背中に彼女の足と膝で止まっているズボンが当たる。
頭上には彼女のお尻があった。大きい。
こんなに柔らかそうなのに実際に座られるとかなり痛いはずだ。
マサは今までの恐怖でそれから目を離せなくなった。

何度となく女の尻で泣かされた。
中学の頃から女達は一足早い思春期を迎え、俺を遊びの標的にしてきた。
それは高校になっても、就職しても続き、引きこもりなってやっと解放された。

安全なはずだった。
ネットゲームをして1日過ごす。それだけで十分な人生だった。
それなのに、それなのに今頭上には女のケツが、
敷かれて、敷かれて、敷かれ潰されてきたケツがある。

割れ目に沿って生える黒々とした毛。
どんな可愛い、綺麗な女性でもココだけはグロテスクで臭い。
いくら着飾っても、化粧をしても、性格が良くても、女は全員割れ目を持っている。

そんなの当たり前だ。
だが、どうしても受け入れられない。この割れ目には悪いイメージしかない。
彼女のお尻はゆっくりと便座に下ろされた。
自分の髪が彼女の下の毛と触れるのがわかる。
その感触はゆっくりとマサの前へと移動する。

てっぺんと触れ、前髪と触れ、おでこを撫でた。
そして目の前にそれが現れ、鼻を撫でる。
その時に女独特の匂いが鼻をついた。
今までと比べるとたいした匂いではないが、それでもマサの恐怖を呼び起こすのには十分だった。

「がこ」
という便座をお尻が踏み潰す音。
便座に彼女の太ももの肉が乗り、横に伸びる。更に太ももが太く見える。

まだ若さのある丸みのある膝が自分の頬の横にある。そして奥には彼女の秘部が。
「あ、あの、ぼ、ぼくは、ちがうんですあ、あっあっ、あっあっあっぁー!!!!」
彼女はなんの躊躇もなく用を足した。
シーっという音と、彼女の体液が便器の水を叩く音、そして男の叫ぶ声が個室に響く。

「ジョボボバボボボ」
彼女の割れ目から放たれる黄色い直線は一直線に下へと落ちていく。
「やめてぇーー!!」
叫んでいてしぶきが顔に降りかかっていることに気付いた。

口を堅く結びなるべく息もしないようにする。
アンモニアの臭さが鼻腔をこじ開けて脳を刺激する。
「くさいっ」
顔を思いっきり背け手足をばたつかせる。
逃げなければ。今逃げないとこれから恐ろしいことになる。
便器に叩きつけられた飛沫でこの匂いだ。これを直接舐めさせられるなんてたまったもんじゃない。

「へ、変身しなきゃ」
恐怖に負けず、精神を落ち着けようとしていると彼女の膝が顔を強くクランプした。
「バベッ!!?」
自分の顔をクランプしながらぶるぶると震える。
「ふぅ〜」
軽く息を吐く。

「いだいっ!!」
硬い膝が鼻を直撃したため涙目になる。
「も、もうやだぁ。なんでこんなことするんだよぉ。俺がなにしたっていうのぉ?」
彼女はその言葉には答えず自分の後ろ髪を鷲掴みにした。
「ふっ、ぅうっうぅ」
そして泣いている自分を気にもかけず腰を突き出した。

「あぁ。迫ってくる」
頭の後ろは膝で止まっているパンツとズボンが邪魔をする。
なによりガッツリと髪を掴まれている。逃げ場はなかった。
横に顔を向けようとすると彼女の右手が定位置に戻す。
迫るたびにはっきりする女の股間。

おしっこで濡れていくつもの毛が束となる。その間から割れ目が姿を表す。
近くたびに口が大きく広がってきて自分を食べようとする。
太ももも、お尻の後ろもおしっこで少し濡れている。
「い、いやだぁーー!!やめてぇーー!!んぶっ」

股間が顔を塞いだ。
まだ暖かい液体がぴちょっという音を立てて自分と接する。
濡れたマンコの毛が目の前を遮り何もみえない。
顔全体が彼女の臭い液体で濡れる。
「んぶっ、んぶぶぶばぶばぶぶぶっ!」
彼女の右手が上下にマサの頭を乱暴に強引に動かした。

「ばばばばびゅっ、んはぁっ!はぁはぁはぁ…んぶぶぶぶっ
んあっ!い、いや、やめ、ぴゅぴゅぴゅぱぴゅ!」

時折吸える臭い空気で肺を満たす。
顔は彼女のおしっこがパックして目に沁みた。
何度か彼女のずっしり構えている腰になすりつけられる。
「ちょっと、全然拭けてないじゃん…なにこれ」

出会ってから数分しか経っていない女の股間からマサは顔を覗かせている。
「んもう」
彼女が体を乗り出してマサを覆う。
女店員に書かれた文章を読んでいた。
「きちんと…命令か。それで聞かない場合はボタン?あぁこれか」

彼女が髪を引っ張って無理やり便座からマサの身体を引き剥がす。
マサの手は縄の跡がくっきりと残り痛そうに赤く腫れ上がった。
「今から命令するよ。私のおしっこ舐めて綺麗にして」

目を合わせた彼女に懇願した。
「む、無理ですっ。臭くて吐きそうでもう出来ないです」
「ほら、舌出して。んべーって」
舌を出す真似をする女にマサは更に懇願した。

「ぼくは人間なんですっ!トイレットペーパーなんかじゃなくて本当は人間なのっ!」
彼女は深いため息をついた。
「これから彼氏とデートなのに…これだからコンビニのトイレは嫌いなのよ」
彼女は腰を浮かして前かがみなった。
頭に女の胸が乗る。その重みにマサは首を体にめり込ませた。

そして長い指先で女は男のボタンをつねった。その直後に響く悲鳴。
「っっっっぁぁぁああああっ!!」
その悲鳴に負けない怒号で彼女は命令する。
「舌だして」
「だ、出すからやめてっぇぇー!ちぎれぢゃうぅぅっ」
「なら早くだして」
「は、はひっ出す!だひまひた!だ、だひまひたのでっ!」

彼女の指がボタンから離れた。
「はい。じゃあ割れ目を下から舐めあげて」
男は舌をだし、顔を割れ目に沿って上下させた。
「うん、その調子だよ。そしてらお毛毛を口に含んで…濡れてるから吸って」

男は命令通り口に黒々とした毛を含む。頬をくぼまして体内に吸収する。
「ぢゅっ、ちゅるっぢゅぅぅぅ」
嗚咽を漏らしながら吸い付く。

吐きそうな素振りを何度か見せるも耐えて女の許可が下りるまで吸い続けた。
「太ももに垂れたのも舐めて」

マンコから尻に伝い、太ももにまで移動している黄色の雫を舐め上げる。
右を向き、左を向きその雫を体内に取り込んだ。
「出来るなら最初からちゃんとやりなよ。あとは肛門にも垂れてるから」
お尻をぐいっと女が突き出す。

一瞬男が顔をしかめるも、絶望したようにその窄みに舌を向けた。
くすんだ色をした窄みを舐める。
「ぅ、ゔえっ!」
今にも吐きそうな表情の男。
「吐かないでよ!」
彼女が慌てたように付け足す。

「マンコの中も吸って」
男の口に女の下の口がセットされた。
「ずるるっ、じゅるるるるっ」
中に溜まった液体を吸う。
「ごほっ、ガホゴホっゲッ」
むせている男に更に命令を女が下した。

「じゃあ、乾かしてね。ふーふーして」
彼女の命令通り息を一生懸命吹きかける。女の舌の毛は男の息でなびく。
男のよだれで光っていた太ももも、尻もいい具合に乾いてくる。女は満足そうだ。
「乾いた?」
「乾き…ました…」

全身から力が抜けたように、魂が抜けたように引きつった笑いを浮かべながら女性に報告する。
「一時はどうなるかと思ったよ。でもちゃんと拭けてよかった」

ありがとう。お疲れ様。ごめんね。お礼、労い、謝罪。そんな言葉は1つもなかった。
女性はんっしょと便座から立ち上がり、マサの後ろでガサゴソと身支度を整える。
しゅるっとパンツを履く音、ジーンズを履く音が聞こえ、最後にはジッパーを上げる音がした。

手を洗い、身だしなみを整えると女性は一瞥もせずに個室から出た。
「パチッ」
という音で一連の動作が終わった事を認識する。
マサは顔をしょんべんまみれにし、便座を抱いて泣き崩れた。