「やっぱりマサ君はど変態マゾ男だよ。私たちが調教するまでもないね。
初めて見る女性のお尻と腰で顔固定されながら、脚に腰を擦りつけるなんて気持ち悪すぎるよ」
「ち、違いますよ!たまたま腰が当たっただけで…」
「じゃあなんで電車の揺れに乗じて腰動かしてるの。私Mは嫌いだよ?
女性にいじめられて喜ぶって気持ち悪い気がするし。
しなも就活生なんてこの暑い中歩き回って汗まみれなんだよ?
お尻から出た汗をパンツが、スーツが吸ってそこに顔面を押し付けてるんだよ?
そんな汚いところの空気吸いながら脚にちんこをスコスコお猿さんみたいに腰振るなんて本当に…
あぁ…変態なんだね?」

ここまで言ってマサ君が萎えているのがわかった。そしてもう1つ自分が興奮していることも。
あたかも彼がMのように言ったが、実際は違う。
彼は初めて自分の好きなように女性を触れたことに興奮していたのだ。
誰にもばれずに女性の身体をまさぐる事に興奮を覚えたのだ。いわば正反対のS心である。

だからそれに彼自身が気付く前に罵倒した。あたかも彼がMであるように。
そのままうまくコントロールすればよいものを、ちがう…ちがう…と必至になって訂正するマサ君に興奮してしまったのだ。

しまったなぁ。
そう思いながら自分の股間は濡れていた。
まぁしばらくはこのままでいいだろう。
そもそも身動きが取れないし、こうやっておしくらまんじゅうされているだけでM心が開花する可能性だってあるわけだ。
今も必至になって自分の股の下に逃げ込もうとしている。
唯一の味方が1番イジメようとしている私だなんて笑える。
まりなはそっと股を閉じた。

乗り降りがある出口が1番危ない。運良く出口から遠のいた就活生。
そしてそのリクルートスーツに埋もれながら自分も遠のいた。
もみくちゃにされるうちにいつの間にか目の前には金髪の女子高生が座っている。
そして後ろには茶髪の女子高生が立っていた。
間に挟まれ、肩身を狭くしながら座っている女子高生の両足の間に身体をねじ込む。
しばらくその状態のまま電車に揺られていると、駅で目の前の女子高生が立った。
上手く彼女の股に入り、頭上をパンツが通り過ぎるのを待つ。

そして次はどこで身を潜めるか辺りを見渡そうと、振り向いて驚く。
茶髪の女子高生が、空いた席に腰掛けようとしているのだ。
そしてその腰の軌道上には自分の小さな顔がある。

なんの抵抗も出来ぬまま茶髪の女子高生が突き出したお尻を腕を広げて受け取る。
女子高生のスカートがヒラっと舞い、目の前にツヤツヤとしたオレンジ色のパンツが極限まで近づいたかと思うと、
そのままマサの顔をお尻が席に押し倒した。
女子高生にとっては空いた席にすわっただけだった。
まさか座席とお尻の間に、背の半分にも満たない男を敷いているとは思わないだろう。
「んんんーーーー!!!!」
痛みで叫ぶ。だがその声は興奮を抑えるまりなにしか届いていない。

顔全体が彼女の柔らかい部分に埋もれる。俗にいうまんこというやつだろう。
圧力のかかる顔面をなんとかよじって口を開け、空気を確保する。
いま自分はどんな状態なのだろうか。顔はまんこで固定されている。
目の前は暗闇だが嫌な温もりがある。鼻で息をしていないのに何故か臭く感じてしまう。
それと口で息を吸うたびに毛が入る。何本かが口の中の舌にまとわりついている。
ハミ毛しているのだ。

胸の辺りは割と自由だった。彼女が股を開いているせいか胸に圧力は感じない。
対照的に放り出していた腕はガッチリと彼女の太ももでロックされていた。腕周りは太ももに埋もれ手首しか動かせない状態だ。
そして1番怖いのが腰である。なんとか足が地面に届いているが大勢がキツイ。
お尻はほぼ宙に浮いている。この状態で何駅か過ごすことを考えるとゲンナリする。
そしてさらに悪い事に。
「はうっ!」
乗ってきた女性の膝小僧、もしくはスネがマサの股間にピッタリフィットした。

はぁはぁと息も絶え絶えに、女子高生の陰毛を加えながら股間から意識を遠ざける。
だが電車が揺れるたびに足が股間を刺激する。
「はぁはぁ。ふぅーふぅーー」
と口で息をしながら耐えるも遂にはちんこが刺激によって勃ってしまった。
女子高生の下半身によりロックされたマサの身体は言うことをきかない。
もがいてももがいても彼女の下半身がマサを解放することはなかった。
座る位置を整えるごとに、電車が大きめに揺れるたびに、股間から聞こえる悲鳴は彼女の尻肉を少し震わす。
痛くて、臭くて、変に体温が温かくて、苦しいのにちんこが勃って悲しくなる。
くわえた陰毛を吐き出したくも、呼吸が優先されるため余裕はない。

このままだと…
「あっ、あぁぁぁ、こんな風に逝きたくない…逝きたくないよぉぉ。やだよぉぉ。
ま、まりなさん。はっはっはっ。おちんちんが…脚にこすれて…」
「逝っちゃうの?女子高生のお尻で踏み潰されながら?無造作に当たる脚で?」
急に声が聞こえてきた。

まりなは気を付けて言葉を選ぶ。さっきは興奮に呑まれて自分を見失いかけた。
優しく。優しく。そして虐めてあげないと。それが自分のスタイルだと思っている。
「助けてあげようか?でもどうやって…」
「まりなさ…はやぐぅぅ。もう逝かされぢゃうよぉぉ。だずげてぇ、あっああっっ!こ、こすれて…」
「こんな状態で逝ったらマゾだって認めたようなものだから、なんとか耐えて!」
「そ、ぞんなぁ…もう…イギッ、ギギッぐぅー…あっ、あっあっあっ、ダメっ、ダメっ」
「あっそうだ!女子高生の汚いところを想像すればマゾじゃないマサ君は逝かないよ!」

「そんなことよりぃぃ、はやくごごがらだじでぇ〜、股間からだじてぇ〜、そ、そんなこすらないでっ」
「女子高生ってパンツ染みだらけだよ。
友達にトイレ長いって思われたくないから、ちゃんとおしっこ拭かないし、
中には拭かずにパンツ履く娘だっているし…太ももにたれたおしっこも自然乾燥だったり」
「いやっ、いやっ、いやいやいや!そんな話やめでっ!だめ!だめだめだめだめ」
「10代って新陳代謝良いからたくさん汗かくし、太ももお肉だらけで…」
「あぎっ!グッ、ググェっ!」
マサの股間からドピューと白い液が吹き出る。

「…いっちゃったの??マサ君いっちゃったの?」
集中すると小さく唸るような声が聞こえてくる。
可愛い。もっといぢめてあげたい。Mの快楽を教えてあげたい。
今回の電車での調教は本当に良かったと思う。
腰までしかない身長でお尻の間から顔を覗かせアップアップしているのを想像するだけで、
きゅんきゅんしてしまう。
それに、自分の欲に対する弱さを知れた。悔しい。
もっと自分を制御できたはずなのに…
とりあえずこの日はこれくらいにしてあげよう。
マサ君が女性のヒールで踏み潰される前に。