凱旋門をくぐっているようだ。しかも真上には巨大なパンツが圧倒的な存在感を示している。
女子生徒たちはきゃっきゃと笑い声をあげ、動くたびにスカートが舞う。
まさに動く凱旋門。迫力満点だ。するとそのまま前へ歩いていくと目の前に玲奈が見えた。
既に制服に着替えていて、あとは紺のハイソックスを履くだけである。
どうやらとなりの女子とおしゃべりしているようだ。

玲奈「はぁ~。今日も疲れた。でも今日はタイムを更新したよ。100mを13.5秒で走れたんだ。」
知宏「周りに女子がいなければ大声で玲奈を呼びたいけどな・・・。仕方ない。ここは玲奈の足にしがみつくしかないな。へへへ・・・」

俺は玲奈の足に向かって走り出した。しかし玲奈のふくらはぎは引き締まっている。
そして健康的に焼けた肌に俺はすっかり玲奈の足に夢中になった。
すると目の前に別の素足が振り下ろされた。

どすうぅぅぅん!


俺は巨大な素足が踏み下ろされた時に起きた風圧によって吹き飛ばされた。
上を見ると信じがたい光景が目に映る。

女子A「ちょっとやめてよ!その靴下すんごく臭いんだけど!」
女子B「うえ~。ホントだ!私の靴下臭い!」
女子A「汗が染み込んでいるのよ。それに白い靴下なのに、校庭の砂が入り込んで指のところとか黒ずんでいるし。
汚い~。その靴下を私の顔につけないでよ!」
女子B「言ったな~。くらえ!靴下攻撃!」
女子A「きゃー!やめてぇ~」

陸上部の活動で履いていた靴下を別の女子生徒の顔に押し付けて遊んでいる。
さっきまでの甘い香りはどこへいったのやら・・・。女子の下品な光景に俺はショックを受けた。
さらに悲劇が襲う。その靴下が俺に落ちてくる!

知宏「ぐはあぁぁぁぁぁ!!!」

女子の汗が染み込んでいて、生暖かくむわっとした空気が全身を包み込む。
そしてこの強烈な臭い。とても呼吸ができない。涙も出てきた。
早く強烈な刺激臭のする靴下から脱出しなければ。
しかし、俺は全身に脱力感を覚え、その場に倒れてしまった。意識も朦朧とする。
するとその靴下は上空に持ち上げられた。

女子B「あれぇ?私の靴下の下に虫がいたの?」
女子A「ねぇ見てよ。ピクピクしてる!もしかしてこのくっさい靴下に悶絶していたんじゃないの?」
女子B「あはははは!ウケる!虫さんにとってこの靴下はおっきいもんね。」
女子A「もはやその靴下は凶器じゃん。こわっ。」

二人の女子生徒たちがスカートをひらひらと舞いながら俺のことを見下している。
その光景をローアングルで眺めているも、鼻の奥につんとした臭いが残り、素直に喜べない。
すると突然暗くなった。肌色の空が落ちてくる?

どすぅぅぅん! ぶちっ・・・


一瞬の出来事だった。

玲奈「ん?なんか踏んだ?」
女子A「あっ・・・。」
女子B「あははは・・・。」

なんと玲奈は素足で蟻みたいな知宏を踏み潰した。
確認のため、素足を持ち上げた。

玲奈「あっ。蟻んこ踏んじゃったんだ・・・。見事にかかとにへばりついてる。」

その後、玲奈はかかとにへばりついた知宏を指で払い、紺のソックスを履いて部室から出て行った。
翌日、玲奈は知宏が学校に来なくて心配したが、まさか自身の足で知宏を踏み潰したとは微塵も考えなかった。


(local) BAD END・・・




















【女子バレーボール部室】


知宏「千春に助けてもらおう。」

俺は女子バレーボール部の部室に潜入した。すると3人の女子生徒が椅子に腰掛け、談笑している。
そのうちの一人が千春だ。俺は千春が腰掛けている椅子に近づいた。
そこには千春の足の裏が存在する。
足の指が長く、スラリとした足だ。全体が黄色でかかとは赤みがかっている。
今の俺からみたら26メートルはあろう巨大な素足だが、ふっくらと肉厚な足だ。
千春はそんな素足をブラブラさせながら楽しくおしゃべりしている。
ただよく見ると、素足の裏には小さな人間が3人ほどこびりついている。
この足から数分前にどんなことが起きたのか大体想像できる。

知宏「今・・・千春に見つかったら大変だ。とりあえずロッカーの中に隠れよう。」

しかし、判断が遅かった。

女子A「あれぇ?さっきの虫じゃない?」

俺のことではないようだ。床に2人の小さな人間がうろちょろしている。

女子A「千春~。また踏んじゃいなよ!」
千春「え~。かわいそうだよ。」

そういって千春は立ち上がった。

ズシィン!ズシィン!ズシィン!


地響きを立てながら、小さな人間の方へ歩き出す。
俺は椅子の下から眺めているが、改めて千春の足は大きいと実感した。
すると、千春は素足を振り上げ、無慈悲にも小さな人間たちに踏み下ろした。

どすうぅぅぅん! ブチブチっ・・・ 


あっけなく千春の足の下敷きになってしまった。

千春「最近虫多くない?やたら踏み潰している気がする・・・。」
女子A「千春のおっきな足で潰された虫ってかわいそう!」
千春「え~!あんたがやれって言ったんじゃん!」
女子A「その割には千春、楽しそうに踏み潰していたじゃん!あはははは!」

俺は椅子の下から残酷な女子の会話を聞いた。
かわいそうだよとか言いながら嬉しそうに踏み潰す。
女子ってこんなに怖いとは・・・。
さらに続きの会話を聞き、俺の背筋は凍りついた。

女子B「やっぱり虫も千春ちゃんの足が好きなんじゃない?だから近づくのよ。」
千春「だとしたら知宏みたい~。面白い~!」
女子A「知宏って・・・。D組の男子?あっ。そういえば千春と幼馴染なんだっけ?」
千春「そうなの~。ここだけの話、知宏は女子の足が好きなの。」
女子B「へぇ~。じゃあもし、さっきの虫が知宏だったら踏み潰しちゃう?足が好きなら喜ぶんじゃない?」
千春「そうだねぇ~。踏み潰してもいいかも♪」
女子A「千春こわっ!幼馴染でも踏み殺しちゃうんだ~!あはははは!」

し・・・信じられない。俺といるときはこんな残酷な女子じゃなかったはず。
口調はおっとりとしている分、そのギャップに恐怖を感じた。
俺は一目散にロッカーを目指して走り出した。

女子A「あれ?さっき千春が座っていた椅子の下で何かが動いたような・・・。」

まずい!見つかったか!?
俺は脇目を振らずに走り出し、隙間からロッカーの中に潜入した。
そして、柔らかく、紺のざらざらした布の中に隠れた。

ズシィン!ズシィン!ズシィン!


足音と地響きが大きくなる。おそらく千春が俺に近づいている。
頼むからロッカーは開けないでくれ!俺は祈った。千春は床を見渡した。

千春「何もいないよぉ~。気のせいなんじゃない?」

なんとかバレずに済んだ。しかし俺の隠れているこの布は温かい。
女の子の匂いがほのかに香り、ぬくもりを感じる。俺は思わずこの巨大な布に抱きついた。
するとロッカーが開き、千春の声が聞こえた。

千春「そろそろ部活に行こうかな~。面倒くさいけど・・・」

その瞬間、俺のいる布は激しく揺れた。俺は振り落とされまいとしがみついた。
そして上空を見るとなんと千春の巨大なお尻がどんどん近づいている。まさかこの布・・・

千春「よしっ!着替え完了。」
女子A「てかなんでバレーってブルマでやらなきゃいけないんだろう。ブルマはもう時代遅れよね。」

なんと俺のしがみついていた布は、千春のブルマだった。
そして千春は小さな俺が居ることに気づかず、俺ごとブルマを穿いた。
千春の巨大なお尻に俺は食い込む。
背中はブルマのザラザラした感触とぬくもりに、前面は圧倒的な肉感を誇るお尻に包まれる。
圧迫されて苦しいものの、言葉にできない喜びを噛みしめていた。
しかし、ここから地獄が始まる。
千春が駆け足で体育館に向かうとお尻は激しく揺れ、俺は前後左右にシェイクされる。
俺は抵抗することはできず、千春のお尻に身も心も支配された。

【体育館】


千春「そぉ~れ!」

千春をはじめ、多くの女子バレーボール部員が練習に打ち込んでいる。
体育館は蒸し暑く、汗を流しながら取り組んでいる。当然、千春のお尻も汗をかく。
千春のブルマの中はまさにサウナ状態。練習が始まる前は天国のような状況だったが、今は違う。
俺は幼馴染のブルマの中でミイラになってしまうのか。
そんなことが頭をよぎった。しかし、災難は続く。

千春「あっ・・・。ミスしちゃった。」
先輩「しっかりしなさい!」

バシィン!


先輩部員がミスをした千春のお尻を叩いた。
千春は痛そうな素振りを見せたが、もっと痛かったのは・・・

知宏「ぎゃあああああ!」

凄まじい衝撃に俺は思わず絶叫する。

千春「えっ?今誰か叫んだの?」
女子A「千春!ボーッとしないで!前!前!」
千春「えっ?きゃぁ!」

どすうぅぅぅん!


千春「イタタタタ・・・。」
先輩「千春、集中!」

千春は先輩のスパイクを受け止めることができず、尻餅を付いた。

知宏「あ・・・危なかった。」

なんと俺は無事だった。
先ほど千春が先輩部員にお尻を叩かれたことによってお尻がプルンと揺れ、その時に俺はブルマの隙間から外に出ていた。
もし先輩部員が千春のお尻を叩いていなかったら俺は千春のお尻によってミンチにされていたのかもしれない。
なんとか千春のブルマから脱出し、体育館の床に着地した。
しかし、ブルマの中にいたほうが安全だったのかもしれない。

ズシィィン!ドスゥゥン!ドシィィン!


俺の周りに次々と女子バレーボール部の足が振り下ろされる。
蟻みたいな俺に気づくはずもなく激しく動き回っている。

ズシィィン!ドスゥゥン!ドシィィン!


女子生徒が飛び跳ねたり走ったりするだけで凄まじい震動が俺を襲う。俺は二転三転する。
まるでホコリのように。ついに上空にはシューズの靴底が見える。そして俺に接近する。
ついに俺の人生も終わりか・・・。

どすうぅぅぅん!


知宏「ぐはぁっ!・・・・・・助かったのか?さっきの風はなんだったんだ?」

どうやら体育館の隅にある巨大扇風機の風によって、俺は踏み潰される前に吹き飛ばされたようだ。
九死に一生を得るとはこういうことだ。

部長「集合!」

ズシィィン!ズシィィン!ドシィィン!


部員たちは部長のもとへ走っていく。幸いにも俺の反対側に集合した。
このスキに俺は体育館の隅に身を隠した。
千春の巨大でムレムレのお尻に圧迫され、巨大な部員たちに踏み潰されかけ、俺は身も心もクタクタだ。
まず水が飲みたい。体育館の隅で大の字になって寝転んだ。かなり涼しい・・・。
どっと疲れが出て強い睡魔に襲われた。
女子生徒が歩くたびに起こる地響きが今は心地よく感じ、眠りに落ちた。

【縮小研究部の秘密】


「起きるんだ!」

俺は誰かに起こされた。ここはどこだ?

直也「体育倉庫だよ。危ないじゃないか!体育館の隅で寝転ぶなんて・・・」
知宏「直也!なんでここに・・・。というか直也も小さくなったのか。」
直也「そうだよ。これは縮小研究部の仕業なんだ。」
知宏「縮小研究部?なんだそれ?」
直也「最近、男子の欠席が目立つだろ?あれは、縮小研究部によって体を小さくされたんだ。」
知宏「そうだったんだ・・・。でも誰が?」
直也「部員は全員で30人くらいいるみたいだ。その中の一人が優香さんだよ。僕たちのクラスの学級委員。」

俺はハッとした。あのお菓子を食べたことによって小さくなった。あれは優香の仕業だったのか。

直也「実は縮小研究部の部室に縮小解除装置があるんだ。そこにいけば僕たちは元の大きさに戻ることができるよ。」
知宏「部室はどこにあるんだ?」
直也「分からない・・・。だけど、部員全員が部室の鍵を持っていることがわかった。だから今から僕は部員から鍵を盗みに行くよ。」
知宏「よし!俺も一緒に行くぞ・・・。う・・・。」

突然襲うめまい。体が思うように動かない。

直也「巨大な女子に何かされたのかな?普段はなんともないことでも小さくなると体力を使うからね。ゆっくり休んでいるといいよ。」
知宏「でも一人だと大変じゃあ・・・。」
直也「巨大な女子に対して小さい人間の集団なんて意味がない。大丈夫だよ。僕は小さくなってから2週間経つんだ。だいぶこの体に慣れてきた。だから知宏くんはここから動かないでね。」
知宏「わかった・・・。くれぐれも無茶はしてくれるなよ。」
直也「大丈夫だよ。絶対に戻ってくる!約束だ!」

【廊下―直也編―】


午後7時を回った。ほとんどの生徒は下校するが、縮小研究部の部員はこの時間でも活動をする。
それは僕たち小さな人間を捕獲するためだ。
主な活動は小さな人間を踏み潰したりおもちゃにしたりすることを楽しむことだ。
もちろん周りにばれないように。

ズシィン!ズシィン!ズシィン!


地響きを立てながら女子生徒たちが廊下を闊歩する。すると、下を見ながら歩く女子生徒を見つけた。

直也「あの女子は縮小研究部員だな。」

僕は廊下の隅にある柱の後ろに隠れた。

ズシィン!ズシィン!ズシィン


だんだん足音が大きくなってくる。あのおかっぱ頭で丸いメガネをかけた女子は希だ。
縮小研究部の書記・会計を務めている幹部の一人だ。希は、近くのベンチに腰をかけた。

希「ほえぇ~。今日はちび人間をどうしよっかな~。素足で踏み潰そっかなぁ~。素足の下でブチブチって潰れる感触がたまらないのよねぇ~。今から楽しみぃ~」

希は小さくなった男子をどのようにいじめようか考えている。僕はチャンスだと思って希の足元へ走り出し、上履きを眺めた。・・・・・・ものすごく巨大だ。周りは黒ずんでいる。僕はこの上履きから希の足を登り始めた。希は体育着にブルマ姿だ。鍵を隠しているとしたら・・・やはりあそこだろうか?そんなことを考えながら希の足を登っているとちょうど膝の裏に着いた。

希「ひゃっ!なんか膝の裏がムズムズするぅ~。」
直也「しまった!うわあぁぁぁ!」

希の巨木のような指に僕は摘まれた。凄まじい圧力がかかり、体中がきしむ・・・。

希「ちび人間じゃん!なんで私の膝の裏にいるのよぉ~。」

僕の目の前に希の巨大な唇。吸い込まれそうだ。希はにこりとして僕に話しかける。

希「きみぃ~。絶対になにか企んだでしょ~?私の足を登るなんて・・・。そんなおちびちゃんには今ここでお仕置きしちゃいますぅ~。」

希は立ち上がり、僕をベンチに落とした。
仰向けになっている僕の上空には、巨大な紺のブルマが存在する。

ゴオオォォォォォォォォ!


轟音と共に巨大なブルマのお尻が僕に近づいてくる。僕は逃げようにも恐怖で体が凍りついてしまった。潰される!あたり一面がブルマのお尻だ。

直也「こんなところで死ぬわけには行かない!知宏くんに絶対帰ると約束したんだ。うわあぁぁぁ・・・」

どすうぅぅぅぅぅぅん! ぶちっ・・・


直也は圧倒的な質感を誇る希のお尻に押しつぶされてしまった。

希「気持ちいいぃ~。ちび人間をお尻でぺちゃんこにするのもいいわねぇ~。よぉし!今日はちび人間たちを私のお尻で潰しちゃうぞぉ~!」

希はお尻を左右に揺すり、直也は跡形もなくなってしまった。
そして、ベンチのシミになって人生に幕を閉じた。

【体育館の倉庫―知宏―】


直也が体育館を出てから20分は経っただろう。

知宏「やっぱりじっとしてられない。直也にもしものことがあったら大変だ。」

俺はクタクタになった体にムチを打ち、体育館の倉庫から出た。

知宏「誰もいない体育館は静かで不気味だな~。ここでさっきまで女子バレーボール部が活動していたんだ。」

広い体育館の中でポツンと蟻みたいな俺が立っている。
ところが一人の女子生徒が体育館に忘れ物を取りに来たようだ。

ズシィン!ズシィン!ズシィン!


その女子生徒は地響きを立てながら俺をまたぎ、床にあったタオルを手にとった。

女子「さてと。私も早くお風呂に入ろっと♪」

スキップしながら女子生徒は体育館から出て行く。
この学校には部活でかいた汗を流すための小さな風呂場がある。
せっかく小さな体になったのだ。女子風呂を覗いてみたい・・・。
こんな状況にもかかわらず思春期の男子は欲望に負けてしまう。
だが、俺は腹ペコだ。食堂にも行きたい。
今は部活を終えた女子生徒たちがワイワイと夕飯を食べている頃だろう。
そこでお腹を満たしたい。
しかしやはり直也のことも心配だ。

知宏「さて・・・。これからどうするか・・・。」

【選択肢】
①女子風呂へ行く。
②食堂へ行く。
③直也を探しに校舎へ行く。

続く・・・