石田まりなの車がビルの地下駐車場へと入ってゆく。
「ふぇー立派なギルドですね」
閉めたドアの音が反響する。
「あっ、ここはまだうちのギルドじゃないよ。
連合みたいな感じで、ギルドや能力者達を取り仕切ってる場所かな。簡単に言うと」
そう言って彼女の後ろを小走りでついていく。

地下駐車場から直接中に入ると、外見を裏切らない、至ってシンプルな内装であった。
「こっちこっちー、今からマサ君を登録しないとだね」
「登録??」
「うん。どんな能力が使えるのか、それを示して認められると晴れてギルドに入れるんだよ。
ほらっそこの掲示板とかにもギルド募集してるでしょ?」
どこにでもあるようなコルクボードだが、内容はまるでゲームの中のようだ。
ギルド募集中。そう書かれた紙が貼られている。ちょっとワクワクしてしまう。

「他の場所には依頼とかもあるんだよ。また今度案内してあげるね」
数時間前までは、まさかあの石田まりなとこんなに言葉を交わすなんて思っていなかった。
テレビたまに見るくらいだったが、ずっと綺麗だと思っていた。
今もこうやって斜め下から見上げる彼女の顔は凄く綺麗だ。

「ん?なぁに?私の顔見て赤くなっちゃって。んー?」
そう言って顔を近付ける。からかわれているのはわかっている。
最初の印象でなんとなく彼女の人となりがわかった。だがそれでも。
「べ、べべつに見てないです」
こんなに顔を近付けると緊張してしまう。仮にも今までずっとテレビで見ていた人だ。

「あっ、ここだよ。すいませーん」
そう言って窓をノックする。事務員と思わしき女性が対応する。
「あっ!まりなさん!ひさしぶりー今日はどうしたの?」
「ゆいちゃんおっひさー!今日はこの子を能力者として登録してあげたいの。
そんでうちのギルドはいりまーす」
「へー!ミオさんのとこのギルドに加入するのってかなりレアだね。
それでその人はどこに??」
「ほれっ」
そう言って急に脇を持ち上げられる。子どもじゃないんだからやめて欲しい。

「あらー、女性じゃないなんて珍しいね。
って最近有名な子じゃん!やっぱり能力者だったか!絶対そうだと思ってた!」
なにやらテンション上げ上げだ。
「ね、それでこの子どんな能力なの?」
「あのー。一応これでも成人してるので…」
この子扱いに耐えられなくなり口を挟む。
すると2人は目を合わせケラケラ笑い出した。
「それではこの紳士はどんな能力なの?」
「こと私に持ち上げられている大人の男性は変身能力を持っているのよ」
言わなければ良かった…って、え!?
「僕の能力知ってたの??」
石田まりなは意味ありげに微笑む。

「そっかそっか。じゃあ隣の部屋で能力見せてもらっていい?」
2人で隣の部屋へ入ると先ほどの受付の人ともう1人、今度はちゃんとした受付嬢がやってきた。
先ほどゆいちゃんと呼ばれた女性は何故か白衣を着ており、とても受付とは言い難い。
まるでマッドサイエンティストの風貌だ。
「うわっ!ほんとにちっちゃい…テレビで見るより小さいね」
そう言いながら用紙を渡される。

書く内容はとても簡潔なものとなっていた。
氏名、年齢、住所、学歴、まるで履歴書だ。書き終えて受付嬢に返す。
「それじゃ能力使ってみて。変身ってことは特に対策無しでいいのよね?」
ゆいが石田まりなに聞いた。
「うん、大丈夫。このペンに変身できる?」
石田まりなはマサの目の前にペンを出す。
「たぶんイケると思う」
ペンを良く見て、能力を発動する。と、彼女達3人に見下ろされていることに気付いた。
机に転がっている。
どうやら変身できたらしい。

「ね?これがマサ君の変身能力だよ」
「ほー。凄いな。だけど、うんそれにしても」
「ですね〜。隣のペンを見ながら変身したのに全然似てませんね」
そういって受付嬢の大きな掌が伸びてくる。

「うーん…質感はなんとなく高級感ありそうな感じしますね」
受付嬢のピンクの花柄のネイルが施された指であちこち撫で回される。
「ちょっと貸してみ」
ゆいがマサを受け取ってあれこれ触る。

「まりなちゃんが持ってきたペンとは違うけど、まだ能力が未熟だからかな?」
「うん、そうだと思うよ。マスターが言うには目覚めたの最近らしくて」
ゆいの顔が近い。
「マサ君、動いたりできるの?」
石田まりなに聞かれるが動くことなんて出来ない。声すら発することができない。
「どうやら無理みたいだね?うーん。これってさ、ちゃんとボールペンの機能果たすの?」
これだけマジマジと見つめられると恥ずかしくなってくる。

「うーんどうだろ?貸してもらってい?」
今度は石田まりながマサを手にする。
全体を手に握り、親指を上のノックにかける。そこで気付いた。上のボタンは乳首だ。
「金色でつるつるしてる」
親指の腹で乳首を撫でられる。突如えいっ、と言ってノックを押す。
3人が一同にどよめいた。
「ちゃんと芯出るんだね。良く出来てるねー」
石田まりなが感心したようにマサを見つめる。

早く乳首から手を退けて欲しいが、それを伝える術もない。そして目下、1番の悩みどころがあった。
芯は自分のちんこだ。押されて初めてわかった。
「コレちゃんと書けるのかな?」
そう言うと石田まりなが机の紙にマサを押し付けた。
「〜〜〜!!」
痛い。摩擦でちんこが焼けそうだ。

「あれ?書けないや。流石に書く機能果たすのないのかも」
すると石田まりなの発言を受けたゆいがマサを手に取る。
「多分新品と同じなんじゃないか?」
乱暴にマサを紙の上で走らせた。と、ペンは聞こえない絶叫を放つ。
だがゆいは痛がっているとも知らずにペンをグリグリと押し付ける。
「うーん。インクはでないな」
次は受付嬢がマサを手に取った。じっくりとペン先ちんぽを観察し、親指にペン先を擦り付ける。
「あ、ああっ」
先ほどとは打って変わって肌の柔らかみが痛みから引き離す。
「う、うぅぅ」

「出ないですねー。私の経験上指とかの方が出やすいんですけどね」
そう言いながら強めに掌や指の平に押し付ける。
「貸してー」
石田まりなの手に渡る。すると彼女はそのまま舌を出した。
んれーと出したピンクの舌にマサのちんこが押し付けられる。
「うぁっー!」
完全にヨガってしまった。
暖かく柔らかい、ぬるぬるの舌にマサのちんこは絡み取られた。
「あぁぁぁっ、まりなさん…だめだめだめっ」
石田まりなはマサを、舌の上で2、3周躍らすと紙に押し付け、何度も小刻みに震わせた。

「私はこうやると出るんだけどな」
「ぬるぬるで、あたたかくって…うぅ、そんな目で見ないで!」
見上げると3人が、ヨガっている自分を無機質に見下ろしている。
1人だけ裸にされたような感覚で羞恥心を煽られ、手で弄ばれる。
挙句の果てに1時間前に初めて会った女優に、ちんこを大きな舌に押し付けられて唾でネトネトにされた。

「もうすぐ出るよ」
「もっと強く押し付ければいいんじゃない?」
「水気が無くなってきましたね。もう一回湿らせた方がいいかもですね」
3人が自分の苦労も知らずに好き放題言っている。
「これれ、れなかったら、れないんひゃない?」
石田まりながちんこを舌に押し付けながら話す。
変身する前には気にならなかったが流石にこの大きさだと口の匂いがキツイ。
だが、何故だか嫌な気がしない。

「ありゃ?出ないのかもね?円描くように書いてみ?ぐりぐりーって」
ゆいが言う。
「ゆい先輩違いますよ。あんまり押し付け過ぎるとダメなんですよ。
優しく、適度な力加減じゃないと出ませんよ?」
受付嬢が反論する。
「んー。やっぱ出ないのかなー?マサ君と意思疎通が図れるといいのになぁ」
そう言いながら石田まりなはマサを唾で湿り気のある紙に押し付ける。
「ねぇ、マサ君。そろそろインク出そう?」
「ーーーーー!」
言葉にならない。

「これだけぐりぐりやって出ないってことはもう無理なのかな?」
「はぁはぁはぁ」
「出して欲しいんだけど。お願い。
うちのギルドに相応しいって、機能もペンに変身出来るって証明して欲しいなー」
「だ、だめ!それ以上やられると出ちゃう!!」
「でろでろー。マサ君出してー」
「んっ、んんんんっうんっ」
3人に見下ろされながら、石田まりなの唾をちんこに絡めながら、マサの精子は飛び散った。

「ゆい先輩。これ修正ペンでしたか?」
ゆいと石田まりなはペン先から出た匂いを嗅ぎとってお腹を抱えて笑った。